大空町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月21日
公営住宅の現状と今後について
2021年12月21日、大空町議会の一般質問で、三條幸夫議員が「公営住宅の現状と今後について」質問し、町長、住民課長、総務課参事が答弁しました。
- 質問者
- 三條幸夫 議員
- 答弁者
- 町長、住民課長、総務課参事
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 三條幸夫
はい、2番。どうもご苦労さまです。それでは令和3年第4回定29例町議会において、通告書により一般質問をさせていただきます。最初に、公営住宅の現状と今後について伺います。公営住宅の現況と建替えなどについては、現在まで大空町住生活基本計画及び町営住宅長寿命化計画を立て、計画的に進められており、次期計画について見直しがなされているところです。当然、建設年度の古い建物から解体、建替えを進められることと思いますが、今後10年程度の見通しをお聞かせいただければと思います。2項目目、用途廃止により転居をされる方の補助などについて伺います。用途廃止により転居を余儀なくされる入居者の方から「転居に伴う経費がかかるので動きたくない」というようなお話もございます。現在、転居をお願いしている方への対応はどうなっているかお聞かせください。3項目目、入居者の住宅の不具合等の対応について。入居者から日頃の小規模な修繕等の依頼が相当あるのかなと思いますが、その時にどのような対応をされているのかお聞かせください。4項目目、夕陽台の単身者住宅の今後についてお伺いします。夕陽台単身者住宅は、空室、老朽化が目立ちますが、建物の中の改装等の考えはないのかお聞かせください。以上の項目についてお尋ねします。2点目、ヤングケアラーの実態と支援について伺います。近年、大人が担うようなケアなど、責任を引き受け家族の世話などを行っている18歳未満の子どもたちのことがマスコミなどで報じられています。大空町にも対象となるような子どもがいるのであれば、実態の把握と支援をどのように考えているのかお伺いします。3点目、空港、JRの利用促進等についてお尋ねします。空港、JRなど、利用促進のための関係機関への補助の現状と今後についてお伺いします。1項目目、国内チャーター便運航誘致のための航空会社への支援など、さまざまな支援を行っていますが、補助の内容、実績などをお聞かせください。2項目目、空港、JR利用促進のため、町民の皆さんへの補助利用の実態と実績についてお知らせください。3項目目、空港、JR利用促進のための課題。これは大きな課題だと思いますけれども、課題と今後の取り組みについてお聞かせをいただきたいと思います。以上、3点について、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長
ご答弁を申し上げます。住宅関係でございます。現在、住生活基本計画、町営住宅長寿命化計画に基づき、建替え事業や改善事業を計画的に進めてございます。計画は10年間でございますが、5年を目途に見直しを行うこととなっており、今年度見直しをしている最中でございます。具体的な計画内容について、そして、用途廃止に伴う入居者への30対応につきましては、後ほど担当者から説明をさせたいと思います。修繕依頼の対応についてでございますが、入居者の方が来庁されたり、また、電話等で修繕依頼があるというのが中心でございます。このような場合、まずは担当職員が現場の状況を確認させていただくというところから始まります。職員で修繕が可能な場合は、その場で。対応できない場合は、公共施設営繕員または民間の事業者に連絡をいたしまして、修繕を行うのが通例でございます。修繕の内容や部品の在庫状況により着手する時期、また、完了までの時間、そういったものを要する場合もございますので、日程等について入居者に説明をし、対応しているところでございます。修繕の予算でございますが、令和元年度から3年度まで毎年といいましょうか、年間平均で約600万円程度の修繕費を計上してございます。次に、夕陽台単身者住宅についてでございます。単身の勤労者の町内定住を目的に補助事業を活用いたしまして平成4年度に1棟8戸を整備いたしました。現在3戸が長期にわたり空き室状態となってございます。退去したときには検査を実施し、状態によっては部分的な修繕を実施してきているところでございます。長寿命化計画では、原則的に平成3年度以降の住宅というものについては維持管理をしていく施設と位置づけております。そのため、小規模な修繕を中心に管理していく住宅となっているわけでございます。女満別地区の単身者向けの町営住宅は、これらのほか、特定公共賃貸住宅であるしらかば第2団地がございます。また、民間でも多く整備されているのが現状でございます。希望者の方から見ますと選択肢が多いということもあり、夕陽台を選択する方が少ないというふうに受けとめてございます。また、現在の単身者の方々は、新しくて、浴室とトイレが別で、洗浄便座やストーブ、エアコンなど、そういったものが備えつけられていて、セキュリティも完備されているなど、高い水準を求められているように私どもも感じております。それから見ますと夕陽台の団地、私どもが管理しているものについては、魅力が乏しいと言わざるを得ない状況かと思ってございます。そんなことから、例えば部屋数を減らしてでも思い切った改装をしていくべきかとも考えますし、例えばペット可能にするような大胆な特色を持たせるか、そういう考え方もあろうかと思います。また一方で、改装せずに単身者住宅のことについては民間活力に委ねていくということのほうが現実的なのか。正直申し上げまして大変迷っているのが現状でございます。ただ、このままでいいというわけにもまいりませんので、今回を機にまたしっかりと検討させていただきたいと思うところでございます。次に、ヤングケアラーでございますが、この言葉、国は法令上の定義はないけれども一般に本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもというふうに定義付けております。国は都道府県や政令指定都市に調査を促し、北海道の調査結果は、本年9月に公表されました。対象は、公立の中学2年生、公立高校の2年生が対象となりました。5万人いらっしゃいましたけども有効回答は1万1,000件あまりというふうに聞いてございます。回答の中身では、中学2年生で3.9%、高校2年生、全日制で3.0%、高校の定時制では4.5%の生徒が31世話が必要な人に対し、生徒本人が世話をしていると答えていらっしゃいます。対象は兄弟が最も多く、中学2年生の7割以上、高校2年生の5割以上を占めております。祖父母や父母の世話をしている生徒も一定程度いるようであります。町独自の調査は実施しておりません。北海道の調査につきましても、市町村別の調査結果は公表されておりませんので、正直なところ実態は私どもも把握しておりません。しかし、単純比率に計算いたしますと中学生で8人程度、高校生で6人というような方々が該当するというふうにも考えられるわけでございます。町ではヤングケアラーに該当するか否かにかかわらず、困っているようなことを抱えている子どもたちがいれば、所管課や関係機関などが連携し、個別のケース検討会議を開催して必要な支援を行うということにしているところでございます。次に、空港、JRの関係でございます。国内チャーター便就航に対する支援でございますが、平成23年度から女満別空港整備・利用促進協議会の事業として、ただし、経費の全額を大空町が負担することで、この支援を実施してまいりました。当時、網走市が事務局を担う女満別空港国際チャーター便誘致協議会もございまして、国際チャーター便の運航にかかる支援を基本網走市が全額負担していたため、大空町が事務局を担う女満別空港整備・利用促進協議会は、国内チャーター便の運航支援ということで役割を分担し、取り組みを進めてきた経緯にあります。実績は、後ほど担当者からご説明をさせたいと思います。内容でございますが、チャーター便の着陸料、保安料、停留料、空港ビルの使用料、これらを助成するものでございます。このほかにも町の独自の支援策といたしまして、新規路線の就航や機材大型化などに対し、支援を行ってございます。また、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが大幅に減少した企業に固定資産税の2分の1、200万円を上限として支援を行いましたが、航空会社3社に対して計600万円の支援を行った実績がございます。このほか、LCC就航に伴うカウンター設備の支援も町として行っているところであります。協議会の支援策の側では、利用者が少ないという厳しい経営環境の中にあっても運行便数を維持し、または早期に回復をいただいた路線に対し、支援をさせていただきました。これは令和2年度のコロナ感染対策としての対応でございます。さらに就航したLCCに対し、路線定着支援なども実施しておりまして、これらは各市町の皆さん方にもご負担をいただいて実施をした事業でございます。さらに今年度、第3回臨時会におきましてお認めをいただいた旅行事業者のツアー造成に対する支援策は、試験的であったために大空町が率先して全額負担しておりますけれども、さらなる要望もございますために、今後、協議会において各市町のご負担をいただき、拡充する方向で現在、調整しているところでございます。町民への補助でございますが、空港利用促進を目的といたしました中で、32LCCが運行する成田線、関西線について助成を実施してございます。JR利用促進を目的とした町民への補助でございますが、こちらは石北本線の特急列車に乗車した際、補助するものでございます。これらも詳しい内容については、担当者から説明をさせたいと思います。課題でございますけれども、現在、空港利用促進は、先ほど言いましたようにLCCの利用に特化しているところではございますが、既存の航空キャリア、航空会社が運航する路線の利用についても支援を検討していく必要性を感じているところでございます。また、JR利用促進は石北本線の特急列車乗車に対する助成ですが、石北本線だけではなく、周遊パスポートの購入に対する支援なども検討してまいりたいと考えてございます。今後、こういった内容につきましては、議会の皆様にご協議をさせていただけるように準備を進めてまいりたいと考えているところでございます。以上、ご答弁とさせていただきます。
答弁 町長
星加住民課長。
答弁 住民課長
私のほうからですけれども、三條議員からのご質問の一つ目、解体、建替え等、今後10年間の見通しについて。それから二つ目になりますけれども、用途廃止により転居される入居者の対応について、ご説明させていただきたいと思います。まず一つ目の解体、建替え等、今後10年間の見通しについてでございます。大空町営住宅長寿命化計画につきましては、国の策定指針の改定に準拠し、社会動向の変化と現状の供給管理戸数及び入居者特性や公募の状況などから、今後の必要戸数と団地整備計画についてまとめた計画となっております。整備については建替え、全面的または個別の改善、用途廃止及び維持管理の手法に振り分けており、手法のうち改善は、公営住宅ストック総合改善事業対象要綱に合致するものを対象とし、当町は屋根と外壁の修繕がこれに該当しております。また、それぞれの整備手法を選定する方法につきましては、国が示す公営住宅等長寿命化策定指針に基づき、事業手法の判定フローにより、将来ストック量の推計を1次から3次まで判定します。判定結果についてですが、令和3年度末の管理戸数548戸が10年後の令和13年度には82戸を削減し、466戸となる見込みとしております。具体的に用途廃止予定につきましては、公園団地で令和5年度、6年度にそれぞれ24戸ずつ計48戸、青葉団地で令和13年度に8戸、北1しらかば団地では、令和6年度に10戸、9年度に12戸、中央さくら団地で令和9年度に4戸を見込んでいるところでございます。建替えにつきましては、中央さくら団地で令和10年度から令和13年度までの4年間で16戸の建替えを見込んでいるところでございます。個別改善ですけれども、あけぼの団地、東陽団地、はなぞの団地、北2すみれ団地、北2もみじ団地、北1ノンキーハイツ’91、西ノンキーハイツ’92、これらを10年間で主に屋根と外壁を修繕する計画としているところでございます。33維持管理につきましては、青葉団地の一部、しらかば団地、しらかば第2団地、夕陽台団地、中央さくら団地の一部、南ひばり団地、中央つつじ団地、南あさひ団地、北一しらかばハイツ、西ノンキーハイツ’95、南ノンキーハイツ’02となっております。昭和50年代に建設された住戸がまだ残っており、基本的には古い団地から用途廃止、建替え等を行う計画としておりますが、入居者の実情に配慮し、また、各団地の空き状況などを総合的に判断しまして事業手法を選択しているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。二つ目の用途廃止により転居される入居者への対応についてでございます。用途廃止を予定してご案内をかけている団地につきましては、移転先の空き状況もあり、公園団地全戸と北一しらかば団地の古い団地10戸でございます。公園団地は総戸数48戸ありまして、現在11戸が入居している状況となっております。北一しらかば団地は総戸数32戸ありまして、現在13戸が入居している状況です。用途廃止のご案内をしている団地につきましては10戸ありまして、今現在1戸だけが入居している状況となっています。北一しらかば団地の残り1戸につきましても、移転については同意をいただいているところでございます。公園団地につきましては、令和2年度に用途廃止のご案内を1回、移転に関するアンケートを2回、令和3年度に用途廃止のご案内を1回させていただいているところでございます。このほかにも個別の相談に応じて行っているところでございます。移転に際しましては家賃の減額、移転補償費の支給、この移転補償費ですけれども、令和2年度と令和3年度は通常の倍額という形でご案内をさせていただいているところでございます。用途廃止の時期につきましては、長寿命化計画の見直しの予定もあり、前倒しすることもありますということで説明をさせていただき、また、用途廃止直前でのご案内ではご希望の団地に移転できない可能性もあることから、早目のご案内をさせていただき、少しでも選択肢が広がるようにしてきたところでございます。先ほども言いましたけれども、用途廃止の時期につきましては、計画の見直しを行う予定ということもあり、明確にいつということは、入居者の方にはお伝しておりません。また、移転補償費につきましては、北海道用地対策連絡協議会の補償標準単価表を参考にトラック運賃等にかかる経費で算出させていただいておりますけれども、ストーブなどの初期投資にかかる電化製品等につきましては、倍額の中で一部を補償しているところでございます。転居に伴う経費がかかり動きたくないというお話は、申しわけありませんが所管には届いていないという状況でございます。このことにつきましては所管よりもお伺いしてご説明させていただきたいというふうに思いますので、情報について提供いただければというふうに考えているところでございます。以上、私からの説明とさせていただきます。
答弁 総務課参事
私からは、国内チャーター便の運航実績及び空港、JR利用促進のための町民への補助利用の実績についてご説明申し上げます。まず、国内チャーター便の運航実績につきまして、事業を開始した平成23年度から今年度までの実績についてご説明申し上げます。事業スタート初年度の平成23年度、日本航空及び日本トランスオーシャン航空の計5便のチャーターが就航し、31万1,776円の支援を行いました。その後、平成24年度は、日本航空及び全日本空輸の計6便、47万3,540円、平成25年度は、エア・ドゥの2便、11万4,585円、平成26年度は、日本航空と北海道エアシステムの計5便、49万1,962円の実績でしたが、平成27年度から平成29年度までの3年間は一便も実績はありません。平成30年度は再び6便のチャーターが就航し、6便すべて初めて女満別空港にチャーターを運航したフジドリームエアラインズによるもので、61万7,695円の実績がありました。令和元年度、フジドリームエアラインズの6便、62万4,266円と再びチャーター需要が回復してきていましたが、令和2年冬からの新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出などもあり、令和2年度は1便もチャーターの実績はなかったところであります。今年度は7月、8月にかけ、フジドリームエアラインズの3便、46万5,208円の実績がすでにあり、また、これからの流氷シーズンに向け、同じくフジドリームエアラインズの運行で12便が計画されているところです。スタートから令和3年度途中まででありますが、チャーターの実績のトータルは33便、309万9,032円の支援を行ってきたところであります。今後は、海外への旅行が難しい中にあって、国民の旅行意欲が国内に向い、チャーターを利用してオホーツク地域に多くの方が訪れていただけることを期待しているところであります。続きまして、空港及びJR利用促進に資するための町民への補助の利用実績について、ご説明いたします。まず、空港利用促進を目的とした町民への補助事業につきまして、令和3年度から令和5年度までの3年間の時限的な補助金交付要綱を制定し、LCCが運行する成田線及び関西線を町民が利用した際に補助を実施しています。片道利用料金の2分の1、2,500円を上限とし、往復最大5,000円の補助となります。今年度開始の事業であるため、年度を通じての実績はまだ確定していませんが、今現在で55名の町民の皆様にご利用いただき、22万8,600円の補助を行っています。新規就航したLCC路線の定着化に町として寄与してまいりたいとの思いであります。次に、JR利用促進を目的とした町民への補助につきまして、ご説明いたします。こちらも令和5年度までの時限的な補助金交付要綱を制定し、町民が石北本線の特別急行列車に乗車した際、片道利用料金の2分の1、4,000円を上限とし、往復で最大8,000円を補助するものです。令和元年度からの事業でありまして、令和元年度は延べ142名の町民の皆様にご利用いただき、80万3,600円の補助を行いました。令和2年度は、コロナ禍の影響で利用実績が大幅に減少し、対前年度77.5%減となる延べ32名の利用で13万9,000円の補助となりました。今年度につきまして35は、年度を通じての実績はまだ確定していませんが、コロナ禍の影響は若干あったものの、今現在で延べ47名の利用で、24万8,000円の補助を行い、既に昨年度実績を上回っていますが、令和元年度までの水準には至っていない状況です。今後も引き続き、石北本線の維持のため、利用促進に向けた取り組みを進めてまいります。私から説明は以上です。
再質問 三條幸夫
はい、2番。それでは2回目の質問をさせていただきたいと思います。まず、公営住宅について再質問させていただきます。外壁の屋根などは計画的に進めて修繕するというふうな長寿命化のお話がありました。併せて、内装工事の改修についても必要なのかなというふうに思います。出たときに点検されて、大丈夫かなという感じで次の方が入居されるのだと思うんですけれども、どうも入っている方に聞くと、かなり汚れた部分でもそのまま入居というふうな実例があるようですから、ぜひ、退去された機会に中のほうもきれいに、ある程度改装してあげることが必要なのかなと思います。入居されている方も当然いろんな気を使っていただきながら、汚さないように生活をされているのかなというふうに思いますけれども、やはり、長い間生活していると劣化したり、黄ばんだり、クロス等の状況を見てみると結構ひどいなというところもございますので、ぜひ、外だけでなくて、中の部分についても併せて検討していただければというふうに思います。また、用途廃止によって転居される方の補助等は一律でお話をされているのかなというふうに思いますけれども、中には、ストーブ、ボイラー、住宅のカーテンなど、そのまま使えることはほとんどないと心配されている人がいるんですよね。その辺の不安を解消してあげることが大事なのかなということが一つ。よく「我々に急いで退去すれと言うけど、その後、土地利用、何か建てるの」というような話をよくされます。そこで曖昧に何か言ってしまうと、住んでいる方は、まだゆっくりここにいていいんじゃないかと勘違いしてしまうのかなというふうに思いますから、やはり、当分の間、土地利用がないということをはっきり伝えて、進めていただくのが大事なのかなと思います。また、中には、これ分かりませんけども、生活困窮者の方がおられるのであれば、一律の補助対応だけではかなり厳しいのかなと思います。十分それらのことを踏まえて、転居される皆さんが快諾していただけるような努力をしていただきたいと思います。夕陽台の単身者住宅については、ここ数年、絶えず空き室が目立って、募集をかけておられるということで気になっていたのですが、先日、住宅を探している方がおりまして、住宅の中を確認させていただきました。驚いたのは、天井はタバコのヤニで真黄色、ユニットバス、トイレは黄ばんでいて、町長も先ほどお話ありましたが相当傷んでいて、これではとても紹介できる36ような物件ではないなと感じました。内装の改修とか風除室を設けるとか、寒さ対策ですね。それらのことについて、今後対策をしていただくことが大事かなというふうに思います。建物の外壁から見ると、鉄筋コンクリートですから、まだ数十年あるのかなと思います。その建物を無駄にしないためにも、中をしっかりと改装して使うことが大事なのかなと思います。不動産屋さんからこんな話をいただきました。「最近、町外の方が町の中でどこか入りたいということで紹介をするんだけども、公営住宅、また、民間の住宅も同じように古くて町外に行ってしまうんだ」というお話をいただいたものですから、あ、そうかと。確かに長年経っている民間の住宅も結構ありますから、そこもやはり同じように中は古くなってきているのかなというふうに思ったりしています。そのようなことから公営住宅をしっかり、中を綺麗にするということと単身者住宅も併せてよくよく点検して、やはり見に来た方が住みたいなと思うようにしていただくことが大事かなと思いますので、公営住宅の関係について、再度答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長
はい、大変申し訳なく思っております。屋根、壁、外装部分も町として、長寿命化をしていくためには必要なことでありますけれども、民間、公的な私どもも問わず、大切なのは、そこに長く住もうかという意識を持っていただくことで、内装の改修というものも必要ではないかなと思っております。そういったところが、まだまだ私ども、ある意味で不動産業をやっているというふうにも言えるかと思いますけれども、その心得といいましょうか、そういうところが、まだまだ十分ではないということかなと思います。公営住宅などの仕組みの中には、一般の民間住宅もそうでありますけれども、敷金などの制度もございます。それは本来、現状を元に戻して、リニューアルしてもらうためのものでもありますので、そういったものをしっかりと活用することを含めて、中の改装といいましょうか、しっかりとして次の方に引き継ぐ対応というものを考えていきたいと思います。過去に町内に幾つかある民間の単身者住宅をお持ちの方々に1戸あたり30万円の助成金を出して、町とすれば内装を綺麗にしていただいて、そして、いろんな方に住んでもらうような、そういう補助金を創設しましたが、今はなくなりました。どうしてなくしたかといいますと、私どもは、議員がご指摘と同じように内装などを綺麗にしていただいて入っていただくことを目的としたかったんですけども、結果的に使われたのは、建物そのものを長くもたせたいので、屋根、壁の改修に30万円を使うと。今、議員が言われた私どもの発想と同じようなことを町内の民間の事業者の方々にご利用いただいて、思ったところの対応にならなかったということで、一旦そういうところはなくした経過にございます。今回ご指摘をいただいたのは、それと同様の内容ではないかと思っておりますので、私どももそういう入っていただけるための努力というのを改めてしてみたいと思ってございます。37また、移転などにつきましては、低所得者の方もいらっしゃいますし、確かにできるだけ、そのままのほうが経費はかからないと言われる方もあろうかと思います。確かに町の将来像を明確に示して、いついつから建替えが始まるというところにならないとその気になっていただけないような場合もあろうかと思います。さらに生活面も含めて、単に住居の問題ではなくて、生活全体の相談事としてご相談に乗りながらご理解をもらうと。何事もそうでありますけれども、そういう姿勢もさらに必要になってくるのではないかと。引越しをしてくれということは、人生の中で大きな転機でもありますので、そういうところも含め、生活のご相談に乗るという観点から、ご理解をいただけるように努力をしてまいりたいと、そのように思います。また、低所得者の方々などもいらっしゃるということも含めて、令和2年度、3年度は、通常でいいますと確か7万円ではなかったかと思いますけれども、そういった引っ越しの費用のところをさらに独自に倍にして、皆さんにこの機会にお願いできないでしょうかということをお願いしてきているところであります。ぜひそういった支援が拡充されている間にそれぞれご理解をいただいて、移転などについてご協力をいただければと思うところでございます。
再質問 三條幸夫
はい、2番。それでは公営住宅関係については終わりたいと思います。次に、ヤングケアラーについて、再質問させていただきたいと思います。実態がどうなのか把握できないということのお話でございました。大空町には残念ながらほかの市町村のようなNPO等による例えば子ども食堂ですとか宅食等の取り組みが行われているわけではありません。夫婦共働きが当たり前になっており、高齢者とか障がい者の兄弟の世話や見守りなど、子どもさんはそのように思ってはいないのですが、当たり前のように大人が担うようなケアが行われているのかなと。昔から「おい、ちょっと面倒見れや」ということで、子どもも全然負担に感じないで、ケアされている方もいるのかなというふうにも思ったりもしています。先ほどおおよその推計でということでお話がございましたけれども、これから実態の把握をされて、行政が支援できることがもっと見えてくるのかなと思いますので、見えた段階で結構ですけども迅速に対応できるよう取り組んでいただきたいと思います。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長
現状におきまして、この課題の論点というのは二つあるとそのように思ってございます。一つは、気づきという部分でございます。家庭内の問題でありますことから、他人に相談しにくくて、1人で抱え込んでしまう38ということがあったり、先ほど議員が言われましたように当たり前のことと思ってお手伝いをしていると。そういった受け取り方で問題であるということの認識がないということも考えられるわけであります。そういうものは周りから見ていると、なかなか気づきづらいという点がございます。このため、国が言っておりますのは、福祉、介護、医療、教育、この連携が必要で、このプロジェクトチームにおいて取り組むべき施策であるという中で、社会的な認知度、先ほど言ったヤングケアラーというのはどういうことなのかというところの認知度をまず国民の皆さんに知っていただくと。そういうところがまず一つ必要だと。そして早期発見、早期把握というところに繋げていかなければならないと、そのように言ってございます。現状、大空町では、やはり子どもたちに1番接する機会が多い学校現場の対応というものも大切だと思っておりますが、子どもたちの心のケアは健康チェックなど、日々、先生方、学校の現場ではいろんな対応をしていただいておりますし、その中から気づきが生まれるということも多分にございます。何か子どもたちの変化、相談事、困り事、そういったものが感じられるようなときには、速やかにその情報を関係部局と連携をとるという体制が必要になってくるだろうと思ってございます。それは学校の現場ですけれども、このほかにも認知度を向上させる、そして気づきを早めるためには、町として会議の場面でありますとか、いろいろな研修会、そういったときにヤングケアラーというものを題材にして取り組むでありますとか、さらには一般的な話になってしまいますけれども啓発資料、そういったものを町民の皆さんにも配付するという取り組みをしながら、国、北海道と歩調を合わせて取り組んでいくというふうなことになろうかと思っております。ただ、やはり配慮しなければなりませんのは、先ほどもご指摘ありましたお手伝いという意識で、さらにそれがやりがいや充実を感じているというような場合もあるのかもしれません。そういったところをどのように捉えてアプローチしていくかということも必要と、そのように考えております。二つ目は、具体的なその支援の問題でございます。課題のあるご家庭というところは、保護者の就労形態でありますとか経済状況など、一つの問題ではなくて複数の問題を抱えられているということが想定されます。先ほど言いました福祉や介護、医療、教育そういった関係者の連携が必要でありまして、そういった担当者によります個別ケースの検討会議というものがございますので、そこをしっかりと機能化させていくということが大切かと思ってございます。道外の事例でありますけれども、そういったことで気づきがあったような場合については、家事などを担うヘルパーを派遣する取り組みなどというところで取り組んでいる事例もあるようでございます。これからも国や北海道、そういったところと連携をとるということと、地域の中の連携をしっかりと取りながら、この問題には対処してまいりたいと考えているところでございます。39
再質問 三條幸夫
はい、2番。ヤングケアラーについては、行政、教育委員会、連携とりながら、何かあれば早目に、迅速に対応していただければというふうに思います。それでは、空港、JRの利用促進について、再質問させていただきたいと思います。先日開かれた商工振興委員会での同僚委員の質問と重複する部分もあるかもしれませんが、ご了承いただきたいと思います。最近、北見市、網走市が共同でツアーを企画して補助するなどの記事が新聞に掲載されていました。多くの町民の皆さんが大空町はどうして含まれないのかというふうな疑念を抱かれ、連絡をいただいた方もおられます。大空町独自で補助制度を設けて取り組んで、広報等で十分周知いただいていることも十分、分かっておりますし、一部、残念ながら町民の皆さんに伝わっていないのかなと思ったりもしたんですけども、今後、ぜひ、女満別空港整備・利用促進協議会の構成市町村などと共同でツアーを企画するなどの攻めの取り組みも、ぜひ、行っていただければというふうに思います。インパクトがちょっと強くて、北見、網走の企画がですね。そんなようなことのものですから、よろしくお願いしたいと思います。また、JRにつきましては、北海道などを含めた関係機関の方針等が決まっていませんから、なかなか一つの町だけで取り組むのは限られるのかなと思いますけれども、やはり、町民の皆さん含めて、鉄路をなくさないような利用促進などの取り組みを継続するなどのことを、できることはどんどんやっていただきながら、将来に向けて鉄路が継続できるように努力をお願いしたいなと思います。JR北海道に頼るだけでなくて、やはり関係市町村が知恵を出し合って、できることはどんどん提言、行動することも必要かなと思いますので、町長も大変でしょうが、この辺の取り組みについて、再度お答えいただければと思います。
答弁 町長
空港利用の取り組みでございますけれども、先ほど言いました協議会として全体として取り組むこと、それから各市町村が個別に取り組むこと、そういった両面があろうかと思います。そんな中で、それぞれうちの町はとか、うちの市はとかというような形になろうかと思っておりますが、それぞれ役割分担もしながら、ある意味、連携してやっている部分もございます。そのほか、町民の方々に対する助成とかアプローチというようなところについては、それはやはりそれぞれの町の状況といいましょうか、背景、そういったものがありながら取り組んでいらっしゃる部分もあろうかなと思います。その中にありまして、私ども大空町というところは空港が所在している町でございます。その役割の中には、さらに責務というものも含まれてくるのではないかなと思ってございまして、大空町が率先して取り組んでいる先ほ40どの事例などもありました。まず、私どもの町が率先してそういうことを取り組むという姿勢を、立場を皆さんに見ていただく、そして理解をいただく、そして、そのことに対して周辺の市町村からも応援をいただくという形を作っていくためにも、まず、率先して取り組まなければならないものと思いながらやっているところもございます。少し回りくどくて、回り道になるのかもしれませんけれど、結果的には地域全体として支援をする仕組みというのは、そういう中で醸成されていくのではないかと思ってございます。そんな中で、私どものPRが十分ではなくて、町の取り組みをご承知いただけていない部分などもあろうかと思います。そういうところは今後もまた、情報発信をできるだけ取り組んでまいりたいと思ってございます。空港というのはかなり遠方からのお客様がご利用されて来るという施設でもありますので、単に移動手段ということだけではなくて、その後の二次交通でバスやレンタカーやタクシーや、さらには周辺の観光施設にもお客様が行ったり、宿泊をしたり、飲食をしたり、購買をしたりということで、非常に経済効果が地域全体に波及されるものだと、そのように思っております。そういったことをぜひ私どもの町の方々ばかりではなくて、この地域全体の方々にもご理解をいただいて、ご協力をいただけるように努力をしてまいりたいと思います。併せて、町の独自施策をしっかりと取り組んでいけるように今後、ご提案をさせていただきたいと思っているところでございます。また、JRについても、空路だけあればいいということではないと、そのようにも思っております。生活の路線としての足でもありますし、また、物流、貨物などの重要な鉄路でもあります。さらには旅客もというところを考えると、これがなくなってしまってはいけないと、そのように思ってございます。逆にオホーツク管内でいいますと石北線の実質上の沿線というのは、網走市、大空町、美幌町、そして北見市、遠軽町、ここしかないわけでありますけども、地域全体として取り組んでいるものでございます。決してJR任せにしているつもりは全くなくて、JRはJRのやることをしっかりとやってもらうと、地域はその利用促進などで、さらに知恵を出してどういうふうに対処していくかということは地域として考えていくべきものとも思っておりますので、そういう視点で今後も取り組んでまいりたいと思うところでございます。
再質問 三條幸夫
はい、2番。空港、JRの課題というのは大きな仕事になるのかなというふうに思いますけれども、引き続き、いろんな形で努力をしていただければありがたいなと思います。以上、質問を終わります。