猿払村議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日
公営住宅の活用と地域政策について
2012年9月19日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「公営住宅の活用と地域政策について」質問し、保健福祉課長 荒井輝彦、村長 巽昭、教育長 大石真、副村長 三浦高志、産業課長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 眞田勝也 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 荒井輝彦、村長 巽昭、教育長 大石真、副村長 三浦高志、産業課長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 眞田勝也
そういうことも提案しながら、次の質問に移っていきますけども、実は、今は二次予防高齢者と、そういう位置付けで押さえられておりますけれども、しからば一次予防高齢者から二次予防高齢者に移行する段階、それを防ぐということが最大の効果ですよね。健康な高齢者をつくる、ということですから、そこに視点を当てなければいけないと。村長に今、答弁をいただきましたから、保健師の訪問活動を。これに尽きます。充実して一次予防高齢者であっても、そこを訪問して、それを予防することによって、二次予防に移行しない形を作らなければならない。そこを私は言いたいのです。それをどうするのか、ということです。一次予防から二次に移行させないような取り組みを、これは考えていかなければならないと。そういう意味で保健福祉課長、一つ、そのあたり、さわりだけでも結構ですから、答弁いただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
ただ今の御質問にお答え申し上げます。保健指導訪問活動ということでは、3月、6月、またそれ以前から眞田議員にも、いろいろ御指摘をいただいているところでございまして、まだ必ずしも十分な訪問活動ができているとはいえないという実態にございます。ただ、6月にも御質問にお答え申し上げましたとおり、産休の職員が1名、とりあえず復活したということでは、それ以前よりは若干の訪問活動はできているかな、というふうに内部では押さえております。ただ、まだまだ回り切れていないというところもございますし、人員の、簡単に言葉だけでは人員増をすれば、ということも申し上げられるかもしれませんが、そのあたりは理事者と協議しながら、そして、こちらの現場の声も理事者に聞いていただきながら、良い形に進めるように努力、検討をしていきたいというふうに思います。御理解願います。
質問 眞田勝也
そういうことでですね、現場を担当する保健師だとか医療機関、看護も含めてですね、介護、看護も含めて、現場の理解を得るということには、非常に困難が伴うのですね。担当課長が一つのビジョンを掲げて、強烈な理念を持って、現場の人間と、やりとりをしなければですね、その意志は絶対に伝わらないですよ。あなたが、どのような理念を持って、どのようなメッセージを相手に伝えるかということで、状況が変わってくるのです。一般的なことを言って、訪問回数を増やしてくださいよ、と話したところで、それは解決するものではないのですよ。そこを一つ強烈にですね。摩擦も生まれるかもしれません。いろいろな課題があるかもしれない。現場は現場としての。そこを一つずつクリアしながら、本当に実践部隊として住民の役に立ってもらう活動を展開してもらう。それは、保健福祉課長、自らが、そういう理念を持たなければ絶対にできないですよ。言われたからやります、では、できない。これをね、肝に銘じていただきたいと思います。村長も、そういうメッセージを課長に伝えるべきだと思います。それで、やはり一次予防の高齢者というのは、今のところは何もない、健康に何とか生活している。高齢者においてもですね、これから話、質問に入っていきますけれども、きちんとして、生きている実感を感じてもらわなければ、そういう取り組みを、やはり。全て行政とは言いません。地域も我々も含めて全部で一緒になって、ものを考えていかなければならないです。だから一緒に作りましょう、ということを、私は提案していきたいと思いますので、そういう視点で、質問を続けたいと思います。よろしくお願いします。次の問題に入ります。それで、入る前に、保健福祉課長、一つ、保健師さんだとか、訪問看護のほうも含めてですね、これは医療になるのかもしれないですけれども、腹を割って、私はこんな施策を打ちたいのだと。高齢者にこんな住みよい、そういう地域をつくりたいのだと。だから一緒になってやりましょうよ、という、そういう強烈なメッセージを出してください。一つ、そこを要望しておきます。村長、そこだけ一つ、どうですか。課長と一緒に、そのあたり話していただけるということで、一つ確認しておきたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。もちろん、福祉政策は私の大きな政策課題の一つでございますから、今後においてもですね、全力を挙げて、担当課長、そして、この福祉のために副村長にいたしました三浦副村長と共に、万全の体制で取り組んでまいりたいと思っております。以上でございます。
質問 眞田勝也
一つ、そのあたり、よろしくお願いしたいと思います。必ずしも、諸手を挙げて、全て理解が得られるとは、私は思いません。現場との摩擦というものも当然、生まれてきます。しかし、それにめげずに一生懸命ぶつかって、理解してもらうということで、その作業は大変だと思いますけども、努力していただきたいと思います。次に移ります。健やかに暮らせるふるさとづくり。これが、基本理念として掲げられております。第5期の高齢者保健福祉計画にですね。五つの重点施策。具体的な施策の展開を謳っております。重点施策を掲げてですね。高齢期の生活の充実。日常生活の持続に向けた取り組みの充実。3番目に、在宅生活等の支援の充実。地域ケア体制の充実。福祉のまちづくりの推進、の5点を重点施策として掲げております。これについて以下、質問したいと思います。一つ目に、高齢期を健康で生き生きと生活できるよう、健康寿命の延伸に向けて取り組み、また、高齢者が自らの経験や知識、技術、技能などを生かし、生きがいをもって生活できるように、生涯学習等の充実を図る。さらに、社会の一員として活躍できる機会、場を設定していく、としているが、生きがいづくりの一環としての経験だとか知識、技術、技能の活用を図り、地域貢献と地域の一員として、役割を感じてもらう。これに尽きるのです。私は、高齢者対策というのは、これに尽きるのだろうというふうに思いますから、その具体策というような部分では、どうにも、ちょっと見えてこないという部分があります。それについて一つ、考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。高齢者を始め、村民の皆さんが心身共に健康で、自らがやりたいこと、やってみたいことを気楽に始められる、継続できる、そのような場づくりをさせていただくのが、生涯学習の環境を支える行政としての役割と考えております。特に、高齢者の皆さんの生きがいづくりということでは、社会福祉協議会主催の、ふれあい学級、老人クラブ。教育委員会の、百寿大学など、長年にわたり実施されている事業があります。老人クラブは御承知のとおり、病院、保健センター前のほか、各地域の単位クラブでも、花壇整備に協力をいただき、花いっぱい運動を継続していただいておりますし、ふれあい学級は、月に 1度ではありますが、レクリエーションや健康教室などに参加をいただき、楽しんでいただいております。百寿大学は、老人クラブやふれあい学級と若干、目的を異にして、楽しむというより、楽しみながら学ぶ。学んだことを地域に還元する、という位置付けかと考えます。高齢者の皆さんの経験や知識などを生かしていただく機会や場の提供は、以前にも申し上げましたが、学校で総合学習に講師として参加いただいた経過がありました。今後、学習の場づくりはもちろんのこと、地域への還元の場づくりに向けて、6月定例会の質問でもございましたが、庁内関係部署、当面は保健福祉課と教育委員会で、連携、協議してまいりたいと思います。以上でございます。
質問 眞田勝也
保健センターの前の花壇、奇麗になっております。あれも一つの高齢者の役割として、やはり、それも生きがいの一つになっているというふうに私は理解します。あのような奇麗なものを人に見ていただいて、奇麗だなと一言、言ってもらえば、なおさら励みになると。そのように思いますし。それで、百寿大学、老人クラブ、ふれあい学級と、いろいろ述べましたけども、本当にそれで満足しているのだろうかなと。それは、従来の取り組みというのは、域から一歩も出ていない。全く、1期、2期、3期、4期、5期までも同じメ ニューではありませんかと。例えば、生涯学習とは。私も偉そうに論じることは、ちょっとできませんけれども、村長が、 ちょっと触れました。生きがいであると。ふれあい学級で学んだことを地域に還元したいだとか、その成果を生活の場で発揮したいだとか、という、いろいろな欲求があるのですよ、高齢者は。誰にでもあるのです。若かろうが高齢者であろうが関係ないです。人間である以上。教育長も、前回の答弁のときに答弁されておりましたね。知識の前に、感動だろうと、人間は。ということは、相手に感動を感じてもらうことに自分の生きがいも喜びを感じられる。これが人間だろうと、私も、そのとおりだと思いますね。その意味でいけば、教育、生涯学習という意味では、もの凄く大きいものだろうと。それは、学校教育も含めてですよ。生涯にわたって、きちんと教育が継続されなければ、ある日、突然、高齢期に、教育、生涯学習教育などと、社会教育、だとか言い出すから、全く誰も参加してくれないし、あっち向かれる。見てもらえないと。振り返ってもらえないと。そういうシステムというか、気持ちがですね、理念が、私はこう考えていますよ、というものを感じてもらえれば参加してもらえると、私は思います。だから具体的に、今言う百寿大学、老人クラブ、ふれあい学級も良いです。だけど私は、そういうことだけではない、具体的にね、やった成果。それとか、人間として自分が社会にこういう役割があるのだという、そういう思いが生きがいに繋 がってくるというふうに、私はそう思いますから、具体的に、そこをどうするのかという部分を、生涯学習教育の充実、と謳われても、何をやるのですか、ということを分からないですよね。だから、そういった部分で、もう少し具体的に、その中身を検討していただける作業を、早期に立ち上げるべきだというふうに、私は思うのです。これは、ボランティアの活動を促すという意味だとか、いろいろなものもあると思いますから。表現はされております。ボランティア活動を促進させる。教育していきます。では、具体的にどうするのと。何もないです。あと2年しかない。2年半ですよ。それは、できっこないですよ。計画に謳われただけの話。それではいけないから、3年のスパンの中で、何かできることを、きちんとしなければ。どのような小さなことでも良いから、新たなことを、きちんと取り組みましょうと。そのような思いで、ちょっと質問したいのです。何かございますか。教育長。
答弁 教育長 大石真(教育長は2016年3月まで)
生きがいを持って、いつまでも生きられる地域づくりを願うという立場からの質問かなというふうに思います。生きがいは何ぞやと問われました。私は、生きがいは、先にも述べましたが、役に立つこと。愛されること。人との係わりの中で生まれるものが、生きがいだというふうに感じております。そういう意味では、1人だけのものではなくて、繋がっていく中での、生まれてくる有用感ではないかなというふうに考えています。そういう人間を育てるための生涯学習を、一連の流れを持って示すことが重要であろうという御示唆がありました。そこのところは、そのとおりでございます。今、現在、保育所、小学校、中学校。まず、15年までの流れを、具体的に発達の段階を則しながら、そういう発達を支援していこう、適切な時期に適切な支援をしよう、というところでは、今、校長会、各学校の協力を得ながら作っているところです。それを受けて、この度、高校を帰ってきてから、どういうふうに、いろいろな子どもたちを受け入れるのか。そこのところも、これから標榜していかなければならないところだな、というふうに考えております。質問の順に沿ってお答えしていきますと、健康寿命の延伸というところから、きっと三つの要素のことについて、考えを伺っているのかな、というふうに思います。栄養、体力、社会参加と。社会参加というのは、言い換えれば、生きがい、というふうになのでしょうけれども、そのことを議員さんは御指摘されているのだろうと思いますし、私もそのとおりの3要素が必要だというふうに 思っています。その3要素は、生きがいを持って生きていくための、生涯学習の役割である、というふうにも捉えています。その方策の一つとして、今までの知識経験を生かすと。自分の存在価値を理解してもらう。というところでは、平成15年から生涯学習バンクをですね、設立に向けて、登録者の確保に努めたところですけども、なかなか本人の意志などから頓挫している状況でございます。しかし、村民の皆様の中には、そういう知識や経験もありますし、そういうところで活躍していただく中で、生きがいも生まれますから、村内に潜在する人材の掘り起こし等をですね、含めて、集約した情報を人材情報として発信する準備を今、進めているところです。また、社会教育委員の皆さんにもですね、御検討を願いながら、高齢者を含めた村民を講師とした生涯学習講座を企画しているところです。準備ができ次第、周知し、実施する予定でございます。また、もう一つの観点として、先ほどから議員さんが申されていたようなところが、私も今、新たな視点だなというふうに考えているところですが、今までは、自分の持っている知識や技能を生かすという、受け身の生涯学習でした。しかし、これからは、健康寿命を、より豊かに、より充実した生きがいや社会参加ができる、社会貢献ができるという視点から、新たに学んで、それを生かし、貢献できる力量を育むという視点を持った、積極的な生涯学習が必要だろうと思っております。その中で有用感や成就感を持ちながら、周りと手を繋いで、役立ち感を高める学習内容を今、検討しているところでございますが、内容としては、新しい技術能力を獲得し、自ら成長する喜びを持つことが一つ。そして、障害を持った人たちや、そのときに働く人たちのサポートができるような、そのような内容の生涯学習も必要ではないだろうか。そして、その中で特産品を生み出していくような中の、生涯学習の、今、準備を進めているところでございます。それが、共生社会の中で存在意識を持つこと、その気運を高める主体者となっていく学習になっていくのではないかなというふうに考えています。地域の一員としての有用感を持つことができるよう、部内連携はもとより、皆様の協力も仰ぎながら進めていきたいなというふうに考えております。以上です。
質問 眞田勝也
答弁の中で、高齢者の経験、知識を生かし、それを、いかに有効に活用するかという登録制度、登録バンクには登録者がなしという部分では、それは3月、6月の議会においてもお聞きしました。それこそ受け身なのですね。私の言う、受け身。いませんか。登録がなければ、それで終わりと。違うでしょう。今、教育長が言われました、いろいろな取り組みの中で、特産品まで生まれる。そういうところまで、やはり追求すべきなのです。全く同感です。高齢者が持つ今までの長年培ってきた、生きてきたですよ、経験だとか、そういったもので、例えば料理などは指導できますよね。漬物はこうしますよ。飯寿司(いずし)の漬け方はこうですよ。伝えていけるではないですか。本当に、日本独自の文化を伝えてくという、もの凄い大事なものは、いくらでもあるのですよ。それだとか、凧を作って、指導できるところまでの技術を持った人がいますよ。いろいろな製品を作ったりして。それと、山菜の知識のもの凄いある人もいますし、キノコを見ると一目で分かるような人もいます。待っていては駄目だと思いますね。畑だとか野菜、花の育て方、これに長けた方もいますよ。本当に、いるのですよ、たくさん。そういう、古き良き地域文化、といいますか、そういったものを継承する必要もあるだろうし、今、教育長が述べました、住民生活を豊かにしていくという過程の中で、何か生まれるかもしれない。それは、受け身で登録を待っていては駄目なのです。発掘して、何とかして参加してもらうという努力をしないから。募集をします。いません。終わりました、ですよ。それはね、話にならないです。そのようなものは取り組のうちに入っていないと私は思いますから。ちょっと厳しい言い方になるかもしれないですけども。是非そこを、もう一度考えていただきたい。それと、今言うように、健康寿命について、ちょっと答弁ありましたから触れたいと思いますけども、前の3月議会でも言いました。人生80年から90年の時代に入ったのかなと、ライフスタイルとしては。そういう、私、質問の中で言ったのですけども、実は、敬老の日の北海道新聞の社説に、このようなことが載っております。人生90年時代。政府が11年振りに改定した、高齢社会対策大綱は、人生90年代を提唱した。65歳で高齢者と呼ばれることに違和感を持つ人が多いと。平均寿命は2011年で、男性79歳、女性は86歳。90歳近くまで生きる人は4人に 1人。もう20年前には考えられない数字。そういう状況になってきている。人生90年は現実に近いと言っていますね。しかし、いくら寿命が伸びたからといって、全ての人が健康でいられるかというと、そうではない。寝たきりの人もいるでしょう。要介護状態になって、極めて厳しい環境の中で、生きていかざるを得ない人もおります。それを厚生労働省が定めた、要介護や寝たきりにならない健康寿命というものがあるそうですね。それは男性70歳、女性73歳。先ほど言った男性79歳、女性86歳の実寿命としては、これだけの差があるということですね。ということは、平均的に、男性は70歳から79歳までの9年間は、そういうリスクがあるよ、ということを言ってるのですね。だから、そこをどうカバーして高齢者が生き生きと暮らせるような、そのような社会をつくらなければならないよ、ということを言っていると思います。だから、実寿命と健康寿命との差を、どうしたら縮めることができるかということが、これから問われていく施策なのだろうなというふうに思いますから、そこで、先ほど言われました、いろいろな、百寿大学だとか、ふれあい学級だとか、あまり新鮮さが感じない。毎年、同じメニューで。そこが、いかがなものかなと。そこを一つ、何とかね、施策を講じていただきたいし、我々、私も高齢の部類に入りますから。この前、稚内市で、ある書店で立ち読みしました。テレビでもやっておりましたから。85歳の渡辺和子(わたなべ かずこ)さんという作家ですけども、著書の中に、その本のタイトルが『置かれた場所で咲きなさい』と。置かれた場所で咲きなさい。私も、これを肝に銘じます。私、現実ここにいるわけですから、そこで何かを私は咲かせたいのです。欲望があるということですね。そうでなければ生きている価値がないですよ、という示唆だろうと思います。だから、そのようなことを含めると、私は、ここで何か咲かせたいなと。そういうことなのだろうなと。ただ生きているだけでは駄目なのだろうなと。皆さんにお世話になりっ放しでは駄目なのだろうな。そのように思いますから、是非、社会参加をしていきたい、という意欲もあります。だから、我々、そういう参加させる機会を作っていただきたい、ということで、次の質問に移っていきたいと思います。次に、日常生活の持続に向けた取り組みの充実、と標榜しております。具体的な施策で、家族支援の事業の充実ということを掲げております。それで、家族介護手当支援の充実、家族介護者の負担軽減を図るための完全休養日を制度として定期的に取れるような施策。それに対応できるような短期入所生活介護施設の充実は、極めて急がれると思いますけども、それについて具体的な考え方をお伺いしたいと。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えする前に、先ほどの教育長の答弁の補足をしたいと思います。先ほどの中でも、ちょっと新鮮味がないような、お言葉がございましたが、教育長も様々、いろいろなことを考えております。言えば良いのにな、と思いながら、横で聞いていたのですけども、例えば、昆布の加工品を作るとか、高齢者にですね、桜餅を研究させるとか。今、様々なことを、彼は彼なりに頑張っておりますので、少し時間を置いて、期待していただきたいなと思っております。それでは、ただ今の質問にお答えします。御家庭で介護が必要な方がおられるということでは、介護に当たられる御家族の苦労は、計り知れないものと考えております。現在、村内において重度の要介護度、要介護4、5の家族の介護をされている御家族は、1家族あると確認しておりますが、その御家族は、おむつ給付、寝たきり老人等介護手当の給付の対象となります。まず、御質問の、家族介護手当。これは、現行では、寝たきり老人等介護手当でございますが、これにつきましては、3月定例会においても、議員より御意見をいただいておりますが、現行の制度では、寝たきりの方がいる非課税世帯で、月額4,500円でありましたが、手当支給対象範囲の拡大について慎重に見直し、さらに手当額の引き上げについて、年度内に条例改正について検討し、新年度に反映させたいと考えております。以上でございます。
質問 眞田勝也
6月の定例会でも同じような内容で質問しておりますけども、家族支援。介護をしなければならない家族を持つ、介護する側の支援ということですから、村長、これ我々、あまり経験は。私は経験しています、ある部分では。私が、と言うより、うちの女房が経験していると言ったほうが正確でしょう。それを見ていたという実感で、話をさせていただきますけど、容易ではないのですよ。家族だから見て当たり前。それも良いでしょう。しかし現実は、というと、買い物に行くのも、ままならないのですよ。誰かがいなければ、買い物にも行けない状況なのですよ。365日、24時間、気を休める暇がない、身体を休める暇がないのが実態だったのですよ。今は反省しております。いくらかでも女房の足しになるようなことをやっていたのかなというと、やっていなかったのです。全て任せていた。反省しています。今、後悔しても遅いですけどね。しかし、並大抵のことではないのです。したがって、今は夫婦2人世帯で生活していると、どちらか先に倒れて、そういう状態になるかもしれないです。そういう状況に、介護に至らないで、バタンキューと逝ってくれれば一番良いのでしょう。自分にしても、そういう死に方を望むのでしょうけど、そうは上手くはいかない。介護に疲れてですね、共に自ら命を断つというのが、新聞で、どんどん報道されているではないですか。分かりますよ。そういう悲しい報道が、どんどんされているということ。そうなのだろうなと。精神的にも、肉体的にも、経済的にも、全て影響してくるのですね。私のところを例に出します。子どもの教育と介護と重なりました。子どもの学費くらい何とか、と女房は考えたけれども、それも、ままならないと。経済的に追い込まれる。ストレスも溜まる。精神的にも追い込まれる。肉体的にも疲れる。こういう状況をね、生ませてはいけないですね。定期的に休ませてあげなければ。公務員は週休二日でしょう。介護している、365日、24時間ですよ。教育長ね、そういう人を定期的に休ませてあげるような制度化を当然、図って当たり前だと、私は思うのですね。他の市町村でやっていなかったら、猿払村だけでも、こういう形は取り組んでいく。そういう意気込みを是非ね、村長に、聞かせていただきたい。それと、保健福祉課長にも、こういう実態についてね、本当に自分のことのように感じてもらわなければ、そういう施策は打てないですよ。実行していけないですからね、他人事だと考えていたら。そういうことで、今一度、これについてですね、強い決意で、何とかその部分について対応していただきたい、というふうに質問します。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
私のほうからも、お答えを申し上げたいと思います。家族、介護者の方々への負担軽減ということ、これは議員が御指摘あったとおりですね、この家族介護が原因で、家族が破綻をしたりですね、大変な状況の場合は、無理心中という、そういった悲惨な状況に陥ったりという、そういった例が、実は全国にも、あるわけでございます。経済的な負担、これの軽減をどうしようかな、という部分につきましては、村長も答弁を申し上げました、家族介護手当、この支給の対象範囲、あるいは金額について、そして加えてですね、御本人の介護サービス利用時の1割負担を軽減すると。こういった利用支援手当についても、結果的には御家族の負担軽減に繋がるとの視点で、拡大の方向で、村長から指示があります福祉等施策会議で煮詰めていくということで、この会議の責任者として、私からも申し上げたいと思います。目処についてはですね、いろいろな検討の状況がありますので、新年度になるかもしれません。そういった形で拡大、改善をするということを、申し上げておきたいと思います。それから、完全休養日制度ということでのお話がございました。ここは、心身の負担の軽減ということだと思います。やはり、家族の介護者の方々が大変な心労をされる。それから、身体的、肉体的にもですね、特に夜などはですね、眠れないこともあるという、大変な御苦労をされる介護が必要な方を見られている御家族もいらっしゃるわけです。当然のように、買い物に行きたいと。少しでも離れたいと。あるいは、せめて1日フリーになりたい。あるいは、冠婚葬祭等があって三日ぐらいはですね、どうしても家を離れざるを得ないと。こういったことは当然あるわけです。これらについてはですね、現在のヘルパー訪問の利用制度。あるいはデイサービス。そして、短期入所生活介護サービス、いわゆるショートステイ。これでも補えることは可能だろう、というふうに思いますけれども、御質問にあるですね、完全休養日を定期的に取れる制度。これについてはですね、例えば、ヘルパーの24時間派遣。あるいは、要介護の方を決まった曜日や時間にお預かりをすると。そういった、施設や宿泊サービスの確保という条件をですね、きちんと整備しなければならないということは、視野に入れなければなりません。しかも、これは単年度で計画的にできるものではなくて、単年度で終わるものではなくて、必要とする御家族の件数だとか、あるいは個別の状況というのがありますから、個々に応じる難しさというのは、大変、難しいものがあるのではないかというふうに思います。したがって、正直なところですね、人材確保も含めて、既成の枠の考え方の中でクリアをしていくというのは、非常に難しいかもしれません。しかしですね、こういった制度が、完璧なものではなくても必要ではないのかという、定期的に、少なくともスケジュールを一定期間ですね、1か月単位、あるいは2か月単位という、そういう中で調整ができるというような、そういった制度が必要ではないのかな、というような議員の御指摘に、私も実は同感でありますので、例えばですね、既成のサービスだけではなくて、地域だとか、有志、サポーターの力を育てて連携できると。こういった場合は、どうなるのだろうか、ということもですね、少し具体的に、今のある中でやろうとしても、おそらく無理だと思いますので、そう いったシミュレーションをきちんとしながらですね、これも福祉等の施策会議の論点にいたしたいというふうに思っています。あわせてですね、やすらぎ苑の現在のショートステイの部分の充足が必要ではないかというのが、冒頭に御質問ございました。現状としてはですね、やすらぎ苑、9床のショートステイの枠、そして国保病院入院のベッドの空きを最大限、調整をして、短期間あるいは数日、長い場合は30日程度にわたる場合も、御家族の御要望に。これは、要介護の方ということになりますけれども、要介護は、ケアマネージャーという、専門に役割を持って、そこの担当の方がいるわけですね。そこの御家族に、付いている方がいらっしゃるわけです。このケアマネージャーと関係部署が連携して対応をしているというのは、実態としては、そういう状況にあります。当面はですね、介護されている御家族が困っているだとか、使われている状況を的確に、まず把握をすると。担当のケアマネージャーがですね。こういったこと、あるいは村のこうしたサービスが、既成のサービスも含めてですけれども、十分、承知をしていない。伝わっていない。あるいは、知っていても遠慮をされていると。こういう御家族への十分な説明、あるいは相談体制。これを丁寧に歩みを進めていくということに力を入れさせてまりたいなというふうに思っています。巽村長の指示でですね、実は短期入所生活介護施設の充実ということについては、特養増床との関連をして、平成22年に検討した経過がある。これは議会のほうでも御承知のことと思います。後段にですね、議員の質問も出てまいりますけれども、小規模多機能居宅介護施設サービスという別な視点もありますので、その課題も含めてですね、家族介護者の負担軽減ということで、新たな考え方で、短期入所生活介護施設の部分も、これも施策会議で再検討をさせていただきたいと思っています。以上であります。
質問 眞田勝也
それでは、副村長に答弁いただきまして、具体的に細かく答弁いただきましたから、ある程度の理解はいたします。しかし、私が言いたいのはですね、現状の在宅介護。介護保険法の中も含めてですね、考えて、介護する側の心身の負担、この軽減措置としては十分なのかと。これで十分とはいえないまでも、それで本当に問題はないのだろうか、ということなのです、私が言いたいのは。もしも、それで問題がないとすればですね、介護疲れで自ら命を絶つなどということは、少なくなるはずです。現実、度々報道されているではありませんか。こういうのは。無理に心中を図ると。介護疲れ。はっきり。そういう部分を誰がカバーしてあげるのですか。地域も当然巻き込んで、皆が協力しなければならないというのは、よく分かります。しかし、行政も一緒になって、そういう部分、例えばショートで、例えばデイサービスで何時間か預かります。その時間帯は良いでしょう。それも一つの指標かもしれない。しかし、人間ですよ。そのうちの何時間は解放されて。だけど、いろいろ欲望はあるのですよ。人間の尊厳でしょう、これ。生きている尊厳でしょう。大事にしてあげれば、そういう休養日を与えて当然ではないかと、私は思うのですね。そのための施策は、やはり打つべきだ。それは、やすらぎ苑の短期の分の増床が可能なのか、という検討だとか、これから出てきますけれど、小規模多機能型だとか、いろいろな手法がある中で、そういう部分を解消していく手段がないのだろうか。そういうことで、できない理由は良いのです。何か、やる方法を考えていただきたい。それは、行政だけでは、できない部分がありますから、やはり地域で、又は地域の住民の中でNPOでも立ち上げてですね、そういう環境をつくっていくということは当然、必要でしょう。しかし、その中で本当にできるのかというと、やはり、そういう道に長けたプロが中に入って一緒にコーディネートして作り上げていくものだろうというふうに思うのですね。それは、行政もお手伝いいただかないと、できない問題だろうと。それと、先ほど言いましたけれども、やはり調査なくして対策なしですから、情報はきちんと。遠慮をしてですよ、私、頑張りますからと、やっている人だっているかもしれないのですよ、副村長。いるのですよ、現実に。そういう人が網に、もしか漏れたら、どうなるのですか。それは悲惨な結果になる、繋がるおそれがある、ということですよ。ですから、調査は十分にすべきだと。それと、手当の話になりますが、私は金品の部分では、あまり、こういう部分は言いたくはございませんけども、施設、在宅でやってくれているのですよ、家族といいながらも。そうすると、施設介護のコストはいくら掛かっているのですか、ということになれば、それとの比較も必要でしょう。この程度のものは、ということは当然、コストの、手当の算定の中に、そういうものをカウントとしても良いと、私は思うのですね。ですから、そういうことも一つ、考えていただきたいな、ということで、この問題については終わらさせていただきます。是非、この部分では、介護される側より、介護する側の視点に立って、この辛さを、心身の負担を軽減するという意味で、何とか手を打っていただきたいと。この具体化については、この事業計画の中には工程等については含まれておりませんけれども、これを是非とも、平成26年の中で、計画の中でですね、一定の方向が出るような形で対応していただきたいと思います。これについては私、また12月に同じ形、定例の度に、これを言うかもしれません。何とか、それだけ熱心を 持ってやらなければですね、なかなかできないと思うのです。ですから、やらさせていただきますけども。以上で、この問題を終わります。次に、在宅生活等の支援充実ということで、高齢者が住み慣れた地域で、安全に、安心して生活できるよう、ニーズに応じた多様な住まいの確保と提供に努める、というふうに、この計画の中にあります。さらに、公営住宅ユニバーサルデザインの整備指針に基づいて、入居者ニーズが発生した場合、長寿命化計画という部分も樹立されておりますから、それとも含めて維持管理、改善に、計画に基づいてニーズが発生した場合、即応できるような体制となっているのか。これについて、お伺いしたいと思います。また、マスタープランだとか、今、長寿命化の部分で、計画の中でも謳われておりますけども、高齢者が共同で暮らす公営住宅の建設ということで、「コレクティブ住宅」と表現されておりますけども、これの検討作業について、どういう状況になっているか、お伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えします。まず、ユニバーサルデザイン、公営住宅整備指針についてでありますが、道が独自で定めているもので、段差の解消のほか、在宅介護に必要な部屋の広さの確保などに配慮した内容となっており、平成21年度以降に整備される全ての公営住宅に対し、ユニバーサルデザインに基づいた設計が求められております。既存の公営住宅のうち、建設年次の比較的新しい村営住宅につきましては、一定程度のバリアフリー化がなされておりますが、大半は建設年度が古く、バリアフリー化がされていない状況にあります。これらの住宅は高齢者の入居率も高く、加齢に伴い、日常生活に支障を来すこともあるため、地域包括支援センターや、やすらぎ苑との連携により、必要に応じ手すりや、スロープの設置など、入居者のニーズに沿った対応を行っております。今後におきましても、既存住宅に入居する高齢者等に対する入居支援を行ってまいりますが、出入り口等の開口幅の確保など、対応にも限界があることから、基本的には公営住宅等長寿命化計画に基づいた公営住宅の建設を進める中で、ユニ バーサルデザインに配慮した住宅の整備を図ってまいりたいと考えております。次に、コレクティブ住宅についてでありますが、コレクティブ住宅とは、様々な世帯が一つの集合住宅に住み、自立した生活を行いながら食堂や共用室などの共用スペースを持ち、居住者自身が管理していく、共同生活型住居のことであり、コ ミュニティーとプライバシーの両方を兼ね備えた機能を持つものであります。本村におきましては、平成15年度に策定した、猿払村住宅マスタープランの中で、高齢者を対象としたコレクティブ公営住宅の建設を施策に掲げておりますが、財政状況の悪化等もあり、具体的な検討は行っていないというのが現状であります。コレクティブ住宅を整備するためには、スケールメリットという観点から見た場合に、一定の団地規模が必要と考えられることから、現状においては、やすらぎ苑や保健福祉総合センターなどの既存施設を活用する中で、コレクティブ住宅の趣旨であります、コミュニティーの形成という役割を補完する施策を展開してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 眞田勝也
実は、この公営住宅の中で、一定の共生スペースを持った考え方で、建設は当然、福祉のほうと横の連携を取りながら、入居を予定する側のニーズに合致したような建設をすべきだということで、過去、何年にもわたって私、この一般質問をしております。それで、長寿命化のほうにも具体的にコレクティブ住宅の検討作業に入る、というふうに入っていますから、実は、これ期待していたのですよ。当然、そういう地域に、ニーズに合致したものは、そういうものだろうと、私は思ったのですね。ですから、公営住宅についても従来の発想と変えた中で、 180度転換した中で、そういうスペースも併せ持った公営住宅を建設すべきだと訴えていたのですよ。しかし、今回、入っていました。長寿命化にも。マスタープランだけでなく長寿命化にも表現されております。検討作業に入るという計画書になっていて、それをコミュニティーの部分は、やすらぎ苑に役割を依存するというのは、それは違うのではありませんか。何の計画なのですか。コミュニティーの部分は、保健師、保健センターで、役割を担えるかもしれない。しかし、プライバシーや共生スペースという部分での役割、一番大事な、その部分はどうなるのですか、ということを聞きたいのですよ。これは、いろいろな方法があると思うのです。小規模多機能型の施設建設が、この役割に代わるかもしれない。しかし、それも難しいとするならば、公営住宅に、そういう役割を 担っていただいて、ケアする体制は村であるとか、NPOを作っていくだとか、いろいろな考え方があると思うのですね。ですが、それを今の村長の答弁では排除してしまっている。それは、ちょっと納得はできないし、新しい公営住宅の建設の中では、ユニバーサルデザインという部分では理解します。しかし、既存の公営住宅の中で、そういうニーズが発生した場合は、段差と手すりだけバリアフリーにします。浴槽はどうなるのですか。浴槽も直すべきではないですか。そういうことを言っているのです。全ての部分で、きちんと即応できるような体制を構築すべきですよ、ということを言っているのですけども、今一度、副村長からでも結構ですけど、まず、その考え方について答弁いただきたいと思います。
答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)
ニーズに即応できる体制ということでの御質問でありました。村長が御答弁申し上げたのは、公営住宅の部分が一つと。それから、今、改めて御指摘がありました、高齢者の入居ということを考えたときに、コレクティブ住宅と。公営住宅等に共同で、いわゆる高齢者の方々が、暮らすスペース、コミュニティーを持つスペース、そういったものが必要ということの御指摘であります。村長が申し上げたのとは若干ニュアンスが異なるかもしれませんけれども、コレクティブ住宅という部分については、高齢者が共同で暮らす、というコンセプトを持っているというのが一つの特徴だというふうに思っています。その運営という点で、行政が一定の役割を持ってでもやるべきではないのかという御指摘でありました。そういう方向が当然どこでもできることではなくて、猿払村であるからこそ、人材の少ない、あるいは、そういった経験のない所でできる工夫というものを改めて検討を、といいますか、させていただきたいと思います。議員も御承知だと思いますけれども、幌加内町の新しくできた小規模の居宅介護支援、地域密着型のですね。こういったところの実は、背景はですね、私も、新聞に出ましてですね、いろいろ問い合わせたり、調べさせていただきましたけれども、元々、老人福祉寮というのがあったわけですね。これは、養護を必要とする高齢者の方々、そういった方々を、うちと同じ調整会議、サービス調整会議でですね、ケア会議の中で、きちんと必要な方を特定をして、そして、その方々の要望も得ながらですね、いわゆる生活支援ハウス的なものが元々、町でですね、作っていたと。そこには当然、支援をする、お世話をする方も配置をしていたわけですね。そういった福祉寮から、実は発展をさせたのが、今回のものと。そこを運営をしているのが、NPO法人と。これは当然、NPO法人ですから民間の方々の意識や力のある方が理事長となって、そして地域住民の方々が、そこに一緒に参画をしてというもので運用をされているという状況でありますけれども、まさしくですね、コレクティブ住宅そのものではないけれども、その福祉寮が土台となって、「えん」という名称のですね、施設に変革がされたと。大変、元々、猿払には、そういった施設はありま せんけれども、是非、参考にしたい取り組みだなというふうに。これ、2011年の11月でしょうかね、NPO法人ができて、元々あったものを指定管理者としてですね、受けている。つまり、施設は町が作ったものと。そして、そこを運営をするのがNPO法人の方々ということで、そのような体制をですね、是非、目指した検討、取り組みを、猿払村としてもしていきたいというふうに、また村長と相談を申し上げたいと思います。
質問 眞田勝也
今、お答えいただきましたけれども、幌加内の朱鞠内の例を出して。これも新聞で報道されておりましたけども、やはり、うちの地域実態と、ある程度、似通って、そして、特徴的には、町の施設を活用して、こういう形に持っていっているという特徴があるかと思うのですね。それで、私も施設がどこであろう、誰がどうであろうが、そういうことに、あまりこだわっていないのです。同じ建物をやるのであれば、例えば高齢者用住宅ですよという長屋を6件作るのであれば、共生のスペースだって当然あって良いのではないのか、同時にコミュニティーも図れて、と。なぜ公営住宅を長屋で別棟にして建てなければならないのですかと。繋げる発想も必要ではないですか。食事する所も一緒で良いのではないですかと。なぜ配食して歩かなければならないのですかと。例えば、単身で生活している高齢世帯があるなら、そういう所で一緒に生活して、栄養のバ ランスを考えて、できるだけ介護の予防をしていくというのが原点ではありませんか、ということを言っているのですね。公営住宅ではなく、ケア付きでなければ駄目だと、前回も言われました。それなら、ケアを付ければ良いではないですか、というふうに私は。今の幌加内の例ですけども、NPO法人で、やれるところからやりましょうと。うちは公営住宅が、できないわけはないではありませんか。そういうことも視野に入れて。できない理由を言うのではなくて、そこも視野に入れて検討作業に入ってもらいたいと。公営住宅ではどうなのだろうかと。できないのか。できたらやろうと。次に建てるときに考えようと。そういうことも考えていただきたいなというふうに思うのですよ。それで、高齢者向けの施設というのは、主に四つの形態があるというふうに言われていますね。有料、介護付きの有料老人ホームというのと、特別養護老人ホーム。これは、やすらぎ苑のことだと思います。グループホーム。サービス付き高齢者向け住宅。こういうタイプが、一応、示されております。一般的に言われております。それで、6月の議会で、実は同じ質問をしましたけれども、ケア付きであれば可能な施設も、いろいろあると言われていますけども、ですから、民間でやるべきものと、行政でやるべきものを、はっきり色分けをしなければならないような、あのときの答弁だったように記憶しております。ですから、私は提案しました。行政と民間で共同企業体を組んで対応できませんか、と言っているのです。そういう方法も検討していただけませんか、という提案をしたはずですね。憶えていますかね。それで、6月に提案しました。8月の新聞に、このようなデータが載っていますね。介護住宅付き施設が増加。小規模多機能型介護サービス、在宅で介護を必要とする人が利用する小規模多機能型居宅介護の施設にアパートや下宿などの住宅を併設する事業所が増えている。そして特徴的には、これ、美瑛町です。通常は民間事業者が住宅と小規模多機能を運営するが、民間と自治体が連携する、ユニークな取り組みもありますよと。上川管内の美瑛町が、そういうことです。ですから、そういう先進事例があるではないですか。やっている所は、やっているのですよ。民間と共同でやってはいかがですか。そのような手法はございませんか、と私は提案しました、6月に。8月に、ちゃんと、こういう、実際やっている所がある、と言っているのですよ。この美瑛の施設については、保健福祉課長でも副村長でも、承知しておりますか。
答弁 保健福祉課長 荒井輝彦(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答え申し上げます。承知しているかということでは、私も新聞記事を見て初めて知りました。そして、記事の中で、今、議員がおっしゃったとおり、民間と自治体が連携するユニークな取り組みという表現もされております。今おっしゃられた部分で、 6月に、民間と行政が共同企業体をということで言われたことは、私も、もちろん覚えておりますし、ただ、その当時、私は全く、それが一体どういう方策で、そういうことが実現できるのかというのは正直、頭に全く浮かびませんでした。この新聞記事を見て、なるほど、こういう方法があるのだな、ということは、とりあえず認識としては理解いたしましたので、改めて、この美瑛町さんの、この施設をですね、私は、障害者施設の関係で豊富町さんと、枝幸町さんと、いろいろ見せていただいて、見て初めて分かったという非常に多く、勉強させてもらっていますので、この美瑛町さんの、この取り組みも、是非。できれば見たいですけども、この担当の方のお話を聞いてですね、ちょっと勉強させていただきたいなというふうに思います。遅いというふうに言われるかもしれませんが、ちょっと勉強させていただきたいというふうに思います。答弁にならないかもしれませんが、以上でございます。
質問 眞田勝也
それでは、現状のね、枠組みの中での発想で考えれば、どこでもやっているような一般的な流れでしか福祉対応できないのです。発想を変えなければならない。うちの地域には、どんな形が相応しいのだろうか。どのようなことを要求されているのだろうか。地域に よって自ずから違うのですよ、自治体によっては。ですから、うちの地域にはこういうことができるとか、こういうことが、うちでは良いなとか。いろいろな可能性を、やはり考えてもらわなければ駄目なのですね。そこを求めているのですよ。もう従来の発想を変えてくださいと言っているのです、私は。一般的な。公営住宅だからできません。できない理由は良いのです。そのようなものは必要ないです。やれる方法は何とかないかと考える。そして要求する。例えば、今、行政と民間で一緒に企業体を組んでやりましょうと。そういうことも、今、こういう地域政策や公共事業は、どこの自治体も公共事業は激減しているのですよ。公共事業に頼って生きていける時代ではなくなったのです。建設業も。であれば、福祉産業にも参入すると。異業種にも参入していくのだと。共同でしたら、建物はこっちで、ケアはこっちで請け負うから、それなら共同でやろうか。そういう発想も考えていかなければならない時代。そういうことを求めているのですよ。ですから、是非、これについては早急にね、そういう道を探るという意味では、美瑛あたりも研修に出掛けて。村長どうですか、職員を研修に出しても良いと思うのですよ、お金を掛けて。できるだけ早い結論を得たいと。出してもらいたいと。そういうふうに思いますので、小規模多機能型、幌加内も然りです。副村長、当然、幌加内の守田町長も承知しているはずですから、町長に直に会って、いろいろな話を聞くということも必要ではないですか。そういうことも含めて、やっていただきたいなというふうに思います。これついては終わります。次に最後の質問。高齢者の尊厳の確保と権利擁護のため、成年後見人制度というのが最近、随分言われておりますけど、病気や要介護状態になった場合の自分の生き方だとか、希望。そういったものを、何か最近言われてますね。鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)さんが『エンディング ノート』という著書で書いておりますね。いろいろ今、いろいろなタイプのものが出されているというふうに、テレビでやっております。うちも、いざとなったときに、さて困ったものだな、ということがないようにね、例えば、介護状態になったときに自分は、どうしてもらいたいのだと。延命治療は私はいらないと。そういう、何というか、自分の希望だとか、そういったものを残しておく。そういうことを推進していくという考え方については、いかがなものか、ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問に答えいたします。認知症や精神上の障害などにより、判断能力が十分でない方が、自分一人では不動産や預貯金等の財産の管理や各種契約が安全に行えるよう、援助してくれる人を家庭裁判所に選んでもらう。そのような、成年後見制度があります。特に、増加する認知症高齢者や単身高齢者を、経済的被害等の権利侵害から守るため、金銭管理や介護 サービス等の利用契約を行う等の後見支援の充実の必要性から昨年、老人福祉法が改正され、弁護士などの専門職や親族以外の方が後見支援を行う市民後見人の育成活用が市町村の責務とされております。さらに、障害者自立支援法に基づく、市町村が行う地域生活支援事業の中で、障害をお持ちの方がこの制度を利用する際に、費用援助が必要な方には当該費用の支給事業などを行うこととされております。こうした制度があること、どういう場合に活用できのるかといったことなど、村民の皆さんにも十分周知されておりませんので、まず、遅ればせながら、制度について広報させていただきます。また、費用援助のための根拠となる要綱整備を進めたいと考えております。さらには、御自分が病気や要介護となって、御自身の意向などを伝えることが困難となった場合などに備えて、御家族などに残したい、例えば御自身のプロフィール、介護や看病に対する希望、延命や葬儀などに対する考え方などを記す、エンディングノートにつきましては、内容などを検討しながら作成に向け検討してまいります。以上でございます。
質問 眞田勝也
これについては、行政がやることではないわけですから、自ら、こういうことを残していくという考え方にならなければならない。しかし、やはり行政が、そういう形を推進していくという立場では、情報を出していくという意味で、努力していただきたいと。それには、いつかは訪れます。我々にも人生の最期は訪れるわけですから、それに向けての身支度を、きちんと整えるという意味で、進めていただきたいなというふうに思います。それでは、福祉の最後になりますけども、福祉のまちづくりの推進の具体施策として、地域密着型施設整備の検討、ということを謳っておりますけども、もう検討は良いです。検討は4期で終 わったでしょう、おそらく。そのような感覚でいます。同じことが書かれております。検討は。 5期も3年間、また検討するのか、ということでは、納得はちょっとできないので。これはですね、作業工程をいつまで、今年一杯に、そういう部分でみんなで協議して、時間はないけども、一つの方策を練り上げると。どのような小さいことでも結構だと思います。それには住民の協力も当然、必要ですから、私も住民協力という部分では積極的に係わってまいりたいと思いますし、呼び掛けにも行きたいと思いますので、その考え方を一つ聞かせていただきたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。高齢者の皆様が住み慣れたこの地域で、いつまでも元気で過ごしていただくことが、村民にも行政にとっても一番の幸せかと考えます。 6月の議会でも申し上げました、副村長をトップに職員レベルでの高齢者福祉施策会議について、小規模多機能型施設建設も視野に入れて、保健福祉課、建築係、管財交通係、社会福祉協議会、やすらぎ苑施設長をメンバーに、本年度4月に立ち上げることを指示し、このうち、副村長と保健福祉課との施策検討打合せ会を6月に実施し、まずはハード面を除いたサービスについて、できることは何かという視点から入って協議を始めたところであります。ハードを整備するとした場合、現状では、施設の運営面や介護保険料の増という、大変、大きな問題をクリアできる目処はまだ立っておらず、建設に向かうという結論には、今しばらく時間を要するというのが正直なところでございます。仮に、現、第5期計画期間中に方向性を見出し、次期、第6期計画に建設となりますと、スケジュールを逆算しますと、平成26年には設計が、来年の平成25年には建設費補助申請となり、本年度中に意思決定が必要となってまいります。前段で申し上げました課題解決について慎重に検討し、方向性を定めたいと考えますので、もう少々のお時間をいただきたいと考えております。以上でございます。
質問 眞田勝也
安心しました。そういうことで、スケジュールの検討を。しつこいようですけれども、また、12月、3月という部分で、これを改めて再認識。私も勉強します。お互いに情報を出し合いながら、見つけて、道を切り拓いていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。次に入ります。かねてからですね、私は議員になってから約10年になりますか。なったときから、沿岸浅海増養殖事業の展開、これを、いろいろな議員さんが提案されております。しかし、執行方針からも消えて久しいですけども、この考え方をですね、ちょっと時間がございませんけども。村は、日本一のホタテの村です。計画的な水揚げで、ある意味、非常に強味がある。反面ですね、近年の異常気象ということで、水温の変化だとか、そういった部分が影響するのでしょう。魚の回遊に変化が起きていると。アキアジに見られるようにですね。ホタテに特化しているという部分は、ある部分では強味でもあり、ある部分でリスクがある。これは何らかの影響でホタテが壊滅、などということになったら、大変なことなのですね。そういう状況はあり得ないとは思いますけども、そういう影響が心配されるということですね。それを、リスクを軽減するという意味では、やはり多様な対策が必要だろうというふうに思います。それは増養殖事業も、あわせてこういうことを進行していくべきだろうというふうに思います。考え方をお尋ねいたします。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の御質問にお答えいたします。議員も、ただ今おっしゃったとおり、御存じのように猿払村漁業協同組合は、毎年ホタテの漁獲高の日本一を誇っております。先ほども議員おっしゃったとおり、漁獲高が前のように枯渇するということはないと思います。しかしながらですね、近年は、他の漁協に漁獲高、そして品質においても、猛烈に迫られてきております。また、国際的にも中国を初め、グローバル化の中で安穏としていられない環境下となってきております。昨年度の猿払村漁業協同組合の漁獲高62億 3000万円のうち、内訳は、ホタテは53億 3000万円で、比率が85.6パーセント。 サケ、マスが5億5000万円で、8.8パー セント。ケガニが1億7000万円で、2.7 パーセント。その他が1億8000万円で、 2.9パーセントであります。魚種別割合では、ホタテが全体の85パーセントとなり、議員もおしゃったとおり、一極集中型の漁業となっております。孫の代まで継承できる安定的漁業を目指すならば、リスク分担のためにも、他の魚種割合も増やさなければならないと、私も同様に考えております。その中でもですね、最近注目されているのが、サケ、マスの採卵放流事業は研究が進みですね、実績が最近は目に見えて増えております。今後も漁協と連携を深め、さらなる漁獲高増加に繋がるよう、協力してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 眞田勝也
最近、8月から9月にかけて北海道新聞の報道で2回ほど載っております。ソイの稚魚の放流。それと、ナマコの養殖。こういう報道がなされておりますけども、うちも面としては随分ありますけれども、そういう部分では、ちょっと、海底の状況によっては馴染めないものもあるでしょう、相応しくないものも。しかし、馴染むものもある。そういうところを研究して、できるものはやってもらう、というようなことに。そういう部分は水産試験場、いろいろありますから、そういう所と協調して、そういう振興を図っていくべきだろうというふうに、私は思うのですね。そして、他の魚種も、やはり。ホタテだけに特化するのではなく、いろいろな範囲に広げて、いろいろな魚種があって。楽しいではないですか、漁業も。そのような振興を図っていただきたいなというふうに思います。それで、産業課長にお聞きしたいのですけど、北海道では、地域別の栽培漁業の推進計画というのがございましてね、第6次栽培漁業基本計画というのがありますけども、この中で海域を五つにですね、分かれていますが、オホーツク海域は猿払村から斜里町までですけども、これにですね、載っている部分が、何と言いますか、ホタテがほとんど主流で、あまり他の魚種が載っていないような感じなのですね。対象魚種が。これについて産業課長、知っている範囲でちょっと、内容についてお答えいただきたいと思いますけども。
答弁 産業課長 伊藤浩一(産業課長は2013年6月まで)
ただ今の眞田議員の御質問にお答えします。議員おっしゃるとおり、第6次の栽培漁業基本計画の附属計画としまして、海域別栽培漁業推進計画というのがあります。その中で、オホーツク海域という部分で、本村においては議員おっしゃるとおり、猿払村から斜里町の海域ということで、その推進計画の中に、進められる魚種としましては、ホタテ貝と、それからニシン、ナマコという形の推進する魚種に なっております。また、任意に取り組んでいける魚種としましては、アサリという形の推進計画の中に謳われているというふうになっていると思います。終わります。
質問 眞田勝也
最後になりますけども、魚種がホタテとニシン(聞取不可)ですね。いろいろな対象魚種があるはずです。ヒラメだとか、クロソイ、ガヤ、ナマコ。いろいろあるで しょう。そこは、どこと調整を図ればいいのか。猿払村だけで一生懸命、稚貝をやっても回遊して歩きますから。だから、オホーツク海域全域で取り組まなければならない。そういう性質のものだと思います。したがって、これは村長、一つ頑 張ってですね、この猿払村だけでやるということの課題ではない、というふうに理解しますから、これは道と、このあたり協議してですね、オホーツク海の沿岸市町村との話し合いを持って、同時進行で、これを進行していかなければならないという課題があろうかと思いますので、その意気込みを、ちょっと一つ、お聞かせしていただいて、質問を終わりたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
先ほどから述べておりますが、御陰様を持ちまして、猿払村の漁業に関しましては、ホタテが毎年、日本一の水揚げを誇っておりまして、安定的な操業を続けております。しかしながら、間違いなく陰りも見えてきております。ですから、今、この力のあるうちにですね、次の手を打っておかなければならないと、私も 思っているところでございます。様々な魚種についてはですね、これから関連機関等とも検討しながら前向きに検討してまいりますが、ただ、一番確実なのは、やはり昔からここで育った魚ですね。ここに育ってあった魚を、それを、どのように根付けるかということが一番大切なのでありまして、そういう昔からの歴史とか、魚種などを、もう一度確認しながらですね、計画的に、ホタテ以外にも生産できる漁業を目指していきたいなと思っているところでございます。以上でございます。
質問 眞田勝也
終わります。