みんなの議会

更別村議会 平成30年第1回定例会 2018年3月19日

公営住宅等建てかえに伴う高齢者、定住化、雇用促進住宅の一体的な取り組みの必要性

2018年3月19日、更別村議会の一般質問で、安村敏博議員が「公営住宅等建てかえに伴う高齢者、定住化、雇用促進住宅の一体的な取り組みの必要性」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
安村敏博 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 安村敏博

次の質問にまいります。公営住宅等の建てかえに伴う高齢者、定住化、雇用促進住宅の一体的取り組みの必要性についてご質問させていただきたいと思います。この質問につきましては、既に各議員がそれぞれの立場でいろいろな提案をされている部分が多くありますが、今回公営住宅の曙団地の更新という部分、そして年次計画の中で建てかえしていくというご提案がございましたけれども、加えて持ち家助成、民間主導型である単身者も含めた建設助成、あるいは高齢者住宅、シルバーハウスになるのですけれども、など村が抱える課題解決にはいとまがなく、恒常的に対策が求められるというふうに感じてございます。これまでの対策は、あくまでも公営住宅は公営住宅の更新、高齢者住宅はシルバーハウス、今30戸という形でございますけれども、その後なかなか続かないという現状もあります。賃貸型、単身型も含めた中では民間活用による確保とかじを切ってきたわけでございますけれども、公営住宅では逆に言えば、若葉住宅もそうなのですけれども、建てかえによる総体戸数の減少というのがちょっと気になっているところでございますし、民間賃貸住宅の関係の建設につきましても一時はすごく活発でという部分あったのですけれども、申しわけないけれども、今ちょっと停滞ぎみになっているなという感じもします。それはそれだけの要因ではなくて、民間の活用型というものを提案しながら、申しわけないですけれども、賃貸料の部分、村内で働く人の給与体系から見てやっぱり賃貸料のある程度の問題も課題もあるのかなというふうに感じているところでございます。また、高齢者住宅については、先ほども申し上げたとおり、シルバーハウス30戸ということで、先般の質疑の中で村長が答えていただきましたけれども、待機者が8名ほどいらっしゃる。8名なのか、8家族なのかという部分ありますけれども、待機高齢者がいらっしゃるという実態。住宅分譲地も、失礼ですけれども、更別の分譲地は緑町、あとはコムニの団地数戸しかない。上更別の分譲地については分譲実態が芳しくないというのが、これが実態だというふうに捉えているわけでございます。市街地の分譲地、これからどうするかという課題もありますけれども、現況的には少ないというような現状にもあるのかなというふうに感じています。これらを含めまして踏まえまして、村は第6期総合計画で「住みたい 住み続けたいまち ともにつくろう みんなの夢大地」をテーマに掲げていますが、問題なのは、提案させていただきたいのは、ひとり高齢者、高齢者夫婦の増加に伴う住居対策、これは改善せざるを得ないのかなというふうなご提案をしたいと思うのです。更別はそんなに豪雪地帯ではないのですけれども、やはり降雪というビハインド負っています。自然環境の部分の闘いも高齢者についてはつきまとうという形でございます。本年のように降雪が非常に多い年には、高齢者にとって除雪も含めて排雪も含めて極めて厳しい状況にあったというふうに私も認識しております。また、新規雇用に伴う住居の確保も私は課題だというふうに捉えているところでございます。そういうものを含めて、近未来の高齢者増加に伴う対応等も含めて、あるいは新規就労者の住居確保、定住促進のための分譲地確保などについての解決、それらもろもろの解決、対応策につきご質問させていただきたいと思います。1点目は、年次計画として村が進めている公営住宅の建てかえ計画について、私は冒頭で言いましたけれども、さらなる創意工夫による住宅確保の必要性もあるというふうに感じています。先ほど申し上げたそれぞれの部分でどう仕組んでいくかという工夫が必要であるというふうに感じていますけれども、村長はどのような考えでいらっしゃるのかお聞きさせていただきたいと思います。2点目は、今低所得者といいますか、余り低所得者という表現は正しくないのかもしれませんませんけれども、住宅の確保とともに、高齢者、若年層、単身者あるいは若い夫婦世帯向けの住居が、住宅が不足しているというふうに感じます。まだ分譲宅地を買って家を建てれないという家族も非常に多くあるというふうに感じられます。それら高齢者や若年層向け、あるいは若い夫婦世帯も含めた中の改善対策といいますか、それらについての今後の対応についての考え方があればご説明いただきたいと思います。3点目でございますけれども、就労、定住対策は基本的には住居の確保が安定しているということが僕は第一条件だというふうに感じています。かつ、先ほども申し上げましたけれども、高齢者社会では、申しわけないですけれども、今の若葉団地に高齢者のひとり住まいなりなんなりの方が入っていて、玄関出たらすぐ道路だという状況の中では、これだけの降雪降られてしまうと70歳、80歳の方にあの重い雪をスコップをもってはねれというのは、極めて重い仕事になるし、できることではないというふうに私は思っています。それらも含めて、よりよい住居づくり、よりよい住まいづくりという形も含めて、それら若年層、高齢者を含めた中の共生社会の樹立という部分から、ある意味では公営住宅も含めた建設に対する何か対策は講じられないのかなというふうに思っていますので、それらの所見も含めて村長のご意見をお伺いしたいというふうに思います。

答弁 村長

安村議員さんご質問の公営住宅等建てかえに伴う高齢者、定住化、雇用促進住宅の一体的な取り組みの必要性についてお答えをしたいと思います。現在村では、平成30年度から第6期の総合計画による便利に生活できるまちづくりの住宅、宅地の項目と平成23年度から更別村住生活基本計画を策定し、住民の多様化するニーズに対応するため、多様な住宅の供給と質の向上に取り組んでいるところであります。まず、ご質問の1点目でありますけれども、これまでに行っている公営住宅建てかえ事業の基本方針といたしましては、高齢化が進む現状、将来の住環境の変化にも柔軟で効果的な対応を図るため、ユニバーサルデザインを取り入れることにより年齢を問わず入居できる住居を整備し、これまでのような高齢者住宅、若年者住宅という区別をせず、多様な世帯が混在することで世代間交流と相互扶助を生み出すことを目標として整備を進めているところであります。日々変化する社会情勢により、より効果的、効率的に対応できる住環境の整備が必要であり、さらなる創意工夫は常に求められ、実行していかなくてはならないものであると考えております。また、平成32年度で計画満了となります更別村住生活基本計画及び公営住宅等長寿命化計画の次期計画の策定に向け、全体的な住宅施策の検討を進めていくものであります。2点目の質問でありますが、現在村で管理しているシルバーハウジング、単身者住宅に入居待ちがある状況であります。また、曙団地の建てかえ対象となる16戸を取り壊しの関係から現在空き家としており、その分の不足も重なっていると思われます。高齢者住宅につきましては、先ほど申し上げましたとおり高齢者専用住居としてではなく、一般公営住宅としての整備を進めているところでありますけれども、今後進む高齢化を見据えても全ての高齢者を村が整備する公的な住宅で受け入れることは困難であるため、シルバーハウジングにおける見守りや生活支援などのサービスをその他の住宅で展開が可能かどうかなど、ハード面での整備のみならず、ソフト面での新たな施策の検討もこれは進めていかなければならないというふうに考えております。また、単身者住宅につきましては、今月から3月、4月は1年間で最も住宅が不足する時期であります。今後の空き状況などを観察し、必要であれば民間の賃貸住宅による整備などについて検討を行ってまいりたいと考えております。3点目の質問でありますが、新規就労者の住居確保としては、若者や単身者の方が想定されることから、村単身者住宅、民間賃貸住宅あるいは公営住宅への入居が考えられるところですが、先ほども申し上げましたとおり、現在曙団地公営住宅の建てかえに伴い、解体予定の16戸については入居ができない状況となっております。民間住宅につきましても、空き室には余裕がない状況というふうに認識をしております。このような状況から、曙団地の建てかえが終了する平成34年度までは総体的に住宅が不足ぎみとなることが推察されております。この状況が一時的な課題であり、将来的には解消が見込まれるものなのかを見きわめる必要があるとこれは考えております。また、今年度から取り組みを予定しております更別版CCRCプロジェクト事業により基本構想の検討を進める中で、最終的には移住を希望される方の受け入れ場所と移住者の受け入れの推進方策の検討も必要となってまいります。主に都市から高齢者の移住を見込む場合には、除雪に対する負担の軽減を考えると今のシルバーハウジングのような形態の住宅の整備ということも選択肢として考えられますけれども、移住者のニーズにより整備方法を考えるなど必要があるため、今後ニーズの把握に努め、体制等を検討してまいりたいと考えております。除雪の対応については、現在のところ低所得者の高齢者や障害者世帯に対しましては村の助成事業により社会福祉協議会が実施する除雪サービスがありますけれども、一般住宅や公営住宅の除雪は個人対応が基本となっております。今回のような大雪の場合は対応が別途必要になるというふうに考えておりますので、関係部署と協議の上、必要な対策を進めてまいりたいというふうに考えております。以上、答弁といたします。

質問 1番 安村敏博

今ご説明いただいた中で、もう少しかみ砕いてもう少し話をさせていただきたいというふうに思います。更別村の現状を踏まえたとき、住宅確保対策のあり方では今の説明の中では、申しわけないけれども、それぞれの立場の中でそれぞれの中で限界もあるからやっていただきたいと、その建前論は理解できないわけではないのですけれども、そこは現実をきちっと踏まえたとき、あくまでも高齢者は高齢者、十分対応できないから在宅も含めた中で見回りも含めて何とか頑張ってくれといっても、正直言いまして私の周りもあと5年、10年したらその家に住んで生活できなくなる人がすごくいらっしゃる。今公営住宅に入っている方の高齢化もあるかもしれませんけれども、今持ち家でひとり世帯、ひとり高齢者、自宅を持っている夫婦並びに高齢者というのは物すごくいらっしゃる現実があるわけです。その中で、それらの対応も含めた中で今後どうするかというのは本当に重い課題なのです。それが基本的には、この政策、あの政策というのでなくて、そこは村としてきちっとした対応策を僕は示すべきだというふうに思っておりますし、そのためには、単純に公営住宅が今の更新の中で僕の一つの案として、1階建てのそれぞれのものではなくて、健常高齢者を1階に置いて、2階建てに公営住宅をしてしまって、上に低所得者、若い夫婦も含めてということで、僕はそういう発想もあってしかりだと思っているのです。そして、そういう形にすることによって、村長がいつも提案している共生、相互扶助という部分を重んずるという提案に僕は結びついてくるような気がしてならないのですけれども、その点のご意見あればというか、その点の見解を求めたいというふうに思っています。先日の説明の中で、更別村も核家族化が進んで世帯数が減っていない。今後もふえるだろう。ふえるということは逆に言えば、拡大解釈するわけではなくて高齢者夫婦のみの生活、あるいはひとり高齢者の部分、今は健常者であってもどんどん増加してくるというふうに思われます。また、単身者の関係言いましたけれども、ことし更別農業高等学校を卒業する新卒者の雇用、更別農業高校だよりに出ていましたけれども、5名ですよ、村長。5名が更別村の企業さんの協力により地元に雇用されるわけです。ということは、今の中で十分その分の住居確保できているというような状況では僕はないと思っておりますし、現実にそうだと思います。これからの雇用拡大も含めて村が提唱している部分があるのであれば、単身者向けの住宅も民間の誘導も必要でしょうけれども、村が主導してきちっとした方向性を示して、来てもらう、働いてもらえるという部分をきちっと村の責任で僕は提案するべきだというふうに思ってございます。公営住宅の更新については、私の提案したとおり高齢者の部分、これから公営住宅に入りたい、シルバーハウスに入りたいという人どんどんふえてくると思います。それらを総括した中で対策を今から打つ、あるいは計画していかないと僕は間に合わないと思っているし、村長言っているではないですか、今やらなければ誰がやるのだと、今でしょうと言っているのですから、そういう分も含めて村長の見解を求めたいというふうに思っています。

答弁 村長

まさに今やらなければだめなのです。私はそう思っています。一番最初の本当に高齢化が進んできているという状況がありますし、老老介護とか、私は前にも何回もお話をさせてもらっていますけれども、村長になったときに、家の中で連れ添いをずっと見ているのだと、そのことは村長知っているのかと、いろんなところでお会いしてお話を聞くたびに、そういうところに実際目を向けて、一人で暮らしている高齢者の方々もどれだけいるかわかっているかと、もし何かあったときに、災害とか、あるいは助けてもらいたいときに本当にそういう体制ができているのかと、それは村としてしっかりやらなければいけないのだというようなことをお話しされました。私は、村長になったときからそれはずっとそう思いまして、やっぱり何とか手を打たなければならない。今手を打たなければ、少子高齢化、子どもたちの現状もそうですけれども、20年後、30年後を見据えて今しっかり対策を立てるといいますか、将来的な展望を持って施策を一つ一つやっていかなければならない。ただ、高齢者は高齢者、若年層は若年層、子育て支援は子育て支援とばらばらにやっていたのでは一向にこれは前へ進まないというような状況であるというふうに思うのです。そこで、施策は行っていますけれども、医療、福祉、あるいはいろんな関係も含めて横展開といいますか、全てを、前にも何回も言っているのですけれども、一歩進めていくというのですか、1つずつ。ごちゃまぜということもありましたけれども、その部分ではいろんな方が住むシェアハウスとか、いろんな部分が先進的に全国で展開されていますし、そういうところも村で取り入れていかなければいけないなというようなことも思っていますので、高齢者の部分はその部分も含めて、ささえ愛さらべつもありますし、いろんな意味で今どんどん、どんどん本当に住民の皆さんの力で進んできています。そこを村としても側面から、あるいは正面からバックアップをしていくというか、あるいは先頭を切ってその 部分で政策として掲げて進めていかなければいけないなというふうなことを思っています。あと、雇用の関係です。今熱中小学校もそうですけれども、いろんな形で起業したいとか、いろんな部分の人が出てきています。それは、更別で商店街の活性化とか村の活性化につながるような動きにならないと、これはお話にならないというようなことを思っていますし、その部分でどうしても住居あるいは事業所、そういったものが必要になってきます。そういったときに、先ほどお話あって、更別農業高校の振興会へ行ったときに、ことし本当にたくさん村に就職をしていただいています。去年もそうでしたけれども、これは非常にすばらしいことでありまして、そこの部分で独身者住宅は足りていないというような話もありますし、分譲地もこれでいいのかという指摘を何回も受けております。ただ、その部分はしっかり検討するということではなくて、本当に具体的な絵を描いて提示をしなければいけない段階に来ているのではないかというふうに思います。雇用の促進、あるいはさまざまな部分を含めまして将来見据えた施策を具体的に提案して提示をしていきたいというふうに考えております。以上であります。

質問 1番 安村敏博

おおむね村長の思いも含めてある程度の回答いただきました。ただ、更別版CCRCのプロジェクトといううたい文句ですけれども、村長がどこまでの範疇の想定しているかわかりませんけれども、基本的には都会から田舎へ高齢者が移住してきてという部分が、これがもともとのCCRCですので、それを含めて、私はそれだけを取り上げて言っているわけではなくて、やっぱり共生社会をつくらなければ。こんな小さなまちだから共生社会つくりやすいでしょう、そのモデルつくりましょう。そのためにはとりあえず就職も含めて更別で地について働いてもらう、生活してもらうというための基本原則は、やっぱりそれは住ではないかと、次は職ではないかと、そう思っているわけです。だから、村長も熱い思いで今言っていただきましたので、僕はある程度期待感を持って、ここは質問を終わらせていただこうとは思っていますけれども、そこは共生して混住化で、年寄りに孫なんか見せてみなさいよ、他人の孫、大体離しませんでしたよね、前も。本当に現実なのです。年寄り元気になるのですよ。そういう分も含め、総体的にどう仕組んでいくかという部分、ばらばらでなくて、やっぱりそういう混住化社会も必要なのだという考え方の中で対策していただければと思っております。これが最後の質問になるかもしれませんけれども、村長、何か所見があればまたいただきたいと思いますけれども。

答弁 村長

まさにおっしゃるとおりであります。私は今しか、今やらなければ本当に20年、30年後、50年後の村は豊かな村、持続可能な村になっていかない、継続していかないというふうに考えております。それは、今の課題はたくさんあるわけですけれども、それを総合的に、その基盤はやっぱり共生社会でありますし、相互扶助、あるいはいろんな部分で今大きな機運が巻き起こっておりますけれども、その部分をしっかり意識改革といいますか、我々自身もそうですし、住民の皆さんもそうですし、変革をして改革をしながら、そこの同じベクトルを見てそこに向かっていきたいというふうに考えておりますし、住居の問題というのはその部分でいえば雇用、いろんな部分含めて大変重要な部分を占めますので、今後具体的な提案ができるよう努めてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 1番 安村敏博

それでは、村長のこれからの村づくりのリーダーシップを期待して質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:更別村議会 平成30年第1回定例会 2018年3月19日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる