大空町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月17日
景気を上向かせる2点6頄目について
2013年12月17日、大空町議会の一般質問で、勝田鉄城議員が「景気を上向かせる2点6頄目について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 勝田鉄城 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 勝田鉄城
それでは、通告に従いまして、景気を上向かせる2点6頄目について町長の所信をお伺いしたいと思います。1点目ですが、地域の経済発展やいかにということで、質問をしたいと思います。ちょうど1年前ですか、安倍政権が誕生してアベノミクスと言われる経済政策が実行に移され、国の中央では、景気が上向きだと言われておりますけれども、地方は今だにその波は伝わってはきていないと思っております。伝わってくるのは増税ですとか、それから物価高などの負担増、それから、給付は減尐され、そのような波ばかりが押し寄せております。尐子高齢化の時代を迎え、縮んでいく日本、より加速度を増す地方、そして、北海道の道民1人当たりの所得は、47都道府県の中で36番、前年度から三つポイントが落ちたそうであります。このような中、こうしたオホーツク管内にはまだまだ潜在的に発展の能力は豊かにあると思っております。それは例に例えますと、知床の世界自然遺産ですとか、流氷のオホーツク海、あるいはサケやホタテなどに代表される海産物、それから、網走湖のシジミも宍道湖と水揚げ日本一を争っているそうであります。タマネギの生産はオホーツク管内は日本一と、ほか、米もある、野菜もある、畑作物もある、花もある、果樹もある、畜産もある、そして酪農に至っては、私の友人も津別町で参加しておりますけれども、日本最初の有機牛乳などを生産しております。森林もオホーツク管内の面積の7割以上を占める、道内1の森林地帯ということでありまして、津別町あるいは清里町には合板工場が2社もあるということであります。形態の似ている十勝と比べてみましても、決して遅れをとらない、バランスのとれたよい地域なのではないかと思っておりますけれども、如何せん、活気が足りない。どうすれば、活力ある地域になるのかを町長にお伺いをしたいと思います。それで一つ目ですが、オホーツク圏の経済発展への課題と対策という題でありますけども、町長は、オホーツク圏の活性化期成会の農林水産専門委員長という、経済にいたっては重要な立場におられると聞いておりますので、大所高所に立った課題と対策についてお話をしていただきたいと思っております。二つ目ですが、我が町の経済発展の対策、これは我が町だけではなかなかこの経済発展というのは単独では難しいかもしれませんので、このオホーツク圏域の中で、本町の特色を生かした産業発展の対策というのは、どのようなものを考えておられるかというのもお聞きをしたいと思います。それから三つ目ですが、農家戸数減尐への対策ということであります。地域の産業基盤の一つである農業ですが、ことし女満別町農業協同組合が実施したアンケート調査によりますと、将来の後継者がいないと答えた人が267戸のうち96戸、割合でいくと36%、決まっていないと答えた人が81戸、30%という結果が出ておりました。今のこの数字を現在の農家戸数308戸に当てはめてみますと、将来、100戸ほどしか残らなくて、この100戸で7,000町歩を経営するとなると、1戸平均70ヘクタールということになります。これは必ずしもこういうことにはならないかと思いますけれども、戸数が減るということは、経済発展に対して大きな後退する要因でないのかなというふうに思っておりますので、町長の考えをお伺いし対策を聞きたいと思っております。それから2点目の、森にも自由を、ということなのですが、ちょっと題の取り方がまずかったかもしれませんが、森林は私たち人間が生きていく上で一番大切な、酸素ですとか、水ですとか、食料ですとか、これを供給してくれる、大事なものであります。しかし、森林は反対に、人間がいなくても生きていける、ということでありまして、もし森が話すことができるならば、針葉樹ばかり植えないで、自由が欲しいというのではないのかなと、私は思っております。それほど森林というのは多様性を持った私たちに一番大事な生命維持装置みたいなものであります。適した環境に適した樹種というのが自然に生えてくるものであろうと思っております。この多様な森というのは、豊かな海もまた育てるという役目を持っていると思っております。そこで、自然林を残そうということでありますけれども、広葉樹というか、この自然林を残そうというのは、針葉樹や広葉樹が混交して生えている森のことを指したいと思っております。この針葉樹林というのは50年から100年、100年単位ですね、100年単位の樹齢が必要なため、林業経営者は採算が合わなくて、すべて切ってしまった後には針葉樹しか植えないと、カラマツが为でありますけれども、このような状況になっております。しかし広葉樹は用途が広く、家具ですとか建具ですとか、民芸品、それから船の材料、きのこの材料、それから燃料、人間の燃料ですね、あと炭だとか、多くの産業を育む要素をはらんでいると思っております。この自然林がなくなったことによって、この建具家具業界というのは、この地区から相当衰退をしてしまっております。各業者に聞いたところでは、こんなことであれば、針葉樹を植えないでそのままにしておいてくれたほうが、いろんな樹種、広葉樹の家具がつくれたのになという声も聞かれておりました。個人の林業経営ということから、広葉樹を残すのはまず無理であろうということでありますので、町有林で、町がこういう自然林を残すべきではないのかなというふうに思っておりますので、町長の考えを聞きたいと思います。それからもう1点は姉妹都市の森をつくろうということですが、5年ほど前でしたか、これは姉妹都市の稲城市のことばかり書いたのですが、氷川町は友好町ということですので、氷川町と稲城市と両方の話をしたいと思いますが、5年ほど前に、氷川町の笠原議長が我が町を訪れまして、東藻琴の緑とチーズの里ふれあいパーク、ここに記念植樹にえんじゅの木を3本植えたかと思います。この看板を町長に、ちょっと忘れましたが、「氷川の森」と書いたのではなかったかと思うのですが、まだ枯れてなく、3本は植わっているかと思います。その笠原議長一行が昨年でしたか、わが町に来て私に話したことは、何年か前に植えた木は元気でいるか。それが見たいのだという話をしておりました。議長には、「議長のように元気に育っていますよ。」と言ってあげたら、議長は大して喜んで、帰り見ていきたいなという話をしておりました。このように植樹というのは、町を訪れた方にとっては非常に感慨深いものがあって、訪れたときには成長を楽しみにということで、また訪れてくれるのではないのかなというふうに思っておりますので、この姉妹都市の森というのは、もう尐し規模を大きくして、どこかに設置をしたらいいのではないのかなというふうに思っております。それからもう1点、植樹祭をしましょうということなのですが、近隣の他町村でも、毎年植樹祭をやっている町村があるかと思います。私たちの町では、機会あるごとに1年のときなどに植樹祭をしておりますけれども、私はこれを発展させて、毎年親子で植樹祭を催してはどうかと、予算も大した金額ではないでしょうから、予算もしっかりとって、進めたらいいのではないかなというふうに思っております。以上2点6頄にわたって町長の所信をお伺いしたいと思います。
答弁 町長
勝田議員の一般質問にお答えをしたいと思います。1点目の地域経済の関係でございますが、私どもの地域はこのオホーツク圏域の一員としてございます。このオホーツク圏域の経済対策の取り組みについて、オホーツク総合振興局では、政策展開方針というものを取りまとめております。その中でいろいろな頄目立てがありますけれども、地域重点プロジェクトと言われているものの中に、一つには、食観光交流という頄目がございます。またもう一つには、農林水産業、これが地域の経済発展の要素であるというような中から、そういったものに重点化をしながら、施策を進めていく必要があるのではないかと言われております。私も、私どもの地域を考えたときにも、この2頄目というのは大変重要な頄目であると、このように受けとめております。しかし、こういったプランがあるわけでありますけれども、具体的な取り組みをする、そのコーディネーターという役割を担うところが不足している、不在ではないかと、そのように受けとめておりますことと、こういったものを事業展開していく、そういう組織と実行組織というものがないのではないか。そこが大きな違いではないか、十勝圏域との違いではないかと、そのように感じているところであります。例えば、農林水産業の分野でいいますと、このオホーツク地域にはオホーツク地域振興機構というところがありまして、農業ばかりではなく水産業、さらには、林業また製造業などと連携をしながら、地域の経済発展、産業を育成していく組織がありますけれども、なかなか全体として、まとまった活動ができていない、力不足の感があるのではないかと、私も実は理事ではございますけれども、参加をしてみながら、そのような印象を持ってございます。また、先ほど言いました、食や観光交流ということについては各地区各市町村が対忚している現状でございまして、具体的なその大きなオホーツク管内的な組織というものにはなかなか至っていないと、また、各市町村が行う連携などについても十分とは言い切れないと、そのように考えております。そんな中で、このオホーツク管内の、そして私どもの地域の経済発展をどのように考えるかといいますと、私はやはりキーワードは先ほど言いましたように、農業、林業、水産業を中心とする、1次産業、というものがあるのではないか、もう一つは、私どもの町には空港があり、そして東藻琴芝桜公園を有しているということから考えますと、観光や交流というところにも関わりが深い、そこも一つのキーワードではないかと、そのように受けとめております。最近は6次産業化ということなどもありまして、地域の農林水産物を加工しようというような動き、それを地域の経済発展につなげていこうというような動きもありますけれども、オホーツク地域全体を考えたときには、もっと大きいロット、単位でもって、そういう仕掛けをしていく必要があるのではないかと、そのように受けとめております。その中心の位置として役割として、大空町という場所が、またこの町があるのではないか、先ほど議員も言いましたように、私どもの町は多種多様な農業形態があります。また、森林もあります。外海には面しておりませんけれども、漁業の資源などもある地域であります。そうやって考えますと、私どもの町に現在不足しているのは、農業の分野でいうと、果樹の部門だけかというふうに思います。そうやって考えると、北海道の農業、また1次産業の縮図のような役割といいましょうか、そこが大空町ではないかと思います。ぜひ管内的なそういう産品を代表する、そういう仕掛けをこの地域として、取り組んでいくということが、この地域の、そして我が町の経済発展の対策の一つではないかと思ってございます。先ほど議員も言われました、古くから北見産タマネギと言われているものは、全国に出荷されている大きな産品であります。そこを活用した6次産業化というものがあり、各市町村がさまざまに取り組むというようなことがあってもいいのではないかと思っております。そのほか、地域の中の野菜などでいえば、ナガイモなどもありますし、和牛、さらには産品でありますけれども、小麦、馬鈴薯、さらには大豆などといったものも加工品として可能ではないか、そういうようなものを一つ一つの町村が独自に一つだけの産品をつくるのではなくて、もう尐し大きな単位でもって加工をしながら、全国に売り出して、各市町村の取り組みというものは、そのPR効果を狙った各々の産品開発として付随してあっていいのではないかと、そのように考えているところであります。また、林業の分野でもさまざまな樹種がありますし、オホーツク海にはサケやホタテ、ことしは史上最高の豊漁と聞いておりますけども、そのようなものがあります。網走湖には、全国に指示されているシジミやワカサギといったものもあります。そのようなものを、このオホーツク管内として、加工にも取り組んでいくということが必要ではないかなと思ってございます。先日、オホーツク圏の活性化期成会ということではありませんでしたけれども、このオホーツク管内の町村会の農林水産専門委員会の中で、このオホーツク管内の農業協同組合の組合長の中のまた代表者の方、さらには漁業協同組合、森林組合の組合長さん方と将来にわたっての、この地域の活性化について意見交換をさせていただきました。その中でも、この地域が为体となって小麦粉を使った製品など、そういうものの取り組みができないだろうか。また多種多様な馬鈴薯を使ったお菓子類の製造というものができないだろうか、海産物を使った加工というようなものも可能ではないか、そのためには、地域の産業団体と行政が力を合わせていかなければならない、そのような意見交換をさせていただいたところであります。また、先ほど言いました観光交流、そして食といったようなものについても地域には魅力がたくさんございます。そんな機能を高めていく、交流ということでいけば、合宿の誘致でありますとか、観光資源とすれば、さまざまな国立国定公園、世界遺産などもございます。その玄関口として、女満別空港の役割というものも非常に大きいのではないかと考えてございます。そういった機能を高めていくということは、この地域全体の経済発展の要素になるというふうに考えてございます。先日訪問いたしましたタイの航空会社でありますとか、旅行会社、そういったプロモーション活動も一つの経済発展の取り組みのことかというふうに受けとめております。そのような中で、この大空町が果たしていく役割について考えてまいりたいと、そのように思うところでございます。私どもの町は先ほど申しましたように、農業が中心の産業の町でありますが、近年、離農により農家戸数は減尐傾向でございます。一方で、1戸当たりの耕地面積は増加しておりますが、しかし、規模拡大もそろそろ限界に近づいているのではないかと、そのように感じております。依然として農業というのは魅力的な産業ではないのでしょうか。私はそうではなくて、農業に参入するための間口が狭かったり、ハードルが高いということも一つの要因ではないか、就農を阻害している要因ではないかとも思ってございます。そんなことを考えておりますと、例えば脱サラをして農業に転じるというようなお話を聞きますけれども、現実的には農業者と呼べる域に達するまでには非常にほど遠いものがある、そういう事例が多いのではないかと思います。国は担い手への農地利用の集積等を進めておりますけれども、なかなか現実的には十分効果が上がっているかというと、未知数なような気もします。また最近では10年間で農業所得を倍増する、倍返しではありませんけれども、そういうような政策、農業農村所得倍増戦略というものも打ち出してはおりますけれども、具体的なところについては、私はなかなか見えてこないという中で、現実性が余りないのではないかと、そのように受けとめております。議員の御指摘のありました、町内の農家戸数でありますが、10年前の平成15年には、女満別地区368戸ございました。私どもの統計で368戸でございましたけれども、現在309戸でございます。東藻琴地区は10年前の154戸が137戸、という状況で減っている状況でございます。また、先ほど議員が言われたJA女満別におけるアンケート調査においても、将来後継者が決まっていない、また、後継者がいないとおっしゃられるという農業者の方々が、全体の半分以上占めているという状況であります。農業が为産業の町であるにもかかわらず、次世代の担い手がいらっしゃらないということは大変憂慮すべき結果であると、そのように受けとめております。規模拡大ばかりではなくて、多様な農業形態を提供して、その中で農業経営に当たっていたということが1点ではありますが、何せ担い手を確保しないことには十分機能していかないということだろうと思います。そのためには、コントラクター事業などを推進して、労働力を確保するという方策も必要でしょうし、研修生の受け入れなどによって、担い手の候補者となるべき人たちの確保をしていく、ということも大切であると思います。さらに、法人化による異業種からの参入を促進する、そして、そういった方々の経営感覚にすぐれた形態、人材というものを育成していく、さらに配偶者の対策なども必要ではないかと、そのように受けとめてございます。関係機関の皆様方、私ども行政とともにその就農の間口を広めるような、そんな活動を連携して取り組んでまいりたい、このように考えているところでございます。次に、自然林を残そう、森にも自由を、というお尋ねでございました。大空町では国有林も含めて1万3,400ヘクタールが森林でございます。そのうち4,000ヘクタールが自然林でございます。自然林といいましても、全く手をつけられていない原生林的なものもありますし、一度伐採をした後、自然に生えてきたというような中で、成長した林も含めて、4,000ヘクタールでございます。森林の役割は水源涵養、また、土砂災害の防止、地球温暖化防止、環境保全、木質資源の供給、生物多様性保全機能、数々あろうかと思っております。そんな中で、私どもの町の、また地域の森林というものは、大変貴重なものであるとそのように認識をしてございます。森林法には、各地域において、その地域の森林整備計画というものをつくりなさいということが規定されております。その中では伐採や保育に関する方針を定めております。一つ、例えば広葉樹の標準的な伐期は80年と定めております。針葉樹などについては樹種によってさまざまでありますけれども、カラマツなど30年のものからエゾマツのように60年というようなものまでありまして、そういうような伐期を定めているものもあります。また、広葉樹の中には、薪や炭、ホダ木の原木生産というものを目的としたものもございますので、そういったものは25年というような定め方もあります。また、人口林につきましては、伐採後2年以内の植林が義務づけられている、そういう規定もございます。さらに、自然林の伐採に関してはなるべく控えることや、最小限にとどめるということを、森林所有者に指導するという内容もあります。また、自然更新をする場合には、母体となる、種々や保存種々の飛散状況なども勘案しなければならないというような状況になっております。人工林を切った後、为に針葉樹になろうかと思いますけれども、全く手を加えないというような考え方は、この森林整備計画の中にはうたわれておりません。ということであれば、針葉樹の後、広葉樹を例えば植えるとか、また、用途を全く別なものとして変更してしまって、そして、議員の言われる天然更新といいましょうか、自然に任せた中での森形成というものを図る、というような手法があろうかと思っております。いずれにいたしましても、森の役割というようなものについては、十分私も認識をしているつもりでございますので、この地域に合った多様な森づくりというものを、考えてまいりたいなと、そのように思っております。今までのように針葉樹を植えて、伐期がきて、定例的に伐って、また針葉樹を植えるということだけではなくて、もっとさまざまな町有林、林、森林の形成の仕方があるのではないかと思ってございます。今後そういった点についても、いろいろ考えをめぐらせながら取り組んでまいりたいと思います。姉妹都市の森をつくろうということでございます。私どもの町には稲城市児童交流において、これは議員の発案により、平成21年度から、トマップ川公園に、子供たちによる植樹も、例年させていただいてございます。また、氷川町の皆さんからは、過去にはソメイヨシノの寄贈を受けて、緑とチーズの里ふれあいパークに植樹をしたり、議長御一行が来たときに、えんじゅの木を植えさせていただいたというような経過もございます。一方で、稲城市には稲城市市政施行30周年、姉妹都市提携10周年を記念して、稲城市大丸公園内に「女満別の森」ということで、ナナカマドを植樹していただいている、そのような経過もございます。先ほど言いました稲城市の交流児童の植樹、トマップ川公園の下流域を設定して植樹をしてまいりましたけれども、町民有志の方々の梅などが、平成24年度に植栽をされておりますので、場所が正直なくなってまいりましたので、今後どうしようかというところで現在悩んでいるところでございます。また植樹祭、確かに過去にも、空港線の3世代植樹でありますとか、海外研修者の方々、またJA女性部や西網走漁業協同組合の女性部の皆さんの開陽地区における植樹などもありますし、さらには女満別中学校の生徒が、平成17年にトマップ川公園に桜の木を植えてくれたり、平成19年には大空町誕生記念植樹ということで、トマップ川公園にご家族で植えてもらったこともあります。また、東藻琴においては、平成13年から5年間、東藻琴村21世紀の森植樹ということで、スキー場近くに植樹もしてございます。最近では、こどもワールド21のメンバーの方々が、東藻琴山岳会の皆さんの御協力をいただいて、藻琴山登山道にエゾヤマザクラを植えてくれたりしております。また、先ほど申しましたように、平成24年には町民有志の方々がトマップ川公園に梅の植樹などもしてくれているところがございます。植樹については、議員が言われましたようなさまざまな効果があるというふうに考えております。そのようなことから平成27年、大空町10年という節目の年であります。そのときに一度大々的に記念植樹祭というようなものを、場所を選定しながら計画をしてみたい、それをきっかけに、その後皆さん方の御意見をいただきながら、場所の確保のことも当然ありますので、毎年続けられるかどうするか、そこのところについては場所いかんかというふうに思っておりますけれども、そのような中で取り組みが継続できればと、そのように考えているところでございます。以上申し上げまして、1回目の御答弁とさせていただきます。
質問 勝田鉄城
オホーツク海圏域の経済発展についてでありますけれども、ここに、私が調べた2010年日経リサーチ調べ、「地域ブランド戦略サーベイ」、というものがあります。これを見ますと、日本全国で1位にランクされたのが十勝、これが67.1ポイント、2番目が津軽、65.0ポイント、3番が石狩、60.8ポイント、4番が信州、59.2ポイント、そして、5番がオホーツク、53.7ポイント、6番が讃岐、52.7ポイント、7番が伊勢、52.3ポイント、8番の紀州が、51.7ポイント、9番の加賀が、51.3ポイント、最後の10番の琉球が、50.9ポイントということで、全国で見るとオホーツクは5番目に入っているという、非常にうれしくなるような数字が出ておりました。これは買いたい地域の産物は何かという問いを出した結果がこういうことだったそうであります。ですから、十勝が1番というのは恐らく、十勝平野のすごいイメージが、食に対してイメージがいいのでありましょうと思いますけれども、一方、オホーツクのほうが意外に5番ということで、どこに5番に入った理由があるのかなというふうに考えているのですが、恐らく、先ほど言った自然遺産ですとか流氷ですとか、いろいろな自然景観などを含めた中で、あそこのものなら買って食べたいな、おいしいだろうなというようなことで、この5番に入ったのではないかと思っております。またもう1点、2013年、ブランド総合研究所というところが、地域ブランド調査2013というものを、インターネットで調べたそうであります。この結果によると、食についての調べでは、道内でランク10番の中にランクに入っている地域が、函館市と札幌市、小樽市、釧路市、根室市ということでして、わがオホーツク管内からはどこの町村も名前が挙がっていない。インターネットですから、店頭に行ってオホーツクのものを買うとか、そういうことではないのかもしれない。インターネットですから、この調べは合わないかもしれませんが、名前が出てくるはずなのに、こっちのインターネットでは出てこないという結果になっている。これはどこかに問題があるというのは、先ほどは町長が言っておられた、この地域が一つにまとまっていないのでないかと。こんなにいい素材をもって全国に知れわたっている地区なのに、なかなか産業としての食だとか、何かについては名前が出てこないということが、読み取れるのではないのかなというふうに思っております。ライバルの十勝と言ってもいいのでしょうけれども、十勝では平成23年の12月ですか、ちょうど2年前にフード特区という国の指定を受けて、道内では3カ所の中の1カ所として指定されておりますけれども、私たちの地区はこんなにいいところなのに、なかなか名前が出ないというのは残念でならないと思っております。そこで町長はもう3期ですか、オホーツク町村会あるいはオホーツク活性化期成会でしたか、農林水産専門委員長という立場ですので、一番発言しているというのはあちこちで聞いております。ですから、一生懸命やっていただいているのですが、いまいちこういう経済的に、数字が出てきてないというふうに、もう尐し、この地域は3つの市に分かれているですとか、産業の突出したものがなくて、調和がとれているというのか、あと、人がおとなしいというか、良心的であるというか、人を押しのけてまで商売をするという気質がないのか、何かそのようなことがあるのかどうかわかりませんけれども、もっと何とか、この我がオホーツク圏には、おそらく相当の地方交付税の交付金ですか、それらも相当入ってると思います。どちらかというと、公共事業型の経済発展といいますか、そのほうに予算が使われて、こういう経済発展の民間のですね、こういうものには、国のメニューの中には尐ないのかなというふうに思っております。それで、オホーツク圏活性化期成会やオホーツク町村会で、ぜひ経済発展、十勝に遅れをとることなく、予算の配分の仕方ですとか、そういうものに、もう尐し考えを変えてやっていただければいいのではないのかなというふうに思っておりますので、町長の考えをさらにお伺いをしたいと思います。
答弁 町長
先ほど十勝、67.2%、オホーツクが5番目と、買いたい産物があるような地域、という中での全国の印象度、私の受けとめているオホーツクの印象、私がといいましょうか、全国の方々がオホーツクに思っている印象を、私なりに分析をしてみると、おいしい買いたい産物があると、それは何かというと、海産物、というような、そんな印象を強く持っております。現実、サケ、マス、ホタテなどが为力のこの北海道オホーツクの漁業というものは、日本海側、太平洋側、オホーツク海側がある中で、ことしもオホーツク海側の漁業だけが豊漁であった、というようなこともあります。さらにそこに付随するさまざまな魚介類、そういったものが消費者の皆さんの期待になっているのではないかというふうに思います。どちらかというとオホーツクには多種多様な農業がありますけれども、北海道の中で聞いても、道南の市長さんなどには、大空町も酪農だけなのかいと、そのような認識の方もいらっしゃいます。まだまだ十分な理解をされていないのではないかと、そのように思ってございます。また、そのオホーツク管内のまとまりということから、十勝との比較でいいますと、十勝には1市、帯広市がありまして、その他は町村という形になっております。オホーツク、この地域においては3市あります。また、地域分けをすると、三つもしくは四つというようなブロック分けがございます。古くは私が青年団で活動しておりました頃、当時の網走支庁管内青年団体協議会の青年大会などについては、各ブロックごとの、北見地区、遠軽地区、西紋地区のブロック大会を経て、管内大会が開かれるということでありましたけれども、当時、十連青という名前で言われていた十勝連合青年団は、管内に1カ所に集まって、各地区予選ではなくて、20市町村全部の予選会をやると。その中で、管内の代表を決めるというような形をとっておりました。そのころからブロック別に分かれている私どもの地域と、十勝の地域というところの成り立ちが尐し違うのだなと、そのような印象を持っていたところでございます。それが、行政に携わる中でさまざまな分野で見えてきている、特に経済産業の分野においてもそのようなことが今も続いているという印象でございます。議員が御指摘をされました、持っていらっしゃる感覚、感じ、印象というものを、全く私も共有している状況でありますし、オホーツク管内の産業団体、また、町村の首長などが集まりますと、そのことに触れ、何とかオホーツクとしてのまとまりを形成していこうではないか、そのような会話になります。しかし、先ほど言いましたようなブロック分けの歴史、また3市がある、さらに産業の分野でいえば、1次産業と言いながら、漁業も林業も、農業も、非常にバランスのとれた中であるということは、どちらかに傾注するということにはなかなかなってこないと、そのようなところもあるのではないかと思ってございます。例えば、農産物などで私が思いますのは、十勝はお菓子の製造メーカーなどもありまして、どちらかというと、十勝小豆、小豆に代表されるように、スイーツ系の甘いお菓子などをつくっておりますが、私などが思うには同じ農産物であっても、この地域が、後発として管内の特殊性を出していくということであれば、海産物も交えた中で、小麦や馬鈴薯などを使った、スナックと言ってしまえば、ちょっと軽い感じを受けますけれども、そういうような類いの戦略を持って、加工品として売り出していくべきではないかなと、民間の方々のそういったところでは、力もいただかなければならないものと思います。今で言いますと、北海道の私どもの地域にかかわりのある、カルビー食品さんなどは、さまざまな馬鈴薯を経由した小麦粉を使った練り製品、お菓子などを製造している、そういうようなもののメッカとなっていく、というようなことが私どもの地域の特色を出していくということではないかと思っております。先ほど言われましたように、私自身はさまざまな立場で活動させていただいておりますけれども、力不足のためになかなか御期待に沿うような展開まで持っていけておりませんが、今後も、その地域、オホーツク地域全体のをことに及んでも、頑張れるような、そんな発想と行動力を持ちながら、取り組んでまいりたいと思ってございます。今後とも、ぜひ、御支援を賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。
質問 勝田鉄城
先ほど町長がお話しされておりましたお菓子の件なのですが、帯広市にある六花亭は、年商180億円ぐらいだと思ったのですが、これに使われている小豆などは、わかりませんけども、私たちの地域からも、十勝へどんどんと小豆がいっております。おそらく、北見地区の小豆がなければ、十勝の小豆の一等品をつくれないのではないか、というような話も聞かれたりいたします。それから十勝の納豆業者の話なのですが、十勝の納豆業者は、原料を北見の大豆を使いたいと、なぜかというと、十勝よりも北見の方が気温が低いので、機能性のイソフラボンが多いと、ということで北見の大豆を使いたいと、いったい私たちの地区は、ライバルに原料を供給して、こんなことでいいのかなと。納豆ぐらい自分たちの地区でつくれるのではないかと思うのですが、そういう動きまであるのであります。私の考えるのでは、先ほど申しましたように公共事業型の経済を、そういうものから脱却しなければならないというふうに、これは国の交付税の縛りがあってなかなか難しいかもしれませんけども、町長の突破力で脱却をしなければならないのではないかと思っております。それから町長も申しておりました、外に対して外貨を稼げるような、海外ではなく、域外に対して稼げる商品の開発も必要でないかと思いますし、それらを生産する、人材の育成も大事ではないかと思います。それから、町長も申しておりました、観光、町長も一生懸命力を注いで、東南アジアなどに誘致活動に行っておられますけれども、この観光の整備というのも、民間に任せるものは任せてもいいのですが、もう尐し官が入ってもいいのではないかなというふうに私は思っておりますので、この観光というのは、人口増加というふうに考えてもいいかと思います。これらも力を入れていただきたいと思います。ちょっと1点お伺いしたいのですが、確か合併するときに、国土交通省が、観光地域づくり実践プランとか、事業があったかと思うのですが、これは大空町と道内では富良野市が2地区指定になったかと思います。指定でなく選定ですか、大空町の場合は空港と芝桜を情報発信して、観光客を呼び込もう、そして外国人客を呼び込もうということで、国土交通省の選定がなされたかと思いますけれども、あれの延長線上にあるのかわかりませんが、町長の東南アジアの観光客誘致というのは、これからますますやっていただければ、わが地区の観光事業も盛んになるのではないのかなというふうに思っておりますので、この点をお聞きしたいと思います。
答弁 町長
決して私は、公共事業が地域の産業になっているというような考え方を持っているわけではありませんけれども、大型の公共事業などがオホーツク管内などには確かにありまして、それが地域の建設業などに対して大きな波及効果を持っているということについては、そういう側面も現実としてはあるのではないかと思っておりますが、民間のいろんな方々の進出がなければ、お力添えがなければ、本来の意味での地域産業というものは活性化していかないものと思っております。ただその方向性をつくるための、例えば一つとして、今網走市の港には麦のサイロ、などもでき上がっておりますが、ただ単に輸出するための中継場所としてあるということだけではなくて、あのようなものを契機に、そういった関わりのある業種の方々に進出をしてもらう、そういう取り組みも必要ではないか、当然地元であります、網走市水谷市長なども公然といろいろなところで御発信されておりますが、単に一つの地域の、一つの町の問題ということだけではなくて、オホーツク管内の小麦がそこに集結をするということであれば、オホーツク管内こぞってそういうようなものの誘致、さらにはそれを活用した取り組みというものも進めていかなければならないのではないかなと思ってございます。私自身で言えば、過去にカルビー製菓でありましょうか、カルビー食品でしょうか、この地域に例えばテーマパーク的なそういう試験補助的なものの建設について、検討できないかというような話を懇談の中でさせていただいたこともあります。民間投資をいかにこの地域に呼び込んでくるか、そのことを常に意識として持ちながら、取り組みを進めたいと思っております。また、先日、野菜の加工メーカーの、サラダなどをつくっている会社の幹部の方とお話をさせていただきました。その中でも、従来は札幌市近郊の農家の方々にさまざまな野菜をつくっていただいておりましたけれども、もうそこがやはり無理になってきていると、遠方ではありますけれども、オホーツク地域、特に斜網北見地域、など北網の地域において、そういう野菜栽培などもお願いをしていかなければならないというような話も承りました。それは先ほどの小豆や大豆に通ずるところもあるのではないかと思っております。そういったときに、ただ単に材料を提供すればいいのか、私どもの地域のブランドとして出していく方法がないのか、というような視点も持ち合わせなければならないのかなと、今のお話を聞いていてただ買いに来たから売ればいいということだけではなくて、それを機に、ブランド化させていくというようなことも必要ではないかと、そのように感じたところでございます。また、観光の分野でいいますと、私どもの地域は空港があるということから、このオホーツク管内の玄関口となっているかと思います。遠くからのお客さんを受け入れるには、鉄路陸路いろいろありますけれども、遠隔地であるというようなことから、空港というものも非常に大きな役割があるというふうに思っております。日本全国の旅行者の数、また人口そのものが減るという中にあっては、インバウンドと言われている外国からの、日本への訪日観光客の方々をいかに私どもの地域にまで引き入れるかというようなことも大切なことであります。海外からの直接のチャーター便のほかに、日本の空港に入られた方をいかに接続を良好にして、この地域まで連れてくるか、そういうようなことにも意を払って行っているところでございます。そんな中で、私どもの町の東藻琴芝桜公園、先ほど行政報告でも申し上げましたとおり、タイにおける観光事業者のパンフレットなどにも、既に掲載がされているところもありました。タイの国民の皆さんは、花ということに対しても非常に興味深いという印象を持っていらっしゃるようでありますので、そういうようなものも、もっと積極的に売り込む必要があるなと改めて感じたところでございます。そのような中で、さまざまな施策を展開してまいりたいとそのように考えておりますので、今後ともまた議員の発想力というものは非常に高いものがあるというふうに思っておりますので、そんな中で御指導いただければありがたいなと、そのように考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
質問 勝田鉄城
私の発想力ではなくて、いい加減なところがかなりありまして、参考になる話ではないのですが、むしろ町長のほうが、オホーツク町村会あるいはオホーツク圏活性化期成会などで、トップの1人として活躍しておりますので、その若さでこのオホーツク管内を引っ張っていただきたいなというふうに私は希望しております。次に2点目の、森にも自由を、ということなのですが、姉妹都市のことについては、これを発展させて、稲城市のカーボンオフセットですか、炭酸ガスを相殺するという、今はちょっとニュースからは下火になってしまったのですが、以前にも私、話したかと思うのですけども、これにつなげていけないのかなというふうに思っております。ということは、稲城市の方に、植林などのお手伝いをしていただくのですが、金銭的にですけれど、人的にもお手伝いをいただく、来られたときに記念植樹をしていただくとか、文化活動ですとか、子供たちの交流ですとか、いろいろ交流がありますので、そういう方は結構稲城市からこちらに訪れています。こういう方にお願いをして、友好の姉妹都市の森をつくっていくということもいいのではないのかなというふうに私は日ごろ思っております。それから自然林のことなのですが、自然林は業者によりますと、結局全部切ってしまう、細いのから太いのから、みんな切ってしまって山がなくなってしまう、広葉樹林、あるいは自然林、これを防ぐことができないのかなというふうに思ってるんです。今こんなことはできないかもしれませんが、昔は冬山で木を切ると、馬で一本一本引っ張っていました。そうすると切らないでもいい木までは切らない。そうすると、必要な木だけを切って、これを燃料なんかにしていた、材料にしていたということですが、こんなことは今の時代には合わないかもしれませんが、どこか内地のどこか、そのような方がいて、馬で一本一本必要な分だけ切ってお金に変える。そういうようなことをやっておりましたので、自然林は切らないよう、指導があるようですけれども、林業経営者にしてみれば、一山全部切ってしまうと、いろんな樹種がなくなってしまうということですので、何かいい方法がないのかなというふうに考えておりますので、町長のお話を聞きたいと思います。あと植樹祭については、予算は、緑の共同募金ですか、緑の羽根共同募金かな、このようなところから、東藻琴などでは支出をして、苗を買って植えていたという話は聞いたのですが、大した金額ではないので、これは町が予算をとってあげて、苗木代ぐらいは町が持ってもいいのではないかなというふうに思っておりますので、町長の考えを聞きたいと思います。
答弁 町長
過去に企業の森づくりというような表題で、企業の方々から御寄附をいただいて、その財源をもとに町有林に植樹をしたという経過がございます。それも企業の方々については、運送業というようなこともあって、車を走らせる、二酸化炭素を地域の中に出す、そういう業種でもあるので、というようなお話もありました。その中で、いただいた御寄附を町有林の整備に充てて、その企業の森として、例えば植樹についても会社の方々に参加をいただいて植えるというのはどうか、ということでやったこともありました。ある種の生産活動の循環の中の一環として活用させていただいたというものでありますが、現在の国の助成金をいただいて、植林をしていく町有林の整備の中に、そのような財源を充てるというのは、なかなか難しい作業がありました。特定財源があるのであれば、その分を例えば事業費の中から除かなければならないとか、それでも苦労しながら、そういうことをやったことがございました。また、先ほど、それもまた十分制度化ができておりませんので、そういうものの制度化というものも必要ではないか、そういうようなものの一環として、カーボンオフセットの事業などというものもあるのではないかと思っております。そのようなことから先ほど、多様な森づくりをいろいろ考えてみたいというようなお話をさせていただいたのは、例えば広葉樹を植林する、もしくは例えばドングリから育てるような森づくりを考える、さらには町民の方々の憩いの場となるような森林浴としての散策路を持った林を考える、林産副産物であるキノコだとか山菜などが取れるような、そんな森づくりはどうなのか、さまざまな形態があろうかと思います。そんな中で、カーボンオフセットの地球環境に配慮した中で、全く別な地域の方々が排出している二酸化炭素を、私どもの地域の森林が吸い取って浄化させていく、そういう意識の中で、人的な労働力であるとか、金銭的な支援だとか、そういうものをいただいて、植林をしていくというものもあるのではないかなと思っております。そんな中にあって、先ほどの植樹祭もそうでありますけれども、場所をどのように確保していくかということが一番大きな課題になってきているかと思います。現在の町有林などでは先ほど言いました、森林整備計画の網がかかっている中で、いろいろな制約の条頄などもあるというようなこと、また適地が、場所があったとしてもですね、その森林に行き着くまでに急勾配の斜面を何キロも上っていかなければならないようなところであれば、なかなか町民の方々の植樹祭に適した場所というわけにもいかないのではないかと、そんな思いなどもございます。どのような場所がいいのかなというようなことを考えておりましたら、過去に御答弁をさせていただいた中で、町営牧野の牧草地として利用していないところの活用はどうだろうかというようなお話もありましたので、そんな手法もあるのかもしれないなというような考え方を持つに至りました。また、私どもの所有地ではございませんけれども、過去から何回となく、国に対して払い下げを要望してはどうかと、いろいろな方の御意見もありました、住吉の刑務所の用地は、現在503ヘクタールあるうちのほとんどが森林となっておりますが、その中には手つかずの原生林的なもの、自然林的なもの、さらには植林をした針葉樹のもの、などがあります。そういう中で、先ほど議員にいろいろ御提案をいただいた、多様なさまざまな森づくりというものが、ひょっとしたらできるのではないか、そんな思いに、私は現在、至っているところがございます。まだ十分そのことについて、内部議論でありますとか、当然相手のあることで、そういったところに具体的な行動を起こしているわけでありませんけれども、今回の一般質問の趣旨などを考えてまいります中では、なかなかおもしろいといったら失礼なのですが、発想につながるのではないかなと、そんな思いもいたしましたので、そういうところも含めていろいろ検討してみたい、考えてみたい、できるだけ早期にさまざまな取り組みができるように努力をしていきたいなと、そのように思います。また、植樹祭などは、緑の募金などもありますけれども、現在それほど大きな額になっておりませんので、やるとすれば、当然、町費の中で、皆さんに人的な御協力をお願いするという形になろうかなと、そのように思っているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 勝田鉄城
木を植えるということは、人間の命の源だということを、体をもって子供たちに教えていくということが、私はそれが一番の目的でして、経済的な感覚で考えるのではなくて、木を植えたら、水、空気、いろいろことがそれによって、命の源なのですよということをわかっていただくために、体を使って木を植えていく、という思いでおりますので、ぜひそういうことは子供たちにやっていただきたいなというのが为旨であります。経済発展ばかりを追うのではなく、「足るを知る幸せ」というのが大切かなと思ったりもしますので、やれやれと言ったり、もっと頑張れと言ってみたり、やらなくいいと言ってみたり、変な話になってしまいますけれど、このバランスの調和のとれたこの地域に暮らしているということで、一番は目指さなくてもいいかもしれませんが、オホーツク管内に住む住民が、あまり差のないような、経済的にも差がないようなことで暮らしていければいいのではないのかな、というふうに思って質問をさしていただきました。以上、これで終わりたいと思います。
答弁 町長
山林を経済的なベースに乗せないでという発想も大切ではないかと、当然先ほど、必要なものは、大きくなったものは伐採している、だけど小さなものについては切らないと、これは漁業の中でも同じようなことをしている部分もあります。当然、私が思いますのは、個人所有の山林、森林が私どもの町ではほとんどでありますので、その中には、経済的にそのことで収入を得ようと思いながら、売って、つくって、育てて、そして財として売られている方もいるかと思います。また、ある意味においては、そうやって次にまた更新をすると、それは針葉樹、広葉樹にかかわらず、きちんと更新をしていくということも、大切な一部分ではないかと思っております。ただ、それ一辺倒でいいのかというと、もっと先ほどの役割のことからいうと、もう尐し多様な対忚が木材に対して森林に対して、あっていいのではないかということだというふうに思っております。最近は、私のところに寄せられるさまざまな御意見の中では、あそこの木が邪魔だから切ってくれと、日陰になるとか、倒れそうで危ないとか、そういうようなお話が多いのですけれども、それはきちんと木のことについて、手を加えてこなかったからではないかというふうに思っております。必要な樹木であれば、きちんと手を加えることによって、例えば何百年も育っていく、そのことがまた、心のよりどころとなっていくような、そういう樹木もあろうかと思います。ですので、経済として育てる森林も、中には私はあってもいいと思いますけども、それなりにしっかりと管理をしながらしていかなければなりませんし、先ほど言った、多種多様な目的があるということから考えれば、また別な管理の仕方のある森林があっても、私はいいというふうに思っておりますので、そのどちらの感覚も持ち得ながらの対忚にしていきたいなと、そのように思ってございます。ぜひさまざまな今後の事業展開を考えていかなければならないと思いますので、その節には御協力をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。