大空町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月20日
国民保護計画の見直しについて
2011年9月20日、大空町議会の一般質問で、品田好博議員が「国民保護計画の見直しについて」質問し、町長、総務課長、福祉課長が答弁しました。
- 質問者
- 品田好博 議員
- 答弁者
- 町長、総務課長、福祉課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 品田好博
平成23年第3回の定例会に当たり、通告に従って質問をさせていただきます。1番、地域防災計画、水防計画、国民保護計画の見直しについて。東日本大震災が発生して以来、6カ月が過ぎました。今なおその傷跡は深く、自然災害の脅威、そして地震、津波等による原子力発電所事故により災害を拡大するに至り、原子力発電の安全神話に浸っていた私たち人間の人災としての側面が浮き彫りになってきております。一日も早い復旧、復興、そして原子力発電の収束を強く望むものであります。さきの定例会で2名の同僚議員から、防災に関しての質問がありました。その際、町長は防災計画の見直しに言及されておりますが、見直し条項の範囲等をどのように考えているかお示しをいただきたいと思います。定例会後、分厚い防災計画等が手元に届きました。精読できかねておりますが、地震起因による災害想定が主であるように感じました。このごろの気候変動に基づき、ゲリラ豪雨等、また、冬の豪雪といった地域性を重視した災害に重点を置いた現実的な計画の必要を感じました。町長の認識をお聞かせ願いたいと思います。なくすことができない災害でも減災はできる。その意味で、日常的に防災について議論できる町民、事業所も参加する町民防災会議の設置を提唱いたしたいと思います。国民保護計画も取り寄せて読んでみましたが、国民保護協議会条例に基づき国民保護協議会はありますが、このような協議会が機能するとはとても考えられないのではないか。大変危惧しているところであります。水防計画による水防サイレン、また、国民保護計画には武力攻撃の際のサイレン信号が町民に周知されるよう明示しておりますが、過日の防災訓練でも実施されることはなかったと思います。計画ありきは重要なことでありますが、周知も啓蒙も重要なことであります。町民への認識度といった側面に対して、どのように考えておられるかお伺いをしたいのです。東日本大震災の継続支援が続いているようですが、町民への中間報告会があってもよいのではと考えていますが、いかがな考えでございましょうか。この防災3計画の見直しについては、議決事件として議会の周知と責任を分かち合うという観点から、ぜひそうであってほしいと考えますが、町長はいかなるお考えをお持ちかお聞かせください。2番目、自動体外式除細動器の設置状況と講習会等のフォロー体制について。プロサッカーの松田選手の急死の訃報を目の前にして、全国でAEDの役割がクローズアップされております。AEDの設置場所は、全町で26カ所、26台と聞いておりますが、学校等公共機関、福祉施設、体育施設、民間企業等の設置状況をお聞かせください。設置後の講習会等の実施回数と延べ人数についてもお聞かせ願いたいと思います。一部事務組合の網走地区消防組合、そして指定管理者、事業所と連携、連絡の中で不足がないか等、連携はとっているのでしょうか、あわせてお聞かせください。3番、透析患者の通院交通費助成の拡大について。透析患者の肉体的、精神的な苦痛から将来不安を除去するために、より一歩踏み込んだ交通費助成拡大が必要ではないかと考えます。特に若年患者の方は、仕事をリタイアしなければならないことを余儀なくされております。障がい者、年金者として経済的苦痛を伴い、その対応は急務でないかと考えます。町長の英断を期待して、考えを聞かせていただきたいと思います。4番、福祉タクシーの町外利用について。福祉タクシーの利用状況についてお聞かせください。重度心身障がい者、また、高齢者の社会活動の拡大、促進を考えるとき、町外利用の需要が高まっていると考えますが、町長はどのようにお考えでしょうか。5番目、住生活基本計画に基づく大空町住宅マスタープランの策定についてであります。議会基本条例を勉強している中で、議会議決事件の拡大の状況に、他町村にはあって我が町にない計画に住宅マスタープランがあります。現在、町は住宅に対するアンケートを実施していますが、少子高齢化が進行する中で住宅事情の変化等を先取りした、体系的な住宅政策が必要ではないかと考えます。これは、平成18年に制定された国の住生活基本法、また、平成19年に策定された北海道住生活基本計画を根拠とする自治体の住宅の政策の各種計画と整合性を図りながら施策の展開をしようとするものであります。町長は、住宅マスタープラン作成をしようと考えているのか伺いたいのであります。また、同時に現在進められている公営住宅長寿命化計画との関連性についてもお伺いしたいと思います。何分広大でございますので、町長の答弁にゆだねるところが多いと思いますけれども、よろしく御答弁賜りたいと思います。以上、第1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長
品田議員の一般質問にお答えをしたいと思います。町には、町民の皆さんを災害や戦闘行為などの有事から守る計画として地域防災計画、水防計画、国民保護計画がございます。今回の東日本大震災により、北海道の地域防災計画が見直されます。そのため、町の地域防災計画も見直しを図っていかなければなりません。災害対策基本法には、市町村で地域防災計画を作成しなければならない、そのように規定されておりますし、都道府県の計画に抵触するものではあってはならないと、そのように規定をされております。今回の見直しの作業でいいますと、一つには津波を想定した内容にしなければならない、このように考えております。もう一つは、地震の想定震度でありますけれども、これを今までよりもより大きなものに設定をし直さなければならないと、そのようにも考えております。さらに、各地域の避難場所や避難施設が適切かどうか。避難施設の耐震性の課題も含めて検証することにしたいと、そのように思ってございます。また、大空町の過去の災害を見てみますと、大雨や水害、雪害というものがございます、今までの実績を踏まえた、そういう地域性を考慮した内容となるように検討してまいりたいと思ってございます。町民の皆さんがメンバーとなるような防災会議の必要性というものについては、私も十分理解をするところであります。そのため、今町では各地域における自主防災組織というものを地域の中でつくっていただけないかどうか、また、その支援を町として行っていこうということを進めてございます。その中で防災に対する町民の方々の意見や、さらには行動計画、そういうものを推し進めるということが大切ではないか、そのように考えて進めている最中でございますので、御理解を賜りたいと思います。また、緊急時のサイレンでありますけれども、通常の火災の場合のサイレン、これは現在消防においてモーターサイレンとして吹鳴をしているところでありますけれども、例えば武力攻撃等に関するサイレンなどにおいては、電子サイレンでなければ、その音域を伝えることができないというふうになっておりまして、そのパターンや音色というものも国において決められてございます。今現状でいいますと、消防のサイレンをもってそのことをお知らせするという状況に設備上なっていないのが現況であります。このため、町ではそういった場合については、インターネットなどで流されているそのサイレンを録音して、車両などで町民の方々にお伝えをするという手法になりますけれども、そのサイレンが何の目的のものかということを町民の方が知っているかというと、まだまだ十分ではない、このように思ってもございます。議員御指摘のとおり、防災訓練などの際に、また、いろいろな周知活動を通じて町民の皆さんにもお知らせをしていきたい、そのように思います。9月2日から7日にかけまして、岩手県の陸前高田市等を町の職員などが訪問をいたしまして、災害の支援、復興の支援活動をさせていただきました。行ってきました職員などから話を聞く中で、今回の活動などについては、私どもの地域の防災教育や人づくりというところにも重要なことではないか、そのように考えてございます。子供たちにそういった体験をぜひ伝えていきたい、そういう思いから議員御指摘のように町民の皆さん、特に子供たちを中心としてお伝えをする機会をつくっていきたい。今後、教育委員会や学校とも協議を進めてまいりたいと、そのように考えてございます。防災計画の議決の関係につきましては、現在、自治基本条例の中でこういった計画をどのように位置づけて、議会の中でどのように議決をするかしないか、どのようなものかというようなことで御議論をいただいております。そこのところの方向性がまだ十分固まっておりませんので、そういう御意見も参考にしてまいりたい、そのように思ってございます。ただ、私が今思っておりますのは、計画の中にもいろいろありまして、長期的なスパンの中で町の歩んでいく方向性を示すもの、そういう計画もありますが、防災計画のようにこうなったときにはどのように行動するのだ、その足元の行動規定を決めておく、そういうマニュアル的なというのでしょうか、行動指針的なものの計画というのもあります。おのずと計画の性格というものが少し違うような気がいたしておりますので、そういう中でどのような御意見が自治基本条例の検討委員会の中で出されるかということに注視をしながら対処していきたいと、そのように思います。AEDの関係でありますけれども、設置箇所が町内に26カ所、これは後ほどその内訳については担当者のほうから説明をさせていただきたいと思いますが、現在、その講習会等を実施してございます。これは、消防署が中心となって実施をしておりますが、消防署の普通救命講習というものを行う場合と企業や自治会などの要請によって行う講習がございます。平成22年度は、合わせまして35回、546人が受講されております。平成23年はまだ途中でありますけれども、25回、367人の方の受講がございます。AEDを設置した施設には、消防署において先ほど言いました救命講習の受講をしていただきたいということで、文書を出して取り組んでいただいております。受講後、また2年ごとに再講習というものをお願いをしているところでございます。指定管理者につきましては、仕様書に安全の確保という項目で訓練をすることを規定してございます。さらに、AEDを設置している施設の指定管理者については、年に1度、先ほど言いました普通救命講習を受けていただいている現状にあります。また、外で行われるマラソン大会でありますとか町民ソフトボール大会、こういったときには消防署から借りてきたり、休館の施設からその会場に持ち寄って、そして対処することを行ってございます。一般の方がより多く取り扱うことができるようにしていかなければなりません。講習受講を消防署とともに連携をして取り組んでまいりたい、このように思いますし、民間の事業所の方々などにも設置されるよう協力を得てまいりたい、そのように思ってございます。透析の方々でありますけれども、町内で今治療を受けられている方は、14名と把握をしてございます。この治療は、現在町内の病院ではできませんので、町外へ通院されておりまして、自家用車もしくは福祉有償運送を利用されている状況にあります。治療は、1週間に2回から3回、1回の治療に約4時間程度ということでお聞きをしてございます。また、治療を受けた後、体調変化があったりということで、日常の生活が大幅に制限される状況にあり、精神的、肉体的、さらには経済的にも負担の大きい治療であるというふうに認識をしてございます。医療費の部分につきましては、医療保険でありますとか助成事業などがあって、大幅に軽減をされております。さらに、所得の低い方などについては、実質的に医療費の部分については負担がなくなるような事例も多く伺ってございます。町といたしましては、心身障がい者に対する旅費の助成制度というものを持ちまして応援をさせていただいてございます。昨年の4月に福祉有償運送のサービス事業というものも、この助成の対象に加えるというようなことをいたしました。確かに経済的なところからの御支援という要望もあろうかと思いますけれども、これらについては国や北海道なども、こういう課題を抱えながらどのように対処していくかということが言われております。そういった動向も把握をしてまいりたいと思いますし、具体的な町としての支援の部分については、昨年の4月から拡充をさせていただいたところであります。そういった評価を図った上で、今後検討すべきところは考えてまいりたいと、このように思います。福祉タクシーの関係でありますけれども、この事業につきましては家に閉じこもりがちな高齢者の方や身体障がい者の方々の外出を容易にして、地域社会とのかかわりをしっかりと持っていただく、そういうことを目的として実施をしている事業でございます。現在、こういった福祉タクシーの取り扱い事業所となる要件として、町内に事業所を有するか、または道路運送法の規則に規定する福祉自動車による営業するタクシー事業者であるかという要件がございます。町内には2社ございますので、町内にないということであれば別なのですけれども、町内にこういった事業所がありますので、ぜひ町内の事業所を御利用いただきたいと、そのように思っているところであります。また、この制度についても昨年の6月に大幅な見直しを行って、利用対象者の拡充などを図ってございます。そういった評価をさせていただいた後、また検討すべきところは検討してまいりたいと思っておりますので、ぜひこれについても御理解を賜りたいと思います。住生活基本計画でありますけれども、議員御指摘のとおり平成18年の2月に住生活基本法が成立をし、この法に基づき北海道で住生活基本計画というものを策定しております。市町村には従来、住宅マスタープランというものがございました。しかし、現状大空町においては、この住宅マスタープランはない状況にございます。住宅マスタープランがあれば、その見直しの時期に合わせて住生活基本計画に移行して、改定をするというようなことができるわけでありますけれども、女満別の地区にはありましたけれども、現在大空町となって全町をカバーする住宅マスタープランがないということでありますので、この機会に住生活基本計画というものを策定していきたい。あわせて町営住宅の長寿命化計画というものも策定をしたいということであります。住宅マスタープランと住生活基本計画の関連でありますけれども、法が改正になったということで呼び名が変わっておりますけれども、もともとの趣旨というものは同義語というふうに私どもは考えてございます。そういった中で、住生活基本計画は地域の特性や住民の意向、社会情勢、将来の人口や世帯などの推移から住宅の基本的な考え方、供給していく考え方というものを持っていこう。その中で、公的賃貸住宅の供給量というものを決めていこうというものであります。長寿命化計画については、町の町営住宅にスポットを当てて、これらの需給予測でありますとか住居者の意向調査、維持管理に対する考え方というものをまとめて、その町営住宅としての賃貸住宅の供給量を設定していこうというものでありまして、その2つの計画の関係からいいますと、私どもで今考えておりますのは、住生活基本計画の内数として町営住宅の長寿命化計画があるというような形を考えてございます。現在アンケート調査を行ってございますので、その結果、また、そこから浮き彫りにされる課題、そして計画の方針、素案などというものが今後出てこようかと思います。所管する常任委員会などにもお諮りをして、また御意見をいただいた中で最終的に策定をしていきたい、そのように考えてございますので、今後ともこの件については御指導賜りますようにお願い申し上げたいと思います。御答弁とさせていただきます。
答弁 総務課長
AEDの設置場所について御説明申し上げます。女満別地区ですけれども、まず行政公的機関に設置されておりますのは、道の駅、それから女満別B&G海洋センター、それから女満別高校、大空消防署、女満別小学校、豊住小学校、女満別中学校、女満別幼稚園、女満別農業構造改善センター、ゲートボールセンター、それから女満別地区の民間では女満別空港、女満別ゴルフコース、それから特別養護老人ホーム女満別ドリーム苑、ボッシュ株式会社、JAめまんべつ。それから、東藻琴地区では、まず行政機関でございますけれども、東藻琴B&G海洋センター、大空消防署東藻琴出張所、東藻琴小学校、東藻琴中学校、東藻琴高校、それから東藻琴幼稚園、ふれあいセンターフロックス、東藻琴農村環境改善センター、それから民間でございますけれども、北海道畜産公社北見事業所、特別養護老人ホーム東藻琴福寿苑、それからJAオホーツク網走東藻琴支所となっております。以上でございます。
答弁 福祉課長
私のほうからは、福祉タクシーの利用状況について報告をさせていただきたいと思います。平成22年度の実績で申し上げますと、女満別地区対象者940名中、交付者が566名、交付率にいたしまして60.2%。券の利用された方につきましては62.9%、それから東藻琴地区の対象者につきましては432名中、交付をしました方が237名、交付率にいたしまして54.9%、券を利用された方につきましては51.5%となってございます。両地区合わせまして、対象者は1,372名中、交付をした方が803名、交付率にいたしまして58.5%、券の利用状況につきましては59.6%となってございますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
質問 品田好博
1番についてでございますけれども、津波、地震の設定の見直し、その中には避難場所等々の問題があるということでございますけれども……
質問 品田好博
私の町の特殊性といいますか、この間の過日の大雨でございますけれども、相当な雨が降っております。私が申し上げたいのは、もしか200だ、300だという数字が出るようなことがあれば、直接的な被害がどのぐらいあるのかと。地震、津波と同様にその辺の数値、シミュレーションを立てていただきたいと。その辺の膨大な雨量が出たときにどうなるのか。また、冬場の豪雪が、三日三晩吹雪が続いた場合どうなるのかというミニマムな計画が必要でないのかと。当然冬には停電等が起きて長期間閉じ込められれば、先ほどの透析患者等避難弱者に対してどういう対応か。そういう地域にぴったりの現実的な計画を立てるべきでないのかというふうなことで申し上げたところでございます。自主防災計画についても、他町村、特に内地が多いわけでございますけれども、そういった状況がテレビ等でなった場合は、すぐさま防災会議といいますか、町民も含めた防災会議を進めて、私の町では同じようなことがあったらどうするというふうなことを日常的に考える会議があっていいのでないかと。非日常的にぽっと起きる会議ではなくて、日常的にそういった問題を対処して啓蒙と教育とを通じてやっていく、そういう町民を交えた防災対策が必要でないかということでございます。サイレン信号については、設置上そういうふうなものがなっていないということで初めて聞かせていただきましたけれども、インターネット等を通じてそういうものを録音してどうのこうのというふうに町長は答弁なさいましたけれども、そういった問題をぜひ防災訓練を通じて周知徹底されるようお願いを申し上げたいと思います。他国の場合はどういったことになるか、本当にわけのわからぬことになりますので、その辺の対応も大事だと思います。そのために国民保護計画、武力攻撃というおどろおどろしい言葉が実際に並んでいるわけですから、遊び事でつくっているものでないという認識をきちっと町民に周知をされたいと思います。先ほどの報告会については、きょうの朝、議員協議会においても議員に報告されましたけれども、町民の方でもそういったところへ行ったときは聞いてみたいなというふうな気持ちもあるでしょうし、大変興味があることだと思います。また、学校教育においても防災教育においてもやりたい、こんなことで総務課主幹も申しておりますので、ぜひそのとおりに進めていただきたいなと、こんなふうに思っております。議決事件に対しては、いろいろテレビ等で大震災の影響がるる電波で流れておりますけれども、残念ながら議会のことがほとんど聞こえてこないという状況が、私はあると思います。大変議会人として残念だなと。実際にはやっておられるのだろうけれども、大変な状況でそういう形ができないということもありますでしょうし、まずもって我々がそういう防災計画等を周知しているかどうかということが大事なことだろうと思います。報告だけではなく、議会人が責任を持って周知をする、責任を分かち合う、そういう意味で私は申し上げているところでございます。以上で1番目。
答弁 町長
昨日、9月2日であったでしょうか、降った雨については、町内に観測地点が幾つかある中で、一番多かったところは115ミリでございました。24時間の雨量でございます。平成4年にあったときには、2日間でありますけれども、192ミリという雨が観測をされておりまして、そのときには網走川の堤防の上に立ちますと、すぐ目の前に水面があるというような状況になってございます。ですので、私どもが体感した感じといたしましては、そういった200ミリを超えるような雨になってくると非常に大きな被害が出てくるものと、そのように予測をされております。そういったもの、具体的な数字を積み上げて検証していく、そういう作業が必要ではないか。さらには、停電のことでありますとか、当然透析をされている方々、過去に大雪のときに3日間動けないときに各御家庭に除雪車を向けて、そしてそこから透析に通われる方の御支援をさせていただいたということなどもございます。また、停電などについては、正直申し上げて町ですぐ何かができるというようなことは少ないわけでありますので、ぜひ町民の方々にそういったときの備えというようなものについては、PR活動をしていかなければならない。そういったもろもろのところ、このごろは災害が非常にいろいろなものが多くなっておりますので、想定をした中で計画づくりといいましょうか、見直しを図っておきたいと、そのように思ってございます。組織の関係であります。言われていることはもちろんでありますので、単に町民の皆さんと関係ないと言ったら失礼ですけれども、直接のところでないところで議論していってもだめだということがありますので、各地域にそういう地域防災組織なるものをつくり上げながら日常の関心を高めていく。その中で災害があったときには対処をするというような考え方を持ってございます。その組織立てにつきましては、自主防災組織の立ち上げとあわせながら考えていきたいと、そのように考えているところであります。また、サイレンの周知などについては、機会のあるごとにいろいろ皆さんにもお知らせをしたいと思いますし、例えば言葉だけでは、文字だけではわからないところがあろうかと思います。先ほど言ったように、インターネットなどで流れている部分もありますので、そういったものを録音し、直接お聞きいただくようなことの機会というものも設定していきたいと、そのように思います。報告会につきましては、先ほど申し上げましたとおりぜひ設定をしたいと、そのように思っております。そのためだけの報告会というよりは、いろいろな機会をとらえて、その一こまを活用させていただきながら行うということで、多くの町民の皆さんに足を運んでいただけるようなことができないだろうか。また、内容をお伝えすることが、より多くの方になるように工夫を凝らして考えてみたいと、そのように思ってございます。また、議決の関係につきましては、御答弁としては先ほど申し上げたとおりでございますが、災害が起こったときの対策本部というものが行政側のところで設置をされるというようなことに通常なっているのかと思います。その中で議員の方々、議会としてのその対応というのが表立ったところに位置づけられているのかどうか、そういうこともあるのかと思います。見直しを図っていく中で、その本部体制をつくる、そういうことの中で議員の皆さん、また、議会の皆さん方の役割、そういうようなものもあらわれてくるのではないかなと、そのように考えてございます。今回の御意見をいただきながら見直し作業に当たってまいりたいと、そのように思います。よろしくお願いをいたします。
質問 品田好博
今回時間が足りないものですから。
質問 品田好博
議長からのアドバイス等もいただきましたけれども、何せ時間との戦いで、後藤議長が許して5分ぐらいオーバーしてもいいとかというようなものを加味していただけるならば、いいアドバイスだと思います。続いて、AEDについてでございます。先ほど設置場所をいただきました。私も全部調べたわけではございませんけれども、ちょっと気になったのは、ドリーム苑が60床になったし、広範囲でありますけれども、1台なのかどうか確認をしましたら2台でございますので、27台ということの認識でおります。これは、消防署の連絡でありますけれども、行政のほうも2台という認識は忘れているのではないだろうかなということでございます。つけ加えておきます。AEDにつきましては、大変緊急性を要します。これがもう第1点でございまして、1分後にAEDを使えば救急率は90%、2分なら80%というふうに1分ごとに10%ずつ減っていきます。ですから、大変時間との戦いです。ですから、どこにあるかとかどうだとかと言っている時間がないということで、効率的にこの機械を生かすことであれば、もっと真剣な取り組みが必要でないかなと。1台何せ33万円という価格なものだそうでございます。そんなことで、まずもって管理者のいないところ、松田選手が問題だったのはグラウンドでございまして、管理者がいない。そこに当然AEDもない。クラブチームも持っていない。ここに大きな穴があったのです。ですから、今町長が言ったとおり、答弁にありましたけれども、うちの町では貸し出しをしている、こういう認識で答弁がありましたけれども、間違いなければ大変結構なことであろうと思います。だから、貸し出しの前、事前にそれらのグループの者たちは講習を受けるということでなければ、使い方がわからなければ何もならないことでありますので、そこら辺の関連をきちっと押さえてやっていただければいいかな、こんなふうに思います。ですから、運動公園、野球場、ゲートボール場、パークゴルフ場、東藻琴多目的公園、すぱーく東藻琴等、AEDはついていない、こういうことでございますので、御老人の場合はいつ何事か起きるかわかりません。当然そういう老人団体についても講習をすぐさま行って、使用する場合は貸し出しをするということをはっきりルールづけをしてもらいたいと思います。それでは、消防署に1台でいいかということも結論づけてこれるのでないかなと、こんなふうに思っております。AEDについては、そういうことであります。あと、女満別においても温泉施設等で何件か心筋梗塞で倒れられたという事件もありますし、そういう集客施設、温泉宿泊施設等の業者に対しましては、つけていただけるように要請をしていただきたいし、女満別においてはグループホーム、東藻琴もグループホームがございます。火事の探知器をこの間設置したところでございますけれども、AEDも最低限必要な機械だと思いますけれども、その辺の要請活動も伴わせて行っていただきたいと思います。2番目については、そういうことでございます。
答弁 町長
必要性については、広く設置後、社会の中で認められている部分がございます。町内で26カ所27台ということでありますけれども、まだ不十分ではないかと、まだほかにも設置をしたほうがいい箇所、また、そういう機会もあるのではないかというような御指摘かと思います。これについては、今の台数で十分なのかどうなのか、さらに検討、検証してみたいと、そのように思います。また、先ほど言いましたように、やっぱり人が使うものですので、幾ら音声で指示が出るとはいいながら、焦っているときはなかなか、やはり必要なときに使えるためには、ある意味のなれというのでしょうか、そういう経験が必要になってこようかと思います。そういう講習についても、今後もより多くの方に受講していただけるように取り計らってまいりたいと思いますし、町の施設だけではなくて、民間でもいろいろな方々がお集まりになる施設もあります。そういうところに対しては要請活動も行ってまいりたい、そのように思います。よろしくお願いいたします。
質問 品田好博
ありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。講習会の詰めというか内容、使用者、団体等を煮詰めて、何回も講習会を開いて生かせる機器であるようにお願いをしておきます。3番目の透析患者の通院費助成の拡大についてでございます。町長さんの説明のとおり、福祉有償輸送ということで拡大をされたところでございますけれども、何分治らない病気、そして週に3回、多い人は4回、大変な肉体的、精神的苦痛でございます。それを察する余り、私も質問に踏み切ったところでございますけれども、もっともっとというのはつらいというのはわかりますけれども、何分有償輸送の場合は月3万円弱かかるということでございますので、その大きさはわかると思います。また、若年の場合も、先ほど説明しましたけれども、障がい者年金という形で経済的なものも断たれて、そういう中でやっていくということでございますので、ほとんど有償輸送にならない、やっぱり自分の力で病院に行くというのは、価格が高いから行くわけですけれども、その車の維持費も大変なものだろうなと、こんなふうに考えているところでございますので、本当に町長さんの英断をもって14名を救ってあげてほしい。例えば、交通費の自家用の手当ての分は、月5,000円から6,000円かかります。有償輸送は、先ほど言ったように30何万円かかるわけです。ですから、その辺をぐっと圧縮して有償輸送で本当に1,000円、1,500円、自家用車の場合は1割だけでもって、本当に無償にできないか、給付型にできないかという形でございます。そうすれば、私は有償輸送のほうに足が向くのではないかなと、こんなふうに思っているところでございますので、よろしくお願いをしたい。考え方をもう少し持ってもらいたいかなと。本当に一生の問題で、若年の場合は道を断たれていくということでありますので、ひとつよろしくお願いをしたいと、そんなことでございます。
答弁 町長
経済的な支援、その部門、部門ごとの経済的な支援というものについては、市町村の段階でも行っている例が多々ありまして、一つの行為に対する財政的な助成制度の支援というものは今までもいろんな分野で行ってきておりますけれども、今議員の御指摘の生活全般、収入の道が閉ざされるので、そこのところを底支えするというような経済的な支援ということについては、ほかの分野でも私は今思い出す、いろんなことを考えておりますけれども、なかなか町としては取り決めていないというのが現状ではないか。そういうような状況になる場面においては、国として、例えば北海道として、また、市町村として、また、その3つが一緒になってというような形で下支えをするというような制度に、今のところなっているのではないかなというような感じ方をしております。ですので、私どもは先ほど言った医療費の部分ではなくて、その交通費の部分で御支援をさせていただこうということで拡充をさせていただきました。その検証もまだ十分ではありませんので、そういったようなところから御支援をさせていただくということをまず基本に置きたいなと、そのように思っております。また、別な機会に透析のことについて、議会の場面だったかと思いますけれども、御質問なりをいただいたことが、別な議員の方からあったかと思います。たまたま今交通費のことでいいますと、町内で治療ができていないということに大きな課題があるわけであります。そのときにもお話を申し上げましたけれども、今時点ではなかなか難しいのですけれども、将来は何とかこの地域の中で、市町村の単位の中でそういう治療を受けていただけるような、そんな環境もつくっていかなければならない。大変ハードルとしては高いわけでありますけれども、そういうことも折に触れ、医療機関などとも相談も、また、御提案もいろいろさせていただいている現状にあります。そういうところでもって、町としての今時点での支援といいましょうか、対策というものを講じてまいりたいなと、そのように思ってございます。また、国や北海道に対して、先日は北海道の中でがんの方の生活経済支援というところまでは踏み込んでいないのですけれども、がんの方々も職場がなかなか限られてしまうとか、生活の面で収入が途絶えてしまうというようなことでの条例制定に向けての動きがあるようであります。今後、こういう透析の方々に対してそういうようなことが必要ではないか、そういう訴えかけもあわせて行っていければと、そのように思ってございますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げます。
質問 品田好博
本当に町長さんのおっしゃるとおり、我が町に透析機器があればこういったこともないと思いますけれども、なかなか本当に難しい話でございますので、せめて交通費の助成の拡大だけはというふうな気持ちで質問をしたところであります。福祉有償の実績を見ても2人ということで、やはり2,800円にしてもまだ大変だということで、自家用車で通っている患者さんの気持ちがそこに見てとれるわけでございまして、一段の福祉輸送のプライスを下げるよう再度お願いを申し上げたいと思います。続いて、4番目でございます。福祉タクシー券の町外利用について。これは前段の同僚議員の話とやや重なる点もあるように思いますけれども、福祉タクシー券の利用状況を見ましても75歳以上ということを拡大しましたけれども、そんなに使用量がパーセント的に上がっていないということは……自主的にとりに来ているわけですから、全員に配っているわけではない。自主的に申し込んでとりに来ているのにもかかわらず、総体で58.8%程度のもの。どこかにこの制度の問題点があるのでなかろうかなということで、二、三の御老人の方にインタビューといいますか、ちょっと聞いてみたところ、東藻琴にも女満別にも、先ほど言ったとおり、どうも病院で外に出る機会が圧倒的に多いようでございまして、そのときに公共交通を利用するときに、その後何か用を足したい、友人に会いたい、どこどこの施設に行きたいということで、そこでタクシー券を使えたらな、こんなことがかなり多い数字で上がっております。ですから、先ほど町長さんの言ったとおり、社会活動の拡大、促進ということをうたい文句にしていますし、女満別だけでは足りないのだろうな。それだけ老人の方もそういうところへどんどん、どんどん出歩いていくし、まして相乗的に病院の通院ということは重荷になっておりますし、ついでにそういう活動をしたい、そういうふうなニーズがあるという形で質問をさせていただいたわけであります。本当に消費者と同じように、老人の方の活動も広範囲になっています。このたび定住自立圏構想で網走市とも組んでおりますけれども、やはりそういう社会施設等の相互利用ということもうたっております。そのときに、やはりベースメントにあるのは自家用で行くということを行政側は概念的に思っている。ところが、そうではなくて、同僚議員ではないですけれども、そういう人ばかりではない。また、あっても、あえてそういうバスや汽車を使うということも大事な時代でなかろうかなと。そのときに、目的地まで行けるタクシー券が使えるということは、大変彼らにとって大きなメリットになるだろうと、私はそういうふうに思っているわけです。ですから、ニーズの拡大と、やっぱりマッチングの制度というものを考えていただきたいなと、こういうことで質問させていただいたところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長
透析の関係につきましては、先ほど言いましたように昨年の4月に制度の拡充をして広げたところであります。議員としては、いろいろな御意見も伺っているということでありましょうけれども、私どもとしましてもその内容、どこまでの範疇で応援をするべきかということをもう少しお時間をいただいて、検証させていただきたい、そのように思います。また、福祉タクシー券でありますけれども、利用率が低いと。先ほど担当課長のほうから交付率、利用率、どちらも大体平成22年度については60%程度ということで話があったかと思います。目的とすれば、外に出ていろいろな活動、通院だけではなくて、いろいろな社会活動だとかいろんなところで外に出ていただく、そのことで地域の中とのかかわりを持っていただく、そういうことを重視していきたいということで出させていただいております。なるべく大勢の方というか、必要な方に漏れなく行くようにということで昨年の6月、いろいろなところで制度拡充をいたしました。ですけれども、75歳以上の方、身障の方ともども、私はまだ自分で運転ができるのだと、御厄介にならなくてもいいですよという方もいらっしゃいますし、私どもからすればそれは大変ありがたいことでありまして、そういう今時点で必要でない方々については、何とか使ってくれという言い方を私どもは今するつもりはございません。必要な方に使っていただきたいという思いで、出させていただいております。また、利用率などもお話を聞きますと、いや、今いいのです、大丈夫ですと。ですけれども、あした必要になるかもしれない。万が一のためということもあるので、一応交付は受けておきます。また、夏場は自分でも運転できるのだけれども、大丈夫だと思っています。だけれども、冬はやっぱり不安になるので、冬のとき、出るときにこれを使わせてもらおうというふうに思っていますよというような方もお受け取りに来たときにおっしゃる方もいらっしゃいます。そんなことで利用率のほうも、出したけれども、十分100%ではないというところで、それも私どもからすれば大変ありがたいことだと。本来の目的は、高齢者や障がい者の方々が広く地域の中に、外へ出ていっていろんな活動に携わっていただくということでありますので、私どもでは一方では高齢者の方々の健康をしっかりと守って、いつまでもお元気でいていただくということも目標にして、いろんな施策も展開してございます。しかし、かなわずして自分ではなかなか運転ができないという方のためにこの制度がありますので、そういうところの交付率のことだけでは、この制度のよしあしといいましょうか、そこのところを論じられないのではないかなと思っております。また、定住自立圏の関係のお話もあって、いろいろなところ、これはお互いが相乗効果で補完し合うというようなことも想定をしてございます。先ほど言いましたように、ただ私どもには全くないわけではなくて、地元のそういう事業者の方々がいらっしゃるわけでありますので、使う場合には地元の方々を使っていただきたいということを前提としたいというふうに考えてございます。これが、そういうところがないよということであれば、当然いろんなところにお願いをして補完するということは必要になってこようかと思いますけれども、今時点で町内でそういう方々がいらっしゃいますので、その部分についてはぜひ御利用をいただきたい。多分議員が言われていらっしゃいますのは、例えば網走市なり美幌町なりに公共交通機関で行って、そこからの御利用ということだろうと思うのです。ですけれども、福祉タクシー券の利用については、そこで地元のハイヤー会社を使うというのは外しておりますけれども、それ以外でもいろいろなところでお使いいただく場面というのはあるのではないかというふうに思います。ですので、町が交付している部分については、ぜひ地元の事業者の方々の範疇の中でお使いをいただければありがたいものだと、そのように考えてございます。これも先ほど言ったように、昨年の6月に対象範囲を大幅に拡充して取り扱わせていただいております。今言ったような御意見もあるのでしょうけれども、それらも含めてもう少し時間をいただいて、その中で検証して今後考えさせていただきたい、そのように思いますので、ぜひ御理解を賜りたいものだと、そのように思います。よろしくお願いをいたします。
質問 品田好博
町長の話を十分わかっているつもりでございますけれども、まずこのターゲットはいわゆる弱者だと思います。ただし、概念的に、予算的に75歳以上にしたということで、昔は70歳でも十分な老人でございました。そういう時代もありました。福祉褒賞ではないですけれども、70歳代からもらえた時代もあったわけです。たまたま後期高齢者という概念ができて75歳というくくりにしましたけれども、75歳の人でもぴんぴんの人はいます。92歳でパークゴルフ場へ毎日通っている御老人もおります。ただし、70歳の人でも、居宅で足がなくて病院まで通うのが大変だという人もおられるわけです。そういう、やっぱり政策のまさぐりというものをしっかりして、きちっと決めなければならないですけれども、方法的にはあるのだろうなという考え方が私には基本的にあるのです。70歳でも居宅で、身内がいなくて一人で悩んでいる御老人もおるのです。その人方から福祉タクシー券までにあと3年あるけれども、私は大変だというふうなお声もちょうだいしているわけです。それを救い上げるという方法だって私はあると思います。70歳というふうにしないで、自己申告と。それこそ先ほど町長さんが言ったとおり、福祉課へ行って何とかならないか。そういう窮状を訴える人方に対応できると、先ほど町長から、そういう話もありました。そのときになるほどなと、本当に大変だなというのは担当の課長さんが判断されて、それを町長が見て、そのとおりだなというものがあったときには救い上げる、そういう心があっても、私は心根がある政策があってもよろしいのではないか、このような考え方で申し上げているところでございます。そんなことで時間もないですけれども、5番目、あと5分でございますので、計画どおりにいっているようでございますけれども、進めさせていただきたいと思います。住生活基本計画に基づく大空町住宅マスタープラン策定、町長の言っていることはよくわかっております。ただし、今までなぜ住生活基本計画が公にまとめてこれなかったのか。ほかの町では、早々と住宅マスタープランをやっておるのですが、そのとき女満別町に昔は住宅マスタープランはあったのだと。ところが、私は平成15年のときからそのようなプランは見ておりません。女満別の住宅事情を見ますとどんどん、どんどん、先ほどの話でありますけれども、高齢者の方々が1人になって転居する、亡くなるという形でいろいろと空き家が目立って、いろいろマッチングする場所もあれば、マッチングしないでそのまま放置をされているというふうな住宅は、私は毎年これからふえてくると思います。そういう意味で、今やられている住み替え制度だとか空き家登録制度だとか、いろんな住宅に関するそういう網羅した総合的住宅政策というものの計画を、早くまとめたらいいのだろうなという考え方でおるわけでございます。それについて町長の認識を、どういった内容でやっていくのだということの考え方を聞きたい。ただ、それは住宅基本計画でもよろしいのです。何も住宅マスタープランでなくてもよろしいですけれども、どういうことで考えているのか。株式会社ズコーシャという形で送るようにアンケートがなっておりますけれども、それ以前に行政がどのようにその問題を把握しているのか。そして、どういうふうな形のかじ取りをしていこうというふうに思っているのか。そういうものがなければ、委託の業者が巧みですから、いろんな形でつくると思います。それは、もしかするとどこの町も同じものになりがちになってくる。そこでやっぱり独自性のある計画をつくるのであれば、行政がまずもってそういう認識で、ある程度のアバウトな計画地、概念図を持っていかなければ委託先では、言葉は悪いですけれども、何でもつくれるわけです、簡単に言いますとお金で済むことですから。そういう気持ちがなければ、いい計画にはならないだろう。そしてまた、そういった計画に対しては、議会を通じて周知、認識をして責任を持ってやっていくためにも、それも議決拡大という形でほかの町では議決事項になっているということで質問をさせていただいたところでありますので、よろしくお願いします。
答弁 町長
まず、福祉タクシー券の関係でありますけれども、先ほど言いましたように対象者のところを大幅に拡充をして、なるだけそういう方々、必要とされている方々が漏れないようにしてまいりました。ですので、その拡充前も大体交付率、使用率6割程度でありましたけれども、広げても、人数はふえたのですけれども、やはりその程度ということは、やはり広げた中で救われた方々もたくさんいるというふうに思っております。当時は、その世帯区分の問題でありますとか、それから所得のとり方の問題、そういうところが御議論の大きなところであったかと思います。そういうところ、あと家族間の利用のことについてだとか、そういうことが課題だったと思いますけれども、そういったところは今回の、昨年の6月の改正の中で拡充をして、より多くの方々、本来必要とされている方々に手を差し伸べた、そして対象としたつもりでございます。年齢のことでいいますと、確かに70歳でも65歳でも、もっと若い世代の方々でも必要な方はいます。自己申告でということでありますけれども、やはり行政が行っていく制度の中には何かしらの基準を、それなりの説明が必要ですけれども、そういったものをどこかで、申しわけないですけれども、線引きをしなければならないという現実があろうかと思います。ですので、これについては確かに今言われた御意見、先ほど透析のところでもお話しましたように、御意見としてあるのだなということは私どもも受けとめさせていただきますけれども、それらも踏まえた中で昨年の6月に拡充をした制度でございます。もう少しお時間をいただいて、そのあたりの検証結果を踏まえながら、今後検討すべきところがあれば考えていきたいと、そのように思ってございますので、この点については御理解を賜りたいと、そのように思います。また、住宅施策の関係でありますけれども、議員が御指摘のように住宅マスタープランというようなものに直接寄り添った形ではありませんけれども、ここ何年かの間の中で宅地の造成を土地開発公社が主体として行って分譲をしたり、それから町営住宅の整備も行ってまいりました。これは、従来の住宅マスタープランからの継続的な考え方もありました。そのほかに住み替え事業でありますとかリフォームの助成事業というようなものも行ってきております。私の考える中においては、昭和40年代の後半ぐらいから昭和50年代、昭和60年代にかけては市街地の外側に宅地を求めてどんどんと宅地分譲をして、そこに新しい一戸建てを建てていただくというような政策で市街地がだんだんと広がってきましたけれども、高齢化社会の中にあって今町の中に空き家というようなものがだんだんとふえてきている現状にある。外に市街地を伸ばすのではなくて、今そこの空き家になりつつある、なる可能性があるようなところを今後どうやって埋めていくか。今ある町民の皆さん方の資産を含めて、どうやって後世に長く伝えていくか、使っていくかということが一つ大きなポイントになってくるのではないかと、そのように思っております。そういうことを推奨していくための計画でなくてはならないと、そのように思っておりますし、もう一つは町の社会資本整備の中で町として供給するべき町営住宅の質や、さらには数が、量がどの程度のものが必要か。住みやすい町をつくるという、いろんな制度のことも必要でありますけれども、基本となる衣食住のその住の部分というものを、北海道の地域でいえば市町村が担っていかなければならない部分が多分にございます。その必要量をはじき出すための計画というものでなくてはならないのではないかなと、そのように考えてございます。ですので、私どもの地域は女満別の地域と東藻琴の地域があります。どちらの地域にどの程度の、そういう町の持つ住宅が必要かというようなものをこの計画の中で検討していきたい、そのように考えてございます。そういう意向を持って、その計画全体を民間事業者の方にプランニングをしてもらうというような考え方で、アンケートなども直接そこに行くような今形で進めてございます。また、この計画をつくっていく中では、町営住宅の入居者選考委員会の委員の方と町の職員とで委員会を設定をして、その中でこの計画の内容について素案づくりについて詰めさせていただいております。現在まで2回ほど開催をしておりますけれども、そういう中である程度形づくったものが見えてきましたら、その段階で、先ほど申しましたように議会の所管委員会などにもお諮りをして御意見をいただく機会もつくってまいりたいと、そのように考えてございますので、そのときにまた御指導などをいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
質問 品田好博
今行われているアンケートも戸建ての方の対象と、公営住宅入居者の対象と2つに分かれてアンケートがなされているように思います。そういう意味で、公営住宅の考え方、これからの高齢化社会を迎える公営住宅はどのようなものなのか、どういうふうな形のものがいいのか。また、戸建ての対応、高齢化を迎えてひとり住まいになるという形になった節に、私の町ではまずもって住宅を処分しなければ公営住宅に入れないというのが原則でございますよね。ところが、他町村を見ると、そういった形ではなくて、その活用、戸建ての活用というものをいろいろ考えておるような町もございます。そういった高齢化社会を迎えるにつれて、そういう問題が発生するにつれて、そういう問題も整理をしてやっていかなければならないだろうなと、そんなふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思って質問したところでございます。多分公営住宅、私は何も確認をしないで言っておりますので、多分自分の家があって公営住宅に入居できないと、売らなければだめだし、売るという確認がなければ、不動産屋さんとの関係がなければだめだというふうな形で私は認識しておりますけれども、そういったことでありますので、いろいろ高齢化社会が進む中で、進むということは経済力がそがれるということです。地域力がだんだんなくなっていく、活力がなくなっていくことですから、それが目の前にあるということの認識の上で住宅政策はどうあるべきか。また、それを逆手にとって活性化させる方法はないか、移住者を多く求めることはできないか、定住ゾーンをふやすことができないかということであろうと思いますので、最後の質問とさせていただきます。
答弁 町長
私どもとすれば、先ほど言いましたように住み替え事業ですとか、それは移住者の方々などを対象としたものも含めて展開をしていて、これなどはいろんな議員の方からの御意見などもいただいて、私とすれば先駆的に取り組んできているつもりでもあります。ただ、その水準がどうであるかということにすれば、少ないよりは助成制度は多いほうがいいというのは、受ける側からすれば当然のことかと思います。また、そういう中で例えば自分の住宅を手放して公営住宅にお住まいになると。ただ、やはりこれは公営住宅の入居する側の基本的な考え方として町営住宅、公営住宅ですけれども、どういった方々のためにあるのか。それは住宅が、今住む場所がなくて困窮をされている方、そこがまず第一義的なことでありますので、今住宅は持っているのだけれども、やっぱりいろんなことでそっちに先に入りたいのだというところを優先するわけには当然まいりません。ないということを前提にしなければなりませんので、例えばそういう将来設計の中でなる場合については、やはり資産として持っているものを例えば処分をしなければならない。これは、決して私どもの町だけの制限ではなくて、どこの町村へ行っても、どこの市へ行っても、町営住宅、市営住宅というものについては、そういうような制限を受けながらあるということが前提になってございます。決して私どもの町だけがそこのところに踏み込めていないということでないことについては、御理解を賜りたいと思います。ただ、言われている趣旨のことも私はわかるつもりでおりまして、そういう中でどんどんと新しい生活設計の中で必要な方に戸建てがわたり、集合住宅などの町営住宅などを欲している方にそういうところが回るということの仕組みづくりは、これはいろんなことをとらえながら研究していかなければならないことだろうというふうに思っておりますが、現状ではまだそこのところのハードルが越えられていないということで御理解を賜りたいと、そのように思います。ぜひほかの市町村に現在お住まいの方も、雇用のことだとか住居のことだとか、それから生活をしていく環境のことだとか、そういう中で大空町に住みたいねと言っていただけるように、また、そのときに住宅が供給できるような、そういう町づくりを進めていければいいなと、そのような気持ちでおります。ぜひ今後とも御指導をいただきながら、この住宅政策につきましても積極的に取り組んでまいりたい、そのように思いますので、御指導をお願い申し上げまして、御答弁とさせていただきます。ありがとうございました。