みんなの議会

更別村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日

宿泊施設の戦略はということで、更別の銘木、ヤチカンバを体感する観光資源とした利活用等

2016年12月15日、更別村議会の一般質問で、村瀨泰伸議員が「宿泊施設の戦略はということで、更別の銘木、ヤチカンバを体感する観光資源とした利活用等」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
村瀨泰伸 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 村瀨泰伸

2点目です。天然記念物ヤチカンバを保護するだけではなくて、ヤチカンバを体感するという観光資源として更別村お薦めコースに加えるなど、ターゲットを絞り込んだコース設定、観光マップの見直し、宿泊施設の呼び込みにつなげることができないか。これは実験かもしれませんけれども、ヤチカンバは貴重な希少価値があるので、全国に知らしめる、発信をすることが大事で、そのキャッチフレーズは更別村に2万年前から引き継がれてきた命のエネルギーをつなぐ、いわゆるパワースポットということでございます。また、前回交流人口の増を目指して、旧開発跡地の全体計画、市街地活性化計画、市街地の全体計画の見直しをワークショップ等で行うラストチャンスとの思いで質問しましたが、どうも前向きでない答弁のあげく、このたびのような宿泊施設をやりますのような後出しじゃんけんでは執行者と議会、ましてや村民との信頼関係が保たれなくなります。現市街地活性化計画は、説明責任を私は果たしていないと思います。また、交流、観光人口の増となる施策を、十勝さらべつ熱中小学校の校長はアウトドア用品のメーカーの社長であり、十勝アウトドアブランディング事業を企画する方と認識しておりますが、その校長にアイデアをいただいて、そして村民の志のある方々と一緒になってつくり出していただきたい。政治は正義でもあると言われます。村長は、村民に向かって黙って私についてこいと言うのか、それとも村づくりについて一緒に考えて一緒になってやっていきましょうと言うのか、村民の希望の持てるメッセージをいただきまして、2つについて質問させていただきます。

答弁 村長

村瀨議員の宿泊施設の戦略はということで、更別の銘木、ヤチカンバを体感する観光資源とした利活用等についてのご質問にお答えをいたします。村の宿泊施設の現状につきましては、市街地中心部に民間の旅館が1件営業しております。また、郊外にはさらべつカントリーパークがあり、コテージ等では通年して宿泊が可能な状況にあります。ただ、一般的な旅館業として1泊2食つきなどの業態で営業を行っているのは市街地の旅館1件だけであり、繁忙期には多くの宿泊者が利用されるように見受けられるところであります。今回十勝さらべつ熱中小学校の取り組みにより、月2回の開講が土曜日に予定されておりますし、翌日曜日も含めて受講者同士の交流も想定されるところであります。旧開発十勝南部事業所跡地には教室として利用される事業所庁舎のほかに宿泊に使われていた合宿所があり、こちらの有効活用を求められるところでありまして、熱中小学校との一体的な活用並びに交流人口の受け入れ施設の一つとして、もとの構造を活用した宿泊所と食堂として改修を行うものであります。宿泊施設の戦略とのことですけれども、熱中小学校との関連から、研修を主体とした研修宿泊施設としての位置づけを現在想定しているところであります。研修の宿泊所ということで、一般的な宿泊施設であるホテル、旅館よりも簡易なサービスになるものと考えております。また、熱中小学校の宿泊に限定するものではなく、あいている日にはスポーツ合宿の活用なども考えるところであります。また、宿泊施設の整備に関連して、一般的な来村者の滞在については日帰り客に比較して宿泊客が村内で消費する金額は4倍近くになると考えられます。市街地に宿泊する選択肢をふやすことが宿泊の機会をふやし、村内での経済効果も期待できるところですし、運営する法人の収入源の一つにもなると考えられます。この宿泊施設と既に熱中小学校の開催、サテライトオフィスなどの実施に向け改修を始めている事業所庁舎、さらにはマルシェ、カフェ等の整備により旧開発跡地の全体を整備し、人材育成、人脈形成、交流人口の増加、情報発信を目指すものです。他の施策とあわせて、10年後、そしてその先にも人が、交流人口あるいは訪れる人たち、観光の人たちがあふれるような町並みづくりを目指していきたいというふうに考えております。2つ目の天然記念物ヤチカンバを活用した観光については、現在群落の衰退ということで議員からも指摘がありましたけれども、委員会挙げて、関係者挙げで保護に取り組んでいるところでございますが、本来ヤチカンバそのものが地味な樹木であるということと、現在の状況では生育地への立ち入りがなかなかできないということもあります状況から、体感して観光資源とするというところの活用は若干検討が必要ではないかというふうなことを考えているところです。また、提案にあります氷河時代からの生き残りということで、ヤチカンバは別海と我々更別村と同じDNAを持つということで、離れているけれども、そういうような生育がずっとされてきた生育条件とか、いろんな観光条件ありますけれども、そういう点では氷河時代の生き証人ということでありますけれども、パワースポットとするには根拠づけ等についてもしっかりとしていかないとだめなのかなというようなことを、検討も必要なのかなというふうに考えております。宿泊施設の整備に関しては、議員からの提案もありますように、熱中小学校校長に社長が就任いただいております株式会社スノーピークにより、アウトドア志向を取り込んだ施設整備について協議したいというふうに考えておりますし、村内全体の人の流れとか観光資源、その他施設関係についても、これについてもアイデアが教示していただけるということで、訪問もしていただけるということですので、連携をしっかりとしていきたいなというふうなことを考えているところでございます。以上、答弁といたします。

質問 6番 村瀨泰伸

宿泊施設が熱中小学校の主に研修施設であるというお答えのようです。それで、いろいろなことを考えられているようですが、実質的には余り泊まる日数はないのかなというふうに思ってございます。残りの日をどういうふうに活用させるかということが私の趣旨でございまして、現実に更別村の宿泊施設はどんな状況かということは村長もご存じだと思います。経営は決して楽ではございません。まして、経営者のお話を聞きますと、自分ものっかれるものならのっかりたいぐらいの気持ちがあるけれども、やっぱり先が見えないということでございます。これは戦略ですから、村がどう考えるかによって、これをいかに活用させるかということで期待してございますが、あくまでもこの施設が関連施設ということにとどまるのか、一つの事業として収益する収益施設として捉えるのか、再度確認させてください。

答弁 村長

村瀨議員のおっしゃったところのご指摘でありますけれども、1つは、その部分については研修宿泊施設というふうになっておりますけれども、熱中機構の理事会でもお話がされているようでありますけれども、単に宿泊というか、それでは更別村に人を呼び込めないだろうというような話は再三再四されております。いかに更別村の魅力を発信し、そして一度更別村に行ってみたいと、そして更別村を訪れてみたいという方たちが訪れられるような、そういう拠点施設にしたいということであります。その中で、例えば熱中小学校もそうですけれども、先ほど言いましたようにスポーツのいろんな関連の宿泊というのもありますけれども、今お話が若干炉辺談話で出ていますのは、畜産大学の学生が研修場所としてそこに常駐をするとか、その中で村のいろんな部分、特産物とかいろんな農業関係の研究をそこで行うのにそこを活用したいとか、いろんな話が出ています。あるいは、観光資源の部分です。資源が豊富であるということと、ヤチカンバもそうですけれども、霧氷の部分、それと勢雄の観光資源とか、いろんな部分もあります。上協和の高台から見る日高山脈等々、その辺の部分はほかの町村にはない本当にすばらしい部分である。それを何とか結んで、カントリーパークもそうですけれども、含めて宿泊者をふやして、それぞれ村の旅館経営もあるわけですけれども、そういうところも含めて人があふれるような、そういうような状況に持っていきたいというふうに考えています。一つの宿泊施設というよりは、一連の事業の一環、にぎわいをつくり出す市街地活性化の一環として、そういう形で今度の研修宿泊施設については位置づけていきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 6番 村瀨泰伸

行政が宿泊施設に手をつけるということは、非常にお金がかかるということを前提に私は話させていただいています。それで、関連施設だけにとどまらなく、いろんなにぎわいをと言いますけれども、私が収益施設かという、あえてここにポイントを置いたのは、結局これでは村の持ち出しがどこまでいくのかわからないという状況に陥ります。それで、現段階もこの3年間、5年間の中で実質的に経営をしていくためにはどのぐらい村の持ち出しを考えているのかも非常にここで聞きたいところですけれども、これは通告していませんからよろしいのですけれども、そういったことも含めて、要するに一度は行ってみたいというのは何ですかと私は聞いているのです。今村長がおっしゃるようなことは、大体皆さんわかっております。ここをどう結びつけていくか、どんなコースを用意していくか、村は用意していますかということを私は聞いているのです。それが展望であり、村の戦略だと思うのです。あれがあり、これがありというのは、こんなこと言ったら失礼ですけれども、誰も思っている単なる思いなのです。そこを形にするのが手腕だと思うのです。これから学校長の相談も含めてということですので、期待していますけれども、村長の思いはすごく伝わります。ただ、村全体としてどうなのかなということをやはり懸念するものですから、あえて収益施設かということについてこだわって再度確認、ここが1点と、この思いを村一丸となってもし考えているならば、これは目標管理の一つとして組み込むまで入れて、職員にアイデアを募る、さらに詰める。もうちょっと具体的に詰める内容をしていかないと、なかなか村民はわかってくれないと私は思っています。村長の正念場としてその辺のところをお聞きします。

答弁 村長

まさにご指摘のとおりです。正念場というふうに考えていますし、収益というか、運営自体が更別熱中機構に移りますから、その部分の中の理事会等々では、収益というか、その中で運営していけるような、そういうような施設というふうな形で捉えております。全体としては今考えられておるのは、スノーピークの関係もアウトドアの専門分野でございますから、その部分は向こうから見えられて、村全体を見渡して、人口流動とか、そういうような施設、町なか、そういうものを設計をしていただくという形で協力をしていただきたいというふうに思っております。そういう形でそういうものを動線とかいろんな部分を含めて、まち全体、村全体をどういうふうに活性化のある部分に変えていくのかという具体的なアイデアをいただきたいというふうに思っていますし、今その方向で動いております。もう一つは、村民に対して周知をするということでありますけれども、私はいろんな形ではしておりますけれども、まだまだ足りないというふうに思っています。これは、やっぱり何回も説明をして、熱中小学校が何であるのか、単なる東京から講師を呼んできて話を聞いてというのではなくて、そこから交流をし、そしてそこから何か起業したり、いろんなことを起こしていくというのが熱中小学校の本来の筋でありますから、その部分を村民の方々にわかってもらういうことと、2月のオープンスクール、10月は台風等の影響とか、収穫の時期で、ほとんど比率が、村民の方も確かにたくさん見えられていましたけれども、農業者とか生産者、若者とか、そういう部分で足りない部分はありました。もう一度そこの部分でしっかり働きかけをする、あるいはこちらから説明に行くというような形で周知をしたいと思っていますし、今6次の総合計画につきまして、村瀨議員からもご指摘が再三ありましたように、ワークショップの開催、それとか夢大地にもいろんな意見を聞いております。その部分をどういう議論がなされているのかということを周知しなければいけませんし、本村の役場の職員に関しても非常にアイデアを集約して、その部分も示しているところでありますけれども、村内外というのですか、村民の方に、非常にたくさんのアイデア出ているわけですけれども、その辺の部分をきちんとPRしていく必要があると思うのです。その中の部分でしっかりとそれを組み立てていくためにどうしていくのかということを段階を追ってきちんと、どういうふうに集約をし、それをどういうふうに反映し、どういうふうにしていくかということもしっかり計画を立ててやっていきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 6番 村瀨泰伸

魂は村でございます。やるのは熱中小学校かもしれませんけれども、そこに村が何を考えているかということを十分に伝えていただいて、成功に向けて頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上で終わります。◎会議時間の延長

出典:更別村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる