大空町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日
総合戦略と総合計画の関係について
2015年9月16日、大空町議会の一般質問で、品田好博議員が「総合戦略と総合計画の関係について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 品田好博 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 品田好博
おはようございます。平成27年度第3回定例会に当たり、一般質問をさせていただきます。通告順に2項目について、質問させていただきます。総合戦略と総合計画の関係についてであります。煮詰まってきた総合戦略と総合計画の関係について、質問させていただきます。新聞等では、連日、総合戦略の記事が掲載されておりますが、政府が促す10月までの策定を予定する道内市町村の数は82、全体の46%にとどまることが道の調査で明らかになりました。目の前の課題に対して、アバウトな総合戦略ではなく、その中でも先駆性のある成長戦略をというのが政府の狙いではありますが、なかなか思うようには行っていないのが現状だろうと考えています。また、ただ傍観している自分がいるのも現実であります。総合計画と総合戦略は、ともに行政計画でありますが、どう違うのか。初めの理論にあったように成長戦略と言ったほうがよりわかりやすく、まとめやすかったのではないかとも考えております。大空町においては、この総合戦略は、前期5年の総合計画に当たります。切りが良いと言えば、そうなりますが、総合計画が議決事件であることからすれば、この総合戦略も、議決行為でなければならないのではないでしょうか。10年置きに総合計画を立て、そのためにビックデータを拾い出し、分析し、その具体的な実施計画をまとめ、単年度ごとに実施をしてまいりました。今日的人口減少対策という難題に対しての成果は、残念ながら見ることはなかったわけであります。社会の価値感の変化、個人のニーズの多様化に対して、抗することができなかったとも言えます。人口を増すことだけではなく、短絡的な目標ではなく、社会の変化、住民のニーズを将来的に捉え、緻密に将来予測を全うすることは、大変困難なことであり、継続して持ち得ていることは、至難の技でもあります。しかしながら、持続可能な自治体運営を念頭に置かない町政は、あり得ないものと考えています。合併10年を目の前にした今、原点に立ち返って、合併の検証を心に刻み、前向きに正確に進めていかなければならないのです。過日、大空町人口ビジョン、総合戦略の説明を受けました。人口ビジョンから、始まり、その分析を経て、総合戦略を立てられたものであります。7そこで、町長から第2次総合計画の中での大空町総合戦略の位置付けをどのように考えているかお聞かせ願いたいと思います。また、本部長として、総合戦略の出来栄えについて、どのような感想を持ち、決意を持っているのかお聞かせください。人口ビジョンを立ててみて、人口減少問題が抱える実際的課題は何なのか。行財政運営から見ても極めて重要な問題であろうかと考えますが、その課題をお聞かせください。総合計画最終年度、2025年、人口目標6,800人の根拠をお聞かせ願いたいのです。また、総合戦略の中での2040年、人口6,000人を維持するとありますが、また、2060年には、4,934人でしたか、とありますが、大空町の人口規模の最低ラインをどのように考えているのか、お聞かせ願いたいのであります。2番目の質問に入ります。地域活性、地域住民生活等緊急支援交付金の顛末は、ここで総合戦略では運用基本スタンスとして明確な政策目標のもと、客観的な指標の設置やPDCAの体制整備を求められておりますが、さきの創生先行型のみならず、地域消費喚起生活支援においても、同様になされなければならないものと考えております。過日、合同常任委員会において、結果一覧表が付されておりましたが、このことには大きく時間が割かれることはありませんでした。町長は列席されておりませんでしたので、今定例会に一般質問に踏み切った次第であります。交付金をもらってしまえばそれで良いのかどうなのか。しっかりとしたお考えをお聞きしたいと思います。また、政策5原則に則り、政策効果を客観的な指標により検証し、必要な改善をしなければならないと考えますが、いかがお考えかお聞かせください。以上、大きく2題にわたり、1回目の質問とさせていただきます。よろしく御答弁をお願い申し上げます。
答弁 町長
品田議員の一般質問にお答えを申し上げたいと存じます。総合計画は、自治基本条例において本町の最上位計画として位置付けられており、地域特性を活かしつつ、将来像を描き、長期的な視点から計画的なまちづくりを進めようとするものであります。平成28年度からの新たな総合計画は、アンケート調査の実施やワークショップなどを開催し、今年度中の策定に向けて、審議会において内容の検討が行われ8ており、現在は原案という段階でございます。一方、地方版総合戦略は、地方における人口減少に歯止めをかけるという視点に立ち、国の総合戦略を勘案して策定するものであります。計画期間を5年間とし、実効性を高めるため、具体的な政策ごとに数値目標を掲げ、重要業績評価指標、KPIを設定することとしております。両者の目的や政策の範囲は、必ずしも一致するものではありませんけれども、まちづくりの全体的な計画である総合計画を踏まえた、その内数で人口減少の克服と地方創生を目的として、総合戦略を策定するという考え方でございます。総合戦略の策定は、青年の皆さんや子育て世代、産業界、福祉、教育、金融機関の方々などで組織をいたしました大空町まち・ひと・しごと創生会議で議論をいただきました。このほか、さまざまな業種や幅広い年代の町民の方々、町内に通勤している方々などによるワークショップを開催し、効果的な施策について提言をいただいたところでございます。子どもたちの健やかな成長を支援する取り組み、豊富な地域資源を活用した体験型観光と産業の振興、スポーツ、文化合宿など交流人口の拡大による地域経済の活性化、住宅環境の充実や安心な暮らしの確保、移住・定住にもつながるという政策、そういった将来にわたって活力ある町の実現を目指して、この戦略を立てようという考え方でございます。現段階は、町民からパブリックコメントをいただいている状況でございます。本町の人口でありますけれども、昭和30年、1万6,316人をピークとし、その後半数以下にまで減少いたしております。要因は、出生数よりも死亡数が上回り、転入数よりも転出数が上回る、自然動態と社会動態の双方の影響によるものでございます。特に、15歳から34歳の転出超過が顕著な状況にあり、若者や子育て世代の人数が減少し、少子化と高齢化がさらに進むという悪循環が課題として挙げられます。就業者におきましても、若い年代層の就業者数が減少しており、就業者全体の高齢化が進んでいる状況にあります。生産年齢人口の減少は、税収など自主財源の減収にもつながります。また、老年人口の増加は、社会保障費の増加にも影響し、財政的な運営上、厳しさを増すという傾向が出てまいります。このため人口の減少は、地域の活力低下を招く、まちづくりの根幹にかかわる重要な課題であると、そのように認識をしているところであります。若い方々のパートナー対策、子育て世代への支援、観光や産業の振興、雇用の拡大など、地域経済の好循環と活性化につながる施策を推進してまいりたいと考えているところであります。平成25年3月に国立社会保障人口問題研究所が公表いたしました人口推計によりますと、平成37年の大空町の人口は6,575人と、推計されております。9しかしながら、新たな総合計画の原案におきましては、10年後、平成37年に目指す人口を6,800人としているところであります。人口の設定に当たり、審議会におきまして検討がなされ、さまざまな意見を経て掲げられたものであります。将来像の実現を目指すさまざまな施策により、人口減少の緩和がなされるものとして設定したものであります。総合戦略におきましても、この考え方を踏襲し、具体的な事業を明示して対策を講じることとしてございます。また最低ラインにつきましては、推計しているものはございません。自治体の維持存続において、最低限の人口設定がされているものではなく、価値観は多様であり、子育てのしやすさ、住宅環境の充実、利便性の向上など、満足度などで評価されるケースが多いのではないかと考えております。最低限のラインをクリアするという目標ではなくて、今回は困難を克服し、将来に希望ある大空町の発展に向けた計画として、策定をしてまいりたいと考えているところでございます。次に、地域住民生活等緊急支援交付金の関係でございます。総合戦略の進捗におきまして施策の効果や目標達成の状況等を検証して改善につなげていく仕組みを用いて実効性を確保することとされております。PDCAサイクルは計画、実施、評価、改善の四つの視点を持って継続的な改善を推進するものであり、一連のプロセスを経て、計画を着実に実行していくものであります。平成26年度補正予算として措置いたしました地域活性化、地域住民生活等緊急支援交付金は、一つとして、地域消費喚起生活支援型というものと、二つ目として、地方創生先行型の二つとして創設されております。本町は地域消費喚起生活支援型で6事業、地方創生先行型で14の事業を対象としているところであります。事業における計画実施に関しましては、内部での検討のほか、議会の皆様にも協議をさせていただき進めさせていただいているところであります。評価と効果の検証につきましては、まち・ひと・しごと創生会議を活用し対応してまいりたいと思っているところでございます。総合戦略の内容は、まち・ひと・しごと創生会議に検討をいただきました。効果につきましても、この組織を活用して検証することとしておりますし、あわせて必要に応じて施策の見直しも、この機関に諮り行ってまいりたいと考えているところでございます。以上、1回目の御答弁とさせていただきます。
質問 品田好博
総合計画の関係でありますが、総合計画と総合戦略は期間の違い、当然10年と5年、町長のおっしゃるとおりでありますけれども、まず、フォーマットが違う。説明のあったとおり、目標値や、また、いろんな制約といいますか、そういう国からの形というものが、総合計画とは違う。しかしながら、総合計画のこれも新しい形で、国からの締め付けでなくて、作らなきゃならないということではなくて、自らがつくるということにしたわけでございます。ですから、総合計画の形というものは、規定が今のところないと思います。あくまでも基本構想、基本計画、そこまでは議決、その後は、予算を貼り付け、事業を設定し、執行していくという、しかしながら総合戦略は、今町長さんの答弁のとおり、事業が網羅されている、ということは、一番目立つことかと思います。また、大変町民にもわかりやすい、あまりにも総合計画は、曖昧模糊としております。文章優先でございます。施策名云々いろいろ細かいことは書いておりません。その大きな違いがあります。大変いいもんだと思っています。今後10年後にまたつくるときに、差異が、やっぱり総合計画の内容の規定とていうものをつくって、これに準じて作っていくことが、私はベストでないかというふうに考えておりますけれども、どのようにお考えですか。
答弁 町長
今策定しようと思っている第2次総合計画は、10年間、総合戦略は、当面5年間ということで、期間が異なります。今回、議会の皆様方にも、途中経過として、報告をさせていただいております総合戦略の中には、各種事業の内容まで踏み込んで記載をされているかと思います。
質問 品田好博
そういう意味で重要な総合戦略、総合計画の前期5年にあたって、そういうことでございますので、整合性、しっかりとした内容にしていただきたいと思うわけでございます。次の題でございますけども、総合戦略の出来栄えはどうだったか。これに対してはあんまり言及なさっていなかったという感じはいたします。見ますと、事業件数が95件でございますが、一つ二つは間違っているかもしれませんけど、御訂正いただければ有難いが、そのうち新規事業は、25件というふうに認識しています。他は拡充、継続事業、そのようになっているかと思います。町長さんがお答えしたとおり、目標とKPI、重要業績評価指標、32件かと思います。数の問題を言うわけでございません。11他町村においても、いろいろとニュースが入ってきておりますけれども、たまたま一番近い美幌町におきましても、31・32の事業をより絞り込んで16の主な施策に絞り込んだと、このような新聞報道があります。詳しいことはわかりません。そう絞り込んでいる。私どもは、この継続、拡充というものは、多いですからよりイメージ的に合同委員会の話がありましたけれども、総合計画的な、もう少しというふうな話も出たところでありますけれども、それに対しては、町長さん本部長でございますから、どういうふうな形で、絞り込んでいこうとしたのか。考え方も後で聞きたいと思います。私は、考え方はターゲットを絞るということが欠かせないのかと、こういう政策立案ということに対して、対象事業、対象層、これを明確にしないということは、検証のときに必ず出てくる問題だろう。一番の根幹、だれに何をする、曖昧模糊とした対象層ではなく、はっきりしまして、また、内閣官房長官は、一つの政策に絞ってもいいよとさえ言及しています。その意味合いは、私は、考えておるところでございます。しっかりしたものをということで、枝をばらばらと広げるということではなくて、幹をきちっとしなさいということであろうかなと思っているところでございます。例えば、文面に出てくる移住、移住者、総合戦略の中で、移住交流の推進は有効な戦略であることは言うまでもありません。今までも何回となく、町長さんと話をさせていただきました。ところが移住者には若者、働き手、そして定年、リタイアした方々、そして老齢者、そういう分け方もあろうと思います。子育て世帯、これも多く使われている言葉でございます。どういうことだったか。共稼ぎで子どもがいる、いない。どちらか1人が働いて子どもがいる、いない。ひとり親政策は、細かく正確に当てなければながない。住民という言葉、既存住民と潜在住民、定住人口と交流人口、観光でよく使う言葉であります。でも交流者と言っても、どの層か、観光ではよく使われる交流人口、宿泊者と日帰り、政策はおのずから違ってくるはずです。そういう一面がほとんどない。これから煮詰めるんだろうけれども、事業名が付いているわけですから、やっぱりそういったものが一番大事なこと、欲しかったのではなかろうかなと、このように思っているわけです。また、私がこの間言った地域おこし協力隊、これも出ています。継続事業で、今年度の事業ですけれども、いまだかつて決まっていないというか、そういうふうな状態はでない。継続している。どこがどうだったのかということをPDCAじゃないが、今やらなかったら、会議で後でやると言っても、やっぱり現場の行政側がきちっとしたものを持ち合わせて会議に望まなければ、正直言って知らない人方を集めてやっても、どのようなことが出てくるか疑問符があります。都道府県の中で北海道は、地域おこし協力隊の定着率はナンバーワンだという12報告が新聞でなされました。うちは今年からスタートしたばかりで、釧路市は、先進地で有名でございますけれども、今年は、2人の女性と契約なさいました。それは中国語、韓国語、英語が堪能な女性です。それを阿寒の観光地に張りつけるといったことがニュースになっています。真に的を得た募集であったろうなと、このように思います。移住については、そういったターゲットを狙いながらやっていくけれども、その人方が来たときに、どういう居住を、どういう職をという関連した関係課の連携の中で、住む場所、雇う場所が一番難しいのですが、雇い場所についても企業は募集を1人、2人はしていると思います。そういった情報の中で、それも同時に発信をして、空き家対策に結び付けるとか、いろいろな仕組み作りがあろうと思います。そういった面で、全体的に、一つ多大なという感じがしている。
答弁 町長
項目がたくさんになってまいりましたので、少しここらで一度、私の方から御答弁をさせていただきたいと思います。出来栄えということでありますけれども、まだ出来上がっているわけではございません。行政内部で検討したものにつきまして、現在、議会の皆さんにもお示しをし、御意見をちょうだいしたいと、さらに、町民の方々からも、パブリックコメントという形での御意見もちょうだいするという段階でありますので、今の段階では、出来栄えというのは、ちょっと時期的には早いのではないかと思っているので、御容赦をいただきたいと思います。また今回取りまとめました総合戦略の原案において、新しい事業であるとか、継続の事業、拡充の事業ということで記載されているものがございます。私どもの町づくりを進めていく中で、その成熟した地域社会をつくっていくことと、人口増など、また、産業の売り上げが伸びるなど、その成長の部分と、両方を求めて行かなければならない。過去におきましては、成熟社会を目指せばいいのではないか、そういう風潮もあり、なかなかその成長の部分について、踏み込めてこなかった。しかし、ここ何年か、そういうことだけでは、町の活性化、元気さというものがなくなっていくのではないかということで、さまざまな事業に取り組んでまいりました。この時期に合わせて、国の方から日本全体の人口減社会、特に地方における人口減というものには何とか歯止めをかけなければならないと、国も、財政的な部分の支援もするから、総合戦略を立てながら、その対策を講じてみるべし、ということだったかと思います。13今回、その継続事業や拡充事業が多いということは、私どもここ数年間の事業展開の中で、既にこういった事業に取り組んできていたと、私は、そのように思ってございます。しかし、財政的になかなか難しく、さらに思い描く施策であってもなかなか実行できてこない。しかし、今回、国も応援をするということであれば、こんなこともあんなことも改めて新規事業として掲げ、取り組んでいくべきではないか、その結果が、今回のこの地方版の総合戦略の原案になっているのではないかと、私はそのように思ってございます。決して何か新しいもののネタが切れたということではなく、今後も、当然、KPIの指標の中で見直しも必要になってくるだろうと思っておりますので、まずは、こういう形で、今やっていきたいものの継続であるとか、さらに拡充、そして今考えられる新しい事業について定めて、実行してまいりたいという考え方でございます。その中で、ターゲットを絞ることは、もちろん大切なことであると、そのように考えているところでございます。そんな中で、私どもは、従来からも、いろいろな分析といいましょうか、分析を十分しない中ではありましたけれども、こういうところがうちの町として欠けているのではないかと言われてまいりました。今回、国が示しましたビッグデータなどで改めてそういうところが実証されたと言いましょうか、確認をされた部分もございました。そんな中で、一つの政策ではありませんけれども、四つの政策ということをこの総合戦略に掲げて取り組んでいきたい。一つは、子育ての喜びを実感できる環境をつくるということ。もう一つは、行きたい、住みたい、住み続けたいという魅力のある町にすること。もう一つは、産業の振興と安定した就業環境をつくる。そして、生き生きと、その町の個性というものつくっていくという、この四つの目標によって、さまざまな施策を行っていきたいという考え方でございます。今までは、これらについては十分なターゲットと言いましょうか、議員の言葉では、その対象者というものを十分に絞り込んでは来ていなかったわけでありますけれども、さまざまなデータの中から、私どもは、今回考えました中の一つとして、一つは合計特殊出生率、子どもの数について分析をしたところがございます。本町の合計特殊出生率は、1.71でございます。これは北海道の市町村から見ると、9番目に高い数字であります。また、1世帯における18歳未満の子どもの平均人員も高い状況にありまして、家族数の多い世帯が多いということがあります。こういうことを考えますと、今時点でも比較的子育てのしやすいまちということが言えるのではないかと。さらにこれを推し進めて子育て世代の移住、定住につなげたいということであります。議員が御指摘の、さらにその細かく、ひとり親家庭なのか、例えば子どもの多14い家庭なのか、1人なのかというところの細かな分析までには至っておりませんけれど、そういうことも今回の分析の中で確認をし、施策に結びつけていきたいということでございます。また、大空町内で働く、人の数というのは、町外で働く人の数を250人上回っいる。つまり、町外から本町に勤務しているという傾向が強いという状況でございます。特に年齢層から見ますと、30歳から50歳代、20歳代でも比較的多い状況が見て取れます。これは、町内における住環境を整備をし、充実させるということで、町外から現在働きに来られている方々が本町に移り住むということにつながるのではないか。そのようにも考えておりますので、そういう政策も行っていかなければならないと、一つとして、現在、団地造成などを行っているのもこういった分析によるものの一つでございます。さらに、女満別空港があります。この利便性を活かした交流人口の拡大、そして、地域の中心的な産業であります農業を軸とした6次産業や、それから派生する観光など、そういうものにてこ入れをしながら、新たな雇用を生み出して、生産年齢人口の拡大を図るというところを目指していきたいと思ってございます。また、今回のこの戦略の策定に当たって、まち・ひと・しごと創生会議というものを編成いたしまして、その中で、御議論をいただいたところでありますけれども、原案、特に事業の実施などにつきましては、行政内部で、本部の中で検討したものをお諮りしたものがほとんどでございます。ただ、議員は、この会議の皆さん方が何も知らない中で、やはり行政が中心にやるべきではないかと、そのようにお話をいただきましたけれども、決して委員の方々は知らないわけではございません。と申しますのは、総合計画の策定の各部会の代表者から編成される方々をまずベースとして、参画いただいております。その他、関係機関の方々などにさらにお越しをいただいて議論をしているということでありますので、総合計画の議論の中でも、逐一アンケート結果でありますとか、住民懇談会の状況、そんな中でも、さまざまな御議論をいただいた中での今回の総合戦略でありますので、十分町の状況でありますとか、そういうことについて、御承知の上で御議論をいただいているものと思ってございます。また地域おこし協力隊の関係についても、この事業の一環として、触れられておりましたけれども、現在、まだ募集をしながら、実際に配置になっておりませんので、これについては大変申し訳なく思っております。関係の仲介をしてくださる機関などとも十分連携をとりながら、今後、早期に配置になるように努力をしてまいりたいと思っているところでございます。
質問 品田好博
総合戦略の出来栄えはどうであるのか。完成したからどうとか、今中途だとか、そういう意味で私は質問しておりません。中途半端の中間であれば、聞く耳を持つ、そういう意味でこの間、合同常任委員会に諮られて多少の時間でしたから、担当者には、聞かれていると思いますけれども、細かく言っている部分もあるかと思います。全部言い切れませんでしたので、一般質問に縷々述べているし、町長さんとの、今までの一般質問の中でも何度も話をさせていただいています。私は、その簡潔編に近いのが総合戦略だろうなというふうに判断しておりますから、修正の余地があるというふうに感想を持っているか。いやもう完璧だよ。もう完璧にできるということをお聞きをしたところであります。そんなところでありますけれども、地域おこし協力隊についての反省もありましたけれども、今、本当にうちの町の人材というふうに考えると、さきの言語に堪能な方及び図書館司書、管理栄養士、公認会計士、司法書士、免許を持っている方、まだ免許を持っていないけれども、勉強しているのだと、そういう方もいる。そういった特殊免許を持っている方といいますか、人材、そういう考え方で募集するのも一考ではないかと、その的が外れていると、なかなか200万円ですからね。今の雇用状況は、東京が良くなってきますので、なかなか集まらなくなってきている。やっぱり求める側も、自分が何を求めるかがわかれば、マッチングするといいますか、そういうことで質問をさせてもらったところであります。それについては良いと思いますが、3番目の人口減少にもわたる自治体の問題であります。今、町長さんが述べられましたとおりでございます。一番怖いのは、経済の活動が縮小する。これが一番、自治体では、税収が落ち込み財政規模の縮減が予想され、行政負担がいびつになる。公共施設等の運営が難しくなり、廃止、縮小など社会資本の衰退が続けざまに進行するだろう、管理や清掃、冠婚葬祭、消防団の活動、いろんな住民活動が困難になってくる。空き家が増えて、ゴーストタウンになることが予想される。いわゆる埋没自治体ということです。そんなことで、質問させていただきましたけれども、課題は、一致していると思います。この問題に関しては、同じような問題意識を持っているということで結構だと思いますけれども、特段、町長の方からなければ、4番目に移りたいと思います。目標が6,800人、総合計画終了時で、7,600人で、総合戦略時は、幾らでしたか、5年後は、7,098人でしたか、そういった数字がございます。その伸び率は、この5年置きは減少の率でそれを考えると、縮小している。それは、林参事が言ったとおり総合戦略の効果は出てくるからだと、こういうふうな御答弁でありましたけど、そんな簡単に、漁夫の利を得るように、5年で600人だったものが、後の5年で300人になるということは、7,098人から31600人になるということはちょっと考えられないなというふうな考え方で根拠を聞いたところでございます。最低ラインにつきましても、町長さんは、先のことはということでございますけれども、私もグラフに載っていなければ質問はしないわけで、人口問題研究所がそこまで出しているから出していると思いますけれども、途中で、2040年で切られていれば、何も言うことはありません。ただ手を尽くしても、マイナス人口に歯止めがかからないという想定を考えたときに、自治体運営上、何としても死守しなければならないという数字は、町長さんも私ももういないわけですけれども、正直な話、町長さんは、長寿な方でありますけれども、私などはとうにいないですから、そんなこと言及してもしょうがないと思いますが、そういう意味でお聞きしたわけで、何もそれを約束しろとか何とかということではない。未来の大空町の行く末を考えたときに念頭にないわけではないだろうと、そうでなければ今、なにもやることはないわけですから、正直な話、そういうことで、お聞きしたところでありますけども、町長、何かありましたら。
答弁 町長
1点御確認をさせていただきたいのですけれど、ちょっと私、聞いていた時に、総合計画の出来栄えというふうに聞き取ってしまったんですが、その後で、それの簡潔編が総合戦略ではないかというような言い方もありましたけれども、通告いただいておりましたのは、総合戦略の原案の出来栄えということだったので、そこのところは、総合計画であったか、総合戦略の出来栄えだったのか、もう一度だけ御確認をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
質問 品田好博
総合戦略です。
答弁 町長
総合戦略の出来栄えでありますけれども、関心がないという言い方をしたらちょっと不適切なのかもしれませんけれども、総合戦略も、KPIの指標をもとにしながら見直せと言われております。私が今回、この総合戦略をどのように作っていくかと、担当に指示した中で、戦略分析を細かにということもありますけれども、急がれる課題であると、総合計画の策定も今、随時行っているわけでありますので、そこに合せて、今できる最大限の分析と状況勘案をして、作る17べきではないかと、そのように伝えさせていただきました。ですので、総合計画と総合戦略を同時期に合わせて御議論をいただいて、作っているという状況であります。出来栄えはどうかということでいえば、満点だというわけでもなく、かといって十分意が伝わっていない、不十分であるということでもないというふうに私は思っております。ただ私の関心時は、いかにここで掲げた事業をどのように執行していくかということが大きな課題であると、行政内部でも財源を確保しながら、こういったものに取り組んでいかなければなりませんし、さらには産業界の方々、金融関係の方々、町民の皆さん方いろんな方々に御協力をいただかなければならない事業も多数、この中には出てきております。それをいかに皆さん方に説明をし、協力をいただき、一つ一つの掲げた事業を実行していくかというところに既に私の関心は移っておりまして、その計画に対する意識というものは余り強くないというところを申し上げておきたいと思います。これをやっていく中で、指標の中で、効果として不十分であるということであれば、早速見直しをかけていかなければならないものだと、そのように思っているところであります。また地域おこし協力隊の方々、議員が御指摘のとおり、首都圏、特に都市部では、景気の回復基調なども高まってまいりまして、ただ単に、その精神的な気概だけで、田舎に地域おこし協力隊として来られるという方は、少なくなってきているというふうにも感じております。実際に今回の事業の中で、面接をさせていただいた方々の中には、司法の関係の資格なども持ち得ているような方がいらっしゃったのではないかと思いますけれども、結果的に、御家族の状況でありますとか、今現在の職場の状況も要因にはあったのではないかという中で、難しくなってきているという状況も伝え聞いております。そんな中で、私どもも今回提案させていただいた三つの事業の中にあっては、そういった具体的な仕事を明示しながら、中にはそういった資格を持ち得ている方ということで募集を掛けたものもありましたけれども、なかなかそういう方々とうまく接点が持てなかったというのが今時点での現状であります。今後も、議員の御指摘の部分など勘案をしながら、募集事務に当たってまいりたいと思ってございます。また、人口減社会は、地域の経済活動の衰退につながると、まさしくそのとおりだと思っておりますので、どの分野に限らず、いろいろな業種における活動を活発化するために、今回の総合戦略に位置付けた事業などを実施をして、地域の経済活動が停滞しないように努めていく、それがひいては人口減社会に歯止めをかけることにつながるのではないかと思っているところでございます。また6,800人のことにつきましては、これは先ほど言いましたように、総合18計画を策定する段階で非常に多くの時間を費やして議論をいただいたところでございます。どの数字にいたしましても、どこからかその数字に対する反論というものは、あるのではないかと、そのように思っております。ただ、一致して言われておりましたのは、ただ単に人口推計の結果というものは、現在の施策だけを行って、ただ月日を過ごしていけば、こういった数字になると予想されているということの警鐘として受け止め、町としては、さまざまな事業を行っていく、そのことで、その数字に歯止めをかけて、少しでも言われている数字よりも高い数字に持っていくように努力をするべき、そういうものが、総合計画、総合戦略ではないかということで、この数字を掲げさせていただいたところでございますので、大変簡単なものではないということは、私も感じておりますけれども、皆さんの御協力の中で努力をしてまいりたいと思ってございます。また町の人口をどこまで想定しているのか。ある市町村長に言わせると、その町がなくなるのは、市町村合併をして、自ら法人格を失ったときだという言い方をした方もいたと思いますけれども、私は、それであっても、その地域として残っていっているので、その方の意見に賛同するわけでは、私はありません。現在、北海道において人口が最も少ないところは、音威子府村であろうかと思いますが、住民基本台帳における人口は、800人台というふうに聞いてございます。しかしながら、実際に高校生などがそこに滞在をする、一定期間滞在をする方々の人口などを入れると1,000人を超えるというようなお話も聞いておりますので、必ずしもその数ばかりの問題ではないと思っております。ただ、数が少なくなっていくことによるさまざまな弊害もありますし、気持ちの持ちようにもつながっていくことがあろうかと思いますので、何とか現在の人口を少しでも維持できるように努めていくということに全力を費やしたいと、そのように考えているところでございます。
質問 品田好博
町長の反問で2番にいってしまっていますけれども、時間もないことなので、それについては深追いはできない状況にあります。国は、2040年の目標という形で統一をしているわけでございます。私どもは、たまたま切りがよくて、総合計画時の10年ということで、今6,800人ですけれども、2040年の近隣市町村が全部出揃って、3市ですけれども、北見市が9万7,000人、網走市3万2,900人、美幌町1万4,500人、大空町は5,940人ですが、文面では6,000人を維持する。これは、林参事に言いますが、確保という字に直した方が良いと思います。他の町も確保と言います。維持はできないわけですから、確保するという網走の市19長も言っておりました。そういった形の方がベストだろうと思います。出来栄えについてここでまた戻るということ、町長も、そういう指標についてもいろいろ問題があるだろうと、身近なことですけれど、これも新聞に載っばかりです。観光入込数、これはほとんど新聞でしか出ない、我々議会人は、行政の担当からは聞くことはありません。だからそういった類の指標といいますか、数字がいっぱいありますけれども、公共等の利用数だとか、イベント参加数とか、そういう曖昧模糊とした形でやっていっても、それをどういう風に評価するのか。年次毎に出すのか、そういう問題になりますので、という意味合いも私は、絞り込んだ方がという意味でございます。ですから私は人口規模の最低ラインは、町長が今言ったとおりです。危機感を持つということです。それと今、音威子府の話、町長されました。石破さんは、どういう訳か音威子府村、計画がすばらしいと公表してますけれども、私インターネットで見たことはありません。町長さんも今おっしゃったとおり、調べてみてください。何故にあんな小さい町がすばらしい計画だと言っているのか、私はわかりませんので、また後で教えてもらいたいと思います。あと4分でございます。総体的に最後に申し上げたいと思います。合同常任委員会の中で、委員の発言で総合戦略の取り扱いについて意見がありました。一つは、議会の関与が必要ではないのか。また、どの市町村も同じようなものをつくって、効果は甚だ難しいのではないのか。独自性が出せないのか。このような、まとめますと、私も本当にそのように思っております。あくまでも自治体間競争ですから、言葉悪いですけど取り合いです。逃げているものを取り戻さなければならない。行かないようにする。流失を止める。流入を図る。この二つしかないわけですから、人口問題に関しては、その辺、先駆性とは何か。良くお考えになり、各課連携で漏れのない網の目をつくることに心掛けてもらいたい。そういった事業遂行の要領を作成し、結果、検証の一助となるようお願いを申し上げたいと思います。
答弁 町長
言葉の問題で、確保とか維持というところでの御意見もありましたので、合同常任委員会に、この件については、お諮りをさせていただいているところであります。議会での一般質問でのやりとりももちろんあるわけでありますけれども、そういった内容などの精査については、議員の方々、また別の機会として、御発言いただき御提言いただく機会もありますので、そういった折に、御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。また音威子府村の関係につきましては、私が知り得ている関係につきましては、20あそこは村立の高等学校を維持し、全寮制でもって全国から生徒募集し、それを町の活性化につなげているというふうな内容、その取り組みが大臣に評価をされたということではないかと、定住の人口だけではなくて、そういう準交流の人口も活用し、地域の活性化といいましょうか、元気さを保っているということを評価されたのではないかと思っております。音威子府村については、どのような計画になっているか私も存じ上げませんので、私は私なりに、また、担当等を含めて、全道の先駆的な取り組みなど、調査をしていきたいと思いますけれども、ぜひ議員にも、いろいろなところの情報があれば、また、議員の手法でいろいろ集められた情報などがあれば、私どもにまた御提供いただければありがたいと思っております。観光客の入り込み数、曖昧模糊としているというようなことがありますけれども、国が示しましたビッグデータと言われておりますけれども、これも絶対的なものではございません。さらに大きな市などでは、傾向をつかむには、非常に良い数字が出ているところもありますけれども、私たちが見た中で、どうもここは使いづらいなと、なかなか個別の市町村単位では数値として使っていくのが難しいというようなデータもございました。今回の総合戦略というものは、各市町村がつくることとなっておりますけれども、一方でその効果、指標などについては、広域で取り組むことも必要ということも言われております。特に、観光などにおいては、一つの市町村で完結するものではありませんので、もっと広い地域でもって対応しなければならないということにもなってございます。そういった中で、その確かなところのデータ分析などについては、行いながら取り組むということが必要ではないかと思っております。また私も他の市町村のその内容などについて、つまびらかに承知しているわけではありませんけれども、決してどこの市町村も全く同じようなものだということではないのではないかと思います。例えば、先ほどのデータにありました大空町の分析の中での合計特殊出生率の高さ、そこのところを今後どのようにさらに高めていくかということでありますとか、人口の中での就業者数が、他の町で働いている方と他の町から働きに来られている方の比率、これは、各市町村で必ずしも同じわけではございません。また、その立地する市町村と周辺の市などとの距離の関係、そういったものもありますし、私どもの町の空港というような存在、そんなことを考えて今回の総合戦略も策定をしているところでありますので、決して、どこの町とも同じ内容であるというふうには、私は考えておりません。21大空町の状況を分析した中で、今回のものがあると、ただ、これも全て完璧なものではありませんので、事業を実施する中で、修正が必要になることもありますし、事業を実施した後で見直しを行うところも出てこようかと思っております。そんな中で、今回の総合戦略、地域の一助となるように、この策定と実行に取り組んでまいりたいと思っておりますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
質問 品田好博
もう時間が2分でございます。2番目です。先ほどの交付金の顛末ですけれども、今、町長と同じようなことですけれども、繋がっている問題、終わってからする、途中でするということは、大きな違いございます。プランニングをする。執行する。チエックをする。時期は、いろいろだと思いますけれども、途中の検証も十分重要だと、終わってから検証より途中で修正できる素早さ、機敏さ、それが民間と官の違いであるところかもしれません。民間は途中修正をしなければ、倒れてしまいます。ゆったりはできないのです。その辺の意識というか危機感、それを感じさせる、そういう役所であって欲しい。口は危機感と言っても行動は危機感が無くては、おのずから行動に反映するものです。そういう意味でPDCAはどうであったか。議会は合同常任委員会だけの説明でした。単独の常任委員会ではしておりません。結果は、ばらばらにしているけれども、ほとんど私は説明を受けていない。そういうようなことであります。おのずから効果の検証もどうであるかということも十分早くしなければ、来年の予算編成もあります。総合戦略のこともあるわけですから、早く順時そういったものを上げて欲しい考え方でおります。一部の、先ほど言った、同じというのは、町長、勘違いしないでください。全く文面が同じだとか、そういうことではない。扱うのは出生率とか、大体決まっているわけです。その数字も当然決まっているわけですから、ただし、先ほど言った対象とか、そういうものはちゃんと絞り込んでください。そして積極的、そして途中でしっかりと検証もする、そういうことを心掛けてもらいたいということであります。
答弁 町長
当然、途中で立ち止まって全ての検証ではないにしろ、その効果などについて、行っていくということも必要であると、そういう御指摘であろうかと思います。当然、議会などに最終報告という形で、報告するものは、全ての事業が22行われた後、するべきものかと思いますけれども、現状の関係につきましては、逐一予算の執行状況などをさまざまな委員会を経由いたしまして、途中経過として、御報告をさせていただきたいと思っております。また、地域消費喚起生活支援型などにおきましては、私どもが考えました予算枠を超えて要望のあった場合などもございます。そんな中では、議会の皆さん方にも、途中経過として御報告を申し上げて、行政の対応として、取り組ませていただいているところもございますので、御理解を賜りたいと思ってございます。私どもの報告にかかわらず、議員が常日ごろ町民の皆さんからさまざまな御意見もいただいていることだと思います。そういった中での御指摘の部分など、私どもにもお寄せいただければありがたいと思っております。当然全てのものが完了しないと、次の予算編成、また今後の総合戦略の実質的な完成に間に合わないのではないか、そのとおりでございますので、逐一行政内部といたしましては、検証を加えながら、そのあり方というものを今後皆様方にお諮りをしていきたいと思っているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。また、独自の関係につきましては、先ほど答弁したとおりでございますので、省かせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。