みんなの議会

猿払村議会 平成23年第3回定例会 2011年9月14日

農業後継者について

2011年9月14日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「農業後継者について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 巽昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

次3番目の農業後継者について。

質問 野村雅男

それでは農業後継者対策について、3番目の質問をしたいと思います。農業、農業だけではありませんが、その産業を考える、あるいはまたそういう若者のことを考えますと、やはりこの後継者、このことにつきましてはやはり皆さんがご承知のとおり、いろいろ頭を痛めているというのが現況ではないのかなと、大変大事なことの根幹をなすものであると、そういうふうに考える一人でございます。この農業後継者のことで、やはり就労の形として早くかまどを持って一家を構えながら夫婦で一生懸命努力をされて、また、この農業を盛り立てていくということが今までずっと農業、あるいは農業以外でもそうですが、やはりそれが基本的な一番重要なことであるというふうに考えていることでございますが、後継者の問題で花嫁さんを迎えるということが次世代へのバトンタッチを考えていく上で最も重要なひとつのことであると考えています。資料を出していただきましたけれども、平成13年から平成22年にかけまして花嫁対策ということで、平成12年からグリーンツアーというものを村あるいはまた周辺の市町村と連携をした中でやっているそうでございますが、平成13年から5組の方がこの事業において成婚をされまして、現在もやはり就農をされて立派に酪農業の後継者に就いて頑張っておられているというふうにこの資料ではなっておりますが、現在も対象者として男子が11名、女子が3名というふうなこの資料をいただいております。仕事柄なかなか休む定期的な休みとかまた、ふだん仕事をしていてどうしても夜も少し遅くまで仕事をされると。昼間も朝の搾乳を終わられて夕方からまた夜の搾乳に入るわけでございますが、やはりいろんな形でそういう機会が少ないということがこの種の商売の難点かなと、そういうふうに思いますが、現実としてこのグリーンツアーをやって5組の成婚があったというふうに聞いておりますので、この辺をもう少し拡充をしたもの、そういうことで、もう少し成果が上げられないのかなと。成果が上がることによって、またそういう新規の後継者の対策がなされて健全な営農の状態が保てるのではないのかなと。またそこの一家にとりましても、大変な喜びであるとともに、やはりまたもう1つ、次の世代のバトンタッチも考えられる、これは皆様方周知のいたすところでございますけれども、このことについて今村として今後また、先ほどの新規就農についても1つの産業の方向性として、同じことを言いますけれども、こちらの方も今現在就農されている方の中で深刻な問題だというふうに皆様も捉えているのではないかなと思いますが、もう少しやはり深く突っ込まれたそういう形はないのかなと、対策はないのかなとそういうふうに考える一人でございます。村長も先ほどおっしゃられましたけれども、就任2年目ということでなかなか難しい問題でありますが、これはひとつ正面から取り組んでいただいて、やはり農家の方々あるいはまたそういう後継者若手の方々といろんな形でお話しできる機会があると思いますので、どのような方法がいいのか、どのようにやっていったらいいのか、その辺を端的に村長の気持ちをお伺いをしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。農業後継者についてでございますが、これは私が村長に就任した折の目標が、孫の代まで暮らせる地域をつくるということでございますので、この後継者問題も私にとりましても大きな大きな課題でございます。今、農業後継者対策については過去からさまざまな方法で行われておりますので、継続してまいりたいと思っているところでございます。それとともに、農業が周りの方からも憧れる職業になる対策も必要と考えております。厳しい労働環境、そして生活環境、これらの対策も地域の皆さんと協議して整えていかなければならないと考えております。花嫁・花婿の皆さんが、そして都会に行った息子・娘が帰って来たくなるような環境を行政・地域の皆様と関連団体で十分協議して整えてまいりたいと考えておるところでございます。もう少し詳しく回答いたします。酪農業に対しましては、厳しい労働環境や生活環境といった歓迎されないイメージが定着しており、日々の経営を支える心強いパートナーを見い出す障害となっていることが事実と考えます。村といたしましても、こうした状況に、ただ手をこまねいているわけでなく、従来より名称等は変遷してきておりますが、直接的な出会いや交流の場の設置や参加、農業後継者が組織する団体への運営補助、主に本州方面から本村に嫁がれた方々の親睦の場の設置などを行ってまいりました。これら活動の成果といたしましては、本村の主催、若しくは他団体の主催する出会いや交流の事業をきっかけとした成婚が、この10年間で7組となっておりますとともに、こうした出会いから、本村へ嫁がれた方々が組織する「ニューファーム睦会」の会員も23名となっているところでございます。また、現在、村内においてこうした活動の対象となる後継者は、先ほど議員の言葉の中にもございましたが14名ほどとなっており、東宗谷農協などと連携しながら出会いの場などへの積極的な参加をお願いしているところでありますが、言うまでもなく本人にとっても、また親御さんにとっても、その一生を左右する大きな節目となるものでありますので、拙速な行動、判断に陥らないよう温かく見守ることも重要と考えております。なお、酪農業に対するイメージといった点におきましても、農家経済に対する支援や周辺環境の整備の促進、さらにはヘルパー組織への支援などを通じて、潤いとゆとりのある農村生活を実現しようと努力しているところでございますので、ご理解をお願いいたします。社会的にも晩婚化が進み、どの年代においても未婚率が高くなる傾向にあると言われる一方、婚活という言葉が生まれ、これがブームとなるなど、結婚に対する考え方もさまざまな時代となりましたが、議員のご指摘のとおり、家族経営を基本とする酪農業にあっては、人生の苦楽をともにするパートナーの存在が最も重要と理解しておりますので、今後も継続して取り組んでまいりたいと存じております。以上でございます。

質問 野村雅男

今、村長答弁は、これからも継続して積極的にその必要性を感じているところであると。そしてまた、積極的にやっていきたいというご答弁をいただいたわけでございますが、先ほどの資料の中で、私5組と申し上げましたけれども村長の方から7組、私の方の資料が誤っておりました。7組でございますが、10年で7組、今現在対象者が11名の3名、14名でございますので、やはりその機会がなかなか、何回そういう機会があっても少し縁が遠い方もおられるとは思いますが、やはり対象者が14名おられるわけでございますので、やっぱりそういう幅広いそういう支援が必要かなと、早めに必要かなと、そんなふうに考えている一人でございますので、その辺も踏まえまして今後その花嫁対策、後継者対策をやはり充実したものにしていただきたいなと、そんなふうに考えたいと思います。

出典:猿払村議会 平成23年第3回定例会 2011年9月14日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる