大空町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月12日
(1)避難所の運営体制について/(2)石北線の存続について
2018年9月12日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「避難所の運営体制について」「石北線の存続について」について質問し、町長、住民課長、総務課長が答弁しました。
- 質問者
- 上地史隆 議員
- 答弁者
- 町長、住民課長、総務課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 上地史隆
皆様おはようございます。9月6日未明に北海道胆振東部地震が発生し、厚真町では道内で初めての震度7の地震が襲い、大規模な土砂災害が起こりました。これまでの道内全体の死者数は計41名にのぼり、多数の尊い命が奪われました。ほかにもまだ電気や水道が復旧しない地区もあり、多数の方がいまだに避難生活を余儀なくされております。被災に遭われました方には、お悔やみと一刻も早い復旧がされ、普通の生活が取り戻されることを心よりお祈り申し上げたいと思います。それでは通告に従い、一般質問に移らせていただきたいと思います。ほかの議員の方と重なるところがありましたら、御容赦いただきたいと思います。まず1つ目の質問ですが、大規模災害時の対応についてです。1点目の質問は、地震や豪雨などの大規模災害時に発生する災害ごみの処理に備えてです。国が市町村に策定を求めている災害廃棄物処理計画について、道内で策定済みの市町村は、昨年3月末現在、全179市町村のうち、13市町村に留まることが環境省への取材で分かりました。全国の策定率を大きく下回っており、記憶に新しい西日本豪雨の被災地では、災害で発生した大量なごみの処理が遅れ、生活再建や衛生面で復興の大きな支障となっております。専門家は、道内でも事前の備えが欠かせないと指摘をしております。我が町にも多大な被害を起こしました2016年8月の連続台風では河川氾濫などに伴い、家具や流木などの災害ごみが、道内10市町で6,500トン以上発生し、うち新得町は約430トン以上発生しています。町内の年間処理量の2割に当たり、町有施設で処理し切れず、緊急で町外の民間業者に発注し、処理するのに約4カ月以上の期間を要したそうです。その経験を踏まえ、役場の担当者は事前に処理計画を策定していれば、もっと円滑に処理することができたのではないかと話しています。そのほかに南富良野町も同じように、連続台風の際に、年間処理量の2倍に当たる約1,000トンの災害ごみが発生し、処理計画は作っておらず、仮置き場として住宅地から離れた町有地を急遽活用し、町外の民間業者の協力も得て、3カ月以上の期間を要してごみの処理をしました。そのようなことからも、我が町で大量の災害ごみが発生した場合にはどのように対応されるのかお聞かせいただきたいと思います。続けて大規模災害時の対応に関連して、2点目の質問に移らせていただきます。避難所の運営体制についてです。町では、指定避難所が18カ所あり、福祉避難所が2カ所あります。指定緊急避難場所も34カ所あります。指定避難場所は災害、または災害の発生する恐れがある場合に開設され、容易に給食や物資の運送ができる学校の校舎などの建物を指定されています。福祉避難所については、災害発生時に避難所での生活に特に配慮を要する方を受け入れるための福祉施設を指定しています。災害発生時に、福祉避難所を開設する場合には、町内の2つの法人に対して町が要請して施設内に開設をされます。指定緊急避難場所について5は、野外の公園や学校のグランドなどを緊急に避難していただく場所として指定をされております。町民の方にも万が一に備えて各避難場所が分かるように、防災マップや生活安心ガイドブックなどでも記載がされ、周知がされております。今後、大規模な災害が発生した場合には、避難所の運営体制はどのように行うのか。この2点についてお伺いしたいと思います。続いて、2つ目の質問に移らせていただきます。石北線の存続についてです。国土交通省は8月27日、経営再建中のJR北海道に対して、JR会社法に基づく監督命令を出しました。同社が経営改善策として上げた札幌市圏内での非鉄道部門を含む収益の最大化やグループ全体でのコスト削減と意識改革などが着実に実行されているのかを厳しくチェックを行い、支援金額は19年、20年の2年間で総額400億円台としました。財源は鉄道建設・運輸施設整備支援機構が持つ特例業務勘定を使います。旧国鉄の不動産の売却益やこれまで上場したJR各社の株式売却益などで構成されており、過去には11年度から老朽化した施設の更新などのために、計2,800億円を支援しています。16年度からは設備投資や修繕を目的に、計1,200億円を拠出されております。JR北海道は鉄道事業の赤字が続き、連結営業損益は連結決算が残る1999年度以降、連続で赤字となっております。そのことからも赤字路線の13線区の廃止を沿線自治体と協議していますが、我が町も所属しているオホーツク圏活性化期成会は、石北線の存続について現在どのように協議をされているのか。また、どのような説明を受けているのか、話せる範囲で結構なので、お聞かせいただきたいと思います。以上で、最初の質問とさせていただきます。
答弁 町長
上地議員から2点にわたる一般質問を頂戴いたしました。まず1点目の災害の関係でございます。本町において、地域防災計画、水防計画を策定しているところでございます。計画の中に廃棄物等の処理方法などについて明記してございますが、概略程度でございます。一般廃棄物処理基本計画でも記載はありますが、大規模災害時における災害廃棄物対策をいかに行うかが大きな課題、また、仮置き場や処理体制について検討が必要と表記するにとどまっているのが現状でございます。これまでの例といたしまして、家屋倒壊などの大規模災害は発生しておりませんが、豪雨や台風災害時において倒木や網走湖に流れ着いた流木を一般廃棄物最終処分場などで処理をしてまいりました。流木について過去には網走川上流部の自治体にも処理や経費の負担をお願いしていたこともございましたけれども、28年の台風災害以降、河川管理者であります網走開発建設部河川事務所が順次処理を行っております。本年度も既に2回の流木処理を実施していただいているところでございます。一方、強風等により倒れました町内の樹木や枝などにつきましては、現在も旧最終処分場の敷地に一時堆積し、一定の量になった時点で破砕処理して減容化を図り、最終処分場埋立地の覆土に利用するなどとして埋め立てしているところでございます。最終処分場につきましては、平成16年に供用開始し、計画期間である15年が経過しようとしております。分別の徹底、減容処理により今後5、6年の延命が図られる見込みでございます。しかしながら、次期処分場のあり方について早急に検討を進めていかなければならないと考えているところでございます。家屋の流失や倒壊など大規模災害が発生した場合は大量かつ様々な災害廃棄物が発生することが想定されます。地域防災6計画に基づき、まずは人命を第一として感染症の原因となる生ごみ類を優先的に収集し、一般ごみはその後収集することとなります。町や委託業者の清掃能力では完全に収集することが困難な場合は、協定に基づき、民間車両の出動の要請や国、広域自治体であります北海道の協力を得ながら収集を行うこととなろうかと思います。倒壊した家屋などは、分別も困難な状態と思います。迅速な処理や環境保全、公衆衛生の悪化防止のためには、仮置き場を確保して分別し処理することが重要であると考えます。結果としてそのことが、処理期間の短縮やコストの削減にもつながるというふうに思っております。仮置場でございますけれども、現在ここと決めているところはございません。災害の場所、状況ということも勘案しなければなりませんので、発生後速やかに決定することを心掛けてまいりたいと思ってございます。また、ちなみに災害廃棄物の分別については、12種類の分別になるということが、国から示されてございます。その内容などについては、後ほど担当者から説明をさせていただきたいと存じます。次に、指定避難所の関係、避難所の関係でございます。今までの実績につきましては、後ほど担当者から御説明をさせていただきますが、議員が質問されましたように、福祉避難所といたしまして女満別ドリーム苑、東藻琴福寿苑を指定してございます。平成27年、女満別福祉会、東藻琴福祉会と災害発生時における福祉避難場の設置運営に関する協定を締結いたしました。対象者は、在宅の要配慮者等で、一般の避難所生活において特に配慮を有する方としてございます。受け入れの可能人数でございますが、女満別ドリーム苑が20名、東藻琴福寿苑が今のところ10名ということでございます。現在まで開設した実績はございませんけれども、開設する必要性が生じたときに慌てないためにも今から施設の状況でありますとか、そういった内容を詰めていく必要があろうかと思ってございます。そういった協議を進めてまいりたいと思うところでございます。次に、ご心配いただいております石北線の存続についての関係でございます。7月27日、国土交通省からJR北海道の経営改善に関する国としての考え方が示されました。徹底した経営努力によって収支を改善し、経営の自立を図る必要がある。関係者による相互の連携協力のもと、将来にわたって持続可能な交通体系を構築する必要がある。あわせて、JR北海道に対して事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令が出されました。経営改善に向けて鉄道部門以外も含めた収益の最大化、新千歳空港アクセスの競争力強化、インバウンド観光客を取り込む観光列車の充実、この3点については、従来から市町村、私どもが議論していく中で提案をしていった内容と同じ内容になろうかと思います。4番目に事業範囲の見直しや業務運営の一層の効率化がございます。これらに取り組み、収益の増加とコスト削減により、北海道新幹線札幌延伸の効果が発現する2031年度に経営が自立することを目指すとされております。今年度中に、これらを盛り込んだ事業計画を策定するとともに、中期経営計画長期経営ビジョンを策定し、四半期ごとに検証をして情報開示することも求めているところでございます。関係者による協力支援につきましては、経営が自立するまでの間、各団体の取り組みが着実に行われることを前提といたしまして、国、地方公共団体がともに必要な支援を行うこととしています。国からの支援は、法律の期限が2020年までとなっていますことから、それまでの2年間総額で400億円台の規模とされております。内容は鉄道施設、車両の設備投資・修繕、2つ目に貨物列車の運行に必要な設備投資等、3番目といたしまして青函トンネルの維持管理、これら3点に関しましては全額助成、そして4番目といたしまして経営基盤強化に資する設備投資に関しては2分の1の助成、残りは有利子貸付けとなってございます。この7うち、貨物列車、青函トンネル、そして新規の設備投資、これらについては、各市町村も一定の評価をしているところでございます。しかし、議論の中で問題があると言われておりますのが、1番目に説明をいたしました鉄道施設、車両の設備投資・修繕に対する助成についてでございます。これらは自治体等から同水準の支援があることを前提しているという部分が問題かと思ってございます。また、2021年度以降は、法律上の支援期限が過ぎますことから、取り組み状況を検証し、所要の法律整備を検討するとされておりますけれども、これらは、他地域の国民の皆様や、同様に国会議員の皆様の理解をいただかなくてはならないことでございます。オホーツク圏活性化期成会、北海道からはJR北海道の経営再生に向けては、経営に強い権限を持つ国が中心的な役割を担うべきである。地理的条件や地域事情が異なる中、一律に負担を求める、その理由や法的な根拠は一体何なのか。また、自治体負担の軽減や地方財政措置を講じることが不可欠である。法改正に向けた検証について、時間的な制約がある中で具体的にどのような手法と内容になるのかといった意見が出ております。地域の実情や意向を踏まえると地域と十分に協議の上、その中で制度設計を行うということを強く要望しているところでございます。JR北海道でございますが、安全の再生、収益の拡大、コスト縮減、意識改革、これらに取り組み、経営改善を着実に実行し、経営自立を果たしていくと表明をされております。今回示されました国の考え方が議論を深めていくスタートライン、私どもはそのように位置づけ、こういった内容のことについて一つひとつ考え方をまとめながら協議をしていきたいと考えているところでございます。以上、1回目の御答弁とさせていただきます。
答弁 住民課長
私から1点目の御質問、大規模災害により発生した大量なごみの分別につきまして、国が示しております12種類について御説明させていただきたいと思います。可燃系混合物、不燃系混合物、コンクリート系混合物、草木類などの木質系混合物、金属系混合物、廃家電、廃自動車、布団類、畳類などの処理困難物、そして危険物有害物質として、消火器、灯油、ガスボンベの計12種類に搬入時から分別することが重要であると示されております。この12種類を適切に分別し、その後、埋め立て、焼却、資源物などとして処理していくことが、処理期間の短縮やコストの削減につながると言われているところでございます。以上、私からの説明とさせていただきます。
答弁 総務課長
私の方からは、2つ目の指定避難所、過去5年間の開設状況について御説明申し上げます。本町におきましては、気象警報発表時に災害対策本部等を設置し、状況等を確認した後、必要に応じた避難所を開設しております。平成25年3月からの5年間の実績について、暴風雪、暴風雨による災害対策が多く、先週の北海道胆振東部地震の際の帰宅困難者受入避難所を含めますと避難所開設は5年間で10回、305人が避難されています。開設場所は、役場、東藻琴総合庁舎、消防庁舎、メルヘンカルチャーセンター、女満別老人福祉センター、東藻琴農村環境改善センター、女満別農業構造改善センターとなっているところです。以上です。8
再質問 上地史隆
1点目の災害ごみについて再質問させていただきたいと思います。町長にもお答えいただきましたが、実際に災害に遭われた場合はいろいろなごみが混ざると、その通りだろうなと思います。国の指針では12種類に分別すると、それがコスト削減にもつながると。あと実績については、直近の現状も聞いて、流木、倒木などに当たっては一般廃棄物最終処分場などで仮置きし、あとは場合によっては処理に当たっては、上流部の市町村と協議したり、または開発建設部と協議して処理してもらっていう現状もお聞きしました。その中で、また再質問させていただきますが、地域防災計画にも被害の想定のやつが、具体的とは言いませんけど、大まかではありますが出ています。実際、豪雨による河川の氾濫の被害についてでありますが、女満別地区においては網走川は、豊里、住吉、本郷。そして、トマップ川は日の出、公園地区。そして、網走湖については湖畔。そのほかにも東藻琴については、藻琴川については旭橋、そして藻琴橋の付近というふうに記載がされております、防災計画の中において。実際、先ほど言ったように住宅もありますし、そして、農業など事業活動を営んでいる方も多数います。そのようなものが大量の土砂、水と混ざり合った場合に、先ほど言った分別はなかなか難しいと。実際、先ほどの質問でもあったように、処理するまでは長期間の時間が掛かると。そして生活ごみなどが混じった場合には悪臭など衛生面、害虫なども発生すると。それだけではなくて、市街地においてもでありますが、耐震改修促進計画の平成28年度の10月の数値で質問しますが、民間建築物が6,090棟あって、そのうち旧耐震の昭和56年以前の基準の建物が2,763棟あります。実際に大きな地震があった場合、全部が崩れるとは言いませんが、今回の災害のように大きな地震が来て崩れた場合には、家具や先ほど言った生活ごみなどいろいろなものが発生します。それらを処理するに当たっても同じように時間を要します。実際、災害が起きて仮置場を考えることは大切かもしれませんが、もう少し具体的に計画を作ったりとかする必要があるのではないかと、もう少し仮置き場についても候補地をある程度想定することは大事なのではないかと、そのように思います。このことについて、再度お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 町長
今考えていることだけでは不十分と、結果として、先ほど言われておりました災害廃棄物の処理計画というものをきちんと作っておくべきではないかと、そういった御指摘かと思います。国は災害廃棄物対策指針というものを策定しておりますし、北海道においては災害廃棄物の処理計画というものを策定しております。道内の自治体でございますが、先ほど議員がおっしゃっておりましたとおり、まだまだわずかの市町村、私どもで把握している中では13市町村が策定済みと、179のうちの13でございますので、ほんのわずかという状況があります。さらに、このオホーツク管内ではまだ策定している市町村がございません。計画策定に係るモデル事業について北海道からの打診がありまして、29年度には斜里町、30年度には北見市が申請していらっしゃるとそのように承っております。こういった流れができてまい9っておりますので、私どもの町といたしましても、この計画の策定について検討しながら、できるだけ早い時期に策定できるように取り組んでまいりたいと考えるところでございます。その中で、具体的な仮置場の候補地でありますとか、具体的にその災害の種類によっては、どこを使うかということはありますけれども、そういった候補地をあらかじめ選定をしていくということなども必要ではないかなと考えるところでございます。
再質問 上地史隆
1点目のこの災害ごみのことについては、万が一に備えて、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと、そして災害が発生した場合には、住民の方の生活再建、そして先ほど言った衛生面、復興などの点からもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。続いて、避難所について再質問させていただきたいと思います。ここ数年の現状などもお聞かせをいただきました。実際に開設の方もお聞きして、5年間で10回ほどで305人ほどの人が避難の対応をしたということもお聞きしました。その中で実際避難所を開設して、1番気になるのが備蓄、備蓄についてはどれぐらいされているのか。今現在どれぐらい避難所についてはどれぐらい備蓄があるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 総務課長
それでは私の方から備蓄の状況についてのご答弁をさせていただきます。備蓄につきましては、避難所用防災用品と災害対応用資機材につきまして備蓄しておりまして、災害時に活用しようとして保管してございます。その種類、数量につきましては、過去の防災災害経験に基づいた備蓄となっておりますけれども、場合によっては備蓄が不十分な場合は、災害時の物資供給等の協定、企業と行っておりますが、そこから供給を受けることとしております。避難所防災用品につきましては、布団、毛布、断熱シート、簡易トイレ、発電機、灯油ストーブ、ポータブルコンロ、大型炊き出し窯、非常食、粉ミルク、お米などを保存、備蓄してございます。また、災害対応用資機材につきましては、スコップ、土嚢袋、のこぎり、ヘルメット、脚立、ロープ、一輪車、油吸着マット、懐中電灯、チェーンソー、発電機などとなってございます。保管場所につきましては、女満別地区において、役場庁舎、防災倉庫、除雪センター、道の駅の防災コンテナ、東藻琴地区におきましては、総合支所庁舎、車庫、東藻琴高校裏プール跡となっているところでございます。
再質問 上地史隆
備蓄については、説明をいただきました。その中で気になったのが、9月2日の防災訓練のときに展示されておりましたが、段ボールベッドであります。段ボールベッドは空気の層があって大変温かく、そして段ボールなので歩行者とか余震などによる振動、また、床からの冷えとかにも対処できる能力もありますし、終始持ち運びが楽なものであります。簡易ベッドに比べ取り扱いもしやすいものであり、実際に北見市では40台備蓄しており、北見日赤10では確か450台だったと思うんですが、我が町としても少しずつでいいから、備蓄していく必要があるのではないかと、そのように思います。あと、発電機とか、そういうものも説明を受けましたが、電気の復旧などもありましたし、実際燃料とかもね、どれくらいあるのかっていう心配もする声があると思います。そのことについて、お答えいただきたいと思います。
答弁 町長
災害によっては避難所を開設する。そこでの生活が長期化する場合は、いかに避難所での生活を過ごすかというところが重要なポイントになってこようかと思います。避難者の不安やストレスの負担の軽減が大切ということは言うまでもございません。過去の実績では、短期間、長くても2日間ということでございましたので、また、避難者の数もそう多くはございませんでした。そんな中で考えますと、その備蓄の数量というものを、そんなにたくさんは必要ではないかなと、今時点では思ってございます。そんな中で、この前、9月2日の防災訓練の折に事業者の方が段ボールベットの展示をいただきました。私も実際に使わせていただいたところでございます。さまざまな優位性があると、議員が言われましたように持ち運びが軽いとか、空気の層で出ていてきているので温かい、余震だとか体育館などにいる時の下からの振動というものが伝わりにくいと、そのほかに周りの騒音も壁があるといいましょうか、そういうことで防げますし、ご高齢な方などは床に座るというよりは、椅子替わりに使うということもできます。また、その箱でできている段ボールでございますので、いろんな収納にもなると。場合によって、仮設住宅などに移動するといったときに対する、その段ボール箱としての利用というようなものもあるのではないかと思ってございます。ただ、たくさんの数ということになると、どの程度必要かというところもあります。こんな中で私どもも考えましたのは、これ私どもの地域だからこそなのかもしれませんけども、農業用のコンテナですとか、そういったものを使いながら対応する方法もあるなと、それと段ボールを組み合わせていくということで段ボールベッド代替機能というものも発揮できるのではないかなと。場合によっては、そういったものもを使うということを念頭に置いておきたいと。そうは言いながらも先ほど言いましたこの段ボールベッドの優位性というものがあります。一度にたくさんということにはならないかもしれませんけれども、新年度の予算の中でまず一定程度の数量を確保するということについて、考えてみたいと思います。また今回、そのほかの備蓄用品などについて短くても24時間、最大では43時間の停電があったという中で、役場庁舎においてもですね、緊急用の発電を行って最低限度の電力を確保いたしましたけれども、その燃料の供給というものがですね、非常にタンクとして小さくて、しょっちゅう燃料を入れなければならないというような事象も改めて感じました。もう少し大きなタンクで町の役場の自家発電を動かすということ、ある程度の時間を確保するということも大切かなと、そういった事象もございましたので、今後備蓄用品の数量などについては、もう一度それぞれ確認をさせていただきながら、必要とされるものはどの程度か、どの程度備蓄していけばいいのかということについて、改めて内部で検討を加えながら、新年度予算などにおいて対応してまいりたいと考えるところでございます。その中に、段ボールベットの数量などについても加えてまいりたいと考えているところでございます。11
再質問 上地史隆
町長の言われたとおり、急に大量には難しいと思うんで、万が一に備えて少しずつで結構なので、地域住民の生命と財産を守るためにも是非、適切に少しずつ対応していただければと思います。この点については、質問を終わりたいと思います。次に、石北線の存続についてであります。町長より、現状もお聞きして、オホーツク圏活性化期成会においても、責任は国にあるのではないかと、そのような方針だということもお聞きしました。ここで少し視点を変えて沿線自治体の隣の網走市でありますが、利用促進策としてJR北海道を利用して市内のホテルに宿泊した場合には2,000円の割引を行うということが掲載されておりました。10月1日より開始するみたいでありますが、このことについてでありますが、内容についてはひがし北海道フリーパス、北海道レールパスを利用した方に対して割引助成を行うという内容でありました。内容について、会社としては企業4社、JTB、そして日本旅行、JR北海道、そして近畿日本ツーリストの4社が宿泊を対象とした商品を購入した場合に、同じように割引助成を行うという内容でありました。やはり私たち大空町も沿線自治体ではありますが、そのような利用促進策も少しずつ考えていかなければならないように思います。そのことについてでありますが、現在何か行っているのか、また今後何か行う考えはあるのか、その点について考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長
JR北海道の利用促進に関する取り組みについては、沿線自治体の連携事業が1つございます。例えば、昨年の7月、ご当地入場券というものをJR北海道でつくりまして、これのスタンプラリーを実施するとか、また特急列車内における各市町村での車内販売。さらには、鉄道利用ということに関したシンポジウムの開催。さらに、誘客を促進するために雑誌掲載のPR広告などをさせていただいている。これらは、単独のというよりは、この沿線の自治体として、連携して取り組んでいる事業でございます。このほか、大空町といたしまして、駅舎でありますとか踏切などの維持管理に係る内容を、また、さらに経費、その詳細を明らかにしてほしいと、それによっては地元で応援できることはないだろうかと、そんなことを考えまして、JR北海道に現在求めているところでございます。ほかの自治体と協調しながら取り組む支援のほかに利用促進でありますとか、駅のある市町村でいいますと駅の環境整備、冬季間の除雪などの管理、そういった中で、地元として可能な対応はどんなものがあるのか、応援する仕組みはどんなものがあるかということを個別にJRに投げ掛けて情報提供を今頂こうとしているところでございます。そんな中で、網走市、その他近隣市町村、遠軽町なども、いろいろなその利用促進の取り組みをしてございます。多くは、その地元の経済に人を、交通機関でありますので、人を動かすことによって経済に結びつけた、そういった中で地元としての取り組み、利用促進をというふうに発想されているかと思います。それも一つだと思います。私は、例えば交通機関でありますので、福祉の分野などと結びついた中で、現在の福祉タクシー券、外出支援タクシー券、そのほか、路線バスへの支援というようなものもありますけれども、福12祉の分野と結びついた中で、JR利用促進ということもですね、可能性としてあるのではないかと、そのように考えてございます。そんなことから、それらについて町としての提案というものを何か出していきたいということで、担当に指示をしているところでございます。まだ具体的な形までには至っておりませんけれども、そういうようなことを考えながら、このJRの利用促進、連携する部分と単独の町としての提案というものを併せながら取り組んでまいりたいと思ってございます。併せて、もっと大きな視点となります活性化期成会での議論はここを踏まえながら、地域としての個別の努力も重ねてまいりたいと考えてございますので、今後とも、またいろいろな御発案などがあれば、御指導いただければありがたいと思うところでございます。
再質問 上地史隆
先ほど言った網走の利用促進でありますけど、道の交通企画課の担当が地域振興、利用促進と兼ね合わせた先行事例だというふうに評価もされていました。町長からも現状をお聞きして、町長自身も福祉に結びつけた利用促進をできないかということもお聞きしました。実際に病院通院などとかJR利用されている方もいますし、是非その分野で前向きに検討していただければと思います。最後になりますが、オホーツク圏活性化期成会の中でも、是非町長には力を発揮していただいて鉄路を存続していくというふうに取り組んでいただければと思います。これで質問を終了いたします。
答弁 町長
JR北海道が自力では経営が困難だということで廃止なども含めた議論をと言われまし13路線。その中で石北本線、管内の釧網本線については、いろいろな理由から今後も残していくと。そのためには関係者が知恵も、さらにはお金も出し合っていかなければならないということが確認されていると私はそのように受け止めております。廃止の論議ではなくて、いかにこれを利用していくか、そのための論議をこれからしっかりと、これからも進めてまいりたいと思っております。その中で、石北本線の通過する、さらには駅のある町としての役割、発言というものも重要になってこようかと思いますので、その折々で私ども地域の考え方をしっかりと伝えてまいりたいと、そのように思います。今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。