みんなの議会

猿払村議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日

SDGsの達成に向けた取り組みについて

2021年6月16日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「SDGsの達成に向けた取り組みについて」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人が答弁しました。

質問者
山森清志 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 山森清志

では、次の質問に移りたいと思います。次の質問ですが、これは以前、同僚議員も初めてこのことに対して質問をして、その後、職員の方も、いろいろ講習会などを開いて勉強をしたと伺っておりますが、また違う視点からといいますか、基本的な部分を私は伺ってみたいと思います。2番目の質問ですが、SDGsの達成に向けた取り組みについて、お伺いします。近年、頻繁に耳にする機会が増えてきたSDGsですが、いまだに、どのようなものか理解されていないのが現状です。しかし、今や国内はもとより、世界の常識と考えられており、現在では、SDGsに取り組まない企業は潰れるとまで言われています。SDGsは、企業が取り組むものと考えがちですが、全国の自治体でも、未来都市計画をSDGsで作成するべく、目標を掲げて取り組んでいる自治体が、いくつも存在しています。17の開発目標の中には、本村が取り組むべきものがいくつも存在しています。SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の公募に向けた、計画の策定をするべきと考えます。また村内事業者への取り組み推進と理解を進めるべきと考えますが、村としての考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。今、議員からのご説明にもありましたけれども、村として、これまでのSDGsに係る取り組みとして、北海道が事務局となっております北海道SDGs推進ネットワークに、令和元年9月に加盟し、SDGsに関する各種情報の提供を受けておりますが、現在、このコロナ禍のため、昨年から、会議や研修等は開催されていない状況にあります。また令和元年11月には、村民を対象とした研修会を開催し、持続可能な開発目標、北海道でSDGsに取り組む必要性、猿払村の現状及び将来展望についての3点を主な内容として、道の担当職員より講演をいただき、約120名の参加をいただいたところでございます。そのほかとして、広報さるふつにおきましても、令和元年10月号から4回の連載にて、SDGsを分かりやすく紹介し、周知を図ったところであります。SDGsの17の開発目標の中には、既に、個人、企業行政で実施しているものもありますし、知らず知らずに取り組んでいることもありますが、議員から提案のありましたSDGs未来都市計画や自治体SDGsモデル事業の公募に向けた取り組みにつきましては、現在、北海道内のモデル事業として認定されている自治体は、札幌市、ニセコ町、下川町、上士幌町の4市町と把握しております。村として、モデル事業として認定を受けるためには、地域資源を最大限に活用し、低炭素社会と持続可能な社会実現に向け、2030年のあるべき姿の実現に向けた、高い目標を掲げて取り組む地域や都市でなければならないことから、村内の企業とも、今後、連携を図りながら、村としてのテーマや事業内容等について、検討を進めるとともに、再度、広報紙でSDGsについての周知を行うなど、村民の理解を深めていくことができるよう、今後、取り組みを加速させてまいりたいというふうに考えております。

質問 山森清志

これ、17の開発目標がありますけれど、結構、何でも網羅をされていて、今、村長が言ったように、知らず知らずに取り組んでいるものという部分に関して言いますと、ただ、それがSDGsの部分に取り組んでいないというだけであって、例えば、いろんなものがありますけれど、高齢者福祉活動もそうですし、前浜の清掃ですとか、後は新エネルギーですね。それから、産業廃棄物の再利用。これは、貝殻とか何とかほかの部分。後は糞尿もそうですけれども、全部これ、SDGsにそのまま移行できるものです。言えばまだまだありますよ。言ってみれば、どんなものを拾い上げても、全部、組み込んでいけるような形です。ただ、それをどういう解釈で捉えるかという部分に関して、計画をつくっていかなければならないという部分が、ちょっと面倒だなという気はします。実際に、民間では、もうどんどんどんどん進んでいます。私が知っているのは、ちょっと前に、北海道の一番有名なメロンをつくっている町がありますよね。あれで初競りが行われるわけですよ。200万円でしたか300万円で競り落とした方がいますよね。あの人のこと知りませんか。ここの役場に来て講演した方ですよ。交流センターで、1回。職員の方もたくさん出席しましたけれど、あの人は、自分で会社を起こして、もともと障がい者施設にいた方ですけれど、自分の会社を起こして、離乳食か何かを独自で作っていて、高級スーパー等で売り出している方です。私も何回も札幌でお会いしましたけれど、あの人は、SDGsができたばかりのころに、私に言ったのですよ。これからSDGsですと。私もこの予算を活用して、これを作りましたと言って、離乳食を見せていただきました。東京と大阪にある超高級スーパーが札幌に進出していて、大型スーパーの中に一角があるのですよ。そのスーパーに。たまたま、今年の正月くらいに行ったときに見ましたら、そこの会社の離乳食が並んでいました。儲かっているのでしょうね。そのメロンも、大きい金額で競り落としたくらいですから。言われて、初めてSDGsを勉強したのですよ。それが、2017年かそのくらいです。これ、2015年に採択されていますから。国連でね。興味があって、ずっと、ちょっとずつでも知ろうと思って勉強しましたけれど、難しくはないですけれど、いっぱいありすぎて、どうしていいか分からないというのがたくさんあります。逆に言うと、計画もつくりやすいです。ただ、何でこれ、ほかの地区が北海道でこれしか選ばれていないのかというと、SDGsをしてもしなくても、大した変わらないのですよ。ただ、問題は未来ですよ。未来。未来のことを今やっていくのが、SDGsです。そのための予算も、ちゃんと国から交付されます。ですから、やっているのとやっていないのとでは、未来に差が出るのですよ。今、村長が言った下川町とかは、もう第二期の計画を練っていますから、いち早く2017年に作ってしまいましたからね。もう2期目の計画が出来上がっています。ですから、それをまねすると言っているわけではないですよ。今、ちょっとずつでも取り組んでいって公募をして、もう今年の公募は終わってしまいましたから、3月に、来年に向けて、計画してみればいいと思うのですよね。言ってみれば、理想の自治体をつくるという部分ですよ。でも、国連に加盟している193か国が、全会一致で承認したものをやっていくということは、間違っていないことであると私は思っています。難しいものがたくさんあるので、いちいち追及はしませんけれども、やる意思があるのであれば、もっともっと勉強してといいますか、これもいいのという感じですよ。例えば、今、言った中の新エネルギーですとか、後は産業廃棄物の再利用。貝殻の再利用というのは、私もこの質問の中で何回もさせてもらっていますけれども、それもSDGsに乗せて、やっていけるのですよね。その分の予算も確保できるはずです。ちゃんとしたものをつくっていけば。ですから、それも未来のことですよ。いろいろやるべきことはあるのですけれど、今、実際に、どんな形で誰がやるのかというのは、おそらく役場の中では決まっていないでしょうし、やりたいと思っていないのかもしれませんけれども、これをやっていかないと、今現在、地方自治体の中で取り組みを行っているのは、全国で39.7%しかないです。約40%。でも、2024年、後3年後には、60%を目標にしているといいますから、その60%に入るのか、残りの40%に残るのかという部分の選択肢を迫られますよ。多分これから国に。ですから、その部分も含めて、やりますと明言をしてもらえないのかもしれませんけれども、ちょっとずつでも進んでいってもらえればいいのかと思いますけれど、今日の答弁の中で、今これだけ進んでいますというふうな期待をしていたのですけれど、それはないようなので残念ですけれども、是非、まずは第一歩として、来年度の正月明けたらすぐに来る選定に向けて、計画案を練ってみても良いと思うのです。この猿払村というのは、1次産業の村ですよね。例えば、浜でいうと毛がに、ほたて、鮭・鱒、農業でいうと酪農、乳製品、それがトップクラスですよ。全国で。そのトップクラスのものを活用して、SDGsに取り組むというのは、多分インパクトがあると思うのですけれど、何にもないところから自分の特徴品を引っ張り出していって、SDGsに取り組んで、それが選定されたという自治体も、全国にたくさん、私、全部プリントアウトしたのですよ。380ページありました。全部プリントアウトして、家にありますけれど、今日持っていこうと思ったのですけれど、重たくて持ってこれなかったので、全部は見ていませんけれど、こんなので通るのというものがあります。それを、全国トップクラスの一次産業を使って、是非、SDGsに取り組んでいっていただきたいと思うのですけれども、多分、これをやるとなると、企画政策課が当てはまってくるのかなと思いますけれども、どうですか課長。どんな感じで考えています。

答弁 企画政策課長 阿部真人

ただいまの質問にお答えさせていただきます。先ほど、村長からの答弁にもありましたとおり、令和元年度に、他の議員がSDGsについてということで質問がありまして、それ以降、村のほうでも、先ほどの村長からの答弁のとおり、またSDGsについて、いろいろと村民に周知しながら、広報さるふつを利用して、職員も含めて、SDGsについて勉強してきたところでございますが、私もその後、いろいろ勉強させていただいて、SDGsについて、どうなのかということで検討していたところでございますが、このSDGsという部分については、補助の関係についてもいろいろと調べてみました。補助については、まず令和3年度、だんだん補助金が少なくなってきておりますが、令和3年度については、全体マネジメント、普及、啓発等の経費ということで、1件当たり1700万円を上限として、定額補助になっているという部分と、もう一つ、実行として、実施計画経費については、事業費2千万円で、国費1千万円の2分の1を上限として定額補助になるということで、今、補助金の制度ということになっているということで、その辺、村としても2030年に向けてのテーマ、猿払村にあるべきテーマということをターゲットにして、先ほどの村長からの答弁にもありましたとおり、それを絞った中で、どういう形でテーマとして取り組むべきかというのを、猿払村の2030年に向けてのいろんな取り組みをしなければならないということで、ニセコ町ですとか下川町、上士幌町についても、2030年のあるべき姿ということで、しっかりとしたテーマに基づいてやっているものですから、そういった部分についても、2030年に向けて、テーマに向かって決めていかないと、なかなか進んでいかないという部分もあるものですから、それを少しずつ、私も勉強をしながら、進んでいきたいなとは考えておりますが、この事業に向けてやるとなれば、かなりハードルが高いという部分もありますので、もう少し勉強させていただきたいなと思いますので、答弁になっているかどうかはわかりませんが、そういう形で、今、検討を進めていきたいと考えております。以上です。

質問 山森清志

今、課長の言ったように、補助金の額としては、そんなばかみたいに大きな額ではないのですね。でも、選定されると、また違うルートがありまして、いろいろあるようですけれども、今、言ったように下川町。何で私、これを言ったかと言いますと、道北、上川も道北地区ですよね。でも、宗谷管内では、まだないのですよね。北海道は特に少なくて、本州に行ったらすごい数の自治体がやっていますから、是非、宗谷管内で決めるわけではないですけれども、この地区で、やっぱり先駆けていろんなことをやっていくという部分に関して、一次産業に関しては、さっきも言いましたようにトップクラスの実績があるわけですから、それを武器にして、このSDGs、いつも予算の中で四苦八苦するのではないですか。少しでも予算を確保できるようなものがあれば、こういうものを活用して、なおかつ国からも認められるわけですから、今後、やりやすくなってくると思うのですよね。もちろん、計画書を作るのは皆さんですから、大変だろうと思いますけれども、私も下川町の第2期分の計画を見ても、書いている内容というのは普通のことですから。当たり前のことを何かたらたらと書いているだけの話であって、何も難しいことはないと思います。では作れよと言われたら作れませんけれど、そんな形だと思います。ただ、今やっていることを移行するだけですから、何も難しいことはないはずなのです。ただ、作り方がいろいろあるようで、私もまだまだ勉強していない部分もありますけれど、具体的には言えませんけれども、是非、私も勉強していますし、皆さんでしたって、これから勉強せざるを得なくなってくるはずなのですよ、きっと。こういうのは。なかなか時代についていくのは大変ですけれど、でもそういう時代になっているのは事実ですから、議員も、もしかするとこれから勉強会を開いて、勉強をすることがあるかもしれません。お互いに勉強をしながら、こういうことをやっていくのは、これからの時代に沿っていくものであると思いますけれど、時代に遅れないように、やっていっていただきたいと。もちろん、私も勉強しますし、また機会があれば、もしかしたら質問の中で伺うこともあるかもしれませんので、その辺のことを、是非、よろしくお願いしたいと思います。これ、質問してもなかなか議論にならないと思うので、この辺で終わりたいと思います。

出典:猿払村議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる