みんなの議会

猿払村議会 平成20年第4回定例会 2008年12月17日

さるふつ公園の活性化について

2008年12月17日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「さるふつ公園の活性化について」質問し、村長 森和正、産業建設課長 小林勝彦が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 森和正、産業建設課長 小林勝彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

一般質問通告書に基づき3項目、さるふつ公園の活性化、新エネルギーの展望についてと特別支援教育についてということで3項目9点について質問をしたいと思います。さるふつ公園の活性化、今後のあり方についてという件ですが、過去長い間に渡ってこの議場の中でも前村長の時代からもこの場で色んな質問・答弁が行われて前進しているものと思っております。そこでですが、ここ10年から5年の間において北海道の観光全体が冷え込みに入り、どこの自治体でも観光産業が衰退していき観光客数が減っていると私は思っております。猿払村においても同様のことと感じておりますが19年度、20年度この2年間の観光客の入り込み指数の実績について猿払村が押さえているところを村長お答えいただけませんでしょうか。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

さるふつ公園の19年度、20年度の観光客の入り込みの実績につきましてお答えを申し上げたいと存じます。19年度の実績では宿泊・日帰り客の入り込みは26万7,800人というふうな実績になっております。また、平成20年上半期の集計結果しか今現在出ませんけれども、これによりますと13万1,300人と平年度化した場合約3割弱の落ち込みの見通しの推計でございます。やはり全体的に落ち込んでいるという状況の中で、特にふるさとの家の方で宿泊の方で頑張ってもらっている、また食堂の方で頑張っていただいているということで3割弱の落ち込みというような推計の結果でございます。3割弱という形になりますとやはりかなり公園の活性化等にもやはり大きな影響及ぼす、他の分野にも影響を及ぼすような形にもなりますので、出来るだけやはり平年度化したような状況の中での入り込み数を見込みたいというふうに考えているところでございます。

質問 小山内浩一

今の村長の答弁のとおり19年度が26万7,000人に対して、上半期ではありますが2008年度、20年度は28.3%の減だということで12月13日土曜日の稚内宗谷版の道新の記事に載っておりました。村長も目を通していただいたかと思うのですが、これを見た時に非常に商工関係者の1人として、また村の議員として宗谷管内各市町村の前年度同期日の減少率が隣りに載っております。宗谷管内平均で9.3%、数字を言ってもちょっと申し訳ないのですが、増になっているところは浜頓別町9.9%の増、1番落ち込んでいるのがこの当村猿払村28.3%、次に中頓別町、豊富町と続きます。基本的に宗谷管内で9.3%の減、10%弱という減少率の中、猿払村の28.3%は特化している数字だと私は考えます。ガソリン代の高騰による出足の鈍化だとか、先程の同僚議員からも出ているこの大不況の中、観光にお金を落とすということがなくなっているということも認識はしておりますが、猿払村の28.3%は非常に大きい減少率だと私は認識をしております。村長、ここでこの猿払村が28.3%減少している原因は村長自身どのように考えますか。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

やはり原油の高騰等でマスコミ等でも報道されているように原油の高騰等、油の高騰等によりましてやはり近くの所に旅行を求めるということがやはり大きな利用数の減になっているようなことが考えられるというふうに思います。やはり、全体としてはかなり高い数字で落ち込んでおりますけれども、冬場になりますとそんなに高くは上がらないと思いますから、大体この若干の数字は上がってくるにしてもそうさほど上がってこないと思いますけれども、全体的には大体20年度集計いたしましても大体同じような結果が出てくるのかなというような感じがしております。やはりマイカーを利用した観光客の減少とそれから異常なガソリン価格の高騰ということによってやはり遠くへ出掛ける部分の状況というのが非常に大きな要因になっているものというふうに考えているところでございます。決して魅力がなくなって立ち寄らなくなったという形ではないというふうに思っているところでございます。また、宿泊というよりも通過、立ち寄り型の傾向が依然として強いということも傾向として言えるのかなというふうに思っているところでございます。その部分についてはある程度良い線はいっているのですけれども、やはり泊まりということになりますとなかなか思うような数字を見込むことにはならなかったというような状況があります。また一つは、観光ルートの問題もあろうかと思います。それはやはり本村だけに来る客ばかりでなくして、やはりサロベツ・利尻・礼文等をまわって猿払へ寄って行くというような傾向も当然ルートとしてあるわけでございまして、その関係についてもやはり他の町との関連性もあろうかというふうに思いますので、その辺につきましてもやはり十分これから考えていかなければならない問題であろうというふうに思っているところでございます。やはり道北に来たい理由は猿払村だけではなくて全体的なやはり観光ということが一つの大きな目的あるでしょうから、そういう関係も含めた形の中で十分に東京関西方面とのPRを含めた形の中で是非道北に呼び寄せると、これは今年始まったばかりでなくして以前から道北観光が以前ぐーんと伸びた時が一時ありましたけれども、それ以降だんだんと道北観光については下火になってきていたというような状況も根底にはあるのかなというふうにも考えている次第でございますのでその点につきまして色々な観光客の考え方というものもあろうかというふうに思います。そういう面での関係で一応落ち込んできていると、落ち込んでいるというような実態になっている状況でございますので、やはりこれらを何としても平年度化以上のものに引き上げていく努力というものは必要かというふうに存じますのでひとつよろしくお願い申し上げたいと存じます。

質問 小山内浩一

村長の今の答弁、思い宗谷管内全て全体的に落ちていてというところをお聞きしたのですが、私はそうは思いません。28.3%という数字は各管内平均の3倍という数字です。ちょっと聞き苦しいというか、きつい言い方をすると猿払村に観光としての魅力がないと宗谷管内の中ではという厳しい言い方をしても良いのかなと、要するに2番、3番の質問でも既存施設の問題、イベント、ソフト面での問題と続きますが、これも含めてまた質問をいたします。昨年、道の駅売店ということでハードの面の売店が一つ増店されました。産建の中でもこの場でも猿払村としてソフト面の観光客誘致が必要じゃないですかと、私はじめその他の同僚議員もそういう話しもしておりました。1年経っても村主体、観光協会主体等の新しいイベントやソフト面のサービスは出てきません。猿払村一次産業は非常に大事で一次産業で成り立っている村とは思いますが、観光産業も決して村にとってマイナスではないはずです。今一度この観光産業が斜陽になっている時、過度期の時にもう一度さるふつ公園内の施設を見直し、一から出直すきっかけにしていただきたいと思います。そこでお聞きします。老朽化をしてもう用をなさなくなった施設、またこれから改修等をしてさらに観光客増や村民のために使う施設もあると思いますが、一つひとつ言っていっても具体的にきりがないので2、3点程聞きたいと思います。まず、日ロ友好記念館のあり方、私としては日ロ友好記念館、建物としてはもう用はなさないのではないのかなと私個人思っております。中身に関しても展示物を見てもこの方何十年来変わった展示物はなし、ああいうものもう一回行けば良いような形、そして2階に上がるのにも非常に大変な建物だと認識しております。その点1点目。次に風雪の塔、農業資料館も同じだと思います。あの建物についても基本的にはもう見直しを図らなければならない施設、それと新しい所では元サイクリングターミナルであった道の駅管理棟の自転車置き場、この4つ早急に私は村としてどのような形で使い始めるのが良いのか、こういう財政の折りですから一気に4つの施設や5つの施設を変えるわけにはいかないと思いますので、何とかソフト面を含めながらそういう箱物施設を新しい施設へと変えていってさるふつ公園の活性化と繋いでいきたいと私は考えるのですが、村長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 産業建設課長 小林勝彦

今の小山内議員のご質問に対してお答えをいたしたいと思います。これまで公園のあり方につきましては産建の中でも色々とご協議いただいてきておりまして、その中で村としましてもさるふつの公園の活性化整備計画というものを計画しまして、その中において今後の建物の施設のあり方について検討をしてまいっているところでございます。先程、小山内議員の方からありました日ロ友好記念館の関係でございますけれども、この施設につきましては、建物自体も老朽化しておりまして、また中に入っておる施設展示物についてもかなり古い物等もございまして、これらについては新たなサイクリングターミナルの施設を活用した中でもって展示物の移設等も考えて、そして将来的には友好記念館については取り壊しをしていきたいというふうに考えております。それと風雪の塔と農業資料館の関係でございますけれども、これにつきましては酪農の2万トン突破といった中でもって記念的に農協さんの方で建設されて村の方に寄附されたという農業の歴史が詰まっている元々の施設でございます。これにつきましても中身の展示物等について選択をした中で、さらに新たにサイクリングターミナルの中でもって展示も考えていきたいなというような形の中で、農業資料館につきましては出来れば別な用途の中でもって公園の活用を図っていきたいというふうに考えております。また、風雪の塔につきましても、当初は色々なパネル等を展示しておりましたけれども、現在それらについては展示はしておりません。ですがあれも活用の仕方によってはまだまだ上層部の中でもって360度猿払村を見渡せるというような施設になっておりますので、それを例えば歴史的な場所を示すだとか、海外的なものでいくとロシアがあちらの方に見えますよだとか、色んな工夫をすることによってまたさらにあの施設についても再活用出来るのではないのかなというふうに思っておりまして、それらについて今後さらに煮詰めていきたいなというふうに思っております。あと自転車置き場の関係につきましては、先日も産建の委員さん方と視察等もしてきておりまして、その中で使用のあり方について色々とこれからまた協議を重ねた中でもって最大限の活性化というか、活用が図れるようなあそこに行って猿払村の何か印象を与えるようなものに生まれ変われるような施設を建設と言いますか、施設の整備をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。

質問 小山内浩一

そのような形で他の施設も考えなければならない施設が多々あると思います。猿払村の観光のビジョンを考えた上で一歩ずつでも半歩でも出るような形で施設等を考えていただきたいと思います。3番の方の質問に移りますが、今さるふつ公園で行われているイベントは年2回と記憶しております。観光まつり、秋の味フェスティバル、その他のイベントも過去には冬のイベントもありましたし、リゾートの方でも色んな格好をしてやってはおりました。ところがやはりこういうご時世の中、各イベントが消滅していっている中同じように消滅していっております。その中で今言ったとおりやっぱり観光客自体が減っていっている中、もう一度見直して村民が楽しめる公園に今一度原点に戻ってその部分での活用方法、やはり猿払村としての観光の拠点さるふつ公園。村長そこでですね、教育的な観点、子育ての観点と住民の憩いの場、そのようなことを含めて本当に小さなイベントからでも良いと思います。一つひとつこれは官に依存することなく私はあくまでも行政にやれと言っているのではなく、ちょっとしたきっかけ仕掛けを村でやることによって民が動くという体制が私はベターじゃないかなと思ってます。そういう意味でただ村の施設がそこにあるから、村の施設を直す、村の施設を建て直す、用途変更するだけじゃなくソフト面の仕掛けをちょっと考えることによって村民がより使いやすくなる。サークル活動がそこで出来る、企画や展示・販売等も自由に出来るというような形での考え方、昨年1店舗進出したことによってさるふつ公園も土地を借りて営業も出来るような条例も出来ておると思ってます。そういう点についてそのような仕掛け、村でどうでしょう来年、再来年と向けてそのような仕掛けを商工観光課、また観光協会を含めた中でそういうようなお考え、また実行に移す手立て等ありましたら村長からお伺いしたいと思います。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

全く小山内議員さんのご質問そのとおりでございます。やはり今ある観光協会の組織の見直しということも一つは必要だろうと、これは大きな問題だろうなというふうに思っているところでございます。その中でやはり見直した形の中で私はお祭スタッフ組織の結成もまた必要なのかなというふうなことを考えております。これには当然実行部隊がどうしても必要でございます。これには行政等も支援は惜しまないところでもございます。そのような議員さんはちょっとした仕掛けというようなこともありましたけれども、そういうような仕掛けの仕方も手法としてはあるのではないのかなというふうに思っておりますし、前に小山内議員さんからもご質問ありました日本の国との友好交流という問題、こういう問題も考え合わせた形の中での一つの手法ということもあろうかというふうに思っております。やはり北海道と例えば本州との友好交流であれば伝統文化、歴史これらが全然違いますので、そういうものをやはり真似するわけではございませんけれどもそういうものをやはりある程度選択しながらうちに合ったような形の中でやるということがやはり必要なことではないのかなというふうに思っているところでございます。いずれにしても活性化がするためには、やはり村民の意識というものも大変必要な要件になってまいります。村民によるイベントもまた村民が村民によるイベントも必要とまた考えているところでもございますし、このような主旨も十分に考え合わせながら村民の意識等も高揚させた形の中で必要な分野をどんどんと推し進めていかなければ先程申したような入り込み数の増には繋がってはいかないだろうというふうには考えてはおりますので、そのようなことでご理解を賜ればと、今うちでやっているイベントと言えば観光まつり、秋味まつり大きくは二つ、あとは何もないというような状況の中ではなかなか入り込み数というものはない、やはり独創的な創造工夫というものが必要だろうというふうに考えておりますのでその形としてとりあえず考えておりますのでご理解を賜りたいというふうに存じています。以上でございます。

質問 小山内浩一

それと前の質問で答弁いただいたやっぱり管内の連携、観光地での連携ということも村長口にしていただきました。4番目の質問ですが、宗谷管内の観光客数が軒並み減する中、浜頓別だけ9%の伸びを見せているというのが私ふとその記事を見て考えたところですね。2、3年程前からベニヤ原生花園で町民がボランティア案内をしている、それが1点。次に今回の環境サミットに合わせて本州の大学生を浜頓別のNPO法人が誘致というか協力体制をとって浜頓別クッチャロ湖でラムサール条約の指定されている所で大学生の環境エコツアーを行った。その後、その結果を持って浜頓別の中高生との交流を図ったと、本当に小さなことではありますが浜頓別で町外から人を呼ぶ小さなことを少しづつやっている。そういうことを先進事例にしながら本当に隣りの町です。宗谷管内各市町村の観光地豊富でも良いことをやっているでしょう。島でも稚内でも中頓でも細かいことで小さなことをやっております。その辺のところを各行政・観光協会と共に連携を図りながら猿払村にないものは稚内に求める、稚内にないものを猿払で提供する。そのような形で宗谷管内が一つになって北海道の道北観光を考えなければならない時期だと私は思ってます。そういう意味で連携強化の方法、そういうものが行政として出来るのか、観光行政を宗谷管内が一つになって出来るのかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)

お答えいたします。そのような観光については非常に裾野広い分野でございまして、また経済的効果もかなりあるというような状況の中で広域的観光というような考え方での問題についてはどんどんとやはり考えていかなければなりませんし、今までもやはりこういうような広域的観光についてはやはり考えてきたところでございます。最北の広域的体験学習等につきましては、本村でもやっていることでもございますし、その他管内市町村・観光団体・協会等と協議してこれらについて広域的な形の中でやはり出来るものはきちんと広域的な事業として根付かせていかなければならないというふうな考え方を持っておりますので、やはりこれがなくして道北宗谷の観光については廃れるのみであって、一新聞報道ですから何とも言えませんけれども、率についてそれをそのままどうこうということには私はならないというふうには思いますけれども、一つの一定の数値ですからそれはそれとして見なければならないというふうに思いますけれども、やはり協調関係の中でやはり連携強化して対応を図っていかなければならない、これは非常に重要なことだということでございます。非常に建設的な考え方でご意見を述べていただきまして大変感謝をしているところでございます。よろしくお願い申し上げたいと存じます。

質問 小山内浩一

それで先程述べましたがやっぱり観光、ただ観光地で見せてそれを見て観光客が寄って帰る時代ではもうないと思います。猿払村の観光を考える上でやっぱり隣町の浜頓別、やはり最後は観光地に人が居る猿払村の人間と知り合う、人間と人と人が繋がるってすごい観光地としても自治体としてもそこに魅力があると考えます。何とかさるふつ公園で他の町村や他の観光客、猿払村の人方が触れ合えるような施設・環境スペースを持っていただきたいと思います。

出典:猿払村議会 平成20年第4回定例会 2008年12月17日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる