みんなの議会

猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日

防災対策について

2023年3月7日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「防災対策について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

1番目、防災対策について村長の所見を伺いたいと思います。本年明けてから北海道の発表によりまして、千島列島海域を震源とする大きな地震が起こった場合に、オホーツク海沿岸に押し寄せる津波の情報が大きく紙面をにぎわせておりました。その中で、市町村に津波が押し寄せた場合の浸水想定が策定されたところでございます。猿払村への最大級の津波到達が5.9メートル、浸水域が697ヘクタールと発表されましたが、以下の点についてお伺いをしたいと思います。猿払村のほかにも、浸水面積が多いのは、紋別市、それから管内の枝幸町もそうでありました。今まで、いろいろな想定をしながら、対策を立てていると思いますが、今までとどういう想定の違いがあるのか。最大津波の5.9メートル、浸水域は697ヘクタール、この違いについてお伺いをしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの野村議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。議員おっしゃるとおり、先月20日にオホーツク海沿岸における最大クラスを想定した津波浸水想定が道より公表されました。これまで紋別沖、網走沖、北海道西北沖を震源とした3つのモデルが平成23年に公表されておりました。しかし、このたびの北海道防災会議のワーキンググループでの検討では、オホーツク海沿岸の地震活動が少ないことなどを踏まえ、本村に影響する部分として、日本海沿岸から回り込む2パターンのモデルと紋別沖を震源とするモデルの計3パターンを対象に津波浸水想定の見直しが行われたものであります。見直し後の津波浸水シミュレーションによる最大津波水位につきましては、浸水想定の大きいモデルで見ますと、知来別漁港が4.28メートル、浜鬼志別漁港が4.44メートル、浜猿払漁港が4.71メートルと想定されております。いずれにしましても、津波が襲来する恐れがある場合は、いち早く避難することが最も大事なことでありますので、村としても津波をはじめとした緊急防災情報の円滑な発信に努めるとともに、広報紙を活用するなど、防災意識の高揚にも努めていく必要があると考えております。以上です。

質問 野村雅男

質問の2番目、浜猿払、浜鬼志別、それから知来別、この想定がありましたけれども、この3地域につきまして、夏場もありますけど、今ちょうど厳冬から明けて春になりますけど、冬の厳しいときに津波が来たとしたら避難経路が冬でも確保されているのかどうか。また、されてない場合はどういうふうに想定されているのか、それについてお伺いをいたします。

答弁 村長 伊藤浩一

冬期における避難経路というご質問でございますので、屋内の指定避難場への経路の確保という観点でお答えをさせていただきたいと思います。海岸沿い地域における避難場所につきましては、知来別地区と浜鬼志別地区が小学校、浜猿払地区が交流センターとなっており、いずれも、冬期間の避難経路は確保されております。しかし浜猿払交流センターは海抜が低いため、津波被害における指定避難場所から除外し、浅茅野小学校を避難場所とする取り決めとしております。以上です。

質問 野村雅男

知来別地区、浜鬼志別地区は、各小学校が避難場所、それから浜猿払地区は、浜猿払交流センター。そして浸水の危険があるということで、浅茅野小学校となっておりますけれども、浜鬼志別を想定していただきたいのですけれど、道路は、除雪をされておりまして、それについて避難路は確保されていると思いますし、避難場所も当然確保できると思いますが、夏の間は、以前に、つけていただいた漁業協同組合の向かい側辺りから、丘というか坂を上って、通る道がありますが、冬期間は、そういう対策がなされていない。それで、冬期間でもそういう確保されているのかというのは、そういうことも踏まえて、それから知来別地区につきましても、小学校で間違いないのか、あるいはまた知来別のこちら側の小高い丘に避難する場合もあると思います。そういった中で、冬、車ではなくて歩いて避難される場合が多いと思いますし、そういうときに、歩いて避難をされる経路は確保されているのか、あるいは確保されていないのであれば、今後村長さんはどのように考えられていくのかをもう1回お尋ねをさせていただきたいと思います。

答弁 総務課長 中山誠

お答えさせていただきたいと思います。避難所には緊急避難場所と指定避難所と2か所ございまして、まずは屋外の一定の敷地を要するところにまず集まっていただいて、その後、長期の避難生活が必要だという段階において、屋内の避難所に移るというイメージで、通常は想定しております。今回のご質問ですけれども、冬期間を想定されていると思われますので、例えば知来別ですと指定緊急避難場所は、学校の上の丘というか墓地そばの裏山のほうに指定されておりますけれども、冬はご承知のとおり、除雪、開通がしておりませんので、冬期間に関しましては、小学校の2階のほうに避難するというような計画を整理させていただいております。ですので、議員おっしゃった避難階段ですとか、除雪というのは、現実的には難しいと考えておりますので、冬期間については、屋内の避難所に即、避難をするという整理をさせていただいております。以上です。

質問 野村雅男

津波の到達時間についてもそんな1時間も1時間半もかかるような時間ではない。そういった中で緊急的に避難をすることが可能なのかどうなのか。大きな地震があって、避難するのに車を出したりするのではなくて、徒歩で実際に歩いてみるということは、浜鬼志別も今まで2回ぐらい、実際にモデル的なケースでやりましたけれども、夏場でも歩いて来るということは、1番遠いところでは15分ぐらいかかるはずなのです。それを学校の下のほう、港地区のほうに住まれている人方は、ぐるっと回り道をしてくるわけですから、そういう場所がきちんと確保されているのと、いないのでは、相当時間に開きが出てくると思います。そういうものをもう少し、今回、道が発表していただいて、何十年に1回か、私たち生きているときは、ないとは思いますけれども、そういう備えがあるべきではないのかな。本当に昨今、非常に地震が多いなと、先日も根室沖で地震がありました。そのあと世界的な権威のある方ですか、京都大学の方がテレビに登場してみましたけど、メキシコの地震も兆候がつかみかけているというようなNHKの番組でありましたけれども、あと南海トラフですが、南海トラフも短くて150年あるいは200年、250年に1回は、相当大きな地震が来ている。そういうことが恐らく今後2、30年、50年以内にあるだろうというような想定をされておりましたけれども、本当に一つの地震が次の地震を押しているみたいと考えるのは私だけではないと思います。そういった中で、いつ地震があるのか分からない中で、避難経路を確保しておくべきではないのかなと考えます。それから3番目、避難場所での電源は確保されているのか。浜鬼志別も1回避難をしました。役場の職員さん方、そのときは停電でありましたから、各戸に回っていただいて、学校に避難してくださいと。それで学校の体育館が停電で、北海道電力の発電車が来たのは相当夜暗くなってから、その頃は地域の人方は皆さん、家に帰りましたけれども、漁業協同組合さんに来られている中国人研修生の方々は、体育館に残っておりました。暗くなってからようやく電気が来たということもありましたので、停電した場合に、臨時の電源というのは、どういうふうに考えているのか。どうですか。

答弁 村長 伊藤浩一

電源の確保についてということで、各地区の自主防災組織におきまして、平成25年度から平成27年度にかけて、北海道などの補助事業を活用させていただきまして、発電機を各施設に2基ずつ整備をさせていただいております。

質問 野村雅男

発電機は、浜鬼志別も2台確保しておりますけれども、それで電源全部回るのですか。大型のものが1基ないと回らないのではないですか。そういう点でもう一度。

答弁 総務課長 中山誠

お答えいたします。村長のほうから、各避難所に発電機2基ずつを設置しているということで申し上げましたけれども、1基は、インバーター型といって電圧が一定して使える発電機がございまして、残り1基は通常のものとなっております。発電機の能力ですけれども、1基が2800ワット、もう1基が2200ワットということで使い方によりけりなのでしょうけれども、一応その程度の能力を持った発電機を配備しているということでございます。

質問 野村雅男

今、村内には大きな発電機の備蓄といったらおかしいのですけれど、予備的に置いているものはありますか。そういうものも必要になってくるのではないのかな。多分、備わっている発電機、私も確認して2基ありますけれども、例えば学校の体育館の電源をどうこうできるような状況ではない。あかりとか、あるいは暖房の一部を回す電源は取れると思いますけれど、体育館全体を回すだけの電源がとれるのか。それを確保しておく必要性はないのかどうか、その辺もう1回お願いいたします。

答弁 総務課長 中山誠

お答えいたします。先ほど説明したとおり、常時備え付けている発電機2基ということでございます。災害の期間ですとかで対応が変わってくる部分もあると思うのですけれども、仮に長期化する可能性があれば北海道電力さんですとか北海道開発局さんのほうだとかに、電源供給車両の派遣を要請するとかも一つ考えられます。その他、役場の災害対策本部にも基数は頭に入っていないのですけれども、何基か発電機がございますので、避難所のほうに運んで、一定程度の対応というのは可能かと考えております。以上です。

質問 野村雅男

検討していただきたいなと思います。冬期間、災害があったとき、電気がない、暖房がない、何かあっても電気がないと車の中にいるのですか。車の中にいるということは相当数な駐車場を確保しないと、家のそばではないですから、全員が車に乗って過ごすのか。一つ役場の部内で検討していただいて、電源は大事なものですから、小さいものをたくさん集めても大きな体育館は回りませんので、大きなものを1台でも2台でも確保するような手だてをとっていただきたいなと思います。それから避難したときの水や食糧は確保されているのか。それから次に、避難場所での寝具等の確保、これらの状況についても一つ、お知らせをしていただきたい。

答弁 村長 伊藤浩一

まず備蓄食糧の関係についてご答弁を申し上げたいと思います。備蓄食糧の管理につきましては、各地区の自主防災組織に現在お願いをしております。更新時については、いくら更新したという把握は、はっきりとしておりませんけれども、一部地域におきましては、村の補助制度を活用し、更新を行っていただいているという状況でございます。また、これとは別に村の災害対策本部でも備蓄計画に基づき、食料と飲料水を確保しております。また避難所での寝具等についての答弁をさせていただきますが、こちらにつきましても、平成25年度から平成27年度にかけて各地区で毛布と寝袋を整備いただいており、さらには感染症対策として昨年夏に各地区へ室内個室用テントとエアーベッドを整備させていただいております。以上です。

質問 野村雅男

備蓄食糧、水は大事なものですから、十分なだけ確保しておいていただきたいとに思います。各防災組織もそうですけれど、村単独で何日にもとはならないかもしれないですけれど、1日、2日、そのぐらいの装備は最低でもしておいていただきたい。それから、寝具等も毛布とかも用意されていると思います。それでもう一つは、避難場所は学校ですから、当然トイレとかそういうものもありますよね。しかし電源が回らないとトイレも非常に大変になってくるのではないのかな。そこで簡易的トイレみたいなものを用意して、十分にひとつ、備えておいていただきたいなと要望いたします。いずれにしても、冬期間に起こったときにどう対処するのか。私たちも地域に住んでおりますので、本当に冬期間に起こったら、どういうふうになるのかな。自分たちも判断しづらいところですけれども、最低限のもの、先に質問した避難路、そういうのも今後、十二分に検討していただいて避難経路を確保していただきたいなとお願いを申し上げまして、防災対策については、道の発表があったので、村としても準備を積み重ねていくべきではないのかなという提言であります。

出典:猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる