みんなの議会

猿払村議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日

有害鳥獣駆除について

2023年9月12日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「有害鳥獣駆除について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

次、3番目、有害鳥獣駆除について、お尋ねをします。有害鳥獣につきましても、同僚議員さんから何人か質問がされておりますので、私はこの4番目、駆除の後処理、駆除した後、やむを得ないというのか、解体処理をできないで射止めた現場近くで埋設をして、帰ってきている状況がかなりあるのではないのかと思います。それと、4番目、5番目の質問と関連するのですけれども、埋められた部位が5番目、クマの生息数が増加している。埋設処理をされたシカがクマの生息の助長になっているのではないか。クマは子どもが生まれると普通は、昔は1頭か2頭くらい多くても2頭ぐらいだったのが、最近テレビ等でも3頭くらい子グマを連れているクマが多く見受けられる。そういうのは餌があるからという指摘がされているところでございます。1週間前ぐらいの新聞だったと思うのですけど、釧路市にシカのジビエをなりわいとした工場が来年、稼働されるというニュースが載っております。年間は5千頭規模だと。しかも、きちんとした処理を行って、鮮度のよい、最高の鮮度を保った中で引き取って、5千頭ぐらい加工して全国の仕入れに対応する工場が釧路市にできるという報道がありました。それはこちらのほうから持っていくというのは、大変難しいことでありますけども、シカの頭数は、本当に今年は爆発的に何か増えているような気がいたします。処理について、そこへ置いてくるだけではなくて持ってきて、資源を捨てているのと同じなのですけど、動物、ペットの餌等にもならないのか。それはそれで、1つの道でありますけれども、あと、処理できない場合に宗谷管内で、たしか枝幸町だったと思いますけれども、1頭まるごと運んで、減容化施設に投入すると、1週間ないし10日ぐらいたつと骨だけになってしまう。そういうのでクマの生息の助長になるようなことは、避けていかなければならないのではないのかなと。全体のシカの駆除でありますけれども、宗谷管内も北海道中も全部同様の対策ですけれども、もう少しこう踏み込んだ対策はできないものか、この辺についておうかがいをしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

シカの資源として活用できないかという部分と、それから廃棄に当たり、現地埋め立てではなくて、減容化施設を設置してはどうかというところについてのご答弁をさせていただきたいと思います。宗谷管内的には、豊富町に民間の加工処理施設がありますが、駆除後は約2時間以内に、加工施設に持参しなければならないということと、また仕留める場所についても、シカの首付近でないと製品にはならないとされております。実質的には村内加工施設をつくらない限り難しいかなと考えておりますし、加工施設の整備は、民間が主導で行う必要があるものと考えておりますので、これまで民間企業から相談を受けたことはありません。また減容化施設等の処理整備につきましては、過去からの議員さんのご質問もありまして、猟友会とも協議・検討させていただいております。その中で猟友会として管理や運搬方法等も含めて、難しいというようなお話をいただいておりますけれども、この部分につきましては、継続的に協議を現在、進めているところでございます。あと、クマの生息数が増加しているという部分につきましては、近年、札幌市でもクマの出没に関する報道がされるなど、クマの個体数の増加は、全道的な問題であると私も感じております。本村の猟友会では、シカを駆除した後は、適正な処理として現地埋設をしておりますので、個体数増加の直接的な要因ではないと考えますが、村内においても、クマの出没情報が数多くあり、村民の安心・安全を守るためには、猟友会によるクマの駆除や警察、それから担当職員のパトロールを今後とも強化していくと考えております。

質問 野村雅男

いろいろな施設をつくっていくと費用も膨大にかかります。私たちもわかりますけど、実際に、村長さんも同じだと思いますけど、去年と今年を見たら、本当に頭数が違うなと、私1人だけ感じているわけではないと思います。ときどき日刊宗谷に稚内市での囲いわなだとか、結果とかは出ますけど、実際に減っているのか。全然減っていないというのが、私も含めて、おそらく全員の共有したもので、それはどうやればいいのか。やっていかないと、もっと増えていくと思うのです。それが市町村の課題であったり、道の課題であったりするので、処理をする、先っぽです。それをしたら、製品としてどうやって売っていくのか、どういうものに用途されているのか、われわれもなかなか頭も首も知恵も出てきません。ですけど、よそであるいは全道的に国として、補助を出していくと参入する民間企業だって、うまいところは、ジビエで成り立つだろうと。それは鮮度がよくて厳しく商品を提供できるところはいいですし、投資しても合うのでしょうけれど、投資しても合わない分野というのは当然あるはずです。でも手をつけないで捨てていいのか。今までは、捨てるばかりで産業的にも困っていましたけれど、菌とかを発見されて、まくと寄ってこないとかで、少しずつ認知されるようになってきたと聞いておりますけれども、しかしシカといっても、動物の餌に加工されて、使われるのではないのかなと感じるところでございます。これ難しい処理ですけれども、道のほうにも、あるいは国のほうにも、村長さん、力を発揮されてこういうようなことを処理していっていただきたい。そこには、草だって本当に食べ放題ですよ。どの程度、草地収量に影響があるのかわかりませんけれども、相当な数だと思いますよ。もし、シカがゼロになるということはないでしょうけれど、かつてシカがいなかった時代の収量から見たら、20%や30%ぐらいいっているのではないですか。もし、草をそのまま売る、市況価格悪化するかもしれませんけれど、全体的に牛の今の時代でいけば、いわゆる粗飼料が確保されて、安くなっても、安定的な粗飼料になるので、それが全部シカに横取りされているわけですから、農家の収入にもつながっていない。幸い草が足りないという話は聞いておりませんので、そこまで農家の方々も、そういう考え方にはならないのかなと気がしますけれど、しかし、このままほっておいていくと、そのうち影響がくるのだろうと考えている次第でございます。有害鳥獣については、これで終わります。農業の状況について。一昨年、乳量も乳価も上がらない。それとウクライナ、ロシアの戦争によって、もう急激に土壌改良材であるとか、あるいは家畜の餌になるコーンですとか、いろいろなものの価格が軒並み上がっているわけです。去年は年度当初から、そういうお話でございます。今はどのようになっているのか、落ちついているのかわかりません。最近、新聞の中で宗谷管内は、本当にほとんどのところは100%いってないと。猿払村の所属する東宗谷も全体で、90%とか、91%かそこらぐらいではないですか。最近ずっと。少しいいのは、北宗谷、豊富ですか、97%くらい、沼川も92、3%、その要因は何か。技能とか生産の縮小とかで、いい状況ではないです。非常に酪農も機械設備投資、非常に精巧な機械、人手と変わらないような機械が開発をされて、それを取り入れて、小人数でもたくさんの牛を飼って搾乳ができる。それで設備投資を重ねていきます。そして当然、牛も増えました。しかし、ここへ来て生産が減退している。状況を維持していくのも大変だと思いますけれども、最近、その我慢のできなくなってきたところ、そういうところは、乳量を守らない。全体的に去年の100%以上出荷しては駄目ですというところが、搾る地方地区もあって、100%を超えているところもあるようです。超えた分は、脱脂粉乳をその分、バックして買ってもらうみたいな乱暴な話です。酪農の繁栄があるのか。本当に猿払村の重大な基幹産業でありますから、私も注視をしているのですけれども、安定的な生産を助長するよう、村長さんもお考えをしていると思いますけれども、現在、村長さんが把握している状況、それから案件については、こういうふうに対処していく、そのようなお話をいただければと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

今年の夏は非常に暑かった、私もそういう印象を受けておりますけれども、牛も食欲が減退し、乳量も減少したとお聞きをしております。さらには、円安やウクライナ情勢への影響により、粗飼料や燃料、消耗品等が全て高騰している中で、大変苦しい経営が続いておりますが、本村の酪農事業者にあっては、ペナルティーが科せられるまでの乳量を絞れていない状況にあるとうかがっております。村としても、安定的な生産を助長できるよう、単独で草地力アップ事業や村営牧野の施設改修及び国営・道営事業などを行っておりますが、今後におきましても、東宗谷農協や近接自治体と協議・連携を図りながら、対応を進めてまいりたいと思っております。

質問 野村雅男

村長さんから乳量の減少、猿払村はペナルティーを科せるだけの生産が上がっていない。ですけど、本当はもっと絞りたいのではないですか。牛を食べる飼料も。あるいは土に入れる肥料も入れて、もっと絞れる余力があるのです。そう思いませんか。だけど、それがままならない。もっと生産を上げられる。だけどそれが生産を上げるのをとめている。だけど、今年は天候もよかったし、私の見ている限りでも、草は過去にない大豊作ではないのかと思います。粗飼料はある。そうしたら、牛も投入してもっと絞れる。だけれど、そうでない。絞るとまた粗飼料とかに手をつけなければいけない。どうなのですか、その辺は。私は、もうここ何年かで結構皆さん方、パイプミルカーとか大きな投資をされてきて、そして増産に踏み切って、まだ2年か3年、長い人でも5年ぐらいなったかならないかと。そのような感じだと思いますけれども、ここへ来て、減産体制になっているというのは、大変だと思います。そういう状況を村長さんも把握していると思いますけれども、それに対して有効な手だて、何か考えられないのですか。農家のお話を聞いていないですか。もう1回答弁をお願いします。

答弁 村長 伊藤浩一

直接、減産というところについてはお話をうかがっておりませんけれども、ただロシアによるウクライナ侵攻によって、粗飼料や物価と燃料も含めて高騰していて、経営全体としては非常に厳しいというお話もうかがっておりますし、それに対しまして、われわれとしても、道・国のほうにいろいろな制度をつくっていただいたり、助成補助制度をつくっていただいたり、いろいろな形で村としても応援をさせていただいたという経過もあります。ただ牛というのは、毎日、乳を搾らなければなりませんし、乳を廃棄したというようなお話をお聞きしておりませんので、今年は先ほども答弁しましたとおり、非常に暑い時期が続いたというところで、牛の体調も非常に弱ったというところでの減産があったというようなお話はお聞きしておりますけれども。ただ全体として経営が非常に厳しくて、うちとしては離農が進んでいったというところはないと理解をしておりますし、今後、状況がすぐ回復できるわけではありませんので、東宗谷農協としても、価格高騰により、国のほうに乳価の部分についても、努力をして脱脂粉乳もありますけれども、そういう振り分けを含めながら、農林水産省のほうに要請・陳情もしておりますし、私としても、期成会と一緒になって、道・国のほうに要請・陳情しているという状況でございます。

質問 野村雅男

農業に関しては、大変な時期でありまして、私たちも注視をしていきたいなと。それから村長さんも情報等があると思いますけれども、農家が意気込みを持って継続できるような環境を少しでも、よい環境になるように鋭意努力をしていただきたい。お願いを申し上げます。

出典:猿払村議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる