みんなの議会

大空町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日

2番目、副町長の交代勤務について

2008年9月24日、大空町議会の一般質問で、樫原達也議員が「2番目、副町長の交代勤務について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
樫原達也 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 樫原達也

それでは、平成20年第3回大空町議会定例会に当たり一般質問をさせていただきます。まず第1に、原油高騰における対策ということで、9月ももう下旬を迎え、日中は暖かい日が続いておりますが、さすが朝晩はめっきり涼しさが増してきました。収穫の秋で楽しみな実りの季節でもあり、丸ごとおいしい季節を迎える大空町でもあります。原油高騰による石油、飼料、穀物が手に入らなくなって安いはずの外国産が高くなっております。食糧事情も急激な変化をもたらしているし、この先どうなるのか、一方ではキャベツは採算が合わないといって緑肥にしたり、一体この世の中はどうなっているのかなというふうに思っているこのごろです。ところで、灯油も昨年に比べ大幅に値上がりしていますが、福祉灯油は今年はどういうふうにするのかお伺いいたします。また、一般町民も暖房用灯油が毎年値上がりすることに大変困っておりますが、そればかりではなく石油価格の安定的な供給が不可欠であります。政府に対して石油製品の具体的な抑制策を訴えていただきたいと思いますが、お伺いいたします。2番目、副町長の交代勤務についてです。広報の町長室だよりの中に今月の総合支所勤務日のお知らせが記載されております。町長みずから率先して勤務し、多数の職員も旧職場と違ったところに勤務しているように見受けられます。ナンバーツーの方も交代勤務をしてはいかがでしょうかということです。3番目、女満別地域の法務省用地について。網走市大曲の法務省用地は、払い下げてもらって今はすばらしい市民の憩いの場所になっております。大曲湖畔園地となって、先日はヒマワリ大迷路が完成し、開放され、多くの市民が訪れております。大空町は、あの広大な面積503ヘクタールの法務省用地を将来どのようにしたいと思っているのかお伺いいたします。以上、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長

樫原議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。1点目の原油高騰における対策、福祉灯油等についての考え方であります。昨年から原油価格がどんどんと値上がりをして、灯油なども昨年から見ると30円程度、率にして30%程度の価格上昇ということで産業面はもちろんでありますけれども、生活の各種物価、簡単に言いますと燃料の灯油等において経済的な負担が各家庭を襲っていると。ましてや北海道、冬期間にこれから向かうわけでありますけれども、昨年以上に価格上昇の中で厳しいものになる、そのように推測をしてございます。平成19年度は、低所得者の方々に対して1世帯当たり灯油で90リットル、金額に換算して約9,000円程度助成する福祉灯油事業というものを実施したところであります。昨年は、333世帯の方々がこの事業をご利用されております。20年度におきましても9月の庁議の際に福祉灯油の事業について、実施について検討を指示したところであります。また、国でも8月の29日に緊急総合経済対策ということで、その方向性といいましょうか、骨子を打ち出しましたし、北海道においても原油高騰対策のための関係経費の補正予算がこの9月の定例会で盛り込まれるというような内容になってきているかと思います。また、その中には市町村が実施する福祉灯油制度への支援というものも盛り込まれているというふうに聞いてございます。管内の市町村におきましても既に実施を決めているところ、現在検討しているところ、多数ございます。9月19日の北海道新聞では、7市町で予定をしているというような報道もございました。私どもの町もこの福祉灯油事業の取り組みができるようにということで、細部について検討をし始めたところでございます。昨年の事例から対象世帯の範囲ですとか、助成の方法、また周知の方法、そういったものを十分に検討しながら成案に向かって検討していきたいと、そのように考えているところでございます。しかしながら、毎年このような状況が続くのかということになると非常に大変なことであります。何とか抜本的な対策を打ち出していただいて、この原油価格が下がっていくように、また地域とすれば石油製品等だけで燃料をといいましょうか、暖房を、そういったものを得るというところの構造から少し脱却していかなければならないというふうにも思います。そういった意味で抜本的な対策を国や北海道にも要望していきたいと、そのように思っております。管内の総合開発期成会等でも要望しておりますけれども、そのほかでも今後要望してまいりたいというふうに思っておりますので、ぜひともご理解を賜りたいと思います。次に、副町長の勤務についてでございます。私のことについても少し触れられておりましたけれども、私は現在月に3日ほど総合支所勤務ということで広報に掲載をしながら勤務をしている部分がございます。そのほかでも行事ですとか、そういうようなことで東藻琴地区で執務をするということは数多いわけであります。一般の職員でいいますと、全体で27名がお互いの地域から総合支所へ、また役場へということで通勤している状況にあります。女満別から東藻琴へは10人、東藻琴から女満別へは17人というような状況でございます。副町長でありますけれども、この職務の分担につきましては副町長の事務分担に関する規定というのがございまして、濱名副町長は女満別地域と対外的なこと、八重樫副町長については東藻琴地域にかかわるというものを原則的に行うということで分担をしているわけであります。しかしながら、実態はといいますと、先ほど言いました地域性にかかわる課題もありますし、またお互いの得意分野もありますし、私が直接いろいろなものを指示する部分もあります。そういったようなことで、お互い両方の地域を行き来しながら実態把握や課題処理に当たっているというのが実態でございます。特別職ですので、ここが勤務場所というような、そういう固定的な概念というのは私自身は余りありませんで、縦横無尽に行き来しながら業務に当たってもらうということが原則であろうと、そんなふうに考えてございます。人事に関してのご意見でもあります。趣旨については十分理解しているつもりでもありますので、私なりに町民のためになる形というものについてさらに考えながら対処していきたいというふうに考えてございます。次に、法務省用地でございます。私のうちのすぐ近くでありますけれども、過去にもこの法務省用地の活用といいましょうか、それに向けた動き等もございまして、旧女満別町時代にも樫原議員からご提言をいただいたこともあります。まず、そのことを少しばかり経過を含めてお話をさせていただきたいと思います。昭和55年でありますけれども、住吉地区の期成会から農地開発の対象地としてここを払い下げてもらうわけにはいかないだろうか、そういうような要望がありまして、当時女満別町から網走矯正管区及び網走刑務所へ陳情書を提出した経過にあります。昭和59年にも町長と農業委員会会長名におきまして網走刑務所へ陳情を行った経過がございます。この昭和55年から60年ぐらいまでという時代は、農作物の価格が徐々に上がってきている時代でもあり、当時の女満別町としては非常に農地造成の機運が高まっていた時代でもあります。町内はもとより町外に山林を求めながら、そしてそれを農地開発をして農地造成をしていくというような時代だったかと思います。そのようなことから、こういう要望もあったというふうなことであろうかというふうに認識しております。ただ、500ヘクタールほどある法務省用地のうち、実際的に図面などから見て農地として可能な面積は200ヘクタール、残りの300ヘクタールは勾配などもあり、なかなか難しいのではないかというふうに言われておりました。網走刑務所のほうでは、払い下げをするとした場合については一括での払い下げと、さらに買った場合についても造成に時間がかかり、それを順次農地として払い下げていくにはかなりの年数がかかる、それだけを持っていくにはなかなか町として財政的に難しいというようなことから、昭和63年にこの調達について一回断念をした経過にございます。その後平成14年に、これは樫原議員からご提言がありましたけれども、その当時全国的な刑務所不足ということで全国各地の刑務所の増築ですとか新築というような流れを受けて平成15年に当時の町長、議長において法務省に対して要望書を出して網走刑務所長へ提出した経過がございます。あの場所に刑務所を誘致したいというような内容であったというふうに思います。その回答が15年の8月に寄せられております。法務省といいましょうか、刑務所側とすれば増築に当たって短期間でその造成工事を行いたい、また用地の造成に費用がかからないように、またライフラインなどが既に周辺でそろっている、また不測の事態などを考えて病院等の周辺環境がいいところというようなところから、私どもで要望いたしましたけれども、結論として当該地において刑務所新設ということにはなり得ないというような通知を受けたところでございます。それ以降も町といたしまして平成16年に当該用地の払い下げについて問い合わせをした経過もありますし、平成16年度にはコンサルタント会社が自動車メーカーの依頼を受けてテストコースの候補地の調査ということで訪れたことがございます。その折に法務省用地なども紹介した経過があります。いろいろな議論の中で法務省側としては、町としての利用計画がしっかりとなっているかどうか、さらに公共性がなければなかなか難しいというようなお話もいただきました。私自身も平成18年の8月に八重樫副町長とともに刑務所長にお会いをして、売り払いを受けるための条件などについて情報交換をさせていただきましたけれども、現在まだあの場所については利用しているというようなことのお答えがございました。さらに、その11月には具体的に企業誘致のための用地として払い下げができないかということで担当が協議をさせていただいておりますけれども、当時山林として作業用地として使っていると、なかなか公共性が高くないのではないか、事務手続にも多大な時間を要するので、企業誘致の用地としては簡単に払い下げすることができないというようなお答えもいただきました。ことしの5月には、窓口となります北見財務局北見出張所の所長が来庁されたときにこの話題も出しましたけれども、同じようなご回答をいただいているところがあります。ただ、ハードルは高いわけでありますけれども、可能性がゼロだというふうに思っているわけでもございません。過去には協議には応じてくれていますので、今後町としても先ほど言ったいろいろなハードルをクリアしながら、お認めいただけるような事業計画ということを考えていきたいというふうに思っております。そういった意味では、私は町直接というよりは企業活動で何か活用することができないだろうか、もしくは農地としての活用や林業としての活用、そういう意味で産業や経済に結びつくそういう活用ができないだろうかというような考え方を持ってございます。特定の土地利用の指定は、あの場所にはありません。唯一あるのが法務省が所有している用地であるということかというふうに思っております。さきに開催されました企業誘致委員会に企業が所有している土地施設の遊休状況というものを報告させていただきましたけれども、その折に法務省用地などについてもこういう土地があるということで委員の方々にPRも努めさせていただいているところであります。そういう方法を今後さらに研究をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。以上申し上げまして、1回目のご答弁とさせていただきます。

質問 樫原達也

まず、1番目の原油高騰について質問させていただきます。昨年の実績は90リッターで約9,000円支給し、333世帯に渡したよというのですけれども、ことしは道でも決まり、補正予算で決まり、国でもやるよというふうになっているのですけれども、いつごろやるのか、それから対象世帯を拡大するのか、それから金額をどうするのか、9,000円ではなくてもう少し上がった分を上乗せするのか、その辺。

答弁 町長

これについては、各市町村の考え方もありますけれども、昨年の反省に立ってそのあたりを構築していかなければならないというふうに思ってございます。まず、担当のところから考え方の整理、さらにはそういう情報を他市町村の状況を含めてどのような形が望ましいかというようなところで、まだ具体的な協議には至っておりません。けれども、当然灯油の問題でありますので、しかるべき時期にご提案をさせていただきたいと思います。ただ、水準のことももちろん十分検討しなければならないわけなのですけれども、先ほど行政報告で申し上げた斜網地区の市町長会議、市長や町長の会議の中でこれをどのようにしっかりと周知していくかということが大きな課題だなということで意見交換をさせていただきました。昨年は、いろいろな町村で持っている情報をもとに直接該当となられる方に連絡を差し上げた町村と、それと基準はこういうことですということでお運びをいただいた町村とに分かれました。そのあたりの考え方、北海道が例えば間に入って調整をしていただきながら統一的に対応ができないだろうかというような考え方で話をした、情報交換をした経過もあります。そういうところをひとつ詰めなければならないなというふうに思っております。水準については、先ほど言ったように値上がりの幅がどうなっているかというようなことを考えて水準というものを決めていきたいと、そんなふうに考えておりますし、先ほど国が緊急総合経済対策の考え方を出したという中に、総務省の予算の中に地方が行う燃油高騰対策に対する補てん的な予算というものがたしか数百億円だかあったように思います。国の対策の水準がどの程度であるか、また北海道がどういうような予算づけをしてくるかということもひとつ参考にしてみたいというふうに考えておりますので、今の段階で具体的な水準を持ち得ていないというところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。ただ、この関係については皆様方からまたいろんなご意見賜ることになろうかと思いますので、そういったものも含めて検討させていただければというふうに思っておりますので、ぜひともご理解を賜りたいと思います。

質問 樫原達也

石油情報センターの発表によるとということで、9月1日現在、平成4年では灯油が54円で、平成7年で82円で、平成20年9月1日で128円というふうに報道されております。ちなみに、平成7年、女満別のガソリンスタンド屋さんがチラシに灯油は幾らですよという単価、多分知らないと思うので、見せますと、38円ということです。平成7年のチラシで。低所得者だけでなくて一般町民も大変なのです。だから、その辺をしっかりやるというのですけれども、あと一般町民の多分助成はしないと思うのだけれども、あとまき使っている人だとか、エコエネルギー使っている人だとか、そういう人たちは別に何もしないと思うのだけれども、美幌では質問したときには考えてみるというふうに答弁されたのですけれども、大空の町長さんはいかがでしょうか。

答弁 町長

当然低所得者の方々でなくて一般にも皆さんお困りだということの認識は持っております。私どもも灯油をたいて生活しておりますし、高齢な父母もいますので、こんなに灯油燃やしてどうなのかなと思いますけれども、それでも寒い、寒いというようなことを常に言われております。そういうことではどこも大変だなという、そういう考え方は持っております。昨年も福祉灯油を実施するときに内部の中でどれぐらいの水準がいいのかということでいろいろ議論をいたしました。昨年のいろいろな町村の実例なども見させていただいておりますけれども、最も多いところで約1戸当たり1万2,000円というようなところでありました。私どものところは、約9,000円ということで少し額的には少ないほうだったかというふうに思っております。ただ、対象の方々については、私は昨年度一番間口を広げて対処をしたというふうに考えております。ほかの町村では、低所得の方々で、なおかつ高齢、障害の方々というような形で、さらに要件を幾つか付加をしながら世帯設定をしていたということでありますけれども、私どものところについてはあくまでも低所得であって生活の困窮度合いが通常の方よりは高い方々に対して設定をさせていただくというようなことで去年は考えました。その考え方を一つのベースにしながら、ことしはさらにどういうような考え方をしていくかということになっていこうかというふうに思っております。確かに石油製品が高騰している中でまきストーブにかえられた、もしくは電気暖房等をと。テレビのニュースなどを見ますと、補助暖房としての電気ストーブなどが非常に販売が顕著であるというようなものも出ておりました。ただ、ではその部分確かに電力料金なども上がってくる部分はありますけれども、先ほど言った比率ですとか直接的なものから見ますと、まだ石油ほどの値上がりのものではもちろんありませんので、今現在とすれば、そのほかの部分について単に一律に石油高騰対策として何か対策を講じるという今のところの予定はございません。ただ、今回この議会に提案をさせていただいている例えば太陽光発電に対する助成制度、もともとは地球環境の二酸化炭素を抑制していくというようなところの町民行動計画に基づいた助成制度という考え方も持っておりましたけれども、石油だけに、石油オンリーに頼る生活のスタイルから少し別なところにシフトをするということも必要ではないかというようなことの意味合いのところも目的の一つになってくるのかなと、政策を考えていく中、予算を考えていく中でそんな考え方も持っておりました。こういうものに対する考え方というものを今の言った化石燃料から別なところへというような、そういう考え方も一方で持ちながら対策をしていかなければならないのかなと、そんなふうにも考えてございます。ただ、直接的に今ストーブ等を別なエネルギーで使っているところについて補助するというような考えは、今時点では持ち合わせておりませんということでご理解を賜りたいと思います。

質問 樫原達也

何か新聞報道によりますと、自衛隊さんもことし燃料が非常に高騰しているということで訓練の規模だとか縮小しているそうであります。東京期成会だとかそういうところでそれなりの人に会ったときには、ひとつ石油製品の安定供給というか、そういうことも要望していただきたいなというふうに思っております。次に、2番目、副町長の交代勤務について、非常に十分に説明を受けましたので、次、3番目に移ります。あそこは、何回か山下町長さんのお父さんも質問されているのです。読ませていただいたのですけれども、あの当時は先ほど説明したようなことで、その次、福田先輩が質問されておりました。私は、あの当時全国で刑務所が足りないことで異例の新聞報道されて、そして刑務所にも2回ほど行きました。所長にも会って話を聞いてきましたけれども、なかなか現場というか、こちらで要望書を出してもなかなか難しいのでないかなというふうに思っております。というのは、網走の大曲の払い下げ、最初どういうふうにしたかというと、平成12年9月12日の網走新聞の報道によりますと、初め90ヘクタールを自然公園にしたいと。そして、どういうふうにしたかというと、8月の東京で行った期成会である先生を囲んだ懇親会があったと。その中で、法務省の官房長も出席しており、大場市長さんがその人に要請したと。そうしたら、即話に乗りましょうという、網走刑務所は協力したいというふうに新聞報道されております。そして、平成12年から、契約いつしたかというと平成18年2月21日、価格は8,170万2,500円だそうです。そして、面積は79ヘクタールということで、先ほど説明したように、今は市民の憩いの場所になってそれなりににぎわっているということなのです。だから、そういうふうにやったらいいのでないかなという提言ですけれども。それから、それはそうとして、あそこにも私2回か3回行ったことあるのですけれども、本当にすばらしい自然で、何か打ち合わせのときに聞いたら、結構木が切られているそうですけれども、私たちが行ったときには本当に自然林がたくさん、田んぼの中に大きな木が植わさっておりましたけれども、その奥は涵養林としても本当によそにないすばらしい自然であります。ああいうところは、ここら辺は手のつけられていない原始林であって、少し川を上ると滝があるというふうに言われております。大空町では、滝は余りないように思いますけれども、4月下旬ごろ行ったときには農産庫の後ろの池にはオタマジャクシが黒山にいたりして、そしてそれから頂上にはマイクロウエーブがあり、360度見渡せるところであります。そういうところで、ああいうところは、グランドキャニオンのトレッキングコースや何かテレビで何回か見たことあるのですけれども、ああいう遊歩道とか、そういう木浴を楽しむような地域にしたらどうかというふうに最近思っているのですけれども、その辺の考え方いかがでしょうか。

答弁 町長

私の父親が一般質問したような記憶もございます。また、議員がすばらしいところだと言いますけれども、私の子供時代の遊び場の一つといいましょうか、山越えてすぐ近くでもありますし、あのあたりで受刑者の方々の作業やっている姿を見ながら、一緒になって山歩いていたという場所でもあります。ただ、最近はあそこの場所そのものにはなかなか私も足運んでおりませんので、どのようになっていたかというのは十分承知はしていないのですけれども、昭和45年もしくは6年ぐらいまでだったと思いますけれども、当時は網走刑務所の女満別住吉作業所ということで水田、畑などもつくっておりました。国の生産調整がスタートしたときにそこのところの畑、水田等に木を植えて、そして作業所は作業所なのですけれども、林業のほうの作業所というようなことで現在に至っているというふうに覚えております。山林のところは、それ以前から林として管理をしていたというふうに思いますけれども、そんな経過ではなかったかと思います。網走市さんが現実に払い下げを受けて、そして公園として現在管理をしているということであります。そういう具体的な公園として利用していこうというコンセンサスが事前にあり、その中で具体的に地元の網走刑務所、さらには法務省の幹部の方々、そういうところに協力を依頼してある程度合意形成ができて今日に至ったということかと思います。先ほど79ヘクタール、8,700万円ということで見ますと、約10アール当たり11万円ぐらいになろうかと思います。それを500ヘクタールで計算すると、約5億円というような金額になってくるのかなというふうに思います。私どもの違うところは、先ほど言いました使う目的がまだまだ十分議論されてまとまってきていないというところに、正直まだいろんなところに八方手を尽くすというようなことになっていないのではないかなと、そんなふうに思っているわけであります。そういう中で自然涵養林といいましょうか、水源保有林といいましょうか、いろんなそういうところで使うということも必要といいましょうか、ある意味の議論の中では出てこようかと思いますけれども、今私としては例えば先ほどの値段でいう5億円を土地取得費として出して、さらに遊歩道的な公園施設というところについては今の段階では考えるに至っていないということでございます。そのほかにまだやらなければならないこともいろいろございまして、優先順位とすれば今時点では一番高いところにないということで考えているということでございます。また、法務省用地の隣接というところになるのでしょうか、一番高いところ、旧女満別町でいうと最も高いところなどは非常に見晴らしがよくて、私も子供のころに何度となくあそこまで歩いていったことがございます。さらには、女満別町時代に町民遠足というのでしょうか、歩け歩け運動の一環だったかと思いますけれども、そういうようなもので行かれたこともあったのではないかと思いますけれども、標高が非常に高くて、登りますとオホーツク海からサロマ湖、能取湖、網走湖、濤沸湖、藻琴湖、各湖が見えて知床の連山から阿寒、さらには北見富士、大雪山系まで見渡せるというような眺望のところかというふうに記憶してございます。通称、北海道の8分の1が眺められるというような場所ですけれども、なかなかそこに行くまでの交通のアクセスというところが今まで十分でなくてご利用いただけていなかったというようなことなのかなというふうに思ってございます。そういう景勝地があるということも承知しておりますけれども、今、先ほど言いましたように、優先順位を考えた中ではもう少しお時間をいただかなければならないかなと、そんなふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。それと、ちょっと前後しましたけれども、先ほどの福祉灯油等々原油高等につきましてはいろんな関係機関、さらにはいろんな場面を使って訴えてまいりたいと思いますし、副町長の関係についても先ほどの答弁と重なりますけれども、言われている趣旨については十分理解しているつもりでございますので、臨機応変に対応して町民のためになる形ということに努力をしていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

質問 樫原達也

503ヘクタールを5億円で買うのでなくて、いろいろ手だてがあると思うのです。借りたり、使わせていただいたり。日本にトレッキングコースって余りないのです。大体そういうところは、別にそこの市町村の持ち物ではないのだ。グランドキャニオンのところは、どこの所有かわからないですけれども。そういうことで、やはり少しあそこの泊まり込み所で泊まって、昔ここで囚人が住んでいたと、そこで1泊して、そしてあそこのマイクロウエーブまで登ったり、そういうコースもつくったり、夢あってもいいのではないかなというふうに思うのですけれども。先日私久しぶりで東藻琴山へ、子供たちがさっぱり勉強しないので。パソコンだかゲームばかりやっていて、宿題はB5、1枚で二、三分でできてしまって、あとこればかりやっているから、ちょっと藻琴山登ろうと言って藻琴山登っていったら、結構十五、六人か20人ぐらい登っていました。その帰り、腹減ったといって小清水ハイランド行ったら、あそこも結構二、三十台ぐらい車とまっていて、あそこは皆さん景色はいいといったって、何ぼ見えても180度ぐらいかな、多く見て。ところが、マイクロウエーブ行ったら、先ほど町長さんが言ったように本当にすばらしいところで、ああいうところをもう少し皆さん一度行って見学したらいいのでないかなというふうに。先ほど昭和45年、47年と言っていましたけれども、あそこへ行くと、馬小屋だか何とかというところに行くと、住吉青年部のソフトボール大会があったと、その表彰状が転がっていました。そういうところで、割とあの地域と身近なつき合いだったのかなというふうに思っております。そういうことでいかがでしょうか。

答弁 町長

大変ロマンにあふれたご質問であるということで、先ほど私全部町として買い取れば、それは先ほど言った経済的な、もしくは産業的な使途かなということでいけばそういうことになろうかと思いますけれども、確かに私ども町が所有するということだけでなくて、議員がご提案いただいたような使い方であれば、国として例えばそういうものを提供していっていただくというようなこともある種要望していってもいいのではないかなというふうにも思います。その当時、先ほど生産調整で米の生産が過剰になっている中で、国がみずからお米をつくることはということで植林をして農地としての使い方をやめたといいますけれども、一方で今食料自給率を高めなければならないというような話もあります。そういうことからすれば、農地として使えるところも本来はある、さらには今の自然環境の中で国民にいろいろな潤いを提供する部分もあるというような視点も確かに必要かとも思います。町がやることだけではなくて、国に対してそういうようなものを提案していくということも一つかなというふうに思います。ただ、これは現場の意見でもありますけれども、網走刑務所と私自身が懇談したときにも、あそこの場所は作業所としては使っているのですという、そこの1点をまず何とか考え方というか、物の見方を共通に立ってもらわなければならないというふうにも思います。先ほど言ったように、まだ十分な考え方がまとまってお示しできているわけではありませんので、今回ご提言をいただいた内容も含めていろいろ今後あそこの活用の仕方というものを考えていきたいというふうに思います。また、あそこからずっと私のうちのところの前を通っても、美奈見山というのでしょうか、マイクロウエーブが立っているところ、美しい奈良の奈に見ると書いて美奈見山、標高296メートルあるそうなのですけれども、そこに行き着くのですけれども、刑務所が所有している用地のところからも隣接していることになっています。あちらのほうからはちょっと私行ったことはもちろんないのですけれども、例えばそういうような散策ルート、ある意味ハイキングコースというのか、登山ルートというのか、そういうようなものがひょっとしたらつくることが可能なのかもしれません。そういうことも含めてご提案の向き踏まえて検討させていただきたいというふうに思いますので、今後ともいろいろアドバイスいただければというふうに思います。

質問 樫原達也

ひとつよろしくお願いしたいと思います。それと、あそこに昭和3年に収容者70名の舎房が1棟、それから職員宿舎が1棟、それから農産庫が1棟、馬小屋が1棟というふうにあって、何か最近見た人の話によると、ほとんどだんだん朽ちてしまって倒れかかっているというか、そういうふうになっていると。でも、あそこは、この辺というか、遺産みたいな形で保存したほうがいいのではないかなというふうにも思っております。その辺もひとつ考えに入れていただきたいなというふうに思っております。そういうことです。

答弁 町長

刑務所のところ、私は古くは存じませんけれども、父や母に、主に父親に聞きますと、昔は泊まり込み所というのがあって、そこで映画なども行われていたと。地域の娯楽がない時代に地域の住民の人たちが受刑者の方々のところと同じようなところで映画を見るというような場面もあったり、また盆踊りなども行われていたというようなことで、住吉の地域からすれば、一大、そういう娯楽のといいましょうか、地域の人たちが集まるコミュニティーの場としても使われていたと。当時いろんな施設がございましたけれども、今こちらのほうは網走の監獄博物館のほうで住吉の泊まり込み所ということでその復元家屋があって保存されている状況になって、現在住吉の泊まり込み所のところにはほとんど建物として利用できるようなものというのはなくなっているかと思います。そんな関係から、町には国有資産等提供所在市町村交付金というのがありますけれども、法務省から、ことしの予算ちょっとはっきり覚えていないのですけれども、数年前までは300円ほど交付金をいただいていた経過がございます。それではなかなか十分ではないなというふうに思っております。先ほどもいろいろな、どのような例えば役割を担ってあの場所をうまく使っていけるかという中で今言ったような施設の話も出てくるのかもしれませんけれども、1つ今網走市のほうにそういうところはあると、保存する部分としてはあるということなので、どうかなという思いもございます。ただ、いろいろ貴重なご意見、過去の施設ですとかそういったところのことも含めてご提言をいただきましたので、参考にさせていただきたいというふうに思います。

質問 樫原達也

それから、マイクロウエーブはNTTではなくてドコモに移ったそうですね。だから、将来あそこが使わなくなったら売り渡したいというような意向を、確かめているわけではないけれども、間接的に聞いているので、もしそういう機会があったときにはあそこを無償でくれるのではないかなというふうに思っているのですけれども。以上、終わります。

答弁 町長

通称、私も子供のときからマイクロウエーブということなのですけれども、あそこの場所は旧女満別町と旧端野町、さらには一部美幌町付近も含めた町界の一番頂の先ほど言った通称美奈見山と言われるところに建設がされているものであります。それで、NTT、当時の電電公社の建設ということなのですけれども、テレビの電波の中継増幅基地ということで聞いておりました。この地域の中では非常に高いということで、電波を一たん受けて、そこで増幅をして各家庭に送っているということなのですけれども、最近は光ケーブルの導入というようなこともあってテレビの中継基地としては使用していないそうでございます。ただ、所有は現在NTTといいましょうか、NTTも幾つかの会社になっておりますので、NTT関連の会社なのですけれども、海上保安庁の委託を受けて船舶用の無線施設というのでしょうか、そういうような今役割を担っているということであります。これについては、私自身もうちのといいましょうか、旧女満別の町史、さらには美幌の町史、端野の町史、いろいろ見ましたけれども、記述をされているのはほとんどなくて、先ほど言った美奈見山云々というような経過が書かれておりましたのは旧女満別町の町史だけであると。そういうことからいけば、実際にはあそこに登っていくためのルートは、私どもの家の前を通っても近くまでは行けるのですけれども、実際には網走端野線境のほうから登っていくルートしかないというようなことかと思います。どこの町村もどの程度関心をお持ちなのかわかりませんけれども、確かに眺望のいいところではあります。今後あれがどのような活用になっていくのかということについても注視をしながら、時において確認をしていきたいなというふうに思いますので、またそのときにいろいろなアイデアがあればご提言いただければというふうに思います。

質問 樫原達也

終わります。

出典:大空町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる