安平町議会 令和7年第6回定例会 2025年9月17日
高齢者の自立支援について
2025年9月17日、安平町議会の一般質問で、米川恵美子議員が「高齢者の自立支援について」質問し、総務担当課長 岡康弘、国保介護担当課長 阿部充幸、生活環境担当課長 佐々木智紀、総合支所長 村上純一、健康福祉担当課長 小板橋憲仁が答弁しました。
- 質問者
- 米川恵美子 議員
- 答弁者
- 総務担当課長 岡康弘、国保介護担当課長 阿部充幸、生活環境担当課長 佐々木智紀、総合支所長 村上純一、健康福祉担当課長 小板橋憲仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 米川恵美子
では次に移ります。高齢者の自立支援についてですが。今年度から変更された介護予防教室の隔週化で今までの高齢者が参加してきた事業が縮小されて嘆く声が周りから聞こえてきます。介護が必要な方も健康な方も高齢者が生き甲斐をもって町で元気に暮らせるための事業をもっと増やしてほしいと願っています。それで次の点について伺います。この件については前の議会でも一般質問させていただきましたが、私の周りの高齢者の方からも大変大きな反響を呼んでいます。もし事業をするにしても、もう少しわかりやすくお知らせをいただきたいということも含めた上で、いろんなご意見が寄せられていますので再度質問になっています。(1)過去1年間で65歳以上の高齢者にかかる救急車出動件数と搬送された原因は何かを伺います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
ご質問の件については、一部事務組合である胆振東部消防組合の所管となります。非常に個人情報等が含まれていますので入手しました件については通告があった内容のみとなりますのでご了承ください。過去1年ということですが、先般行われた胆振東部消防組合の議会における行政報告において直近の救急搬送にかかる報告が令和7年6月30日までの数値となっていますので、令和6年7月1日から令和7年6月30日までの数値での報告となります。まず65歳以上の高齢者にかかる救急搬送数については、直近1年で284名となっています。内訳ですが、急病者が最も多く193件、次に転院などが45件、労災、怪我などによる一般負傷が46件となっています。次に救急搬送した方の原因に関するご質問ですが、まず前提として消防が把握しているものというのは、隊員が到着後にご本人並びにご家族の方から聞き取りなどに基づいているものですので、医師の診断結果ではないことから数字での表現については差し控えさせていただきます。最も原因として多いと見込まれているのは腹痛などを含んだ消化器系でして、続きましてほぼ同数として呼吸器系、心疾患、脳疾患が続いています。なお、熱中症で搬送された例が一応記載ありましたので、過去1年間で3件となっています。
質問 2番 米川恵美子
どうして救急搬送された件数をお聞きしたかといったら、その搬送された原因によって対策が必要なところがあるのではないかと思ってお聞きしたわけです。例えば室内で怪我をしたのであれば室内のバリアフリー化にすることを指導することも必要だと思いますし、高齢で普段からあまり元気がなくて外出をしない人には民生委員の方にこまめに回ってもらうとか、そういう事前の手立てみたいなものが必要ではないかと思っているのでお聞きしたのですが。そういうようなアイデアというか自立を助けるための対策は考えているのかどうか伺います。
答弁 国保介護担当課長 阿部充幸
高齢者の健康課題の部分という観点から、介護担当からお答えさせていただきます。現在、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施において国保データベースシステムによる医療及び介護レセプトの分析を行って健康寿命を延伸するための取り組みを進めています。健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことを健康寿命と言いますが、その健康寿命に影響している要因は3つありまして、1つ目が生活習慣病の重症化。2つ目が口腔運動機能、栄養状態が低下することによる身体的フレイル。3つ目が社会参加の機会の減少となっています。国保データベースシステムの医療費分析では、要介護認定者の重篤な疾患に発展する可能性のある基礎疾患の有病状況について高血圧症が61.5%、糖尿病が44.4%、脂質異常症が38%となっています。そのうち重篤な疾患に発展した有病状況については心臓病が68.8%、脳血管疾患が28.4%となっています。これらの分析した結果を踏まえて、医療・介護にかかっていない健康状態不明者への訪問や老人クラブなどのサロン活動での健康教育・健康相談を実施し、健診や医療等の受診勧奨を通してこの健康寿命の延伸に資する対策としています。
質問 2番 米川恵美子
具体的な事業を本当は提案したかったのですが。例えばスタンプラリーでウォーキングする人に100個溜まったらぬくもりの湯の入浴券サービスとか、何か具体的な対策を考えていただいて楽しみながら健康に気を付けられるという、そういうことができないのかなと思ったのですけども。今、課長の説明ではそこまでは答弁できないだろうと思いますので控えておきます。それでいろんな対策の中で一番心配されるのは、フレイル予防なのですよね。だから本当は健康状態に応じて料理の教室みたいなものを開いていただけないかなと。これはスタンプラリーよりもずっと重要な項目として提案したいのですが。というのは、私はボランティア団体を作ってごはん会やっていますけど大変好評だったものですからね。体力的に続けていかれなくなって、後継者もいないので続けていかれなくなったので、それで食べることの大切さは皆さん方もよくわかっていると思いますので。いろいろある中でこの一つだけはフレイル予防として料理教室みたいなものをやっていただけないかどうか伺います。
答弁 国保介護担当課長 阿部充幸
現在、料理教室的なものはまだ検討課題には上がっていませんが、健康寿命を延伸する上で2つ目の口腔運動機能、栄養状態が低下することによる身体的フレイルは今後高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施の中で何か事業を進めていくことはできないのかということを健康福祉課内で検討しているところがありますので。今後の健康状態不明者等訪問の中で課題が出てきた部分で、その内容に沿いながら事業を進めていきたいと考えています。
質問 2番 米川恵美子
今、世の中全部子育て支援、教育関係が重要と言われていますけど、それはそうだと思うのです。だからといって高齢者支援の事業がなおざりになっていいとは私はそうは思っていませんので、公平に考えていただきたいと思います。次に移ります。エアコン設置の補助金制度を検討できるのか伺います。
答弁 国保介護担当課長 阿部充幸
高齢者の自立支援からのエアコン設置の補助金制度を検討できないかというご質問ですが、エアコンの設置の補助制度は現在のところ考えていません。
答弁 生活環境担当課長 佐々木智紀
ご質問の趣旨から少しズレるかもしれませんが、ゼロカーボンの取り組みの一つとして、高齢者に限定するものではなく全世帯を対象とした補助制度として、例えば15年とか20年経過した家電を節電、能力が高い家電への買い替え補助とか化石燃料の使用を少しでも削減するための暖房機などの購入補助を担当レベルの段階ですが検討しているところです。エアコンについては直接ゼロカーボンにつながるものではないですが、例えば暖房機能付きエアコンの購入に対しても補助の対象とするかどうかについては協議会でも議論していきたいと考えています。
質問 2番 米川恵美子
あと、よろしくお願いします。次(4)高齢者の安心のための年金支給月だけでも無人のATMではなくて窓口対応が可能になるような北海道銀行の職員を追分郵便局に一定期間派遣するということを町から要請できないかどうか伺います。
答弁 総合支所長 村上純一
いただきましたご意見については事前に北海道銀行からお聞きしている段階では難しいということをお聞きしていますが、改めて北海道銀行にはお伝えしたいと思います。
質問 2番 米川恵美子
一般業者のことですから難しいだろうなとは思っていますけど。よく窓口でうろうろしているのを目にしますし、暗証番号を忘れたとか、そのようなことも相談受けることもありますのでね。本当は銀行の窓口が無くなることは残念なのですが、世相からしたら仕方ないのかなと思っています。私の方からも高齢者には丁寧に説明していきたいと思っています。では次に移ります。長寿祝金の在り方について、直近の77歳から88歳の各年齢の人口をお伺いするとともに見直し案はないのか伺います。
答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁
77歳から88歳までの年齢ごとの人数について、本年8月末時点で77歳146名、78歳136名、79歳95名、80歳85名、81歳90名、82歳102名、83歳95名、84歳98名、85歳62名、86歳79名、87歳63名、88歳52名で合計1103名となります。ご参考までに77歳から安平町最高齢の104歳までの累計の数字でいくと1415名となります。ご質問の77歳から88歳での一人当たり2000円を仮に毎年支給するとした試算ですが、1103掛ける2000円ということになれば220万6000円となります。見直し案についてご提案いただいているところですが、現行の長寿祝金は喜寿や米寿などの年齢の節目ごとに支給させていただいているものであって、国で行っています給付金のように高齢者の皆さんに支給するものではないことから現行のまま事業継続する考えています。仮にご提案しただいている支給事業とする場合は、現在の長寿祝金事業の他に高齢者交流事業交付金として敬老会開催に対する団体割、人数割のほか友愛訪問に対する一人当たり1500円の交付金を支給しているもの、その他に非課税高齢者世帯に対する福祉灯油事業など、これらの高齢者福祉に対する一体的な事業見直し、検討を要するものと思われます。また、現行の長寿祝金事業について、今後受け取りを楽しみにされている方や年齢の節目を目標にされている方も多く、新規事業としての切り替えのタイミングも難しいものと考えています。
質問 2番 米川恵美子
77歳から88歳まで10年間何もないというと人数的にかなり減っていくのですよね。3分の1ぐらいになろうかなと思っているのですが。その間3分の2ぐらいの人が88歳まで迎えられなくて亡くなっていく現状を考えた時に、毎年毎年僅かでもいただいてお友達同士でラーメンの一杯もとか生寿司の一皿もとか、そんな話はよく高齢者の中で聞くんですよね。それで提案方々この質問になっています。前もこの質問させていただきましたけど、通りませんでした。この度もまた同じということですので現状は変わらないと思います。皆さんに少しでも長生きをして楽しみが先にあるから長生きしましょうねって声をかけていこうと思っています。私自身はどうかわかりませんけどね。本日はこれで終わります。