更別村議会 平成30年第3回定例会 2018年9月18日
コミュニティ・スクールの導入の検討と並行して小中一貫教育の取り組み
2018年9月18日、更別村議会の一般質問で、村瀨泰伸議員が「コミュニティ・スクールの導入の検討と並行して小中一貫教育の取り組み」について質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 村瀨泰伸 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 村瀨泰伸
議長のお許しをいただきましたので、一般質問に入りますが、その前にことし4月に大分県中津市は大雨による土砂災害で6名の方がお亡くなりになりました。その後も各地で雨、風、台風による被害が発生しています。9月6日には、北海道胆振東部地震により41名の方がお亡くなりになりました。全道、全国各地の被害でお亡くなりになりました方々のご冥福を、哀悼の誠をささげますとともに、家屋、財産に多大なる被害を受けました多くの皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。このたびの胆振東部地震による被害状況は、今なお調査中でありますが、北海道全域にブラックアウト現象による停電が発生し、更別においても発生時から翌朝には復旧しましたが、丸一日見舞われました。役場職員におかれましては、日夜を問わず住民の安全、安心のためにご苦労され、住民の皆さんにおかれましては心強く、安心されたかと思います。また、北海道電力の計画停電とならないよう道内の電力供給不足による20%の節電は15日に終了しましたが、更別においても住民サービスに配慮しながら引き続き公共施設等の節電を実施くださいますようお願い申し上げます。それでは、通告に従いまして、小中一貫教育についての一般質問をさせていただきます。平成17年に中教審は、新しい義務教育を創造する答申において、現在の社会情勢の中で求められる新たな義務教育の姿が示されました。これを受けて教育基本法の改正がされ、また学習指導要領も全面改正され、学校、団体間の連携を促進するための工夫が講じられたところでもあります。小学校と中学校の別々な学校制度のさまざまな限界を超えて、正式な学校制度として9年間の義務教育を一貫として行う新たな学級の種類である義務教育学校の設置を可能とする学校教育法が平成28年4月1日に施行されたところでもあります。更別村においては、幼小中連携教育としてさまざまな工夫を講じられて実践され、大変高い評価をされておりますことは承知しております。ただ、今年度教育行政執行方針に新たに地域とともにある学校を目指すための仕組みのコミュニティ・スクールを平成31年度に導入に向けて準備委員会を設置し、検討していると思いますが、そこには教職員の働き方改革が色濃く見受けられますが、全ては子どもたちのためでもあります。更別村の子どもたちをどのように育てていくのか、学校と地域がパートナーとして、地域や保護者が学校運営に参画するとしたコミュニティ・スクールの導入の検討と同時に改めて設置者の考え方ですが、更別村の目指す子どもたちはどのような子どもたちであり、そのための小学校、中学校の義務教育9年間をどのように進めているのか、教育長の考え方を問うものであります。1つ目に、コミュニティ・スクールの導入に更別村の目指す子どもたちはどのような子どもたちなのか。、私は志と心豊かにと思っております。生きる力と郷土愛を育む子どもたちと考えていますが、現在行われている連携した教育のその先に小中一貫教育があると考えますので、並行して小中一貫教育を取り組む考えはないのか、今検討しているコミュニティ・スクールの効果がより期待できるものと考えております。次に、小学校、中学校の義務教育9年間の一貫を形成する学校として、学習指導や生活指導において小中教員が互いに協力し、責任を協力し、そして目的を達成するとした小中一貫教育は効果的としております。そこで、問うものですが、英語においては小学3年、4年から外国語活動、そして5、6年生は教科化による英語のコミュニケーション能力の一貫性や小学校3、4年生から始まると言われる算数のつまずきの解消など、さらなる学力の高まりを目指すためにも小中一貫教育は有効であると考えます。また、中1ギャップと言われる生活指導面においても必要と考えますが、現状の不登校、長期欠席の生徒数は何人いますか。次に、更別村で育てた子どもたちの多くは村から離れて生活をしなければならない現状にあります。郷土愛を育む教育は、まさに教育長が言うふるさと教育ではないのかと理解しているところですが、そこで問います。義務教育の9年間を通し、ふるさと教育として小中一貫教育の特別教科を導入する機会と考えます。例としましては、食、農教育と器楽を弾ける情操教育を導入し、郷土を愛し、心豊かな教育となりますが、どうでしょうか。あわせて一貫教育とは直接結びつきませんが、ふるさと教育の実践教育として更別の秋祭りが平日に催されるときは通常授業を短縮して更別の子どもたちが参加し、大人たちと一緒になってまち、人がつながり、思い出深い郷土愛を育む教育として最も有効であると考えますが、いかがでしょうか。教育長は、このたび再任されました。改めて学校の設置者として、更別村の目指す子どもたちがどのような子どもたちなのか、ふるさと教育の目的は何なのか、郷土愛を育む教育など全ては子どもたちのための改革でなければコミュニティ・スクールの導入の意味をなし得ません。小学校、中学校の義務教育の9年間の一貫を形成する学校のあり方、その具体的な実践教育として小中一貫教育について問うものであります。教育長の考えをお伺いいたします。
答弁 教育長
村瀨議員ご質問のコミュニティ・スクールの導入の検討と並行して小中一貫教育の取り組みについてお答えを申し上げたいというふうに思います。コミュニティ・スクールにつきましては、今年度の教育行政執行方針において平成31年度の導入に向けて準備を進めることとしており、本年度は学校関係者やPTA役員などで構成します準備委員会を立ち上げまして協議を行っているところでございます。ご質問の1点目でございますが、コミュニティ・スクールの導入に当たり更別村の目指す子どもたちはということですが、本村では平成6年に制定いたしました更別村教育目標において、村民の皆さんが目指す村民像を更別村の大地をしっかりふみしめ、生き生きと学び続け、豊かなあすの郷土をつくる人と定め、これを達成するため、4つの目標を、まず1つ目ですが、スポーツに親しみ、生気に満ちて、しなやかでたくましい心と体をきたえる人になろう、2つ目、物事を正しく見つめ、互いに助け合ってよりよい生活を築く人になろう、3つ目、自から学び続け、うるおいのある生活を創り、心豊かな人になろう、そして最後、郷土の豊かな自然、歴史、文化を知り、平和で活力に満ちた村をつくる人になろうということにしております。コミュニティ・スクールとは、予測困難な時代においても更別村の子どもたち一人一人が未来のつくり手となるために、生きる力を身につけ、ふるさと更別への誇りや愛情を持つため、家庭、地域、学校が連携して地域総がかりによって情報、課題や目標を共有し、地域とともにある学校づくりをすることでございます。コミュニティ・スクールの導入を契機に改めて更別村の目指す子どもたちの育成に努めてまいりたいというふうに思います。また、並行して小中一貫教育を取り組む考えはないかについてですが、小学校から中学校への進学に対し、新しい環境での学習や生活に不適応を起こす、いわゆる中1ギャップと呼ばれる現象を解消し、円滑な進学を進めるためにも情報交換や交流などの小中連携の取り組みは本村においても実施しているところでございます。小中一貫教育につきましては、義務教育9年間全体を見通して学習指導などを行う制度ですが、この制度には2つありまして、まず1つ目には学校で9年間通う義務教育学校と別々の小学校と中学校が一貫した教育を行う小中一貫型小学校、中学校がございます。初めの義務教育学校につきましては、現在の小中学校を統廃合するという問題がありまして、現状での設置は困難と考えております。また、次の小中一貫小学校、中学校については、9年間を通じた教育課程を編成して系統的な教育を目指すこととされていますが、本村においては学習規律の統一や道徳の指導計画の接続など、小中一貫した取り組みや他で行われております一貫教育と同様な連携事業を進めており、来年度には小中3校の学校運営協議会の代表者から成る更別村コミュニティ・スクール委員会を設置する構想もあることから、本委員会にて9年間を通じた教育課程の編成を協議できるものと考え、今後検討してまいりたいと考えております。ご質問2点目の小学校の英語の教科化による英語のコミュニケーション能力の一貫性については、今年度は小学校5、6年生については教科化に伴う移行措置としての授業が行われておりまして、本村においてはこれにあわせて新たに英語に精通した指導助手を配置して効果的な授業を進めておりますが、この取り組みがスムーズに中学校に引き継がれるような体制を確立したいと考えております。次に、小学校3、4年生から始まると言われます算数のつまずき解消やさらなる学力の高みを目指す取り組みにつきましては、道から規定に基づき配置される特別支援学級教員のほかに村独自で支援が必要な児童生徒に特別支援教育支援員を配置しております。また、学力向上については各学校において学力調査の分析を行い、授業改善に努めるとともに、個に応じた指導の充実を図り、授業に応じた子どもたちがついていけるよう配慮しているところでございます。現在の不登校、長期欠席者ということですが、学校行事には参加できるものの、気持ちが不安定で登校できなかったり、あるいは不登校傾向にある者が小中学校合わせて2名おりまして、現在も粘り強く学校やスクールカウンセラーが子どもたちやその保護者と話し合いながら解決を図っているところでございます。3点目の一貫教育の特別教育の導入についてですが、取り組みといたしましては子どもたちの成長段階に応じて農家さんや診療所ドクターなど地域の方々を招いての体験学習やふるさと教育を進め、教科以外の教育活動の充実を図っているところでございます。しかしながら、新学習指導要領の改訂によりまして、小学校の英語の教科化など学校現場では時数の確保に頭を悩ませている現状がありまして、新たな特別教科の導入については慎重に進めていかなければなりません。私は、コミュニティ・スクールの活動の一つでもあります学校の応援団の中で学校が手の回らない部分については地域が補う方法で検討していきたいと考えております。器楽の弾ける情操教育には当たらないかもしれませんが、さらべつかしわ太鼓少年の部においては小学校から中学校までの子どもたちが地域の方々の指導により27名が在籍し、郷土芸能を引き継ぐ活動をしている状況もございます。4点目の秋祭りの平日の開催の際の授業時間についてですが、全国のさまざまなお祭りを見てもふるさとのお祭りに多くの方が里帰りするなどして参加いたしまして、地域ににぎわいをもたらしている様子がうかがえます。私も子どもたちが更別村のお祭りに楽しんで参加できる環境は必要と考えております。各小学校では、お祭りに配慮した時間割りを組んでいるところですが、学校を早く下校した子どもたちがお祭りを実感できたり、参加するなどして初めて思い出が残るものと考えておりますので、その点については教育委員会だけでなく地域の皆様もふるさと教育の推進にご理解とご協力を求めていかなければならないと考えております。以上、答弁といたします。
質問 6番 村瀨泰伸
そこで、コミュニティ・スクールの効果と継続性の視点から、小中一貫教育は有効であることと教育指導と生活指導の継続性の視点からも小中一貫教育が必要で、有効であるのではないかという、この2点の視点から再質問したいと思います。更別村の目指す子どもたち、その役割の全てが学校教育は学校現場にあるというわけではございません。また、財政支援は行政だけでもということにもなりません。そこで、家庭や地域における教育の役割も重要性であるとして、平成20年度に更別村教育の日を制定しました。ここに「未来の子 みんなの絆で 輝く瞳」をスローガンに、「あたたかい家庭」、「生き活きした学校」、「のびのびした地域」としました。そして、年に1度地域の皆さんに子どもを持つ子も持たない子も子どもの教育の目標を3つ掲げていただこうということで、教育の位置づけということで実施しましたが、これは1回きりでその後続いておりません。他方で地域社会における子どもの社会性、教育機能が低下する中で、子どもたちの集団教育の場である学校の役割の期待は多くなっているという現状もあります。そんな中にあって、今般コミュニティ・スクールの導入を検討するとしていますが、教員の働き方改革の視点で教員だけが忙しいということではありません。地域の方がみんな忙しい状況にもあります。そして、教員も地域の社会人であり、住民の一人である自覚を持っていると思いますが、ここで村内の社会保障的な活動に教員は実際かかわっているのか、また少年団活動の指導等にかかわっている先生とそうでない先生、村内従事者の教員と通いの先生、コミュニティ・スクールを進めるそのための地域というのは実際に教員という人は入っているのか。コミュニティ・スクールについては、髙木議員が今議会で、その後一般質問するので詳しくは触れませんけれども、現在の協議会の構成では住民参画の期待が薄く、地域とともにある学校を目指すとしていますが、効果と継続性について危惧するものであります。コミュニティ・スクールは、小中学校と地域をつなぐ仕組みであり、小中学校一貫教育は小中学校の児童生徒間、教員間をつなぐ取り組みであります。いずれも児童生徒に多様な者がかかわる、そういうことを持たせたいという願いがある中で、地域の支援を小中学校で潰さない仕組みであると言えます。そこで、再質問しますが、お答えのとおり小中一貫教育の形の2つ目の更別村における現実性は小中一貫型、小学校、中学校型が考えられてございます。そして、現状は一貫教育と同様な連携教育を進めているとしていますが、そしてまた来年度に3校から成る更別村コミュニティ・スクール委員会で9年間を通じた教育課程の編成を協議できるものとしていますけれども、一貫教育は連携教育の先にあるものと私は考えてございます。教育課程の編成や特別教科を入れるなど一貫性を持たせた体系的な教育カリキュラムであり、外国語によるコミュニケーション力の成果や小学校3、4年生時のつなぎとされる数学的な思考、判断力、表現力を育成するなど義務教育の9年間を一貫する学校の学習指導による一貫性が求められているもので、それを小学校、中学校の教員間の連携を図れることで、児童生徒間のつなぎをなくす、学力の底力を目指すことということで私は理解しております。今村の独自の特別支援教育支援の配置は、つまずきの解消にはちょっと意味が違うのではないかと実は思っています。そこで、質問しますけれども、更別のコミュニティ・スクール委員会で9年間を通じた教育課程の編成を協議できるとしていますが、ここについてもう少し詳しく説明してください。ここは、本来教育委員会あるいは学校現場の課題であり、小中一貫教育の中で取り組む課題と私は考えてございます。その後に並行するか、あるいはコミュニティ・スクールの課題として捉えるのが、私は考えますけれども、いかがなものでしょうか。2つ目に、中1ギャップにおけるものではないと思いますが、不登校傾向の児童生徒が2人いるというお答えです。このたび手厚くスクールカウンセラーは配置しましたけれども、小中一貫教育の中に位置づけされるとより効果があり、費用対効果が生まれるのではないかというふうに考えてございます。3つ目ですけれども、義務教育の9年間の目標として英語の成果や、もし特別教科として器楽を弾ける情操教育を取り組まれるとすれば、更別村の総合文化祭、あるいは開村記念日に英語劇「ふるさと更別」と題した公演、器楽合奏の公演など、こんなことができるのではないか。更別の子どもたちの成長を見ていただくといった機会になる、そのような考えはないでしょうか。以上、再度質問いたします。
答弁 教育長
今3点ご質問いただきまして、その前段で学校の先生方が地域に出ていっているのかというお話もございました。今当然少年団については学校の先生がかかわっていただいているところもありますが、上更別小学校につきましてはことし1日が土曜日ということもあって、村のそういうお祭りには学校が休みの日だったのですけれども、学校をそれぞれ開いて先生が一緒になってお祭りを子どもたちと一緒に楽しんだというようなことがございます。先生方できる範囲で子どもたちと一緒に地域にかかわっていて、そういうお祭りに参加している実態があるということをまずお話しさせていただきました。次に、つまずきの解消の関係で、先ほど言われました支援員の関係は特別支援員の関係でついている先生で、それはまたつまずきとは関係ないのではないかというお話でしたが、学校はその件もあるのですが、学習についていけないような子どもを見かけた場合には、休み時間を利用してですとか、あるいは放課後に特別授業を実施して子どもたちの指導に当たっている現状もございます。そういうことで先生方は、子どもたちがつまずきがないように、あるいは中1ギャップという現象が起きないような形で小学校、中学校の先生連携しながら進めている現状があるということをご理解いただきたいなというふうに思います。次に、9年間を通した教育の実践なのですけれども、ただいまお話しいただきました村の総合文化祭にも参加できるのではないかというお話もございました。昨年から村の総合文化祭については、休日開催ということになって、子どもたちの参加がなくなってしまいましたけれども、できる幼稚園とか、そういう部分については何とか参加いただいたところであります。ただ、学校については一度学校を開いて子どもたちを集めて先生方が引率していくという関係もあって、なかなかその辺の調整がつかないということで、昨年は参加できなかったという現状があります。これは、学校ができないのであれば、私は来年度から進めていきますコミュニティ・スクールの中で学校が要するになかなか手に負えない部分については地域がかわりになって進めていく必要があるのかなというふうに考えております。あと、もう一点の質問でありますコミュニティ・スクールで9年間を見通した学習課程の教育ができるのかというお話もございました。この件につきましては、教育課程につきましてはまず一番最初に学校の経営方針を明確にしていくということが求められております。コミュニティ・スクールにつきましては、この学校運営の基本方針を承認するという作業があります。これが、まず9年間を見通した教育課程を編成する中で最初に協議していく部分になる。その部分についてコミュニティ・スクール、いわゆる学校運営協議会がかかわれるというような分野になりますので、これを足がかりにして9年間を見通した学習課程の検討協議については可能なものだというふうに私は考えております。以上で答弁を終わります。
質問 6番 村瀨泰伸
さらなる詳しく現状を説明していただきまして、理解しているところでございます。ただ、学校ができなければそれをコミュニティ・スクールがかわって進めるということは、ここが非常に私は問題でないかというふうに実は思っているものですから、あえて学校現場の取り組みとしての一貫教育が先にあるべきでないかという趣旨が実はございます。先ほど申しましたように、9年間については教育課程の経営方針を、それをコミュニティ・スクールで承認するとしていますから、その前に小中一貫教育的な発想がまずありきでないでしょうかということをしていますので、これはちょっと次の質問にあるか、重複するかわかりませんけれども、3つ目の質問を用意していますので、そこを説明させてもらいますけれども、更別村の目指す子どもたちの教育目標にある具体的な学校の教育として何があるかということと将来あるべき姿の義務教育の考え方について問うものですが、教育関係とはちょっと違いますけれども、私が議員になっていろいろ質問している中で、更別村の福祉の向上を図るための基本となる地域福祉計画の策定をつくってくださいだとか、村づくりは総合推進型の協働の社会を目指すためにまちづくり基本条例の制定をしたらよいですかというふうな質問をしました。ここで重要なことは、どれも村が率先して計画を示すというような内容でございます。そのお答えは、地域福祉計画は現在の個別計画で網羅されているから、今の内容で重複する部分があるので、新たな計画を立てることは考えていない。村づくり基本条例につきましては、画一的な仕組みをつくるよりは日々の村民と情報交換、意見交換により課題解決をすることがよくて、その機運が住民が高まってからというようなことで先送りや取り上げられませんでした。ところが、今教育行政では学校運営協議会や教育費の制定、あるいはこども夢基金がある中で、どのような課題と問題があって教育委員会から子どもたちの豊かな成長を学校、保護者、地域と一緒に協働として進める仕組みのコミュニティ・スクールを導入を進めている。これでは、協働、共生社会、住民の機運というところだけを切り取っていくと、非常に私は行政を進めるという意味では本庁と教育委員会に危惧しております。要するに相手に何か求めるときはつくるけれども、村が率先してやろうとすることは今で十分ですよといったような中身については、私は非常に不満を持ってございます。改めまして、更別村の目指す子どもたちは更別村教育目標の4項目であると。その実現を目指すとしていますが、コミュニティ・スクールの導入を契機として改めて更別村の目指す子どもたちの育成に努めるというお答えですが、では学校教育としてはどうするのかということなのです、まず初めに。コミュニティ・スクールを行う前に学校教育としてはどういうことかということでございます。要するに小中一貫教育の導入の意向調査では、全国で広まりつつありますし、取り組んできた学校では成果が認められるという結果や導入していない市町村のおよそ半分は検討に関心があるとしています。積極的に取り組む機運も高まってきておりますが、そこで進めたほうが間違いなくよいのだろうということで、ここのところでそもそも制度の問題なのか、現状の教育委員会の課題整理がそもそもないのかということについてはちょっとお答えをしていませんので、1つ目に更別村の目指す子どもたちは更別村の教育目標を掲げています4項目、それぞれありますよね。それを学校現場としてどのように取り組んでいるかということについてまずお答えください。2つ目に、教育基本目標を目指す教育がコミュニティ・スクールの導入を契機に改めて努めたいとするお答えは、またこれもどういうことなのか。要するにコミュニティ・スクールの委員会の中でやってもらうというようなことではなくて、一体コミュニティ・スクールと学校現場との違い、そしてその中でどこの部分をここにお願いするかということをもう少しわかりやすく説明してください。それと、教育の基本目標は、私はちょっと見る限りでは学校教育というよりもむしろ特別教科や社会的教育の要素が実は強いと思っています。それで、今私質問したことがちょっとうまく答えられるかどうかわかりませんけれども、そういう意味でふるさと教育は特別教科の導入も慎重にしなければならないというお答えかと思いますが、コミュニティ・スクールの中で補う方法を検討するということもまたこれさきに戻りますが、できないからコミュニティ・スクールでやってもらうということになっているのか。いずれにしましても、いろいろ私が学校現場での問題提起ということで質問しているということについては、今教育委員会では特別な課題も問題もないのだよと。ただ、もしあるというときには、それはコミュニティ・スクール委員会で検討するというお答えには聞こえますけれども、それがそういうことなのかどうかというのはちょっと明確にお答えを願いたいと思います。それと、少しこれ先の話となりますけれども、もし今後小中学校の校舎が老朽化します。建てかえる時期がいつか来るかもしれません。そういったときの計画性の問題のときですが、まさにこのときに義務教育学校とした一貫教育について、学校長は1人、修学年限9年の学年段階の区切りなどを正面から議論できる新たな学校の設置を目指すなど、このことについて検討する値があるかどうかについてもお伺いしたいと思います。
答弁 教育長
まず、1点目の更別村の教育目標に対して学校はどのような取り組みをしているかというお話でございます。当然毎月1回各学校の校長、園長を集めた会議は開催されております。あるいは、毎年の村の教育執行方針の発表させていただいた後も各校長さんに対しまして教育目標の達成に対しましていろいろな取り組みをしてもらえるようなお願いはさせていただいております。各学校は、それにあわせて各学校の経営方針を作成いたしまして、それに基づき子どもたちの教育に取り組んでいるところでございます。いずれにしましても、本村の教育目標をもとに各学校は各学校の経営方針を策定して進めている状況があることをまず報告させていただきます。続きまして、コミュニティ・スクールのあり方についてのご質問だというふうに私解釈したのですけれども、コミュニティ・スクールにつきましては当然先ほどの働き方改革なんかのお話もございました。学校がやりたくてもやれない部分、そして地域がいろいろな意見を言おうと思っても言える部分がなかったところをこのコミュニティ・スクールの中で何とか集約していきたいなというふうな考えがあります。当然先ほどもお話しいたしました新学習指導要領の中で新たな教科が入ってきて、学校とすれば学習のこま数をとるのは非常に困難な状況になってきております。それを先生方がまずきちんと整理した中で、この部分については地域の方にお願いできたらなという部分があれば、当然それは地域の中で協力して地域に開かれた学校ということで進めていきたいなという思いがあります。次に、社会教育と、それからコミュニティ・スクールにかかわるお話なのかなというふうに思いますけれども、社会教育につきましては地域の方の自主性の中で進めていって、教育委員会が支援をするというような形で現在も進んでおりますけれども、その中で社会教育の中の学校教育にかかわる部分につきましては、教育委員会としては当然支援していかなければならないのかなというふうに思っております。その中で地域の方がどのようにすれば学校にかかわっていけるのかと。私は余りわかっている方というか、理解できない方も多いのかなと思いますので、そういう部分の教育委員会としてのコーディネート的な役割も当然していかなければならないのかなというふうに考えております。最後になりますけれども、小中学校、中学校ですね。老朽化に伴う建てかえに関するお話でございますけれども、先ほどお話しした中で義務教育学校という、そういう取り組みがあります。9年間を同じ学校で過ごす制度であります。その中心にある中学校が今回建てかえになるということもありまして、今回の建てかえについてはその部分についても協議していかなければならないのかなというふうには思っておりました。私とすれば、これから協議の中でいろいろ意見が出されると思いますけれども、やはり地域の活性化を図る。例えば上更別地域におければ上更別地域、小学校が核となっていろいろな事業展開をしておりますけれども、その辺の重要性は見逃せないのかなとも思っております。そういう意味も含めて今後中学校の建てかえに際しましては、ただいま議員の質問にあった内容に基づいた部分については協議していかなければならないのかなというふうに考えております。以上でございます。(「お答えの中で1つだけ確認させてください」の声あり)
質問 6番 村瀨泰伸
学校における当面の問題、課題についてもう少し具体的にお示しください。
答弁 教育長
学校の問題、課題という部分について改めてここ最近聞き取りはしておりませんけれども、いろいろ学校を訪問した中で聞く中では、やはり現在学校に来れていない子に対する対応について、スクールカウンセラーの方ですとか、あるいは学校の先生が一生懸命になって保護者の方と協議したりというような対応をしているというような問題もございます。あとの問題ということになれば、やはり私がふるさと教育ということで学校に本当お願いしているところがあります。あわせて小中一貫ということでお願いする部分もあります。そのふるさと教育の中で、当然地域の方にお願いして歩かなければならない部分があるのですけれども、そういう部分について学校としては個別にお願いして回るものですが、その辺の調整が非常に大変だというお話も聞いております。ほかの課題、問題につきましては、さまざまあると思うのですけれども、ちょっと事前に調べてきておりませんでしたので、私が今知っている限りではそのような状況かなというふうに思います。以上です。
質問 6番 村瀨泰伸
以上で質問を終わりますけれども、教育長、課題とか、そういうものは明確にまず示していただいた中で、それを解決するための何か提案でなければ、何となくお話はして、何となく私も終わらなければならないという状況になりますので、やはり具体的な問題、課題は示していただく機会を得たいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。以上で終わります。