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雄武町議会 平成24年6月議会 2012年6月11日

保育所の待機児童の解消について

2012年6月11日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「保育所の待機児童の解消について」質問し、保育所長兼児童センター館長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
福原峯雄 議員
答弁者
保育所長兼児童センター館長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 福原峯雄

それでは次に保育所の待機児童の解消って通告ではしてますけれども、そのことについて伺いたいと思います。新しい若草保育所が出来てからちょうど今年で4月、3年目に入ったわけですね。以前からもそうなんですけれども、この間、子育て世代の親とか、それから子供達を支援するという点ではやっぱり保育所はその大きな役割を果たしてきた、そのことに対してまず最初に敬意を表したいと思います。今、全国的にも認可保育所に入所を申し込んでも入れない。それから待機児童が増えて共働きでないと生活ができないのに、子供を預けられなくて、働けないとか、それから母子家庭でやむを得ず、子供を家に置いて働いているとか、そういった深刻な事態が続いているということは、様々なマスコミでもご承知のとおりと思います。本当に社会問題になってると思うんですよね。そもそも児童福祉法ではですね、24条で市町村は保護者の労働または疾病とか、そういった、保護者に、乳児または保育にかける児童の保護者から申し込みがあった時は、それらの児童を保育所に置いて、保育しなければならない。こういうふうに明記してるんですけれども、雄武町の保育規則にもやっぱり同じように書いている。そういう条件があった人には町としてはちゃんと保育所で保育しなければならないんだということですね。雄武町では出来たばかりですから、そういうことはないのかなと思っていましたら、実はこの四月から入所申し込みをしたけれども断られたという話を聞きました。これ2歳未満児だそうなんですけれども、その辺の経緯とそれから今後の対策、どう対策を取るのかということを含めて聞かせて頂きますか。

答弁 保育所長兼児童センター館長 豊田通敏

ただ今のご質問にお答えしたいと思います。今年度の待機児童が出たということで、その経緯と対策ということなんですが、今年度の保育所の入所に関しましては、0歳児2人、1歳児4人、計6人の入所を承諾しております。これについて0~1歳児の定員をオーバーしたからというのが理由でございます。その経緯からご説明したいと思います。定員の設定なんですけれども、今の保育所開設するにあたりまして過去及び今後の児童数の推計並びに雄武町及び全国的な入所率実績等により十分吟味したうえで定員を決定しております。施設建設におきましても、この定員に基づきまして保育室の面積等を決定して必要な保育士を配置しているということになっております。定員を上回った場合ですけれども、公正に選考致します。先ほど議員がおっしゃったように児童福祉法第24条で言われている保育に欠けるという、保育ができない状況の親御さん、この度合いの高い児童から入所を承諾しております。今回は主に居宅内労働の方が選考に漏れた形になりましたけれども、祖父母の協力を得たり、当保育所の一時預かりという事業を利用したりして対応している状況でございます。そして当保育所が0歳児の預かりを始めましたのは、認定こども園になった平成22年度からでございまして、過去2年間はゼロ歳児も1歳児もその他の歳の子供も定員の範囲内で入所しておりました。ですので、それを超える申し込みはなかったということなんですけれども、今年についてはたまたま需要が多かったのかどうか、今後についてもそのようになるのかという予想は今のとこはちょっと付きかねてる状況でございます。それで今後の対応なんですけれども、当保育所が現体制になってから2年が経過したばかりですので、0歳児と1歳児の入所希望が増加するかどうかの判断をここでは今出来かねます。しかし、現状の施設では面積的にかなり厳しいということで、受け入れは難しいと考えております。3歳未満の児童につきましては、人間形成時におきまして最も重要な時期と考えておりますので、働きながらで大変だとは思いますけれども、可能な限り家庭で育てるよう努力することをお願いすると共に保育が家庭で出来ない日が生じた場合は当保育所の一時預かり事業を利用して頂きたいというふうに思っておりますので、ご理解の程よろしくお願い致します。

質問 1番 福原峯雄

これもう一度お聞きしますけれども、面積が狭くてだめだったとか、そういったことになるんですか。決められた定員以上の人が申し込んできたとか、そうなってくると面積が狭くてだめなのか、先生がいないの、そういうことですね。

答弁 保育所長兼児童センター館長 豊田通敏

ただ今の面積的に問題があったかどうかというお話だったと思うんですけれども、厚生労働省が定めております児童福祉施設最低基準というものがございまして、これに基づいて必要な施設設備、人員を確保しなければならないというふうになっております。今問題になっております。0歳児、1歳児の乳児室、また保育室に関してなんですけれども、まず乳児室については1人1.65平米、ですから畳1畳が最低基準であるということになります。それで実際にですね、今の乳児室は16平米ございますので、10畳弱ということで単純計算では10人が入れる形になるんですけれども、実際、質の高い保育を確保するためには、畳1畳ではとても保育活動が実施できないということで、3人の定員というふうにしてございます。実際、ご覧になったら分かると思うんですけれども、その面積の中には流し台ですとか、保育に必要なものを置く棚ですとか置いてありますので、実質6畳ぐらいしか有効なスペースがないというふうになっておりますので、今の3名が限界かなというふうに思っております。ちなみにですね、乳児に関しましては乳児3人につき1人の保育士を配置しなさいという最低基準になっておりますので、現在はそういう理由で1人を正職員を配置している状況でございます。

質問 1番 福原峯雄

児童福祉法の見地からいけば本来ね、待機児童が出てしまうという事態はやっぱり本来あってはならないことだと思うんですよね。それで保育関係職員にとっても待機児童を出してしまったということに関してやっぱり何とかしなければならないという思いは強くあると思うんですよ。私、最初は1人当たりの面積の基準の問題かと思ったんですけれども、今は雄武町ではもっときちっと広く取っていると、厚労省の基準から相当広いけれども、基準以内でやって、つまり面積の問題ではないということになりますよね。そうするとあとは保育士さんを常備しなければならないと。3人と言いましたけれども、これから先どうなるかっていうのは、もちろんそうですよね。0歳児だとかあって、これからどうなる生まれてくるのかどうかっていうのは予想はつかないのは、それはよく分かりますけれども、今後の対応として、それじゃずっとこのままね、3名までということを続けていていいのかどうかという問題なんですよね。今後のことをお聞きしたかったのは実はそのことなんですよ。そのことについて、それじゃ対応しないというように等しいような気がするんだけれども、そこのところを何とかして、つまり対応というのはやっぱり、それじゃこうしようかと、将来こうしようというものがなければ、これは対応と言えないと思うんだよね。だからそこのところを是非前向きな回答頂いて何とか市町村として待機児童はやっぱり出さないと。実はこの今政府でも子供子育て新システムと、こういうのが打ち出してあちらこちらの保育の関係者から大変な反対が起きてる状態があるんだけれども、今の待機児童全国的に見て、その殆どが実はこういった乳児なんですよ。つまりそういう対応していないというところがやっぱり多くて、出来ないというところが多くて、雄武町折角こうやって新しくなって、それで3名というのは如何にもちょっと少ないなという気はするんですけれども、やっぱり柔軟な対応をするということを町として考えて、今後多少増えても大丈夫だよという体制をこれからどう取っていくのかという回答を実は僕は欲しかったんですよね。その点ではどうでしょう。

答弁 保育所長兼児童センター館長 豊田通敏

対応ですけれども、今、面積のお話をしましたけれども、面積につきましては、質の高い保育を保証するという雄武町の考え方で今の面積を決定したものであります。ですので、必ずしもそれぞれの地域で事情が異なりますので、雄武町の保育については、これだけの面積で保育を実施して保育を保証するという形でございますので、必ずしも面積だけの問題ではないというふうに、面積も当然その問題に入ってくるというふうに捉えて頂きたいと思います。それで今、待機児童に対する実態の質問の内容であるように、責任はっていうような形で私は聞こえたんですけれども、まず育児支援をする担当の立場と致しましては、保育は本来家庭で行われるべきだというふうに考えております。この考え方は多くの親が持ち合わせておりますので、その結果が毎年30数人ほど生まれてはおりますけれども、1割程度の預けしかないと。これは全国的にだいたい1割程度と聞いてますけども、雄武町においてもその程度の方が預けていらっしゃるというふうに思っておりますので、今後これがですね、よほどの産業形態ですとかが変わらない限り増えることはないなというふうに思っております。ただそう言いましても、当然数が顕著でございますし、就労形態も色々多様化しておりますので、子育ても現実のかい離が出始めているというふうにも思って、事実だと思います。そこで保育に欠ける幼児を看護する役割が自治体にあると。先ほど言った児童福祉法24条、そこから読み取れますけども、先ほども申し上げましたが、当保育所建設するにあたっては大きな不足、または過剰、余剰が生じないように十分議論し、研究され尽くして建てたものですから、仮にこれを上回ったとしても、議員のおっしゃる責任として一時預かり等の拡充を図ったというふうに捉えて頂きたいと思います。入所出来なかったご家庭には不満もあると思いますけれども、その辺を十分ご理解を頂いていると思っております。ただ、誤解を、私の言うことに誤解を感じられたら困るんですけども、今年保護者が育児を蔑ろにして、殺到したというふうには捉えておりませんで、当保育所に預けることによって安全と安心を求めたと、そういう場所ということで認知されたというふうに思っております。ですので、今後の対応につきましても今年初めて待機児童というものが出たものですから、今後の推移をですね、もう少し見させて頂きたいと思っております。それで必要性が高ければ理事者とも十分話をし、関係者とも色々話をしながら対策を練っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い致します。

質問 1番 福原峯雄

これには保育士さんも集めなきゃいけないとかっていうお金の掛かる問題でもありますし、やっぱり町全体でそのことを考えて頂ければと思うんですよね。それで今ですね、私先ほど子ども、子育て新システムが大問題になっているって言いました。本当にこの制度って、保育制度をですね、児童福祉法の先ほど24条と言いましたけれども、それで明記された市町村の保育の実施責任をなくしてしまうといったことが一番の問題なんですけれども、営利企業の参入も自由にしてしまうと。株主への配当とか、本社への、そこで儲かったお金を繰り入れる、それも可能にしていく。入園者の選考というのは施設が行う。つまり、必要な保育は親の収入次第、金次第ということになりかねない、そういったことが全国の幼稚園とか保育園の関係者から反対の声が湧きあがってる原因だと思うんですね。こういう時だからこそ私言いますけれども、やっぱり雄武町として保育の責任を貫く、そのことがやっぱり絶対に必要だと思うんですよね。その点で先ほど言いましたけれども、確かにお金の掛かる問題なのかも知れませんけれども、やっぱり子供の政策というのはやっぱり町としての大きな柱だと思いますので、その辺重要に考えて前向きに検討して頂きということをお願いしまして、2つ目の問題を終わりたいと思います。

出典:雄武町議会 平成24年6月議会 2012年6月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる