みんなの議会

雄武町議会 令和2年3月議会 2020年3月17日

新図書館が開館してからの数値について

2020年3月17日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「新図書館が開館してからの数値について」質問し、教育振興課長 中村文隆、教育長 豊田通敏、町長 石井友藏が答弁しました。

質問者
佐藤寧 議員
答弁者
教育振興課長 中村文隆、教育長 豊田通敏、町長 石井友藏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 佐藤寧

2番目に行きます。新図書館が開館してからの数値についてですが、今町長もおっしゃられましたが、数値的なものを私も資料請求してちょっとデータ分析してみました。新図書館ができる前の2019年1月から昨年の1月ですね、4月までの来館者数は月平均1207名、8月10日の開館からこの2月までの平均は2930名で約2.4倍の増加ですから倍になったということで、とても良い数字だと思います。しかし10月までは月平均1か月4千人台で推移していた来館者数が、11月からは約50%減となっています。これは気候的なものもあるし、新しいものに飛びついた人たちがガクッと減って半数の数値になったという色々な見方があると思うんですが、この数字の50%減の原因は考えてみる必要があると思います。このような数値データは貸し出し書籍のカテゴリー分類等でも図書館が取っているはずなんですけれども、それをどう分析して今後に結びつけようとしているのかお尋ねしたいと思います。

答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)

まず新図書館オープンしてからの分析というところでございますけども、まだ年度の途中でもございまして、年明けてからはですね、新型コロナウイルスの感染症の影響等もあることから詳細な分析というのはまだできてない状況でございますけども、このオープンしてから7か月間の傾向としましては、まず来館者数につきましては8月から10月までは例年の3倍~4倍ありました。11月以降は2倍と、全体的には来館者が増加してると考えております。例年11月、12月と冬場にかけては来館者数が減ってますので、これが一概にどうこうというのはちょっと今のところは判断しにくい状況となっております。また、新図書館になってから図書利用者カードの新規登録者が770人となっております。このうち、新規登録者が183人と大体全体の4分の1ぐらいを新規の方が増えておりますので新図書館になってからですね、新しく利用されてる方が増えているというふうに考えております。また、開館日については月曜日を除く祝日についても開館することとしておりまして、これにつきましても順調な利用を頂いてるところであります。次に貸し出し冊数についての考え方なんですけども、全体考えますと小中学生の部分です。小中学生の貸出冊数が大きく増えているという傾向があります。これは小中学校の読書が推進されているんではないかなと考えております。また分類別で行きますと、児童書の貸出冊数が増えてるんですけども、絵本類というのはそんなに伸びてない状況であります。小学生とか小学生以下の利用を考えますと小学生の方が、失礼しました、小学生修学未満の方の利用はそんなに変わってないことから考えますと、小学生の方が絵本よりも児童図書を借りる割合が増えてきているんではないかなと判断しております。また、今度大人の関係であります。大人の方につきましては貸出冊数についてはやや増加という傾向で考えています。分類別にみますと文学が従来一番人気なんですけども、新図書館になりまして文学以外の書物も読まれるようになっている傾向にあると考えております。これにつきましては図書館がですね、書架も低くして色んな図書が探しやすくなったことによるものではないかと考えております。また雑誌類については新図書館になりまして雑誌の数を増やしたんですけども、貸出冊数についてはそんなに増えておりません。これにつきましては、図書館内で雑誌等を読まれる方が増えているのではないかなということで判断しております。今後の取り組みにつきましては、やはり図書館に滞在して学んでもらえるような取り組みを進めていきたいなというのが1点ございます。2点目としましては、新規利用者を増やすような取り組みをもっと進めていきたいなと考えております。例としましては、趣味や作家別の特集を組んだフェアの実施やサークルグループの育成交流を進めるような取り組みや創作活動などを通じて、新規開拓者を増やしていきたいと考えております。3点目としましては、中学未満の親子の利用を増やす取り組みもやっていきたいなと考えております。児童コーナーも充実させておりますので、授業としましては読み聞かせの会や季節に合わせた創作活動などを次年度ですね、実施していきたいなと考えているところであります。

質問 1番 佐藤寧

雄武町図書館整備基本計画の新しい図書館の目指す方向、町民の暮らしに役立つやさしい図書館の中で今中村課長おっしゃったとおり、読書会鑑賞会等の図書館独自のイベントを企画したり、暮らしと密着した今を捉えた企画、文化継承等が提案できる図書館と謳っています。謳ってるからにはもちろんそれを使った図書館ということが非常に大切となってきます。新しい図書館が開館してからの図書館主催のイベントや講演会、ワークショップの詳細を教えて頂ければと思います。

答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)

図書館オープンしてからのイベントでございますけども、まず9月にですね、絵本の原画巡回展を実施しております。また同じく9月にですね、リサイクルブックフェアということで図書館に保存してある経過した雑誌や除籍の図書等を利用者にリサイクルして頂くという事業を実施しております。また季節的なイベントとしましては10月にハロウィンパーティー、12月にはクリスマス関係の色んな行事を行っております。年明けてからはですね、2月にバルーンアートワークショップということで風船を使った動物を作ったりするワークショップ等を行っております。その他ですね、町民の方の展示のコーナーとしまして沢木のさわやか倶楽部によるつるし雛の展示、陶芸工房による陶芸作品の展示、あと書道作品展や観光協会によりますフォトコンテストの展示等などを行っております。いずれにしましても年明けてからですね、色々行事を予定してたんですけども今回コロナウイルスの関係でですね、ちょっと中止せざるを得ない事業もちょっとあったもんですから、ちょっと事業数的には少ないんですけども今後もっと増やしていきたいと考えております。

質問 1番 佐藤寧

私の方でも貸出図書のカテゴリー分析してみたんですけれども、冬場に入って利用者数が50%減なんですけれども、貸出図書の冊数というのはそれほど変わっていないんですよ。驚くのは、文学なんかはやっぱり非常にコンスタントに貸し出しがあると。驚くことはやっぱり工学系ですね、工学の貸出図書が非常に多いというのも印象的でした。あとは哲学であるとか歴史ですね。そういった、今、中村課長もおっしゃってた作家別の座談会であるとか、あるいは読書会であるとか、そういったものは他の図書館でも積極的に活用しているところもありますし、雄武はどうしてもサークル活動というのが段々減ってきておりますので、そういったものを図書館でできれば良いんではないかなと私も考えています。視聴覚室ございますよね、プロジェクター使える。あそこのプロジェクターとかスクリーンを使った何か催しとか勉強会とかは過去ありましたでしょうか。

答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)

昨年の10月にですね、ハロウィンパーティーの関係のイベントに関しましてですね、DVDの上映会というのを実施しております。1回だけですね、1回実施しております。

質問 1番 佐藤寧

次行きます。国立国会図書館の図書向けデジタル化資料送信サービスについて参加しているか否か。もし未参加ならばその理由を教えて下さい。

答弁 教育長 豊田通敏

国立国会図書館の関係でございますが、参加してるかどうかというお答えは参加しておりません。その理由なんですけれども、これまで知られてなかったかどうか分かんないんですけども、ニーズがまずなかった。またですね、旧図書館におきましてはデータを受信するにあたっての機器ネットワーク環境が整っていなかったことが主な理由となります。新図書館なんですけれども、これは機器ネットワーク環境の要件はきちっと満たしておりますけれども、図書館内のインターネット閲覧用機器のデータ受信は禁止しておりますので、利用するにあたっての条件等、近隣で実施してる図書館から情報を収集して参加を検討していきたいというふうに今は考えております。

質問 1番 佐藤寧

今、教育長おっしゃったニーズや機器やネットワーク環境等が整っていなかったので旧図書館ではできなかったということは理解できるんですけれども、でもインターネット閲覧用機器でのデータ受信は禁止というご回答でしたけれども、インターネットの接続自体が私はデータ受信だと思うんです。また町長も頻繁に使っておられる5Gでありますとか、あと今国が積極的に凄く積極的に推し進めているSociety 5.0(ソサエテイ 5.0)という考え方がございます。これはまさにデータの使う側と送る側の相互通信が大原則なので、そこら辺が私は今後新しい図書館には非常に大切となってくると思うんですけれども、そこを町長どうお考えになってるでしょうか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今、佐藤議員さんも言われたように北海道Society 5.0ということで私も5Gの関係に会議に来てるわけですけども、やはり色んな役所も含めた中で高速通信の通信網を使ってですね、IOTとかITとかを活用した中でやっていく、もう時代がそこに来てるのかなというように感じはいたします。そんな中で総務省の長谷川岳副大臣もですね、そんな話をしてて、どの町村が取り組んで行かれるのかというぐらいに、そういうところまでなってきてますので、これからはですね、そういう部分も含めて図書館だけでなくて町の業務も含めてですね、そういうふうに私は2、3年以内にそういうふうに段々進んでくるんじゃないかという感じはいたしておりますので、やはり図書館においてもですね、そういう部分に取り組んでいければと考えてございます。

質問 1番 佐藤寧

国立国会図書館というのは東京にあるんですけれども、納本制度に基づいて日本国内で、ここが重要なんですけども、日本国内で出版された全ての出版物を収集保存する日本でただひとつの法定納本図書館なんです。もう一度繰り返しますけれども日本国内で出版された全ての出版物を収集保存する日本唯一の法定納本図書館で、そういったものがご存知ない方も多いと思うんですけれども、本好きにはたまらない日本国内最高の図書館、知の宝庫なんですね。その図書館の蔵書のうち、約137万点を雄武町の町民が利用できるんですよ。これらは現在入手困難な資料であり、地域資料、研究紀要等もたくさん含まれています。各図書館の蔵書を補う形で情報提供サービスを強化することが可能となってきます。導入自体、私調べましたけれども申請方式で敷居は全く高くなく、オホーツク管内では美幌町図書館のみが現在導入しています。ですからそのメリットというのは同じオホーツク管内ですので、すぐ確認できると思います。また他市町村の動向を鑑みると言う常套句としては現在マイナスの響きしか考えられないのですが、そこら辺、町長あと含めて教育長、中村課長でも構いません。どうお考えでしょうか。

答弁 教育長 豊田通敏

今のご質問なんですけども美幌町でやってるということですので、私も美幌町とは顔を全く知らないわけではありませんので、その情報は得たいと思います。多分、多分というか議員がおっしゃるとおり素晴らしいものだと思いますので積極的にちょっと前向きに考えていきたいと思います。

質問 1番 佐藤寧

よろしくお願いします。次の質問に参ります。2012年ですね、2012年10月12日に開催された第5回雄武町図書館を考える会のワークショップに対する慶応大学、糸賀雅児先生のアドバイスとして雄武町で出されている行政資料、例えば議会の議事録、町の広報、町からのお知らせ等の地域資料は図書館が持つべきだと。また雄武町で出されたものは図書館に納める納本条例を定めるべきであると。例えば学校が出して保護者に配るようなものであるとか、道東、オホーツク、雄武について書かれたもの、雄武に縁のある人が書いたもの等とおっしゃっていますが、これをどうお考えになっていますか。

答弁 教育長 豊田通敏

公共図書館というのはやはりこの町で出版したとか発行したものについてはやっぱり集める義務があると思っております。それで今おっしゃいました納本条例の関係ですけれども、確かに図書館を考える会で議論の中であったというのは私も承知しております。ですが従前からですね、図書館と収集方針というのがうちの図書館で持っておりまして、それに基づいて資料収集してるという経緯がありますので、あえて今回制定いたしました図書館条例には載せなかったという経緯がございます。そして建前というか、それを前向きにちょっと考えさせて頂きますと、新図書館のコンセプトとして地域の情報拠点となる機能を有する図書館である必要がありますので、積極的に資料収集に努めなきゃならないというふうに考えもございますので、条例を制定するかどうかは別として今まで以上にちょっと力を入れていきたいというふうに思います。なお条例を制定するにあたりましては、やはり町民の皆様に義務を課したり、あるいは権利をちょっと束縛するようなちょっと重いものがありますので、その辺についてもじっくり考えていきたいと思っています。

質問 1番 佐藤寧

教育長おっしゃるように条例となっちゃうと敷居が高くなって、ちょっと強制力が生まれて構えてしまう人もいると思いますから、ですけれども少なくとも各小中学校、高等学校の配布資料等はすぐPDFなりデジタル化して図書館に送ってもらえれば簡単なことなのでサービス向上に向けて頑張って頂ければと思います。はい、次の質問に参ります。

出典:雄武町議会 令和2年3月議会 2020年3月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる