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雄武町議会 令和5年3月議会 2023年3月14日

雄武町国民健康保険病院について

2023年3月14日、雄武町議会の一般質問で、栁原浩之議員が「雄武町国民健康保険病院について」質問し、町長 石井友藏、病院事務長 新谷朋人が答弁しました。

質問者
栁原浩之 議員
答弁者
町長 石井友藏、病院事務長 新谷朋人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 2番 栁原浩之

はい。2番、栁原浩之です。雄武町議会も変わって、本日は道東テレビの立川さんにお越しいただき、このような形で録画させていただいています。これは今後、YouTubeで配信されることになりますので、ぜひ、さらに議会が活性化することを願いたいというふうに思います。早いもので町議会議員にさせていただき、間もなく丸4年になります。この間、行政の方々には少し厳しい質問もさせていただきましたが、雄武町が少しでも良くなっていただきたいと思い発言をさせていただきました。4年間の集大成として90分間質問させていただきます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。それでは通告に従い質問をいたします。初めに雄武町国民健康保険病院、以下、国保病院と言わせていただきます。これについて伺います。令和5年度の行政執行方針で町長は、町民がこの町に安心して住み続けていくためには、常勤医師の確保が最重要課題であると考えているというふうに発言をしています。本日の朝に急遽、町長の発言があり、4月から常勤医師が2名になるということも先ほど議場でも発言されておりますけども、常勤医師2名確保を公約に掲げ当選したことから常勤医師に固執していると思いますが、国保病院を今後どのようにしていきたいのか、方向性、考え方をお聞かせください。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今後の国保病院の方向性でございますが、私が町長に就任して以来申し上げておりますが、まず常勤内科医師を確保し、医療体制を充実し、町民に信頼される、安心して医療が受けることが最も大切なことではないかと思っております。町民誰もが希望しておりました、常勤内科医師が4月1日より、先ほども報告したとおり着任する運びとなりました。任期は1年でありますが、本人と数回会って話した中では、任期は短いけれども、雄武町に町民のために意を尽くし、貢献したいとのことであり、期待して迎えたいと思っております。期間も1年ということもあり、引き続き常勤内科医師の確保に向けた取り組みを現在継続しており、町長に就任してから3年目にしてようやく北海道の3大学に確認を取ることができましたが、一次医療機関には常勤医師派遣は無理であるとのことから、かねてより関東周辺の大学の附属病院に知り合いがおり、それを通じて話していたところ、今年の1月にその大学で働いている知り合いの医師を通じ、病院の准教授に会えることになり、2月上旬にお会いし、雄武町の医療の現状を話し、懇談をいたしました。その中で地域医療を何とかしたいの思いから、准教授自身が一度、雄武町を視察したいとの意向もあり、町民ともお話をした中で現状を把握し、できればとのことであり、このことにより大学病院とつながりを持つことができれば、継続した常勤医師の派遣による切れ目のない診療提供体制が構築できることから、今後具体的な話合いを行い、町民が安全安心に医療が受けられる取り組みを行ってまいりたいと考えております。この准教授の先生から、昨日メールがありまして、夏ごろに伺いたいので日程等を調整していただきたいというメールがあったことも伝えておきたいと思います。以上です。

質問 2番 栁原浩之

ただいまの発言からも常勤医師が確保されれば、安心して住み続けていけるという認識を町長はお持ちのようですけども、本当にそうでしょうか。昨年5月の常勤内科医師の退職以降、様々なことがあり、町民の方々や町長の話を聞く機会がありました。それらの話を読み直して思うことは、根本的な解決策が常勤医師の確保だけではなく、一次医療機関として町民の方々に寄り添うことのできるお医者さんの確保が一番ではないかというふうに思います。辺地医療に情熱を燃やし、地域医療経営の在り方を考える医師の確保、これが一番重要ではないですか。先ほど常勤医師2人が令和5年4月1日から来られるということでありましたけども、これも今日話を聞いたので今ちょっと頭の中整理してるんですけども、1年間の限定契約であります。その後は滝上の国保病院に行くというお約束になってますよね。そんな中、お医者さんはいっぱいいることに越したことはありません。しかし、今申したように地域に寄り添うことのできるお医者さん、あるいは二次医療機関、三次医療機関とのパイプがあって、総合診療的なことを診れてですね、すぐにそういうとこに送り込めるお医者さん、そういう人が大事じゃないですかね。町長の考える常勤医師の理想像、これをお聞かせください。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

私の常勤医師の理想像は総合診療科ということで以前から変わっておりません。一次医療がですね、きちっとできる昨今病院もですね、二次医療機関も救急関係も非常に人的な厳しさを増しており、そんな関係で一次医療機関がきちっとですね、全て何があってもすぐ救急車に入れようということでなくて、ある程度一次医療できちっと診断ができてですね、そこで最終判断はできるような医師が私は非常に必要かなというふうに昨今痛切に感じております。ただ、栁原議員さんが言われたように常勤医師いただけでは町の経営はよくなりません。やはり町民から信頼されるためには病院組織全体をですね、やっぱり変えていかないというふうに私は思っておりますので、その辺もご理解いただいて、それに進んで色々と今実際行っていることであります。そんな関係で医療従事者の確保も非常に経営に影響していくのかなというふうに考えております。そんな中で東京の今の大学と知り合いになっております先生からですね、ぜひ東京に来て、医大生、看護学生、保健師等の学生さんとですね、一応懇談したらどうでしょうかという提案がありましてですね、来週の金曜日と土曜日、東京に行って学生さんとですね、懇談する予定になっております。そんな中で今後ですね、医療従事者についても、きちっとつながるようにしていきたいなというふうに考えてございます。以上です。

質問 2番 栁原浩之

病院改革につきまして後ほど聞きますけども、現在、国保病院は様々な要因はあると思いますけども、経営状況も悪化の一途をたどり、厳しい状況が続いています。町長の考える経営改革の考え方、これについてお聞かせください。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今おっしゃられたように病院会計は非常に厳しいものがあります。そんな中で今回大学准教授さんにも話して病院の経営についてもですね、具体的に色々お話をして、今後の在り方についても意見をいただいているところでございます。そんな中で病院会計の経営の改善としての一般会計からの、やはり一番圧縮をさせる、今、令和4年度、4億8千万ということで従来のやっぱり3億という一般会計の持ち出しのですね、金額をやっぱりそこに向けて取りあえずは進んでいくということが非常に大事かなというふうに思っております。病院収益の増額はですね、入院患者、特に内科、外科ともですね、25床あるベッドをですね、8割から9割、入院患者を置いておくことが非常に大切かなというふうに思います。また反面ですね、本来でいくと病院患者がいないほうが皆さん健康でという思いもあるんですけども、なかなか現実はそうはいかないので、やはり入院患者が安心してできる病院に努めてまいりたい、そのためにはやはり信頼回復をしていかなければならないと思っているところです。昨今、人口減少が進んできた、この非常に難しい中でもですね、診療や検査、処方における改善の可能性や、また令和五年度に公立病院経営強化プランを作成する予定となっておりますので、その中でもですね、病院の機能を変更したりですね、基本料の増額についても可能性を図っていきたいというふうに思っております。歳出の予算はですね、主にその人件費が半分以上六割ぐらいを占めているということから、この予算抑制にもですね、常勤医師を置いたりですね、ケア看護師を置かないで、職員としてこれはまだまだ人件費がですね、その部分だけでも節約できるかなというふうに思っております。そんな中、職員のですね、位置づけもきちっとしていかなければならないと思いますので、町民から基本的には信頼される病院を確立していかないと病院経営はよくなっていかないのかなというふうに私は考えているところでございます。以上です。

質問 2番 栁原浩之

町長は選挙に出るときに最重要政策で病院のことを掲げていました。重要政策の中でも病院に関係することや高速医療バス、これらについても掲げております。そんな中、病院にこれだけ情熱を燃やしておられる方なので、確認されてるとは思うんですけども、これ確認させていただきたいんですけど、これ平成19年3月に3年、4年かかったらしいんですけど、外部に委託してコンサルを入れてですね、雄武町国民健康保険病院の経営健全化に関する調査をされてるんですね。これ報告書なんですけども、町長はこれを見たことはありますか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

見たことがございます。

質問 2番 栁原浩之

であればですね、当時のこの報告書によりますと、雄武、ここでは国保病院って言ってないです。雄武病院と言ってるのですけども、国保病院経営に関する問題点ということで8点挙げております。全部読むのは時間の関係上読みませんけども、もう私が一番気にしたのは2点ありますので読ませていただきます。町民は国保病院の診療に対する期待を諦めているというふうに分析をされています。中身を読ませていただきますと、国保病院と患者(町民)との間に医療に対する信頼関係が形成されていない。不相応とも言える立派な病院が完成しても魂が入っていないため、病院として有効に機能しているとは言えない。それは病院が住民の求めている医療ニーズに積極的に応えようとする姿勢を示さなかったためと言える。病院関係者は厳しい地域への環境の中でこんなに努力して頑張っているのに地域の患者は病院を利用してくれない。一方、住民からは病院を利用したくても満足できる医療を提供してもらえないから、やむを得ず他の医療機関を受診せざるを得ないという声を耳にすると書いてますよね。まずこれ1点ですね。2点目、これが一番大事だと思うんですけども、これ、いくつかの問題を整理してみると、根幹をなす問題としてこれまでの国保病院では先ほど言いました、辺地医療に情熱を燃やし、地域医療経営の面から病院の在り方を考える医師が確保されなかったことに尽きるというふうに締めております。町長にお聞きしたいんですけども、今のまさしく国保病院が先ほど言った、町民は国保病院の診療に対する期待を諦めているという状況だと思うんですよね。それに関して町長はどのような今、感じを持ってますか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

国保病院の信頼関係ということなんですけども、病院の運営審議会の中でも、委員会の中でも色々と言われてますけども、今まではコロナのせいにする訳じゃないですけども、私が町長になってからですね、間もなくそのコロナになったということで、なかなかそういう部分に取り組んでいけなかったというのが現状でありまして、5月8日、今年のですね、いよいよ、コロナも五類になるということなんで、今後ですね、お医者さんの体制も上向きになってきてますので、その辺も改善して、最終的には町民から信頼をきちっと受けられる病院改革を進めていきたいと思っております。

質問 2番 栁原浩之

今町長からも話ありましたけども、国保病院事業の設置等に関する条例に基づき病院運営委員会を開催することになっていますけども、これ令和元年度で任期が切れて、委嘱事務も行われず、令和2年、3年は実施されていないことを資料で確認いたしました。再三申し上げていますが、コロナ禍とはいえ、今町長もおっしゃいましたけどもコロナ禍とはいえ、町長は最重要政策に国保病院の再生を掲げながら、病院の今後について話合いをする貴重な機会を町長自らシャットアウトしてるように私には見えます。町長就任後のこの運営委員会の開催状況と主要な協議内容についてお聞かせください。

答弁 病院事務長 新谷朋人

病院運営委員会の開催状況についてご説明いたします。今、栁原議員が言われたようにコロナがあり、なかなか委嘱事務もですね、ちょっと退任されたいという方で後任を見つけるのに手間取ったという部分もありまして、2年ほどできなかった状況にございます。その中で町長就任後の開催ということでございますけども、令和4年度5回の運営委員会を開催しております。内容につきましては病院の基本的には運営委員会というのは町長の重要事項に関する諮問機関というような状況でありますけども、各種議会前に開催というのが定例で過去から行われておりまして、議会提出議案の内容の説明を行っております。また病院の収支状況だとか予算だとかそういった内容も説明をさせていただいているところであります。あとは総合計画に関しても、その中で実施計画について説明を行った経緯もございます。あとは第4回に関しましては、議会でもお話があった、公聴会に関する内容のお話ということもさせていただいているところでございます。令和4年度5回の開催を行っているところでございます。

質問 2番 栁原浩之

一応年度内4回やるという予定のところを五回だということは認識いたしました。今、話の中で出てきた公聴会ですね。以前議会のほうでも嶋村議員とか佐藤議員のほうから公聴会をやってほしいということがあって、話も出てたと思うんですけども、先日のチラシだと4月8日にですね、元国保病院のお医者さんの平岡医師を呼んで、何かシンポジウム的なものが行われているのは折り込みチラシで認識をしてるんですけども、町として公聴会についてはどのようにお考えなのかお聞かせください。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

国保病院運営委員会でもお話しいたしましたが、やはり公聴会という形ではなくて、3月は議会がありますし、4月はちょうど選挙があるということで、5月にですね、町民との懇談会を今予定しているところでございます。

質問 2番 栁原浩之

先ほども言いましたとおり今町民の方々と病院の意思の疎通というんですか、全然取れてないと思うんですよね。そんな形の中で今町長から5月に意見交換会、これを開いてくれという確約をもらったので、それをぜひ有意義な会議にしてもらいたいというふうに思います。そんな中ですね。先週ですね、先週の議会の中でも言わせていただきましたけども、十勝の芽室町、これは病院の改革を一丸で経営改革ということでやってまして、まず職員の方々の意識改革からやってる訳ですよね。今の雄武町の国保病院を見ているときにそういったところが私は見受けられません。これは町長でも事務長でもよろしいんですけども、病院の経営改革じゃなくて、職場環境の改善とか、やる気を増すためにやってる施策とかあったら教えてください。

答弁 病院事務長 新谷朋人

先ほど言った運営委員会の中でもそうですし、患者さん、患者様に対する接遇という部分では、やはりもう、ちょっと改善していく必要があるなというふうに考えております。そのことについては、町内、院内の管理職が集まる会議、そういった中でも接遇面の向上というようなことで今後進めていくべきだというお話を今進めているところであります。より良い病院にするには医者だけじゃないかなというふうに思います。患者さんに満足いただけるような接遇面というのは必要かなというふうに考えておりますので、そういった部分が経営改善にもつながっていくのかなという思いがありますので、今後そういった研修会の実施だとか、そういったものも行っていくつもりでございます。

質問 2番 栁原浩之

この芽室病院の資料を見ますと、まず身近な存在になること、で、この病院の事務長はですね、まず何が必要か、立て直しに向けて何が必要か考えたときに経営情報を職員で共有できていなかったというのから始めてるんですよね。雄武町の場合も先ほど町長からも発言がありましたとおり、かなりのお金を特別会計のほうに入れてます。まず経営状況が分かっていなければ、改善するのも何をしていいか分からないと思うんですよね。まずその辺で職員の方がまず知ってるのかこれを教えてください。それで、この先ほど言った、経営健全化に関する報告書によると、当時、これに書いてることですからね、当時民間、当時国保病院の先生が民間病院に行って、患者さんがそのまま流れていって、一億数千万円利益が減ったというふうに書いてますね。その状況がこれずっと続いてるとは思うんですよね。あえて名前は申しませんけども、その個人病院の先生が、なぜそれだけ信頼されているのか。国保病院の先生がなぜ信頼されていないのか、それは個人的な問題もあるので、あえて申しませんけども。だから、良いところをもっとキャッチして、それをやっていかないと結局人口減少の中、なかなか、先ほど町長おっしゃったように患者さんが少ないに越したことありません。ただ高齢化の中で受診する方が多い訳ですよ。例えば民間の病院に流れる、あるいはよその市町に流れる。ということで患者さんが減っているのは事実な訳です。そこでこれに申したいのは、まず経営情報、これを共有できているのか。要は税金を投入されてますので、悪い言葉で言えば、親方日の丸的ですね、自分の懐が痛まないというところで、どんな意識を持っておられるのか、あとは患者さんに対して、どうすれば来ていただけるという施策をやっているのか、この辺について教えてください。

答弁 病院事務長 新谷朋人

経営情報について職員に周知されているのかという部分でいきますと、末端まではされていないかなというふうに感じております。ただ先ほど言っております院内会議においては毎月の収支状況、それから繰入金の状況、町からの一般会計からの繰入金の状況、それから経費節減に向けてということで、説明を、材料費を購入するときの見積り合わせを行っただとか、そこでそこからの安いところからの購入を促すだとか、そういった形のことはしております。先ほど言ったやっぱり接遇もそうなんですけど、やはりそういったところを末端まで知らしめていく必要性はあるのかなというふうに考えております。

質問 2番 栁原浩之

この雄武町国民健康保険病院事業の設置等に関する条例を見てですね、第2条の2に書いてるんですけども、この病院運営委員会というものは、病院事業の運営と経営について協議するというようになってるんですよね。先ほどの事務長の発言だと、あまり経営については話をされてないのかなというふうに思ってるんです。ただ毎年毎年の繰入金については話をされているんですけども、どうすれば経営がよくなるのか。だからホテル日の出岬、第三セクターもそうなんですけども、結局、町がお金出してるものについては、その辺の金銭的なものは考えてないというふうに私はよそから来て思ってます。その辺、町長はどのような認識でしょうか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

私は決してそうは思ってございません。やはり一般会計からの繰り入れが、これほど大きくなるということが将来的にその理由がどうなのかという部分もございますので、今後はですね、先ほど申しましたとおり、医療体制をきちっとして、病院の中の体制もですね、色々と変革していきたいなというふうに思っております。以上です。

質問 2番 栁原浩之

昨年はですね、常勤内科医師の退職で議会も色々あったんですけども、病院の改革は絶対必要なんですよね。先ほどから言ってるとおり、約20年前からずっと言われてる訳ですよ。遅々として進んでいないということが現状ですので、この病院問題最後になりますけれども、町長は再三再四申し上げますが、病院のことについて政策を掲げ、町長になられた方なんです。だから今回の棚ぼた式な秀毛先生が来られることは大変喜ばしいことだと思いますよ。しかし1年間限定ですので、その辺をしっかり考えてですね、先ほど色々おっしゃってましたので、ぜひ若い地域に根差す医者をお医者さんを探してほしいなというふうに思います。時間もありますので次の質問にまいります。

出典:雄武町議会 令和5年3月議会 2023年3月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる