雄武町議会 平成18年9月議会 2006年9月12日
不況対策について
2006年9月12日、雄武町議会の一般質問で、工藤光治議員が「不況対策について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。
- 質問者
- 工藤光治 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 11番 工藤光治
11番、工藤です。一般質問を行います。その前にですね、雄武町の目下の大きな問題というのは、誰もが知ってるように病院問題と次に来る温泉ホテルの問題、これちょっと頭の痛い問題だなというふうに町長も思ってるだろうし、我々も思ってます。それからですね、私はそれ以外にも大きな問題というのがなかなか表面化して出てこない、それはどういうことかと言うと、ずっと言い続けてきた産業、経済の問題、それから過疎防止の問題等々、これは大きな問題だから見えるはずなんだけれども、なかなかそういうところには論議が及ばない、目下の問題ばっかりが提起されてるように思うんです。まず町長この問題についてですね、日頃起きてる問題の中で色々あるわけですけれども、これは産業経済、過疎防止という問題については、どの程度の重きを置いて考えておられるか、まずその点をお答え下さい。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
行政は一方的に順位を付けるということが妥当だというふうに思っておりませんけども、やはりこれからの地方自治というのはやっぱり生産力、これが伴わないと町の持続はないわけでございまして、そういう意味からすると第一義的に産業振興だというふうには認識をしております。
質問 11番 工藤光治
この部分についてはもう何回もいわゆる口角泡を飛ばしてやったから、お互いに分かったんではないかというふうに思うんです。実は6月の定例会で不況について質問致しました。私は資料がちょっと不足したものですから途中で質問を中断したんですが、この6月の議会ではですね、昭和の大恐慌という80年前の不景気について申し上げた。あめ玉一個、4、5人の子供達が割って食べるということでございました。それからその頃はですね、直接関係はないんですけれども、米や味噌や醤油なんか借りて歩いて、それでも幸せを感じて生きてた時代があったんですよ。今はなぜか物が余って大変に幸せそうに見えるけれども、この前も申し上げたように年間3万人を超す自殺者が出てくると。これは助けられない状況が生まれてしまったんだろうなと思うけども。そこで町長、私はですね、町民にこういう不幸なことを与えてはいかんと常々思ってるんです。昭和大恐慌の時はですね、国民の声が政治に届かなかった時代だから今言ってもしょうがない。しかし今は、国民の、町民の声が政治に反映される時ですから、だからこの不景気の対策というものですね、十分にやって頂きたいというふうに思ってるんです。実はですね、バブル経済が崩壊したのは平成3年ですから、それから12、3年経ってから景気が回復されたと言ってます。しかしこれ北海道や西紋地区には全く関係ないですね。これ6月にも言ったことですけれども、関東、関西の方でIT産業ですか、半導体ですとか、家電ですとか、車ですとか、今猛烈に勢いを伸ばして経済を引っ張っていってる。しかし、雄武町のみではないですが、北海道、この地方はですね、何としても景気、経済を引っ張っている企業というのはないんですよ。これも毎回申し上げてるんですけれども、ここのところを町長ね、苦労もされてると思うんですけども、どんなふうにしたいと考えてますか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
何度もこのことでは工藤議員と意見の交換をやってきましたけども、まず外から大きな企業を招聘するにしても、地元の魅力のある生産、これが基本だというふうに思っております。従って、いま歴史的にもご質問があったわけでございますけども、我が国も大きな改革の中で、物の豊かさが心の豊かさに通じるという錯覚の時も間違いなくあったんだというふうに思いますけども、近年は特に心の豊かさの方に重点を若干置いてるだろうというふうに私も認識をしております。ただ、このことが即、国民全てに届くには若干時間が時間が掛かるわけでございますから、そこで本物、何が大切かということに辿り着くんだというふうに思います。我々地方自治体で存続してる者達にとってはですね、やはり足元が要するに泉という認識は絶対するべきでないというふうに思っておりますから、それを基本にこれからも産業振興に力を入れながら住民の福祉向上にも努めたいというふうに考えております。
質問 11番 工藤光治
景気が回復されたと言われるようになってからですね、マスコミはこんなふうに伝えております。景気が回復したんだけれども、公共事業を行わずしてということが付いてるんですよ。これは非常に大きい意味を持ってますね。それはどういうことかと言うと平成3年にバブル経済が崩壊してから国も道も市町村も公共事業をやってれば景気が回復すると思ってたんですよ。そうでなかったということを言ってるんですよね。これは誰でも容易に判断付くんですが、公共事業はやったらやった時だけしか、利益が上がんない。しかも原料というのは予算ですから、1回1回予算を借りなかったらやっていけない。ここに市町村の苦しみがあったわけです。ただ、今考えてみるとですね、国も道も大きな借金を背負って景気の回復に努めなければならなかったけれども、そのおかげで我々は死なずに生きてきたんだと。生きてこられたんだというふうに思えるから、そのことについては仕方ないなというふうに思うんです。私は早くから気が付いていたんですけれどもですね、雄武町でも倒産があったり、それから自殺者が出たり、到底その頃はですね、議会でそんな発言も出来ないから我慢してきたんですけども、今、町長、このことをね、改めてはっきり認識して欲しいんですよ。そして、最近日本銀行札幌支店の支店長が代わりましたね。これ何言ってるかと言ったら、公共事業あてにするなと、新しい産業作れと言ってる。こんなの分かってるんですよ。だけど私が言いたいのは国の方でもね、新しい産業興せと言っても、さっぱり面倒見てくれませんよね、町長そう思うでしょう。非常に辛いとこなんだ。だから古い話になりますけども、池田町でワイン城を作った時に、あれ30億ぐらいかかってるんですかね。メニューを揃えるための、借りるとか何かなかったの。それをメニューを先に作らせて開発したということはあるんですよ。だから雄武町もですね、そういうことを考えると町長の努力次第では何とかなるんでないかなというふうに私は思うんですが、その点はどうですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
工藤さんの質問から推測すると町長の努力が足りないという、そういう激励に聞こえるんですけども、これは是非そういう意味では足りない部分があるんだというふうに思います。私一人の力ではなかなか出来ないわけでございますから、それらの専門家の人達に色んなこと補って頂いて、雄武町にも新しい産業の創出を是非、積極的にやっていきたいというふうに思っております。
質問 11番 工藤光治
それでですね、先程申し上げました網走管内の、これは展望除けばもっとひどいんですけども、この不景気はちょっと町長直らないと思う。景気を良くする産業というのはないんですよ。ちょっと調べて見たんですが、住民課長から資料貰って。農業所得ですね、平成元年に税金納めた人が117人、現在平成18年は61人です。それから納めた税金が1億6605万円、現在は6481万円。これは半分以上減ってるんですね。それから事業者と事業者と合わせたのが平成元年が300人、現在が189人、そして納めた税金は5832万8千円、今3458万万2千円とどんどん下がってるわけですね。これにバブル経済がぶつかったものだから町民たまったもんじゃない。私の所にも月に何回か何とか仕事をさせてくれないかって来るんですよ。可哀想だけど仕事がない。だから町長はこれね、本腰入れてね、失業対策という意味も含めてですね、やってほしいと思うんですよ。これはお願いしときます。次にですね、加藤議員も言ったんですけれども、町民は雄武町の財政、産業、経済、将来についてね、不安だと言う人が多いそうです。私も直接聞かれるんですよ。財政についてはそんなに心配いらいないよとはっきり言ってます。産業経済についてはですね、これは余談を許さないというよりも益々落ち込んでいくだろうと。だから町にばっかり頼っていないと、我々ももちろんそうですけども、町民もですね、やっぱり相当考えてやってもらって皆で良い町を作るというね、考えでやらなきゃ困るんでないかというふうに言ってはおります。そこでですね、一昨三年ですか、町長は自主自立検討委員会を作りましたね。あの答申は、正直侮ったわけじゃないけども、大変立派な答申です。それだけ立派な答申を出して頂いたんですが、いつどういうことで実現させるのか、事業化するのかということについて考えがあったらお聞かせ下さい。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
その後に雄武町の自立推進プランというのを作りまして議長にもお届けをしておりますけども、この中に全て今後の雄武町の歩むべき方向も全部定めておりますし、今一番大切なのは何かということも全部内容に記載をしております。いつからということでなくて、もう既にそのことで取り組んでおる状況でございます。間違いなくこの内容で取り組むことにおいて雄武町の将来、未来も安定するという、そういう自負を持っておりますし、そのことに繋げたいとも思っております。
質問 11番 工藤光治
それこそ町長、具体的にどんなふうになっているのか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
フローチャート式にはやっぱり地域力の維持、そして行財政の課題、それから地方分権等の対応、小規模自治体の問題とこの四つにフローチャートを分けておりまして、ちょっと重点を置いてるのは地域力の維持と展望、これは地域力維持の為の地域資源による基幹産業を強め、町全体として新たな産業創出に取り組むことが重要と。町づくりの基本は定住人口増加であるため、地域経済力や地域生産力を高めることが必要と。新産業開発のため、産、学、官の共同が必要と。住民の潜在労働力や知識、技能の有効な活用が必要。その他重要なことについては、ここに網羅されてるんですけども、今積極的に地域の地域力の向上を目指すという中では今の掲げたことを重点に取り組んでいきたいというふうに思っております。
質問 11番 工藤光治
それらの事業実施するにあたって予算を計上してやるわけですか。それでは何年度からやるんですか。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
間違いなく平成19年度、新年度予算からこの内容について反映をさせていくという思いでございます。
質問 11番 工藤光治
町長ね、嫌味で言うわけでないけども、プランは上手だと思ってるの正直。今までそこまで行ったことがないもんだから、プランばっかり立てて後やらないのかという気になっちゃうんですよ。今度はがっちりやって下さい、お願いします。