雄武町議会 平成22年3月議会 2010年3月15日
西紋別地区広域連合病院(仮称)について
2010年3月15日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「西紋別地区広域連合病院(仮称)について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。
- 質問者
- 花田一夫 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 花田一夫
11番、花田でございます。通告に基づいて3点、提案を含めて町長にお伺い致したいと思います。まず第1点目でございますが、過日、行政報告でご報告ありました西紋別地区広域連合病院、仮称の経過報告がなされたわけですが、西紋地区1市3町1村の健康と、そして安心して暮らせるためということで、道立病院が今後、広域連合病院として地域の医療体制を担うわけですが、首長さん、大変ご苦労なされているんですが、ある程度の時間が経ったにも関わらず、なかなかトンネルの穴を抜けれないような状況にあります。一生懸命努力をしていることについては、我々行政を預かる一人としても理解できないわけじゃないんですが、過日の報告の内容から聞くとですね、なかなか結論見出せないような状況にあるのではないかという思いもするわけですが、何かというとですね、1市3町1村、約人口が4万足らずの中で町長からご報告あった病院規模では無理があるんではないか。ということは、以前、道立病院が町立病院に移行した要因等の経過を踏まえても、紋別、この地域だけが別扱いすることはできないという状況も聞いておりますんで、それらを踏まえて今後どのような状況になるのか、なかなか町長一人の結論では出せるものではないと思うんですが、やはり地域に住む町民は一日も早く2次医療の核となる病院がきちっと確立されることを私は望んでいるものであると思うし、また各自治体も、この核となる2次医療があることによって地域にある、国民健康保険病院のあり方もある程度考慮されるんじゃないかという思いもするもんですから、お尋ねしたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
北海道が過去に道立病院から町立病院に移管した事例もございます。その道立病院から町立病院に移管した病院はですね、実は2次救急分が含まれてないんですよね。紋別の道立病院に関しては、いま西紋広域連合立病院として要求していることは2次救急部門を含めた中核病院という位置付けでございますから、当然、以前の移管とまた内容も、それから条件も異なってくるということでございます。
質問 11番 花田一夫
首長さんはやはり地域住民のことを思って、2次の救急までという思いがあろうとかと思うんですが、なぜ私がこの話をするかというと2次救急までをですね含めて、これらの問題を解決しようとなると、まだまだハードルが高いんじゃなかろうかという思いをします。今、町長のおっしゃる2次救急医療がない、道立から町立に移管したのは、松前病院だと私は推測してるんですが、寿都もそうですか。松前の町立病院も実は救急病院がなくても、松前から函館まで約2時間掛かるんですが、この度もちょっと私不幸がありまして松前に行った時にこれらの問題も聞いてきたんですが、なぜしなかったというと、やっぱり2次救急医療まですると、松前、福島、近くでいうと上ノ国まで行ったとしても、そのまでの医療診療科目をすると、どうしても地元負担が増える、なおかつ医師の確保に大変苦労するということで、若干、町民の皆さんには不便を講ずるんですがより高度な函館の方に持っていくことが得策じゃないかという思いで、断腸の思いで、2次救急医療を断念したという経緯も聞きました。それで私いまお話ししたのにはですね、今現実にある紋別の道立病院は2次の救急、あるいは2次の医療にまず要をなしていない、完全な要をなしていない状況の中で殆ど遠軽、あるいは名寄に搬送している実態なんかからした場合に、私はそういう病院であるがことはよく理解するし、そうしてほしいというのもあるかも知れませんけど、実際に約四万足らずのこの地域の住民が望んでる最低限のことで早くこの広域病院を確立してやるのも、やっぱり住民サービスの一つでないかという思いがするわけです。ちなみにですね、町長ね、この間の報告の中で医師数がこの広域病院では21名、道は14人ですよ。それから病床数が160床が道は120床、それから診療科目の18床が道が11床、それから赤字補填が西紋は8年以上ということについて道は8年という、お互いに主張してなかなか結論が出ない。現実に先ほど言いましたように、西紋のこの広域病院で病床数は別としても、診療科目が11、18か、私は必要としないのではないかという思いがするわけです。なぜかというとですね、今現実に名寄の市立病院、あるいは遠軽の厚生病院、それから旭川の厚生病院、旭川の厚生病院ですら診療科目が19科なんです。ですから病床についてはやはり2次医療含めた時に160床ぐらいのものが必要かと思うんですが、診療科目をやっぱり多くすると、それだけやっぱり医者の確保が必要になってきますし、それでなくても医師の確保が難しい中ではそれらも含めてですね、再度やっぱり検討する必要があるのでなかろうかという思いがします。あまりこれらについてお話しするのもどうかなと思ったんですが、実は私の息子が千葉県の茂原にですね、我々が要求してる広域連合病院が茂原に1市3町1村で運営されている、そこにうちの息子が2次の救急医療でいるんですが、忙しい科はとてつもなく忙しい。ただ14科ある中で、やっぱり地域にそれなりの専門の病院があるものですから、公立病院になるとなかなか診療に来ても、診療するのは5分10分で待つのが1時間という状況で、よっぽどの時じゃないと、この公立病院がなされない。ですから科目はいっぱいあるんですが、患者さんが少ないためにこの病院も、それ相当の赤字だそうでございます。金額等はちょっと差し控えますが、そうするとどうしても忙しいとこは先生方は、とってもこんなに忙しくてということで辞めていく、そうすると代わりくる先生がいないということで、忙しい診療科だけはやみくもになく忙しいが、患者さんの少ない診療科は閑古鳥が鳴いているような状況だということで、うちの息子の言う話にはそれであってもやはり広域で建てた病院ですから診療科を減らすこともできないのかなという思いもしてるんですが、年々やっぱり赤字が増大してくという話を聞いた時に、今この紋別、それから遠軽、名寄、旭川を含めた時にもう一度これらの規模については検討する必要があるのじゃないかなという思いもするもんですから、先ほど話したように首長さんばかりじゃなくて、やっぱり地域でこの広域病院を利用する地域住民の意向も聞きながらですね、私は再度検討する必要があるんでなかろうと思うんですが、如何なものでしょうか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
センター病院としての使命というのが当然ございましてね、我々は2次救急体制が整わないと、西紋で広域連合立を組む必要はどこにもないんですよね。ある意味で言えば紋別市立病院として位置付けるんであれば、我々がそこに参画する必要性はどこにもないということで要するに私どもの町に住んでいる方々も2次救急に対応できうるセンター病院的な病院を求めている。そこで18科が必要なのか11科でいいのかと、道が示す11科でいいのかという科の設置の話ですけども、実はですね、紋別にはご承知の通り私立病院がございます。過去の協議の中でもそれぞれの病院の経営者、また院長先生とも話し合いをした結果ですね、近い将来病院を廃業したいという気運が多くありまして、従って紋別市としてはそれらの病院を求めてる市民にも対応せざるを得ないということで、北海道が示す11科であると、まだまだセンター病院として充実が出来てないということから、18科を示したんですけども、ただこれもですね、必ずしもどうしても18科必要かどうかというのは、これから紋別市民とも協議をすることになるわけでございますけども、ただ私どもも踏み込めないのは紋別市に市議会に特別委員会設置をしておりまして、その中で詳細にわたって議論を重ねておりますので、そういうことを尊重しなければならないというのも私達にあります。従って市長の最終的な判断ですけども、歩み寄ることは、譲歩することは出来ますという考えを持っておりますので、今、西紋側が示しております、その数字については若干そこから縮小される可能性もあるということも理解をして頂きたいというように思います。
質問 11番 花田一夫
町長おっしゃることは私も十分理解できますが、ただご承知のように滝上も興部も雄武も町立病院持っていまして、この町立病院自体でも一般会計から高額な繰り入れをしなければならない。なおかつこの2次救急を含めた、2次医療を含めたこの広域病院が全てが網羅出来ているんであれば私はそれなりの対応も出来るとおもうんですが、このままの18科を持って、例えばスタートした場合、無理してでもですよ、恐らく途中で先生がいなくて、今の道立病院と同じような形態になるのではないかという、私危惧するんですよ。そうすると国保病院で相当なやっぱり負担をしなければならない。なおかつ広域病院でそれらの分担をしなければならないということになると、最終的には地域に住む町民の皆さん方が大変な思いをしなければならない。お金を出してもきちっと確立された病院であれば町民の皆さんも我々も十分理解できるんですけど、道も今の状況で私なかなか無理があるのではなかろうかと。現実ある今の道立病院の医師さえ確保できない中でどうして広域になったら出来るのかなという思いがするわけです。そういう思いもする中でですね、やはり本当にどこまで地域の皆さんにやっぱり必要とする病院かっていうものを再度やっぱり検討していく必要があるのかなという思いもしますし、出来ればですよ、我々の私の個人的な考えすると、紋別が市立病院を建ててですね、我々が2次救急の2次医療する分のその分に対しての赤字補填をしてお世話になる方が一番良いのかなという思いもするんですけど、それはこちら側の考えだけであって、やはり今まで進めてきたこの広域病院からぼってくと無理な話ですけど、うちにも早くですね、現実に則った、やっぱり2次救急、2次医療の病院をですね、早く確立して頂きたいという思いもします。この病院だけに各首長さん、掛かっていられないというのは分かりますけど、やはり福祉なくしてやっぱり町の存続は私はないと思いますんで、それらについて出来るだけ早く結論を出して、そして場合によってはですね、議員みんなでやっぱり道に押し掛けて地域の住民がこれだけ困ってるんだということのアピールもやっぱり必要じゃないかと思うんですよ。首長さん、議長さんだけじゃなくて、やっぱり地域の産業団体の代表者も含めて、実情を訴えるということも私は必要じゃないかという思いもします。私は多少診療科目が減ってもですね、医師の確保だけを絶対これ確立してほしいと、赤字の補填よりも私は医師の確立をね、絶対条件にするべきだと思うんですから、町長いかがですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
北海道に対してどのような要望が求められてるかということでございますけども、過去には相当の北海道の方には要望を重ねてきまして、全町的にですね、西紋全町的に町民の要望書というものを策定して、これも知事宛に送付をしておりますし、私も西紋の構成員の一人として3度ほどお会いをして実情を訴えてきております。そこでですね、今ご質問のあった内容ですけど、紋別市議会は特別委員会設置しておりまして、特別委員会の意見としてですね、中途半端な病院になるようなら、広域連合でやる意味がないという意見が出されております。これに対して宮川市長はね、その通りだと、市として2次医療体制を守るために移管を行うのであってそのためには18科を堅持し、21人の医師は最低限必要だと思う。そこは譲れない点だと強い決意を示しています。それはやはりね、西紋の住んでる住民に対しての思いの表れだというふうに受け止めております。このことが例えば成し遂げられるかどうかというのは今後の展開ですけども、実は今月の3月末までに北海道と引き続き交渉をして結論を出したいという不退転の決意を示しておりますので、近々具体的な数字が示されるものだというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 11番 花田一夫
紋別の宮川市長の思いは分かるんですけど、実際にそれがやっぱり地域住民のためになるのかというと、私は紋別の方は今、町長のおっしゃったようにですね、個人病院が減ってった場合に、それに代わるものということも必要になってくると思うんですが、私はやっぱり滝上、興部、雄武、西興部については、現実は違うんじゃないかなという思いします。特に西興部の場合は紋別へ行くよりも名寄に行った方が近いし、それなりの医療体制になってるという思いがするものですから。町長もこの病院に携わって大変ご苦労なされていることは十分ご承知ですが、できるだけ早く一つこれらの目的達成に一つご尽力をいただきたいと思います。