みんなの議会

猿払村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日

空き家関係について

2018年6月26日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「空き家関係について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

一般質問通告書に基づき、質問をさせていただきたいと思います。このたびは、2項目6点について、お聞きします。この質問27年にもちょっと行ってるんですが、急速に空き家の増加率が日本全国で増えている中、もう一度猿払村についても、空き家関係について、質問したいと思います。今年度、今年、平成30年は5年ごとに行われる住宅・土地統計調査の調査年になっております。平成25年の住宅・土地統計調査によると日本全体の空き家率が13.5%、北海道では14.1%となっておりました。予測ではありますが、本年は全国平均で16.9%、さらに5年後は21.0%になるとの予測報告があります。猿払村でも空き家が非常に目立つようになり、27年の報告では空き家率が5%、戸数においては40戸で、この数字に関しては、民間の住宅、建物のみでした。公営住宅、職員住宅等を含めた、村で所有している村全体での空き家率、空き戸数についてお聞きします。それとともに、村として、村内の空き家の危険度、景観、ごみの不法投棄等を含めた、空き家の現況確認等の調査を、過去において行ったことがあるか、ということについてもお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず最初に、村内に所在する住宅個数につきましては、現在のところ総体で、1245戸と把握しており、その内訳につきましては、課税客体としての家屋が、845戸、村が管理する住宅としまして、村営住宅264戸、村職員住宅92戸、教職員住宅44戸となっております。また、ご質問にあります、空き家となっている住宅につきましては、一般住宅で36戸、村営住宅23戸、村職員住宅16戸、教職員住宅2戸の内訳で、合計77戸と把握しております。なお、ここでの空き家の定義につきましては、一般住宅においては、管理がされていないと判断される住宅、また、村が管理している住宅においては、老朽化顕著で、入居させることが困難と判断される住宅のみを対象としており、一時的に空き家状態となっている住宅は含まれておりません。以上により、村内における現状の空き家率は6.2%と押さえております。また、空き家の現況調査につきましては、稚内地区消防事務組合火災予防条例に基づき、消防支署で毎年実態調査を行っており、危険な状態と判断される場合は文書により所有者等に管理の改善を促しております。以上です。

質問 小山内浩一

今村長から答弁をいただきましたが、管理されていない空き家ということですよね。ということは、実際の空き家の率はこれ以上増えるということで考えられると思います。この2年間で、前回が民間で5%、今回6.2%ということで、1%上昇率ということは、国から含めると、ちょっと空き家率の上昇率は少ないのかなと思いますけども、まだまだ増える可能性がある。また一時的な空き家になっているのは入れていないということですから、実際の数字としてはもっと高い数字になると考えられます。また、空き家の危険度、景観ですが、消防のほうで調べてるということですが、そのデータベースとかっていうのは、消防だけではなく、村のほうでも建築や総務、住民課と横断的な形でデータを保有してるのか、共有してるのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中山誠

お答えをさせていただきます。データについては、消防の調査ということで、村長も申し上げましたが、このデータについては、村としては、総務課では共用しておりますが、今おっしゃられた建築部局、税務部局等との共有は今のところされていないという状況です。

質問 小山内浩一

データの共有はないということで、空き家が多くなって、想定される問題、皆さんご存知のとおりかと思いますが、防災性の低下や、防犯性の低下、空き家付近に不法投棄をすることの誘発だとか、衛生上の悪化、特に風景や景観の悪化等、様々な問題が考えられます。今は総務課と消防でしか、そのデータを共有してないということなんで、こういう問題を考えたときには、当然、建築だったり住民課だったり、観光を司る企画だったりというところも、そういうデータを共有するべきだと思いますが、その辺についての答弁をお願いしたいなと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

小山内議員の今後の質問にも絡んできますけども、そういうことも大変重要ですので、各課横断的にですね、情報共有してまいりたいというふうに考えております。

質問 小山内浩一

行政全体でデータを共有してですね、次の空き家対策とか政策に反映させていただきたいと思いますが、27年の質問以降、平成29年3月に、猿払村空き家バンク制度が制定され、今現在まで活用されております。状況については、昨年ホームページを通じて、中身を見させていただきました。現在までの、1年と数ヶ月立ってますが、現在までの登録状況、実績等をお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただいます。制度開始以来、これまで2件の登録がありましたが、自己都合により、いずれも登録が抹消されており、現在の登録者はいない状況となっております。以上です。

質問 小山内浩一

2件の登録と、今現在抹消してるということでございますが、どうしても空き家バンク制度、1つ前に進んだ空き家政策の政策であったかと思いますが、どうしても受動的な政策かなという感じがします。前回、質問で村長の答弁では、定住、移住対策についても、空き家バンクと絡めながら政策を進めたいんだという話でしたが、この一年間空き家バンクを見てみると、ちょっと言葉はあれですが、ただ登録してホームページに載せているだけ、なかなか広報だとか、外部に関しても、空き家バンク制度が発信されているようには、この1年間、考えられませんでした。今抹消されているということですが、もう少し能動的にですね、村として、空き家バンクを使っていただくような、村民に対してのアピールや、外部に対してこういう空き家バンクがありますよという発信の仕方についてをお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたと思います。先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、村内における空き家率は6%程度となっておりまして、全国、全道平均と比べますと、本村の空き家の割合は、比較的低い状況というふうに感じておりますが、今後予想される核家族化や少子高齢化社会を考えたとき、空き家対策は避けては通れない問題であるというふうに私も思っております。次のご質問にもございますけれども、空き家を未然に防ぐための対応策も含め、空き家等対策計画の策定を急がなければならないという認識は当然ながら持っておりますので、議員おっしゃられるとおり、内部の体制整備や条例化等も含めてですね、今後検討するお時間をいただきたいというふうに思っております。以上です。

質問 小山内浩一

単純に1つ聞きます。空き家バンクを所管してる課はどこになりますか。

答弁 村長 伊藤浩一

総務課の情報防災係になります。

質問 小山内浩一

総務課ということで、空き家バンク、様々な地域で空き家バンク、近隣でいえば中頓別町だったり、稚内市とかも行ってますから、逆に、移住定住を絡めながら、空き家バンクを情報発信するのでなくて、逆に、総務課のほうで空き家に入りたい人募集するというような政策を考えたり、そういう事業を移住、定住にかけてしたことがありますか。

答弁 村長 伊藤浩一

今まで行ったことはありません。

質問 小山内浩一

2点目の質問とはちょっと違いますが、皆さんもご存知のとおり、猿払村、様々な団体の話を聞くと、住宅環境、住居環境が非常に悪いというお話を聞いているとこです。なかなか住居、住宅に入るところがないのにそういう情報発信するのが非常につらいのですが、移住、定住も絡めながらですね、逆空き家バンク的なものを、発信する。それによって、空き家バンクの登録者を増やす、3問目の質問にも関係あるのですが、予備空き家、これから近い将来空き家になるっていう情報は多分小さい村であれば、村職員だったり、民間の団体だったりと交互に利用すれば、情報としては、早めにつかめるのではないのかと思います。村長もおっしゃるとおり、空き家を作らない政策、予備空き家の情報を早く把握するデータをつかむということは、非常に大事だと思うのですが、その点について、村長のお考えをお聞きします。

答弁 副村長 眞野智章

お答えをさせてもらいます。予備空き家の把握については、議員がおっしゃるとおり、行政だけではなかなか難しいのかというふうに思っていますし、これは民間の人たちも含めて、地域の人たちも含めてですね、情報の収集をですね、きちんとしてまいりたいなというふうに思っていますし、その前段として、次のご質問にもあるかと思いますけども、やはり、きちんとした空き家対策の計画をですね、作っていかなければ、この辺の情報収集についても、なかなか個人情報の部分もございますので、その辺についても、しっかりこの計画の中で作ることによって、情報の把握もしやすいのかというふうに思ってますので、その辺を早急にまとめていきたなというふうに思っております。以上です。

質問 小山内浩一

3点目の質問ですが、平成27年には空き家対策特別措置法が施行され、法律によって地方の空き家対策を後押しし、空き家の放置を抑制し、市町村が特措法により撤去や活用を促す空き家対策計画を策定することなど、現在でも空き家問題は重要視されていますが今後はより一層の対策強化が求められると考えられます。猿払村での空き家対策計画の策定の計画と村長の考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。先ほどと、答弁が被ってしまうところがあるんでございますけども、空き家を未然に防ぐための対応策も含めてですね、今後空き家等対策の計画策定を急がなくてはならないと、私自身も思っておりますので、先ほどご質問にもありましたとおり、各課横断的にですね、情報共有しながら、今後内部の体制整備がですね、条例化を含めて、検討していきたいというふうに考えております。これは早急にやっていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 小山内浩一

条例化を早急に進めるということで、様々な地域で、空き家対策や予備空き家に対する対策が行われています。今猿払村では、消防でしか空き家に対する調査を行っていない。まずは、空き家対策する条例を作るにあたっても、まず、予備調査、実態調査が必要だと思われます。たぶん今、村の消防の調査であれば危険度だとか、防災上の観点からたぶん消防の調査が行われていると思いますが、実態調査としては、建築的な観点からとか、住んでいる方々も含めた実態調査、これから何年か後に空き家になるであろう、村長が掲げる生活支援ハウスとかの計画もありますので、それを含めながら横断的な調査が必要だと思います。その上で、データベースの構築、その後に猿払村においてどんな条例が適しているのか、一元的に札幌市や旭川市、稚内市でできているような条例ではなくて、猿払村に適した条例を作るべきだと考えます。そのうえで、空き家バンクの活用だったり、外部から人を呼んできたり、それとか、うちの村でも快適な住まい作りの条例がありますが、違う方に住居を渡す形になるときの改修支援の有無。前回の質問でも村長おっしゃってましたが、除却費用に関する費用の補助等もありますので、その辺の全体的に網羅した条例の制定を望みたいと思います。次に、4番目の質問に移ります。国のデータによると、空き家となった住宅を取得した方の原因は半数以上が相続での取得であるというアンケート結果があります。猿払村でもこの取得原因を考えると予備空き家が数多くあると思われます。空き家になってからの対策ではなく、空き家になる前の対策も必要と考えます。村としての事前対策についての考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。空き家前の対策になりますと、現に居住している住宅が対象となりますので、その所有者等への啓発活動が重要と考えます。本村には、不動産業者がありませんので、猿払村空き家バンク制度の適正な運用が特に有効であるというふうに考えております。従いまして、この空き家バンク制度の普及啓発を継続的に行い、住民に制度理解を得られるように対応してまいりたいというふうに考えています。しかしながら、その一方で老朽化した住宅につきましては、空き家バンクを利用した売買等は困難であると想定されますことから、議員ご質問にあったとおり、提案にあったとおりですね、除却に対する補助制度の創設も併せて検討してまいりたいというふうに考えております。現に私のほうにもですね、将来的に娘のところ、息子のところにいきたい、ここの住宅も空き家になってしまうというようなことも、耳に入ってきておりますので、そういうところもいろいろ、各課横断的にですね、今後検討していって、扱える住宅については、先ほどいったとおり移住、定住もしくは、村内の人が入っていただけるような形の中でどうしていくかと、村で買い取るのか、個人で売買してもらうのかという部分で検討しながらですね、今後進めてまいりたいと、なるべく空き家を出さないという形にしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 小山内浩一

今村長の答弁のとおり、やはり空き家を作らない、出さないというのが、1番の効果かな、予防効果かなと思います。行政の中で横断的に情報収集をしていただくのが1番かなと思いますが、やはり年次的に計画を作る、情報収集するにあたっても1年に1回とかではなくて、日常の中でそういう情報収集の機会を作るのもいいのではないかと考えます。保健センター等で保健師さんや訪問看護や、楽楽心に来る来所者の方々とかの情報収集も非常に大事ではないのかなと考えます。先ほども言いましたが、消防、建築、総務課、保健センター等通じてですね、猿払村の情報収集をして、条例化に向けて、政策を行っていただきたいと思います。

出典:猿払村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる