みんなの議会

猿払村議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日

住民の体力の維持向上、健康管理に対する支援体制について

2010年9月15日、猿払村議会の一般質問で、眞田勝也議員が「住民の体力の維持向上、健康管理に対する支援体制について」質問し、村長 巽昭、副村長 浜谷雅、病院事務長 二津忠明が答弁しました。

質問者
眞田勝也 議員
答弁者
村長 巽昭、副村長 浜谷雅、病院事務長 二津忠明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 眞田勝也

それでは次に、2番目の住民の体力の維持向上、健康管理これに対する支援体制について、入っていきたいと思います。まず、健康はですね私達の生活の基本でございます。人の生命は何ものにも代えがたい貴重なものでありますし、そして健康な日々を過ごすためには、自分で自分の健康状態を常に点検把握することが大切であります。健康づくりはあくまでも自己管理これは基本でございますが、医療機関でも定期的な健診、日常の生活習慣の指導、それから食生活・栄養指導、体力の維持・向上と行政としても支援体制は重要な課題だというふうに考えますし、この対策は急務です。ということを理解しながらですね、次の項目で質問に入っていきたいと思います。まずですね、この質問内容について、どうなっているかという部分については、これ調査すれば分かることだったのですけれども、一応次につながる質問につながる内容でございますので、聞いていきたいと思いますけども。健康保険組合の加入の直近年における、去年でも良いですけども、20 年でも良いです、世帯分布ですね。何世帯が国保に入って、何世帯が組合加入、言ってみれば厚生年金の社会保険の加入になったり、建設国保だとか色んな組合があろうと思いますけれども、どういう世帯分布になっているのかなと。それをちょっとお聞きしたいという事と、ここ数年のですね、健診というんですか、村民ドックも含めて特定健診と、そういうことで健診状況がどういうふうに推移しているんだろうか、これもちょっと興味があるところで、それとですね、その結果に基づいてこの健康手帳というのを交付されているんですけれども、この交付実績等も分かればお答えいただきたいと思います。まずその点についてちょっとお答えいただきたいと思います。

答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)

ただ今の質問にお答えする前に、先程の温暖化に関して、一言だけ申し述べさせていただきます。議員ご指摘のとおり温暖化の影響は徐々に徐々に現れているようでございます。私は今、一番危惧しているのは海水温の上昇でございます。毎年この8月末から9月の初めというのは、一番温度が高い時期でございまして、今年は22℃ぐらいあると言われており、調べられております。例年からやっぱり3℃くらい高いと、ホタテは25℃以上になると生存・生育できないという学説もございますので、産業面においてもあまり呑気な他人事の状況ではないのかなと考えているところでございます。議員もご存知のように当村におきましては、地球温暖化対策協議会もございます。小さい村ながら一生懸命皆さん取り組んでおりますので、どうぞ議員の皆様方も協力の程、宜しくお願い申し上げます。それでは、ただ今の質問にお答えしたいと思います。まず、第1点目の村全体の健康保険加入の世帯分布につきましては、8月31日現在で、国保加入世帯422世帯。後期高齢者加入世帯219世帯。共済組合加入世帯97世帯。学校共済加入世帯43世帯。その他として協会健保等加入世帯362世帯で、合計で1,143世帯となっておりますが、同一世帯において夫と妻が違う保険に加入している場合もありますので、その場合は世帯主を優先させていただきました。次の2つ目の健診の状況ですが、この数年の健診状況の推移についてですが、主に村民ドックと言われていた特定健診について、ご説明いたします。前は村民ドック(基本健診)と称しておりましたが、平成20年度からは特定健診として実施しております。その中で厚生労働省から求められた特定健診実施計画書を平成20年度を初年度として、5年を一期として策定しております。そこで、健診の推移でありますが、平成17年から19年度までは40%台で推移しておりましたが、20年度、21年度につきましては、25%台となっております。これは特定健診になりましてから、健診対象者の年齢枠等が狭まったこと、また、検査項目が少なくなったことにより、村の特定健診から医療機関での健診に流れたものと思っておりますが、これは当初からある程度予測されており、受診率25%は、計画の目標値に近い数値となっております。ただ、今後は平成24年度までに65%を目標値に掲げておりますので、未受診者等に対しましては、より一層の受診勧奨をして参りたいと思っております。最後に3つ目の健康手帳の交付実績につきましては、村の保健事業、いわゆる各種健診相談等を利用された方々に交付しております。この健康手帳は、昭和58年から交付を開始し、これまで何度か更新を重ねて現在交付されております。人数は394名となっているところでございます。以上です。

質問 眞田勝也

村民ドック、特定健診の一応、目標、計画数値というか目標数値というのが最終的には65%ということですけど。17年から19年まで40%とかなり高い数値を維持していたというふうに理解します。しかし、これは平成20年度から21年度にかけては、やはり25%に落ちてきているというのは、これは取りも直さず検査項目が少なくなったとか、やはりそういう問題に起因しているんだというふうに答弁がございました。私も後でこれはまた質問いたしますけれども、やはりそういう対応をきちんとしていけば、健診に繋がってくるのかなというふうに、これは後程提案させていただきたいと思いますけれど。それで、保健手帳でございますけども、今こういう保健手帳が出てですね、394も出ている。ああ、凄いなと実は思ったのですけれども、まだまだこれを増やしていくべきですね。と思うのですよ。これは最終的な基本になるんじゃなかろうかと私はそういうふうに理解しますし、これから遣り取りの中で色々出てくると思います。それでですね、今の答弁の中で、健康保険組合ごとの健診状況どうなっているというのは、なかなか掴むのは難しい。十分理解できます。しかしですね、やはり全体的に地元の医療機関での健診率はやっぱり上げる。そのためには、やっぱりそういう分析が必要だろうというふうに理解します。この調査なくしてやはり対策なしと、私何回も言いますけども、やっぱり分析結果に基づいてどういう対応が必要なんだろうかということが、今後課題となって上がってくると思いますね。それと住民の方々の健診率を上げていくためにどうしたら良いのか。そういうものが見えてくるのでなかろうかと思います。それで、民間の病院は当然これは色んな意味で営業しておりますね。病院も経営ですから、どんどん営業をしてですね、名寄あたりから車で送り迎え、バスで送り迎えという、そういう状況の中、民間かなり生き残りにかける形では凄い努力をしているのですね。公立病院もですね、私は来る患者を待っているだけという時代は終わったのだろうと。やはり営業の時代に入ったのではなかろうかと、そういうふうに理解します。そういう意味では猿払の国保病院も近年様々な各種検診率向上のための努力をしておりますね。職員もかなりしております。経営や経営改善の取り組み、こういった部分だとか、病院における問題・要望、住民の要望・課題そういったもののアンケート調査をしたりですね、いろんな取り組みをしております。徐々にではありますが、改善はされてきていると、そういうことも現状でございます。しかし、先程も言われましたけれども、平成20年、21年に25%にこう落ちて来たという中には、検査項目が少なくなったというような説明もちょっとございました。現状では都会で大病院の志向がありますね。そして、大病院で受診をして、検査をしてというのが一般的でございます。自分の身を守るためには、やはり大きい信頼できる病院という形になるのでしょう、希望に要望という部分では。しかしですね、やはり地元の病院を守って育てていくという取り組みが、何よりも重要だというふうに私は考えます。そういう意味でですね、先程の一つテーマとして、検査項目が少なくなったためにこういうふうになったということも1つの事情でしょう。私もそう考えます。従ってですね、地元病院で受診・検診率を上げていく。これについての課題だとか対応についてですね、ちょっとお伺いしたいと。これは病院の事務長の経験もあります副村長、これについてですね、今まで自分の経験も生かした中でですね、どういう課題があるのだろうか。こういう対応については、どうしていけば良いのかというものが具体的にありましたら、ちょっとお答えいただきたい。

答弁 副村長 浜谷雅(副村長は2011年3月まで)

それでは、お答えを申し上げたいと思います。あの病院の課題についてですね、私も経験上ございますけども、現在の先程眞田議員からもおっしゃっておりましたけども、病院の方としてはかなりの努力をしているなというふうに思っております。あのアンケート調査さらには、各事業所に出向いてですね、営業してるという事で、決算報告等を見れば一目瞭然でございますけども、公衆衛生活動収益が増えているという事もございます。また、10月1日からはですね、プチ検診ということで、病院自らがそういう考え方をもって、検診事業を短時間のうちでその結果を出す。それを待たないで、郵送で結果を出すというようなことで、今、回覧もあると思いますけども、そういうことで努力をしているということでは、非常に頭の下がる思いでございます。私の方もですね、職員管理という分ではまだ総合健診というものがあります。共済組合で。病院が指定されておりますけれども、そういう中でちょっと受診率が低いということもございますし、地元の病院の利用が、やはり低いのではないかなということで、職員も健康が一番の財産でございますし、職員としての人材の財産と合わせて健康の財産を合わせてですね、これからその健診の方の強化を機能チェックしていきたいというふうに思っております。それぞれ職員は、札幌・旭川等でも受診して来ておりますけども、その結果については決裁事項になっておりますので、健康管理の部分についてはそういう分でチェックをしておりますけども、まだまだ地元の病院に未受診といいますか、受診してない職員もおりますので、そういう部分を含めてですね、連携をとりながら受診の率を上げていきたいというふうに思っております。そういう部分が一つ大きい問題だというふうに思っております。また、具体策というのは特別にありませんけれども、今後9月の末にですね、院長・副院長と先程も村長が答弁しましたけれども、そういうことで色んな課題について、お話し合いをさせてもらうということになっておりますので、そういう点も合わせてですね、協議してまいりたいというふうに思っております。

質問 眞田勝也

まあ、そういうことでですね、村の国保病院も検査体制という部分ではかなり充実しているんでないかなというふうに思います。私自身もですね、血管系の病気を発見していただいて、旭川の医大で手術したわけですけども、よく見つけてくれたねと。色々そういう部分で、検査体制もかなり優秀な人材もいるんじゃないかというふうに思っておりますし、そういった部分で発見率もかなり高いというふうに、こう理解しております。それと先程検査メニューということで、ちょっと少ないということもありますけれども、一般的にできる特定健診については大体全部やっているのですね、病院の中では。しかし、できないのは何なのかというと、大腸カメラ。昔はここに来てやっていただいたことですね、1年に1回。それだとかCT画像等の検診だとか。そういう部分では対応ができない。機器がないですから、そういった部分では希望してもできない訳です。したがって、検査では全体の検査を受けたいという意味では他の大病院の方に流れてしまう。それでは25%の数値になるのでないかというふうに理解するんですね。そういう部分では、足りない部分を補完するところがあれば、健診率が上がっていくと私は思うのですね。PRすることです。やっぱり。そういうことで、営業努力をもうされてるということは十分承知しておりますから。したがって、これですね、例えば近隣の稚内、浜頓別でもいいですから、提携できるところがあればですね、例えば大腸だけでも検診だけでもCTの画像だけでも、もしも受診でそういう希望があるとすれば、それだけでも検査していただけるような、提携をしていったらどうなのか。その可能性について、事務長から一言で結構ですけども、お伺いしたい。

答弁 病院事務長 二津忠明

今の質問にお答えしたいと思います。まずCT・MRIの関係につきましては、近隣の浜頓別と稚内であれば禎心会にお願いをしている現状です。ランニングコストも掛かるということで、浜頓別の院長のところに相談に行った場合には、コストが掛かるのでできれば猿払は介さないで、電話一本、若しくは情報提供をいただければ、最優先で猿払の患者さんを見てあげるので、できればその部分も含めて猿払で持たないで、うちの方でその検査に来てほしいと。脳疾患の場合は禎心会の方に禎心会の院長にうちの院長がお願いしに行って来た経過はあります。大腸の関係については、大腸がんの検診、検便で鮮血プラスの場合については、バリウムでやっております。カメラについては、その状況に応じてなのですけれども、大腸がんがかなりあの腫瘍マーカーの部分で血液でもマーカーの部分で検査はできます。その結果によって、明らかにその結果が悪いとすれば、その状況、情報提供書を持参で旭川もしくは札幌、稚内市立へ添書を持って受診している形になっております。検診関係についても、今後、院長・副院長も中に入っていただいて、相談して稚内市立もしくは浜頓別の方に委託できるのかどうかという部分は検討したいと思っております。それと、先程のプチ検診の関係なのですけれども、10月1日から今、やる予定でおります。対象者としましては、忙しくて病院に掛る時間がないだとか、健康は気になるけど受診するほどでもない。以前、検診で指摘された項目が少し気になるだとかあとウォーキング、ランニング、その他健康のために運動している効果はどの程度上がっているかを知りたいだとか、あと家族に糖尿病の患者がいるのだけれども、大丈夫だろうかという患者、患者じゃないのですけれども、気になる方に待ち時間なしの来たらすぐ検査室で採血して結果を出すというような、項目を今メニューとして考えております。8項目の検査を今考えておりますので、これは近いうちに回覧等で周知をしたいと思っております。以上です。

質問 眞田勝也

そういうことでですね、言ってみれば大腸だけで検査をお願いしたいというのもなかなか行きにくいですね。検査項目が猿払村の国保では無いから、この部分病院からある病院についてお願いしたいということで行くのであればできると。そうなればこの検診率もかなりアップするというふうに理解しますので、そのあたり引き続き努力をお願いしたいと要望しておきます。それで今、プチ検診の話が出ましたけども、先日のテレビでですね、市立小樽病院でのプチ検診のニュースが出ておりました。手軽に600円、700円という形で肝機能だとか、腎臓の機能だとか色々な検査を、血液検査だとか尿検査ができると。先程、事務長が言われましたけれども、運動の効果がどう出てるのかな、コレステロールの値はどうなのだろうか、血糖の値はどうなのだろうか、色んなことでですね今までは医師に診断を仰がなければそういうことができなかったですけども、自分でそういう管理できるという、非常に効果がある。そういう部分では、実は猿払、私も先日、猿払国保の医療技師と会って、色々と調査しました。こういうものはどうなのだと。その時に、忙しくても何とか頑張ってやりたいというような返答をいただきましたから、それが10月1日とは思っていなかったのですけども、是非、これバックアップしていただきたいというふうに希望しておきます。

出典:猿払村議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる