猿払村議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日
国保病院について
2011年12月14日、猿払村議会の一般質問で、佐々木淳議員が「国保病院について」質問し、村長 巽昭、病院事務長 二津忠明が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木淳 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、病院事務長 二津忠明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 佐々木淳
次に、国保病院についてご質問をお願いします。患者が減っているというふうに、資料もいただきました。かなり減っておりますが、原因と対策があるのかお伺いをしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。外来患者は減少しております。原因といたしましては、厚生労働省が医療費抑制政策として保険医療担当規則の改正で、長期投与の実施による減少であります。以前は内服薬が14日、外用薬が1回につき5日分が限度でありましたが、現在では医師の判断により最大120日分の処方を行うことができます。そのために、延べ外来患者数は減少しております。平成23年度におきましては、震災の影響から4月5月は2週間投与を行ったことから11月末現在で667人の増加となっております。患者の増減の目安としては、1か月のレセプトの件数で比較した場合、若干増加しております。以上でございます。
質問 佐々木淳
そういったことで減少しているということなのですけれども、試算表をちょっと見せていただいたんですけれどもね、平成22年度の薬品費これは材料費なんですが7,700万円、23年度は9,000万円と約1,300万円増えておりますが、患者が減って材料費が上がるということは当然それだけ使っているということになると思うんですけれども、普通患者が減れば薬品費用も材料費も減るのかなと思うのでありますが、増えているという、この辺をひとつお願いしたいのですが。
答弁 病院事務長 二津忠明
ただいまの質問にお答えしたいと思います。21年度と22年度の比較なんですけれども、薬品費につきましては670万円ほど減額となっております。資料は、この薬品費の資料というのはどこから。
質問 佐々木淳
23年度の。
答弁 病院事務長 二津忠明
これは11月までなので、年度をまだやっていないのです。それで今の11月現在の部分でいきますと、22年度と23年度を比較しますと約1,000万円くらい増えております。要因としましては、今年度につきましては稚内の循環器やら他の部分から手紙を持ってきて、うちで処方する患者が結構増えております。レセプトも延べで600人くらい患者も増えていますし、入院患者につきましても血液の輸血の関係で400、500万円増えております。その関係上、今年度23年度につきましては1,000万円程度増加となっております。ジェネリックも相当増えておりますし、新薬も相当増えております。延べで増えているために最小単位で100錠とか500錠、1,000錠という最小単位で買うんですけれども、封を切ってしまうと返品が効かないものですから費用として落として、その時点で落とします。100錠買って1錠使ったらもう100錠使ったという形で経理しているものですから、年度を通すともう少し差があると思われます。
質問 佐々木淳
次に、いただいた資料によると、単年度赤字というか繰入金も平成16年、17年からですか増えたり減ったり。特に平成20年度から断トツに繰入金が増えているんですけれども、これもかなり財政にとって負担になっていると思うのですが、これについて村長として傾向と対策があるのであればお伺いしたいのですが。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。確かに村からの繰入金が増加しております。要因の主なものといたしましては、診療報酬が31年間で1.23%しか引き上げられていないこと、人件費が費用全体の57.4%と人件費比率が高く、平成23年度が人件費のピークで23年度から25年度の3か年で定年退職者が7名おり人件費が抑制されることから繰入額は下がると思います。一方収入では、入院外来収益はもとより公衆衛生活動収益となる村民ドックをはじめ特定健診、職場健診、予防接種等の予防医療に積極的に取り組み、収入増を目指してまいりたいと思っております。以上でございます。
質問 佐々木淳
私はこの表を見た時にちょうど平成20年で院長が交代したときに主に新薬を、この議会でもやっていましたけれども使いたいと。ジェネリックは使わないんだというところが、ちょうど平成20年だったのですよね。それ以前が前の院長がジェネリックの医薬品を使うということで使用していたんですが、そのときがちょうど平成16年から急に繰入金が下がっているものですから、私は多分それも主な要因のひとつかなというふうに推理をしたんですけれども、その辺について病院の事務長様からお願いしたいのですが。
答弁 病院事務長 二津忠明
今の質問にお答えしたいと思います。前の玉置院長のときに、薬が多いということで約半分、400前後に減らしました。減らしたことによって血圧の薬が10種類あるとすれば5種類にするだとか、糖尿病の薬が5種類あるとすれば3種類にするだとかというふうに、系統の同じものを絞ってきて400くらいに落としました。そうしましたら、患者がやっぱり不安になるというか、その薬が変わったことによって症状が悪化したりだとか苦情が多くなって、またジェネリックも推奨していました。それで最初50品目から始めたんですけれども、ジェネリックにつきましては今200品目以上あります。4倍以上となっています。薬についても当時400まで絞ったものについて1,000種類以上今あります。だから、どこの病院から薬をもらっている患者についてもUターン現象で、あそこからこういう薬をもらっていたんですけれども出してほしいということに関しては、患者の住民の要望に応えて出すようにしていますので、ほとんどの薬が対応できます。そのために薬品費も若干増えておりますし、患者レセプトの件数も若干増えております。以上です。
質問 佐々木淳
病院の問題につきましては非常多くの問題点というよりも解決できない部分が多々あるように思います。ちょっと言い方が悪いんですけれども、やっぱり専門職でありますから我々一般の素人が口を挟む余地がない部分が多くあるのではないかと思います。先ほど、今朝村長に松前町の町立病院のルポした雑誌のコピーを見ていただいたと思うのでありますが、非常に内容は濃く、非常に本当に財政難の時代にあっては非常になかなかいい病院だなと思います。私も財政難であるのはもう、これから先も非常に財政的に大変な時代が続くのではないかと思います。その中でひとつ、少しでもいいから改善していくという方向をぜひ村長にお願いをしたいと思っております。それが多分村民のにも、村民の福祉にもつながっていくのではないかと思いますので、何卒よろしくお願いをしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。先ほど議員おっしゃられたとおり、今日の朝ですね。朝一番で議からこの本をいただきまして、さっそく読ませていただいたところでございます。確かにこの病院というのはなかなか難しいところがございまして、私もできるだけ赤字を出さないようにと赤字の金額を減らすようにしてまいりたいなと思っているところでございます。付け加えますと2億円ぐらいの確かに一般会計からの持ち出しはございますが、ただ交付税として入る金額が大体1億円近くございます。実質1億円の財政負担ということでございます。この1億円があまりにもちょっと財政負担が大きいから、そうしたら病院をやめようとそういう問題にもなりませんので、できるだけ金額を少なくするようにいたしまして、またいろんな工夫をしながらこの中でも2つ3つ参考になるところがあったのですけれども、例えば無料バスを出しているとか、サービスをするために毎日集まってそのサービスの徹底を訴えるとか、その辺のことからでもよろしいですから、その辺のこともいろいろ工夫しながら、皆さんが本当にこの病院がいい病院だとより一層認識してもらえるようにサービスの向上を目指して、皆さんに来ていただけるような病院、今以上に来ていただけるようなそういう病院を目指していきたいなと思っております。以上でございます。