大空町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日
(1)車中泊の利用について/(2)原油価格・物価高騰に対する福祉施設の支援について
2022年9月13日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「車中泊の利用について」「原油価格・物価高騰に対する福祉施設の支援について」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 上地史隆 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 上地史隆
はい、9番。令和4年第3回定例会、通告に従い一般質問に移らせていただきます。さきに登壇された議員の方と質問が重なるところがありましたらご容赦いただきたいと思います。最初の質問は、車中泊の利用についてでございます。令和元年末より新型コロナウイルス感染症が拡大をし、いまだに収束の兆しが見えておりません。これまで国が感染拡大を抑えるために今日までさまざまな行動規範の徹底や感染対策を行ってきましたが、長きにわたる期間の中、仕事や余暇活動など、我々の身の回りの日常生活や行動意識も大きく当時に比べ変容しつつあります。最近では車を使ったレジャーが一目置かれるようになり、密を避けられるキャンプ、キャンピングカーや既存の車をDIYした車中泊が空前絶後のブームとなっております。その中でも車中泊は移動するにも公共の交通機関に比べ、不特定多数の方と接する機会も少なく、宿泊施設と比べてもリーズナブルで、時間に縛られることもなく自分だけの空間で完結するので、感染リスクを大幅に減らしながら楽しめるレジャーの一つとなっております。ですがその一方で、道の駅など公共の駐車場での宿泊やごみの放置など、一部ではございますがマナーの悪さの問題も各地で発生しております。そのようなことからも、私たちの町の現状はどのようになっているのか、町長よりお伺いしたいと思います。続いて、2点目の質問に移りたいと思います。原油価格・物価高騰に対する福祉施設の支援についてでございます。45コロナ禍の長期化やウクライナ情勢などの影響による急激な原油価格、物価高騰を受け、介護保険サービスや障害者福祉サービスの提供にかかる食材費、光熱費が上昇しており、全国の事業所でも大きな影響が出始めております。そのようなことからも、私たちの町のサービス事業所の現状はどのようになっているのか町長よりお伺いしたいと思います。以上で、最初の質問とさせていただきます。
答弁 町長
上地議員の一般質問にお答えいたします。近年のアウトドアブームに加え、コロナ禍などにより、旅行のスタイルの一つとして車中泊をする方々が全国的に増えてございます。大空町の道の駅におきましても、泊まられている車の台数までは把握しておりませんが、キャンピングカーなどで車中泊をされている事例は見受けられ、たくさんの方々が利用されているところです。一方で、全国的に利用者のマナー違反を指摘する声は年々高まっているようであります。国土交通省のサイトによりますと、道の駅における車中泊について、道の駅は休憩施設であるため駐車場などの公共的な空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただく旨掲載されております。ただし、車内での休憩や仮眠の車中泊は別とされているところでもあります。そのため、車中泊をされる際、テントを張ったり、テーブルやタープなどを広げること、あるいはトイレやベンチで寝たりする行為というのは宿泊目的と思われているため、マナー違反とされている状況にあります。また、ごみの問題につきましてでございますけども、道の駅における現状についてですが、メルヘンの丘めまんべつでは町の指定ごみ袋の販売を行い、併せて、ごみの分別ボックスを設置しています。ただし、各市町村でのごみの仕分けのルールが異なっていることもあり、分別がうまくいってないことがあるとは聞いておりますが、ごみの不法投棄がなされている状況にはないと、そのようにお伺いしております。ノンキーランドひがしもことでは自動販売機の横に空き缶、空き瓶などリサイクル品の回収箱を設置しておりますが、メルヘンの丘めまんべつ同様、特にマナーが悪い、あるいは不法投棄があるといった状況についてはないと、そのようにお伺いしております。現状におきましては、両地区道の駅において車中泊をされている方々がいらっしゃる状況ではありますが、大空町におきましては、駐車場におけるマナー違反の宿泊やごみの不法投棄など、大きなトラブルにはない状況であります。次に、福祉施設、サービス事業所の現状についてお答えします。食材費の値上げに伴う影響については、献立の変更や代替食材の使用などにより事業所ごとに工夫をされている状況もあり、影響は少ない見込みであります。しかしながら、厨房業務を外部に委託している事業者は、契約更新の際に委託費が上昇してしまうということが懸念されています。今後、値上がりする食材が増加していくこともあり得ることから、事業者の努力だけに期待することには限界があると認識しているところであります。46続いて、光熱費の影響をご説明いたします。特別養護老人ホームの二つの施設では、電気代及び燃料代について令和4年度分の試算したところ、各施設で前年度比170から190万円程度の上昇が見込まれています。障害者のグループホームでは前年度比50万円程度の上昇が見込まれているところであります。また、医療機関についてですが、入院病床を持つ医療機関は電気代及び燃料代について令和4年度分の試算で前年度比370万円程度の上昇が見込まれており、施設の規模が大きくなるほど影響額は大きくなる傾向にあります。いずれも経営に大きな影響があり、介護施設の全国組織から支援要望が発出されているところでもあります。これらの状況を受け、すでに支援策の内部検討を行うよう指示しているところであります。以上、1回目の答弁とさせていただきます。
質問 上地史隆
車中泊の利用の現状をお聞かせいただきました。両地区の道の駅の現状も聞いて。幸いなのがごみとかの問題は大きなことは起きていないと。国土交通省の見解もお聞かせをいただきました。あくまでも休憩、仮眠をする施設であって、登録は国交省が行っているものですからそのことも存じておりますが、それでも宿泊で利用している方、説明であったようにキャンピングカーを多く見る機会が増えたなと、そのように感じております。私はやはり、そういうニーズに合ったものの整備も検討していく必要があるのではないかと。日本RV協会というものがあるのですが、そちらの資料を拝見させていただくと以前の調査では9割の方が道の駅を宿泊に利用したという回答もあって、そして、今回の調査ではRVパークを使用したというのが59.6%という回答がございました。7月時点で全国の274カ所に整備されていて、近隣の自治体、管内でも整備が進んでおります。美幌においては市街地区、あと峠の湯。そして、清里、弟子屈、最近では阿寒だったと思いますが、そのように道の駅にRVパークを整備されております。私としても、やはりそのようなキャンピングカーユーザーをはじめ需要が深まる中、そういう場所を整備する必要があるのではないかと。既存のものを活かしてでもいいですから、そのように検討するべきではないかと思っております。また、RVパーク協会というものがあるのですが、申請料が3万円程度で登録が年間1万円です。趣味の方、もちろん町長もそうだと思いますが、やはり好きなことはホームページやインターネットでよく拝見します。また、趣味の方はお金も使っていただけますし、旅行をしていただくということは観光の起爆剤になるということで自治体も整備し始めております。そのようなことからぜひ検討していただきたいと思いますし、そのことについてどのようにお考えか、改めてお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 町長
RVパークでございますけども、一般社団法人日本RV協会の認定施設の基準で申し上げますと、快適に安心して車中泊ができる施設であること。そのため、駐車スペース、24時間利用可能なトイレ、100ボルト電源が使用可能であること、入浴施設が15キロ圏内にあることなどの条件を満たした施設とされているところでございます。現在の全国における認定施設数は282件で北海道では20件、うちオホーツク管内の設置件数は先ほど議員もおっしゃられました美幌、そのほか清里町、遠軽町の3件となっております。全国各地の温泉、旅館、道の駅、遊園地など、さまざまな施設においてRVパークの整備が進められているという状況になっております。町としての道の駅における車中泊に対する考えは、やはり仮眠、車中泊の基準が曖昧なこと、道の駅はあくまでも休憩を前提としており長時間の駐車はほかの利用者が駐車できなくなる可能性もあるため、積極的には推奨していないところでありますが、だからといって排除する、そういった考えも持っているわけでもありません。すでに24時間トイレが完備されている道の駅、あるいは両地区のキャンプ場、そういったところを代替して使用していただければよいのではないかなと私的には思っているところでございます。仮にRVパークの整備を検討することとした場合には、まず町内でどこにそのRVパークを設置するかということ、トイレの整備をどう考えるか、駐車スペース、電源設備、それと料金徴収、管理体制、そういった課題というものが山積しているものと認識しているところでございます。以上、RVパークに対する私の考えについて、ご答弁させていただきます。
質問 上地史隆
町長より見解もお聞かせいただきました。確かに課題が山積しているのだろうなと。場所はどうだと。またRVパークの定義も教えていただきました。24時間利用できるトイレ、入浴施設15キロ以内とか細かい点もお聞かせいただきました。確かに課題は山積しているのですが、ほかの自治体も整備していますし、先進事例なども参考にしてぜひ検討していただければと思います。車中泊の利用については、これで終わります。続いて、物価高騰、原油価格の高騰に対する福祉施設の支援について、再度質問をさせていただきたいと思います。町長からご説明いただいて両地区の特養、光熱費が170万から190万円。とすごい金額だと今聞いてびっくりしているところでございます。また、やはり食材費が上がっている中、委託料で賄うというのは大変なことだろうと。今後、何かしらの支援を打たなければいけないと思いますし、また、障害者のグループホーム光熱費が150万だとお聞かせをいただきましたが、それについて内部で検討するように指示をしたと。まずそのことについては評価したいと思うのですが、実際に財源としては先ほど出た国の地方創生臨時交付金6,000億が自治体に配分ということなので、うちの自治体は未定ということで48ございましたが、この地方創生臨時交付金の使途の拡大もなったので、福祉の給食費、光熱費に充てることもできると国のホームページでも確認させていただいたのですが、そのようなことでもありますし、各市町村の判断で、そして議会の議決は当然ですが議会を経て実施をするということでありますが、すでに大変な経営状況でございますから一部実施している自治体もございます。記事とかニュースとか拝見したので何点かお伝えしたいと思うのですが、新潟県の柏崎市、光熱費が10万以上増額した場合、事業場に対して10万円か20万、規模によりますが支援をしていると。また、ほかの自治体で神戸市、こちらは具体的です。入所系のサービスですが入居者1人あたり1日90円、通所系が1日あたり1人あたり30円と具体的な支援をしております。あと東京都の小平市については、光熱費が増額した分一律事業所に10万円と。各自治体でいろいろばらつきはあるのですが、そのように先行して行っているところもあるので、そういうものを参考にしながら進めていただきたいと思います。なぜ至急、支援しなければいけないかといいますと、介護報酬は決まった額しか入らないので、また物価高騰に対して改正、加算とかもないのです。障害者の分野もそうですし、また、コロナ禍の影響もあって利用が落ち込んでいるのもありますし、また体調が悪いと休んでいただく、そうしたらその分は入らないので両地区の法人、特に施設系は金額を聞いても大きいので緊急、できるだけ早い段階で事業者とも協議していただきながら支援をしていただきたいと思いますが、改めてどのようにお考えなのか、お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 町長
まずRVパークについてでございますけども、私もキャンプとか、あるいは車中泊とかするものですから、基本、車中泊をするときには大体道の駅を活用させていただいておりますけども、そういったものが整理できれば1番いいことにこしたことはないですけども、まずは既存のもの、そういったものの有効活用を考えながら行っていきたいと思います。ただ、RVパークの近隣の整備状況だとかそういった調査につきましては、今後も続けてまいりたいとそのように思っております。続きまして、町内福祉施設等への原油高騰等に対する支援でございます。地方創生臨時交付金を活用した物価高騰及び原油高騰対策につきましては、今回の定例会において、一部補正予算として提案することとしております。それは先ほども申し上げましたように非課税世帯への商品券や全子育て世帯の商品券の給付、あるいは省エネ機器の購入補助であるとか、運輸事業者への支援事業、そういったものも今回提案させていただいております。今後も改めてご提案すべく福祉施設、医療施設等への支援を含め、あらゆる分野で検討してまいりたいと、そのように考えております。具体的に申し上げますと、福祉施設等への支援につきましては入所施設、それと有床病院、それを中心に検討させていただいているところでございます。全国的な実例を見ますと、確かに市町村が実施する支援策もありますが、一方では県単位で支援する。例えば愛知県や宮城県のように都道府県が実施する例49ありますので、これについては北海道の今後の動き、そういったものも十分に情報収集し、必要な支援策を講じてまいりたいと考えております。支給の考え方、先ほどの1人あたり何十円だとか、そういった細かな積算というのもありましょうし、私どもの施設、入院病床のある病院1床、入所施設、高齢者では2床、障害者では、2施設の1施設ということで、その施設の規模に応じて一律何ぼというそういった支援の仕方もあろうかと思いますけども、増額になる全てをこの支援で補えると思っておりませんが、その負担を少しでも和らげてあげられるような、そういった支援を検討してまいりたいと考えております。検討中の支援策の内容が固まりましたら、また改めて議会にご協議させていただきますので、その際には何とぞご指導、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。以上、答弁とさせていただきます。
質問 上地史隆
はい、9番。全額負担というのは難しいのはもちろん承知していますし、内容が固まり次第、議会にも諮りながら進めていただきたいと。そして私たちの町は福祉サービス、社会資源、限りがございますので、経営が苦しくなってなくなってしまうと本当に困る方が出てしまうと。そのようなこともありますのでしっかり事業所とも協議をしながら、具体的なものが決まったら、先に言ったように進めていただけたらと思います。以上で一般質問を終わります。
答弁 町長
大空町の地域包括ケアシステム、これをしっかりと確立していくためには医療、そして福祉というものが何よりも大切であると私はそのように考えておりますので、しっかり、その部分については支援をしていきたいと思っておりますので、どうぞまたご理解よろしくお願いいたします。