みんなの議会

猿払村議会 平成29年第2回定例会 2017年6月27日

移住対策について

2017年6月27日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「移住対策について」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 追久保敦が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、企画政策課長 追久保敦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

移住対策について質問をいたしたいと思います。午前中、小山内議員さんも移住対策ということで質問されましたけど、また違った観点からですね、この移住対策について質問いたしたいと思います。今現在ですね、小山内議員さんからの質問につきまして、村長さんからもいろいろ答弁ありました。一生懸命やられているなという部分については、たいへん理解をしているところでございます。なかなかこの移住というのは、本当に難しいなとそういう事業ではないのかなと、そういうふうにつくづく感じているところでございます。村外からの移住、現役の世代、働く若い世代、また、シルバーの世代という形でいろいろな形で村のほうも考えていらっしゃると思いますけれども、今、本当に一生懸命進められているんだと思いますけども、まだ午前中の小山内議員さんの答弁でも何をどういうふうな形で進められているのか、私達は少しは理解しているつもりですけれども、一般の村民の方々については何をどういうふうに進行されてるんだろうか、そういう疑問を持たれる方が多数いらっしゃるんでないのだろうか、その辺が村も重要な政策の一つでありますから、やっぱり懇切丁寧にですね、住民の方々の意見をいただきながら、あるいはまた、そういう施策をきちっと説明をしてですね、そういう理解をしていただいた上でまたいろんな場面でご協力をいただくと、そういう場面も出てくると思います。そういうことからですね、基本的にどのようなこういう村民の方々に協力を求められるのか、あるいはまた、基本的にどういう進め方をされていくのかですね、改めてかぶる質問のところもあると思いますけれども村長さんからご答弁をいただきたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの野村議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。移住体験ツアーや味覚まるごとフェアなど、移住定住施策の取り組みにつきましては、事業終了後に広報さるふつやフェイスブック等を通じて、広くその内容を周知させていただいております。議員ご指摘のとおり、これだけで非常に不十分だというご意見もいただきましたので、ことあるごとに地域に回った時に、今のこういう取り組みについて住民の方々に懇切丁寧に説明をしてまいりたいというふうに思っております。また、特に移住体験住宅利用者の就労体験では、就労先のご理解のもと、受け入れをしていただきながら、移住者の方々の体験の方々からは、村民の方々の優しさや温かさが素晴らしいという声も多く寄せられている現状であります。また、今後におきましても、移住施策に関わる情報につきましては、広報誌をはじめ各種媒体による情報共有に努めてまいりますし、今後は村民の皆様との交流の機会もあろうかと思いますので、その際にはご協力をいただきたいと思います。また、移住体験ツアーでは、2泊3日ということで、猿払村に今来ていただいている事業もあります。この実際2泊3日といいましても、村内に在住していただく期間についてはほとんど1日半くらいだという形の中で、いろんな酪農業や漁業、そういうところの視察だとか、地区踏査も含めながらですね、このツアーの方々についてはその村を知っていただく形で事業展開をしております。ただ、この短い期間の中でなかなか猿払村を全て理解していただくという部分については非常に難しいというふうに考えてもおりますので、移住体験で来ていただいた方々に2週間から1カ月以内という期間がありますので、その中で、猿払村の村民の方々にご協力をいただけるような形で今後進めていければいいかなというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

今ここに6月21日の日刊宗谷の社説「移住定住促進へ悩み多し」という社説が掲載をされております。管内の移住促進連絡会議が開かれたと、そういう中の中身をそれから本当にこの移住問題という難しい問題に対して、どのように対処していったらいいのだろうかとそういう記事が出されております。管内でもですね、移住をされて例えば、利尻島や礼文島にはですね漁師さんの移住体験、それを通じてやっぱり応募して来られた方がいて、それはやはり先輩漁師さん方、あるいはまた、お世話してくださる漁師さん方の先導をいただきながら、また、ご指導を仰いでその上でまた漁師の道を選ばれたと検討されてもう何名もいらっしゃるというふうな形も聞いております。また、管内のもう一方の産業であります、新規就農、酪農への就農ということで、やはり就農先にあるいはまた、その地域の人方、そういう方々とやはりいろんな形で協力をしていただきながら、こう指導していただきながらここに決めて就農されたと、そういう場合も多くあるのではないかと受けとめているところでございます。また、猿払村の場合は、やっぱりそこまで新規で移住定住への絞り込みがなされていない、そういうこともありまして、やはり少しは絞り込みしながらやる場合にはそういう方法もやっぱり模索をすべきではないのかな、まだ3年目でありますけれども、まだ成約件数が1件もない、やはりこれは大きな課題であろうと。どういう形でこれから絞った形でやっていかれるのか、もしそういう考え方が少しでもあるのであれば、それをご説明をお願いしたいと思います。

答弁 企画政策課長 追久保敦(企画政策課長は2017年9月まで)

ただいまの野村議員のご質問にお答えいたします。施策の内容については、まだはっきりとは先ほどの村長答弁でこれは何っていうことはまだはっきりとは決まってはおりませんが、対象者を現在はふるさと納税の方がメインでありまして、それ以外ですと、ホームページを見られただとか、ましてや村民の方から紹介していただいたとかさまざまなパターンがございますが、今後は、先ほど職業のことに特化してお話をしておりましたけれども、今度はふるさと納税の方がメインの状況を打破するためにさまざまな、例えば、例えばでございますが、猿払にいても仕事のできる方だとかそういった方も含めてですね、猿払に来ても働くことができるような職業の方達に対しても働きかけを行っていきたいと考えております。以上でございます。

答弁 村長 伊藤浩一

補足説明をさせていただきます。全体の移住体験の部分につきましては、決してふるさと納税の方々を対象としているわけではございません。ただ、移住体験ツア-とかまるごとフェアの部分につきましては、これはふるさと納税をしていただいた方々を対象にさせていただいております。また、移住体験ツアーの時にですね、村内の各企業の方々から色々なご協力を得まして、ここに来た場合についてはこういう就労体験ができますよという形の中で、日給・時給も含めてですね、彼らにきちっと説明をさせていただいて、村のPRも含めてやっております。また、まるごとフェアのところにつきましては、移住定住のブースを設けまして、そこのところでも同様な説明をさせていただくという形にさせていただいております。そういう方々が先ほども答弁させてもらいましたけども、猿払村にもう一度来てそういう就労体験をしていただく、したいという方々が何件か来ておりますし、またホームページ等を見ていただきながら、移住体験、就労体験を含めてですね来ていただいてるという形の中で、就職は何件もあります。普通の一般の建設業だとか土木業だとか、また加工業だとかいろんな企業からご協力を得て、こういう形でうちの村で就業体験のメニューがありますよという形の中でやっております。他の自治体では、それに特化した形の中でなかなか人手不足という形の中で、漁業とか酪農等特化した形でやられてるところもあるかと思いますけども、うちとしては結構なメニューの形があるかというふうに思っております。以上です。

質問 野村雅男

なかなか一生懸命やっていらっしゃるなという熱意はすごく感じられます。ですけども、まだ2年ちょっとくらいですか、ですからあの結果が出てないというのはこれはわかります。しかし、先進地と申しますが先ほども前段の議員、小山内議員さんの質問の中にも実際に成功している事例というのが、やっぱり全国各地にあるわけです。そういうところを見るとですね、やはり仕事ですよね。あるいは、次に仕事ができて、次には子育て、そして、この住の問題ですよね。そこにはですね、やはりそこにやっぱり住んでいる人方のやっぱり協力体制と温かみだとかやっぱり金銭面と申しますか、その経済的なメリットですよね。先ほどの村長さんの、東京行ってコンビニいったら1400円の時給の張り紙があった。しかし、ここでそんなに出せるほどですね、コンビニも含めて1400円の時給を払っていらっしゃるところがないと思います。しかし、生活の場というのはすごくやっぱり良いわけでありますから、住居費ですとかいろんな意味で、都会には勝るとも劣らないものがいっぱいあるわけです。しかし、肝心なのは仕事そして住居、子育て、福祉そういうものがきちっとやはり提示をしていかないとですね、ただふるさと納税だけで来てどこを本当に真剣に、やっぱり生活が真剣でなければ移住定住には繋がらないわけです。そういう観点からするとですね、今、猿払村のメニュー自体を大幅にやっぱり絞ったものにしていかないとですね、多方面ばかりのものではいかないのではないのかな。ですからやっぱり就職先のこともですね、やっぱり綿密な連絡を取り合って、あるいは産業の形態もですね、この産業だったらこういう人方が欲しい、そういうものをきちっとやっぱり作らないといけないんではないのかな、そんなふうに思いますが、それについても一言考え方を述べていただければと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

移住定住をしていただく部分については僕も議員さんと同じ意見です。当然住むところがあって就労先があって、将来、医療・福祉・介護も含めてですね、心配がないというような条件の中で子育てなどを含めてですね、そういうところがあればですね、それは移住していく方々についても非常に安堵できるのかなというふうに思っております。また、就労につきましては、議員さんのほうから何点かに特化した形で進めていっていくのも一つの手法かなというようなご意見かと思いますけども、逆にいろんな各企業さんからですね募って、いろんな各企業の条件を得ながら先ほども答弁しましたけれども、人件費、時給だとか日給だとかそういうのもありますので、多様な職種の中から移住体験の方々に選んでもらうというのもこれ一つの方法かなというふうに考えておりますので、今のところはそういう形でちょっと進めさせていただいて、また進めていく中でこれにもうちょっと力を入れていくべきじゃないかというようないろんな意見が出てきたら、また方向修正もしながらですね、力を入れていくところは力を入れていきたいというふうに考えております。

質問 野村雅男

ぜひともですね、太い柱にしてですねこの移住定住促進を繋げていっていただければなと思います。そういう中でですね、6月の16日の日刊宗谷「宗谷の町村職員確保作戦」これは移住定住ではありませんが、しかし最近なかなか若い人方もやっぱりいろんな仕事が景気の良いせいかなかなか地方には戻ってこないと、公務員も例外ではないと。それで、面接会場あるいはPRということで、やっぱり町村職員の確保という形でこういう形で書いているんだと思いますが、実際には成功された、ですからある程度確保された、これをやっぱり民間に移したらですね、やっぱりそのくらいしたら私はある程度確保されるのではないのかな、これはもう完全にやっぱり町村職員の成り手を探しに行っているわけです。ですからこっちは移住定住ですから、猿払へどうですかという形で皆様方と話して、やっぱり生活のいろんな心配ごと相談ではないですけども、そういうメニューをやっていくとやっぱり猿払村に来てくれる人が目を向けてくれるのではないかとそういうことを一つ提案して、まず一つ目の質問はこれで終わりたいと思います。2番目、移住するには住む家が必要であると、昨年完成した単身者向け2棟16戸もすぐ満室状態、中身はあの新しくできる小規模多機能施設の職員さん方がかなり応募をなさったと、役場の職員の採用となった方12戸入られたとそういうふうに聞いております。それと家賃もですね、今までですと暖房ですとかお風呂とかそういうものも含めて2万8000円から2万9000円ぐらい払っていたものが、今度は1万9800円ぐらいですか、安くなったと。それとですね、その中身も役場の職員さんですと、またそれに、さらに1万9千円なにがしでなくてさらに助成があるんではないですか。公営住宅、単身のアパートを借りても安くなるのではないかと。それと一緒でね、やっぱり外から移住定住をするということでもですね、やっぱり一定のそういう住宅しかも民間のアパートであればやっぱり5万円とか、今5万5千円ぐらいですよね。公営住宅につきましても、所得のやっぱり制限の一杯でお支払をしなければない。一定の間ですね、移住をしてきた方々、そういう方々に対して、2年とか仕事にももちろんよると思いますけど、やっぱりそういう具体的な政策もですね必要ではないのかな。その点についてどういうふうにお考えでいらっしゃいますか。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。公営住宅につきましては、低額所得者向けの住宅であるということで、公営住宅法に基づく所得に応じた家賃設定となっておりますので、補助金等を行う必要はないものと考えておりますし、建設時に国費が投入されていることも含め、制度の導入はできないものと考えております。一方で、民間アパートは入居者の所得水準もさまざまでありますが、公営住宅家賃との均衡に配慮しつつ、例えば一定の要件を満たした子育て世帯に対する支援策等についてですね、今後可能性を検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

