みんなの議会

猿払村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日

障がい者の自立支援について

2017年9月13日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「障がい者の自立支援について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

次に大きな2番目、障がい者の自立支援についてということで、猿払村にこの障がい者の法人、ななかまどの会が設立されまして3年になるというふうにお聞きをしたところでございます。たいへん活発にパンをお作りになったりですね、それをまたもちろん障がい者の方も一緒に手伝ってまたボランティアの人もあわせてですね、この夏は毎週、毎週作られて公園の中に売店もあります。あるいはまた、いろんな猿払村で大会があった時もそういう場に持ち込んで、一生懸命売られている姿も多々拝見をいたしているところでございます。しかし、実際にななかまどの会が設立されて3年、今後ですねどのような方向でいくのか、この障がい者の方々の生活というものをどういう方向に導いて、やはり村としてどのような計画を立ててやられていくのか、その辺をですね村長さんからひとつお伺いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。私としましては、障がい者の自立支援につきましては、障がい者自らの意思で働き続ける力を育むことが大切であり、住み慣れた地域から近いところで就労などができることが望ましいというふうに思っております。また、一般就労できる人のためには、村内の事業所などを中心とした雇用拡大を目指す必要があり、既に障がい者雇用に着手している事業所などを交えて事業主の理解と受け入れを促す働きかけを引き続き協議してまいりたいというふうに思っております。また、一般就労に向かない人には、自立支援法の施設となる地域活動支援センターなどを利用することになりますが、この支援センターは社会との交流促進を目的に創作活動や余暇活動などを通じ、障がいのある人たちが地域で自立した日常生活や社会生活を送れるような支援をする施設でございます。村では現在、第7次総合計画でこの地域活動支援センターを村内に設置することが目標となっておりますので、現在、その設置に向けた協議をしております。設置後には、基礎的事業を推進しながら将来的には機能強化事業へと進め、障がい者の方々の自立支援または就労支援をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

障がい者の中でも一般就労が可能な方につきましては、村内のそれぞれの企業さんに勧めることは当然可能でありますから、それはそれでそういう方は心配ないと思いますが、やはり障がいの程度によって一人ずつ作業とか能力とか考え方がやはり違うと思いますし、今具体的に人数がどの程度なのか私は把握はしておりませんけれども、一定の数がいることは承知をしているところでございます。その人方が学校を卒業されて社会人となって、自分たちが今まで育ってきた所で、近い所でやっぱりそういう活動ができれば一番良いのではないのかな、それは私も同じ意見でございます。ただ、私たち議会も今年は留萌市の幌糠旧中学校跡地にですね、手切り大根と申しますか、切り干し大根を作る施設、建物の中に乾燥機を取り入れてそれを障がい者の皆さん方で作業を分担しながらやっていると。それともう一つは花卉栽培を近くの旧グラウンドであった所で温室を建ててやっていると。それもまだ年度的にはまだ2年とか3年目とかそういうものでございますけれども、たいへんまた大根も体育館等に秋の収穫で運び込んで、筵をかけたりして保温しながら、それを辛抱強く作業されていると。そしてなんか1回乾燥機をかけると2日くらい回すんだそうですね。それも乾燥機が2機あって、やっぱりできる量が決まってくるわけですね。そこからまた出して、そしてまた袋詰めをする。また、何年か前に浦河の「べてるの家」ですかね、そこも見させていただきました。障がい者の施設の中ではほかの仕事もされておりましたけれども、日高特産の昆布をですね、手切りでこう細かく切って、そしてそれをまた小さい布というか紙ですね、出汁パックとして発売をしている。最初は漁師さんから委託をしていただいてそれを手作りして販売をしていた、そして今はもう買い取ってそして製品にして売っていると。しかし、やっぱり普通そういう製品を作り、一般に販売するということになると、コストの面とかそういう面も考えられる。コストの面で考えますと、一般の店ではちょっと販売もできないですし、数もいっぺんに大量に注文が入ったら対応できないという面もあります。ですから毎日、毎日こつこつとそれを作っていくと、そういう作業のようでございます。それとその「べてるの家」のほうから同じ浦河の町内に一般の民家というか、商店跡だったと思いますけども、そこで食堂を開設をしている。そういうところも視察をさせていただきました。猿払村もまだななかまどの会が設立されて3年ですけれども、障がい者というのはずっと昔からそういう形で人数は少ないかもしれませんけど、ずっとここにいらっしゃったんだと思います。しかし、今の村長さんのお話ですと、これから7次の計画に載せてその支援センターをつくっていくのも何年になるのかもわからないようなお話でございますが、やはりもう少し根本的なやっぱりそういう人方の対応がですね、もう十分に社会に出てきてる人方がたくさんいる中でですね、もう少しきちんとした進め方ができないのかなとそんなふうに思いまして、質問をさせていただきました。もう少し具体的にね、今止まっている理由は、今はななかまどの会さんはあそこの公園のところの施設をやって、今なんとか体制が整ってきたのではないのかなとそんな時期ではないのかなと思いますが、今後そういう形で、やっぱりこれはななかまどの会さんだけでできることではないので、村も真剣にそういうものを立ち上げていかないといけないという責任からですね、もう少し具体的な説明・計画があっても良いのではないのかと思いますので、もう一回答弁をお願いいたしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、この地域活動支援センターを早急に設置をしていかなければならないと思っています。この部分については、ななかまどの会が受けていただけるのか、もしかしたら受けていただけなくて、行政のほうで主導的にやらなきゃならないのかという部分だと思います。まずこの地域活動支援センターを設置するにあたっては、いろんな技術者も当然おりますから採用していかなきゃなりませんので、そういう人的な確保もしていけるのかどうかというところが、具体的な部分だと思います。それと就労支援の部分につきましては、当然就労支援の形態があると思います。就労支援Aだったり、就労支援Bだったり、多機能型の就労支援だったりいろんな形がありますから、どういう形の中で取捨選択をしていくのかという部分があります。また、ななかまどの会については、どの障がいの方々を対象としてやっているのか、当然行政としては三障がいを対象にやっていかなければならないというふうに思っておりますので、まずななかまどの会とこの活動支援センターについて今協議をしておりますけれども、また改めて協議を早急に進めていきたいというふうに思っております。また、決してこの障がい者の就労支援についてはストップをしているのではなくて、将来的に今抱えております平成31年に生活支援ハウスというところの建設予定をしておりますけれども、そこの部分につきましては、共生型の住宅という形の中で、高齢者ですとか、障がい者も一緒に住んでいただけるような住宅の建設の方向に向かっていきたいなというふうに思っております。そういう中で、将来的に一般就労できる方、それから就労支援Bとしていろんな法人からそういう職場のほうに派遣をしていけるような方法、また多機能型の就労支援もありますから、そういうところも可能かどうかということも決めながらですね、やっていきたいなというふうに思っております。僕もその分については非常に問題視しておりますので、早急にこの部分については取り組んでいきたいと思っておりますし、決して足踏みしているような状況ではございませんので、担当課のほうと含めてですね、早急に地域活動支援センターの設置に向けて協議していきたいというふうに思っております。

質問 野村雅男

視察に行ってきた場所の紹介もしましたけど、宗谷管内でもですね豊富さんとかは非常に今、パン屋さんですかね、たいへん注目を集めていて、それもやっぱり障がい者と健常者とあわせてそのパン屋、それもかなり早く、最初はやっぱり障がい者と普通にパンの技術もない方々でパン作りを始めたんですけど、なかなか思わしくないと。そして平成14年くらいと言ってましたかね、視察に行った時にお聞きした時に、その今の技術を持ってる人を雇い入れて、最初からパンの生地から作り始めたと。そこからずんずんこう良いものができあがってきて、今ではもう本当にちょっとしたら早い時間に売り切れてしまう。稚内市辺りからも買いに来ていただけるというようなことで、豊富の町の中もやっぱり、この後継者がいなくてお店を閉めている所もあるんですけど、やっぱりそこの障がい者の方々が働いているパン屋さんが起爆剤となって、あちこちからやっぱり人が入ってきているというお話も聞いております。枝幸も非常に障がい者の活動が活発になってきていると。内容は視察とか見ておりませんので詳細についてはわかりませんけれども、しかしやはり猿払村もですねどのような形でやっていくのかというのは、やっぱり運営する人次第によってやっぱり相当変わると思いますし、やっぱり村長さんの考え方で、相当やっぱりこう展開も変わるのではないのかなと思います。今、非常にそういう意識を持ってやっていきたいというご答弁がございましたので、ぜひですねどういう形で今後やられていくのか、強い気持ちを持ってひとつやっていただきたいなとそういうふうに思うところでございます。

出典:猿払村議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる