雄武町議会 令和5年3月議会 2023年3月14日
雄武町の地域医療について
2023年3月14日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「雄武町の地域医療について」質問し、町長 石井友藏、財務企画課長 横田和幸、病院事務長 新谷朋人が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 町長 石井友藏、財務企画課長 横田和幸、病院事務長 新谷朋人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 6番 嶋村義文
6番、嶋村でございます。通告で3点質問することにいたしております。まず1点目。高齢化の進行に伴う雄武町の地域医療のあるべき姿について町の考えをお伺いしたいと思います。町民の高齢化の進行により地域医療への関心が高く、町村行政の最重要課題となっております。石井町長も地域医療の再生を掲げ、先の町長選挙を戦い、多くの町民の支持を得て、町長に就任しております。しかしながら国保病院の再生の選挙時の公約は進まず、令和3年3月、常勤内科医師として平岡医師が着任し、町民が安心して診療を受けることができると思っていた矢先、1年足らずで雇い止めで退職するという事態となりました。うっ積していた国保病院への不信感が一気に噴出し、平岡医師の復帰を求める署名活動、議会への請願書の提出という住民運動が起こりました。残念ながら12月の議会では請願審査は不採択という結果となりましたが、町民の国保病院に対する不信感の解消は未だ解消されないままの状況であります。この間、私は緊急質問も含め4回にわたり、国保病院の運営をめぐる問題点を石井町長に質してまいりました。質問の中でも新たな指摘をいたしましたが、雄武町の地域医療はまさに危機的な状況です。今までの石井町長の議会答弁では真剣にこの問題に向き合う姿勢が感じられませんでした。改めて具体的な事例を基に質問をしたいと思いますので、誠実な答弁をお願いいたします。まず、高齢化率が34%を超える雄武町の地域医療のあるべき姿について石井町長はどのような認識を持ちか、考え方をお伺いいたします。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今、嶋村議員から高齢化に伴う進行に伴う地域医療ということでご質問ございましたが、本町を取り巻く一部の過疎自治体でも既に高齢化数の減少が始まっており、本町においても住民基本台帳ベースで、平成26年をピークに穏やかな減少傾向に入っていますが、総人口も減少することから高齢化率はこの先も上昇していく傾向にあります。今後、このような人口動態を踏まえた上で国の政策や世の中の流れを見て、本町における医療のあるべき姿について検討していかなければならないと考えているところでございます。具体的には、可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、保健医療福祉の連携による地域包括ケアの推進が必要となると考えております。本町では地域ケア会議を通じて、関係機関が緊密に連携したネットワークが構築されており、限られた医療資源の中でも訪問診療や訪問介護、訪問薬剤管理指導や居宅療養管理指導といったサービスが提供されております。加えて近年は自宅で最期を迎えることを希望する方が増えており、今後は在宅での看取りに対する需要が増えてくるものと予想されます。このことから本町では、先ほども包括支援センター副所長が申したとおり、国保病院において終末期を迎えた方を受け入れており、地域で過ごせるよう各種支援を行っているところです。今後は遠紋圏域の生産年齢人口が急激に減少していくことから、医療従事者の確保がさらに困難となることが予想されますので、持続可能な地域包括ケアシステムの実現のため、中長期的な視点による医療人材の確保や、医療サービスについては西紋地域において地域医療連携推進法人の設立の準備が進めていることを踏まえ、近隣の市町村や医療機関とのさらなる連携強化に努め、町民が安心して医療を受けられる体制の確保に努めてまいりたいと考えております。
質問 6番 嶋村義文
今、石井町長、色んなことをお話しになりましたけれども、国保病院の実際行われている診療なり、先ほども病院長、接遇に若干問題あるってお話しされましたけども、私も去年の4月からこの問題で議会で色々質問する過程で町民の皆さんから色んなお話をお伺いしました。その中で私、根本的な問題がひとつあるような気がします。医師ですとか看護師ですとか、実際医療に従事する人の医療に対する倫理感、この医療の倫理感を調べると、ヒポクラテスの誓いですとかヘルシンキ宣言だとか色んな項目出てくるんですけども、その中で一番重要なのがインフォームドコンセプト、こういう概念を忘れると、患者とその医療機関との間の信頼関係が薄れると。このインフォームドコンセプトというのはどういうことかというと、患者、家族が病状や治療について十分理解し、また医療職は、患者、家族がどのように受け止めたか十分配慮しなければなない、これが医師、看護師の基本的な原則なんですよね。医師法の第一条でも、医師、看護師は医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るように努めなければならない。こういう医師法でちゃんと定めてあるんですよね。なぜ、町民の皆さんが国保病院に不信感を持つかというと、この点が大いに欠落してるというように私は思うんですよ。よく聞くのが外来患者さんの顔を見ないで診察をするだとか、病状の説明が不十分だとか、後ほど出てきますけど誤診の問題だとか、あと入院患者に対する看護体制が非常に不備であると、扱いが乱暴だとか、よく聞くのが、入院させてくれと言ったら入院を断られるとか。極端な例で言うと、肺がんの末期患者で入院したいということを言うと、病院としてはもうやることないから老健のほうに移します。医療機関と老健とは性格違うんですよね。そういう行為があるから町民の不信感があると。約、国保加入者の3割しか病院の診療を受けてないという実態があるんですけど、こういう実態を見ましてね、石井町長、今言った石井町長が地域医療としてあるべき姿だって今色んなことを述べられましたけど、その実態と非常にかけ離れてるということは感じませんか、どうですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
私も町民の方、また病院の運営委員会の中でも色々と病院に対する不信感の話は聞いております。そんな中で今後ですね、4月から2名の医療体制になりますので、また医療従事者も含めてですね、今後、そういう部分を改善していかないと経営改善にもつながっていかないということで、今後そういう医療体制も含めてですね、きちっと取り組んでいく方向で考えております。以上です。
質問 6番 嶋村義文
ちょっと私、先ほど佐藤議員から指摘ありましたので、コンセントですね、インフォームドコンセントとして訂正させていただきます。先ほど栁原議員、6期の総合計画の後期計画のお話ちょっとしましたけども、私もこの問題についてちょっと触れたいと思うんですけども、第6期雄武町総合計画基本計画策定作業における町民アンケート、それと策定審議会、特に地域医療と教育を扱う部会での議論の関係をちょっと議事録ですとか、色々調べさせていただきましたんで、まずお伺いしたいと思いますけども、町民アンケート結果でいきますと、町の環境に対する町民の最も関心の高い部分というのが地域医療なんですよね。31.89パーポイントと、もうずば抜けて多いんですよ。その他観光振興が9.21、高齢者支援が9.04。高校の教育が8.64、障害者支援が8.54、除雪7.57と10ポイント以下の項目が並ぶんですけども、これだけ地域医療に対する町民の関心が非常に高い項目なんですけれども、総合計画の策定作業の中で、この項目を解決するためにどういった議論がされて、どういった結論になったのか、ちょっと教えていただけますか。
答弁 財務企画課長 横田和幸
まず、嶋村議員おっしゃられましたとおり、総合計画策定審議会での地域医療の関係につきましては社会福祉と教育部会が担当しまして、4回開催した専門部会の中で前期基本計画の現状と課題、評価結果及び後期基本計画の単位施策の内容や後期実施計画に登載している政策事業につきまして説明し、意見をいただいたところでございます。議論の中では、町民の国保病院に対する信頼度が低いと思われる。診療所にしてもよいのではないか。あと国保病院会計への多額の繰出金が町の負担となっており、将来が不安だなど非常に厳しい意見もありましたけれども、現実的かどうかは別としまして、国の施策として都市部の医師や看護師を地方に輪番制で来てもらうような一次医療の広域化に取り組んではどうか。医療従事者の確保については、全国に向けて情報発信するなど、町を挙げて医療に力を入れていってもよいなどの提言もあったところでございます。そして答申書には、人口減少対策の中でも医療体制のさらなる充実は必要不可欠であり、全ての町民が安心して暮らせるよう、町民の健康を守るための医療を提供し、町民に愛される病院運営の確立が求められていることとの附帯意見が付されているところでございます。
質問 6番 嶋村義文
今、課長言った、策定審議会の社会福祉教育部会の第3回部会の議事録を拝見しますと、委員からこのような発言があります。地域医療の採算性は不採算ベースになることは仕方のないことだとしても、あまりにも費用対効果が低い。実質、今年度は4億8千万の事業繰入れ額の予測ですので、当然こういった意見が出ると思います。病院長は地域に根差した医師が適任であると多くの町民は思っている。地域医療を考えられないような医師であれば、極端な話うちの町には要らないと思う。地域に根差した医師が必要である。第6期総合計画前期の策定審議会の答申の附帯意見では、人口減少対策の中でも医療体制の充実を望む声が多く、今後も国保病院における常勤内科医師の確保やニーズの高い診療科目の充実、医療体制の確立に努めること。このように附帯意見で述べてますけれども、この5年間全く改善されず、より悪化しているように思うとの発言がありました。石井町長にちょっとお伺いしたいんですけどね、こういった策定審議会で意見も出て、かつアンケートで町民の圧倒的な多数が地域医療について取り組んでくださいよと、そういう意見が出てるのに総合計画の政策ではこのように表現してます。安心して利用できる医療介護障害者福祉サービスの充実に努めます。地域医療の確立では必要とされる医療体制確保に向け、適切な人的配置や計画的な物的整備を進める。国保直診病院としての地域包括ケアを推進すると、このようにうたってるんですよね。これ前期でも同じような文章なんですよね。だから、どこまでこう、何て言うかな、真剣に町民の地域医療に対する、町に対する負託に応えようとしているのかと、その辺の考えがちょっと真剣味というか、見られないんですけど、後ほど財政計画の関係なんかも聞きますけれども、先送り先送りというような感じがするんだけどもね、その辺どうですか、町長。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
医療に関してはですね、コロナである程度先送りにせざるを得なかった部分もありますけども、私の公約に掲げている、常勤体制2名というのはずっと考えてきております。それで栁原議員さんの時にもですね、申し上げましたけども、今年1年はですね、4月1日から常勤医が来られるということで、あとはですね、今、関東のほうの先生とですね、何とか今年中に、1年、これは今回、秀毛先生の後にですね、つながる医療を目指して取り組んでいるところでありまして、この姿が見えないというのは、現実的には皆さんには見えない部分もありますけども、実際はコロナ禍の中でもできる限りの努力はしているつもりでございます。そんな中で、医療体制ということで、お医者さんだけではダメだということで、医療従事者の確保についてもですね、大学病院と連携をできればということで、今真剣に取り組んでいるところであります。なかなか成果が出ないということで皆さんにご指摘いただくんですけども、将来はですね、やはり近い将来は大学病院と連携してですね、医師がつながる、医療従事者もつながるような医療体制を今後進めていきたいというふうに私は考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 嶋村義文
12月議会で国保病院の経営改革に向けて町民の意見を聞く、町民公聴会を開催してくださいと町長に求めた時に病院運営委員会に諮って開催するかどうか決めたいというお話でしたけども、その後、先ほどの栁原議員の答弁で5月頃には、できればそういった町民の声を聞く場を設けたいということなんで、ぜひそれは実現するようにお願いしたいと思います。基本的に病院の運営の改革に向けては、できれば運営委員会を中心にして議論を進めていきたいというお話でしたので、本年開催された国保病院の運営委員会の議事概要、病院長に資料請求して提出していただきましたので、実際その運営協議会でどういった議論がなされているのか、ちょっと私も私なりにちょっと調べさせていただきました。6月の3日から5回ぐらいにわたって開催されてますけれども、まず最初の6月5日に開催された病院運営委員会では、石井町長のほうから今まで開催できなかった事情説明と、今後は年四回程度、定期的に開催したいというお話があり、かつ今後の国保病院の体制としては訪問診療にも力を入れていきたいので、医師3人体制を目指していきたいという発言があったという議事概要となっております。委員の質疑では、令和3年度収益増になっているが、コロナワクチン接種の収益が大きいのでは、ワクチン接種が減ると減収になるのでは、事務局の答弁では、ワクチンの収益減は予想されるというお話でした。9月5日の議事概要では、受診状況では開業医と受診件数に大きな差があるが、対策はあるのか。先ほど私が申し上げた、ほぼ35%程度の国保の加入者の受診状況しかないということだと思うんですけども、事務局の答えとしては、受診件数を増やすのは難しいと。山口先生が高齢なので、将来を見据えた運営が必要になると。ここで受診件数を増やすのは非常に難しいという答弁をしてるんですよね。今年の後ほど、令和5年度の予算審査でもちょっと私詳しくお伺いしようと思うのだけども、この増やす件数が実績から見たら予算ではまたかなり大きく増えた予算を組んでるんですよね。この辺もちょっと問題あると思うのですけど、後ほどまたお聞きしたいと思います。また別の委員の質疑では、せっかく常勤で来てくれた平岡医師が結果退職した。本当に医師の確保に努めているのか疑問という意見が出てます。これに対して石井町長の答弁は、平岡医師は町民から信頼もあったようだが、内と外では印象が違う部分もあったようで契約を更新しないという結果になった。今回の結果から内外ともに信頼できる医師の確保が必要と考えている。この内と外っていうのはどういう意味で使ってるんですかね、それちょっとお聞きしたいんですけど。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
実際は個人のこともありますけども詳しくは申しませんが、事務長とか私に対する考え方と一般患者さんに対する考え方と違うということを申し上げておりまして、事務長はそれなりに大変苦労したのかなというふうに考えております。
質問 6番 嶋村義文
一番重要なのは患者の信頼じゃないですか。中の信頼よりも患者の信頼が大事なんじゃないですか。その辺どうなんですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
確かに患者さんの信頼も大事ですけども、病院を運営してる側としては中の部分も非常に大切かと思います。
質問 6番 嶋村義文
これ最後に述べてる内外ともに信頼できる人でないとダメだって言ってんですよね。こんなお医者さんいますかね。今後これから探していかなきゃならないのに。自ら枠を狭めてですよ、そういうふうにならないですか。内外ともに信頼できる人が果たしているんですかね、どうですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今、色々とお医者さんと数人当たっているんですが、考え方の部分においては、100%ではないんですけども、すごく地域医療とかそういう部分に理解を示してくれる先生はおりますんで、全くいないということではありません。
質問 6番 嶋村義文
そういった話はね、町民は理解できないですよ。その辺、十分肝に銘じてほしいと思います。またこういった委員の質疑があります。前花田院長は会議に出席していたが、桂巻院長は会議になぜ出席しないのか。事務局の答弁では、3月の会議で出席を求めることになっています。私はね、少なくとも病院長というのは病院の経営の最高責任者ですよ。病院の改革を議論するね、会議に出てこないなんてとんでもない話ですよ。これはね、毎回出席を求めるようでないとダメだと思いますけど、どうですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
会議の部分に患者さんとか、色々、都合が悪くて出られないことがあるんですけども、可能な限りは出ていただくようにしております。
質問 6番 嶋村義文
いや、可能な限りじゃなくて、会議自体も院長が出席できる時間帯に開催すべきであって、病院の改革を議論する場合に経営の責任者が出てこないというの、こんなことあり得ないですよ。毎回出てもらうようにしてください。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
会議を持ってもですね、その時間帯に急患が入ったり、診療の中で来ることもあるんで、今後ですね、そういう時間帯も含めて開催時間も検討していきたいというふうに思っております。
質問 6番 嶋村義文
いや急患が入った時は、その時は中途退席しても構いませんよ、それは。急患ですから。それとこういった議論もあります。昨年も診療報酬が10%程度減額になっているが、院長自体の問題があるのでは、誤診もあったと聞くが。事務局がね、こんな答弁してるんですよ。骨折の誤診については放射線技師の技量にも影響する部分です。ということはね、放射線技師の腕が悪いから誤診になったっていう発言のように取るんですけど、この真意ちょっと聞かしてもらえますか。
答弁 病院事務長 新谷朋人
その件に関しましては、以前、議員控室で何かあったときにもそういうお話があったかと思うんですが、誤診と言い切れるのかどうかという部分なんですが、要因としてはそういうケースもありますよという意味合いでのご説明でございます。
質問 6番 嶋村義文
これはね、相当町民は、この誤診、もう特に誤診受けた人はあちこちでしゃべりますからね。だからかなり重大な問題だと町としても捉えなきゃならない問題ですよ。町民が勝手にしゃべってるということじゃなくて、そういう事実があるんで、こういった話になるということだけ十分肝に銘じてほしいと思います。それと、こういった質疑もあります。医業収入が減額となり、経費が増額となると一般企業は経営が立ちいかなくなる。何か対策はあるか。これは院長の答弁です。病院の収益は人口に関わる部分もあり、人口が減少すると病院の収益も減ってしまうことになります。どの市町村も同じような状況なので難しいこととは思いますが、医業収益の低下を止めるためには人口減少を止めることも必要と考えますので、町としても人口減少を止めるためにはどうすべきか考えていただきたいと思います。これ実際ね、こういう論理成り立つと思いますか。減ってるのは、信頼感が欠如されて結果、35%しか町民が受診しない結果、収益減ってるわけでしょ。それをね、人口減少の問題に置き換えるという、その院長の感覚がね、経営感覚が全く私はなってないと思いますよ。これは発言町長も聞いていたと思いますよ。会議に出席してるんですから。反論も何もないんですけど、どういうお考えですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
院長が人口減少ということで話されたということは知ってます。ただ人口減少だけでなく、色々な病院の不信感があるということで院長には、そのときは話しないけども後日話はしております。
質問 6番 嶋村義文
いや、経営の最高責任者ですよ、病院長というのは。以前、中川原町長に病院の経営の問題で前町長と話したときには、町長はあくまで設置者であって、病院の経営の責任者は病院長だと彼ははっきり言ってました。その責任者が、医業収益が減るのは町民の信頼感が薄れたのじゃなくて、人口減少だという問題に捉えること自体がそもそも問題じゃないですか。私はね、経営者として失格だと思いますよ、そういう感覚を持つということ自体。これね、町がね、こういう発言を許したらまずいと思いますよ。どうですか。実際、人口が高齢化していくと医療費が増えてますよ、どこの町村でも。国全体でも医療増えてるわけですから。それをさ、人口減少の問題に矮小化するということはね、非常に私は問題だと思いますね。どうですか、町長、その辺。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
院長はですね、人口減少も含んでいるということで話していたのではないかというふうに思って、全てが人口減少ということではないと私は考えております。
質問 6番 嶋村義文
ちょっとね、その辺、やっぱりその辺の考え方をきちっと捉えておかないと国保病院の改革なんてできないですよ、逆立ちしても。それだけお話ししておきたいと思います。続いて後期基本計画の財政計画において病院会計の事業繰出金が後期の5か年の計画では17億5千万です。年3億5千万で17億5千万の計画ですが、前期5年間の実績が21億7300万です。1年平均4億3500万ですね。単年度で実績と財政計画の金額で約8千万強の開きがあるんですよね。実際、計画の考え方としてね、これだけ大幅に金額が狂う計画を財政計画として、総合計画の財政計画として立てること自体に私、非常に違和感を覚えるんですけども、その辺の考え方ちょっとお聞かせ願いたいんですけど。
答弁 財務企画課長 横田和幸
まず、国民健康保険病院事業会計の繰出金につきましては、後期財政計画の財政収支の見込みにおきまして歳出の繰出金の中に含まれておりますけれども、議員おっしゃられたとおり、国保病院との協議に基づきまして令和5年度から令和9年度まで、毎年度3億5千万円を計上し計画したところでございます。なお本年度も含めまして令和2年度からの3年間は、新型コロナウイルス感染症の影響も一因としてありますけれども、令和2年度は医療従事者住宅の3千万円を含めまして4億8千万円。令和3年度は4億5千万円。本年度は4億8千万円の決算となる見込みでありますけれども、令和2年度からの3年間、当初予算では3億5千万を計上しておりまして、財政計画につきましては当初予算ベースの計画となっておりますので、毎年度に3億5千万円を計上し、計画したところでございます。ただ今回の令和5年度予算におきましては、これまでの決算状況、収入支出の精査などによりまして、国保病院から繰出金4億円の予算要求があり、結果的に4億円を繰り出す予定でございますので、令和5年度の国保病院の事業会計繰出金につきましては、財政計画より5千万円の増額となっているところでございます。
質問 6番 嶋村義文
やはり総合計画の基本中の基本である、財政計画ね。これはやっぱり非常に計画の立て方甘いと思いますよ。やっぱり後期5年間でおそらく4億とか5億とか、今の現状のままでは、4億、5億の差が生じるという形になりますので、国保病院の事業会計については予算審査でまた私のほうで色々お聞きしたいことあるんですけども、病院運営委員会の中の議論の中では、なぜこういうふうに計画と実績が狂うんだという委員の問いに対して、事務局が最初から大幅な赤字の予算を組むわけにいかないんで、こういった狂いが生じるんだというような答弁してるんですけども、そもそも事業会計の組み方というのはこういった組み方するものなんですか。実際、事業を精査して、極力その収入支出の予算の狂いがないような精査した予算を組むのが本来の事業計画の組み方だと思うんですけども、そういう何て言うかね、大幅に数字を盛った予算を立てるというのが本来の事業会計の組み方なんですか、町として。その辺ちょっとお伺いしたいんですけど。
答弁 病院事務長 新谷朋人
会計予算の組み方ということでございますけども、確かに嶋村議員のおっしゃるとおり、非常に厳しい目標を立てた外来患者、入院患者の目標を立てた中での予算組みという形になっております。なかなかその目標も高いものでありまして、最終的に補正で繰入金という、繰入金の増額というような形になってございます。なかなか医業収益に関しまして上げるというのは、やはり入院に関する部分の報酬というのは、すごく大きな部分でございます。やはり入院の患者、例えば内科の入院患者が増えることによって、ある程度収益の増は見込めるのかなというふうに考えております。以前、病院で懇談会を開いた、議員の皆さん来て、懇談会開いたことがあって、そのとき、ある議員の方から数年前の患者数が確保できれば、赤字は縮小されるのかというような質問がございました。そのとき、単純に人数がそこまでいけば、かなり圧縮はされますよという返答を私したかと思うんですが、先ほど嶋村議員のほうからございましたとおり、やはり人口減少という部分も一部影響というものはあるのかなと思います。なので当時の患者数まで戻すというのは非常に難しい現状かなというふうに認識はしております。ただ今回は精査をした中でですね、今回、令和4年度の繰入金の増額の際に議員の皆さんに説明させていただいたんですけども、その中でもやはり厳しい、最初から厳しい予算の組み方だったのじゃないかというような、ごもっとものお話もございました。それを踏まえまして今回はかなり支出のほうも縮減した中で、できる限りの予算組みとさせて令和5年度につきましては、予算組みとさせていただいたところでございます。嶋村議員のご指摘については真摯に受け止めなければならない部分かなというふうに考えております。
質問 6番 嶋村義文
事務方はね、大変だと思いますよ。やっぱり実態よく知ってますのでね。こういった手法を取りたいという気持ちは当然分かるんですけども、今回の平成4年度の事業予算と12月の補正のときに私も若干発言させてもらいましたけれども、やっぱり年度途中で収益が30%も変わるというのは、当初から予測できると思うんですよ。今年度の、先ほどの2月末の行政事務報告では入院患者が8.6人、外来が59.5人、当初の計画が、令和4年度の当初の計画では入院患者が15名です。外来患者が86名の計画ですから、大幅に狂ってるんですよね。今年の予算を見ますと、入院が13名。2月末の実績が8.6人に対して13名ですから相当大幅な増の予算です。外来も59.5人に対して83人ということで、相当やっぱり大きい目標を掲げてます。今年のコロナワクチン接種の関係、数日前に健康増進課に資料請求してもらってますけども、約2300万くらいのワクチン接種の収入があります。それとコロナ関連の国からの助成金等を含めるとおそらく3千万くらいになると思うんですよね、コロナ関連の収入。そうしますと今年の4億8千万という事業繰入金の予測から比べると3千万減るわけですね、収入が。5億になるわけです。だから現状はそういう現状だと私仕方ないと思いますよ。だから生の数字をね、きちっとやっぱり町民に示すべきだと。今現在、こういう状況でここまでしか入院外来は想定できませんと。結果、4億じゃなくて5億になりますよと、事業繰出金は。そういった生の数字を町民に示して、じゃあしたら、病院の改革をどうやっていくんだということを全町的な議論にしていかないと、いつまでたってもずるずるずるずるこのままでは尾を引くと思うんですけども、その辺、町長どうですかね。だから私はね、今回の病院事業会計は非常に問題あると思いますよ。その辺どうですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今、新谷事務長も話したとおりですね、非常に苦しい予算の立て方であることは私も理解しております。ただ、今年度から常勤医師、あと医療従事者と行政執行方針にも最後のほうに述べてありますとおり、改革をより強く行って、5月8日にコロナウイルス感染症も五類に戻るということで、今年についてはですね、そういう部分を含めて真剣に取り組んでいきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 嶋村義文
横田課長は財政統括してるんで、やっぱりせっかくふるさと納税であれだけね、自主財源獲得しても、一方でやっぱり病院会計で、後で1億5千万か2億ぐらいバックするにしても、決まったその3億近いお金がやっぱり繰出金で出てくというのは、やっぱり財政の自由度が非常にそがれるわけですよね。ですから石井町長は十分認識されてると思いますけどもね。今の現状をやっぱり早急に解決していかないと、やっぱり町民の福祉をそぐ形になりますからね、予算の自由度なくなりますから。その辺、もう一度その覚悟のほどをちょっと披露していただけますかね。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
先ほど申しましたとおり、やはり一番大切なのは、お医者さんの確保、今度は関東から来られるお医者さんについては、小児科と内科ということで視察に来るわけですけども、そんな中で私が前から話してる3人体制ということは、将来、近い将来、医師の働き改革を進んでいく中で、なるべく非常勤の医師を雇わない体制も非常に病院の収益に影響を及ぼしてくる関係もありますんで、ぜひとも常勤3人体制の中でですね、今後、真剣に取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
質問 6番 嶋村義文
それでは1番目の地域医療については、ここで終わりにしたいと思います。