みんなの議会

猿払村議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日

障害者の社会参加、就労機関の創設について

2013年6月17日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「障害者の社会参加、就労機関の創設について」質問し、副村長 三浦高志、教育長 大石真が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
副村長 三浦高志、教育長 大石真

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

次に2項目目の、障害者の社会参加、就労機関の創設について、ということについて、この質問に対しても、同僚議員が先ほど質問しました。私も、この就労機関や、この支援制度等に関しては、4年ほど前から、この場で何回も質問させていただいております。内部のほうでは、様々な形で検討会があったり、会議があったりと、進んではいたとは思いますが、目に見えた進展がなかったというのが、私は事実だと思います。その点、昨年度、この頃よく耳にする、ななかまどの会というのが創設されました。これが大きな切っ掛けではないかと思いまして、この場で質問させていただきます。私は、この質問に関しては、若年者の障害を持った方々が、この村で就労機関に住めないか、とか、住みながら就労できないか、ということについて質問させていただきたいと思います。障害者の方々が、この村に残るためには、働く場所が絶対必要だと、この場で何回も申し上げてきました。今、一つの新しい団体ができました。先ほどと同様の質問になるかもしれませんが、村としての支援状況について、より具体的に、こんなような形ができないか、という話をお聞きしたいと思います。私の一つの提案です。前回も、この場でお話しさせていただきましたが、今、各学校には、村の予算で支援員という形で、様々な方々が支援の形で入っておりますが、私の見た目では、言葉は悪いかもしれませんが、それに特化した支援員ではありません。一住民が支援として入ったり、教職経験者が入ったり、ということでございます。今、この障害者の方々を支援するということは、全国的にも増加傾向にある、様々な形で国の制度や道の制度等があります。できれば私は、プロの方々が何名か村職員として採用し、その方々の下で、村民皆がボランティアだったり、有償だったりという形で、私は、こういう村の支援状況ができないかなという考えでおります。そのような具体的な提案に対しての考え方を、お聞きしたいと思います。

答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)

ただ今の御質問にお答えをしたいと思います。議員は、特に在学中の障害をお持ちのお子様が、ここにいる間に、あるいは、ここを卒業したときに、引き続きこの村で生活できるという、そういった視点での御質問だと思いますが、あわせて、今、配置を。これは教育のほうですけれども、学校に配置をされている支援員。これは村の、いわゆる専門の職員ではない、という形の中で、今後もっと専門化をした配置が必要なのではないかという、そういった御質問だと思います。教育の中で、今、教育長がいらっしゃいますから、多くは私のほうでお話しはできませんけれども、いわゆる学校での生活支援が中心というふうに押さえておりますけれども、議員がおっしゃったのは、もっと生活全般、卒業してどうするのかというところも含めた、専門の職員が村職員として配置が必要で、そして関係者と共に専門的な立場から動く必要があるのではないか、ということだと思いますから、そういったところをですね、是非、教育委員会とも、それから村長のほうともですね、相談をしながら探っていきたいというふうに思っております。以上です。

質問 小山内浩一

今、副村長にお答えいただきましたが、最初は、保育所、小学校、中学校と、その中においての様々な支援の形があると思いますので、まず、そこから始めていただいて、最終的には村で就職ができる、就労ができることができるのが、私は村にとって最大のメ リットになるのではないかなと考えます。先ほども同僚議員から、特別支援学級の件について質問がありましたが、きょうの道新で、特別支援学級の入学者と、道内の中卒者のグラフが出ておりました。2004年から2013年までの間に、中卒者は1万人以上も目減りしているにも係わらず、特別支援学級の入学者は右肩上がりに1200人強ぐらいの多さになっているという情報でありました。それによって高等養護学校が分校を作って受け入れるというような形の記事でございました。この辺は教育長は専門でありますから、これからも支援学級の割合は、6パーセントから7パーセントの割合であると言われています。今もし、拓心中学校が七十何名であれば、これからも平均5人くらいの、そういう子どもたちが。平均ですから、それは何とも言えませんが、その方々が 残っていただけるような施策を。いかんせん、ここには高校がありませんので。養護学校もありませんし、1回は管外には出なければなりませんが、その子どもたちを迎え入れる施設が絶対あるべきだと、私は考えます。そこで2番目の質問ですが、今、ななかまどの会ができました。それには、私たち民間業者や行政、それに伴う、親の会ではない支援団体が必要だと、私は考えます。それがNPOになるのか、任意団体になるのか。多分、そういう子どもたちや、就労したいという方を受けるときに、一民間業者が受け入れるというのは、非常にリスクを背負いますし、また、その就職した子どもたちに対しても、この狭い猿払村の中での就職ですから、そういう意味ではデメリットもあると考えます。受け入れ施設が一つあって、その子どもたち だったり、若者だったりが、職場、職業を定期的に回れるようなスタイルだったり、自分に適した仕事は何かなと。水産加工だったり、建設業だったり、製造業だったり、農業だったりと、いろいろなことが考えられると思います。そのような、これからはNPOか、支援団体か、そういうものが、行政と民間として作ることが、私は理想だと考えます。この辺の現実的なことに関して、村の体制づくりについて、お聞きしたいと思います。

答弁 教育長 大石真(教育長は2016年3月まで)

先ほどの支援員の話も含めて、お話をさせていただきたいというふうに思いますが、資格を持った専門的な知識を有しながら、子どもたちの発達に適切な支援をしているというような人物を、ということは、将来的には、やはり必要なことになってくるだろうというふうに思います。現在は、そういう意味では、御指摘のとおりの部分もありますが、発達に熟知した大学の教師もですね、入っていただいております。その中で、そこで学びを通して、教職員自身の教師力も向上させながらですね、そういうことに対応していく力を育てていきたいなということで、今年度から北星大学のほうの先生に入っていただいているわけでございます。そういう意味では、そこでの教師力向上が、子どもたちの将来を生きる力を構築していくものではないかな、というふうに考えているところです。将来的には、先ほど副村長が話した形で見据えていければいいかな、というように思いました。支援団体の考えということは、おっしゃられることは、高校というか、高等養護を卒業したあとのことを御指摘されているのではないかということで、お答えさせていただきますが、障害を持たれる方々も、この村に残れる。安心して住める。これが大事だということでいくと、今、高等養護学校のほうは、いろいろな分校等を含めて、自立できるための教科を増やしていると。倍率が非常に高いです。そう意味では、なかなか入れない所の子どもたちもいるということで、道もですね、学級を増やすと、先ほど議員がおっしゃられたとおりの動きになっているようですけども、そういう、明らかに障害種別がはっきりしているという場合については、そういう所の進路もありますが、軽度発達障害の関係については、なかなか、そちらのほうに入ることはできません。ですから、普通高校への進学になっていきいます。そうすると、普通高校への進学だと、そこについての配慮というのは、なかなか難しいものが あって、人員的にも配慮されておりません。そういう意味では、なおさらのこと、高校を卒業したあと、相談ができる、そういう場や、組織が必要なんだと思います。それが、今いる子どもたちが卒業するころまでに、醸成されていかなければならない団体の一つであろうと。そして、今、議員がおっしゃったような支援団体の関係でいけば、稚内、それから豊富では、職親の会ということで、皆さんにも御存じのとおりの会があって、そういう中で、就職も含めて、そして、こういう弱さを持っている子には、こう接すればいいんだという、そういうアドバイスができるような、そんな機関や団体が必要になってくるんだろうと。それは、これからの子どもたちの動向も含めて、そして、これから増えている。何をもって増えているかというのは定義のところは難しいので、先ほど、私は増えているように感じる、というように話しましたけども、そこも含めてですね、そういう状況を構築することが、一番安心して住むことができる村を作っていくのではないかと。その一番の要素は、やはり村民が、それぞれお互いのことを知り、お互いを思いやる心や、共に育つというところをですね、大事にしていく村の風土 なんだろうなというふうに思います。そんな形で今後のことを考えているところです。以上です。

質問 小山内浩一

今現在、村には知的、精神、身体、その他の障害者を含めて、村外にいる方も含めてですけども、100名を超える方々がいるという情報であります。今、教育長の答弁にあったとおり、そういう支援団体を、いち早く醸成することが、私は本当に、この方々が村に住んでいただく第一歩と考えます。とかく私たちは、様々な障がいを持った方々を見るときには、何もかもデメリットがあるような形で見てしまう傾向がありますが、この場でも話させていただきましたが、一つのことに関してはデメリットだが、この子に、この仕事を預けたら誰よりも真剣に、素早く、メリットに変えて仕事ができる。例えば木工だったりとか、パソコンへの単純入力作業だったら、私たち健常者よりも全然早くできる、という子もいるという話も聞いております。できれば、そういう子の特性をいち早く掴む専門の支援員を村に招き入れ、就職していただいてですね、今、教育長が言ったような支援団体が早くできることを望んで、私の質問を終えたいと思います。

出典:猿払村議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる