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新十津川町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日

武道必修化について

2012年3月12日、新十津川町議会の一般質問で、樋坂里子議員が「武道必修化について」質問し、教育長 熊田義信が答弁しました。

質問者
樋坂里子 議員
答弁者
教育長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 樋坂里子

武道必修化についてであります。教育長の教育行政執行方針の中で、本年から中学校における武道必修化で剣道を選択しております。まず1点目としまして、限られた授業時数の中でとありますが、これは年間どのくらいの授業時数になっているのか。それから2点目としまして、より効果的できめ細かな指導とあわせ生徒の安全性に十分配慮する必要があることから、新たに剣道師範の外部指導者を配置とありますが、学校での教師は何人と、外部指導者の具体的なお考えをお聞かせいただきたいと思います。3点目は、ひとクラスいま平均で男女30数名いると思うのですけれども、多分クラス単位で授業をやるのではないかなと思いますけれども、その30数名の生徒に対して指導者は何人くらいを当てていこうとしているのか。その点について。それから4点目は、今回の武道必修化の中に相撲、柔道そして剣道ということがありますが、柔道はいま大変危険だということで新聞紙上でだいぶ騒がれております。そしていま見直しなどもいわれております。一番剣道を選んだということで、それほど心配はしておりませんけれども、柔道みたいに危険はないと思いますが、仮に事故があったときの対応はどのように考えているのか。この4点についてご答弁願いたいと思います。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

おはようございます。それではただいま9番議員さんからの質問のありました武道必修化に係る4項目についてお答えを申し上げたいと思います。まず、第1点目は武道に係る授業時数について、何時間なのかという質問であったと思います。中学校各学年とも10時間を計画しております。2点目については、指導の配置人数ということであったかと思います。まず学校では剣道4段の体育専科の教師1名がおりますし、その1名に加え、今回配置をする剣道有段者を町臨時職員として採用いたします。したがいまして、2人で指導をするということになります。町の臨時職員については、経験豊富で人格識見を有し、礼節を重んじ、指導できる人材ということで採用をいたします。ちょっと3点目と同じような回答になりましたけれども、剣道4段の専科教師、いわゆる保健体育の専科教師と、いま配置をする外部指導者と2人でそれぞれ各学年、各学級に2人の、30数人の生徒に2人で指導を行ってまいるということでございます。4点目については、もし事故が発生した場合ということでございます。まず、学校においては、武道にかかわらず学校全体の教育活動について、児童生徒の安全を第一に考え、安心して教育活動が行えるよう適切な学校運営を第一義的に考えています。まずそういうことを認識していただければというふうに思います。特に剣道については、いま9番議員さんからも質疑あったとおり、武道の中では安全的なものではないかということでありましたけれども、指導に当たる教師のいわゆる安全管理や安心指導により、ケガは回避できるものと認識しておりますし、外部指導者を1人追加で配備することによってその安全性が高まるというふうに考えております。また柔道のことが話ありましたとおり、道教委としても柔道のことが非常に心配されておりまして、このように武道授業の充実に向けてというふうに、道教委が発行した冊子があります。最近発行されたものでありまして、道教委でこの武道の特に柔道に係る授業の安全性を確保するために、このような武道をするにあたって、しっかり生徒の安全を確保する。その中には外部指導者を適宜配備してやることが望ましいということも、この資料の中にふれられております。うちは先んじて剣道を選考して実施しておりまして、今年からの本格導入にあたり、町の外部指導者を配置し、より安全性を高めるとともに、町のいわゆる文武、伝統、母村から引き継いだそういう伝統を継承していきたいということから、さらにそういうものも今回配備をし、安全性を高めていきたいというふうに考えております。万一事故が発生したときの対応という質問がございましたので、その事については児童生徒の命を第一に考えて、適切な対応をすべく、日頃から校内研修をし、指導しているところであります。この校内研修の指導する資料として、学校における危機管理の手引きというものがあって、これは学校内における様々な事故、今までの事例等をこの冊子にまとめているものでございまして、道教委が作成したものでございます。学校における危機管理のそういう状況、起こってからではなくて、まず事故が起きる前、いわゆる危険の余地予測から未然防止に向けた対策を重点的にここに考えて、指導の徹底を図っており、万が一事故が発生したときには応急手当など、迅速な対応ができるように取り組んでいるところでございます。児童生徒が、伸び伸びと健やかに成長できる、その施設が学校でありますので、安全の確保に教職員全員が危機管理意識を持ち、万全の体制をとっていることを申し上げ答弁とさせていただきます。

質問 9番 樋坂里子

今、4点答弁いただきましたけれども、2点目の剣道師範の外部指導者、臨時職員1名というお話でしたけれども、本町は剣道の町としまして、剣道有資格者が結構たくさんいると思うのですよね。それとひとクラス30数人の生徒がいるわけですから、先生と臨時職員2人ではちょっと足りないのではないかなというふうに私は思います。ですからあと2、3人の有資格者が剣道の時間に来ていただければいいのではないかなというふうに思います。それと私の考えですが、30人いましたら3つくらいの班に分けて、そうすると先生2人ではちょっと目が届かないかなというふうに思ったりするのですよ。新十津川は剣道の有段者の方がたくさんいますので、ぜひ安全面を考えて一人だけの臨時職員でなくて、あと2、3名増やしていただいた中で、授業を行ってもらいたいというのが教育現場に対する私の意見です。その辺について教育長はどうお考えですか。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

ただいま質問のありました剣道の指導者を増やしてはどうかということの質問だったと思います。町内には尚武会という組織もあり、有段者も多くいることから、そういう体制がとれるのではないかという趣旨だったのかなというふうに聞き及びました。学校授業の武道、剣道についての質問ということからそういうことになったかと思いますが、他のスポーツにおいても、例えばサッカーを教えるなり、化学の授業で危険な薬品を使ったりだとか、教育現場においてはその使い方次第では、少し危険なものもないわけではありません。ただそういった中で安全性を確保する、その先生の安全な指導の考え方、そこがまず基本にあるのではないかと思っております。特に剣道については、礼儀、あいさつから始まる礼節、そして相手を思いやる尊重、そういうものが十分剣道というスポーツから生徒に教えられることだと思います。今までも本町の剣道は、先駆けて道具を40組買って配備し、参観日の日に体験授業なども実施しております。議員さんも見られていればそういう安全に配慮した授業内容もうかがい知れるのではないかなというように思っております。特にそういう部分では安全に配慮をしながら、単に競技をするということではなくて、その以前から安全性を認識して、授業に十分配慮しておりますので、今年度もう一人配置することによって安全性がより一層配慮できるものと考えております。30数人ですから15、6人を一人の目線でみる形になっておりますので、私は安全面としては先行実施の点からも配慮していると認識をしております。なおさらに不足する部分があれば、違った部分でも指導を、普通の授業と同じようにTT(チームティーチング)、いわゆるひとつの授業に複数の教師を配置するということもできますので、そういう部分では今の段階では臨時職員を外部指導者として配置すれば大丈夫だというふうに認識していることを申し上げ、答弁とさせていただきたいと思います。

質問 9番 樋坂里子

くれぐれも事故のない剣道の授業にしていただきたいというふうに、それを言いまして質問を終わります。

出典:新十津川町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日 議事録 PDF(93ページ) 間違いを知らせる