雄武町議会 平成23年6月議会 2011年6月15日
雄武国保病院運営改善に向けて
2011年6月15日、雄武町議会の一般質問で、中島由紀夫議員が「雄武国保病院運営改善に向けて」について質問し、病院事務長 高見雄二、町長 田原賢一が答弁しました。
- 質問者
- 中島由紀夫 議員
- 答弁者
- 病院事務長 高見雄二、町長 田原賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 中島由紀夫
通告どおり一般質問を出させて頂きます。先に、1番目に雄武町国保病院の運営改善に向けてと出してございますけれど、医師確保につきましてはいつでも申し上げてるとおり、町長はじめスタッフの方々の努力により、この度も1人補充するような状況にありましたけれど、結果的には3名の医師を確保しながら、科目別には色々な科目の先生方においでを頂き、診療体制を取らせて頂く姿に他の町村から見ると大変町民は恵まれていると、そういうような状況でございますので、そう判断しても間違いないだろうと私も思うわけでございます。質問に入りますけれど、町民と医師との信頼関係を構築していかなけりゃならんなと、こういうことについては口がすっぱくなるほど、私ばかりでなく皆さん方が申し述べてきております。残念ながら今回整形の先生が滝上の方に行かれてしまったと。反面、花田先生がおいでになったということで、補充はなってございますけれど、やはりこれは短期間で先生がころころころころ変わっていくと、こういうことになると、院長は別としてですね、こういうことになるとかかる患者さん、雄武町の住民が安心して病院に、先生に診てもらうという姿にはなかなかならないのではなかろうかと、こういうふうに思うわけでございますし、病院の選択肢は患者にありますので、その先生方の態度、それから看護婦さん、看護師さん、それからスタッフの方々の朝からの声掛け、挨拶、様々なことから始まって診療の見立て、様々な内容を判断しながら町民は病院を選ぶわけでございます。そういう中からいくと、どうしても患者さんが増えていかないと、こういうこと、増えていかないというより雄武の病院を利用する患者さんが多くなっていかないということについては、病院としても責任を感じながら色々と手立てをしてると思いますけれど、後ほど経営面についての質問に入る中ででも数字は申し述べますけれど、何か特別な話し合い、それから病院はこれからこういうふうにしていこうやと、そういうような病院の今置かれてるスタイルについて討論なりお話し合いをしてるのかどうか、事務長にお聞かせ願いたいと思います。
答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)
今、病院の状況をどう検討してるのかというご質問でございます。私ども以前からですね、色々ご指摘等を頂いた中で、それらをですね、毎月必ず1回、院内の院内会議、これを定期的に開催しております。それで皆様から頂いたご意見も含め、それから自分達でもですね、どのようにしていくべきか、今この状況をどう打開していくかということは常に会議の中では検討していっております。特に今これからは療養病床を老健に転換していくという作業の中でスタッフもこれからどのような動きをしていかなきゃいけないかということを検討しながらやっております。
質問 3番 中島由紀夫
あまりこの病院問題について突っ込んだお話は避けなけりゃならんなと。それというのはどこの町でも先生方においで頂くのにご苦労なさってると、町長はじめ、そういうような状況下の中でで、いち議員である私がとんでもないような、意に沿わないお話をしてると、やはりそれが尾ひれを出しながら結果的には良い姿になっていかないということも懸念されるもんですから、ただこのままの状態で果たして病院の姿というのは良いのかと、決して努力をしておりますという結果には結び付いていないだろうと、こういうふうに私なりに判断をします。常に改善改革、行動の必要性が求められる昨今でございますので、それに向ったさらなる努力をして頂きたいと思うわけでございます。これだけの国保病院の問題を抱えておりながら、私も何も話し出すことないということになりますと、何をしてるんだと、こういうような言葉にも繋がりかねないと思いますので、苦言的な状態で受け止めておいてもらいたいと、こう思いますし、実行に、色々な面で実行に移していってもらいたいと。それでは経営改善についての努力についてという形で質問を致します。21年度、昨年の九月の決算内容でございますけれど、監査委員の方から意見書が、意見書っていうより、意見書ですね、上がってございますね。21年度の決算で当年度末処理欠損金、5億7100万、端数は別として、これは翌年、今年の9月に行なわれる、9月までの終わってますけど、9月までの平成22年度の欠損金として処理されております。今日の副町長からの報告でも今年度については、今段階ではどういう数字になってるのかなというものについては分かりますけれど、業務量については入院患者は年間の延べは1万840人、1日平均の29.6、今年は現在33人というような状態で確か報告なったと思いますけれども、外来数についても1日平均の21年は126.2人と、そういうような数字でございました。これは計算なかった町の監査委員から病院の経営改善に向けての意見書であります。平成22年度の国保病院特別会計の一般会計からの繰り入れは知ってのとおり3億7000万円となり今年度平成23年度以降、病院経営内容が一部老健化されると。内容については変わっても大きく変化はないだろうと私は思う。それはどういうことかと言うと、国の交付金処置についても今は2億円弱とのことでございましたけれど、国の財政、また町の病院に対する大きな負担を考えると病院の将来について危ぶまれると、それというのは老健をやっても例えば1億いかなくても6000万、7000万の老健によってプラスになったからと言っても、26床の病床に落とすと多分医療費の交付については大きく今よりマイナスになるんではなかろうかなと、この辺についても後から聞かせてもらいたいんですけど、そういうような換算がされます。勝手でございますけど、そういう主にあります。そういう状況でございますので、関係者は事の重大さを十二分に認識しながら早急に改善策を講ずる必要があると思いますが、どのように取り組んでいくのか、その辺を経営改善についてお話を願いたいと思います。
答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)
病院改善への取り組みということでございます。今、議員がおっしゃいました一般会計からの繰り入れが22年度の場合は4億でございました。それでこれに対して23年度以降、これに対する交付税ですけども、2億、今年は3千強ぐらいの見込みになろうかと思います。従いまして実質、町の持ち出しというのは1億7000ぐらいになるのかなという見込みでありますけども、それでも町財政を鑑みる時ですね、病院経営の改善、これは絶対必要なことでございます。それは十分認識しております。その改善策のひとつとして、本年度中に療養病床26床を老健施設に転換するという作業を進めているところであります。そういったことからですね、これもひとつの病院の経営改善、改善策のひとつというふうにご理解頂きたいと。転換した後も病床、病院としては25床の一般病床と、それから外来というような運営になりますけども、これらを老健に切り離した中でこの後も見極めていきたいというように考えておりますので、ご理解頂きたいと思います。
質問 3番 中島由紀夫
具体的な数字で老健26床、あと医療病棟19床ですね。25。これぐらいに押さえてた方いいんだけどなという病院長の一回お話に行った時にその話があるから19床頭にありまして申し訳ございません。そういうような状況からいってどのぐらいのものが増えて、どのくらいの状態が見通しとしては事務長、概算の中ででどういうふうに数字、いくら原因として増えるんですよ、それから交付税についてはこのぐらい減るんではなかろうかと、この2点についてちょっとお話願えたら。
答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)
まず相対的に老健に転換、老健等に転換した場合は当然会計は別になります。病院会計とそれから老健は特別会計。この会計自体は分離されます。ですからいわゆる療養病床に掛かってる経費的な部分がすっぽりと病院会計から離れるという試算で、以前にも12月ですけども、昨年の12月に議員協議会でもシミュレーションをお示ししたところでありますけれども、その時にはですね、まず交付税は、普通交付税は病床変換しても5年間交付税措置されます。ですから変わらず今の状況の交付税が若干入ってくる。ただ特交部分が、特別交付税部分がカットされますので、その部分が若干減るというようなことになりますけども、そういった中で一般病床から老健に切り離す、そういったシミュレーションをした時にですね、だいたい収益的収支でですね、単年度例えば23年度は後半の3月の1ヵ月のみでございますから、老健に転換して。ですから殆ど効果が無いような状況でむしろまだ赤字の状態が続きます。ただ次の24年度以降ですね、試算した段階では若干ですけど、若干ですけども病院会計は何百万という単位ですけども、若干好転するというような試算はしましたし、現実にシミュレーションはお示しした通りであります。ただそれがですね、一部でやはり予想的な部分もありますので、現実に転換した時にどうなってくかということはこれからも見極めていきたいというように考えてます。
質問 3番 中島由紀夫
それでですね、冒頭にお話したように会計検査院から数字を出されてますね、会計検査院じゃない、失礼しました、監査委員の方から、町の監査委員の方から最終的にこれ上積みになってく、なってきてしまった5億7100万某の数字というものは、どういうような、やっぱし零期から上げてそこを補い付けていくのが一番良いと思うんだけれど、ここ言ってみれば3億7000の定番的な状態になった一般会計からの繰り入れ、これをやるようになってからは、大きな数字は当然残らないよね。計算の流れで。けれどそれ以前の自分に抱えた数字が重なって、今まで欠損金として3億、5億7100万からの数字になってると思うんですよね。だから、2億そこらのそこそこの病院に対する一般会計からの応援していた時分では大きな数字のマイナスが残ったけれど、今単年度から考えると、そんなに特別大きくなってないけれど結果的には4億近い一般財源からの応援があって帳尻を合わせているというのが現実であると。したけれど先の状態に積み重なった5億7000万の借金はいつまでも消えてかないと思うんです、町長ね。このお金もどういう形で消していこうと将来的に考えているのか。町長、私のしゃべるの間違ってればごめんなさい、多分数字的には間違ってないと、こう思うんですけれど、いかがなもんですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
病院運営については企業会計でございますからね、経営努力をして単独の決算を明確にするということだというふうに思います。累積の欠損金の積み上げについては、過去に議会とも色々と意見交換させてもらって私の考えを述べてその処置を取らさせてもらいましたけども、要するに単年度全額ですね、一般会計で面倒をみるというのは、要するに現場に緊張感がなくなるんです。先ほど中島議員がちょっと現場の話をされておりましたよね。やっぱり現場がいかに経営に関してきちっとした考えを持って臨んでいるのかというお話でしたけど、その通りなんで現場でやはり緊張感を持って頂くためにですね、一般会計から全てみて単年度で帳尻合わせてしまうということはしてなかったわけですよ。従ってその累積が今申し上げられたその金額になってきたということでございます。基本的には企業会計でございますから、病院の会計の中でこの累積の部分についても解消してもらうということの考え方は今でも変わっておりません。ただ、懸念としてはね、ある日突然好転するということは考えづらいということもありますから、少し時間がかかって、もしかしたらこう着状態になる可能性があると思いますけども、その時点にはまた議会と色々とご意見を頂きながらどういうふうな処置をするかということも検討をさせて頂きたいというふうに思っております。先程からのやり取りでちょっと気になるところは病院の経営改善のためだけに老健ということではないんですよ。これは議員の皆さん方よくご存知だと思いますけども、一応特別養護老人ホームと医療機関とその中間にですね、どうしても特別養護老人ホームに入所できない、それらの人達を受け入れるという施設がないわけですよね。そういうことからもこの病院経営改善の中に組み込んだのはそのこともあるわけです。従って町民が安心して暮らせるような体制を講じるのが、これは一般会計の中で施策しなければならないということになりますから、病院だけ限って厳しい質問受けますけども、その中には要するに医療と福祉と合体した施策がそこにあるということもご認識頂ければというふうに思っております。
質問 3番 中島由紀夫
よく分かっておるつもりはありますけれど、言ってみれば緊張感をいつまでも持っておかなければ、この仕事というのは大変なことだし、果たして現場の看護婦さんにしても、先生方にしても、スタッフにしてもマンネリ化してくることによって、それでそのまま埋没してしまうような考え方のないようにと、こういうような、今まではスタッフ、病院側にお話しましたけれど、当然言えることは雄武町民にも言えることなんですよね。やはり病院を何とかしようと。町民に怒られるかもしれんけれど、そちらの方が先の問題でないかと言われるかもしれんけれど、これは質問でないですけれど、やはり町民自体が国保病院というものは町に大切な医療施設なんですよと、こういうような気持ちの中でいかに利用するかと、そういうことに町民は努力しなけりゃならんべなと、そしてまた病院側としては愛される、町民から愛される病院になっていかなければ、これは両方とも解決しないではなかろうかと、こう思いますし、大いに双方とも努力の過程を踏んでもらいたいなと、こういうことをもってこの件については終わらせて頂きます。質問、答弁はいりません。