猿払村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日
多様な森林整備の検討について
2021年3月9日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「多様な森林整備の検討について」質問し、村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司が答弁しました。
- 質問者
- 山森清志 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 山森清志
おはようございます。それでは、通告に従い、順次質問をさせていただきます。まず、1つ目の質問ですが、多様な森林整備の検討について、お伺いいたします。令和3年度村政執行方針の中に記載されている多様な森林整備の検討項目の中で、1.村有林地の育成状況の把握。2.分収造林整備計画の実施。と記載されていますが、具体的に、生育状況を現在までに、どの程度把握しているのか。また分収造林整備計画の具体的な整備内容をお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまの山森議員のご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。国立研究開発法人森林研究整備機構森林整備センターと分収造林契約を締結している造林地については、事業の検査や次年度の事業量を把握するため、毎年度、森林整備センターの職員と同行し、現地確認を行っているところであります。契約期間は、約75年という長期となり、その期間内での造林計画では、植栽、下刈り、つる切り、主伐という工程を進めることとなっておりますが、毎年の現地調査により、計画内容の変更もあることから、森林整備センターと協議をしながら、事業量と事業費を年度ごとに決定し、施業を進めております。また国と分収造林契約を締結している造林地についても、国の担当職員と現地確認を行い、造林計画を基に施業をしてきましたが、思うような施業ができなく、また現地の造林木の成長が良くないため、平成29年度には、間伐の時期を10年遅らせる造林計画の変更となっております。以上です。
質問 山森清志
この林業の部分に関しましては、私も何度か一般質問等で質問をさせていただいております。その中で、林道の整備という部分を、数年前の一般質問で村長にお伺いしましたところ、まずは、林道整備から始めたいということを答弁としていただきました。その林道整備というのは、進んでいるのかどうかというのは把握しておりませんけれども、まずその林道を整備してから、国有林なり民有地の部分に着手していきたいというふうに答弁していたのですけれども、その後、進展はあったのかということを、まず1つお聞きしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
まず林道整備事業については、現在進んでおりません。確かに、間伐ですとか除伐ですとかの森林整備をするためには、林道整備というものは必要不可欠なものであるというふうには認識しておりますけれども、道の補助も含めて、莫大な費用がかかることから、今のほかの事業を進める上で、優先順位としては、今の段階では低いだろうというふうに、今のところ考えております。
質問 山森清志
この森林の部分に関しましては、森をつくるという部分に関しても、もう何十年とかでなしていくものでありますから、今すぐどうのこうのということは言いませんけれども、計画の中に入っているのであれば、これは、村政執行方針の中に含まれている部分からピックアップして、今回の質問全般ですけれども、私は質問をさせていただいております。出しているということは、やる気があるという部分だと受け止めていますけれども、何かというと、この森という部分は、結局は川につながって、海まで達しているという部分で、海洋環境にも影響するという部分は、これはもう誰でも分かっていることなので、その部分を今後、長い年月をかけてやっていかなければならない。それを、今、執行方針の中に入っているということは、今からやっていくというふうに私自身は捉えているという部分で、質問をさせていただいております。もう一つの質問の中で、分収造林という部分ですけれども、実際に本村で、今これが行われているのかどうかという部分と、これから計画するという部分で、これどっちなのでしょうかね。もう始まっているのでしょうか。それとも、これから計画するという部分なのでしょうか。その辺をお聞きしたいと思います。
答弁 産業課長 小林智司
お答えします。分収造林事業につきましては、国の分については、昭和54年から始まりまして、平成14年まで実施してございます。先ほど申した、森林整備センターの分収造林計画につきましては、平成元年度から平成6年度までの実施となってございます。以上です。
質問 山森清志
ということは、これもうすでに分収造林という部分は、着手しているということで捉えてよろしいのですよね。契約何年か分かりませんけれども、数十年後に完結というふうになると思うのですけれども、私自身もいろいろ調べましたけれども、いろいろなことが言われてまして、結局赤字になって収拾がつかないという部分で、やめているところがたくさんあるという話も伺っています。その辺に関して、役場がどの程度把握しているかは分かりませんけれども、あとは国と契約者の間の話ですから、役場の中に情報が入ってきているかどうかは分かりませんけれども、それも含めて、結局、何を言いたいのかというと、今ある国有林なり何なりという部分が、村の大半を占めているわけですよね。それを何とかしなければならないと。前回の一般質問の中でも言いましたけれど、もう50年以上経過していて、このまま放っておいてしまうと、森自体がだめになってしまうという部分まで達している時期に入ってきているという部分なのですね。住んでいるところは住宅街ですけれども、山のほうを見ると、あれは全部、裏側は国有林ですから、ものすごい大きな面積を猿払村は有しているわけです。それを、国と一緒に考えていかなければならないという部分で、いろいろ調べた結果、この分収林計画というものが出てきたという部分でお伺いしたということが、今日の経緯なのですけれども、その分収林も含めて、どうしていくかという部分を考えていかないと、国は考えているかもしれませんけれども、結局、やって目に見えているという部分は、こちら側から見えている企業が有している面積の部分であって、裏側はほぼ国有林ですから、あの部分をどうしているかというものを、道や国と詰めた話をしていかないと、計画自体が成り立っていかないと思うのですよね。今計画しても、始まるのはもう数年も先の話になってしまうということを考えると、やっぱりその辺も含めて、これからきちんと林業もやっていくという部分を述べていただきたいなと思いますけれども、いかがでしょう。
答弁 村長 伊藤浩一
過去に、この林道整備の事業について、議会のほうから反対をされて、事業が展開できなかったという経過もありますけれども、今議員がおっしゃられたとおり、確かにこの森林という部分については、いろんな腐葉土も含めて、海のほうに栄養をもたらすという、事業としては非常に大事なものだというふうに、私も考えておりますので、改めて、道産木材の利用価値がこれから増えてきて、林業も今、若い人たちが就職をされる一つの選択にもなりますし、旭川では、そういう専門学校もできたという形の中で、少しずつではありますけれども、また改めて、道と国のほうと、どういう計画でやっていったらいいのか。また私も、この部分については詳しいほうではありませんので、また担当課と道、国のほうの助言をいただきながら、進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 山森清志
この事業に関しては、先ほども言いましたように長い年月が必要なので、その部分をやっぱり早急に進めていかないと、計画自体も長いものになってしまいますから、ぜひ国や道と一緒に事業を進めていってほしいなと思います。今、村長は詳しくないと言いましたけれども、私も本業は海のほうですから、詳しいわけではありません。名字は山ですけれど、本業は海ですので、詳しくないのですけれど、やっぱり繋がっているというところで、いろんな部分が影響を考えられるということもありますので、ちょっと余談になりますけれども、10年前でしたか。大雨が降ったときに、ものすごい記録的な大雨が降って、日本海のほうの大きな河川から、山のほうから木材がどんどんどんどん流れてきて、確か5日か1週間後でしたか、ここの海まで流れてきたのですよ。ほんとに家よりも大きな塊が何十個、何百個も海の上に流れているのですよ。あれを見たときは、もうびっくりしましたね。それが漁網に引っかかって、定置の人たちは苦労したということもありましたので、やっぱりああいうのを見ると、海と川と山は一つだなという感じもしましたので、それは余談になりますけれども、この林業の部分は、今、事業者は猿払村にありませんけれども、16~17年前に撤退してしまったのでありませんけれども、森林組合は、まだ豊富猿払森林組合なので、組合自体はあると思うので、ぜひ進めていただきたいなと思います。答弁はいりません。