みんなの議会

大空町議会 平成18年第3回定例会 2006年12月21日

災害どきの避難所について

2006年12月21日、大空町議会の一般質問で、樫原達也議員が「災害どきの避難所について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
樫原達也 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 樫原達也

それでは、通告書に従って、質問させていただきます。きょうで3日目です。特に今回は11名の方々が一般質問されました。このことは、本当に大変喜ばしいことではないでしょうか。町長さんもはっきりと答弁され、頼もしい限りであります。これがずっと続くことをお願いして、質問させていただきます。災害どきの避難所について。ことしの10月7日から9日にかけて超低気圧が通過したときの大雨で避難勧告が出され、災害が予想される地域住民が避難し、安全が確認された時点で解除されたわけでありますが、旧女満別、旧東藻琴は開町、開村以来大きな災害がほとんどない地域であります。自然を相手にしてこんなことを言っていいかどうかわかりませんけれども、今まで起きたことのない地域に大きな思ってもいない災害が起きる時代になっていることが時々報道されております。先日の佐呂間で起きた竜巻もそうではないでしょうか。もし当町に起きたときどこに避難場所にするのかお伺いいたします。2番目、大空町の道路管理維持について。地球全体が温暖化になって異常気象が発生していると言われても、やはり当地域はことしも寒い冬が来て雪も降り、根雪になりました。先日女満別地域自治会臨時総会において町道等の除排雪について地域住民への協力要請、あるいは注意事項についてるる説明があり、ことしも例年どおり除排雪を行いますとの話でありました。道道、国道はどうなっているのかお伺いしたいと思います。3番目、単位自治会の統合について。私の自治会もだんだん世帯数が少なくなり、高齢化したり、いろいろな行事も行っても出てこなかったり、なかなか自治会運営も難しくなりつつあります。また、一方ではだんだん大きく世帯数がふえている自治会もあります。行政として将来どのような方向にいこうとしているのかお伺いいたします。ということで、第1回目の質問を終わります。

答弁 町長

樫原議員からの一般質問にお答えを申し上げたいと思います。1点目、災害時の避難所についてであります。ことしの10月の低気圧による大雨、暴風の災害の際には避難所といたしまして老人福祉センターを指定して避難をいただいたところでございます。今回は本郷、豊里、住吉地区の方々242世帯、985人、さらに日にちをかえまして湖南地区の方3世帯、7人に避難勧告を行ったところでございます。今回につきましては、水害というようなことからある程度先が予測できたというようなこと、さらにはそういった中で多少時間的な余裕があった、三つある橋について渡橋が可能だったというようなことから老人福祉センターに避難所を設置したわけでありますけれども、他地域の災害、災害というのはいつどこからやってくるか全くはかり知れないものがあります。また、その地域というものも地震などでは全町くまなく被害に遭うというようなことも想定されるところであります。旧両町村の防災計画の中では、学校、地区公民館等を中心に40カ所の避難所を定めてございます。新しい町の防災計画というのは、現在鋭意作成中でございますけれども、このことをかんがみまして新しい総合計画の中ではより多くの公共施設を避難所として指定をし、その災害の度合い、程度、さらには範囲などによって避難所を確保していきたいと、そんなふうに考えてございますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。続きまして、除雪の関係でございます。本町における除雪の出動水準については、昨年と変わらず同じ水準でもって出動するということで考えてございます。一つ、町道の除雪の関係でありますけれども、その中の歩道部分、これは除雪キロ数34.2キロ、歩道延長の約68%にある区間を午前7時までをめどとして除雪を行いたいということで対応しているところであります。また、道道についてでありますけれども、道道女満別空港線及び福住女満別線につきましては道道網走川湯線と同様に北海道から受託する方向で今回今年度に入りまして協議を行ってきておりました。しかしながら、今年度につきましては委託設計額も算出されているというような関係から、今年度は難しいというような話を伝えられております。そんなことで今年度につきましては、先ほど町の除雪の時間帯に合わせて通学、通勤等に支障が出ないように除雪をお願いしたいということで申し入れを行ったところでございます。来年度につきましては、道道女満別空港線及び女満別空港線につきましては国道から都市計画用途区域のところまで、さらに道道福住女満別線は国道から大正橋まで、これを川湯線と同様に歩道の除雪を請け負いたいということで調整をしているところであります。失礼しました。もう一路線。住吉女満別停車場線の国道から駅前まで、この3路線、これを川湯線に加えて除雪を受託を行って町民の皆さんの利便の向上に図っていきたいというふうに考えてございます。ただ、商店街が張りついております福住女満別線については、若干占用物等の状況も道路上にある部分もございます。そういった意味では、除雪機械で十分に対応できるかどうかと、そういうことで今後調整も必要かというふうに考えてございます。また、車道部分の道道の受託ということについても北海道の方と話をしてございますので、引き続き検討しながら効率のよい除雪体制ということを考えた中で方向性を出していきたいというふうに思ってございます。また、道道の排雪でありますけれども、通行に支障が出ている状況が見受けられる場合がございます。北海道と連携を密にいたしまして、排雪等の申し入れを行うこととしているところでございます。また、交通安全の関係からよく交差点の視界の確保ということが課題として挙げられてございます。町道と町道は、町が主体的に行うのはもちろんでありますけれども、町道と国道、また町道と道道のそういった交差点における視界の確保についても町が主体的に行ってまいりたいというふうに考えてございます。ただ、北海道と国との関係する道路の交差点については十分申し入れをしておきたいというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。さらに、3点目でありますけれども、自治会の統合についてどういうふうに考えるかということであります。私は、常日ごろ対話と協働のまちづくりを推進していきたいということでお話を申し上げております。その中で自治会の活動というのは非常に重要性が高いというふうに思っておりまして、それが衰退するということはまちづくりに与える影響は多大なものと、そんなふうに思っております。現在大空町には48の自治会がございます。女満別地区が32、東藻琴地区が16であります。構成世帯数で見ますと、最多のところは約180世帯、最少のところは5世帯というような自治会もございます。そういった意味では、大変活動に支障を来しているというようなことを伝え聞いている状況にもあります。しかしながら、おのおのの自治会の活動の内容というようなものについては、その地域の地域性ですとか独自の取り組みがあるというようなこともございます。なかなか数だけの問題ということではないようなことも聞いております。そういった中では単位自治会同士のやはり自主的なお話し合い、歩み寄りがなければ、私どもの方からどうこうということにはならないのではないかというふうに思っております。また、自治会連合会の役員会の中でもこういった問題が議論といいましょうか、話題として上っているというふうに伺っております。そういった中でもやはり各自治会ごとの取り組みを基本としたいというような考え方が示されておりますので、町としてもここと歩調を合わせてまいりたいというふうに思います。しかしながら、結論がしっかりと方向性が出されれば、連合会と連携をいたしまして、事務的な関係のいろんなご支援というものは町としてもかかわってまいりたいなというふうに思ってございますので、ご理解を賜りたいと思います。以上申し上げまして、1回目のご答弁とさせていただきます。

質問 樫原達也

大したことない災害どきにはそれでもいいのですけれども、最近地震が全然なかった北九州市だとか新潟の中越の山古志地域の地震なんかを見ますと、そのような同じような地震がもしかこの地域で起きたとき、先日も説明していたのですけれども、身の回りの確保はできたと、情報もスムーズに地域住民に伝わったと、災害弱者にも十分対応できたと、道路も通れるように救急車両も万全だと、すべてマニュアルどおりいったと、ところが避難する人たちが老人福祉センターへ行ったところもう100人以上がいて満室だと、隣の海洋センターへ行ってもまた満員だと、それでは今度小学校だとか中学校へ行ったらどうかと、そうしたらもう全然体育館も全滅して、ないと、どこ行ったらいいのだろうかと、そのようなふうにならないようにしっかりした避難所を将来的に考えていた方が、計画立てた方がいいのではないか、先ほど聞くと考えていますよということなのですけれども、早急に総合計画の中にでも長期的にも練っておいた方がいいのではないかというふうに思っているのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長

確かに今回の中では何とか把握をすることができたということでありますけれども、ご指摘のような大災害のときには交通網も寸断をするというようなことでいけば、自分たちが行動できる範囲というのも当然限られてまいります。そういった意味では、近くの公共施設に身を寄せるということが大変重要なことになってくるのではないかというふうに思います。そういった意味で現在40カ所ということではありますけれども、この数をふやしてより多くの公共施設で避難ができるような、そんなことを考えていきたいと。これは、総合計画の中で当然安全を培うということで必要なことではありますけれども、その前段で現在今年度の制定に向けまして防災計画をつくっている最中でございます。その中でしっかりと規定をして来年度はそういった公共施設の避難所の場所などをマニュアルに落として、そして町民の皆さんにお伝えをし、もしものときには近くの、また場合によっては時間があるような場合については指定のところに避難をしていただくというようなことを行ってまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

質問 樫原達也

それでは、来年度防災計画を立てていくということなので、しっかり計画どおりやっていただきたいと思います。次に、道路管理維持についてでありますけれども、西通り商店街というけれども、もはや生活道路になっているのです。西通りに面している人たちは、ほかの地域と同じように固定資産税も払っているし、町民税だとか道税だとか、そういうものも払っているのです。ところが、自分たちの前面道路が道道であるばかりにほかの町道と同じようなサービスは受けられていないのです、ずっと。これ何か非常に問題があるのではないだろうかというふうに。別に我々はあそこの前面道路を道道にしてくれなんて一度も要望書を出した試しがないのだ。早急に19年、20年においては相談して協議して受託してやるというふうに言われているのですけれども、できれば早い機会に協議してやっていただきたいというふうに思っております。

答弁 町長

道道の除雪等につきましては、ことしの2月、私が出席をしました会議の中で土木現業所の所長の方から地域の道道の除雪についても市町村の方で担っていただけるものがあれば協議に応じたいというような話がありました。私といたしましては、合併も控えておりましたし、私自身の身のこともありましたので、その年度中には担当に指示はいたしませんでした。ただ、新年度になりまして、4月の末にそういった考え方を北海道も持っていると、地域の中で必要な路線について協議をするようにということで申し伝えました。そんな中で北海道の方と何回となく協議をいたしましたけれども、18年度の分については既にその積算と民間委託というような中で決まっているので、今年度については難しい面があるというようなお話をいただきました。ただ、あわせて19年度以降についても協議をさせていただいておりましたので、そういったことで来年度先ほど言いました区間については基本的に町として除雪体制を講じていくというようなことを前提にしてさらに詰めてまいっていきたいというふうに思いますので、19年度のシーズンからになりますけれども、先ほど言ったような受託を含めて対応していきたいというふうに考えてございますので、ご理解賜りたいと思います。商店街とはいいながら、現在商店の方もいらっしゃいますけれども、単に生活住宅ということで張りついている部分もあろうかと思いますので、仰せの部分も気持ち的な部分は十分理解しているつもりでございます。そんな中で対応させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

質問 樫原達也

それでは、19年度に向けてしっかり交渉していただきたいと思います。それから、空港通りの方の歩道の排雪の関係はどういうふうになっているかちょっとお伺いいたします。

答弁 町長

女満別空港線の歩道につきましても国道部分から都市計画区域のところまで、今でいうと本田さんの住宅のところまで、これについても19年度町として受託を受けたいという考え方で詰めております。

質問 樫原達也

先ほど都市計画区域内までやるというふうに、車道はやると言われたのですけれども、歩道はそうしたら本田さんのところまでで、それより空港の方には歩道はしないということなのかな。都市計画区域内は、あっちの本田さんね、わかりました。済みません。それから、びり砂利も結構まめにまいているのですけれども、時々まいていないところがあるので、それもよく注意してまいていただきたいというふうに思っております。

答弁 町長

ちょっと何軒も本田さんがありまして、申しわけありません。農協の施設倉庫の向こうにあるカーブのところの本田宅のところまで町として、それ以降については従来どおり北海道の方でというような考え方を持っております。また、安全対策の面もありますので、小まめに砂利等については巡回をしながら補給なり、また散布なり繰り返してまいりたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 樫原達也

ことしの冬は安心して過ごせるなというふうに思っております。次、3番目、単位自治会についてなのですけれども、最初の日なのですけれども、同僚議員にも答えておりましたのですけれども、女満別地域の3地域の体育館を平成22年までにどうにかすると、まず一つは取り壊してしまうと、2番目には自治会に渡してしまいますよと、3番目には他の人に譲渡、売り渡してしまうというような説明でありました。なかなかあのような建物は他の地域では見られませんし、これからつくることもできないでしょう。都会の人にとっては、ああいう建物は、木造体育館はこの地域の文化財に見えるという人もいます。取り壊したり他に譲渡することは簡単です。だれでもできることなのです。単位自治会では渡されてもなかなか今の状態では運営できかねるという、難しいという説明でありました。このように単位自治会がだんだん少なくなっていくと運営も難しいです。合併なりなんなりしてもう少し大きな自治会組織にしたら、運営させたら負担も少なくなり、運営できるのではないかなというふうに思っております。その辺の考え方はいかがでしょうか。

答弁 町長

私も自治会にはある程度当初設定がされたといいましょうか、設置されたころのモデルといいましょうか、標準的な戸数というものがあったように思います。女満別地区の例しか私わかりませんけれども、昭和53年に従来の行政区制から自治会制に移行してございます。そのときには各自治会の、あの当時は町内会、部落会というような言い方だったかというふうに思いますけれども、モデル的な自治会の規約をつくったり、さらには事業計画の立て方だとか、そういうことを行政側としてアプローチをしてつくっていただいた。その中に農村部においてはたしか30から50戸ぐらいが一つの自治会の単位と、さらに市街地区でいけば50から80戸程度というふうな数ではなかったかというふうに思います。しかし、結果的には農村部においても多少大小ありましたけれども、大字単位と、これは従来のやはり結びつきの単位ということになったように思います。そういった意味からすれば、確かにある程度の戸数があって年齢層もいろんな方々がお住まいの自治会ということは、いろんな事業をする上で必要なことではないかと思いますけれども、先ほど言いましたように、その自治会の独自性というものを超えてというところまでいくかどうかということで、やはり地域の方々の考え方というものが一番重要になるのではないかと。自治会としての統合というのは、女満別地域ではありませんでしたけれども、東藻琴地域では何例かあるようであります。しかし、女満別地域の農村部などにおいても班の統合というのが随分と進んできているように思います。しかし、それでもやはり何年か議論からかかっているというのが現状のようでございます。そういった意味で自治会のお持ちの悩みと、また標準的な事業をやりやすいような規模というものはあろうかと思いますので、そういった中でまずは自治会の方々で口火を切っていただいていろいろお話をしていただくということがいいのではないかというふうに思っております。それから、例えば行政の側にいろいろなアドバイスだとか事務的な支援ということであれば、それについては十分対応させていただきたいというふうに思っております。

質問 樫原達也

そういう行政の方針だということで各自治会にも連絡していきたいと思っておりますので、その後のご支援よろしくお願いしたいと思います。以上で質問終わります。

答弁 町長

今回一般質問という形でご指摘をいただきましたけれども、担当の方にも申し伝えて、十分そういった活動の支障が出ているような自治会のところの目配りといいましょうか、そういうことについても配慮してまいりたいというふうに思いますので、今後とも情報をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。

出典:大空町議会 平成18年第3回定例会 2006年12月21日 議事録 PDF(117ページ) 間違いを知らせる