みんなの議会

蘭越町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月17日

コロナ対策とそれ以後の町の財政運営について

2020年6月17日、蘭越町議会の一般質問で、栁谷要議員が「コロナ対策とそれ以後の町の財政運営について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
栁谷要 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 栁谷要

三つ目の質問です。コロナ対策とそれ以後の町の財政運営について。新年度始まって以来、各種のコロナ対策によって大小の行事はほとんど中止、延期となりました。少なくとも執行不可能であったり、不可能の可能性のある予算について、機敏な対応で減額補正や流用するなどの効率的な執行が望まれます。また、本町議会でも、国は新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策など、増大する地方財政需要に対応し得るよう、地方一般財源総額の確保を求める意見書を表明することとしております。今後の町長の町財政運営の基本と国の地方への財政施策の姿勢についてどのような見解をお持ちか、伺いたいと思います。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の「コロナ対策とそれ以後の町の財政運営について」の御質問にお答えします。新型コロナウイルスの影響による行事の中止等については、先般5月15日に開催いただきました第3回臨時議会において配布いたしました事業中止等一覧のとおり、多くの事業が中止となっております。大きなイベントとして、せせらぎまつり、ラリー支援、イングリッシュキャンプインらんこし等を中止としております。イベント以外にも、各種会議については書面会議による開催、更には毎年町職員を対象に実施しております先進地視察研修も取り止めるなど、一覧の中には記載されていない事業にも多く影響が出ている状況となっております。また、例年開催されている事業で、事業を実施すべきか検討している事業もまだあるというふうに伺っております。イベント等の中止による歳出の減額に限らず、休業による温泉施設等観光施設の使用料等、歳入にも影響が出るものもあり、予算補正につきましては、ある程度全体的に把握できた時点で補正し、余剰等があれば、コロナ対策の予算に使用するなど、効率的に執行させていただきたいと考えておりますので、御理解願います。次に、今後の私の町財政運営の基本と国の地方への財政施策の姿勢についてでございますが、私は、今回のようなコロナ感染症等、前例のない状況下においては、柔軟かつ迅速に、必要な所に効率的に財源を入れ、住民生活や経済活動の維持を図ってまいりたいと考えております。一方で、通常の行政運営もしっかり推進すべく、限られた財源を最大限に活かし、「第6次蘭越町総合計画」に掲げた施策の推進を着実に具現化するため、継続的な財政需要を勘案しつつ、優先順位の高い事業から、効果的・効率的に取組み、様々な分野において行政サービス向上に努めながら、健全な行財政運営を推進してまいりたいと考えております。また、国の地方への財政施策の姿勢ですが、社会経済情勢の急激な変化や今後における国の地方財政対策などの動向が不透明な状況にあって、歳入の的確な予算を立てることは極めて困難な状況にあります。今後、新たに必要となる地方負担や地方が独自に実施する取り組みについても、地方公共団体の財政運営に支障が生じることのないよう、地方交付税等の一般財源の確保を図ると共に、先般、北海道町村会において特別決議された、まちづくりが円滑に進められるよう必要な財政支援を講ずることなど、今後も関係機関一丸となって、国等へ要望をしてまいりたいと考えているところでございます。また、統合診療所建設には環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業補助金を活用しておりますが、環境対策に限らず国では、防災対策、デジタル経済への対応、道路・橋りょう整備及び地域交通等、それぞれ推進する事業を補助金として制度化しておりますので、国の動向を常に注視し、本町が実施する事業と要件が揃う場合には、積極的に取り組み、確実に財源を確保していきたいと考えておりますので御理解願いたいと思います。以上でございます。

質問 9番 栁谷要

役目柄ですね、監査業務をしておりますと、こういうことわざを度々思い出すんですね。名誉の赤字、住民にとって名誉の赤字、不名誉の黒字っていう。はたしてこれはそれになるんだろうかという、ここ4、5年、年度末の経理は蘭越は極めてとは言わないけど、順調な推移をしております。今年度どうなるかというのは予測はつかないんですけど、多分、事業中止した分は効率的に使わないと、後どうなるかわからないから、慎重な財政運営が必要なんだろうということでこの発言なんですが、やはり私も何年間か議員生活をやらせていただいて、時期外れに使わなかった予算が減額補正で出てきたりするのを度々出くわしていることがあるわけですね。12月過ぎての補正予算で減額するというのは、3月までに有効に使えるというのが、3月までに3か月4か月しかないということであっても、減額補正すればそれは有効に使えるということですね。不名誉の黒字というのは何をいうかというと、不用額で出す、不用額で出して、必要な予算措置が十分でない場合、やっぱり不名誉な黒字になるんでないかというふうに、こう思うんですよね。その場合、次の年の補正予算で使えるからとか、基金に積むからいいのではないかという理屈になるかも分からないけど、単年度としては、会計年度、単年度の原則から言っても、非常に精度の低い予算運営になるという側面があると思うんです。ですから、今年は上半期の行事はほとんど中止、お金のかかる行事はほとんど中止、延期ということになってますね、形を変えたり。だから、これを全部精査すると。そして9月の議会には予測でつくものは可能な限り減額補正をすると。そして新たなコロナ予算を組むという作業がやっぱり機敏にされるということが大事ではないかなと。1,000万単位でおそらくお金出てくるでしょう、そういうことを予測するからこそ、こういう提案をするんですが、このことについて町長に一言。それからもう一つ、国税5税の55%、私の記憶では確か55%は都道府県が交付税として、交付金ではないです、交付税として国から法律に基づいて支給を受けるという制度になってますね、都道府県が。それで今回、コロナ対策のメインの役者と言ったら失礼ですけど、東京都知事の小池さんが非常にリーダーシップを発揮したというのは、国が、大臣が直接指揮をとらないのは何故かという側面で考えてみた時に、私は国が直接取ると、例えばマイナンバー制度にしてもそうですし、プライバシーの侵害の恐れがある、そういうやっぱり含まれたものを国が折あらば、っていう、そういうチャンスを伺うという不信感があるということで、これは今の憲法で、都道府県がイニシアチブを握って事を進めるというのはおそらく、まあオリンピックもそうなんでしょうけど、私の記憶ではびっくりするくらい今回初めてだという記憶があるんでしょうけど、なぜか、これはやはり食料と教育と、消防と警察の業務というのは全部、専属は国直轄だったんですね。これを都道府県に移換することによって、住民が主人公になると。都道府県と、町村と連絡取ってですね。感染症対策もそれが行なわれたということですね。だから知事の権限は非常に大きいと。私はそういうふうに理解しているんですね。不勉強でこのぐらいしかしゃべれませんけれど、時代は明らかに変わってると思うんですね。もう100年単位で変わってると。そこで、一般財源の確保を、自治体の都道府県も含めて5団体が総額確保をいち早く言った、関連だったり組合もそうですけど、議会でも今回、決議しようということです。だから、ほかに予算は取られるんだけども、組換えしてでも地方財源は確保してくれというのが、我々の声だということですね。やはり町長、率先して、町村長の団体があるわけですから、やっていただければと。私もそういうことで、意見書の決議については賛成して支持したいと思っております。そういう時代に我々は住んでるというふうに思って、確信をもって今日の議会を、この発言を迎えたと思いますので、町長から一言。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の御質問にお答えします。前段、御質問のあった、今、今年度の予算を措置した部分の中で、コロナ対策によって中止になった、そういうような事業についていち早くそれを精査して、それを新しい対策として9月議会の時にはそれを行うべきだということの御質問だったと思います。これについては今、4月5月段階でですね、中止になる、今後も中止になったという事業がありますから、それは見直しをかけて、その中で新たな対策という部分の中で措置できるものについては行っていきたいというふうに考えております。それと併せて、国のいろんな制度的な部分が来ておりますので、その事業に乗っていける、そういうものがその都度その都度出てきますので、それは9月末まで待たなくても、必要であれば私は臨時会も開いた部分の中で、予算等も含めて検討をお願いしたいというふうに考えているところでございます。ただし、今回の国のいろんな制度は、今日私も行政報告で申し上げましたが、企業、そういう方々を非常に支援するという制度なんです。自治体が事業自体っていう、その事業やっている部分に対して充当できるかっていう事業ではないんですね、国の支援というのは。今回のいろんな制度の部分からいくとその分がないんです。例えば、町営でやってる温泉事業、更には道の駅、そういうものに関して第3セクターとか、民間に委託してやってる、そういう部分は今、国の制度的なものは当たりますが、直営がやってるという分は今はないんです。ですから私はそれを特別交付税で、きちっと雇用対策含めて措置をして欲しいという部分を、昨日も振興局通して、訴えました。更には北海道の経済産業省のほうにも実はその旨お話をさせていただいて、全国にある経済産業省の局長会議というのがあって、そこの中でもそういう、国、町でどうしても事業を主体としてやらなかったらならない、そういう部分の事業に何か支援というかそういうものも考えて欲しいということも訴えたところでございます。いずれにいたしましても、非常に限られた財源を非常に有効に使っていかなかったらならない。このコロナ対策っていう部分を緊急的に措置をしなかったらならない。そのような時には、今ある基金も崩して早急にやらなかったらならないという、そういう判断もしなかったらならないかなと考えているところでございます。そのような場合には早急に議員の方々にも相談して、なるべく迅速にいろんな事業を対応をしていきたいと考えております。ただ、それが全部、言われている部分ができるかと言うと、なかなか限られた財源もあるので、国の支援等も活用しながら、まずは私は、健全な財政というものを保っていく、そして国がするべきことは国のほうに要請をしていきながら、町財政というものを保っていきたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

質問 9番 栁谷要

最後。町長から幽泉閣の話出ましたので、私もかねがね思っておりましたので、一言だけ付け加えたいと思います。直営事業で公営企業やってるというのは、管内ではあまりないんですね。で、これはそういう声もありましたけど、前の町長はなぜ直営を続けたかと。第3セクターが次から次と破綻していった時期というのがあるんですね。良質の資源を使って良質の住民サービスを安定して供給するということでは、直営で経営に危機が訪れた時は職員を派遣して、そして給与の面で下支えをしながら支えていくという、町の責任を明確にした、そういう事業だったんですね。だから各地で小さいの大きいの、北海道では苫小牧東部の開発も工業団地の開発も第3セクター、石狩湾もそうですし、関西空港もそうですよね。これ、全部破綻してるんですよね。だからそういうのを見て、町の姿勢を明確に表してきたということなんで、交付金、特別交付税の支給っていうことで、交付っていうことで、町長ぜひ、口から泡を飛ばしても説得してもらえるようにと、頑張ってほしいと思いますので、一言だけ。

答弁 町長 金秀行

議員の御質問にお答えします。町営にしたという経過の部分は私も十分認識してるところでございますし、やっぱり地元での雇用、更には地元からのいろんな物資の購入、そういう部分も含めて町の中で一つの事業が展開できる、これが町が主導した部分でやっているということは、今の幽泉閣、雪秩父等含めて、今、町民の皆さんの理解を頂きながらこれまで推移してきているというところで、私もこの部分については理解しております。そのような中で今回、雇用対策、そういう部分もきちっとした部分の中で支援していかなかったらならないという部分です。今の中で行くと、町税を使いながらそういう分の中で補填していかなかったらならないという、そういう現状にあります。それは町民の大切な財産、施設を町民で守っていくと、そういう使命の中から私は議会の理解を頂いて、きっと今年はこのままいくと収入と言うかその分はかなり低くなってくるので、赤字という部分も考えられる、そうなると、一般会計からの繰入とかですね、基金をおろしたりとか、そういう形で乗り切っていかなかったらならないのではないかと思っております。ただし、町民の施設、町民の皆さんのための幽泉閣、雪秩父だっていう認識の部分の中で財源を、ぜひとも私は今、ないという中で、特交の中でいろんな、本当はルール分で制度化してくれということを今、訴えていますが、その分でなければ特殊財政事情、そういう部分の中でいいから、少しでもいいから、財源確保していただきたいということを、いろんな所を使いながら、これからも声を高くしてまいりたいと考えておりますので、また、議員の皆さん方もいろんな所でそういう応援をしていただければ大変ありがたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げて、私からの答弁にさせていただきたいと思います。

出典:蘭越町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月17日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる