雄武町議会 令和4年6月議会 2022年6月9日
国保病院運営に係る町民の疑問について
2022年6月9日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「国保病院運営に係る町民の疑問について」質問し、町長 石井友藏、総務課長 林史祥が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 町長 石井友藏、総務課長 林史祥
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 6番 嶋村義文
6番、嶋村でございます。通告に従いまして質問していきたいと思います。まず1点目、国保病院運営に関する町民の疑問について町長にお伺いしたいと思います。石井町長は町長選挙の公約として国保病院の再生を掲げて当選されました。それだけ雄武町民の国保病院の運営に問題があり、町長の公約に対する町民の期待も非常に大きかったと思います。本年3月以降、平岡医師の退職の噂が広がり、3月18日、予算審査終了後、議員協議会の求めで医師の人事について町長に説明を求めましたが、今の時点では何も申し上げられないという話で終わりました。4月7日、町の要請での議会全員協議会で初めて町長より、5月7日で平岡医師が退職するという話がありました。退職理由については色々やりとりがありましたが、結果としては曖昧な説明で、議員各位が納得するような説明ではありませんでした。その後、4月8日の町広報誌での国保病院からのお知らせで、5月7日をもって契約満了で退職するという告知が町民に対してありました。町民の間に戸惑いが広がりました。町民の間では、なぜ平岡医師が退職するのかという疑問が広がっております。町長として、この疑問に答える責務があると考えますが、町長の考えをまずお伺いします。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今、嶋村議員さんのおっしゃったとおりですね、私が昨年、内科医師を常勤医師を何とかということで着任いただいたわけですが、残念ながらですね、結果として退職するに至ったことになりますが、私も非常に町民も含めて残念だったのかなというふうに思っております。その中身の経緯についてでございますが、昨年夏ごろから平岡医師の診療などについて院長からお話を聞き、協議を続けてまいりました。その詳細につきましては、医療の具体的内容に関することやプライバシーに関する部分もありますので、説明致すことができませんが、その辺をご理解いただきたいと思います。平岡医師の当初の契約期間は本年3月7日までであるため、契約の更新について双方で協議する必要がありましたが、最初にお話ししました、協議内容も考慮した中で院長とも数回の協議を行った結果、6か月の契約とすることとし、平岡医師に対して6か月の契約を打診させていただきました。平岡医師は、6か月の契約について了承くださいましたが、その数日後に平岡医師本人から1か月または2か月の契約としたい旨の申し出を事務長を通してお聞きしたため、私と平岡医師がお会いして、最終的には本人の意思を尊重し、2か月とした契約を交わすことで合意し、本年5月7日までの契約を締結したものであります。その後、事務長から平岡医師が次の勤務先を決める都合や、有給休暇を取得する都合もあるので、さらなる更新があるのかないのかを確認したいとのお話をお聞きしました。私としましては平岡医師本人から契約期間を1か月か2か月にしてほしい申し入れや、次の勤務先を決める都合、有給休暇を取得する関係とのことであったこと、病院側も既に退職後の診療体制について整備に向け、各関係機関に依頼していることなど、総合的に判断し、契約の延長はしないことと平岡医師本人にお伝えしたものであります。これが今回の経緯であります。
質問 6番 嶋村義文
4月14日、臨時会、臨時議会終了後、北海道新聞に常勤医1人退職へという記事が出ました。この記事では、町によると契約更新時に向けて説得を続けていたが、2か月延長にとどまった。石井町長は、非常に残念だが、引き続き常勤医の確保に努めたいと話していると道新の記事に記載されております。対外的には、町としては引き続き勤務してほしいと説得を続けたが、平岡医師の意向により退職になったという説明をしております。具体的に平岡医師の自己都合による退職なのか、町による雇い止めなのか、どちらなのか、お答え願います。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
あくまでも平岡医師からですね、2か月という、1か月か2か月ということの申し出があったので、自己都合の退職によるものと思っております。
質問 6番 嶋村義文
4月7日に議会全員協議会で石井町長から平岡医師の退職の話がありまして、私は4月11日に平岡医師と会って、彼が昨年の3月に雄武の国保病院に着任して以来の、一連の事象について彼からいろいろ説明を受けました。文章化したペーパーも六ページぐらいになりますけども、いただいております。その中には、この場ではまだちょっと公にできない重大な問題が国保病院の中に内在してます。それには触れないでおきますけれども、先日、平岡医師から私にちょっと連絡がありまして、彼のもとに離職票が届いたそうです。その離職票には本人が契約の継続の意思がないというふうに明記されてるそうです。その辺の事実関係はどうですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
意思がないということで私はですね、1か月か2か月という話合いの中で、1か月ではお医者さんの関係もありますので、ぜひ、2か月いただきたいということでお願いした経緯があって、最終的に2か月となったことでありますので、私は平岡医師の意思と考えてございます。
質問 6番 嶋村義文
雄武町の議会全員協議会は、昔からの習い事なんでしょうけども、議事録は取っておりません。それで議会事務局長に4月7日の議会全員協議会の私と石井町長との議論のやりとりを文字起こししてもらいまして、その中で石井町長はこのように答弁しております。病院の管理者は院長であるんで、院長が再雇用のはんこを押さない限りはそれはどうにもならないんですという発言をされてるんですよね。だから石井町長が雇用継続の意思があるのかないのかということがまず第1点と、院長がはんこを押さないから雇用継続はできない。平岡医師は、そのままずっと勤務続けたかったんじゃないですか、その辺どうなんですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
昨年のですね、11月に色々と院長の協議の中でですね、平岡先生本人ですね、更新の関係でお話し合いをした時にはですね、引き続き働きたいという意思はございました。そんな中で最終的にはですね、病院の私は開設者と、院長が管理者ということの中でですね、基本的には人事はですね、管理者がいて、開設者がいるということで、そんな中で私の一存ではですね、院長が頭を縦に振らないのを私自身でいいですよとということはならないんで、その中でもいろいろ協議をした中でも、そういうふうにはいかなかったというご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 嶋村義文
何か釈然としないんですよね。石井町長が当選した後、平成2年の行政執行方針では、常勤内科医師の確保は行政の最重要課題と言ってるんですよ、最重要課題。その最重要課題である医師の雇用継続に対して、何か非常に曖昧な答弁じゃないですか。町長自身の意思はないんですか。雇用継続したいという意思はないんですか、その辺どうなんですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
当初はですね、ぜひ、いてほしいという意思は十分あります。ただ自治体の中でですね、やはり、お医者さん、医師と、平岡医師とですね、桂巻院長の関係なんですけども、そこら辺はちょっと話できませんが、ただ、その中でですね、私が絶対的に雇用したいというふうに思っていてもですね、せっかく私が着任をですね、お願いして着任した平岡医師でありますので、自分からですね、雇用したくないということはそれはあり得ないです。ただ、色々と病院とのね、関係の中で、そういうことは結局、病院運営に関しては、私と、開設者と管理者の関係で成り立っていくのかなということで、私一存でですね、そしたら再雇用しますということには当然なり得ないと私は考えております。
質問 6番 嶋村義文
確かに病院の設置者は町長ですけども、病院長が具体的に病院経営を担う、それは確かにそうでしょう。ただし病院長の最終的な任命権者は誰なんですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
病院の院長イコール、今管理者なんですけど、任命は私でございます。
質問 6番 嶋村義文
任命権者よりも、任命された人間の方を意思を尊重するんですか、その辺どうなんですか。具体的に平岡医師の雇用継続についてはんこを押さないと、その具体的な理由というのは、石井町長、お伺いになったんですか、桂巻医師に。どういう理由で、雇用継続しないんだということを、お伺いになりましたか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
具体的に中身は話をできませんが、私の感じたところでは、診療体制の、診療体制というか診療方針の違いというで感じました。ですから、その中身に、いくら町長とあってもですね、私は踏み込んでいけないのかなというふうに考えております。
質問 6番 嶋村義文
先ほどの行政報告で、今後も常勤医師の確保に努めたいということなんですけども。仮にですよ、新しい先生、また着任してきても、こういう問題が起きた時どうするんですか。また、院長の判断に全部任せるんですか。病院の最高責任者は石井町長じゃないんですか。町の直営の病院でしょ。しかも年間、昨年は4億も一般会計から繰り入れしてるんですよ。そういった状況で、町民が待ち望んでいた常勤医師がようやっと1年間落ち着いて、町民が非常に喜んでる状態で、知らないところで、もう結局は雇い止め、解雇ですよ、中身は。院長が解雇したということです。それに町長が追随したということですよね。その辺どうですか。事実関係はそのとおりじゃないですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
院長が解雇したとかということでなくて、契約の期間がありますから、そういう期間がですね、満了する時に協議して契約をしなかったら解雇なんでしょうけども、あくまでも平岡医師からですね、1か月か2か月にしてほしいということであるので、私は解雇したとは考えておりません。
質問 6番 嶋村義文
平岡医師からは、事細かく書いた文章を私いただいてます。その中では、このように記載されてます。今年の2月1日、雇用契約のことで話があると町長に呼び出されたそうです。院長の決裁がおりないので、3月で辞めるか、長くても9月までと伝えられたとあります。これどうですか、これ、実際にそのようにおっしゃったんですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
3月までとは私は話しておりません。6か月の延長ということでお話をしました。
質問 6番 嶋村義文
私はこれ音声データも全部聞かしてもらいました。3月15日にまた町長に呼ばれて、病院長の決裁がおりないため、5月で雇い止めと言われたと言ってます。これも音声記録ありますけども、どうですか、それは。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
5月で雇い止めと言われた、私はですね、雇い止めという話は一度もしたこはありません。それで、5月で雇い止めというのは、5月まで、本人がですよ。本人が5月までしていただきたいという本人の意思に尊重しただけであって、そういう部分では雇い止めをしたつもりはありません。
質問 6番 嶋村義文
総務課長にちょっとお伺いしますけどね。形は恐らく会計年度任用職員みたいな形だと思うんですね、1年契約だから。そういう形になりますよね。病院の契約というのは後で資料請求しますけども、契約の中身ちょっと分かんないんだけども、本人が、例えば1年契約であっても、本人が希望すれば契約の延長というのはありうることですよね。どうですか。
答弁 総務課長 林史祥(総務課長は2024年3月まで)
今回の平岡医師と病院との関係の契約の関係ですけども、地方公務員法に位置づけております会計年度任用職員という雇用形態ではなく、病院との、病院と個人との委託契約というんですか、そういうような形態でありましたので、平岡医師に関しましては、地方公務員法で言うところの公務員とはならないというような立場でありました。
質問 6番 嶋村義文
一般的に民間企業の契約の中身で、町の特別会計であっても、医師ですんで。一年契約で入ったということなんですけども、平岡医師が私にいろいろ話してくれた中では、去年の3月に契約した時には、1年間契約満了した後は平岡医師が希望すれば、町の職員として恒久的に国保病院の内科医師として勤めていただきたいという、そういう話を受けてたそうです。当然、彼はそのつもりで4年度以降も勤務を継続する意思があったと思いますよ。それが結果として、1年契約満了で退職されますということは、国保病院として雇い止めしたという結果に他ならないと思うんですよ。その辺どうですか。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
先ほど申しましたように、雇い止めというのはですね、これから逆に一方的にというか、そういうことだと思うんですけども、あくまでも6か月という話をした時にですね、1か月か2か月にしてほしいって、本人から申し出が、私から申し入れしたわけでなくて本人から申し入れがあったんで、私はそれでやむを得ないねということでいろいろ今後のことについて検討していたわけです。
質問 6番 嶋村義文
石井町長、事実と違うことを言ってもダメですよ。町民はね、皆さんこう理解してますよ。平岡先生は、ずっと勤めるつもりであったけれども、病院長が雇用契約の延長を決裁しないために、辞めざるを得なかったと。それを石井町長も追認したと。そのように受け取ってますよ。どう反論しますか、それに対して。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
確かに私と開設者と管理者との協議の中で、私も院長に対してですね、何とかもう1年、様子を見ていただけないかということでお願いをしたわけですけども、どうもそこら辺も聞き入れられなかったという経緯もありますんで、当然、開設するとき、管理者の協議の中で、やむを得ないと私が、私も判断をしたという結果でございます。
質問 6番 嶋村義文
このまま話しても水掛け論になるんで、先ほども話しましたけれども、自ら町政の最重要課題と掲げながら、結果としては、その最重要課題に潰した結果に他なりません。恐らく、今後、石井町長一生懸命努力するんです。内科医師の確保というのは非常に難しいと思いますよ。だから、この間、3月の行政執行方針の時も若干お話ししましたけども、病院の経営ということに対して町としてね、僕はね、資格も能力もないと思う。病院を経営するということに対する資格も能力もないと。だからその辺をね、しっかり今後考えていっていただかないと、町民の国保病院に対する不信というのはね、抜き差しならない状態に入ってますよ、正直言いまして。だからどこまでね、町長がそれ理解してるのかね、不思議でしょうがないんですよ。それで議長、ちょっと今議論の過程で出てきましたんで、資料をちょっと請求したいと思うんですよ。平岡医師の雇用契約書の写しと病院内で恐らく文書の記録として残ってるんであれば、決裁書類ですとかあると思うんで、平岡医師の退職に至る国保病院の内部文書をもし記録として残っていれば、それの提出をお願いしたい。それと先ほど話しました平岡医師の離職票、これは本人の意思とはっきり違うことが記載されてると本人も言ってますんでね。それと国保病院の今院長の権限というお話でしたんで、人事に関する権限とか、職務権限の規則があればその規則の写しをいただきたい。それとちょっとずれますけども、6月3日に国保病院の運営委員会が開かれたというお話でしたけども、その運営委員会で協議された中身と最終、恐らく2年くらい開催してなかったと思うんですけどもね。最終的に開催した前回の開催日と、なぜ2年間その運営協議会が開催されなかったのか、その理由もちょっとできれば、出していただきたいと思います。4月の14日、臨時議会で私緊急質問の申し出したんですけども、残念ながら認められなかったんですけども、先ほど話しました、ここでは触れませんけれども、大変大きな問題が国保病院の中にあります。それが明らかになった時は、また改めて石井町長の考え方を質したいと思いますんでね、その辺、議論をきちっと整理しておかないと、町民の不安、疑問がますます拡大していくんでね。あなた自身にとっても、今後、行政執行する上で非常に足かせになってくると思いますんで、それは十分留意して仕事に精励していただきたいと思います。