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猿払村議会 平成23年第2回定例会 2011年6月27日

猿払村の観光について

2011年6月27日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「猿払村の観光について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 巽昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

野村でございます。一般質問をいたしたいと思います。1番目に、まず猿払村の観光について課題は何かということを伺いたいなと思います。先に同僚の小山内議員も観光の質問をしておりましたので、だいぶん村長あるいは猿払村のこれからあるべき観光という姿が答弁の中でも明らかになってきたところもあります。それで、なかなかこの観光というのは、大変村長ほかお思いになっていると思いますけど、なかなか大変どのような形で進めればいいのかということは大変選択として難しい面もあると思いますが、今年は、やはり観光協会事務局を役場の中から、もう少し活動の範囲がフリーハンドでできるような観光協会の事務局を役場の外局に出すと。それで、一般のいわゆるやる気のある人をその事務局長として迎え入れると。そういう思い切った選択をとられたとそういうふうに私は考えております。また、そういう中で、やはり新たな観光協会が主体となって観光のそういう道しるべ、今後猿払村の観光をどのように推し進めるか、やはりそういうことに当たりましても、私も大変僣越ではございますが、ちょうど20歳ぐらいの頃に、当時の初代の観光の協会の会長でありました故人でありますけれども、石五ただし会長の方から私の父の経営する店に私おりましたので、父の方からこういう形で、観光協会としてバスのツアーが入って来ると。それで、公園に猿払農協で集乳所で作りました牛乳を毎日電話がかかってきて、今日は20本、今日は15本、それとあわせて珍味とかを青空で販売した、そういう夏の経緯をちょっと今思い出しております。しかし、そのときはまだこの国道238号線猿払市街はもちろんなのですけども、稚内へ行く方も恐らく全部砂利道だったと、そういう時代のような背景のような気がいたします。それが、バスのツアーといったような観光の1つの始まりなのかなと、今そんなふうに考えておりますが、しかし、その後やはり地元有志でさるふつ観光開発株式会社を作って、ドライブインの運営に当たったり、またその後民間というか個人に売却をして、それも経営をしていただいたという経緯の中で、今また公園の中にあるふるさとの家は建築23年。ちょうど先日、さるふつリゾートの株主総会がありましたので、23期の株主総会を迎えたと。そういうような、その当時から見るとさま変わりするような状況にになってきております。それだけ日本全体、またあるいは、世界全体も昭和40年代とは違って裕福に、そしてまた、そういう旅行を楽しむと、そういう機会が多数あるだろうそういう環境の中にあって、これからの村の観光はどうしていけばいいのか、そういうような課題が大変この観光の行政を進める上で、やはり皆さんが英知を合わせてやっていかなければこれはうまくいかないだろうと。私は、自然の景観あるいはまたそういうハードの面での施設、こういうことも大変大事なことであります。しかし、やはりそれに携わる人あるいは我々村民が、来訪する方々と接してみて、やはり自らを研鑽をしながら迎え入れる気持ちを高めていく、こういうようなことがやはり大切ではないかなと、そんなふうに思うところでございます。前段で小山内議員も大変、そういうところにいろいろ質問の配慮をしておりましたので、私はさるふつ公園の、この村の観光の拠点と、こういうことが位置づけられているのではないのかと。それから、さるふつ公園の中には、ホテルだけでなくて、やはり道の駅もございます。かつてはありましたけれども、日ロ友好記念館は廃館になっております。またすぐ側には牛乳と肉の館もあると。あるいはまた昨年ですか、名前はど忘れしてしまいましたけれども、体験施設と上の方では焼き肉バーベキューをする施設もある。それと去年道の駅の一部を一般のなんと申しますか解放されたそういうスペースを作って出店スペースですね、あそこを村内の皆さん方に自由に使っていただいて、そういうイベントをやっていただこうと、こういうことでございますけれども、やはりホテルふるさとの家も建設年度から23年、第1期工事で、2期工事につきましても、恐らくちょっと私もきちっと把握はしておりませんけども15年は超えているだろうと、そういう中で、やはりこれからも村が第三セクターとして経営していく中で、やはり必要なものについては、やっぱり改修をすべきだろうと。また、施設としてあるいは目的は達したということで、必要のない施設についてはやっぱりどこかの段階で整理をしていくべきだろうと、そんなふうにも考えますけれども、巽村長の基本的なこの施設、これからホテルを第三セクターとやっていくということで力強いご答弁をいただきたいなと思います。2点目につきましても、一緒に質問したいと思いますので、ホテルふるさとの家の改修につきまして平成18年以前にですね、ホテル側が負担して行ったものについて、寄附という形で村の方は採納しているわけですが、私はやはりホテル側とすれば当初の村の執行部と話がきちっとついて、それでなければ3,000万円もの大金をかけてやることはなかったとそんなふうに考えておりますけれども、ただ結果として村の方に寄附をしたと。それは今後第三セクターとしてやっていく中で、先般特別委員会の中で、株主が評価は7割の評価であると。しかしそういう3,000万円も、1民間企業が寄附をして段階になった、それで総体的な資本の価値が下がったと。そんな形で私は考えますけれども、その辺についてご答弁もいただければと思います。まず1点目について、よろしくお願いいたしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。ただいま野村議員の質問を聞きながら、議員が長年にわたり猿払村の観光を見守っていたのだなということをつくづく感じながら聞いておったところでございます。ただいま議長からも申し入れがあったとおり、とりあえず最初の質問にお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。さるふつ公園内施設につきましては、平成6年度に建設した旧サイクリングターミナル施設、現在の道の駅管理棟がございます。この施設は、自転車の利用量の減少から、公園の管理棟として、小イベントが開催できるスペースの確保また2階部分については、これまで日ロ友好記念館に展示していた猿払村の歴史的財産を展示できるスペースに改修し、観光の窓口としての施設に改修して有効な活用を図ってきております。また、先ほども調べておりましたけれども、平成元年と平成6年度に建設した猿払村ふるさとの家の1号館及び2号館につきましては、さるふつ公園の観光の拠点として、これまでも屋根の一部や内部の給排水、暖房等施設の修繕を行ってきております。今後も、本施設につきましては、計画的な維持補修等をした中で、村民をはじめ観光客に喜んで使っていただけるような施設として、維持していかなければならないと考えております。公園内で老朽化が激しい施設としては、日ロ友好記念館がございますが、この施設につきましては、先ほど申し上げましたが、中の展示品を道の駅管理棟の2階に展示することで、本年度の観光シーズンを見た中で、秋ごろに取り壊しを計画しております。また、昭和58年度に猿払村の基幹産業の一つであります、酪農業の生乳生産2万トン突破を記念して、当時、猿払村農業協同組合が建て、村に寄附をいただきました農業資料館と風雪の塔につきましては、観光客の撮影ポイントとして人気を呼んでいる施設でありますが、農業資料館につきましては、内外部を改修して用途変更も考え、今後も活用してまいりたいと考えております。さるふつ温泉を廃止して、公衆浴場として営業をしております憩いの湯につきましては、ふるさとの家の今後の経営内容との関連もあることから、それら全般を見据えた中で、将来的に公園全体のコスト低減を図る施設として扱ってまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。

質問 野村雅男

改修というのはこれからも目に見えた形でやっぱり出てきて、改修をするというのが建前であろうとそのように思います。しかし、やはり建設年度も来ておるということから、やはり計画的にやっぱりやって進めていくというのが道筋ではないのかなと思います。財源もありますが、やはりそういう形で存続をしていただきたいという気持ちが強いわけでございますので、是非そういう決断をしていただきたいなと思います。2番目に移ります。拙速いたしました。申しわけありませんでした。ホテルふるさとの家の改修について、以前リゾート開発が負担して行ったものについて、帰属はどこにあるのかという形で質問書を提出しております。平成18年度にリゾート開発の方から3,050万円だと思いますが、かかった費用の施設を村が全額寄附採納をしておりますけれども、確かにそれは寄附採納ということでございます。帰属は今はもう当然村の施設だろうと、そういう認識で私はおりますけれども、リゾートの経営状況ということで巽村長は先日の特別委員会の中で株式が1,700万円で今の現存の評価は大体7掛け1,260万円というふうな評価をさせていたと。寄附採納した分につきましては、その18年度に3,050万円ですけども、何年か前にも平成14年か15年だと思いますけれども、それは資料を取っておりません。フロントの奥の方に部屋をつくった工事につきましても、まさか私は村の方が許可をしないで作っているというふうには考えておりません。村の当然許可をいただいてやっている、それは帳簿上は減価償却という形でしているわけですけれども、それにつきましてもやはり帰属として今はリゾート会社の所有という形でやっておりますけども、その辺についてやはりこの改修ということについて、あの当時そういう見解の相違があったということは事実でありまして、それが今現在もそういう形で残っている、その辺を踏まえた中で、これからもやはりきちっと改修そういうことについて、維持補修ということについてやっていただきたい、そんな気持ちでございますので、ちょっと改めてそこを質問いたしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。まず原則といたしましては、さるふつリゾート開発株式会社が負担したものにつきましては、会社に帰属するものと考えております。修繕費に関しましては、ふるさとの家との基本協定により1件10万円以上の修繕費は村の負担、10万円未満はリゾート開発株式会社の負担となりますが、10万円以上の修繕業務であっても協議の上リゾート株式会社が負担できるとなっております。協議の上リゾート開発が負担したものについてはリゾート株式会社に帰属するのが原則でございますが、先ほど議員がおっしゃいました3,000万円余りの、ただ、私の調べでは2,500万円、2,572万5,000円となっておりますけれども、その差は私もちょっとよくわかりませんが、ものの資産につきましては、これは建物の一部でございますから行政財産でございますので、寄附するのは当然ということで、18年ではなくて、21年度に寄附していただいた経過がございます。その協議の内容に関しましては、村の行政の方にも責任があったのではないのかと思っているところでございます。また、13年度に作られた建物2,022万8,000円に関しましては、これは正直申し上げまして私は村長になるまでは存じておりませんでした。村長になってから初めてわかったことでございまして、この件の処理に当たりましても、私としては理解しかねるところがあると感じているところでございます。以上でございます。

質問 野村雅男

村長がまだ就任する前のお話でございます。やはり何らかの話しの行き違いはあっただろうと、そういう形では私たちも考えたいのですが、やはり1民間企業にとってこの2つの金額というのは、村長も当然民間企業の経営を携わってきたわけでございますので、やはりそれをやっぱり早期に落とすということのつらさとかわかるのではないのかなと思います。私は、当時は、やはりリゾートの方も集客も良く、ツアーとかもある程度そういう形で、次年度もお客さんも見込めるという形で、村の方にいろいろ要請はされて、時期的にも間に合わない段階になって、その辺が1つの当時の執行部、村の執行部の方々とも一つの意思がどこまできちっととれていたかということは、私も当事者でございませんので、それ以上については申し上げられませんが、やはり建物の一部として、やはりこれはもう認めて受け取ったということにつきましてはやはり事実でございますので、ただ今全体の今日も議会の中に猿払振興公社あるいは猿払畜産振興公社あるいはまたさるふつ公園全体の管理の資料もいろいろいただきましたけれども、なかなか他の施設あるいはその畜産公社も毎年経常的に同じぐらいの金額が村から補助金として出ていると。そういうのも、なかなかやはり製造して物をやはり製品化して売っていくと、そういうのは大変な努力と苦労であろうと、そんなふうに思っております。ですから、1民間企業がいかに儲かって景気がよくても、そういう2件合わせると4,500万円ぐらいの費用をそういう形で、しかも利益を出しているということはやっぱりただ単に利益を出していることでなくて、汗水垂らして社員一丸となって結果が出てると。この会社は最初のころは、やはり、ちょっと利益が出ましたという形で最初は100万円ぐらいだったかも知れないですけれども、最大幅800万円ぐらい当時寄附をされたというふうにも私も頭の中では記憶をしております。そういう点でも、これからもさるふつリゾートが第三セクターになりましても、やはり村民、その前も委員会でも申し上げましたけども、ただ村民目線で、あそこだけを維持していけばいいのかというものの考え方では、ふるさとの家自体の経営自体もやはり下降線をたどっていくだろうと。やはり営業も今のスタイルをやっぱり維持して、村民並びに村外の皆様方からやはりたくさんの利用をいただくといった中で、やはりその経費を削減しながら経営維持をしていく、これがやはり姿勢だろうと。それがいろいろな形で、やっぱり猿払村品をやはりそこで製造をして、お料理で出したり、またお土産等で広く知っていただくことが、猿払観光に、猿払全体の観光につながることだと思いますので、その辺を村長にもう一度お聞きし、ご答弁をいただければと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。民間企業といたしまして、さるふつリゾート株式会社が最大限努力しておったところは認めるところでございます。しかしながら、忘れてはならないのは、あの建物が公の施設ということでございます。先ほど来、法律・条例にこだわるなというようなご意見もございますけども、やはり法律があるというのがやっぱり公の施設といたしまして村民に公平に取り扱われるようにという、そういう思いがあっての法律条例でございます。そのような形から、あの当時、まだ指定管理者制度もできておりません。平成13年度業務管理、業務委託ですね。業務委託の状況で行われていた中で、果たしてこのような建物を業務管理を受けた会社が行っていいのかどうかというところに問題があるのであって、利益を出すために何をやってもいいということにはならないと考えているところでございます。以上でございます。

質問 野村雅男

観光についての基本的な考え方は、村長の答弁の中で気持ちも伝わって来ましたし、これからはきちっとした形でやると、そういう毅然とした気持ちも伝わってまいりました。

出典:猿払村議会 平成23年第2回定例会 2011年6月27日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる