更別村議会 平成28年第3回定例会 2016年9月20日
高齢化社会に向けての準備と国際化する世の中への対応
2016年9月20日、更別村議会の一般質問で、太田綱基議員が「高齢化社会に向けての準備と国際化する世の中への対応」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 太田綱基 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 太田綱基
通告に従い、一般させていただきます。質問事項ですが、高齢化社会に向けての準備と国際化する世の中への対応ということです。要旨が地域おこし協力隊を英語をネーティブに話せる人を採用し、幼稚園へ専属配置してはどうかということです。グローバル化に向けて、私はその重要性ときっかけを今まで訴えてきました。そして、村長はグローバル化の重要性について私と共通の認識を持っていると今までの一般質問でもお答えいただきましたが、グローバル化に向けて余り進んでいないのが現状のようです。私は、幼いころから英語に触れ、なれる環境をつくることが大事だと思っています。なぜなら、日本人が日本語を当たり前に話せるのは、誰に教えてもらうことなく、日本語を話す環境にいるからです。ゆえに、幼いころから英語を話す環境が必要なのです。そこで、私は地域おこし協力隊を英語がネーティブに話せる人を任用し、幼稚園に専属配置してはどうかと考えます。協力隊なら月々のコストは約20万円、東京のインターナショナルスクール講師なら月々約100万円、ここで5倍の金額の差が出ます。更別幼稚園は月々6,500円の授業料、インターナショナルスクールは月々20万円の授業料で、今も入園待ちが続いている状況です。授業料だけ見ても30分の1の料金で幼少期から英語に触れることができるのは効率的であり、未来に輝く子どもの教育、高齢化社会を支える若者の移住定住につながると思いますし、時代に合った今後を見据えたグローバルな更別の第一歩となると思いますが、村長はどうお考えでしょうか。
答弁 村長
太田議員の高齢化社会に向けての準備と国際化する世の中への対応についてのご質問にお答えをいたします。国際化への対応、グローバル化への対応については、今太田議員からもお話がありましたとおり、私もそのように考えております。これからの時代を担う子どもたちも含め、農業関係も含めてグローバル化社会に向かっております。だから、世界的な視野を持った、あるいはそういうような思考を持った考えで農業あるいは商工業あるいは教育を考えていかねばならないということは、これまでの答弁でも何回もお話ししてきましたし、同じ共通の立ち位置に立っているのではないかというふうに考えています。英語教育、グローバル化に伴う議員の考え方ということでこれまでもお話をいただいております。ただ、英語教育につきましては学習指導要領に基づいた取り組みを行うということで、前回ですか、先般英語教育についての国際交流等々含めましていろんな部分で回答させていただきました。国際交流については、国際友好都市のきっかけが生じた際には前進をさせていきたいというふうに答弁をしているところであります。また、今回ご質問の幼児の英語教育につきましては、更別、上更別の両幼稚園で5歳児、年長さんを対象に月1回程度でありますけれども、外国語指導助手のALTによる交流活動を行っております。幼児期の外国語活動については、子どもたちの自発的な活動である遊びや生活の中で自然に英会話と触れることができる環境づくりを進めているようにお話をしているところであります。このたび新しい提案ということで、幼児期から英語教育を充実させることから、地域起こし隊の制度を活用してはどうかというお話ありました。幼稚園に英語の堪能な専属教員を配置するという、教員とは限りませんけれども、そういう指導員ですね、そして英語に接する環境整備を進めてはどうかというご提案であります。幼児期から英語教育の提供を希望する保護者の方、あるいは移住定住、そういうような方とか、高齢化社会の対応とか移住定住にもつながるというようなこと、あるいは幼稚園の特色というのですか、そういうようなところについてのことはご指摘のとおりでありますし、若い世代の増加にもつながっていく一つの部分にもなっていくのではないかというふうに思います。地域おこし隊の制度そのものを鑑みたときに、地方自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林業の応援、水源保全、監視活動、住民の生活支援など各種の地域協力活動に従事してもらいながら、当該地域への定住、定着を図る取り組みについて地方自治体が意欲的、積極的に取り組むよう総務省として必要な支援を行うという事業です。この地域協力活動というのは、地域力の維持、強化に対する活動を示すわけでありまして、多岐にわたる活動が行われているということであります。この中で教育への支援活動というのも何例かありますし、支援活動の募集も見られることから、英語に精通する、堪能であるという自身の才能、能力を生かしたいという応募者とのマッチングがかなえば、3年間はこの事業によりその人材を確保して英語に接する環境をつくることは十分可能であるというふうに考えております。ただ、現在の村の幼稚園教育につきましては、英語のカリキュラム等については、幼稚園指導要領等もありますけれども、それ以降の小学校の英語教育の環境整備等にも関連するところがあります。今現在小学校の動きとしては、5、6年の英語活動が3、4年生におりてくるということで、5、6年生に英語というのが必修教科としてというふうな形で新しく出ております。その部分で1年生へのつなぎをどうするのか、あるいは年長の5歳児の英語活動をどうするのかという点については、非常に検討を加えなければならないということも出てくるのではないかというふうに思います。そういう点から見れば、教育委員会との調整が不可欠であるというふうにも考えております。また、必ずしも地域おこし協力隊がずっと確保できるというような保証があるというわけでもありませんので、この取り組みを地域おこし隊で進めるのか、従前のALTとか国際協力員とかという話もありましたけれども、幼稚園の英語活動、あるいは英語に触れる機会を充実するためにどうしていくのかという点では地域おこし隊ありきで進めるというのは結構課題もあるのかなというようなことを考えております。いずれにいたしましても、英語教育につきましては小学校、中学校の学習指導要領をもとにした外国語活動への接続を意識した継続性のある取り組みは不可欠であるというふうに考えているところでありますし、教育委員会との連携、事業の実施の可能性について、先ほども申し上げましたけれども、人員の確保等々、あるいはそういったものを含めて考えてまいりたいというふうに考えております。以上、答弁といたします。
質問 2番 太田綱基
英語に対する問題というのは、子ども、幼稚園児に限らず、小学生、中学生でも今後英語というものは本当どんどん必要になっていって、授業形態が変わっていき、それに対して更別も先手を打ってそういった対応をとっていかなければいけないところだと私は思います。それに向けて、今ある5歳児はALTとか、国際化に向けて進んでいるところもあると思うのですが、一歩進んだ英語教育というものを考えていってほしいと思います。そして、その事業実施の可能性というところなのですけれども、どうつくり上げて、どう目標達成というか、成功させていくかというプロセスだと私は思っています。つくり上げていく可能性を探るその第一歩目は、まず先進的な場所を目で見て、イメージをつくって明確にしていくこと、まずは英語教育をやっている保育園や幼稚園を視察することが一番だと思います。実施の可能性を考えては、会議室で検討するより一歩踏み出した視察ということで、1つずつクリアしていくことが一番だと思いますが、私はその一歩を踏み出した視察、見ることが重要で、やらなければいけないことだと思っています。村長はどうお考えですか。
答弁 村長
これは、前にも回答申しましたとおり、そういうところが特色ある幼稚園とか、保育園でもやっているところありますよね、というような部分についてそういうところを一回、どういうような狙いと、そして子どもたちが具体的にどんな活動をしているのかということを実際に視察するというのも大事な部分ではないかというふうにお答えしていますので、私としてはその部分についてはやぶさかではないというふうに思います。今般作成しました教育大綱、更別村総合教育大綱の中でも、さまざまな交流を活発化するということの中に重要な部分として、3、さまざまな交流を活発化するということでつながり、広がりを大切にし、交流を通じたコミュニケーション能力やチャレンジ精神を有する人材の育成に向けて取り組みを推進すると、国内外との交流を促進すると、国内外との交流の促進、国際社会に対応した地域づくりの推進、グローバル人材の育成を進めるということ、国際的な教育環境の充実、これからの社会には、教育にはぜひとも必要なことでありますので、そういう部分ちょっと検討させていただいて、そういう機会を設けれるのであれば、視察等も考えていきたいというふうに思っております。以上でございます。
質問 2番 太田綱基
いろんな目線から問題というものは発生してくると思いますので、まずは視察ということを重点に置いてやっていってほしいと思います。そして、その後万が一英語教育に関してどんどん問題がある中で、問題が見つかってくると思うのですけれども、そういったところで継続ということになってくれば、やはり教育委員会が中心となって、例えば協力隊を採用したと、そういった運びにいくならば、村で長く働いてもらうために個人の未来というものを考えて、更別村とどういったかかわりを持って、村民全体でどう守り、協力隊であればその3年後をどうつくり上げていくか、地域に根差した人づくりというところが私は重要だなと思っています。更別村の将来というところも見据えて、どうかかわっていくかということが課題になってくると思います。子どもの教育の充実だけに聞こえるような質問の仕方しているかもしれませんが、この事業は若者の移住定住づくりの一つでもあって、高齢化社会をどう支えていくかという未来づくりというところでもあると思っています。そういった一つ一つが更別村の魅力になり、村民みんなのプラスになるようなまちづくりをしていければいいなと思っております。地域に魅力的なことだからこそ、村も地域も苦労して一緒に地域をよくしていくという意識づけというものが大事だと思っています。そういった今後英語教育を取り進めていく中で地域全体を巻き込むためにはどういった連携をしていくのか、どういった準備をしていくのか、どのように協議をしていくのかというところをちょっと、ありましたらご回答願いたいと思います。
答弁 村長
太田議員の思いというか、理念というか、いつも感服を受けるわけですけれども、いろんな部分でこれから将来の村づくりとか、あるいはそういうことのあり方、人とのかかわりのあり方、そしていろんな、これは英語ということになっていますけれども、グローバル的な人材を育てていくということが将来的な高齢化あるいは移住定住、そういうところに大きくつながっていくのですよというような話は、私はごもっともであるというふうに思っています。そういうような形に結びつけていくためにも、いろんな意味で取り組みをしていかなければいけませんし、単に幼稚園の英語活動、英語教育という範疇ではなくて、国際社会に見合った子どもたちをどういうふうに育てていくのか、前にも申し上げましたとおり、3年かけてユネスコスクールを更別小学校につくったわけですけれども、いろんな働きかけをすれば、教員はもとより、子どもたちはいろんなところと交流できるわけでありましてその機会も十分に、いろんな今持っている我々の手だてというものも積極的に活用しながら、なおかつ本当にどこかの国際都市と交流できれば、大きな都市でなくてもいいですけれども、非常にそこも具体性が広がると思います。また、今般進めております熱中小学校の中でもその辺の分野の専門家もおりますし、その中でいろいろなプロジェクトが生まれてくればいいのかなというふうに思っています。そういう点でも、そのことを見据えて村づくりの観点、人づくりの観点から村としてもかかわっていきたいなというふうなことを考えております。以上でございます。
質問 2番 太田綱基
村長の強いリーダーシップをもって今後取り進めていってほしいと思います。これで私の一般質問を終わります。