雄武町議会 令和7年6月議会 2025年6月12日
令和7年3月策定の雄武町水道ビジョンについて
2025年6月12日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「令和7年3月策定の雄武町水道ビジョンについて」質問し、建設水道課長 田原慎也、町長 髙橋健仁が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 建設水道課長 田原慎也、町長 髙橋健仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 嶋村義文
続きまして本年3月に策定されました雄武町水道ビジョンについてお伺いいたします。雄武町の水道事業の現状評価、将来像及び実現方策について多くのページを割いて記載されておりますが、まずビジョンの質問に入る前に、本年3月に下川町で大規模な断水が発生し、町による町民への給水作業が実施されております。町民の冷静な対応で大過なく終息を見たようですが、雄武町でも冬季間の大規模断水というのは、私は起こりうる可能性は十分あると思いますんでね。町としてこういった大規模断水が起こったときの対応マニュアル等があれば中身をちょっとお知らせいただきたいと思います。
答弁 建設水道課長 田原慎也
はい。ただいまのご質問のマニュアルの関係ですが、雄武町につきましては災害時の対応につきまして、基本的に雄武町簡易水道事業危機管理マニュアルというものがありまして、これに基づき、対応することとなっております。このマニュアルにつきましては、国の示している危機管理マニュアルの簡易版として策定しておりまして、停電時、それから災害時の対応について整備してございます。
質問 9番 嶋村義文
おそらく起こる、全く起こらないことはないと思いますんでね、その辺の対応よろしくお願いしたいと思います。それと下川町の断水の話をちょっと聞いてみますと、塩化ビニール管、耐用年数を超えた塩化ビニール管が下のほうで15センチぐらい破断したのが原因だったという話をお伺いしたんですけれども、雄武町でも耐用年数を超えた塩化ビニール管というのは実際存在するのかどうか。ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道課長 田原慎也
雄武町の塩化ビニール管ということでございます。管径が50ミリから雄武町では200ミリまでの各種管径の管がございまして、全体で雄武町の水道管、鋳鉄管、鋼管とか含めまして全体で80.9キロメートルぐらいあるんですけども、そのうちの65.5キロが硬質塩化ビニール管ということで埋設されております。このうち40年、法定耐用年数四十年を経過した管の延長といたしましては、22.1キロという数字で埋設が現在ございます。
質問 9番 嶋村義文
それではビジョンの中身でちょっと何点かお伺いしたいんですけれども、雄武町の水道管の総延長は80.9キロメートルあるということで、今の話の延長ですけども、40年の標準耐用年数を超えた管路が約35%あるという、下斗米補佐の説明を以前お聞きしてますけれども、今現在、これは国の予算の執行状況とかにらみながらやらなきゃならない問題だと思うんですけども、ある程度確立されている更新計画等があれば、ちょっとお知らせ願いたいなと思うんですけども。
答弁 町長 髙橋健仁
まず総体のお話として答弁をさせていただきますが、現在進行中の第六期の雄武町総合計画、これに登載している雄武地区の青葉第二浄水場からの送水管でございますけれども、これは令和9年度までに更新するという計画になってございます。この具体的な内容に関しましてはですね、次に担当課長のほうから答弁をさせます。
答弁 建設水道課長 田原慎也
はい、投資計画の部分についてですが、今後のですね、更新予定についてですけども、現在の管路延長総延長で80.9キロということでございますけども、こちら用途別で管種も先ほど申し上げましたとおり様々ですけども、法定耐用年数40年を経過した管の延長につきましては、28.6キロということであります。現在も順次更新を進めているところですけども、法定耐用年数を経過した管を全て短時間で更新するということは、なかなか厳しいという部分であります。1メートル当たり19万円ほどかかるということで、これで試算しますと、54億3千万という金額となりますので、こちらは短時間でやるということはなかなか厳しいという状況でありますので、重要度優先度を勘案した更新計画を設定することが必要と考えてございます。現在の予定ですけども、雄武地区の管の直径が200ミリから300ミリの太さの管径の部分で漏水事故が発生しますと、雄武地区全体が断水となってしまうという危険性が高いことから、こちらの雄武地区から優先的に更新するという考えでございます。その後、幌内も沢木もございますので、順次そちらも各水源から浄水場までの管を整備するといった考えでございます。
質問 9番 嶋村義文
今後ですね、人口減少がどんどん進んでいきます。当然、人口が減ると給水人口が減るということで、水道事業の収入がどんどん減るわけですね。限られた予算の中で35%ある管路を更新していくというのは、私は事実上不可能だと思うんですよね。国のお金もそんなに出てくるはずないですし、じゃあ今後どうしていったらいいかということで、当然、町から水道事業に対する補填にも当然限度がありますしね。そうなると、当然、いわゆる水道料金の値上げということを考えていかなければなりません。ただ値上げも、いわゆる受給者が払える範囲でないとなかなか難しいという問題で、いわゆる水道事業というのは過疎地自治体では、非常にこれから難しい問題になると思うんですよね。振り返ってみて、昔はどうだったかということになると、極端な言い方すると管路じゃなくて井戸水を使ってた方がたくさんいるんですよね。水質に問題なければ井戸水でも十分対応できるわけです。上川管内の東川町は、水道事業というのはありません、あそこは。地下水脈が十分あるんでね。一戸一戸の個人の住宅が井戸を掘る助成をして、個々がやっぱりやっていくと。難しい問題なんですけども雄武町全域を水道網で網羅するというのは、将来的には僕は難しいと思うんですよね。ですから当然町の水道事業に対する補填の考え方と水道料金をどうするかという問題と、あと全町を網羅する水道管路、将来的にも絶対維持するという考えで果たしてできるのかどうか。その辺の考え方をやっぱり早急に整理していかないと水道事業というのはちょっと維持できないと思うんです。大変難しい問題だと思うんですけどね。どんどん人が減っていくと、やっぱり一戸のために何キロも管路を維持しなきゃならんという問題、現実問題として出てくるわけですよね。そういうときどうするかという問題もありますんで、非常に難しい問題だと思うんですけども、町長もし考え等があれば、ちょっとご披露願いたいと思うんですけど。
答弁 町長 髙橋健仁
道内でですね、水道会計持ってないといいますか、水道事業持ってないところは、たしか今ご紹介いただいたところだったかなというふうに思っております。我々上水があって当たり前という感覚でずっと過ごしてきましたので、昔に立ち返って確かに井戸でというのは、ひとつそういう家庭も出てくるかもしれませんけれども、おっしゃるとおりこれからの設備投資に対して、特に水道事業ということ、今年度から公営企業になりましたので、まさしく原価計算するとすぐ数字が出てきます。おそらく、これから小規模な自治体は非常に頭を悩める課題ではないかなというふうには思っております。そういう中では繰り入れにつきましても基準内もしくはその基準外のところでどこまでいけるのかというのが財政力、人口密度、それから住宅の張りつけ等を考えますと、確かに管路をどこまで維持するかというのは、ぶつかる問題であるというふうに私も理解をしているところでございます。現在、国のほうではですね、国土強靱化ということを大きな政策に挙げて今年度計画ができますけれども、10年で20兆円強という投資をするという考え方でおります。ほぼ決まったようですけれども。そういう中で国の予算については少し増えるのかなということも考えてるんですけども、かといってそう大きく増えないという中でどこまで整備するかということでございますけども、やはりここは住民の住まいの貼り付き方を含めて、例えばコンパクトシティー化にしていくですとか、そういった集積を図っていく方向を考えなければならないのかなというふうには思っております。ただ、いま住んでいるところを町の中へ出てこいという乱暴なことは申し上げられませんので、やはり今水道ビジョンの中でシミュレーションするとどういうことが起きるのか。そして第六期の総合計画もあと3年で終わりますので、ポスト次期総合計画の中で、この町づくりの位置づけの中でですね、道もだから同じことが言えると思うんですね。町道延長も、じゃあ奥に1軒しかないけど町道延長がすごくそこまであるといったときに除雪、それから救急の問題だとかそういったこともあろうかと思いますので、そういった総称して生活インフラ、これあまり無視できませんけれども、やはりきちっと整備をしなければならないという前提が立ちますが、効率性を考えたときにまた、水というのはやはり命にも関わりますから、そういった安全で安心な生活を送っていただくために町づくり自体、住まいの在り方、それから住民の生活の本拠地等を含めまして、トータルで考えていかなければならない、こういった事案ではないかなと思っておりますので、時期を見てそういった議論をしていかなければならないと、そういう認識でございます。
質問 9番 嶋村義文
水道事業だけじゃなくて、おそらく今後、営農用水も俎上にのせていかないと、なかなか難しい問題になってくると思います。そういうことで検討のほどよろしくお願いしたいと思います。