雄武町議会 令和4年9月議会 2022年9月13日
庁舎建て替え等の検討について
2022年9月13日、雄武町議会の一般質問で、栁原浩之議員が「庁舎建て替え等の検討について」質問し、財務企画課長 横田和幸、税財管理課長 藤川勝利、副町長 佐々木幸博、町長 石井友藏が答弁しました。
- 質問者
- 栁原浩之 議員
- 答弁者
- 財務企画課長 横田和幸、税財管理課長 藤川勝利、副町長 佐々木幸博、町長 石井友藏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 2番 栁原浩之
2番、栁原浩之です。初めて一般質問してから早いもので3年が経ちました。今回も含めて残り任期、最大で3回の一般質問しかできません。行政の方々にはいつもお願いしておりますが、質問時間は答弁を含めて一時間しかありません。簡潔な答弁をよろしくお願いいたします。それでは通告に従い質問をいたします。初めに、まずこれですね、公共施設等総合管理計画、これが平成29年3月に策定されました。11年間を計画期間としていますが、この計画の担当は、この紙を見ますと財務企画課というふうになっておりますけども、当時はどなたが作成されたのか、また外注なのか、これについてお答えください。
答弁 財務企画課長 横田和幸
この公共施設等総合管理計画でございますけれども、当時も財務企画課財政係で作成しておりますけれども、外注といいますか、業務委託で作成してございます。
質問 2番 栁原浩之
いつも言うんですけども、行政の計画は非常に立派なものが多いです。さはさりながら、なかなか実際そのとおり行っていただけていないというのが私の感想でございます。それで現在のこれらのいろんなことこれ書いてあるんで、全部はいいですけども、特に公共施設、役場庁舎とかですね、いろんな寿の家とかいろいろありますよね。そういったものの、この計画の進捗状況、これを教えていただきたいと思います。
答弁 財務企画課長 横田和幸
まずですね、議員おっしゃられたとおり、平成29年3月にこの公共施設等管理総合計画を策定しているところでございます。それでこの公共施設等総合管理計画につきましては、あくまでも公共施設やインフラ、それらの全体の状況を把握するとともに、公共施設やインフラを管理していくための基本的な方針等を定めているものでありまして、施設ごとの中長期的な維持管理、それと更新等の具体的な計画につきましては、それぞれ施設ごとに個別に例えば教育施設長寿命化計画や公営住宅等長寿命化計画、そういうものを策定しまして、実施しているところでありまして、この総合管理計画につきましては、あくまでも公共施設やインフラの全体の状況を把握するのと公共施設やインフラを管理していくための町の基本的な方針と、それらを定めているということでご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 栁原浩之
調べていきますと、この計画の上位計画としてよく出てきます第6期雄武町総合計画、町の最高規範というやつが出てきてますけども、そこの中身を見ましても、実際問題は役場の建て替えとかですね、そういうものは一切出てきてないのが今現状であります。役場庁舎も今月末、9月30日をもちまして築50年ですね、を迎え、耐震工事や増築等は行ってきておりますけども、そろそろ庁舎建て替え、これらについて検討する時期に来ているというふうに思います。お考えをお聞かせください。
答弁 税財管理課長 藤川勝利
まず庁舎の建て替えということでございますけれども、これは先ほど栁原議員がですね、出されたこの総合計画ですね、総合管理計画、この中でもですね、庁舎及び消防関連施設は防災の拠点となる重要な施設であることから今後も計画的に点検や劣化診断を行い施設の修繕及び長寿命化を図りますというふうに管理の基本計画として載せてございます。そこにもありますように今後も計画的に点検や劣化診断を行いまして、維持管理、修繕を行うことでトータルコストの縮減平準化に取り組み、長寿命化を図ることを基本として考えておりますので、現時点では庁舎の建て替えの検討はしておりませんという状況でございます。
質問 2番 栁原浩之
緊急防災減災事業債、これ長いので以下、緊防債というふうに言わせていただきますけども、これが東日本大震災以降、国が公債として採用しまして、平成32年までだったのが、今令和7年度まで延長されています。遠軽町ではこの緊防債を活用し、このような遠軽町新庁舎建設基本構想というものを作っております。本町は今の税財管理課長の藤川課長の答弁でありますと、これらは考えていないということでございますけども、この緊防債、非常に有利な公債でありまして、ぜひ運用してですね、庁舎建設を考えてほしいなと思ってはいるんですけども、検討したこともございませんか。
答弁 税財管理課長 藤川勝利
ただいま栁原議員がおっしゃいました緊急防災減災事業債でございますけれども、確かにおっしゃるとおり、有利な充当率が100%、地方税の措置率が70%というような内容のものでございます。ただですね、この緊防債があるから建て替えるというような形の論議にはなっておりません。ですから、先ほど答弁しましたように今の庁舎をですね、補修して長寿命化を図ると。つまり、まだまだこの庁舎についてはですね、建て替えを考えないで使い続けるという前提でございますので、そういった緊防債の利用、活用についても検討はしていないということでございます。
質問 2番 栁原浩之
いろいろ計算方法があるようですので細かくは言えないんですけども、これ単純計算で一応例を挙げますと、これ緊防債100%頂いて、7割頂けるというような予算というふうに私は認識してます。普通の自分の家を建てる場合にですね、例えば2000万円かかる家を、今だったら600万円で建てれますよというようなニュアンスで実際私は捉えているんですよね。庁舎がいくら掛かるかというのをちょっとあんまり言いませんけども、例えば20億かかる庁舎を今建てれば、全部ですよ、全部緊防債を使えれば6億で建てれますよという、意味合いの公債だと思ってるんです。確かに今課長言われたように長寿命化計画で延ばせればいいんですけども、実際50年経った建物を耐震化とか増築とかでやっていても、これから少子化で人口減少してきますよね。タイミング的に今じゃないかなというふうに思ってます。ちなみに先ほど言いました遠軽町も同じく昭和47年に建てて50年ですよね。いろんな条件は若干違いますけども、向こうも違う公債も使う予定ですからね、若干違いますけども、やっぱり検討ぐらいはするべきだと思うんですけども、その辺どうですか。
答弁 税財管理課長 藤川勝利
基本としてはですね、建て替えというものまでは考えていないというのが本当に基本であります。できるだけこれを使えて、それはなぜかというと、今でもですね、いろいろ町民の暮らしの中で必要とされている施設の整備というものが議会の中でもですね、今までスポーツセンターが出ていたり、また他にもですね、施設が出ています。そういった中でですね、この庁舎をそういう有利な起債があるからということでやるということにはですね、ちょっとならないのではないかなというふうに考えております。また、ただいま緊防債の話が出ておりましたけれども、この緊防債の対象事業というのがですね、大規模災害時の防災減災対策のために必要な施設整備と、これについては非常用電源であったり、避難路であったりして避難所の空調バリアフリー設備感染症対策など等ですね、対象事業がある程度限られております。今回、これを庁舎建て替えのためだけということを目的とした場合にはですね、この緊防債の対象外となるのではないかと考えているところであります。
質問 2番 栁原浩之
答弁を聞いてると、いつもそうなんですけども、行政はできない理由ばっかり言うんですよね。どうすればできるかというのちょっと考えてほしいんですよ。先ほどから課長等が答弁してますけども、実際、町長もしくは当時の財務企画課長の副町長にお聞きしたいんですけども、この件に関してはですね、特に。だから今、まさしく少子化、人口減少はこれはもう事象なので、止めることはできませんよね。3年前に議員になってすぐにですね、武雄市に行かせていただきました。武雄市役所、立派な6階建ての建物でありました。2か月前には議会の仕事で津別町に行きました。立派な建物が建ってました。なぜこの新庁舎のことを言うかと言いますと、先ほど課長言われたように優先順位はあると思うんです。新庁舎よりも前にスポーツセンターだろうとか、なぜこの新庁舎のことを言うかといいますと、よそのそういう新しい建物を見た時にですね、やはり職員の方の生き生きと働いてる姿、これがすごくいいんですよね。それと町民の方や市民の方の集える場所、あるいはいろいろ、何ですかね、プライバシーに配慮した造り、後ほど言いますけども、ユニバーサルデザイン的なものも考えながらですね、本当に何ですか、50年前の建物と今の建物すら、普通の民家でも違うじゃないですか、明らかに違うわけですよ。それをずっと我慢してこれを長寿命化で何年持たせるおつもりなのか、まずこれをお答えください。それで、何年後かに絶対建て替えなきゃいけないと思うんです。何年これを町寿命化で持たせるのか、なぜ、これについて全く町長なり副町長は検討もされないのか、これについてお答えください。
答弁 副町長 佐々木幸博(副町長は2023年6月まで)
まずですね、今回の長寿命化の総合管理計画を策定前にですね、実は雄武町の役場の耐震化工事を実施しております。先ほど緊防債の話が出ましたけれども、実はこの緊防債、耐震化を行った調査には実は該当しません。雄武町はたまたま平成22年に早い時期にですね、この庁舎の耐震化を実施しております。ですので今回の緊防債の関係については耐震化が終わっている調査という判断の中で、それも含めてですね、検討はしたっていうことですので、全くですね、この間、役場庁舎の建て替えうんぬんということではなくて、あくまでも長く持たすための耐震化工事を他の町村よりは早く実施したという経緯がありますので、長寿命化の推進についてはですね、かなり早い時期から検討してまして、耐震化を実施したということでありますので、緊防債の関係については、あくまでも今のスタンスでは対象外というふうな判断でですね、こちらのほうは整理しているということであります。
質問 2番 栁原浩之
もう一点についてお答えいただいてないんですけども、長寿命化で、この建物をあと何年使うという、お見積もりですか。
答弁 税財管理課長 藤川勝利
現時点ではですね、あと何年ということはちょっと明言ができません。この役場庁舎についてはですね、令和5年度に個別の長寿命化計画を策定予定として考えております。その際にまた改めてですね、問題点を整理して適正管理に努めるというふうに考えているところでございます。
質問 2番 栁原浩之
庁舎の建て替えは賛否両論これあると思いますよ。それでですね、一応、調べた資料によりますと、自治体の施設、インフラの老朽化対策防災対策のための地方債活用の手引きというのが総務省の自治財務局から令和3年7月に出ております。この資料によりますと、さまざまな事業にさまざまな公債地方債が活用できることが書いてありました。先ほど副町長は、耐震化したものについては緊防債を使えないということでございましたけども、緊防債以外にも公共施設等適正管理事業債、これ長いんで以下、公適債というふうに勝手に言わせていただきますけども、これがあります。津別町はこれらを活用してます。若干、緊防債よりは率が下がっておりますけども、これについてもですね、令和8年度まで延長がされています。充当率や交付税措置率は、先ほども言いましたとおり緊防債に及びませんけども、当然、100%町のお金で建てなくても、持ち出しが少なくて済むじゃないですか。本当に藤川課長の説明だと長寿命化で何年経つか分かんないという、十年先も二十年先も読めないような発言をされててちょっと驚きなんですけども、先ほどから言ってるとおり、人口が減少していって、税収も上がるかどうか分からない中で、今、新庁舎を建てればですよ、昔の建物で50年持ったわけですよ。今普通の一般住宅も100年住宅とか言われてますよね。その辺、先を見る施策というのは、行政はできないもんですか。町長、お答え願えますか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
庁舎建て替えの関係なんですけども、今副町長が言われたようにですね、一応その建て替えという検討はしてないんですが、長寿命化ということの検討はしてですね、具体的に藤川課長も話したように、来年度、長寿命化計画を作成する予定でありますので、その中でいろいろ問題点とか出した中で検討していきたい。ただ、他にも公共施設の中で、学校等ですね、早急にやらなければならないものもありますので、何が優先かということで考えているわけなんですけども、その中に私の考えとしてはですね、庁舎をということは現時点では考えておりません。そんな中で、なるべく長寿命化計画の中でですね、改修できるものは改修して使っていきたいと。それとまた保健福祉課棟の別館もですね、新しく後で建てて建て増ししてますんで、その関係もありますのでですね、現時点では建て替えということは考えてございません。
質問 2番 栁原浩之
こういう方々ばかりだと、もう不安しか残っておりませんけども、公共施設等のですね、マネージメントに関する基本的な考え方というものを、この公共施設等総合計管理計画の中でうたってます。そこの中の一節を取りますと、将来世代に過度な負担を強いることがないよう、財政構造の変化、公共施設等への町民ニーズの量や質の変化を捉え、必要となる施設を将来にわたり維持するとありますよね。今の今までの答弁でいくと、長寿命化のことを言ってるんですか、これ。絶対そうだと思えないです。行政の得意技として、先送りはありますよね。先送りするということは、将来世代に過度な負担を強いらせてることになるんですよ。現在の町民ニーズ、これらもちょっと把握されているのかどうか、何とも言えませんけども。実際は先ほども言いましたとおりバリアフリーに配慮したユニバーサルデザインの導入だとですね、利用しやすい庁舎、これを皆さん望んでいるというふうに思いますよ。その辺いかがですか。
答弁 税財管理課長 藤川勝利
確かに現在の庁舎、一番最初にですね、栁原議員がおっしゃられたとおり、今年、この9月ですね、50年を迎えます。ですから老朽化による雨漏りの他ですね、2階執務室が狭隘であったり、エレベーターを含めバリアフリーへの対応が不足しているというような問題は確かにございますけれども、これにつきましても計画的な修繕を行うとともに事務の電子化を進めることによるスペースの確保であったり、事務手続のフローの改善などにより対応できるものと現時点では考えているところであります。それから先ほどおっしゃられた津別町の新庁舎建設等でですね、使われております公共施設等適正管理推進事業債、このうちの市町村役場機能緊急保全事業、これを使って美幌町、また津別町、紋別市もですね、新庁舎の建設を考えているということであります。この起債のですね、対象事業なんですけれども、昭和56年の新耐震基準導入前に建設され耐震化が未実施の市町村の本庁舎の建て替え事業ということになっておりまして、これにつきましても先ほど町長の方からも言いましたように耐震改修をですね、行っておりますので、これにも雄武町の役場庁舎がですね、該当してこないということになります。
質問 2番 栁原浩之
はい。相変わらずできない理由を並べておられるようですけども、実際問題、消防庁舎も実際、古いじゃないですか。紋別市はこのたび、市役所庁舎と消防庁舎を建て替える計画でほぼ進んでおりますけども、実際紋別市は、紋別市の市議会議員に聞きますと、ふるさと納税も日本一になり、もうお金に糸目は付けないというふうなことまでおっしゃられてます。そんな中、自分の足元を見た時にですね、先ほどから言ってるとおり、耐震化をしているから使えない公債はしょうがないとして、どれが使えて、どれがいつまでの公債で、いつまでに計画を立てれば建てれるかというそういう発想は出ないんですかね。もうそれが不思議でならないんですよ。結局、長寿命化長寿命化というのは、先ほどから言ってるように悪いことがあればただ先送りなんですよ。だから、何度も言いますけど、今を逃したら絶対と言ったら絶対はないから言いませんけども、建たないんじゃないですかね。私がなぜこれ何回も庁舎の建て替えを言うかと言いますと、いろんな新しいとこを見てきて、本当職員の方もすごいですよね、仕事が効率的になったというか、あとそこに住んでおられる町民の方、市民の方もすごく何ていうんですか、使いやすい環境になってるわけですよ、現在にマッチングしてるから。このような今もこれ議場3階にありますけども、エレベーターもない、エレベーター作ったら当然お金もかかりますけどね、そんな中、来たい方も実際傍聴に来れないじゃないですか。今後、今、ビデオ等で撮影してますけども、議会もユーチューブ等で配信する計画ではございますけどね、実際でも生で見たほうがいいじゃないですか。そういうのも含めて検討してほしいなというふうに思います。時間もまた押してしまってるので、私はですね、町議会議員の選挙に立候補したときの選挙公報を、これなんですけども、時々見るんです。若干手前みそになりますけど、私のスローガンですね、私のスローガンは10年後、20年後、次世代に何を残せるかを本気で考え、行動しようというものでございました。途中さまざまなですね、事象が起きまして、自分のやってきたことが初志貫徹できているかというふうに言われますと、疑問符が付きますけども、先ほどから申しているとおり、この先送り体質ですね、これを行政に対して一石は投じることができたのかなというふうに自負しています。今回の庁舎建設についてもですね、しっかりとした議論をしてほしいと思いますが、先ほどからの答弁を聞きますと、今ハテナマークですね。行政の方々は、実際にですね、我々はネットの情報とかしかございませんけども、たくさんの情報をお持ちですし、連携もされているというふうに思います。ぜひとも運用できる有利な公債を見つけていただき、何度も申し上げますが、目先のことばかりにとらわれず、将来を見据えていくことが重要だというふうに思います。庁舎も耐震も終わっているとはいえ、かなりがたが来ています。特に屋上上がるとこなんかも行けない状況ですよね。現在、第6期雄武町総合計画の後期計画が審議されています。新庁舎や公共施設の改善、建設について、しっかりと後期計画に反映していただきたいと思います。