大空町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月19日
こども基本法にかかわる取り組みについて
2023年6月19日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「こども基本法にかかわる取り組みについて」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 上地史隆 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 上地史隆
は い 、 9 番 。 通 告 に 従 い 一 般 質 問 に 移 ら せ て い た だ き ま す 。さきにご登壇された議員の方と質問が重なることがありましたら、お許しをいただきたいと思います。今回の質問はこども基本法にかかわる取り組みについてでございます。令和5年4月1日、国のこども家庭庁の創設と同時に、こども基本法が施行されました。この法律は次世代の社会を担う全てのこどもが自立した個人として等しく健やかに成長することができ、その権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指し、こども政策を総合的に推進することを目的としています。同法においては、特定の年齢で支援が途切れることのないよう、こどもを特定の年齢では区切らず、心身の発達の過程であるものと広く定義した上で、こどもに関する施策及びそれらと一体的に講ずべき施策に通底する基本理念を定めています。また、こども政策に関する国、地方自治体の責務及び事業主、国民の協力、こども施策に関する年次報告及びこども大綱の策定などについて定めています。このうち地方自治体に関係する三つのことについて質問をさせていただきたいと思います。まず一つ目は、この法律の第10条、自治体のこども計画の策定について。都道府県は国のこども大綱を勘案し、市町村は国のこども大綱と都道府県こども計画を勘案し、それぞれこども計画を定めるよう努めるものとありますが、今後策定する考えはあるのかお考えをお伺いします。二つ目は、この法律の第13条、第14条、関係機関団体等の有機的な連携の確保について、地方自治体はこども政策の適切な実施のため、こどもに関する支援を行う団体民間団体相互の有機的な連携に努めること、また、連携の確保に資するための情報通信技術の活用を講ずることが規定をされましたが、大空町の各団体との連携体制の現状とはどの様になっているのかお考えをお伺いします。三つ目はこの法律の第11条、こどもの意見の政策への反映について、地方自治体が、こども政策の策定・実施・評価をするにあたり、こどもや若者、子育て当事者等の意見を聴き、政策に反映させるために必要な措置を講ずることが義務づけをされました。具体的な措置や意見反映の頻度等については、各自治体において、それぞれの施策の目的等を踏まえ、こどもの年齢や発達の段階、実現可能性等を考慮しつつ、こどもの最善の利益を実現する観点から、判断いただくこととなりますが、大空町は今日までこどもの意見を政策に反映してきたのか取り組みの現状についてお伺いをいたします。以上で最初の質問とさせていただきます。
答弁 町長
上地議員からの一般質問にお答えいたします。まず、市町村こども計画の策定の関連についてでございます。令和5年4月1日に施行されたこども基本法第10条において、議員のおっし31ゃる通り、市町村こども計画の策定というものは、努力義務として規定されました。市町村こども計画は、国がこども施策を総合的に推進するために策定するこども大綱及び都道府県が国のこども大綱を勘案して、策定する都道府県こども計画を踏まえる必要があります。こども大綱は、従来の少子化社会対策大綱こども・若者育成支援推進大綱及びこどもの貧困対策に関する大綱を一元化し、さらにこども施策を盛り込むこととされ、現在、国レベルで大綱案の作成が進められており、令和5年の秋以降に公表されるとの予定となっております。このこども大綱を踏まえて、都道府県こども計画が策定されることとなり、さらに両方を鑑みて、市町村こども計画を策定することとなりますので、現段階においては、まだ必要な情報が少ない段階にあります。なお、こども基本法第10条第5項の規定により、既存の各法令に基づく市町村計画と一体として策定することができるため、本町では、既存の子ども子育て支援計画が令和6年度に策定予定であることから、策定作業の中で、市町村こども計画の策定について検討してまいりたい、そのように考えております。次に、こども政策の適正かつ円滑な実施のため、関係機関団体等との有機的な連携の確保についてであります。こども基本法第13条において、都道府県及び市町村は医療・保健・福祉・教育・療養等の関係機関相互の有機的な連携の確保に努めるよう規定され、その手段として協議会を組織することができるとされています。なお、新たな協議会の設置を求められているのではなく、個別法に基づき設置されている既存の協議会を活用することも規定されております。本町においては、子ども子育て支援に関する学識経験者、子ども子育て支援事業の従事者、子どもの保護者、公募の町民からなる、子ども子育て会議の活用を念頭に検討してまいりたい、そのように考えております。また、情報通信技術の活用等につきましても、どのような活用方策があるのかということをしっかり踏まえた上で、仮に情報技術を活用する、しないに関わらず、積極的な対話連携協力を行いながら、こども施策を推進してまいりたい、そのように考えております。最後に、子どもの意見等の施策への反映についてであります。この基本法第11条では、こども施策の策定、実施及び評価に当たってこども施策の対象となる子どもまたは子どもの養育者との意見を反映させるために、必要な措置を講ずることとされています。あるいは、義務という形で、努力義務ではなく必ず子どもの意見を反映させるということに一歩踏み込んだ規定とされているなと、そのように感じております。町での子どもの意見の反映は過去、第2次総合計画を策定する際に、中学生と高校生が町の将来像について意見交換を行ったこともありますし、子どもたちからの絵画、そういったものを描いていただいたこともあると、そういうように記憶しているところでございます。現段階ではどのような方法で、関係者からの意見を聴取していくかについてはまた何も決めているところではございません。一般的にはアンケートの実施などが考えられるのかもしれませんが、国の大綱、都道府県計画も同様に、子どもや関係者から意見を徴して反映させていくこととなりますので、国、北海道の取り組みを参考に考えてまいりたいそのように考えてございます。以上、私からの1回目のご答弁とさせていただきます。32
質問 上地史隆
はい、9番。1点目についてですが、町長言われたようにですね、秋に国の大綱それを勘案してですね、都道府県、道がこども計画を作成して、市町村もですね、それらを大綱と一緒に勘案して作成するということもお聞きをしました。そしてもう1点はですね、第3期の大空町の子ども子育て支援事業計画、既存の計画と一体性をもって作成もして良いことは確認をしておりましたので、ぜひですね、私たちの町の現状に沿ったものを策定していただければと思っております。1点目についてはこれで終わりたいと思うのですが、2点目について確認をさせていただきたいと思います。2点目についてですね、既存の団体を意見の聴取のですね、方法として活用することも可能だというふうにお聞かせをいただきました。実際にはですね、保護者の方、住民また有識者等ですね、それらを今後とも含めてですね、そのような団体を活用していく中でですね、連携を深めていくと、問題を協議していくということだったと思いますが、この点についてですね、実際に、もう少しですね、子どもを社会全体で支えるという中でですね、中には、提案としてですけれど、民生委員、またはですね、児童委員、保護司等ですね、あとは青少年問題関係をする方々等ですね、そういうものを含めて今後ですね活用していくのも、この法律の中でもあるようにですね連携を深めていく、地域社会とですね対話、連携、協同というものが今後大切になってくると。それこそ地域で子どもたちを育てる、問題を協議するという点でですね、このことについてですね、具体的に、今後お考えはないのか改めてお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 町長
まず、こども基本計画の策定でございますけども、先ほどご答弁の中で、これから策定する子ども子育て支援事業計画の中で考えていきたいというご答弁をさせていただきましたが、これも大綱や都道府県の計画を見て、やはり単独で計画を策定しなければならないようであれば単独で計画いたしますし、子ども子育て支援事業計画の中に包含できるのであれば包含させていきたいと考えております。いずれにしても、きちんとそれらを踏まえて、きちんと何らかの形で計画等に盛り込んでいくように考えてまいりたいと思います。また、策定に向けてのさまざまな関係機関との意見聴取でございます。今、委員おっしゃいましたように、民生委員、児童委員や保護司そういった方々の意見も聞く必要があるような場面があるのかもしれません。青少年問題協議会だとか青少年健全育成指導委員会、そういったところも同じであると思います。そういったさまざまな子どもに関連している団体、それを狭く捉えるのではなく、広くとらえて、きちんと意見を聞かせていただける、そしてその意見を計画に盛り込んでいく、そのような体制をきちんととってまいりたいと考えておりますのでご理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。33
質問 上地史隆
はい、9番。2点目についてもですね、地域で支えるという点で広く関係等ですね、いろいろな方を交えてですね、意見なども集めて問題に当たってい く と い う こ と な の で 、 2 点 目 に つ い て も 、 こ れ で 結 構 で ご ざ い ま す 。2点目についてはこれで終わりたいと思うのですが、3点目です。3点目についてでありますが、子どもの意見を反映ということで政策にですね、町長の説明の中ではですね、第2次総合計画でアンケートを行ったと、さまざまな年代種別ですね、私等もこれについてわかっていますし、総合計画ですね、意見としてですね総合計画10カ年の計画だったと思うのですが、中間見直し5年というのもあるのですが、やはりちょっと意見を聞く機会がまだ少ないのかなと、もう少し具体的にですね聞く機会をつくる必要があるのかなと。例えばですね、意見を聞く取り組みとしてですね、実際に子ども議会とか若者議会とかの取り組みもあると思うのですが、2018年にですね、古いデータではあるのですけど、若者の町づくりというNPO法人があるのですがそれでですね、若者またはですね、子ども議会などを行っている自治体が約6割あるということが出ておりました。私たち町でもですね、やはりもう少し具体的に子どもが政策に関与する、絵画とかつくったとかですね、すばらしい取り組みも聞かせていただいたんですが、もう少し具体的にですね、政治にかかわる、政策にかかわる、まちづくりかかわるっていうことが大切ではないのかなと。実際におもしろい事例として何点か提案したいと思うんですが、愛知県のですね新城市人口4万人以上の町なので、うちの町と比較するのはどうかという意見もあるかもしれませんが、ここはですね16歳から29歳までの若者、子どもに対してですね、委員に委嘱をしてですね、市長の附属機関として若者議会として1年間政策論議を行っていただいて、それで事例としては図書館のリノベーションを行ったと、予算の提案権もあって、1,000万ほどだったのですけれど、そういう取り組みもすごいなと、さすがに1,000万いきなりつけろというわけにはいかないので、少しずつですねかかわる機会をつくっていただければなと、あとせっかくですね、町長のご説明がいただけると思ったのですけれど、プロトオオゾラとかですね、大変すばらしい取り組みで子どもたちの意見っておもしろいなと、高校生のですね、意見を聞く場面もありましたし、実際にですね、これは静岡県の菊川市の取り組みなのですが、地元の高校とフレンドリーシップの協定を結んで、地域の活動に参画をしていただくということもあってですね、私たちの町でもこのような取り組みができないのかと。今の現段階ではですね、新しい考えすぐには出てこないというふうに言われましたが、やはりそのような考えもですね、今後考えるべきだと思いますが、そのことについて、どのようにお考えか改めてお聞かせをいただきたいです。
答弁 町長
これまで、さまざまな町の委員会、会議そういった委員の委嘱の際には、女性や若い世代の意見を反映できるよう努めてきたところであります。先ほど申しました総合計画の策定時であるとか、あるいは、議員のおっしゃい34ました直近ではプロトオオゾラの取り組み、関係人口の創出をテーマに大空高校生からの意見やアイディアづくりを進め、昨年12月に公開プレゼンテーションを実施したところであります。今後も子どもも社会の一員であるというこども基本法の理念のもと、まず、市町村こども計画の策定に子どもや若者の意見を聞く仕組みを検討してまいりたいと考えております。また、議員からも、二つほど事例を提供いただきましたけれども、全国各地で子どもの意見をまちづくりや政策、さらに予算にまで反映させていくそういった先進的な取り組みもありますが、こども基本法施行に伴い、今後一層さまざまな子どもたちの意見を聞くための取り組みというのが行われていくのではないかなと思っています。一方で、ただ、子どもたちの意見を聞くだけではなく、どうやって町の施策に反映させていくのか、そういった部分ではさまざまな工夫が必要になってくるのではないかとそのように思います。大空町でどのような取り組みができるのか、これについてはまだ正直わからないところではありますけども、今後、他の先進的な事例も踏まえながら、子どもや若者の意見を施策に反映させる仕組みについて検討して、子どもが地域づくりのまさに一員だというような思いを持ってもらえるような取り組みを行っていきたいなと、そのように考えております。
質問 上地史隆
町長が言われたようにですね、さまざまな意見をどうやって取り組んだらいいかと、また先進事例とかもですね、いろいろな町もありますし、ぜひですね参考にしながら行っていただきたいと思いますし、あとですね最後になるのですが、できるだけ若い人また女性とかを入れて委員会等考えたいということを取り組んできたということでありますが、実際にですね、子どもの委員というのも誕生してますし、うちの委員会、審議会においてもですね、やはり、そういうことも若い世代ができるだけ今後もですね反映できるよう取り組んでいただきたいと思いますし、またですね、おもしろい取り組み最後に言うのですが、さまざまなですね公共施設、実際に学校とかですね、あとは、子どもたちが利用するスポーツ団体また文化団体とかですね、いろいろな場面においてですね意見を聞く取り組みも行ってますし、先ほど言ったように子ども委員がですね、それこそ児童館のですね選定にかかわるというといったおもしろい事例もありますので、今後ですね、先進事例なども見ていただけるということだったので、私たちの町にあった独自なものですね、今後考えていただきたいと思いますがこれで最後ですね、お考えを何かあればですねお聞かせをいただき、お考えというかですね今後どういうふうに子どもの意見をさらにですね深めていくそのような考えがあればですね、最後にお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 町長
これまで行政の子どもに関する計画であるとか、取り組みに関しては35子ども直接から意見を聞くのではなく、子どもに関係する大人から意見を聞くというような形で取り組んできたのかなと思っております。今回、このこども基本法の中での子ども、先ほど議員もおっしゃられたと思いますけども、心身の発達の過程にあるものが子どもという形で定義されております。ですから、0歳から高校を卒業するぐらいまで、そこまでのところをここでいう子どもと言っているのかなとは思いますけども、そういったさまざまなその幅広い年齢層の中でどのようにその広い年齢層の意見をくみ取っていくかというところは、まだまだ今までやってきていない未知の意見聴取過程かなと思いますので、ただそれはこのこども基本法の中では、そこしっかり踏まえながら施策を推進していくということが定められておりますので、先進事例も含め、できるだけ町のさまざまな施策に子どもの意見、思いそういったものを反映できるようこれからも取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともご指導、ご鞭撻いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
質問 上地史隆
たしかに子ども政策を反映するということはですね、私たち議会にとっても担い手の育成ということで大切な課題だと思いますし、もし何かですね、ご協力ができることがありましたらぜひですね、議会にも図りながら進めていただきたいと思います。やはり自分たちの町は自分でつくったということでですね、愛着も湧くし、子どもたちもですね、そのまま町に住みたいという子もこれから増えるかもしれないと、そのように可能性は無限でありますのでしっかりとですね取り組んでいただくようお願い申し上げ、一般質問を終わりたいと思います。以上で終わります。
答弁 町長
ありがとうございます。私も同じ思いでありまして、やはりこれからの未来の日本をつくっていくのは、やはり今の子どもたち、さらには、これから生まれてくる子どもたちであろうと思っておりますので、そういった子どもたちが、きちんと地域の中で生活し、学び、そして心身ともに成長して大人になっていくということが何より大切であろうと思いますので、今後も教育、そういった子育て、さまざまな分野に対しまして町として一生懸命取り組んでまいりたいと思います。
質問 上地史隆
質問終わります。