すいません、先に言ってしまいましたので、3番の質問をそのまま続けさせていただきたいと思います。家賃ですね、そういう形でやっぱり安心してまず生活ができる、それはやっぱり移住してきた方々だけに限って言えばね、やっぱりそういう一定程度の期間のそういう家賃の低減、そういうのはやはり私は必要ではないのかな。メニューの一つとして2年なら2年、ある程度そういう形で生活が落ち着いた場合にまた元に戻すとか、2年が妥当かどうかということも含めて、反面こういうことも言えると思うんですよね。実際私達もそれなりの年代なってきました。仕事がある方、持ち家のある方でもですね、やっぱりそろそろ健康に自信がなくなってきたな、あるいはまた家を借りて家賃を払っている、そしたらやっぱり月に1回病院にちょっと行かなきゃならない、そういった場合にですね、多少家賃払って今住んでいる方もですよ、そういうふうに考える方々もぼちぼち出てきているという状況ですよ。そういうのが私達も、一般の皆さん方とお話ししている中でたまにそんな話も出ます。しかし、やっぱりこっちへ住んでくるという人にしたらですね、都会から見たら家賃はぐんと安いですよね。その分やっぱり今までどういうお仕事をされていたかわからないですけど、やっぱり賃金体系もやっぱり全然変わる、環境も変わる、そういった中でやはりそういう支出が抑えられる、あるいはやっぱりここからその大きな病院へ行くのには1日とか交通費とかそういうのもかかる。住んでいる人も同じですからかかりますよね。そういうものにやっぱりこの住宅制度の家賃もですね、やっぱり一つの考え方にやっぱり入れていくべきではないかなと思います。村長も1回は答弁されましたが、もう1回そういう広い観点からですね、村長さんはどういうふうにお考えがあるのか、導入のお考え方がないのか、もう1回質問をしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

今、議員さんからご提案をしていただきました。我々のほうもですね、今、議員さんと同じような考え方の中で移住者向けの住宅環境については、現在、普通財産として管理しております村有住宅を一定程度改修し、移住体験住宅よりも長期間で利用を想定した移住促進住宅としての活用に向けて、今現在検討しております。この部分につきましては、議員さんからのご提案があったとおり、家賃設定だとかそういうことも検討を今現在しておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思っております。また、今補助金を出して民間の方々にアパートを建設していただいております。この建設助成制度が本年度末をもって失効することになりますので、引き続きですね村内における賃貸住宅が依然として不足傾向にあるという状況も鑑みまして、引き続きこの本制度を延長しながら民間活力による建設促進を図ってまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

2番目の質問に移行します。移住するためにはすぐ家が必要である。昨年完成した単身者向け16戸、また、28年度末までに完成した民間アパート、これがもうほとんど満室と言ってもいい。また、苗畑の単身者向け住宅も満室状態であるというふうにお伺いをしているところでございます。今後ですね、やはり優良な住宅の提供というのもなければですね、ちゃんときちっと少し用意をしないとですね、そういう方々が入ってきた時に住宅がなくてやっぱり来られる方はちょっと待ってくださいという場面が多々出て、そういうふうになったらやっぱり来る人も二の足を踏んでしまう。もう1年待ってくれという状態ではないと思うんですよ。そういうことも含めてですね、今後の単身者向けあるいは全体の民アパ、それから公営住宅ですね、やっぱり少しこう改修をして耐震ていうか少し長持ちさせる、長寿命化計画もあるようですけどもそういうのでやっぱり確保をしていかなければいけないと思います。そういう計画をどのように考えているかお聞きをしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

先ほどの答弁とちょっとかぶる、重複する部分はございますけれども、先ほども言ったとおり移住定住の方々に向けてですね、今役場のほうで普通財産として管理している住宅をですね、まず直しながら提供していける。また、先ほどから言っています空き家バンク制度もこれはまだおりませんけれども利用した中で、移住定住の方々に提供できるような方向で考えていきたいというふうに考えております。また、民間アパートにつきましては、先ほど答弁させていただきましたけども、今年度末をもってその補助制度が失効するという状況の中で、来年度以降もですね、このことを継続していきたいというふうに考えております。民間アパートについては今年度については、浜鬼志別に4戸、それから浜猿払に4戸の建設というふうに聞いております。また、公営住宅の部分につきましては、今年度浜鬼志別に2戸、来年度に知来別地区において2戸の建設という計画になっております。また、古い公営住宅等も年数がありますので、その部分は担当部署と入居者の方々と協議をしながらですね、悪いところについては随時、修繕をさせていただくというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思っております。

質問 野村雅男

住宅につきましてはですね、建てて満室ですから、本当に空いているなんていうことはないですから喜びではありますけど、やっぱり満室となるとまた次の方が入れないというこれまた嬉しい問題もありますけど、この辺はですね、やはりどんどんやっぱり推し進めていただいて、やっぱり少し余裕があるものをもっていないとですね、やっぱり移住の方々も来てすぐ入れるというわけにはいきません。ですから、これはもうぜひもう少し力強い形でですね推し進めていただければとそういうふうに思います。

出典:猿払村議会 平成29年第2回定例会 2017年6月27日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる