更別村議会 平成28年第1回定例会 2016年3月16日
平成28年度教育行政執行方針について、新教育長の志は
2016年3月16日、更別村議会の一般質問で、村瀨泰伸議員が「平成28年度教育行政執行方針について、新教育長の志は」について質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 村瀨泰伸 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 村瀨泰伸
議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、平成28年度教育行政執行方針について一般質問させていただきます。私は、教育について一方ならず荻原教育長に期待するものでございます。教育界がより専門性となり、学校長上がりの教育長が増す中で、社会性を重視した村づくりの中に教育があるとした考えのもとで行政上がりの荻原教育長にしっかりやっていただきたい。その思いは、西山村長も同じくするものであると思います。それがどうも平成28年度教育行政執行方針では、荻原教育長の目指す思いの志が見えてきません。伝わってこない。何をどうしていいのかわかりません。今回の教育制度改革で新教育長は権限を与えられました。事務方の長ではなくて、教育行政をつかさどるトップでもあります。その分責任を伴いますが、前年と余り変わらない教育行政執行方針では新しい風が吹きません。執行方針に書いてあるだけではなかなか言いあらわせないにしても、前年と比べて手を少し加えた程度で、汗をかいてつくり上げたというにはほど遠いものとなっています。これでは誰が教育長をやっても同じであるという結果になってしまいます。10年前と比べ、ほとんど変わっていないということを6月の一般質問でしたところでございますが、残念としか言いようがございません。今回の教育制度改革で新教育長にいち早く移行した更別村の荻原教育長は、その第1号であります。繰り返しになりますけれども、それは今までの教育委員会のあり方にも一石を投じたもので、教育長は教育の権限や責任を持つということでございます。そして、村長の公約の実現に近づいた教育行政もできる、また福祉部門との連携が密になったとも言われています。学校教育においては、小中学校の教師の更別村の評価は、人がいい、物がいい、金もいいと高い評価があります。これは、優秀な子どもが育つ環境を整えてくれた先輩たちのご尽力によると思いますが、単なるお手盛りになっていないかと思っていました。ところが、きのう中央中学校の卒業式に参列させていただきまして、実は大変感動したところでございます。ただ、地域との連携という部分では、具体的には少しわかりづらくなっていると思っております。また、社会教育では、文化活動について文化は弱いという一般質問のお答えでした。教育長自身がこれほどはっきりとした課題があるのに昨年同様では、問題を置き去りにしたままでよいと、そう思うのは私だけでしょうか。荻原教育長の目指す思い、志をお示しいただき、そのビジョンが見えてきません。そこで、荻原教育長の目指す教育、教育行政執行方針の3点についてお尋ねします。1点目は、更別村総合教育大綱を遵守したとするその大綱について質問した後に大綱が配付されました。それで、総合教育会議の回数、大綱の基本理念について再度確認させていただきます。2点目に、学校教育で道徳の教育を家庭や地域と連携して推進するという意味はどういうことでしょうか。道徳が教科に格上げされ、学習指導要領が示され、その学習する教師への指導や助言が指導主事の役割と思いますけれども、道徳に限らず、指導主事の役割、実務について、また教職員の研修等の実施状況について、その成果も含めて質問したいと思います。3点目になります。社会教育で文化活動について文化は弱いと一般質問してございました。その課題解決を何ら示されておりません。昨年と比べると、図書室の運営でグローバル人材の育成を進めるために英語指導助手を活用した子どもを対象とした事業に取り組むとここでなぜ表現されているかも不可解ですが、解決に向けた取り組みについて昨年同様で変わりはございません。教育の成果は、10年後、20年後であります。時代の移り変わりに必ずや教育の2文字が重要とされ、教育者が現に実践する教育は10年、20年後の社会を見据えたものでなければなりません。教育はその基礎となるもので、とても重要で、不偏でなければならないと思っております。私は、学校教育では次代を担う子どもたちが志を持てるように、また社会教育では村民一人一つの文化活動ができる社会にと考えてございます。どんな風が吹くかは、教育行政のトップであります荻原教育長の教育理念、志を示すことがここでは何より重要と考えております。教育長の権限と責任を持って実行していただきたい。以上、志をお示ししていただく3点についてお尋ねいたします。
答弁 教育長
ただいま村瀨議員からご質問のありました平成28年度教育行政執行方針について、新教育長の志はについて答弁させていただきたいというふうに思います。まず、私の教育理念、志についてお話しさせていただきたいというふうに思います。私が教育長になって心に決めた目標、それは子どもから大人まで全ての村民が更別村を愛し、住んでよかったと思えるふるさとづくりを進め、次の更別を担う人材を育成することであります。その具現化の一つとして、ふるさと教育を推進してまいりたいと思っております。更別村を誇りに思い、私たち大人が安心して村の行く末を任すことができる人づくりは、村づくりの根幹と考えているところでございます。また、社会教育においては、青少年教育から高齢者教育、スポーツから文化活動に至るまで、その範囲は非常に広い分野にまたがりますが、地域のつながりときずな、地域の教育力を高めるためには絶対おろそかにしてはならないものであります。今後も学校教育、社会教育の振興に向けてできる限りの対応を図っていくことが私の使命であると感じているところでございます。次に、質問の1点目であります更別村総合教育大綱を遵守したとするその大綱の策定経過と内容についてでございます。更別村総合教育大綱につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が昨年平成27年4月1日から施行されたことに伴いまして、教育行政に地域住民の意向を一層反映させるために、民意を代表する立場である村長が大綱を策定することとされました。ただし、策定に当たりましては、教育行政に混乱が生じないよう、村長と教育委員会との間で十分に協議いたしまして、調整を尽くしてきております。内容に関しましては、教育行政につきましては国と道との適切な役割分担のもとに行われるべきとされていることから、国の第2期教育振興基本計画、道の北海道総合教育大綱などを考慮いたしまして、本村の第5期更別村総合計画を踏まえまして、本村の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標等にかかわる根本となる方針を定めたものとなっております。また、大綱の対象期間につきましては、参考といたしました国、道、村の各種計画の対象期間より、平成27年から29年の3年間としております。施行日である4月1日に策定されていなければならないということではなかったため、道の北海道総合教育大綱が昨年10月に制定されたことを受けまして、村長により招集されます更別村総合教育会議を昨年12月の18日、1回目、ことし1月22日に2回目を開催いたしまして、大綱が制定されたところでございます。次に、質問の2点目であります学校教育で道徳教育の推進のほか、指導主事の役割と実務、教職員の研修等の実施状況等とその効果、成果についてであります。まず、道徳教育についてでございますけれども、学校における道徳教育は道徳の時間をかなめとして学校公教育活動全体を通じて行うものであり、道徳の時間はもとより、各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特殊性に応じて児童の発達段階を考慮して適切な指導を行わなければならないとされております。昨年3月に学習指導要領が改正されまして、道徳が特別の教科として位置づけされたことに伴い、今後教科書の検定、採択が行われます。これにより、小学校では平成30年から、中学校では平成31年から道徳を特別の教科として実施されることとなりました。現在の道徳の時間は、年間35時間でございます。週に約1時間というような割合で行われております。現在は各学校に位置づけております道徳教育推進教師が中心となりまして指導体制を充実し、創意工夫して道徳の時間の充実に努めてまいります。特別な教科、道徳においてもこれまで同様の指導を実施いたしますけれども、子どもたちの発達段階を踏まえまして、よいことと悪いことの区別を的確に行い、自主的に生きる基礎を培う指導や正義とは何かなどの見方や立場により答えが1つではない多面的な課題を真剣に論議する場、そして他者とともによりよく生きる道徳心を育む授業をこれからも進めていくことになります。今後も道徳教育の推進に向けてさまざまな研修会や講習会が行われますので、本村におきましても学校関係者に対し積極的にこれらの研修等に参加するよう求め、家庭や地域と連携した道徳教育の推進に向けて努めてまいりたいと考えているところでございます。指導主事につきましては、教育に関し見識を有し、かつ学校における教育課程、学習指導、その他学校教育に関する専門的事項について教養と経験を有する者を法に基づいて中札内村との共同により設置されました。平成23年から25年までは更別村教育委員会で、平成26年から28年までは中札内村教育委員会に在籍しての業務となっており、今年度につきましては中札内村に負担金として全体事業費の半分を支出しているところでございます。指導主事の役割としては、学校に対する学校経営の改善、学力向上、生徒指導の充実、教育委員会との連絡調整などがありますが、実務の実績につきましては2月末現在で学校教育訪問指導ということで136回指導を行っております。そのほか、総合教育会議、教育委員会議等の各種会議への出席、教育研究所、教育支援委員会等の関係機関との連携事業への参加、学校の学校経営計画書の収支保管等にかかわる学校経営に関する指導、助言、各種研修、講座の実施、案内、参加奨励、運動会、文化祭等への参加、随行などを実施してまいったところでございます。質問2点目の最後のご質問でございます。教職員の研修等の実施状況とその効果、成果でございます。教育委員会が把握しております研修会等の実施状況は、平成27年度2月末現在で各種教科にかかわるもの、道徳教育にかかわるものなど合わせまして47の各研修会に計58名の教職員の方が参加されております。学校教育の充実は、児童生徒の教育に直接かかわっている教員の資質、能力に負うところが極めて大きいものがございます。社会が急激に変化する現在、教員は絶えず新しい専門知識や指導技術等を身につけていく必要がある中、教員の資質の向上を図るためこれら研修に参加することは非常に大切であると考えるところでございます。ことし行われました研修会では、例えば初任者研修など経験年数に応じたものや職員のレベルアップを図る研修もあり、教員の専門性を高め、研修の成果を学校で広げているものと考えております。研修で学んだ行動や取り組みにつきましては、児童生徒に与えた成果や学校全体の成果の度合いを評価しなければいけません。特定の研修が児童生徒の成長や学校全体の教育活動にどのような影響を与えたかというところを測定することは非常に難しいところがございます。しかしながら、昨年平成27年度に公表されました全国学力・学習状況調査につきましては、全道平均がなかなか全国平均に届かない中、本村の子どもたちにつきましては全国平均を上回っております。この点におきましては、これら研修の成果があらわれたものと考えるところでございます。次に、質問の3点目の社会教育で文化は弱いとした課題解決に向けた取り組みについてでございます。成人における文化活動については、文化協会加盟団体が9サークル、郷土芸能保存団体が2団体、夢民講座が契機となりまして自主サークルにつながった団体につきましては把握している範囲で4団体ということで確認しております。大変多くの方がそれぞれの団体に加入し、活発な活動を続けております。しかしながら、その中には指導者の確保、後継者の育成や新会員の加入問題、活動や発表の場の確保などさまざまな問題を抱えている団体があることも承知しております。私も20年以上文化団体に加入して活動をしてまいりましたが、文化活動については日ごろの練習の成果や作品を発表する場を多く持たなければ、やっぱりその活動そのものが停滞し、会の活性化が図れないものと感じております。当然文化活動は、個人の考え方や生活環境をもとに無理することなく活動を進めていくことが大切であると思われますが、この活動にあわせてさらにそれぞれの団体がみずからの発表の場を見つけるということは非常に困難であると考えております。そこで、このたび策定されました第8次更別村社会教育中期計画の新規事業にも盛り込ませていただいておりますけれども、教育委員会が発表や展示を求めている場とそれを実施できる文化団体とのコーディネートを実施する、そういうような取り組みをしていきたいというふうに考えているところでございます。また、中札内村との連携により、より充実した文化活動の実施や社会教育事業を通じて更別村の文化の後継者育成に努めていくなどして、少しずつではありますけれども、文化活動の問題解決に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。以上で私からの答弁とさせていただきます。
