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雄武町議会 平成20年3月議会 2008年3月12日

後期高齢者医療制度の保険料軽減について

2008年3月12日、雄武町議会の一般質問で、村田博子議員が「後期高齢者医療制度の保険料軽減について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。

質問者
村田博子 議員
答弁者
町長 田原賢一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 7番 村田博子

7番、村田です。質問通告に従い質問させて頂きます。まず、1点目です。後期高齢者医療制度の保険料の軽減についてです。この制度4月からスタートします。まず1点目です。労働省の審議会は75歳以上のお年寄りは1つ治療の長期化、複数疾患への罹患が見られる。2つ目、多くの高齢者に認知症の問題が見られる。3つ目、いずれ避けることのできない死を迎えると特徴付けています。そしてこれに相応しい医療を提供するとしたのです。雄武には758人の75歳以上のお年寄りがいます。町長はこの特徴付けをどのように受け止められたでしょうか。まず一点目伺います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

後期高齢者医療のご質問でございますけども、どういうふうに受け止めるかというお話で、大変答弁難しいんですね、まだ制度始まってないんですよ。4月1日からということで。非常にこの新制度については大きな不安を持っております。

質問 7番 村田博子

私は制度始まる前から色んなことが言われてまして、去年、一昨年にこの制度をやるべく医療法が改正されています。それで私はこのように後期高齢者を3番目等はいずれ避けることのできない死を迎えるなんていうことは、本当にお年寄りに、お年寄りの特長として言うべきことではないというふうに私は思います。そこのところ私は町長に本当に後期高齢者、何でこういうふうに別立てですることができるのだという思いの中で受け止めて頂きたかったんですけども、まだ始まってないし、難しい、ただ不安があるということではね、今色んな諸々の不安ということじゃこの部分もひとつ入るだろうというふうに受け止めさせて頂きたいと思います。もうどうせ長くない命だろうから、手間もお金も掛けないという狙いが見えています。厚生労働省はこの制度導入で、お年寄りの医療費を2015年には2兆円減らす。2025年には5兆円削減できるという資産を示しています。こんな非人間的な制度があるでしょうか。2点目です。後期高齢者の保険料は年金から天引きです。この年金からの天引きについて町長はどうお考えでしょうか。低い年金からでも半分までは必ず取り立てるというものだと思うのですが、如何でしょうか。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

年金からの徴収ということについても仕組みとしては理解をしますけども、本来は小額年金者をですね、この年金者においても所得のばらつきがあるわけでございまして、最低の年金で生活をしている高齢者にとってこの年金支給額の中から天引きされるということについては非常に生活に不安を要するだろうというふうに思っておりますし、このことにおいて恐らく払えないとか滞納という事態が発生するんだろうというふうに思いますから、ただこの場合に全て資格証明書というものを発行しないとかいうペナルティーだとかを即実行するということは如何なものかなというふうにも考えておりますし、その辺の実態についてはまだ計り知れない分野でございますので、今後発生するだろうという予測の中で答弁をしておるわけでございますけども、そういう意味合いで冒頭申し上げましたけども、大きな不安を抱えておるというのが現時点での判断でございます。

質問 7番 村田博子

私の3点目の質問の方へまでちょっと答弁が入ってしまったんで、答弁頂いちゃったんですけども、3点目は本当に少ない年金から介護保険を引かれ、そしてこの医療の保険料を引かれるということは、本当にお年寄りにとってはもう不安通り越して、どうやって生きていくんだというね、そういう切実な思いを沢山の方が持っていられます。3点目ですけども、保険料の支払いには年金天引きの特別徴収と自分で納付する普通徴収がありますが、この制度の中では無年金の方、月1万5千円以下の年金の方、介護保険料とこの医療の保険料を払うと年金が半分以下となってしまう人、この人達には、もう1点、今まで家族の扶養になっていた人、この方達が普通徴収となります。国は年金から引けないので、1万5千円の中から引けませんよね。無年金の方からどうやって引くんですかっていうこともあります。そこで国は年金から引けないので自分で払いなさいっていう、それだけのことなんですね。しかも、1年滞納すると保険証は取り上げられて、病院に係る時は10割の負担となります。この間国会でも厚生労働大臣が10割払っても後から戻ってくるんですよって言うんですね。10割の医療費を払えるものなら保険料の滞納はないんでないでしょうか。そしてお年寄りの方達、このお年寄りの方達はあの戦争をくぐり抜け子育てしながらこの町をつくり支えてきています。支えてきてくれています。この町で病院にも行くことができないお年寄りが1人でも出ることは絶対あってはならないことだと思います。また65歳から74歳の障害者の方、4月から自動的に後期高齢者医療に入れられます。そして市町村の窓口で手続きすれば脱退もできますよとなってます。ところが後期高齢者を脱退すると、65歳から69歳の障害者は3割負担となります。障害者の方達、1割負担が導入されてどれだけ切ない思いで病院に行くのも我慢してきたことでしょう。こういう制度、まだスターとしていないからじゃなくて、スタートの前からもう分かってきていることなので、私は本当に手を打っていくべきだというふうに思います。4点目です。私は後期高齢者等、差別して国保から切り離す必要はなかったのだと思います。このための仕事の量は職員の方達大変なものだと思います。お年寄りへの思いを持ちながらも仕事として進めて行かなければなりません。雄武のお年寄りを守る決断は自治体の長である町長ではないでしょうか。国のお年寄りいじめの悪政の防波堤となって頂きたい。保険証の取り上げなど起こらないために今できることは75歳以上のお年寄り、雄武では758人の方達がいらっしゃいます。保険料の軽減のための助成をすることではないでしょうか。お考えをお聞かせ下さい。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

未納者、滞納者に対してペナルティーを課すということについては、例えば雄武町の状況から想定されるのは、その保険証明証を持ってない方が病院に係る時にですね、10割負担になりますね。病人ですから病院は診療受けてはいけませんと言えないので、病気を治すための処置をしますけども、おっしゃる通り10割負担ということになるとなかなか病院料も払えない、こういう事態も出てくるわけですよね。非常に地方自治体についてもあらゆるところで歪みだとか混乱が生じてくる、そういうことが推測されるんです。現時点で。今、国の方では新制度が75歳以上の全員が加入して現在子供などの扶養家族になった保険料を免除されてる人も保険料を払う。保険料は原則年金から先ほども質問ありましたように原則年金から天引き、政府は被扶養者については3年間は保険料を免除する、今打ち出してる。その後、2015年まで段階的に引き上げる激変緩和処置を取るということなんですけども、果たしてこのことで全てが制度そのものが円滑に運営されるということについても私自身も不安であります。この対象者に対して町がどういう手当が出来るのかということになるんですけども、先ほどの答弁に繰り返しますけども、まだ制度がスタートしておりませんで、町の実態がなかなか把握できません。従ってもし4月1日からこの制度がスタートしたとするならば、その後ある一定の期間を経過した中で色んな課題が出てくるだろうというふうに思いますから、それを課題を検証した上でどういう手当が出来るのか、どういう処置が出来るのかということを協議をして進めたいというふうに思っております。

質問 7番 村田博子

私は制度がスタートして一定期間でそういう方が出てきた時に手だてじゃ遅いというふうに思ってます。それでこの制度いま町長凍結の問題言われました。医療費の。あの凍結はいずれ溶けるんですね。2年後は満度に払っていかなければならない。だから何の不安解消にもなっていない。それで私はそういう人が四月からもう既に4月1日からは新しい保険証を持って病院に行くわけですね。ですから安心して私はいつも思うんですけども、何か起こった時でなくて、行政は本当に大変な人がどんな思いでいるか、何をしたらいいのかっていうことは、国の制度とか色んな制度を作る前に、その前に思いを馳せて手だてを取っていくのが私は行政だと思っています。ですから、お年寄りの安心、そのためには私は保険料が大変だ、介護保険とこの医療保険で一万超えてしまう、そう思って不安に思って、あれも削ろう、これも削ろう、食べるものも削ろうと思っているお年寄り達に保険料の提言のための町が助成をすること、そのことがどれほど多くのお年寄りに安心を与えるか、私はそのことを今求めたんです。進んで経過を見てからではなく、もうはっきりしていることなんです。無年金の方が、それから本当に少ない年金の方が不安を持ちながら年金から天引きされて、もうこれしかないという中で不安な生活を送らないために、また少ない年金の方達が保険料を払えないで資格証が出るのではないかと不安に思う、そういうことは避けたい。だから保険料の軽減のために町は助成をするべきではないでしょうかということを私は求めたんです。それで一例を挙げれば、千葉県の浦安市では後期高齢者支援臨時給付金事業として保険料に助成を1万円することが決定されています。まだスタートはしてません。そういうことで、やはり町長の行政報告の中でお年寄りが安心して住み続けられる、そのために私はこの後期高齢者、新しく出来た、不当に出来たと言っても過言ではないと思います。出来たこの制度で泣くお年寄りがないように助成を、助成の制度を事業をして頂きたいということです。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

是非ご理解頂きたいのは先進的に取り組んだところは別にして、私は支援はしないと言ってることではないんですよ。制度が始まって実態認識をきちっとやって感度の良い対策をしたいというふうに思ってるんですよ。ですからそうでなくて最初からそれありきでやってしまうと、これは税をもって処すわけでございますから、必ずそこに不公平や不平等というものが出てくるんですよ。だから私はやはり制度が始まって、そこに何が歪んでどうなってるのかを検証しながら、町民に不公平や不利益や不平等にならない、そういう形で支援をすることは出来るというふうに思っておりますので、是非今の段階から、その制度を作って下さいということに関しては、今取り組むことは非常に難しいというふうに判断をしております。

質問 7番 村田博子

私いま色々事例を出しながら質問したんですけども、この中で町長いま実態認識をしてからって言われました、スタートして。実態認識って何でしょう。もうこの制度ができて、こういう条例ができたりしていく中で、そういう人が出るということも実態ではないんですかと思います。それで何回言っても同じことになってしまいますのでね、本当にお年寄りが安心できる手だてを先へ先へやるのが行政の仕事だと私は思います。そういうことでスタートして、もう目に見えてますし、一つだけ保険証、今その助成の関係は、助成制度の関係は今後是非検討していって頂きたい。それから保険資格者証、保険証取り上げですね。資格者証町では色んな手を尽くしながら出さないと言うこと言明して頂きたいと思います。如何でしょうか。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

新しい制度っていうのは、全て100%でないですよね。あらゆる制度がそうなんですけども必ず新制度は光の部分と影の部分があって影の部分をみんなでどういうふうに補っていくかというのが地方自治体の役割なんですよ。国が作る制度について全て100%ではないというふうに私自身も思ってます。従ってその制度がスタートしない中で影の部分がどの部分かってのが明確にならないわけですから、ですから是非その辺はご理解を頂きたいと思いますし、資格者、資格証明書を交付しないで下さいと。交付しない場合には先ほどもちょっと事例出しましたけども、うちの病院に、国保病院に係る時に10割負担しなければなりませんよね。ですからそれは逆に非常に大変な事態招きますよね。恐らく医療機関の方でも窓口で混乱する話ですから、ですから先程も申し上げましたけども、制度は制度として、きちっとそれを励行していって、そしてその中で影の部分を補っていくかということをやらないとだめだというふうに認識をしておりますんで。

質問 7番 村田博子

資格者証を発行しなければ病院で10割じゃないんですよね。保険料が払えなかったら保険証は使えませんよと、3割給付はしませんよ、1割給付はしませんよ、資格者証はあげますから、その資格者証で10割を病院に行って払いなさいというのが内容ですよね。ですからそういう人が出ないための手だてを、今、資格者証発行しませんてね、町長言明して下さいって言ったけど、そうじゃなくて、そういう人が出ないような支援なり手だてを、そのような人が出ないための手だてや方法を講じて頂けるというふうにして頂くことを求めたいと思うんですよね。それはその資格者証を発行しませんって言明しなくてもいいです。そういう方法を取って下さい。

質問 7番 村田博子

はい、今のお話で何とか手だてを取って納付の方法なども考えながら出さないようにして頂けるというふうに押さえさせて頂いてよろしいですね。本当にこの制度は大変な制度で、今後本当にきちっと検証していかなきゃならない、そして何故こんな75歳ものお年寄りにこういうことが出てきたのかというと、老人保健法が廃止になって、高齢者医療確保方法というのが出来ました。その中で75歳以上のこの後期高齢者の問題が出てきて、保険証の取り上げも出てきました。老人保健法の中では被爆者や難病の方達と同じように75歳以上の方から保険証は取り上げてはいけないという法律の中味だったんですね。だから本当にお年寄りにとっては厳しい制度ということもお互いに認識しながら今後お年寄りが安心できるために努力していきたいというふうに思います。

出典:雄武町議会 平成20年3月議会 2008年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる