みんなの議会

猿払村議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日

人口減少時代における村づくりのビジョンについて

2011年3月9日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「人口減少時代における村づくりのビジョンについて」質問し、村長 巽昭、副村長 浜谷雅が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 巽昭、副村長 浜谷雅

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

それでは、質問通告書に基づきまして大きく4点について質問いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。今議会から質問に対する答弁書を事前に配られるということで大変な手間をかけて申しわけないと、そのように思います。実になるような議論をしていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします。まず1点目、人口減少時代における村づくりのビジョンについてをお伺いしたいと思います。北海道が発表した2010年度の国勢調査の結果速報値が先月ですか、発表になりまして、総人口が550万7000人前回調査に比べて12万人の減少調査開始以来最大の2.1%の減少率になったと。少子高齢現象が影響したのは明らかであります。人口が10%以上減少したのは179市町村のうち38市町村にも上る町村部だけではなく、地方都市でも減少傾向が顕著になっていると特徴的にはそういうことだろうと。さらに特徴的には世帯数は、現実1.8%増えているとしかし人口は減少していると。いわゆるこれは、核家族化に加えて高齢の夫婦のみひとり暮らし世帯の増加をこれは示唆しているのだろうなと全道の町村部の平均の減少率は6.0%宗谷管内においては5000弱ですから6.3%の減少結果だと全道平均を上回っている。本村で言いますと、前回調査2005年調査時点と比較して3.9%約4%弱の減少これは管内一減少率が低い穏やかな減少こういうラインを示しているということであります。しかし穏やかな減少といっても、減少に歯どめがかかっているわけではないと。継続して減少し続けているわけですからこのままでは地域の活力が当然失われていくだろうと。それと問題は人口5000人を切ってしまうといろんな課題が出てくる。ということは、買い物公共交通医療これは地域の基本的な機能は弱体化していくまた失われていくという現象があります。これは学者が、こういうことを述べておりますけれども、猿払村においては5000人はとうに切っております。しかし、地域としては何とか維持していると、そういう現状でございますけれども、何としてもですね人口減少の急速な減少という部分に歯どめをかけるという対策はもう急務だと理解します。そこで対策について質問いたします。また、提案もしていきたいと思います。まず1つ目、日本全体で少子高齢による人口減少が進んでいるということは先ほど述べたとおりでございます。北海道の人口も30年後には25%もの414万人まで減少し、地域維持に困難をきたす自治体もあちこちで出るいうふうに予測されます。しかし、末端自治体で打つ手はあるのかと。即効薬はあるんだろうか。特効薬はあるんだろうかとどう分析する中では対応に限界が指摘されているしかしやっぱり今こそ長期展望に立った減少の加速に歯止めをかける、また増やしていくというようなオリジナルな対策が求められると思いますけども、村長総論今までの流れで総論での現状認識をお伺いします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。冒頭に実のある医療議論をしましょうということでございます。私も同様の考えでございます。やり方等少々変わりましたので、実のある討論をして建設的なご意見を賜りたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。さて、人口減少時代における総論での現状認識とのご質問にお答えいたします。議員ご指摘のとおり日本全体で、人口減少が続いております。これは国の経済成長に大きく影響いたします。昨年度日本のGDPは中国に抜かれ世界第3位に転落いたしました。数年中に、次から次へと各国に追い抜かれ2050年には世界第10位になると予想されております。GDPの成長の3つの要素は労働力の増加、生産設備の増加、技術の向上でありますからこの予想となっているのが労働力の減少つまり人口減少であります。経済成長しないことが国民への分配が増えず我々の給料は横ばいもしくは減少することを意味いたします。したがいまして何としても人口減少を防ぐ方法を国は考えなければなりません。地方も同様であります。言われるまでもなく人口の減少は、地域の存続にかかわります。人口は減少加速に歯どめをかけるオリジナル対策との質問でございますが画期的な対応策があるわけではございません。わが村は基幹産業である水産業、酪農業の第一次産業からなっている村でございますからこの基幹産業の健全な発展により地域として付加価値を生み出すことが一番重要だと感じているところであります。これらのことは村単独では困難でありますので北海道、国の協力を得て今年度も酪農業の土地改良事業等の採択酪農環境整備水産業の漁港整備のために全力を尽くしてまいりました。産業経済を維持することが地域の存続につながるものと信じておりますので、今後も第1次産業維持の施策を最優先で行ってまいります。孫の代まで暮らせる産業基盤があって安心して暮らせる地域が可能だと信じております。以上でございます。

質問 眞田勝也

まずもってこの減少、人口減少時代に対応していくために産業の発展、これは欠かせないと。しかし国全体の施策政策またはGDP成長を待っていて対策が後手後手ではまちづくりは崩壊してしまうかもしれません。そういう観点からいえば今第一次産業また二次産業、三次産業、こういった部分は別にしまして果たしてここに定住するという条件は果たして何なのかと私は自分なりに考えてみましたけれども、一般的な部分で住民と十分そのあたりについて議論した経緯がございますけれども、やはりここに定住する条件は、住民の生活、医療・福祉・教育、いろんなものが関連してくるのだろうと思います。まず安心して安全で安心して生活できるかどうか医療も含めて、教育も含めてそうなるのでしょうけれども、とりわけ高齢者が生活しやすい、また日常的に社会参加ができる環境だとか地域住民が支え合って触れ合って楽しんで適当な楽しみがあって息抜きができるような環境若者が子育てをしやすい環境、これは当然負担の軽減であります。そして一番大切なのはやはりここでは雇用をどう創っていくか。これは最大のテーマだろうというふうに思います。この中では地域資源を最大限に活用した産業振興による雇用の場の確保、これはやはり政治の絶対条件ということになってこようと思います。増やす対策必ずしも私は人口を増やすだけが今言う私の提案ではないのですけれども、自分たちがここに孫子の代まで安心して生活していく、定住をしていくという条件の中には今言ったような対策が絶対求められてるんだろうなというふうに理解します。それにはですね基本的な条件を満たすためにはさまざまなアプローチが、あるのだろう、仕方があるのだろうと思います。明確できめ細やかなビジョンの作成がやっぱり具体的に急いでやる必要があるだろうなというふうに考えます。これについていかがでしょうかということでそれとまた、個別の総論、戦略的な政策については執行方針でも述べられております。現在進行形の福祉等についてはある程度すね素早い対応というんですか、そういうものも展開がなされている。事務事業も数が多い、そういった部分では敬意を表しております。さらに具体的な戦術として、第6次の総合計画がございます。5カ年との関連も含む含めてですね。今言ったような具体化した対策をどう具現化し、市場化に結びつけていくのかこれからの地域維持発展のかぎと考えます。今後、個別的政策の展開こういったイメージがあるまたスケジュールについてはどうお考えでしょうか。お伺いをいたします。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。先ほども答えましたがそして議員も今おっしゃっておりましたが、地域資源を最大限活用した産業振興による雇用の場の確保が、定住の最大条件と考えているところでございます。そのため今も行われている企業誘致及び地域企業再生促進事業利子補給制度により村内事業化の積極的投資をうながし猿払村まちづくり基本計画の実施計画に基づく農業振興策そして水産業における漁船保管施設拡張事業保管施設整備等の水産振興ふるさとの家改修等による観光振興施策等により雇用の増加を目指しているところでございます。スケジュール等については既にお配りしております実施計画に記載されております。また総合計画には記載されておりませんが農業漁協の協力を得ながら企業誘致の可能性を探ってまいります。この地域で付加価値を生み出さなければこの地域そして村民は豊かになりません。すべての住民が豊かになることがこの地域を維持するための条件であります。安心して暮らせるための上下水道事業等の生活環境消防車等の計画の実施計画に記載されております。保健福祉の実施計画は執行方針でも述べましたが本年度検討した結果今年度は予防重視型のサービス居宅型サービスの充実をいたします。またこの地域福祉の原点が議員が述べているとおり地域住民が支え合う環境でございます。日頃より申し上げておりますが今地域が1つになって行う行事が少なくなってまいりました。本年より自治会、教育委員会等により、各種の行事を仕掛けてまいります。このような積み重ねにより住民の意識が高まり地域で高齢者障害者を守る意識がさらに深まることを期待するものであります。ボランティア活動NPO活動へ発展させてまいりたいと思っているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。以上です。

質問 眞田勝也

今答弁いただきまして、基本的な考え方としては産業振興による雇用の確保これがやっぱり最大のテーマということでその意味からいけば企業誘致という部分の現実性これは北海道のみならず、本州府県でもずいぶん雇用に走っている自治体もございます。しかし成功例はあまりないやはり地域に根差した地域資源をどう生かしていくかという,これしかないと思うのですよ、私は。猿払村に新たな企業が誘致できるか、その可能性はそんなこといってもしょうがない、言わない方がいいだろうというふうに私は思いますしいろんな部分でまちづくりの基本計画、実施計画、農業振興策、水産業の充実ふるさとの家改修等に観光資源こういうのを増加を目指す、十分に理解もいたします。また、住みやすい村づくりという部分でも理解ができます。そこでちょっと提案しますけれども人口が多かろうが少なかろうがですね。自分たちが住んでいていい町だって実感できるまちづくりというのはそういうまちがあってもいいしあるはずだと私は思うのですね。少ないから必ずしも住みよい、住みにくい村というふうには理解しませんし少ないのなら少ないなりの魅力のある村づくりそういうものは目指すべきだろうと。そういうふうに思います。若い世代が地域に住んで活力をもたらして子育てしやすい環境をまずつくることがまず第一点ですし、中高年にあって、我々は高齢者であっても安心と生活の豊かさを感じるそういう地域であること住んでいる地域全体の住民がやはり魅力があるような人材そういった人材をつくっていないのではないのかなとそういうことも含めて考えていかなければならない。その意味でいけば、先ほど村長最後の方で答弁された住民で共同でこういうものをつくっていかなければならない、地域をそういうことで理解しますのでやはりこの分はやっぱり頑張って多く我々官民一体となってやっぱりつくっていきたいなというふうに理解します。それで、しかし本村の福祉事業としてはどうなんだろうかと考えた場合高齢者住宅の除排雪対策だとかそれだとか安否の確認、お元気コールだとか消防でいろいろやっております。随分頑張ってやっていただいておりますし単に他の町村にない取り組みをどんどんしていただいていると。さらには配食サービスと栄養教室子育ての支援事業積極的に取り組んでいることについては頭の下がる思いです。これは率直な私の感想でございます。しかし一方では若年層で限っていえば保育料の負担が重いんじゃないだろうか。だとか、通学定期がどうなんだろう、ここに高校もないのに通学定期の負担が一時削られたなんてことはありますけれども補助がですね。これはやっぱりここに高校があって他の高校に行くっていうのであればそれはやむを得ないですが、ないんですから、行かなければならないです高校ににねであれば100パーセント補助するのは当たり前のことだろうと。私はそういうふうに理解します。そのあたり今後どうなされるのかこれ先ほど言った保育料の問題もあります。通学定期の負担今後も問題としてそういったものも課題として残っているということも起因してございますから、この対策についてもちょっとお聞きしたい。それと高齢者のですねひきこもり対策言ってみればどっかに行って気軽に触れ合える場所がないということなのですね。どうしても冬になると寒いですから、行くところもない言ってみればテレビと会話をしているいうのが現実ではないのだろうかと。それから延長していけば引きこもりになって認知症だとかいろんな障害が発生してくる。してからじゃ遅いんですね。事前に対策を打てば安く済む、安くといったらおかしいですけども、早目の対応でそういうものもの軽い症状で済むかもしれないそういう対策をどうするのかと。それだとか地域が分散しておりますから運転できない住民もおります。免許も高齢で返してしまったという住民もおります。そうした人たちの足の確保をどうするんだという対策、これは具体的に予算化もされております。しかし、しかしですねこれは福祉だけではないのですね。いろんな住民の楽しみもありますからそういった幅広くやっぱり考えていく必要もあるのではないのだろうかとそれと当事者の目線に立った対策これは、何も公だけに求めてるわけじゃないんです。私たち住民もですね。やっぱり一緒になってものを考えていかなければならないというふうに思っております。こういうことで、今言った何点かについて村長何か感想があったら答弁していただきたいなと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

たくさんのご質問がございましたのでちょっと整理をしながら副村長と交代で答えていきたいなと思っております。まず最初にですね。企業誘致の声を上げる必要がないとかいうご意見ございましたけれども私が今可能性があると思っているのはもちろん地域の資源ホタテですね。ホタテを基本とした、企業誘致でございます。これは私は決して可能性がないと思ってはおりません。去年も無駄足には終わりましたけれどもいろんなところへ行ってお話しをした経過がございます。これはもちろん組合のご理解も要ることではございますが将来のことをそれこそ孫の代まで考えれば少しでも地場地域の現状を使いまして付加価値を地域で生み出すそしてそれを地域で還元する、これがやっぱり地域存続の条件でございますし、酪農についても同様でございます。それで、そうでございますので、この可能性については私も今年も機会あるごとに可能性を探りたいと思っているところでございます。通学定期に関しましては議員がご存知のとおり本年度執行方針の中でも述べておりますが7割負担としたところでございます。昨年は5割負担にいたしまして本年7割負担したということでございます。徐々に、それは今後についても全額補助に向かって考えていきたいものだと思っているところでございます。とりあえずちょっと私の方はここでやめまして副村長の方から答弁いたします。

答弁 副村長 浜谷雅(副村長は2011年3月まで)

それではお答えを申し上げたいと思います。只今村長の方から通学定期の関係につきましては執行方針に載っておりますけれどもそのようなかたちで今年度の7割補助そして今の答弁の中では100%全額補助に向けて検討してまいりたいいうことでございますのでその点には触れませんけれども保育料の関係でございます。保育料につきましては過去の第1次の行財政改革においてこの保育料についてだけですね。据え置きということでずっと今年まで来ているところでございます。内容につきましては階層についた猿払村においては第1階層から第7階層まで。国と比較しますと国は第1階層から第8階層までありますけれども、国のだいたい料金の6割から7階層になりますと約5割程度ということでかなり金額を抑えた中での保育料の料金設定になっております。そういう中で今後見直しをしていかなければならないのかなということについては所得階層だとか徴収年齢の設定が違っておりますのでそういう点についた見直しをしていかなければならないのかなというふうに思っておりますし、また他町と比較したものもございますけれども、例えば第3子の保育料の軽減だとかいろいろ条件がありますので今後この保育料については検討を加えていかなければならないかなというふうに思っております。先ほどもご質問の内容の中でこの保育関係、それと子育て支援、学童保育関係についてはですね、他の町と比較しても負けてはいないと。内容については負けてはいないというふうに自負しております。そういう分で伸ばすところは伸ばす、負担の部分についてはですね。直しをかけてまいりたいというふうに思っております。

質問 眞田勝也

わかりました。そういった意味で国の基準の中での5割から6割に抑えているとそういう中でも若干のやっぱり負担軽減の必要もあるというふうに今答弁されたというふうに理解します。所得の制限は当然あってもいいと思うのですね。所得のある人は当然負担も多くなると。それはいいですけれども全体的にどうなのかなと。実はこれも総合計画の基本構想の中に明らかにこの負担の軽減を図っていくという部分、保育料を下げるということを表現されております。事業実施はいつなのだと疑問に思うわけですね。過日常任委員会の中でも村長にお伺いました。基本構想と事業、実施事業の計画と整合性という部分は一緒になって考えなければ議論しなければこれは基本構想だけ議決事項ではだめですよと私はそんな提案しました。それは予算の中で村長はというけれども、こういうものもやはり今後の課題としてやはりそういう関連があるから私は言うのであって、これは今後課題としていただきたいと思います。それと言ってみればこれは後でまた最後の質問にもかぶるものでありますけれども、やっぱり生活弱者の視点でものを考えるということをこれは高齢者だとか障害者いろいろいると思います。当事者の目線でと先ほど言いました。やはりそういう弱い立場の人がどんな対策を求めているのかというのは我々なかなか実態をつかむというのは難しいんです。机上の上で、おそらく想像するのはできるのですけれども、実際にその人はどういう希望をどんなニーズがあるのかというのは実際会って話を聞くというのがやっぱり大事なことだろうと村長、私思うのですね。そこで提案します。先ほども執行方針の中で地域担当制、これは始めてから何年になりますか。もう数年になると思いますけど。その担当制でその担当した地域の中で一人一人の、そういう弱者ニーズを調査するというのは案外可能だろうと私思うのですね。そういう対応もやはり調査した中で対策が生まれてくるという、私はそういうふうに思います。これは答弁は求めないですけれども、そういうこともやはり並行しながらやっぱり足で調査をして、調査なくして対策なしと私前からこういう言い方をしますけれども、調査があって実態があって初めてこういう対策が必要だというふうに私は思います。これはこういうことで努力していただきたいとそのように思います。それと今回の国調の速報値では全道の179市町村のうち人口が増えたという市町村は16市町村ありました。特徴的にはニセコだとかいろんなそういう外資の資本がそして流入人口があるとかそれだとか千歳だとか恵庭だとかという象徴されるようにベットタウン、都市近郊のベットタウン化が挙げられる東川だとかそういうところがあるんだとしかしうちと同じは同規模では中札内村、十勝ですけど月形町そういう町村、それと七飯町というんですか、これね。だいたい本村と似通った規模で人口増加しているところはあるのですね。なんかここにまちづくりのヒントがないだろうかと。私はそういうふうに考えるのですね。実際はわからないですけど。この前テレビで実は中札内のテレビを見ました。いろいろ何というのか観光にいろんな人が大阪や東京から人が定住してくるのですよね。一人がそれが核になってまた一人増やし二人増やし、三人増やしという核になってどんどんどんどんそういう町が魅力があるのですね。そういう人に人が人を呼ぶというのですか。こういうところに何か人口減少に歯止めをかけるような、または増やすようなヒントが何かありそうな気がするので、そういう部分も実態を調べてみる必要があるというふうに提案しておきたいと思います。これも村長何かこれについての何か感想があればちょっと聞かせて、なければいいんですけど。それで次に、全国全道北海道の傾向はともかく、猿払村の人口動態検証し調べていただきました。5年前の国調との比較では115人。3.9%の減。管内一穏やかな減少にとどまっていると。これははっきりしていますね。これは先人が残した資源遺産これがやっぱり雇用を生み作用しているんだと、穏やかな減少にとどまっているんだろうなとそういうふうに感じられますね。それと減少の傾向としてはこれは他の町村にはないのではないかと思うんですけども、自然増減がほとんど拮抗していると。出生が149名5年間ですね。死亡が142人7人増なのですね。他の町村から比べたら全部逆転しているでしょう、これ。恐らく。まだこれは正確に調べていません。社会的な増減では転出が684人転入が514人で170人の減、これが3.9%の減少となって速報値で発表されているということですね。それでさらに分析してみたらやはり中学も高校でもいいですか出て行ったら帰って来ないですね。それがおそらく170人の減につながっているんだろうと。ということは、その雇用の受け皿をなんとか創れば、人口減少は止められるぞということにもなると。そういうことで先ほど村長が言いました企業の誘致というような部分、私と解釈が違う。私は大企業をここに持ってきてここに企業誘致してくれということじゃない、そういう意味ではないです。地域に根差した資源を活用した企業誘致、当然のことだと思いますので、それは一致していますから違った意味でそれはやっぱり絶対やらなければならないです。そういうことでこの猿払村の人口で動態のデータを見てもですね決して悲観するようなデータではないと私思うのですよね。絶対悲観すべきではないしそれで今ある一次産業、二次加工、三次加工、今、国も道も言ってますよね。い6次産業と言ってますけども足してもかけても、6次。6。1、2、3足せば6。1掛ける2掛ける3でも6。それは今ある資源を半完成品を出して完成品はどこか東京かどこか札幌あたりで作っていると。それじゃ駄目なのですよね。猿払村から完成品を出すと。それがやっぱり大きな鍵だというふうに思います。それについて村長の見解を伺いたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

地域を維持するためにはいろんな施策があると思います。ただ先ほどから申し上げておりますが先ほども議員が例としてあげました中札内、これも確か酪農業、農業部門の振興が一番の原因であると私は勉強しております。ですからまずはやっぱり産業をここに持ってくるということ産業という付加価値をこの地域でつくると。この地域で付加価値を作ればその付加価値は住民に還元しますからこれがまず私は1番の条件だと思っております。ですけれども、あらゆる方法を考えまして漁業協同組合さんまた農業の皆さんにもご理解いただきまして地域の資源を利用してこの地域で付加価値を生み、その付加価値を地域に戻すと。これが何度も申し上げますがこの地域が残る可能性だと思っておりますし、またこの地域にはその可能性がある地域だと私は思っております。今週末にちょっと話が逸れてしまいますけれども、拓心中学も卒業生がございましてそこで挨拶をしなければいけないと。昨日ちらっと考えておきましたけれども、。私は拓中生に皆さん帰ってこいという帰ってこいよは私の歌でございますけれども帰ってこいよという提言をしたいなと思っております。そのためにがんばっていきたいなと思っているところでございます。

質問 眞田勝也

全く同感しますので何とかですね、村長にだけこういう対策を打て打てと要求するだけじゃなくて、やっぱりみんなが考えていかなければならない、住民みんなこぞって考えていかなければならない課題だというふうに思いますのでやっぱりこういう課題を共有するということは大事だと思うのですねあまり村長も一人で悩むことなくやはり議会も含めてですねやはり総合的に対策というのをみんなで考えようと。みんなで考える、ですね。考えようということではなく、みんなで考えると。そういう雰囲気をやっぱりつくっていかなければならないだろうというふうに思うのです。同感ですそうですねやはり私何も人口を増やす増やすというだけがまちづくりでないと思っていますし、やっぱり少なくてもそこにいてほっとできるまちだとか活力を感じる活力を感じるといったら人口が多い方がいいですけれどもそして魅力を感じるようなまちづくりとりもなおさず優しさと思いやりだとか多様な価値観を共有しあえるような地域をつくるのが地域発展のかぎだろうというふうに思いますね。やっぱり違った価値観を持っている人を受け入れるきちっと受け入れていく地域づくりというのは大変大切だろうというふうに思いますしその意味で言えばやっぱり人材育成相当力を入れていかなければならないと思いますね。これは教育の問題でもあります。それと新しい風をやっぱり地域の中に吹き込ませるという対策も重要だと、それにはどんな対策があるかと。やっぱり他の町村でも進めている北海道でも相当数になるでしょう。百以上の町村が取り組んでいる二番煎じ三番煎じかもしれない。定住、移住。やっぱり地域にインパクトを与えるとそのようなことも対策も必要なんだろうなと。そんなふうにも考えて提言していきたいと思います。それとこれは答弁要らないです。それともう1点目、いろんな生活環境居住環境というような部分では村でのオリジナルの対策として持ち家制度助成制度ですね。これも制度はもうできてよくやった。制度をつくっていただいてですねこれは順調に推移してきているんだろうというふうにも思いますしぜひ継続もしていただきたいなというふうにも思います。それで執行方針の11ページに住宅対策がありますけれども、ユニバーサルデザイン、高齢者に優しい住宅づくりこれは公的な住宅だけではなく、村長これはどうですか建設してからずいぶん年数も経って若干でもリフォームしなければバリアをとるとかなんとかとそういうリフォームに対する対策というような部分で助成制度なんかは検討するという考え方はないでしょうか。それをちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

持ち家制度につきましてはリフォームまで正直考えてはおりませんでしたけど、それは検討に値することだとは思っております。眞田君。それでは次に移らさせていただきます。3番目でこれは一生懸命対策を打てばですね人口減少の速度は落としていくことは可能だし増やしていくことも可能かなと今村長の話しやりとりの中でそういうふうにポジティブに物を考えられるようになったんですけどもね、しかしですね減少に全く歯どめをかけるということは容易なことではないと、私は思いますね。したがって減少を前提にした、身の丈に合ったまちづくりというのは必要なんだろうなというふうに思いますし、特に公共施設は国の施策によって縦割りでの物の考え方で随分箱ものは縦割り行政の弊害で目的ごとに建てられてきたというのが現状です。状態が今は施設が膨らんでしまって何といいますか逆に太りすぎちゃっているという部分もあるのですね。それがこの維持管理にももう非常に何というのですか負担がかかってくるというそういった部分でもうそろそろですねそれぞれの施設これは必要な施設ならどんどん充実すべきだしこれはやっぱり使われていないじゃないかというようなそんな施設はやっぱりむしろカットしてくというような勇気が必要だと思いますけど、いかがでしょうか。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただいまの施設仕分けのご質問にお答えいたします。先ほどの執行方針でも申し述べましたが今の喫緊の課題が実質公債費比率18%を切ることでございます。この18%を切れない要因の1つが鬼志別の保育所、保健福祉総合センターまた消防支署の返済の時期がたまたま今重なっているということでございます。しかしながらこれらの施設は他の施設に比べ当たり前ですけれども比較的新しい施設であります。今議員の言われるように各施設の利用実態の把握と利用の促進を図ることを前提に老朽化が進む施設の機能をこの新しい施設に移すことが可能なのかどうかを探ることは村の経費削減において検討に値すると存じますし、行財政健全化計画の中にも挙げております。たまたま今まで、生活改善センターで行われてきておりました集まりが今ここの施設で行われていると、そういう事実もございますので十分に検討してまいりたいなと思っているところでございます。

質問 眞田勝也

実はことしの2月の12日に道新のこの報道には公共施設の総量削減と人口減少40年かけてある市のこれは神奈川県秦野市ですか、面積を4分の3にすると。今私が言ったようなことです。メタボリックになっていると。施設がみんな膨らんで膨らんで、目的ごとにみんなあちこちにある利用頻度といえば極めて薄いものもたくさんあると。それとやっぱり利用料金は取るようになったんですけども果たしてそれによって利用の実態はどうなったんだろうかというこういう検証、これは前から課題ですから、これですね、やはり私は料金を取るのは当たり前の感覚だということはそれは理解できますけれども、それによって、利用頻度が落ちるのは最悪だというふうに思います。今後、言ってみれば、今の環境改善センターにある図書室がどの程度使われているか、改善センターはどうなのか銭湯はこのままやっていけるのか役場庁舎は今のまま全館を維持するのか。いろんな問題や課題があると思うのです。これについてやはり今後の対応としてこれは次の世代にやっぱり負担を背負わせることになりますからね。そういう意味からいえば、村長もやはりこれはあるスケジュールを持って、いつまでに検討していきたいとそういう方向を見出していきたいという考え方はございませんか。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

もちろんそのような形で検討していきたいと思っているところでございます。

出典:猿払村議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる