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雄武町議会 平成28年3月議会 2016年3月14日

少子化対策について

2016年3月14日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「少子化対策について」質問し、町長 中川原秀樹、保健福祉課長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
福原峯雄 議員
答弁者
町長 中川原秀樹、保健福祉課長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 福原峯雄

4番の福原です。通告した順番に従いまして質問したいと思います。よろしくお願いします。最初にですね、前の議員の方からも質問がありましたけれども、雄武町の少子化対策についてお伺いをしたいと思います。今回少子化の問題を取り上げたというのはですね、もちろん雄武町の少子化の問題というのは雄武町にとっても深刻な問題だと思うんですけれども、特に今回政府が町、人、仕事創生の総合戦略ということで特にその中でも人口減少の対策を各自治体に取りなさいという、そういう指示をしたわけですよね。予算は恐らく前回と同じようなものだというから6,000万を用意してますよということかと思うんですよ。政府のこの方針出た時にですね、近隣の市長さんは少子化の対策というのは自治体はずっと前からやってるんだと、それを難しくさせてきたのが国そのものじゃないかということで非常に怒りを露わにした話を聞きます。私も本当にその通りだと思うんですね。ただ予算は用意するということでありますから、これを雄武町の少子化対策、人口減少の対策のきっかけに何とかならんのかなというふうには思ってはいました。そんな時にある議員からNHKスペシャル見たかって言われたんですね。何かなと思ったら、その資料も頂きました。それがNHKスペシャルで放送されました岡山県の奈義町の少子化に対する取り組みだったんですよね。簡単に紹介しますと奈義町というとだいたい人口は6,000人だそうです。6,000人強ですから雄武町よりは少し大きい町で、2年前に60人の子供が生まれて合計特殊出生率と言うんですか、これは一人の女性が産む子供の数を表した数字だそうですけれども、これが2・81となって、日本一になったんだということが紹介されました。奈義町の少子化の取り組みを行う10年前、つまり10年ぐらい前から取り組みを行ったそうなんですけれども、10年前には出生率は1・41だったそうです。そのことを考えると驚異的な伸びだというふうに言わざるを得ないんですよね。ちなみに最近のデータで言うと、全国の平均というのは今、最近のデータで1・38だそうです。全道が1・25で雄武町は1・48と言いましたね。興部が1・61で紋別が1・48と同じですね。となっているそうなんです。全国の出生率を安倍首相は1・8まで上げるんだって言ってますけれども、そんなことは絶対無理だっていうのが大勢の意見です。それじゃその奈義町、この10年間で何やってきたか、その対策をだいたい主なもの挙げてみたいと思うんですね。一つは第3子以降の出産に対して祝い金を支給してる、これは北海道でもやっているところは結構何か所もあります。20万から30万だそうです。保育料は2人目から半額、3人目からは無料だそうです。そしてこの半額や無料というのに対して所得制限は一切なしという、ここが肝ですよね。子ども医療費は高校卒業まで町が全額負担する。雄武町も一緒ですね。これはやってるんですよ。豚ワクチンとかB型肝炎ワクチンなんかの予防接種、そういうものが全額無料。インフルエンザは一部補助ということになっています。子供支援施設の整備を行ったそうです。子供支援施設というのは子供が学校に集まって、これで言いますと月曜から金曜日にチャイルドホームというものを開設して、多分月曜から金曜ですから、乳児ですね、乳児のお母さん方が集まって色々な話をして、その中には相談員も配置しているということだそうです。またチャイルドシート、ベビーカー、ベビーベッド、この貸し出し月額100円だそうですけれども、これも行っている。高校生までの就学援助を実施していると。就学援助と言いますと中学生までですよね。ただ、それとは別にこれは全く町の独自ですけども、年額6万円、月額でいうと5,000円ですか。この高校生までの特別な就学援助も実施していると。そうして40歳未満の世帯に対して一戸建て住宅とか、それから賃貸住宅、これを今まで21戸整備して、特別に40歳未満の子育て世代を対象にした住宅も建設している。今はもう全戸入居中だということであります。雇用の促進や不妊から扶育治療助成等、そういった生まれてから大人になるまで、子育て世代に至るまでずっと繋がっている政策を実施したということですね。これじゃお金いくらあっても足りないんじゃないかと思ったら、これによりますと予算は対策前の2倍以上の8,700万と書いてありますね。だから 4,000万強増えた程度で本当に出来るのかと思うんですけれども、多分これ恐らく制度上に掛かる予算だとは思うんですけれども、そういうことで実施してきた。他に実は色々その対策はあるんですけれども、その一つ一つについてはですね、各自治体で実施している施策というのがたくさんあります。まずこの質問をするに当たって、私NHKスペシャル是非見てほしいんだということで、お願いします。その感想、参考になる点も多々あるとは思うんですけれども、それをまず最初に伺いたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

今ちょっとご質問ちょっと分からないんですけども、どういうことをお聞きしたいんですか。すいません、もう一度お願いします。

質問 4番 福原峯雄

奈義町で紹介されたNHKスペシャルの、それをまず見てほしいとお伺いしました。やっていることは一杯あります。そのことについてその感想、参考になると思った点を伺いたいと思いますが、電話したのは課長だよね。申し訳ない。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

担当に見てくれと言ったんですか。

答弁 保健福祉課長 豊田通敏(保健福祉課長は2016年12月まで)

奈義町の子育て支援関係、これは私実は見てるんです。それは色々私共の政策と、施策政策と色々比較もしてみました。こういう町で出してる子育て支援計画、皆様のとこに行ってると思うんですけども、内容を比較しましてもさほど遜色ないのかなというふうに思っております。それで私なりに色々どうしてそれだけ倍以上の特殊出生率になったのかというふうに分析してみたんですけども、北海道と違いまして、ああいう都会、近隣に大きな市がございます。それでそこに就労している人であっても通勤が可能な位置にあるためベッドタウン的なものとして人が集まってくるというふうに考えております。あとベッドタウンにしても土地の安さだけでなくて住みよい環境、そういうものがなければ移り住んでなかなか来られないのかなというふうに思ってますが、奈義町につきましては他の自治体よりも若者定住や子育てに適した環境づくりを行ったというふうに考えております。また子供を産むことを望んでいる、そういう人が多く定住してきているというのが実態だと思いますけれども、その結果当然、子供が多く生まれて来てるというふうな分析をしたところでございます。それと子育てに適した環境なんですけども、これは給付など子育て支援策だけではなくて、医療、雇用、住環境、商店街、観光、公園等、そういうものを総合的にですね、整備されている必要があると思うんです。それでこの奈義町というところは子育て応援宣言というものを行いまして、子育てのしやすい町として宣伝もなされたということで若いご夫婦達が移り住んできたというふうに考えております。

質問 4番 福原峯雄

参考になる点はと言いました。同じようなことやってるなじゃ、これから何をしようかということ生まれてこないでしょ。そのことを聞いてます。

答弁 保健福祉課長 豊田通敏(保健福祉課長は2016年12月まで)

当然、この町にはこの町のやり方ありますし、参考にさせて頂く他の町の事例も多々あると思います。それで雄武町もですね、この先人口を増やしていく、増えるのはちょっと厳しいんですけれども、少しでも減っていかないような努力をするためには今やっている事プラスアルファ、何か考えていかなきゃならないというふうに思っておりますので、奈義町の取り組み、今までやったことのない取り組みをやったということで成功した例でございますんで、雄武町も何か見つけていきたいなというふうに今後考えております。

質問 4番 福原峯雄

これを見たですね、識者のコメントがあります。そしてやっぱり必要なこと五つ挙げてるんですよね。一つは育児費用とかが教育費の負担を軽減を図る経済的な支援を充実する。これは様々な形で雄武町でもやってはいる。二つ目には保育所や放課後児童を支援する、子育て支援のサービスの充実、これも雄武町、違う形ではやってます。そして三番目には仕事と育児を両立できるように支援するワークライフバランスって言うんですね。これ乳幼児だとか3歳未満児の保育に対して雄武町一応定員は3名でしょ。そしてこの前の案内も見ますとやっぱり色々未満児に対しては条件があるようです。雄武町でいうと農家や漁師や自営業のじゃあ子供はどうするんだろうという問題もある。一時これは前の話ですけれども、6名の待機児童が出たことがある。この乳児の保育に対してもですね、これも言えることは仕事をするに当たってやっぱり預けたいんだというその要望をやっぱりきっちり受け入れる体制を取る、そういう必要がある、そういうことですね。そして四番目に若者の就労支援。いま雄武町町内ではですね、労働者の不足の部分が言われています。若者を支援する制度が労働力を呼び込むような定着にも繋がっていく、そういった支援もやはりこの少子化の重大な要因の一因だと、少子化対策のですね。五番目にですね、子供や子育てを社会全体で支援するという意識を増進していく。これについてはボランティアの人もよく言われますけども、やっぱり公的支援を徹底して充実するということがボランティアの意識の向上に繋がるんじゃないかと。それじゃあ俺も手伝おうかという話になるんじゃないかと、そういうことを、この五つを挙げているんですね。もちろん先ほど答弁の中で言われましたけれども、奈義町というのは岡山県ですね。地理的要素も全然違うと思うんです。産業構造も違います。もちろん同じことをすれば上手くいくのか、それは先ほど課長が言った通りではないかと思うんですけれども、でもそういった施設だけではなくて、思い切った手厚い制度を検討する。それに今は国はああいうことを人口対策のこと言ってますし、それには全く良い機会だと思うんですね。総合的な思い切った施策を打ち出すといった観点から、ここですね、今年の施政方針を見ますとそんなに新しいものはないなと。子育てや子供に関することは僕が見たうちでは施政方針に載っかっている中では、おしめのあれでしょ、オムツの。他にやっぱりもっと徹底的に子供が生まれる前からのケア、前の遠軽の産科婦人科の廃止に伴って僕は質問したことあります。やっぱり雄武はもう産科婦人科ありませんからね。それから通うにしても名寄、遠軽ということになりますよね。したらそこまでも交通費の補助だけじゃなくて、通うための手当のそういう体制も取る事も必要じゃないかということ言いましたが、やっぱり、子供の生まれる前から成長するまでですね、それを一貫して制度を打ち出すことは必要ではないかと思うんですよね。この識者は言ってますけれども、やっぱり単品じゃなくて、全部生まれてから最後まで継続した子供、子育ての体制を取っていく、やっぱりここが重要なんだというふうに言っております。これを見たかどうか分からないんですけども、そういう生まれてから今までといったことでは町長今回の方針と合わせてみてもっと思い切った対策を取る必要があるんじゃないかと思うんですけれども、如何ですか。一言感想をお願いしたいんですけど。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

私も所信表明で子育てと老人の関係で重点政策の2つ目に挙げております。言われたように財源があれば、あのね、福原議員さんの言うとおり全部やりたいです。これはなかなか他の財政もありますんでね。ですから徐々に徐々に子育て、少子化対策については私はやってるというふうに自負をしております。この雄武町の少子化対策については近隣の町村には負けないぐらい対策を講じています。今年についてはご承知の通り一般不妊検査治療費の助成とか赤ちゃんの応援対策なんかを盛り込んでおります。福原議員さんが満足にはならないと思いますけども、徐々に徐々にそういう対策は充実させていっておりますというふうに私は自負しております。

質問 4番 福原峯雄

徐々に徐々にということでありますけれども、私言ったのは総合的に、つまり生まれてから生まれる前からね、本当に成長するまでの間、総合的に思い切ってというふうに言っております。それが成功の秘訣だったわけですね。この点では地域も関係ない、地域の産業構造も関係ないと思うんですよ。思い切った対策をちょうど良い機会ですから国も少子化問題をああいうふうに言ってますんで、そのことを求めてます。予算がどうこうではなくて。そんなにお金は掛からないと言ってるじゃないですか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

福原議員がそんなにお金が掛からないというふうに言ってるのか、福原議員の考えかどうかはそれは分かりませんけれども、色んな価値観がありますんでね。私は財源のこの少子化対策というのは、まず財源の確保が必要だと思っております。従って先ほどから言うとおり、財源の確保を徐々にして、徐々に徐々に充実させてきたというような自負があるというふうにお答えしております。この岡山県の、このある町の例については雄武町の参考になることは参考にして今後の対策に活かしていきたいというふうに思っております。

質問 4番 福原峯雄

その参考という言葉を引き出すのにこんなに掛かったということであります。財源のことは、僕は何回も言ってますからあれです。充分あります。そのことを訴えて本当に思い切ったやつ、対策をですね、総合的な対策を本当に財源はあるんですから打ち出して頂きたい、そのことを言いまして2番目の問題に移りたいというふうに思います。

出典:雄武町議会 平成28年3月議会 2016年3月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる