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猿払村議会 平成24年第2回定例会 2012年6月27日

公共施設の修繕及び長寿命化計画について

2012年6月27日、猿払村議会の一般質問で、金子清議員が「公共施設の修繕及び長寿命化計画について」質問し、村長 巽昭、財政企画課主幹 坂本秀喜、副村長 三浦高志が答弁しました。

質問者
金子清 議員
答弁者
村長 巽昭、財政企画課主幹 坂本秀喜、副村長 三浦高志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 金子清

一般質問通告書に基づきまして、2項目質問させていただきます。まず第1点目、公共施設の修繕及び長期寿命化計画について、お伺いいたします。まず最初に、修繕費の問題でちょっと、お伺いいたしたいと思います。村の各公共施設については、建設時から相当数年数が経過しているものが多くなってきている現状と考えます。行政財産として、各課が管理していると思いますが、これまで各公共施設の修繕費については総額で、いくら掛っているのか。また、公共施設全体の修繕費については、どこかの課で一括把握するのが将来の財政運営上有効と考えますが、現状どのようになっているのか、お伺いいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の金子議員の質問にお答えいたします。所管課別の公共施設における平成14年度から平成23年度までの10年間での修繕に掛かった費用につきましては、議員のお手元に資料としてお届けしておりますが、各年度において、財政状況等の理由により、かなり変動しておりますが、ここ10年間で公共施設に掛かった修繕費は9億5576万7千円、年平均 9557万7千円が支出されております。傾向としては、やはり建築後の経過年数の多い施設ほど修繕費が掛かってきていることが分かります。 一部の施設においては、修繕を抑え改築を進めてきた施設もあり、今後においても必要最低限の修繕に留め、いずれは改築という方向に向けて事務事業評価を経て、今後の総合計画に盛り込んでいく考えでおります。今後、修繕及び改築に向けての財源につきましては、目的別に基金を積んでおりますので、それを財源として総合計画を基本とした年次計画を もって実施したいと考えております。現在は、各課において所管する施設の台帳を整備し、修繕及び改築等の計画をそれぞれで実施するという形ですが、予算に計上する際には事務事業評価委員会にかけ、各課からの代表による協議を経て1次から2次、最終的には理事者と、3段階の評価を実施し事業の予算化を図るという手順になっておりますので、どこかの課で一括把握という意味では財政企画課が事務局となり、総括していると押さえておるところでございます。以上でございます。

質問 金子清

手筈については、今後の見通しというか、そういうものについては、3段階で協議していくという説明がございました。村長の言うとおり、朝、資料をいただきました。それで、村長の説明どおり単年度ごとに見ていけば、かなり厳しいときに、ほとんど手が付けられない状況下の年も何年かありました。そういう 付けが今の施設の老朽化ということに拍車をかけているのではないのかな、という気がしてなりませんけれども、そういう意味で、ゆっくり、何か問題があったときに協議して、各課から要望を上げて協議をするという形では、やはり長寿命化ということを考えれば、計画をきちんと最初の段階で具体的に持って修繕をしたほうが。例えばね、民間の住宅ですと、雨漏りをしてから直しますよということになれば、雨漏りしている所だけ、屋根を直せばいいだけでは済まなくなるわけですよ。内装から、中の柱から、全てのその雨漏りによって、何と言いますか、修繕の対象になってくるということになろうかと思いますけれども、そういう問題が起きてからというよりも、私はもう少し進めて。できればね、本当は専門家の人に診断してもらって、修繕計画を立てていくというのが一番理想だとは思いますけれども、その辺の対応というのは財政企画課のほうが担当になるということですけれども、各課との繋がり、上手く取れるのかどうかも含めて、ちょっと再度お伺いしたいと思います。

答弁 財政企画課主幹 坂本秀喜

お答えさせていただきます。最初に、今までの管理のあり方については、議員もおっしゃられておりましたとおり、どちらかというと対症療法的な対応になっていたというのが実感としてあります。これからについては、もちろん建物を長期に使う、安全に使うということを前提にしながら、保全型という形の対応を何とか心がけていきたいというふうに、まず考えております。その中で、各課との連携という点での御質問でありましたけども、私たちの課で総合計画を策定しております。今回、昨年策定しました、第6次猿払村総合計画につきましては、平成23年から平成27年までの5か年間、昨年の4月時点で、議員各位にも実施計画書というものをお配りしていると思いますが、その中に一定の修繕が必要な部分については、先ほど村長がお話のあったとおり、事務事業評価を経て、計画の中に載せております。総合計画自体は5年間というサイクルで策定はしておりますが、今考えておりますのが、この5年間を上期と下期に分けて、平成25年度、来年度は中間年になりますから、来年度改めて総合計画の後期の必要事業について、各課と連携を取ながら計画に載せていくような考えでおります。あとは、総合計画に載っていないような随時の事案が発生したときにつきましても、先ほどお話しされたとおりの事務事業評価を経て、最終的にその必要性、工法の妥当性等を判断して行っていくという考えでおりますので、その都度、必要に応じては予算措置をさせていただくという形で考えております。

質問 金子清

先ほどの答弁の中で、2番目のことも含まれている話になりますので、まず(2)の長寿命化計画についてお伺いいたします。村の公営住宅については、猿払村公営住宅等長寿命化計画が平成23年12月に策定されました。本年、そして説明を受けさせていただきました。劣化が進む他の公共施設に対して、適切な維持管理や予防保全を行い、建て替えと比較した場合の財政負担の軽減と、計画的な保全体制の確立により財政支出の平準化を行うことが必要であり、公共施設の長寿命化を図ることを目的とした計画の策定は必要と、個人的には考えます。現在、他の公共施設について、同様の長寿命化計画の策定がされているのか、お伺いいたします。公営住宅の長寿命化計画が議論されたときに、公共施設に関しても一緒に議論になっていなかったかというのも教えていただきたいと思います。また、計画が策定されていない場合、その必要性について村長のお考えを伺います。先ほどの村長の答弁にも一部ありましたけど、よろしくお願いいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の金子議員の質問にお答えいたします。一部、先ほどの答弁と被る所があるかもしれませんけども、お願いいたします。現在、公共施設全般に対しての長寿命化計画の策定をしておりませんが、公共施設の管理基準の策定に向け検討を行っております。具体的には、村が所有する建物及びその附帯施設などの効率的な保全のための基準とし、安全性、利便性、経済性などの確保を目的とするよう考えております。その中で、先ほど議員もおっしゃいましたが、施設ごとに長期的な営繕計画を含めた台帳の策定を行い、定期点検、保守管理を含めた支出の見通しを持って事務事業評価の実施と財政支出の平準化を図ってきたいきたいと考えているところでございます。

質問 金子清

第1の質問のときに、村長も答弁されておりましたけれども、昨年、平成23年度ですけれども、公共用施設維持補修基金ということで8700万円ほど基金を積みました。ただ、今の現状を考えると、将来的に、いくら積み立てれば対応できるのか。先ほどの説明にもありましたけれども、総合計画に基づいてという中間の時期なので見直しもして議論していきたいということなので、そのときに上がってくるかもしれませんけれども、せめて基金としてどのくらい本当に必要なのか。このくらいあれば安心して、とりあえず5年間くらいは対処できるくらいの計画を立てていかないと。基金と保全計画というか、予防保全を含めた考えというか、一致してこなくなるのでないかなという気がしますので、その辺をもう少し、今度議論されるときには対処をお願いしたいと思います。それと、大変言いにくい話ですけれども、将来的には、今の施設全部が建て替え対象にはできないと思います。それで、将来的に建て替えをする施設、それ以外で予防保全を施しながら1年でも、1年でもという表現はよくないかもしれないけど、5年でも10年でも永くその施設を使っていただいて、もし使える状況になくなったら廃止するという施設、こういうものの、何と言いますか、評価をする必要もあろうかと思いますけれども、この関係については、どう考えているのかお伺いしたいのと、もう1点、先ほど私、資料をいただきました。いくら掛かっているかという10年間のデータいただきましたけれども、これ是非ね、毎年決算委員会にね、皆さんに分かるように、同僚議員も分かるように、一緒に参考資料として提示をしていただきたいと思いますけれども、いかがなものか、お伺いします。

答弁 副村長 三浦高志(副村長は2013年9月まで)

お答えをいたします。御質問への確たる回答になるかどうか。足りない、違っていれば御指摘をいただきたいと思います。村長は、長寿命化計画の策定はしていない、ということをお伝えをいたしました。したがって、今はですね、議員がお話をされている諸々の公共施設の管理基準の策定に向けて検討を今、行っているということですから、この点については事務方として村長の意向をきちんと捉えながら長期的な展望に立って、この公共施設の管理基準というものをですね、きちんと整理をして作業スケ ジュールを作っていきたいと思っております。指摘がありました、その基準を作るわけですけれども、そこには、やはり廃止をすべきものなのか。あるいは、建て替えを、いずれ必要性のある施設としてすべきものなのか。あるいは、当面はそういった長寿命化計画的なものの中でですね、保全をしながらできるだけ永く使って、将来はどうするという、そういった視点で、この安全性、利便性、経済性、こういったところの整理をしながらですね、当然作っていかなければならないものだなというふうに思っております。現在は確たる、そういった基準はありませんけれども、そんな見方で村長の今の意向をですね、形に現していきたいなというふうに思っております。従来のですね、各課ごとで抱えている施設を、各課ごとに見通しを持つということは、これはもう施設そのものだけにしか視点が当たらないという、そういったことが懸念されるわけです。したがって、単年度予算、財政の事情に左右されると。影響を受ける。したがって、全く議員が御指摘されたように営繕がしない年が何年も続いて、それがまた皺寄せになると。こういったことを、そのとおりだと思いますので、施設ごとに、やはり長期的な営繕計画を含めたですね、台帳というのはきちんと全体で整理をして、それを全体のバランス、あるいは公費支出のですね、負担のバランス、そういったものを考えながら、これは取り組んでいかなければならないなというふうに思っているところです。後段で御質問、御意見がありました、決算委員会に毎年こういった営繕的な資料を提出ができないかということですけれども、財政部局のほうにですね、そういった方向は取れるかどうか、改めてまた、きちんと指示をしてみたいと思います。

質問 金子清

大変、前向きに進められそうな答弁いただきまして、ありがとうございます。どうか先ほど副村長が言われたように、本当に各課は今のところ、各課の所管でしかない。各課は各課で自分の課しか分からないという部分が大きすぎますので、全体的な評価をきちんとしていただきたい。そして、基金については本当にどのくらいまで必要なのか。ある程度、計画を立てないと、そういうのは出てこないと思いますので、単年度だけの予算ではないように計画を立てていただきたいと思います。

出典:猿払村議会 平成24年第2回定例会 2012年6月27日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる