大空町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
国、道から土地、建物等払い下げの実態について
2023年9月12日、大空町議会の一般質問で、三條幸夫議員が「国、道から土地、建物等払い下げの実態について」質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 三條幸夫 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 三條幸夫
令和5年第3回定例町議会において、通告により一般質問をさせていただきます。同僚議員と重複する部分がありましたらご容赦賜りたいと思います。最初に国、道から土地、建物等払い下げの実態についてお尋ねします。国、道から用途廃止に伴い土地、建物等払い下げを受けていると思いますが、現状と今後について経過を含めてお聞かせ下さい。特に町内での町、北海道、国の職員住宅等があり、空き家または払い下げとなった後の管理、有効活用について検討されているかどうか町長、教育長の考えをお聞かせください。2項目目、温暖化や物価高騰などによる住民生活、経済への影響についてお尋ねします。住民生活、農林水産業、商工業それぞれの現状と対策についてお聞かせください。住民生活においては、今までなんとか耐え忍んで来た方もこれだけ高温が続くと住宅環境にもよると思いますが、熱中症等で体調を崩される方もいるとお聞きいたします。特に生活困窮者で高齢者、障害者の方々の健康が危惧されるところでございます。農業、漁業においてはここ数年、春の雪解けに始まり、従来北海道では採れない魚類、農作物においては本州でしか栽培できなかった作物が栽培できるようになってきており、今まで寒冷地向きとされていた作物等が温暖化による影響で変形や腐敗等で栽培出来なくなるのではないかと危惧しているとことでございます。また、湖はアオコ等の発生により汽水湖としての塩分バランス等影響が出ていると思われますし、商工業につきましては物価34高、原材料の高騰により、買い控えるなどの影響が懸念されます。大空町として、将来に向けてどういう事を対応すべきなのか、現状と課題、今後についてお知らせください。以上、1回目の質問とします。
答弁 町長
三條議員からの一般質問にご答弁いたします。まず、国、道からの土地、建物等の払い下げの実態についてであります。大空町となりまして、国や北海道から払い下げを受けたものにつきましては、事業の括りで申し上げますと30件、30事業と申し上げたほうがよろしいかもしれませんが30件ほどございます。土地につきましては、道路や公共施設の整備などに伴いまして、必要となる用地の譲与を受けたのであります。また、用途の廃止などにより建物の払下げを受けているものは、旧女満別高校に関係する物件以外はございません。財産の取得につきましては、大空町公有財産取得処分等検討委員会に計るなどして検討するほか、内容により議会に協議をさせていただき進めております。取得した財産につきましては、行政サービスの履行はもとより、安全性や環境保全といったことなどを念頭に、適切な管理に努めているところであります。また、大空町の所有ではない国などが所有する物件で使用されていないもの等につきましては、詳細を把握している状況にはございません。今後空き家となっている物件につきましては、有効に活用できるものがありましたら、払い下げを要望することなどについては考えられなくもありませんが、現時点ではその様な考えに至っていないというところでございます。次に、温暖化や物価高騰による住民生活、経済への影響についてご答弁いたします。まず初めに住民生活への影響についてであります。令和5年5月1日から9月1日までの期間、約124日間のアメダス女満別地点のデータでは、30度以上の日が27日あり、熱中症警戒アラートが4回発令されるなど非常に暑い夏となりました。同じ期間において、大空町町内で熱中症により救急搬送された人数は11名、そのうち高齢者で自宅内にいた方は3名いらっしゃいました。町の地域包括支援センターでは、高齢者の方がご自分で病院に受診されたという方も2名ほど把握しております。高齢者や障害者の方々の把握状況は地域包括支援センター、ケアマネジャーやホームヘルパー、社会福祉協議会の見守り支援員などにより、特に暑さによる体調変化の確認やご自宅の換気や温度管理などについて声かけを行っています。経済的な支援策の一つとして、国の交付金を活用した電気、ガス食料品等価格高騰重点支援事業を実施いたしました。エネルギー、食料品等の物価高騰の影響を受けた住民税非課税世帯を対象に1世帯当たり3万円を支給する事業で対象となる750世帯にご案内を発送し、8月末までの状況では78%に当たる587世帯に支35給しているところであります。最後に農水産業、商工業に対する現状と課題についてであります。まず、農業分野についてでありますが、道内での被害として、トマトで着果不良で結実せずに収量が落ち込む見込みであるとか、ブロッコリーも腐ってしまって商品にならなくて収量が減るなど、さまざまな産地で影響が出ているとのことでありますが、本町においても恐らく同様の状況にあるとの話は聞こえている所ではありますけれども、正式な報告というものは両農協からは上がってきておりません。北海道総合研究所の研究報告として、地球温暖化による北海道農業に与える影響を推測しており、2030年代の主要農産物の生育、収量、品質の予測によりますと、米は気温上昇により収量はやや増加、食味向上となっておりますが、大豆、小豆は品質低下、秋播き小麦は収量品質共に低下、馬鈴薯も品質、澱粉含量の低下、てん菜は収量増加でも糖分低下するとの見込みがなされております。その対策として、高温でも収量や品質が低下しない品種の開発や、播種、定植、収穫時期の変更、基盤整備として農地の排水機能の強化などが示されているところであります。町の主要な作物である、小麦、馬鈴薯、てん菜、豆類につきましては、近年の作況は平年並みに推移しておりますが、今後、温暖化の影響も懸念されます。物価高騰対策として昨年度は肥料、飼料の助成を行いましたが、今後も関係機関と連携しながら最新の情勢を把握していかなければならないと考えています。次に、水産分野についてであります。町では温暖化という事に関係なく従来から網走湖の環境改善に対する取り組みとして水産振興対策事業網走市西網走漁業協同組合と連携して取り組んでおります。具体には網走湖で平成17年の結氷期に無酸素層が3メートルまで上昇したことに伴い大和シジミが大量に変死したことを受け北海道開発局では、冬季の海水流入を抑制する試験を行い、平成26年に大曲可動堰を完成させ運用している一方で、堰の運用により塩水の流入量の変化によるシジミの再生産の影響と、網走湖でのシジミの発生メカニズムと生き残りについて調査を行い、湖の環境変化に対応するため、シジミ狩猟の大規模生産技術確立のための試験を行っております。まだワカサギ及び白魚の漁獲量は年変動が大きい中で近年では減少傾向となっており、安定した漁獲量を確保するために調査を実施し、ワカサギ、白魚の漁獲及びワカサギ採卵の安定供給を目指しています。近年鯉や川鵜の増加など網走湖の優良生物に対する外敵の影響が考えられるようになり、詳細な調査を行うとともに、各対策を検討しています。今後も関係機関と連携し、網走湖の水産におけるさまざまな要因に対して適宜調査対策を実施し、安定的な水産資源確保に努めています。商工業組合につきましては、買い控え等に対する影響による商工業者及び消費者に対しての大空町独自での景気動向調査については実施しておりませんが、帝国データバンクにおける2023年6月の全国の景気動向調査では、原材料価格やエネルギー価格の高騰、食料などの値上げ36による買い控えなどにより悪化した一方で、北海道では5カ月連続で改善をしており、道東エリアにおいては2カ月ぶりに回復をしているとのことであります。今後もさまざまな要因による景気動向に注視し、場合によっては必要な支援をするよう検討して参りたいと考えております。いずれの分野につきましても温暖化、物価高騰は地球規模、全世界規模の課題であり、本町だけで解決できるものではありません。国、北海道を初めとする関係機関と連携を密にしながら、情勢の把握、状況の分析をしっかりしていくことが大切であるとその様に考えております。以上、私からの1回目のご答弁とさせていただきます。
答弁 教育長
ただいま三條議員からご質問のありました国、道からの土地、建物等払い下げの実態等について、教育委員会が所管する施設に関しましてご答弁申し上げます。現在、教育委員会所管の施設といたしましては、令和3年4月1日付けで北海道から譲与を受けた旧女満別高等学校の校舎及び教員住宅、並びに当該施設用地が該当しております。これは同日付けで道立の女満別高等学校が町立大空高等学校に移管されたことによるもので、家屋としては女満別キャンパスの校舎、鉄筋コンクリート造3階建て1棟4,081.31平方メートルのほか付属屋として物置が4棟、また、教員住宅につきましても6棟17戸の譲与があり、内訳としましては昭和地区に鉄筋コンクリート造2階建て1棟4戸316.09平方メートル、コンクリートブロック造2階建て3棟10戸725.54平方メートル、コンクリートブロック造平屋建て1棟1戸84.96平方メートル、市街地に鉄筋コンクリート造1棟2戸144.06平方メートルとなっております。土地につきましては校舎及びグランド等の学校用地が一筆5万5,828平方メートル、教員住宅用地が4筆で5,520.9平方メートルとなっているところです。現在の施設の利用状況について申し上げます。校舎は毎週金曜日に1年生の授業を行っている他、学校施設開放事業として柔剣道場、体育館、グラウンドなどを町民の方にご利用いただいております。また、施設の管理につきましては公務補を配置し対応しているところです。教員住宅につきましては、譲与を受けた時から全17戸中2戸につきましては修繕が必要なことから、現在は入居を制限しておりますが、12戸が入居中となっております。また、公立学校職員であれば小学校、中学校、女満別地区、東藻琴地区を問わず入居が可能となっております。また、空き家となった住宅の管理、あるいは有効活用の検討についてでありますが、教職員住宅は毎年度人事異動により入居希望者が増減することや大きな修繕が必要な場合には、未入居の間に実施しなければならないことから、ある程度の余裕のある住宅数を確保しておくことが必要となります。譲与を受けた住宅は平成12年から14年に建築された37比較的新しい建物が多く、要望の多い物件でありますことから、当面は教員住宅として活用していきたいと考えております。未入居時の管理につきましては入退去時に確認を行っているほか、職員による草刈りを実施しているところです。以上、私から1回目のご答弁とさせていただきます。
再質問 三條幸夫
国、道からの土地、建物等の払い下げの実態について2回目の質問をさせていただきたいと思います。国から建物の払下げの実態がないということはそれを了といたします。大空町公共施設等総合管理計画、実施計画を確認させていただくと、教員住宅は継続という部分が多くなっておりますし、これは計画的な部分については見直しをすればいいことだと思いますけれども、特に校舎のほうはわかりました。職員住宅の部分については17戸のうち12戸が利用しているということで、ちょっと安堵しました。ガラッと空いたままなのかなと思っていましたので。ただ、空いて新しく教員の方に入って頂いで、今既存の教員住宅はどうなっているのでしょうか、空いているのでしょうか、それとも町外から新しい方が増えて入居されているのが、その実態を教えていただきたいなと思います。私が危惧したのは公的な施設、住宅もそうなのですけれども、用途指定が付いている故にその目的以外に使わないで、10年間何も使わないで朽ち果てて行くのを黙って見ているというのは困るなというふうに思ったものですからこのような質問をさせていただきました。それで、ちょっと細かい部分ですが分かる範囲で教えて下さい。それから、もし余裕があるのであれば、用途指定はあるのですけれども、公営住宅等に入居できないとか、金額が高過ぎて民間に入れないだとか、そういう方も多々いるので、法的な制約があるのはわかるのですけれども、法的になんとかクリアして、例えば移住希望されている方ですとか、公営住宅にどうしても入居できない等含めたそういう方の対策に、先程なんか町長が答弁されたと思うのですけれども、ちょっとした工夫でその住宅を活用することはできないのか、どうかも含めて検討していただければありがたいなと思うのですけれども。2回目は以上の部分についてお答えいただければと思います。
答弁 教育長
ただいまの三條議員のご質問にお答えいたします。令和5年度の教員住宅、女満別地区ですけれども全部で31戸ございまして、入居は26戸ということで空き室は5部屋となっております。東藻琴地区でありますが、東藻琴地区は23戸教員住宅ございまして、入居は19戸ということで空き室は4戸となっておるところです。先ほども話し38たとおり、用途変更につきましては、現状では不用な余剰とする教員住宅は無いと認識しております。今後は町内の児童生徒が減少し、教職員も減少することが想定できますが、一方で学校のコーディネーターや公設塾のスタッフ、ハウスマスター、教育に関する職員が増えております。こうした教育関係職員に入居してもらうなど、教育委員会として施設の有効活用に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
答弁 町長
私からは、教員住宅を用途廃止して他の目的で利用するというお話をいただきましたけれども、まずは今、町の方は古い公営住宅をある意味用途廃止をして外国人技能実習生の方に入っていただき、そういったことをしている状況にございます。大空町にこられて恐らく公住に入れないという様な方は、所得の高い方は公住に入れませんけども、そういった方々は民間の住宅を借り、そういったことで対応されているのかなと思います。教員住宅の用途を廃止して安く入っていただくということは逆に、民業を圧迫してしまうという事もあろうかと思いますので、その辺は慎重に考えていかなければならないかなとその様に考えます。
再質問 三條幸夫
はい、今説明いただきました。教員住宅についてはお話しいただきましたとおり何戸か余裕が無いと困るのだなと思います。今、町長の方からご答弁いただいた様に、確かにそう簡単に用途廃止ということにならないと思いますけれども、いずれにしても既存の施設で空いている施設を有効に活用する、これは原則だと思います。教員住宅だろうと職員住宅だろうとこれは空いたまま5年も10年も使われないと言うふうな形のことは避けるべきだと思いますし、そういった使う見込みがない物件がこれから出てきたときには、そういったものによっては用途を変更して活用していくということにぜひ努めて行ってください。というふうに思います。どうしても使う見込みがない物件があれば逆に売り払いして、お金に換えて、今ある既存の施設の維持管理に充てるとか、そういうふうなことを考えていかなければ、出ていくだけで入って来るのが無いのは困ると思います。その辺ぜひご検討いただければと思います。
答弁 町長
私も既存の公営住宅であるとか、昔職員住宅の古いのもございましたけれども、そういったところ使わないのであれば多目的で用39途を考える、それでも使い道がないのであれば、やはり壊して、先ほどの他の議員さんの質問でもありますけれども、そこを更地にして町として分譲を、定住促進団地等として分譲するというような考え方もできるかと思いますので、そういった既存の建物や土地というものを有効に今後とも活用してまいりたいとその様に思います。
再質問 三條幸夫
それではですね、2項目の温暖化や物価高騰による住民生活、経済への影響等について再質問させていただきます。暑さ対策で市内に何ヵ所か溜まりを設けて暑さをしのげる場所をという事で、先ほど同僚議員の方から質問されていますので省きたいと思います。1人暮らしの高齢者、当然その住宅生活環境を先ほどお話いただきましたけれども、どの程度見ていただいて把握されているのかわかりませんけれども、そういった住宅を見て対策を講じていないのであれば、是非同僚議員からもお話ありましたけれども、スポットクーラー等の設置について、これ補助がいいのか、もしくは町のほうで何台か所有して貸し出すのがいいのか、その辺検討していただければありがたいなと思いますけれども、公的な施設についてはそういった配置をする旨のお話もございましたけれども、私はスポットクーラーさえあるのがわからない高齢者がいっぱいいる、住環境もかなり厳しい住環境の方もたくさんおられる、そこを住宅の確認、環境確認させていただいて何かの応援が出来ないか、寒さ対策で灯油の補助を出させていただいていると思いますけれども、暑さの部分で一番いいのはエアコン設置に対して補助するということも可能だと思いますけれど、これ現実的な話では無いので、スポットクーラーであれば1台2、3万円も出せば水を使わないで部屋を冷やすというふうな物も出ておりますので、何が良いのか分かりませんけれどもそういう、そんなにお金を掛けないで対応してあげられるものがあると聞いておりますのでご検討いただければありがたいなと。大空町でも小学校、中学校のエアコン設置が進められておりますし、役場庁舎も将来に向けて設置の準備がなされているところです。一般家庭に置いても自分で経済的に設置できるけれども付けていないという方は別にして、特に高齢者、障害者の弱者の方の所について何か検討出来るのであれば、是非すぐにはならないとは思いますけれども検討いただければありがたい。それから農業の事について再質問させていただきたいと思うのですけれども、農業においては先ほど町長からのお話がありましたけれども、東北では気温が高過ぎて稲の収穫がゼロです。それから青森ではリンゴに色が付かない、北海道ではキャベツが巻かないで7ヘクタールも廃棄したということなど影響が出ていることの新聞報道がされておりました。土地改良とか、機械等必要な部分については逐次整備をされているし支40援もされております。これからも継続されてくるだろうと思いますけれども、肝心なのはつくる作物が限られてくるのではないかなということだと思います。これは大きな課題になるかなというふうに思います。まず、主要作物である畑作産品など大きなものは市町村でどうのこうので変えることができる物ではありませんが、そうではなく、大空町として何か特色のある物をここで試験的に栽培して、広げていくもの何かあるのではないかなと思うのですけれども、その辺せっかく大空町のメルヘン公園に温室2棟設置しておりますし、近くに圃場もございます。最初の建設をしたときの目的は、小さい小規模農家の皆さんの所得を上げるためにどういった作物を栽培して行くことが、経営を継続することができるかという様なことも含めて、当初はそんなことも検討していた気がするのですけれども、簡単に結果出ないかもしれませんが近くに東京農大もございますので、そういった今私たちが知らない作物、世界中に沢山あるのですね、栽培されている作物というのが。是非この地域にあって、国、道だけに頼らない、町としてできること小さい部分でもいいのですけども、そういったことも導入して試験的に栽培して、広げて行くというようなことをこれからぜひ検討していただけないかなと思います。ちなみに夕張にちょっとお邪魔したときに、あそこは再建団体という厳しい経験もされている市でございますけれども、夕張市というとメロンの産地です。技術を受ける取り扱いがあるということの説明を受けてきました。そういったことで、何が良いのか分かりませんが、是非小規模農家でもこれから生き残っていけるように含めて、ぜひ大空町から発信、試験もやり、また発信もして行ってほしいなと思います。高温傾向はこれから先もまだ延々と続くというふうに言われます。それだけに町とJAの経済団体と連携をして、先の先を見越した取り組みを行わなければならないと思いますので、難しい課題でありますけれども、松川町長にお考え方をお聞かせ願えればと思います。
答弁 町長
まず住民生活の部分でございまして、冬期に福祉灯油という政策はこれまでも行ってきました。積雪寒冷地であるから冬の灯油代そういったものにお金がかかるから、そこを支援しましょうという、やはり北海道ですので冬に着目した支援策というのがこれまで主体的な考え方であったのかなと思います。しかしながら近年このように暑いとやはり暑さで健康を害してしまう、ひょっとしたら命を亡くしてしてしまうということを考えたときに、やはりスポットクーラー、冷風機なのかもしくはエアコンを整備するのかというのがこの積雪寒冷地の大空町でも必要な時代になってきているのかなと、そのようにも思っております。そういった中で支援策ということでございますけども、やはりこれからこのスポットクーラー稼働式の移動できるそういうクーラーを各家庭で備える時の助成、あるいは可動式じゃなくて、きちんとしたエアコンを41整備することに伴う助成、そういった支援策というのをこれちょっと考えていかなければならないかなと感じているところでございます。今この場でそれを行いますという話にはなりませんけども、町の財政やそういったものも勘案しながら、令和6年度以降の予算の中でこのことも含めて考えてまいりたいと思います。そして、農業についてでございます。北海道このオホーツク地域、寒冷作物と言われているてん菜、麦そして馬鈴薯という3品を主要な作物として作ってきました。その中で女満別地区の方は昔から水稲が作られております。近年は本当に野菜、タマネギはもちろん両地区で作られているのですけれども、葉物のレタスであったり、先ほども申し上げましたブロッコリーであったり、ミニトマトであったり、さまざまな作物が作られるようになり、またそれがきちんとこの地域でも作られるような環境になってきたと思っております。ただ、今年のような気温では葉物のレタスが全く作ることが出来ないというお話も一部農家の方からもお聞きしております。そういった意味では、やっとそのそういった野菜が作れるような適地なって来たのに、さらに高温になって、そういったものもあまりにも高温のために作れなくなってしまうという障害というか、そういった状況というのが発生して来ておりますし、それがこれからの時代ますます大きくなっていくのかなと思っています。そういった中で高温多湿というのでしょうか、そういった地帯で作られる作物がどういうものがあるのか、私も分かっておりませんけども、この気候変動に合わせた、この大空町としての作物の何がつくれるのか、そしてやはり気温が高くなろうとも、食料の供給基地であるということには変わりませんので、国民の食を支えるためにも作物として、何が適切なのかというものを、これは正直行政ではなかなかできませんので、農協や農業試験場、普及所、農大そういったさまざまな関係機関と連携をしながら考える必要があるのかなと思っております。その時に必要となる圃場、農家さんの圃場を貸していただければいいのでしょうけれども、そういったところが使えないようであれば、メルヘンの圃場だとかそういったところをご活用していただいて試験をしていただくということも可能だと思いますし、住吉の作業所の農地を使って、そういった試験栽培をするということも可能かと思いますので、さまざまな観点から、この地球温暖化に向かっていく中での大空町の農業の体系というものを考えていかなければならないと思っていますので、さまざまな観点から、またご示唆いただければと思います。
再質問 三條幸夫
あの特に農業の部分はうちだけで、町村だけで解決出来ないということはちょっと残念なのですけれども、それぐらい大きな問題でもありますし、これからだんだん農家戸数も減ってきて、面積は拡大になってくる農家さんと、そうじゃなくて拡大をしないで現状のままと42いう方もおられると思うのですけども、やはり小さい面積でもやっていける、そういう仕組みを、是非、JAさんや経済団体も当然考えておられると思うのですけども、農家を離農されることイコール人口減につながっていきますので、その辺のことを内部で検討していただきながら、ぜひ前向きに検討していっていただければありがたいなと思います。
答弁 町長
農業の初心者である行政がどこまで出来るかというところは正直分かりませんし自信も無いところです。過去東藻琴地区でイチゴ栽培したりもしましたけれども、やはりなかなかやはり、行政指導では上手く行っていないのかなと思っております。行政主導で行っていないのがもどかしいと思われているのかもしれませんけれども、やはりそこはどうしても限界がありますので、そういったところの試験のノウハウを持っている機関と連携して行くことが大切であろうかなというふうに考えておりますので、ただ、まずはやはり地域の農業を一番に考えて行くのは、私は行政よりはJAではないのかなと思っておりますので、両JAとタックを組みながら課題等について取り組んでまいりたいとその様に思います。
再質問 三條幸夫
はい、8番。町長からだいぶんお答えいただきましたけれども、過去に黒毛の導入に向けては、町が雄牛を牧野に入れて拡大を図ってきた経過がございますし、タマネギの栽培についてもそうだったと思いますけれども、どちらかと言うと町の方から先導して導入していったというふうな経過もございます。町が全面的に取り組むという事は、これは不可能に近いことですから、そういった種をまく、環境整えていくということですね、これは行政でもできるということで、当然私ももちろん素人ですけれども、周りにはそういう大学もありますし、研究機関もあります。そういった知恵を借りながら、是非、大空町の農業を元気にしてくれる様に努力していただければと思っております。以上で質問を終わります。
答弁 町長
先ほど三條議員おっしゃられたとおり、町の農業を守っていくということが何よりこの地域を守っていくことにつながっていくというふうに思っておりますので、やはりこの食料供給基地あり、この大空町の農業がこれからも持続的に経営できるように、町もそうですし、両JA関係機関と一緒になってこれからも取り組んでまいりたいと思います。ありがとうございます。43