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猿払村議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日

中学校における武道必修化について

2011年12月14日、猿払村議会の一般質問で、太田宏司議員が「中学校における武道必修化について」質問し、教育長 三浦高志が答弁しました。

質問者
太田宏司 議員
答弁者
教育長 三浦高志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 太田宏司

次の質問に入ります。中学校における武道必修化について質問いたします。平成20年の3月に、中学校の学習指導要領の改定が告示され、来年度24年度から必修化されます。学校における武道の学習は、中学校の保健体育の授業において行われると認識しています。どの武道も礼に始まり礼に終わると指導され、一般のスポーツより心技体の心の部分を重要視しているのかと考えます。多感な中学生のこの時期に、武道に接し、礼儀、倫理を学ぶことは子どもたちの心身の健全な育成に大きく貢献するものと思っています。中学校において24年度から必修化される武道教育の猿払村の取り組み状況をお聞きいたします。6点目の質問です。武道の授業には道場、道着、防具が必要になりますが、整備状況はどのようにされているのか質問いたします。

答弁 教育長 三浦高志(教育長は2012年3月まで)

お答えをいたします。ご質問のとおり、平成24年度から中学校の保健体育科においては武道が必修ということになります。各学校ごとに剣道、柔道、相撲の中から選択をしなければなりません。選択必修ということになります。拓心中学校としては、中学校の方でいろいろ検討いただいて、剣道を選定をしたところであります。新学習指導要領に基づく、いわゆる体育の領域で、陸上だとか球技だとか武道を含めて6領域があって、それに充てる時間は年間79単位時間というふうに定められておりますので、授業で剣道に取り組むというのは平均いたしますと13単位時間程度になろうというふうに予測はできます。しかし、猿払村は北国という特性がありますから、夏は外の種目を中心として授業をするというようないろんな実態がありますので、この13単位時間がそのまま平均した時間としてとられるかどうか、これは学校の編成という、教育課程の編成によると思いますが、おそらく授業での剣道実施は秋から冬にかけてになろうというふうに思っています。授業の場としては中学校の体育館でというふうに既に学校側は検討をして、方向が出ておりますけれども、こうした点を踏まえて拓心中学校内部で次年度の教育課程編成のために学年ごとの授業時数、必要な武具数を含めて細部の方針等を協議中ということであります。教育委員会の考え方としては、剣道ということですから、剣道の授業に係る備品等は公費で学校に揃えたいというふうに考えておりまして、これは、新年度予算に反映をさせていただくという予定でございます。

質問 太田宏司

拓心中学校では剣道を選択すると、そういうことだったと思いますけれども、中学校の3年間は心身ともに大きく成長し、飛躍する大切な時だと思います。大きな成果を上げるためにも、武道に精通した指導者の熱心な指導が望まれるとともに、安全にも配慮した指導が大切だと考えます。7点目の質問になりますが、武道の授業において武道に精通した先生、指導者の存在が何より大切と考えますが、指導者の確保はどのように考えているのか質問いたします。

答弁 教育長 三浦高志(教育長は2012年3月まで)

お答えをいたします。必修となったこの武道に期待をされるというのは、子どもたちが武道を通して礼儀あるいは相手を尊重する心、それから精神的、肉体的なつらさに耐える強い心と体を培うと、あるいはその素地を養うということであろうというふうに考えます。そのために安全の配慮も含めて教師は適切な授業展開、指導ができなければなりません。ご指摘のとおりであります。授業ですから体育の授業は体育の免許を有する体育教師以外はできません。しかし、免許保有者が全員武道の経験者あるいは指導力のある教師というわけではありません。拓心中学校の体育教師も残念ながら、その武道、格技系ではございません。したがって、体育教員には、改めて剣道の授業研修が必要でありますので、次年度授業開始を見越した研修参加を計画中であります。いずれにしても、管内で剣道専門の有段者の体育教師は0であります。一般の先生の中で、剣道をやられてきて高段の方というのは何人かいらっしゃるわけですけれども、しかし体育教師としては管内ではゼロという状況であります。したがって、今度も本村でそういった体育教師が必ず確保できるという状況ではありませんから、これはもう授業補佐をしていただける外部指導者の検討は必須であろうというふうに思っております。猿払剣道スポーツ少年団の活動成績等は、これは議員各位もご承知のことと思います。この成績は、日ごろの子どもたちの努力はもちろんですけれども、猿払剣道連盟と所属をする一般指導者の方々の力によるところは間違いなく大きいわけです。拓心中学校が武道に剣道を選択したというこの背景も、少なからずこういう実績があると、これによるものというふうに理解をしているとことであります。教育委員会としては、拓心中学校の選択に沿って子どもたちに適切な授業を提供できるように猿払剣道連盟と学校も交えて協議をして、剣道授業における外部指導者の協力体制の整備を図る考えでありまして、既にこうした動きに取り組んでおりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 太田宏司

子どもたちの中には、中学校で初めて武道と出会い、中学校の体育の授業でしか武道を経験することがない子どもたちもいると思います。継続のない武道に心が備わるのか疑問だという考え方もあると思います。しかし、この経験がきっかけになり、武道に進む子どもたちもいると思います。武道的道徳観を繰り返し教えることが、少なからず子どもたちの心に影響が与えることは可能だと思っております。ぜひ、武道に精通した指導を確保していただけるようお願いいたしまして、私の質問を終わります。

出典:猿払村議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる