大空町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月7日
中堀議員が節電について
2014年3月7日、大空町議会の一般質問で、勝田鉄城議員が「中堀議員が節電について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 勝田鉄城 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 勝田鉄城
私からは、2点にわたって、町長の所信をお伺いしたいと思います。1点目は、エネルギーの自給への創造ということで、質問をしたいと思います。午前中、中堀議員が節電について、非常に現実的な節電についての質問をされておりましたが、私の場合は、実現できないかもしれないような、ちょっと大き過ぎるような話題でありますけれども、私は必ずできるというふうに思っておりますので、町長も、前向きな答弁をいただきたいなというふうに思っております。私たちが、この豊かな日本をつくり上げたというのは、やはりエネルギーが一番重要な位置にあったからだというふうに思っております。一番は食料ですけれども、2番目はエネルギーではないかというふうに思っております。日本が太平洋戦争に突っ込んで行ったのも、私はまだ生まれていませんから、聞いた話ですが、エネルギーが問題であったと。日本にはエネルギーがなかった、最後は松やにまで集めて戦闘機を飛ばそうかというようなことまであったということであります。また、繁栄を極めたローマ帝国ですか、あれがあれほど繁栄をしたのに、いつの間にかあっという間にローマ帝国は他国に滅ぼされて消え去った。これも繁栄を極めるために周りの木をどんどん、どんどんエネルギーのかわりに切って繁栄をしたと。木がなくなったときには、他国から攻められてしまったと。これほどエネルギーというのは、大事でないかと言われております。私たちの住む日本には、5%程度しかエネルギーを自給することができないと言われています。残りの95%は、全部輸入でこの豊かさが成り立っているということであります。このエネルギーも、地球的に見れば、原油では恐らく40年ぐらいしかもたないだろうというふうに言われております。ちょうど3年前、私たちが3月の議会をやっているときに、東日本の大震災が起きて、私たちが会議をやっている最中、この議場がゆらゆらゆらゆらと、2時46分でしたけれども、1分か2分遅れてこの議場が揺れておりました。議会を中断してテレビを入れたところ、仙台空港がテレビに出ておりました。飛行機が流れ、車が流れ、海水が仙台空港を襲って、すごい津波が起きたのだなということが初めてわかったのであります。あのとき、福島の原子力発電所が大震災によって事故を起こして、今なお原子力発電所は動いてない。それから、福島の人たちは、いまだに村へ帰ることもできない、そんなような大事故が起きたにもかかわらず、また国はエネルギー基本計画の中で、原子力をベース電源として位置づけようかというような案をつくっております。あの事故を教訓にして、今ピンチをやはりチャンスに変えなければならないなと、私は思っております。いわゆる、自分で使うエネルギーは自分で自給しましょうということです。これを私はできるというふうに思っております。今、北海道も再生エネルギーの数値目標を立てて、北海道も自分たちでできるエネルギーは地域でつくろうということで、計画を立てております。したがって、私たちもそれに沿って、自分たちの町のエネルギーは、自分たちでつくろうではないかということをやっても、いいのではないかなというふうに私は思っております。このエネルギー問題というのは、私は議員になってからずっとライフワークみたいにして、何度か質問をしてきておりますが、なかなかいい回答がいただけなくて、きょうに至ったということであります。できれば私も条例を制定して、町長と一緒になって目標を立てて、町民みんなで自分で電気をつくろうかというようなこともやりたかったのですが、やることができませんでした。私の力不足ではありますけれども、それで町も自給目標を立てましょうと、こういうことであります。それから、もう1点は、地域にある私たちの再生エネルギーをいろいろとありますので、これを導入しましょうということであります。それから2点目、町も住民もスリムということで、これは、この町の姿というのは、恐らく日本が右肩上がりで人口がふえて町が大きくなっているという前提のもとで、郊外へ郊外へというふうに建物が移っていったのではないかというふうに思います。しかし、数年前から日本の人口は、だんだん減り続けて、この先15年、20年には、ちょっと忘れましたが9,000万人台になるだろうと言われております。結局、少子高齢化ということであります。これを受けて、やはり町の形も、今まで膨らんできた町をスリムにしなければならないのではないかなと、私は思っております。町の公共施設を中心地に集め、それから病院ですとか介護施設ですとか、それから幼稚園、保育所、このようなものも、あと商店街も中心に集めて、その周りに住宅街を配置すると。住民は、住宅から歩いて中心街にお買いものへ行ったり、本を読んだり、介護施設、老人施設で遊んだりだとか、そして終わったら、また歩いて帰る。この歩くということが、私たちの健康にはすごくいい、筑波大学の先生が新潟県の見附市、そこで調査をしておりました。これは、平均70歳以上のお年寄り380人を対象にして、酸素運動といいますから歩く運動です。これをやって、医療費がどう変わるかということを調査しておりました。その3年後、調査をした3年後ですか、結果は医療費が27万円ということで、しなかった人よりも10万円安かったそうであります。やはり、この歩く、みんなで歩く町というのが、歩いて通うよ、車ではなくて。去年ですか、一例ですが、乗り合いタクシーというのを町が試験的にやりました。そうしますと、山は確かに利用客もあったのですが、それよりも、郊外のお年寄りのほうの利用客が多かったと。これは、やはりお年寄りは歩いてなかなかお買い物にも行けない。それから、公共施設に用事を足しにも行けない。そういうことで、郊外のお年寄りの利用が多かったのではないのかなと、私はそんなふうに思っております。ですから、町の中心地に介護施設ですとか公共施設を集めるということが、やはり必要ではないのかなというふうに思っております。それで公共施設を複合化すると、要するに単体で建てないで二つ、三つの機能を一つの建物にまとめてつくったほうが効率もいいですし、お金もかからないですし、利用客にも非常によろしいのではないか。本を借りるときには、あっちのほうまで行って、病院に行くときには、とんでもないほうまで歩いてと、そのうちにお年寄りは疲れて、とても行けなくなってしまう。こういうことでありますので、行政も仕事をする上では、近くにあったほうが非常に効率がよいのではないのかなというふうに思っております。そこで、お年寄りが介護施設に入るということになれば、今もそうですが、空き地ですか、空き家が町の中に結構見られるようになりました。これは、やはり何とかしなきゃならない、国の制度があるかどうか私はわかりませんけれども、やはりそれも国の制度や何かに訴えかけて、やっていくべきではないのかなというふうに思っておりますので、町長の所見をお伺いしたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
答弁 町長
勝田議員から2点にわたる御質問。まず、1点目のエネルギー自給への創造という内容でございます。4年前にも議員から、この同様の御質問をお受けいたしました。そんな記憶がございます。町としてエネルギーの自給率というようなものを目標設定してはどうかいうことでの内容だったかと思います。そのときには、町として自給率という目標を当時持ち得ておりませんというような話をさせていただいたかと思います。現在も自給率、またそれに対する目標というようなものを設定するに至っていないということは、議員も御承知かと思います。正直、どのような形で、そういうようなものをつくり上げていくかというところのノウハウが不足をしているというところも私どもにはあるのかなと、そんな反省をいたしているところでございます。現在、町として取り組ませていただいておりますのは、役場が事業所としての地球温暖化対策実施計画というようなものを持って、今使っている電力量、また二酸化炭素の排出量を何%抑制するかというようなことについての目標設定はしております。そういうところで取り組んでいるというところがございます。また、町として町民の皆さんや事業所の皆さん方に削減に向けての指針というものをつくって、いろいろな取り組みをお願いしておりますけれども、こちらのほうは、その取り組みの事例などを紹介しているということにとどまっておりまして、具体的な数値での目標というところまでには至っていない状況にございます。これらは、平成20年度、平成21年度という形で取り組みを開始してまいりましたので、東日本大震災以前のお話でございました。そんな中で、東日本大震災の発生を受けて、全国各地で再生可能エネルギーの推進でありますとか、環境のまちづくりに向けての条例化、エネルギーのあり方などについて、議論が非常に多くなってきているように思います。こういった先進的な自治体の例も、私どもとしては参考にしていかなければならないものと、そのように思っております。現在、次期総合計画を策定するという、その準備段階に入っております。平成27年度中には、何とかこの総合計画をつくり上げていかなければなりません。その中の項目の一つとして、地域での再生可能エネルギーの導入というものは非常に大きなウエートを占めるのではないかと、そのように思います。その中で、町民の皆さんと議論を重ねさせていただきたいと、そのように考えております。そんな中で、どのような目標設定ができるのか、どのような形で町民の皆さんにPRをさせていただけるのかというところについて、考えて検討して設定に向けて努力をしていきたいなと、そのように考えているところでございます。町といたしまして、その具体的な目標設定というところは持ち得ては現在おりませんけれども、先ほど別な議員の御質問の答弁の中で一部お答えをいたしましたように、平成24年の4月から地域における新エネルギー、太陽光でありますとか風力、氷雪、その他の化石燃料以外のエネルギー、再生可能エネルギーなどの設置に対しても、町として助成、補助金を出して、そういったものを誘致するという取り組みをさせていただいております。また、きょうの新聞などでも、生活協同組合コープさっぽろの方々が発電事業者から電力を買い取って供給をするというような制度なども出てきてまいっております。制度でありますとか技術面、またコスト面などから非常に技術革新そのものが行われていくであろうと、そのように考えております。そういったものに対する支援策でありますとか、導入の検討というものを今後図ってまいりたいと、そのように考えているところでございます。続きまして、町も住民もスリムにということで、公共施設の複合化でありますとか、空き家対策などについて御質問をいただきました。行政改革大綱の中では、施設の統合化、複合化というものに取り組むという項目がございます。新規施設や老朽化による建てかえのときには、後年度の財政運営に影響を及ぼさないように、できるだけ施設の統廃合や複合化を検討し、そのあり方というものを議論していかなければならないと、そのように考えております。そんなことから、公共施設同士の機能の複合化ということももちろんでありますけれども、民間の方々の施設との複合化などについても検討していくことが必要ではないかと、そのように思います。古い事例になりますけれども、昭和60年に建てましたこの庁舎の議事堂文化ホールは、議場としてももちろん使わせていただいておりますけれども、そのほかに音楽ホール、多目的ホールとして使わせていただいているという機能の複合化という点に当たろうかと思います。また、平成2年には女満別図書館と駅舎を合築した施設というようなものをつくった事例などもございます。そういった事例を参考にしながら、今後施設機能の複合化などというところも検討してまいりたいと、そのように思います。ただ、この時代、なかなか新しい施設をつくっていくということや建てかえということが、どの程度できるのかなというような思いもございます。改修というようなところが精いっぱいではないのか、そんな少しマイナスの気持ちもなくはないというのが正直なところであります。ただ、将来のコストのことだとか、そういったところを企画検討しながら、できるものについては統合させていくということが必要ではないかと、そのように思っておりますので、努力をしてまいりたいと思います。また、これらの施設などの建てかえ、改修、新設などといったことなどについては、先ほど申しました次期の総合計画の中でさまざまな御意見があるものと、そのように考えております。そういった議論の推移を見ながら、対処してまいりたいと、そのように思っております。次に、空き家の関係でございますが、過疎化、高齢化、核家族化、そして人口減少というところに伴いまして、空き家がふえ適正な管理ができずに廃屋となってしまうケースが多くなってきておりまして、我が町でも、そのような傾向が見てとれます。廃屋となりますと景観を損ねる、また、倒壊等による危険性もあり、防犯上からも不安を与えるものでございます。道内の市町村では条例を整備いたしまして、空き家等の情報提供に関することでありますとか、必要な措置に関する指導、助言、命令、そういった内容、さらには行政代執行の実施について定めていらっしゃるところもございます。また、撤去解体にかかる費用の一部を助成する制度などを設けているところもございます。先ほど言いましたように、町内でも空き家が廃屋化している状況が見られるようになっておりまして、担当課調査では女満別で85戸、東藻琴で34戸の空き家の存在が確認をされております。この対策についての必要性を感じているところでございます。現在は、どのような対処をしているかということでございますが、町では廃棄物の処理及び清掃に関する条例を持っておりまして、空き地、空き家の所有者等に対し適正な管理をするよう定めております。これに反する場合には、必要な措置を講ずるよう指導、または勧告ができるということになってございます。過去にも危険回避のため、屋根の飛散防止工事を町が実施し費用負担を願ったり、また、適正な管理を行うよう文書により指導をした事例などもございます。そのほか、町では住みかえ事業によります大空町空き家等情報登録制度というものを設けまして、空き家の買い取りをされる方々や賃貸で借りる方々に、その費用の一部を助成するという取り組みを行っております。この利用というものも空き家対策の一助になるものと考えているところであります。しかしながら、廃屋化してしまったものについては、取り壊しも必要になるだろうと思います。経済的な理由から放置されているものもあるように思いますので、その費用の一部を助成するという方策も効果があるのではないかと考え、現在検討しているところでございます。また、そういった助成制度があったとしても、取り壊しが難しい場合もあるのではないか。それは、さらに経済的な困窮度合いや、その建物などの権利関係などによって難しい場面もあるのではないかと想像をしております。そういった場合に、行政がかわって執行するなどのことも必要かと思いますけれども、これらについては、それなりの基準などを明確にしておかなければならないものと。それらを条例規定という形が必要ではないかと、そのようにも考えておりまして、先ほど言いました助成制度よりも多少制度設計に時間がかかるものと、そのように判断をしているところでございます。この空き家対策については、私どもの町だけの課題ということではなく、オホーツク圏域、日本全国の課題になっているようでございます。そのため、この地域の市町村、議会などで構成をいたしますオホーツク圏活性化期成会でも補助制度の充実でありますとか、法整備について、国に対して要望しているところでございます。先ほど申し上げました対応策などについては、早い段階で皆様にお示しを申し上げ、協議をさせていただきたいと、そんな考え方でおりますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。以上、1回目の御答弁とさせていただきます。
質問 勝田鉄城
1点目のエネルギーの関係ですが、私たちの町を見ますと、再生エネルギーというのは結構あるのではないかと。技術の革新も随分進みまして、基礎研究などは大体私たちができるのではないかなというぐらいまでいっているようですが、なかなか実現するには予算ですとか、制度ですとか、いろいろな障害があって、なかなかできないようであります。例えば、私たちの町でできるとすれば、まず簡単に考えると水力、古梅ダムの話も前回いたしましたけれども、ダムの水ですとか、それから上水の水、東藻琴のところから流れてくるには圧がかかって流れてきますので、圧力も利用できるのではないかと。それから、住吉本郷地区ですが、網走川が流れておりますけれども、あの水量というのは、かなりのエネルギーを含んでいると思います。川の中に水車を設置して、エネルギーをとり出すという研究も今されておりまして、実際にも製品化されております。これは、お金との関係ですけれども、たくさんこう並べれば、かなりなエネルギー、電力ですか、とり出せるというふうに思っております。それから、下水です。この下水については今、網走市に両地区からいって、あそこで処理をしていただいているのですけれども、筑波大学の先生が、油を多量に含む藻を研究して、現在、3年前に仙台市の下水処理場が被害に遭って、6割ぐらいしか能力がなくなってしまったというところに、その藻を使って下水処理を行う。さらには、藻をとり出して、油として搾ると。これも、今、企業として成り立つかどうかという研究がされておりますけれども、あちこちの大学ですとか、民間でジェット燃料までつくろうかと言ってやっておるようです。これは、もう網走市と協議をして国の助成などをいただいて、東京農業大学もありますし、北見工業大学もあります。そのような研究機関で、我がこの地区に合うような藻、その筑波大学の先生の藻が合うかどうかわかりませんけれども、それらも研究したらいいのではないのかなというふうに思っております。あと、太陽光ですか、これも何年か前の数値ですが、北海道で大空町が5番目に100戸当たりの設置戸数が多いと。1番が小清水町、大空町は5番目というような報道もされておりました。この太陽光も今、設置をされている方には申しわけないのですが、技術革新が恐らくもう5年もすればいいのが出てくるのではないかと思うのですが。今の2倍、3倍発電できるような研究がされて、実際に製品化される一歩手前まで来ているという報道もされておりました。それと、そういう電気を使って車のバッテリー、1,000キロメートルぐらい走れる蓄電池も、そのうちに出るだろうと言われております。それから、私たちの町に風力は向かないかもしれませんけれども、風力ですとか、余った電気を、あれは北海道大学の先生ですが、有機ハイドライドという液で水を電気分解して、余った電気で水を分解して水素をためるような研究もされておりまして、これは稚内市や苫前町で今度は実験しようということで、それをやっておりました。その水素を使って発電をしたり、車の燃料にしたりと、そんなようなところまで来ておりますので、私たちの町にも自給目標を立てても、絶対にできないというものではないのでないかと私は思っておりますので、私たちの代で、この大事な地球の化石燃料を使い切ってしまうということが、どうしても罪に当たるような感じがするわけです。私たちは研究者でありませんから、なかなかできませんけれども、やはり自分たちの周りを見渡して、そういうようなエネルギーがあるかどうかっていうのがあれば、やはり取り組むべきではないのかなというふうに思っておりますので、町長の先ほどの答弁ですと、平成28年から始まる総合計画の中で位置づけていこうかというようなお考えもありましたので、そんなような情報提供になるかと思いますけれども、実現可能と私は思っておりますので、より強力に推し進めていただきたいなというふうに思っております。
答弁 町長
過去にも古梅ダムの活用の中で、小さな水力発電ができるのではないかと、そんな御発案もあったかと思います。それらについては、北海道開発局が設置をしたダムということもありまして、そこが中心となって研究をした事例もございます。また、藻の関係でありますけれども、ある方から御紹介をいただきまして、その油分というのでしょうか、油性分というのでしょうか、そういうものを出す藻があって、それを燃料として使うことができるというような御紹介もありました。その中で、網走湖でそういう藻の繁殖ができないだろうか、それをまたエネルギー化していくことができるのではないか、そんなことで私に御紹介がありましたので、開発建設部の河川の担当の課長さん方などに、こんな事の研究が進んでいるようでありますと、幸いにして網走湖があり東京農業大学などもあると、そんな中で研究が進められないかどうか、国としても検討してほしいというようなお話をさせていただいたこともございます。先ほどの小水力の関係については、確かに水力発電はできるのですけれども、ダムの構造などからいうと、そう多くの電力量はなかなか難しいなと。今あそこでつくるとすれば、80戸程度の一般家庭に供給できるような、その程度の水力ではないかというようなことで、構造上からいいますと、緑ダムなどのほうが大きな電力を生み出す可能性があるというようなお話をいただいたこともございました。過去には道の駅、今のメルヘン公園のところで風況調査などをNEDO補助事業で実施をしたことがございまして、当時の状況からは風力発電における風の量としては少な過ぎるという判定もいただきました。一番難しい判断というのは、先ほど議員も言われましたように、さまざまな制度というものが技術革新の中で上がってきていると。あのときだめだったから、今はだめだということではないと思うのですけれども、どの程度の経費の中で、どの程度の効力を生み出していくかというところが大きな課題になるのではないかと思っております。ただ、私が職員と話をする中でも言いますのは、例えばこのLEDに変えたときの議論の中で、今そのLEDに変えるための設備工事をやって、その電球を買うということと電力量が下がるということと、経費的にはどっちがいいのだろうかというような話もありました。ただ、私が申しましたのは、確かに自治体の中で費用対効果というものは大切なことではあると。しかし一方で、その電力を今までの形から電力の供給、受給バランスを変えていかなければならないという、そういう社会使命を帯びているところもあるのではないかと。そんな中では、必ずしも費用対効果一辺倒の考え方だけではなくて、社会としての使命を果たしていくというのも行政組織としての役割ではないか、そんなことも考え合わせながら取り組みを進めていかなければならないというような話をさせていただいたこともあります。先ほど議員が言われました事柄などについては、確かに可能であります。しかし、今時点では非常に経費のかかることも事実かというふうに思っております。町民の皆さん方にどの程度のバランスであれば御理解をいただけるのか、そんな議論も必要ではないかというふうに考えております。そこのところの議論も一緒にいただきながら、その導入の方向性について検討を加えていきたいなと、そのように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
質問 勝田鉄城
2番目の町と住民がスリムということでありますけれども、いつぞやの新聞に日本に全国の空き家が、当時の統計ですから二、三年前かと思うのですけれども、800万戸だかあるという報道がされておりました。私はびっくりしたのですけれども、実は東京都の中でもそのような問題があって、今は大丈夫だけれども、いずれそういう問題が都市の中心の東京都でさえ出てくるというような報道がされておりました。そのような報道を聞いて、私たちの町とどうなのかなと比べたら、なるほど私たちの町にも中心地に空き地ですとか空き家があるということです。これは、老いていくような、年といったら失礼かもしれませんけれども、人口が減っていく中で、このようなことではだめではないのかなというふうに私は思っておりました。議会で深川市を訪れる機会がありました。深川市は、農村の空き家住宅があそこは1年に30戸ぐらいの農家がやめるというふうに言っていたかと思うのですけれども、離農をしていく方がおられるそうです。それは、今、町長が言われましたように、いろんな経済的な問題もあるのでしょう。そのままにしている方もおられる、それを何とか行政でできないかということで調べた結果、国の政策などを取り入れて、これは難しい、ひねってはやっているようですけれども、それらを導入して農家の人の手出しを少しでも減らして、跡地を整理し水田に戻して、地域の残った農家の方に買っていただくというようなことを進めているのですよというのを、議員みんなで深川市を訪れたときに、そんな話はしておりました。それとはまた別に、国土交通省が、我が町が対象になるかどうかわかりませんけれども、中心地に介護施設や何かだとか、病院を集める場合には、国が税制措置をすると、行った人には所得税は、これだけ掛けませんよとか、そういうようなことで税の面ですとか、なんかで集中しましょうと、国のお金を使いましょうということで、今やっているのではないかと思うのです。この国会で、そのようなことがやはり、この800万戸もあるものをどうしようかということで国もやっているということは、我が町もやはり同じことではないのかな、国のお金が利用できるかどうかわかりませんけれども、できれば、そういうような制度も使って、この町を再生していくというか、先ほど言ったのは私の理想ですけれども、そのようになれば利用者も住民も利用しやすい町になるのではないのかなというふうに思っておりますので。国の制度や何かが、どうなっているかわかりませんが、それらも含めて、やっていただきたいなというふうに思っておりますが、町長のお考えを聞きたいと思います。
答弁 町長
空き家対策ということでございますけれども、私どもの町で先ほど言いました空き家等の情報登録制度というものをつくってまいりましたのは、既に五年、六年ぐらいたつのではないかと思っております。非常に取り組みとしては、早い取り組みではなかったかと思います。これは、言い方としては、定住対策、移住者対策ということをうたい文句にはしておりましたけれども、一方では空き家対策、また、町の市街地をコンパクトにしていくための一つの政策であったというふうに私は考えております。空き家が出てきたときに、その空き家をどうするか。一つには、次の方々に使っていただく、そういう手法が必要ではないか。ですので、補助金などを出して、そして、そこのところに新しく住んでいただく方々を町内、もしくは町外から集めてくるということが一つあろうかと思います。そんな政策をとっておりまして、さらに、従来、女満別地域でも東藻琴地域でも、どちらかというと町の市街地の外側に団地形成をして、そしてそこを売りに出して、地域の方々、また町外からの方々を受け入れるというようなことで人口対策なども行ってきたかと思います。結果、どうなったかというと、市街地がどんどんと広がりを見せてきた。確かに、人口がふえてきている基調のときには、そのことの政策で正しかったというふうに思いますけれども、先ほど議員が言われましたように、人口が減少基調に日本全体が入ってきたという中にあっては、私どものような小さな市街地であっても、さらに、外へ伸びるということばかりではなくて、町の中を空洞化させないための対策というものも必要だということで、住める住宅については、先ほど言ったように補助金などを出して、次の方の住む場所として提供をさせていただくという政策を打ってまいりました。しかし、もう住むことにはなかなか難しくなった、そういう建物などもあろうかと思います。そういったところについては、今後の政策として発表したいと思いますが、助成金などを出して解体をするというところを進めたいと思っております。しかし、費用の全額を多分持つということにはならないというふうに思います。一部御負担は、当然その所有者の方々などにしていただかなければならないものと思います。その負担もなかなか難しいというような場面であったり、また、建物、不動産などでありますので、その権利の中で、おひとりの方の意向だけでは、なかなか取り組みができないというような場合などがあろうかと思います。そういったときには、基準をつくって、町がかわって解体をする、その費用負担のあり方などについても規定をしていくと。多分、議員に今御紹介をいただいた深川市の事例などは、その分野に属するものではないかと、そのように思います。解体をした経費、そして、行政機関として係るわけでありますけれども、その経費を底地であります土地の売買などによって埋め合わせをするというような方法もあるのではないかと思っております。そういうような場合については、当然条例として規定をして皆様方に御理解を賜らなければならないのではないかと思っておりますので、そういう制度設計とあわせて、この問題について対処していきたいなと思っております。全ての対応の仕方を一時期に、同時に紹介するところまでは至らないかもしれませんけれども、できるものをからなるべく早く取り組めるように努力をしてまいりたいと、そのように考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
質問 勝田鉄城
ことしは、町長の選挙、そして議会議員の改選時期であります。今、町長の答弁をずっと朝から聞いておりますと、町長も立候補するということで表明されておりますので、実現可能である答弁であろうかなというふうに思っております。私は、次回も町長は当選をされて、この町政を担っていくことになるであろうというふうに思っております。その責任感から、このような町長の答弁が出てきたのではないのかなというふうに思っております。私は大空町になってから8年間ですけれども、町長や職員の方から見れば、へんてこりんな提案をしているなというふうに思われたかもしれませんけれども、私の町長に対する遺言だと思って、この私の提案を笑うことなく実行していただければ私もありがたいし、また、次の時代の人のためになるのではないのかなというふうに思っておりますので、私の拙い提案も、どこか隅のほうに入れていただければ、やりがいがあったのかなというふうに思っております。以上、質問としたいと思います。終わります。
答弁 町長
今定例会に当たりましては、4人の方から一般質問をいただきました。どのように答弁をさせていただくか、担当課長などとも協議をいたしました。当然、改選期でもありますので、明確な御答弁にならない部分もあるのかと、そんなことも考えたところもありましたけれども、私自身、今議員が言われましたように表明をしている立場でもあります。私であれば、このように対処してまいりたいというところも含めて答弁することが必要ではないかと、そんな意識に立ちまして、あえていろいろなことについて触れさせていただいて、答弁をさせていただいたつもりでございます。それが皆様方に対するお礼になるのではないかと、そんなふうにも考えたところでございます。また、勝田議員からは、私が町長になりましてから、さまざまなところで一般質問をいただいておりましたけれども、回数は毎回ということではなかったかと思いますけれども、勝田議員からの一般質問があると聞かされますと、どきっとするのが正直なところであります。今回はどんな切り口から、発想からまちづくりについて御提案をいただくことになるのかなと。正直申し上げまして、私などの石頭からは十分御答弁できないような、そんなところのお話なども数多くあったのではないか、それだけ多方面から物事をごらんになって考えていらっしゃるということのあらわれではないかと、そのように感じていたところでございます。非常に思い出に残る御質問など、たくさんございます。それらを私自身の糧としながら、これからも取り組んでいけるように努力をしたいと、そのように思っております。ありがとうございました。