みんなの議会

猿払村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日

基幹産業の進展と新産業の創造について

2018年6月26日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「基幹産業の進展と新産業の創造について」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
山森清志 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 山森清志

次の質問にいきます。2つ目の基幹産業の進展と新産業の創造についてお伺いしたいと思います。昨年経産省のIoTプロジェクトである地方版IoT推進ラボ に本村が選定され基幹産業である漁業、農業の進展と安定化を図り設備投資の負担軽減、労働力不足の解消等の課題をIoT技術やAI技術を用いて今後の基幹産業の進展を図っていくものと考えますが、猿払村IoT推進ラボの基幹産業構想についてどの様な事業計画が策定されているのかお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。現在IoT推進基本構想の策定に向け、取り組みを進めているところでありますが、村民や関係機関の意向をしっかりと組んだ内容とするため、すでに行っております住民向けワークショップの複数回の開催や、関係機関への意見徴取を行うほか、年明けにはパブリックコメントを経て、策定作業を進めていくこととしております。具体的な内容につきましては、これから詳細を煮詰めていくこととなりますが、その一端としましては、IoT実装事業の展開やテレワーク拠点の整備等について盛り込む予定となっております。以上でございます。

質問 山森清志

まず、今の答弁の中で、パブリックコメント、内容は分かりますけども、これの具体的なものは、どのような形でもっていこうとしてるのか。それからテレワークの部分に関して、この間、道の駅の2階でありましたよね、あの結果っていうのは、どのような結果っていうよりは、どんな雰囲気だったのか、この中で参加した企画政策課長、参加してどのようなものだったのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 企画政策課長 阿部真人

それではただいまの質問にお答えをさせていただきます。まず、パブリックコメントについては、年明けの1月頃開催を予定しております。内容につきましては、これからいろいろ村のほうでIoTを含め、漁協とも、あと関係機関とも協議いたしまして、いろいろな部分を検討してまいります。その中の事業で大体いろいろな部分で中身が煮詰まりましたら、村民向けに、広報または、ホームページ等で、パブリックコメントということで、いろいろ村民の意見を聞きたいという考えでございます。もう1つについては、6月20日の水曜日に、さるふつ公園の管理棟の2階で行いました、ワークショップについてでございますが、まず、参加人数については、大体30名程度参加しております。時間については、夕方の6時から8時半、2時間半ということで開催をいたしましたが、まず、参加者については、役場職員もそうなんですが、農協、漁協、あと個人、ほか各種いろいろな方々が参加していただいて、教員の方も参加していただいております。その中で、今回、ツクルという会社の合同会社ツクルというところのほうに、このIoTの推進構想策定業務ということで、委託をしておりますが、その三宅さんっていう代表の方と、もう1人ワークショップの講師として加藤肇子さんという方なんですが、こちら街づくりの観光デザイナーのセンター代表ということで、かなりいろいろな観光の部分に、いろいろな部分で長けている方が中心になりまして、いろいろお話をいたしました。当日なんですが、各テーブル、7テーブルに分かれまして、大体4名から5名の方々がばらばらにですね、その中で、1つのまずテーマということで、まず最初にさるふつ公園の管理棟の2階をまだ、いまのところ活用という部分では、特にイスとテーブルを置いてるだけということで、なかなかそういうのが決まってない部分で、どういった活用がいいだろうかということで、皆さんに話し合っていただきました。その中でいろいろな案がでまして、中には喫茶店にしたほうがいいとか、またいろいろな学習塾にしたほうがいいとか、いろいろな意見がでまして、これを早急に、委託業者のほうでまとめていただいております。本当になかなかワークショップっていうのは、やったこともなかったものですから、いろいろな本当に内容の、想定できないような良いアイディアもでましたし、このアイディアをもとに、いろいろまた検討させていただいて、このワークショップの内容について、今回だけではなくて、今後もいろいろワークショップを行っていって、さるふつ公園だけではなくて、IoTを使ったいろいろな可能性も含めて検討させていただきたいなというふうに思っております。以上です。

質問 山森清志

まず、住民の意見、私も個人的にいろいろな方とお話する機会がありますが、本当にすばらしい意見というか考えを、たくさん出てきます。予算もなにも考えないで、自分の理想を言っていくと、いいものが出来上がってくるというのはもちろんですけれども、やはりそういう意見も集約して、実現できるものを実現していかなければならないと思いますけれども、なかなかこれが役場内に入ってしまうと、形として出来上がってくるまで何年も掛かったり、縮小されて本来のものがなかなか出来上がらないってことがあるわけですけれども、その辺も協力なくして理想のものを、住民が言ってる形というのは、本当に理想なものですから、それに近づけるようなものを造っていっていただきたいと思います。私がこの質問の中で1番言いたかったのは、漁業と農業の部分でお聞きしたかったんですけど、猿払村IoT推進ラボっていうのは、選定されたときに、スマート漁業だとかスマート農業だとかで、これはすばらしいというもので、国から選ばれたわけですけども、猿払村IoT推進ラボの事業内容の中に、スマート漁業の部分で、ホタテ漁獲量計画費5%増、労働時間5%削減っていうその5%だとかっていう数字出てくるんですけど、これ何を基準にこの5%というものが出てきたかっていうのを、まずお聞きしたいと思います。

答弁 企画政策課長 阿部真人

ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。最初ですね、この中で5%の削減を検討するという部分については、例えばなんですが、これからいろいろな部分で、中身についてまず目標ということで、5%ということで掲げております。この中で、いろいろな部分の可能性を含めて、根拠自体は正直5%っていう根拠はないんですが、例えばその5%に向けて、どういうふうに削減ができるかを含めてですね、これから漁協さん関係機関も含めて具体的に検討させていただきたいと思います。以上です。

質問 山森清志

簡単に言うと、何も具体的なものがない、漠然とした5%だったと。でもそれで、猿払村が選ばれたのは、地方版IoT推進ラボ第3弾として21地域が選ばれて、北海道では猿払村だけだったという部分で昨年度選ばれたわけですけども、その中に提出した書類の中に、平成33年度までにっていう部分でね、5%っていうスマート漁業がでてきたわけですが、それを国に提出して国がそれを認めたっていうことですよね。ということは、根拠があって5%って言ってるのかと私は思ったんですけども、漠然とした数字だった。あくまでも目標ということでね、それはそれでいいのかと思いますけども、これが酪農の部分にもでてます。生産量計画費5%増、労働時間4.16%削減とありますけども、これも漠然とした数字だったとのことですね、いいです、そういうことで。それが通ったということですから、国も大したことないなという気がしますけども。それはそれでね、その目標に近づけるように、ぜひこれから漁協だとか農協だとかにね、出向いてって、いろいろなものを策定していただきたいと思います。せっかく選定されたわけですから、期限は平成33年度までって打ち出してますけども、それまでにという計画ですけども、できるだけのらりくらりじゃなくて、目標なら目標を設定してそれに近づけるように。前どっかで聞いた話で、村長が水中ドローンが云々という部分でAI活用してっていうことも聞いたことがありますけども、これはその計画、今まだこれからもやろうとしているんでしょうか。村長。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをいたしたいと思います。計画目標につきましては、今手元に資料がないので、当然根拠があって、じゃあ年次ごとに何%増やしていこう、そして労働時間を減らしていこうという根拠がありますので、後でその資料は提出させていただきたいというふうに思います。また、現在水中ドローン、農業で言うとスマート産業、スマート漁業、スマート酪農という部分で、海中と空中との中で水中ドローンとか、普通のドローンを利用した形の中で、なにか当然AIだとか、利用していかなければ、労働時間も減っていかないですし、それから水揚げの量も増えていかないという形になっていきますので、今後もそういうAIをですね、利用した形の中で当然取り組んで行きたいと。現実に水中ドローンは空中ドローンもそうでしょうけども、ピンからキリまでいろいろありますので、実物はこの間見させていただきましたけれども、どのような形がいいのか、うちだけではなくて、当然それに携わる産業の方々ともいろいろ連携をしながら、いろいろ知恵を拝見しながらですね、進めていかなければならないというふうに思っておりますので、そういう部分は当然進めていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 山森清志

このIoT推進ラボっていうのは、国が100%主体でないですよね、参加プレイヤーがいて、いろいろな金融機関だとかの団体がどの競技によっていろいろなものを造っていくという部分でね。これ猿払村がIoT推進ラボの部分で参加プレイヤーは、漁協、農協だとか、畜産振興公社だとか、道銀だとか、いろいろな部分出てますけども、この辺との連携という部分で話し合いっていうものは、進んでいるのかどうかという部分をお聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

お答えをさせていただきます。参加プレイヤーについては、漁協、農協、あるいは各金融機関、大学等、あと産業、リコー㈱といろいろな商業団体を含めて登録をされております。これについてはですね、今後今、ワークショップもはじまった段階でございます。それで、その辺の意見をですね、ある程度集約しながら、参加団体でそこを補えるような、技術が何があるのかも含めて、今後、検討をするところでございますので、もう少し時間をいただきたいと思います。以上です。

質問 山森清志

このスマート産業に関してですけど、この猿払村IoT推進ラボを申請した段階で、細かい部分の資料は今私の手元にないんですけども、例えば今そのホタテだとか、いろいろな魚種がありますよね、猿払村の中にはね。じゃなくて例えば仮にね、なにかの養殖事業をこれから行いたいと、それにそのIoTとかAIを活用してその事業を進めていきたいという人がもし、今後現れた場合に、この猿払村IoT推進ラボに乗っていけるのかどうか、それとも、もう違う決められた部分のものしかないのかっていう細かい話になっちゃいますけども、そういう部分でこれこの事業に乗っていけるものかどうかということをお聞きしたいと思います。

答弁 副村長 眞野智章

お答えをさせていただきます。最初のIoT推進ラボを計画書として国に出してる分については、水中ドローン、漁業であれば水中ドローン、酪農であればスマート化、いわゆる人工知能を、育成舎あるいは哺育舎にいかに使えるかというところの計画をしておりますけども、究極はこのIoT推進ラボ事業については、やはり新しいまちづくり、いわゆる農業、漁業、林業、水産業あるいは、商工業を含め、あるいは人材育成も含めた教育の分野も、この中には当然入ってくると思っています。ですから新しいものが皆さんの意見の中で、出てきたときには、これは補助は別としまして、事業内容については、追加をしながら、やはり新しいまちづくり、どうしていけばいいのかというところが最終目標でございますから、その辺については、協議をしながら、新しいものが出てきた場合には、どんどんそこに追加していくような形で考えていきたいなというふうに思ってます。以上です。

質問 山森清志

私も漁業者ですので、本村はホタテがメインで漁業に関してはやっています。毛がにもありますし、ほかのサケ、マスもあります。ありますけども、やはり1次産業っていうのは、天候に左右されやすい。たまたま数年前に爆弾低気圧でうちのホタテは、被害は最小限に抑えられて、その3年ぐらいは好景気が続いたわけですけども、逆に言うと、その被害というのは、うちの村にも起こりかねない。これから先、なにか気象も最近どんどん変わってきて、大きい低気圧が来てみたり、台風がそのまま北海道に上陸したり、地球全体でもう気候が変わってきてる時代なので、なにが起きるかわからないというその非常に不安はあります。そう言ったときに、それにばかり頼るんじゃなくて、やはりほかのものもなきゃだめだと。ほかの地域にいきますと、漁業者の方は、いろいろな魚種のものをやってて、いいですねっていうと、逆にね、私達はなにもない、ホタテだけあればいい、という人もいます。お互いにないものねだりっていう部分ですけども、そういう部分で、例えば先ほどちらっといいましたけども、仮定の話ですけども、養殖業に関して言うとAI技術というものは、ものすごい進んでいます。北海道はあまりないんですけども、四国とか九州のほうに行くと、魚の養殖業者がものすごい規模でやっていますよね。あれはほとんど人の手掛かってないですよ。もうロボットでやってますから、管理して。スマートフォンで今どれくらいの状況になってるのか、水温が何度で、魚がどういう状態になっているのか、カメラで見れるんですよ、どこにいても。そういう状態になってます。いつその魚をあげたらいいのかっていうのも、全部そのAIが教えてくれるんですよ。そういう時代になっています。仮にね、これがこれから先にね、ここでそういう人が出てくるか分かりませんよ。分かりませんけども、そういうことも、今やってますと。実際に漁業やってて、そういうことに明るい人もいます。いますけども、ほとんど知らない人が大部分です。そういう売り込みっていうんじゃないですけども、こういうものがありますよという部分もやはり含めて、どうですかって言うのもおかしいですけども、これから先ね、やはりホタテに頼るばかりじゃなくて、ほかの魚種にも頼っていかなければならない時代が必ず将来、私は来ると思ってます。そういう部分でもやはりAIだとかIoT推進ラボっていうものは、しっかりやっていかなければならないと思っていますけども、そういう技術が実際にあるわけですから、ぜひそういうものも活用して、住民にも知っていただくということも大切なんじゃないかと思いますので、ぜひ今日一般質問したほかの部分もそうですけども、ぜひ前向きに検討をしていただきたいと思いますけども。せっかくなので、最後に村長に一言伺いたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ご質問の全体を通してと、言うような形ですけども、いろいろな移住体験ツアー、また、まるごとフェア、いろいろな形で、最初は行政でどうしても、主導を持ちながらやっていかなければならないという部分であります。まるごとフェアにつきましても、また今年度は民間の方々にいろいろご参加していただく中で、こうやっていく、また、観光まつりについても、今回は委員会を作った中できちんと観光協会を含めながら、実践していく。議員がおっしゃるとおり、これから行政マン、我々職員だけではなくて、やはり地域住民の方々、これは関係機関もそうですけども、お力を借りないとなかなか今後の村の維持、運営は難しくなってくるんだと。当然我々だけではなくて、住民の方々にいろいろな発想を持ってる方々もおられますから、当然そういう方々の意見を拝聴しながら、共に、村づくりに進んでいきたいというふうに思ってます。また、IoT、AIの部分もそうですけれども、もしこれから、へんな言い方ですけれども、歴史は繰り返されるという言葉もありますから、けっして猿払村にとって過去の苦い経験、苦しい思いをしてきた経験が、今後起こらないような形の中でですね、村民の方々が、きちんと生活していけるような形で、AI、IoTも今後新技術も取り入れながら進めていきたいなというふうに考えておりますので、議員各位の今後も引き続きのご協力もお願いしますし、村民皆様方のいろいろご意見、ご協力もお願いしたいというふうに考えております。以上です。

質問 山森清志

最後に、いろいろ、これから検討していきたいということですけども、最後に一言、言いたいのは、やはり再来年ぜひフェリーで、オジョールスキイ村に行っていただきたいということを願いまして、質問を終わりたいと思います。

出典:猿払村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる