雄武町議会 平成19年3月議会 2007年3月12日
町立雄武国民健康保険病院に関する改善計画報告(即仁会)書について
2007年3月12日、雄武町議会の一般質問で、工藤光治議員が「町立雄武国民健康保険病院に関する改善計画報告(即仁会)書について」質問し、町長 田原賢一、病院事務長 高見雄二が答弁しました。
- 質問者
- 工藤光治 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一、病院事務長 高見雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 工藤光治
病院経営についてですが、平成15年に病院を立ち上げて4年経って、正直失敗しましたね。言いたくないけれども、これはしょうがない。昨年の9月と今年の2月に即仁会から報告があったと。この報告があったと。この報告見て私思うんですけどね、実際に経営に着手したわけでないから、これで仕方ないのかなというふうには思うんですけども、平成16年の2月にですね、日の出岬の温泉ホテルで4、50人集めて、町長知ってるでしょ。即仁会の代表が黒字にして見せると言ったの。私そういうふうに聞いてるんだけどね。そういうふうに考えるとね、随分大きなお金を掛けてこれだけで終わってしまうというのはね、私はちょっと違うんでないかと思うんですよ。町長はどう考えてますかね。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
公立の病院に関してはね、一方では効率性を求める。一方では公益性、要するに地域の医療として必要とする、そういう範囲もあるわけで、それはもう十二分に分かっての質問だというふうに思いますけども。この即仁会の医業経営研究所の最終的な結論でございますけども、確かに今、工藤さんの言われたように、こんな結果ではもしかしたら無駄な投資をしたんでないかという、そういうご批判も敢えて受けます。ないことはないと思います。しかし、この医業研究所はですね、当初経営が健全化されるという認識したのは恐らく医療制度がそのままの状況の時だと思うんですよね。それが全てではないんですけども、それが大きな要因だと思いますよね、医療制度が大きく変わったということが。これが結果としてね、結果として数字的に悪い報告になってしまったということだというふうに思っております。それで町長の見解ですけども、この範囲、これ以上はなかなか望めないのかというふうに認識しております。それで次の展開もここに示唆をされておりますけども、これも踏まえてですね、やっぱり早い時期に課題の解決に取り組むのが私の仕事だというふうに思っておりますから、そういうふうに取り進んでいきたいと思います。
質問 11番 工藤光治
言ったら悪いけども、この程度の報告だったらね、病院の関係者で作れるんでないかと思う。平成15年から4年間やってるわけですから、3年だ。今時期こんな報告書出してね、高い金払っても私は参考にはなったかもしらんけども、そして今の今までこの報告を見てですね、何で今こんな報告をもらわなきゃなんないのかと、非常に残念な面もあるんですよ。町長にそこでお伺いしたいんですが、この指摘された事項ね、全部解決しないと新年度からまた困りますよね。それはどのように考えてますか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
ここに課題が途中殆ど出ておりますけども、この件に関しては今までの病院の内部で、病院の内部で会議を毎月、内容はそっちで、相当積み重ねておりまして、それで内部的にはやっぱり職員の意識改革、町民の皆さんから言わせるとまだまだ意識の改革もなってないというふうにご指摘を受けますけども、この即仁会がここに携わるようになってからはですね、私は相当職員の意識の改革もなされただろうというふうに認識をしております。回数についてはちょっと担当の方でご報告申し上げます。
答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)
病院の中ではですね、色々経営研究所からアドバイスを頂いて進めてまいりました。内容につきましては今、町長もおっしゃったようにですね、例えば職員の対応ですとか、それから病床稼働率の関係ですとか、色々アドバイスを頂いておりました。それをですね、だいたい月1回の経営会議というのを開催しております。その中でまず今月のですね、今月と言いますか、1ヵ月のその実績を数値でみんなで検討し合うことをはじめとしまして、当然職員間の例えばこのような投書箱をおいてありますけども、職員に対するこのような意見がありましたというようなこともあれば、全てその会議の中でですね、これは院内の管理職、主任クラス以上のものが集まってやっております。
質問 11番 工藤光治
それじゃ看護師は入らないんですか。入ってる。実はね、この即仁会の指摘してるのはね、正直町長、今頃こんな指摘を受けるのはね、言いたくないけど困ったもんだと思うんですよ。これ全部読みますからね。1番目、外来患者の減少、これ書いてるやつ全部読みますから。それから病床の有効利用活用が図られていない、それから人件費の占める割合が高い、これはさっき言ったよね。これは仕方ないから。それから薬剤使用率の効率が低い、それから放射線部の部門が十分に機能されていない、これは町長あとでお答え下さい。今頃こんなこと言われるんならね、ちょっと本当困るんです、これ。これ見てビックリしてしまった。それから患者に対するサービス精神が欠けてる。町民は病院の診察に対する期待感をなくしてるんですね。これなら病院でなくなっちゃうんですよね。これ書いてある。見たと思うけども。それから派遣職員、これは問題別だからいいですね。検査放射線の有効対策、薬品の使用点検、職員の意識改革とあるんですよ。この中で1番問題になるのは、毎回言われてるけども意識改革ですね。2年前だったと思うけど、事務長にこの意識改革について話をしたことある。事務長も困ってるんですよね。正直に言った方がいいですよ。なかなかこれ難しいと。私思うんだけども、この意識改革は町長ね、誰がやればいいんですかね。院長がやるのか、町長がやるのか、それとも事務長なのか。どっちにしても意識改革やらなかったら今後また問題起きてくると思うので、その点お答え下さい。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
医師に関しては大変難しさあるんでね、事務長の範囲の中ではなかなか難しさがあると。これ医師に関しては私の全部責任ですよね。それで今回、医業研究所で結論として活字に出しておりますけども、今、工藤さんが申し述べられたのは、今までの過程の中で殆どやってます。現場で。それで私その中で1つ大きく変わったのはですね、医師がやはり意識変わりました。医師の意識が。院長は最初から志し持って来てたんですけども。私はね最近、内科医は相当意識変わりました。当初はですね、やはり大変難しさがあったんですけども、例えば時間外勤務だとか当直要請してもですね、なかなか応じてもらえなかったんですけども、この医師の、内科医の医師の改革が大きく、意識が大きく変わってきたことに関しては私はね、今非常に期待をしてるんですよね。それは結果としてどうなったかというと、結果として内科の患者さんは増えておりますし、地域の住民が内科の先生は非常に優しくなって良くなったという評価が非常に高くなってきたんですよ。この裏付けは現場の事務長の方がまだよく分かってるんだと思いますけども。そういうことで若干ね、若干、明るい兆しもあるということをご認識頂きたいと思います。
答弁 病院事務長 高見雄二(病院事務長は2011年6月まで)
確かに今町長がおっしゃった通り、やはり病院の要は当然医師であります。その医師がですね、やはり大きく意識の変化があるなということは、現場と言いますか、すぐ側にいる私も感じております。以前ですと、例えば今年あたりなんかはいい例だと思うんですけども、今年の年末年始は10連休ありました。年末年始は。その10連休の中で私ども病院としましてはあまりにも長すぎるということで、途中で1回、本来ですとお休みの日です。この日に病院を1月の5日ですけども開院致しました。以前ですと恐らく前の内科の医師であれば、それは断られたのかなというふうに思うんですが、今回こういうふうに先生したいんですと言った時には、すぐハイと、協力しますというような返事を頂いて、5日は外科も内科もですね、普通通りの営業で臨むことが出来たという部分では大変大きな変化かと思っております。
質問 11番 工藤光治
あらあら質問して終盤になってきたんですけど、町長ね、やっぱり言いづらいことでも議会だから言わなきゃなんないですね。私は友達もそうなんだけども、和して通せずと、いくら仲良くてもだめなものはだめだという信念でずっと来てる。だから友達もなくしてることもありますけどね。だからそういう意味で町長申し上げるんですがね、この病院の失敗は何だと思ってますか。お答え下さい。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
これは当初から言っておりますけども、医者と地域住民との信頼関係、ここに尽きます。
質問 11番 工藤光治
私はね、それ以外にもあるんですよ。というのはね、百年の計を見てもらったというふうに思ってます。昭和43年にオープンした前の病院、この時の人口が1万500人なんですよ。今、その半分になっちゃった。だから病院の規模も何もかにも半分で良いんですよ。ざっくばらんに言うと。そんなものじゃないかな。田原町長の医療に対する熱意もあってね、こういうふうにしたんだなというふうに理解はしてるけども、私は大きすぎたんでないかなと。最近はまた今日午前中にも町長が答弁されように良い兆しもあるかもしらんから、これはちょっとしたら上手くいくかなという希望を持てるようになったんですよ。だけどここで一踏ん張りしないと、正直、私より町長が一番よく知ってるんだけども、財政負担がこれ以上増えたらだめですよね。もうあんまり時間がないけど。これから一般会計から繰り出す予算というのはどれぐらいで収めるつもりですか。そのことについてお答え下さい。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
当初から私は病院の運営費に関しては一般財源からの最高額は2億円というふうに定めておりまして、その範囲であれば町民も地域の医療の確立のためにこのぐらいはやむを得ないという判断もしてくれるんだろうというふうに思っておりますから、その範囲の中は超えておりませんけどね。これからも超えないつもりでおりますけども。ただ、さっき器の話されましたけども、確かに結果的にその器がね、大きすぎたきらいもあるんで、今考えてみればこれは当初から診療所にして方がこんな負担がなかったぞと言われれば、はいその通りですと言わざるを得ないんですけども、ただ第4期総合計画の中で、平成10年から第4期総合計画が始まったんですけども、今回と同じように町民の皆さん方にどういう町づくりを望むかということのアンケート調査から始まりましたけども、アンケートの中で80%近くが病院の建設だったんですよ。その時も工藤さん認識してるんだと思いますけども、だから大きいもの作ればいいという話でないんですけども、その当初から見ると、やっぱりホテルでもどこでもないわけですよね。病院の建設が一番望んでた。8割の町民が望んでるわけですからね。この町民の声を無にするわけにはいかない。この件に関しては議会もその通り同じ思いだったというふうに思うんですよ。確かに今思えばですね、器の批判がありますけども、でもその負の遺産を、工藤さんはいつも負の遺産と言いますけども、負の遺産を正の遺産にすることも可能なんですよ。そういう意味ではこれからその部分を正の遺産にするように、これが私の仕事だというふうにも思っております。
質問 11番 工藤光治
町民の病院に対する意識についてもね、私は見て知ってます。町長も医療に触れる熱意というのはね、あの頃やっぱり相当強かったと思うんですよ。このままで推移したらちょっと大変な時代だったんだけども、ちょっと風向きが変わってきたから、あるいは良くなるんじゃないかというふうに期待も持っています。それとですね、これで質問終わりますけれども、病院の繰り出しはとにかく最小限に抑えて、花田議員がいつも言うように歳入に使う金ないって怒るけどね、それは本当の話だから、そういうことで努力して頂くようお願いして終わります。