質問 6番 村瀨泰伸
非常に丁寧な説明をいただきましてありがとうございます。また、かねてから教育長の志を尋ねていましたが、今回初めてお聞きしました。更別村を愛し、住んでよかったと思える郷土づくり、それを進め、次代を担う人材の育成、ふるさと教育と、こういうネーミングの中でやっと教育行政に少し風が吹いたかなと。そして、これから荻原教育長の思う教育行政が進むというふうに期待しています。ただ、その辺を平成28年度の教育行政執行方針の中に盛り込んでいただければ少しは違ったかなと思っていますけれども、これは来年度の執行方針に委ねたいと思っております。ただ、このたび更別村の総合教育大綱を遵守したとあるのに、教育行政執行方針が配付された後に配付されたものですから、これは村長部局で作成されたと思いますけれども、この辺のところの順番を調整のもとで配付していただきたいと思っております。ただ、この大綱を見た中では、理念というものが少し欠けているかなと実は思っております。策定、どうしてつくらなければならなかったというような大綱の制定ということから始まっていて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1項の第3条第1条に基づきという、こういう文言から始まる非常にかた苦しいものとなっている。そして、首長が教育行政にかかわるというような位置づけが少しなされていないような気がしておりました。教育に関する執行は、権限は当然教育部局のトップがつかさどるということで、変わるものではございませんけれども、何より村長部局と教育部局がしっかりと連携を図りながら教育行政を行うという大変大きな意味での改革になったかと思っております。それが村長の公約に近づく教育行政ができる、福祉部門との連携ができると言われるゆえんですが、そこもなかなか執行方針にあらわれていない。そこで、今般議案提案されまして子育て応援課が設置されました。いろんな質問の中で出ています。例えばここにある、ここにあるというのは今教育委員会で主管している業務ということで、例えばどんぐり子ども交流事業、また第8期社会教育中期計画にあります少年教育の幾つかのもの、各種体験講座、青少年劇場、体験学習、文化活動、スポーツ活動、こういったものを随時子育て応援課というものに移行していくという考えはありますでしょうか。
答弁 教育長
このたび第8次中期計画を皆様方に資料をお配りして、これから5年間この計画に基づいていくという中では、子育て応援課にこれを移管するという思いの中でつくったというところはないということがございます。ただ、内容的に社会教育という立場で考えますと、少年期から高齢者、文化、スポーツ、いろんな広い範囲にわたって計画がつくられております。その中で、例えば青年教育が少年教育にかかわる部分もありますので、その辺を連携してやっていきたいなというふうに思っております。子ども交流事業につきましては、委員会も組織されまして委員会のいろいろな計画のもとでやられております。プラスそれにいろいろなボランティアスタッフが入ったりする場合もございます。そういうボランティアスタッフが入る中で、中には村の若い方が協力していただけることもありますので、そういう部分を考えますといろいろな分野の教育にかかわる方々の協力を得て、地域振興という部分を含めて子どもにかかわる教育については対応していきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。
質問 6番 村瀨泰伸
社会教育という部分での視点でいくと説明のとおりかと思います。ただ、せっかく子育て応援課ができたということについての意義を教育サイドから検証しながら、いけそうなもの、社会教育としてやらなければならないものというのはいま一度精査する必要があるかと思っております。そこで、ちょっと違う話しさせていただきますけれども、指導主事については今教育長がおっしゃったように教員の資質の向上を図るために適切な指導をするという思いで、どんなことになっているのかなという思いで質問していますけれども、きのう義務教育最後の卒業式に参列させていただきまして、年のせいか涙を流しました。本当に感動しました。これを見ていると、学校教育はうまくできているのかなと実感しております。校庭に行きますと、まず国旗がたなびいていました。そして、式典においては、国旗が掲揚してございます。なおかつ、国歌斉唱もありました。本当に変わったのかなという思いもあります。何よりも変わったのは、子どもたちの自主性の中で卒業式が行われているということが我々の時代とはとてつもなく変わって、本当によくできているなと思いました。その中で村長のお言葉もありました。PTA会長のお言葉もありました。これまた本当に身にしみて、いい卒業式だなと、これはべた褒めではないのですけれども。ただ1つ、学校、家庭、地域が一体となったということはここで文言として出てくるのですけれども、では僕たち地域として何をするのかとか、どうかかわるのか。例えば道徳のお話もありました。僕たち一般住民としてどこをどうしたらいいのかなということが少し見えるような形にしていただけるとありがたいなと思っております。単純に言うと、挨拶をしましょうでもいいと思うのです。そんなようなことを少しお示しいただいて、質問は最後になりますので、文化活動について再質問させていただきます。現存している文化活動の諸課題の解決に向けた検討は今教育長がお示しされたということで、大変ありがとうございます。ただ、私が質問している捉え方は違っていまして、村民が本当に一人一つの文化活動ができる、これはスポーツでもよろしいのです。それは更別村を豊かにするためには必要でないかなと思っているものですから、そういった社会教育の推進ができないかということでお話をさせていただいたわけでございます。その一つには、何回も言っています。末広学級を卒業させる、その考え方はございませんかということです。私は、卒業させることが目的では決してございません。ただ、ここの学級の教育目標が何であるかということが何か曖昧なような気がしてございます。学級に通うということが目的化されていないか。要するに課題になっています文化活動、ボランティア活動、自主的に活動すると、こういったカリキュラムをもうちょっと強力的にやって、できればその人たちが、村の資源となる文化活動でもスポーツ活動でもリードしていけるような人材がたくさんいると思っているのです。それを自主的にさせるためには卒業させたらいいのかなという一つの考え方ですから、そこら辺について十分検討してほしい。そしてまた、これは考え方がいろいろあろうかと思いますけれども、更別村の文化活動の拠点として更別村合唱団というようなネーミングの中で何かできないかと、こんなことを実は考えているものでございます。これは、できるかできないかも含めてなのですけれども、私は6月にも一般質問しました。文化活動できる環境整備、支援、いろんな思いで教育委員会としては僕もできていると思います。そして、現在やっている人方もおよそ満足しているのではないかと思っております。ただ、もしそうであれば、10年前に捉えた人員がどうしても多いような気がしてならないのです。というのは、人員配置に見合う社会教育がなされているかという疑問を実は感じてございます。どうするかは今後の人事配置も含めて、今言ったような一人一つの文化活動を進めていくのだという思いが強いのであれば、今の人材をフルに活用してどんどん、どんどん仕掛けてほしいというふうに思います。もしこれでいいのだと、あとは私たちは来る者拒まずで、いろんな展開できる素材はあるのですから、活用してくださいというのであれば、縮小して最低の職員で施設管理と受け付けぐらいやっていればいいのです。僕はそういう考えのもとで、ここのところをいま一度考え直してほしい。そしてまた、冒頭予算の中でも言っております。村長は、非常に財政は厳しいと言っています。本当にこの厳しい財政の中の収支になっているかというのは幾つか疑問を感じながら、こんな質問させていただきましたけれども、これからの教育委員会のあり方としてもし考え方がありましたら、お示しいただきたいと思います。
答弁 教育長
ただいまご質問の中にありました末広学級の関係なのですけれども、位置づけとしては生きがい対策というところが大きなウエートを占めているというふうに思っております。ただ、末広学級ということで、学習をするということがあります。そういう意味からいくと、その学習成果をきちんと発表して、あるいは子どもたちに指導できるような、そういうふうになっていければいいのかなというふうに思っているところもございます。それと、職員の配置に合わせたそれなりの活動どうかということで今お話がございました。今回の第8期更別村の社会教育中期計画なのですけれども、この策定に当たっては私が今後5年間でやりたいことをかなりお願いして検討してもらいました。その内容をもって、できる限り今いる職員で対応していきたいなというふうに思っているところがございます。例えば少年教育でいえば、郷土資料をもとにした学習なんかもやってみたいと思っております。それは更別村には遺跡が残った包蔵地がかなり数多くあります。子どもたちはそれを知っているかどうかわかりません。ヤチカンバ、それがどういうものかもわかっていないかもしれません。そういうところの教育もしていきたいと思っております。あわせて、文化、中札内村といろいろ交流をこれからしていきたいというお話しさせてもらいましたけれども、あの文化ホールには非常にすばらしい美術品ございます。通年ではございませんが、北のビエンナーレ展といって美術品のいろいろな展示もやっております。そういうところを使って、中札内と連携をして子どもたちにそういう美術品のワークショップも僕は本当はやりたいなと思っております。そういうのも入れさせてもらっております。それとあと、地域資源や人材、情報の管理ということで、これは先ほど言われました末広学級の活動成果を活用したそういう活動もしたいというふうに思っております。それと、先ほどから言っておりますけれども、文化が弱い部分、特に郷土芸能、スッチョイサ踊りなんかは後継者育成、新入会員の確保に非常に苦労しております。これも社会教育事業を通じて何とかふやしていきたいという思いもあります。これも今回新しい事業に入れさせていただいております。あと、子どもたちが地域で一番何が思い出に残るかというと、やっぱりお祭りとかイベントだと思うのです。なので、社会教育の立場から、学校教育に対してもそうですけれども、地域のお祭りに対して触れて、更別村にはこういうお祭りがあるのだという、そういうふるさと教育も大切だと思っております。そういう内容も今回この中期計画の中には盛り込ませていただいております。あわせて、青年教育では、高校生、更高生と何かやろうという社会教育的事業というのは今までなかったのですけれども、せっかく16歳から18歳の本当にいろいろな意見を持った方々を使った事業というのは僕は本当に必要だと思っています。この部分についても何か事業ができないかということで、検討していきたいというふうに思っております。あと、高齢者教育もそうです。先ほど言いました文化にかかわるコーディネートもそうです。東松島との今まで以上の文化に係る交流もそうです。図書なんかもそうだと思います。今上更別地区で(仮称)認定こども園ということで進めておりますけれども、その中に児童会館的な施設も盛り込むような計画もございます。私は、そこにうちにある図書を移動図書的に持っていって、見れるようなこともできたらいいのかなという思いがあります。そういうことも考えて、上更別地域にいても更別の見たい図書が見れるのだというような環境づくりも進めていきたいという思いがあります。そういう新しい事業、8期の中期計画に私は入れさせていただいております。この事業を全て今すぐできるかとなると、なかなか難しいところありますけれども、与えられた職員で懸命に考えて、地域の活性化について進めていきたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 6番 村瀨泰伸
3問の質問はもう終わりなので、一応お話というところでさせていただきますけれども、こうやって話しますといろんな思いが伝わってくる。なかなか教育行政執行方針の中であらわせないということがつくづくわかりました。また大いに期待したいと思っています。このたびのふるさと教育といったネーミングも荻原教育長らしいなと思っております。幾つか新しいメニューは私も目を通しましたけれども、少し残念なのは、成年というのかな、子どもたちというのはいろんな意味で可能性あるものですから取り組むやすいのですけれども、いかんせん大人と言われる人たちの鈍さをどうやって引き出したらいいかということは僕自身も問題として抱えていますけれども、ぜひここをやっていただきたいと思っております。何せこういうものは全て人間がやることです。ですから、今ある職員をフル回転させるぐらいのつもりでぜひ頑張っていただきたいと思います。以上で質問終わらせていただきます。